JP2022124296A - ホーム柵基礎構造及びホーム柵施工方法 - Google Patents

ホーム柵基礎構造及びホーム柵施工方法 Download PDF

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篤 石丸
Atsushi Ishimaru
彰吾 苅屋
Shogo Kariya
亮 古谷
Akira Furuya
延明 吉岡
Nobuaki Yoshioka
政弘 近藤
Masahiro Kondo
善史 冨山
Yoshifumi Tomiyama
知美 宮脇
Tomomi Miyawaki
隆典 青木葉
Takanori Aokiba
隆弘 清水
Takahiro Shimizu
知幸 倉田
Tomoyuki Kurata
英俊 杉本
Hidetoshi Sugimoto
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West Japan Railway Co
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West Japan Railway Co
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Abstract

【課題】施工性を向上させることが可能な、ホーム柵基礎構造及びホーム柵施工方法が要望されている。【解決手段】ホームHに設置されるホーム柵1を支持する基礎2を備えているホーム柵基礎構造であって、基礎2は、開口部2aを有するプレキャストコンクリート構造物によって構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ホーム柵基礎構造及びホーム柵施工方法に関する。
近年、鉄道駅のホームにおけるホーム柵の設置が各所で行われている。従来、ホーム柵基礎構造として、例えば、特許文献1に記載のホーム柵基礎構造が知られている。特許文献1には、ホーム(文献では「駅ホーム〔10〕」)に設置されるホーム柵(文献では「構造物〔18〕」)を支持する基礎(文献では「コンクリート基礎部〔15〕」)を備えているホーム柵基礎構造が開示されている。特許文献1に記載のホーム柵基礎構造では、現場でコンクリートが打設されて基礎が施工される。
特開2015-54572号公報
特許文献1に記載のホーム柵基礎構造では、現場でコンクリートを打設して基礎を施工するため、施工時間を要する。特に、既設のホームにホーム柵を設置する工事は、通常、列車が運行していない時間帯(終発から始発までの時間帯)に行う必要があるため、施工時間が一層制約される。
上記状況に鑑み、施工性を向上させることが可能な、ホーム柵基礎構造及びホーム柵施工方法が要望されている。
本発明の特徴は、ホームに設置されるホーム柵を支持する基礎を備えているホーム柵基礎構造であって、前記基礎は、開口部を有するプレキャストコンクリート構造物によって構成されていることにある。
本特徴構成によれば、プレキャストコンクリート構造物である基礎を設置することにより、基礎を容易に施工することができる。また、基礎が開口部によって軽量化されているため、基礎の設置作業を容易に行うことができる。すなわち、本特徴構成によれば、施工性を向上させることが可能なホーム柵基礎構造を実現することができる。
さらに、本発明において、前記開口部は、線路側に開口していると好適である。
本特徴構成によれば、例えば、開口部内に、各種の配線(例えば、ホーム柵用の配線)を配策する場合、線路側から開口部内にアクセスすることにより、配線のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
さらに、本発明において、前記基礎を支持する杭を備えていると好適である。
本特徴構成によれば、ホーム柵及び基礎を杭によってしっかりと支持することができる。
さらに、本発明において、前記杭は、前記基礎のうち線路とは反対側の部分を支持していると好適である。
本特徴構成によれば、例えば、杭が摩擦杭によって構成されている場合、ホーム柵に対して線路とは反対側から風荷重が作用しても、杭に作用する摩擦力によって当該風荷重に抵抗することができる。
さらに、本発明において、ホーム柵基礎構造を備えているホーム柵施工方法であって、前記基礎を設置する基礎設置工程と、前記基礎設置工程が行われた後、前記基礎上に前記ホーム柵を設置するホーム柵設置工程と、を備えていると好適である。
本特徴構成によれば、プレキャストコンクリート構造物である基礎を設置することにより、基礎を容易に施工することができる。また、基礎が開口部によって軽量化されているため、基礎の設置作業を容易に行うことができる。すなわち、本特徴構成によれば、施工性を向上させることが可能なホーム柵施工方法を実現することができる。
さらに、本発明において、前記杭を打設する杭打設工程を備えていると好適である。
本特徴構成によれば、ホーム柵及び基礎を杭によってしっかりと支持することができる。
さらに、本発明において、前記杭打設工程は、前記基礎設置工程と前記ホーム柵設置工程との間に行われると好適である。
本特徴構成によれば、杭を打設するべき位置を基礎との相対位置として把握することにより、杭を所望の位置に確実に打設することができる。
ホーム柵基礎構造を示す横断面図である。 ホーム柵基礎構造を示す正面図である。 ホーム柵施工方法を示すフロー図である。 ホーム柵施工方法における基礎設置工程を示す図である。 ホーム柵施工方法における杭打設工程を示す図である。 ホーム柵施工方法におけるホーム柵設置工程を示す図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。
〔ホーム柵基礎構造〕
図1及び図2には、ホーム柵基礎構造を示している。当該ホーム柵基礎構造は、鉄道駅のホームHに設置されるホーム柵1を支持する基礎2と、基礎2を支持する杭3と、を備えている。ホーム柵1は、可動式のホーム柵によって構成されている。基礎2の直下には、砕石5が敷設されていると共に均しコンクリート6が施工されている。
〔基礎〕
基礎2は、プレキャストコンクリート構造物によって構成されている。本実施形態では、基礎2は、無筋コンクリート製(具体的には、超高強度繊維補強コンクリート製)のプレキャストコンクリート構造物によって構成されている。
本実施形態では、一のホーム柵1に対して五つの基礎2が線路Lの縦断方向に連続する状態で設けられている。隣り合う基礎2同士は、連結プレート(図示省略)によって連結されている。すなわち、五つの基礎2によって一の基礎構造体が構築されている。言い換えると、当該一の基礎構造体は、複数(本実施形態では、五つ)の基礎2に分割されて構成されている。線路Lの縦断方向において、五つの基礎2の合計の長さは、ホーム柵1の長さよりも長い。線路Lの縦断方向において、ホーム柵1は、五つの基礎2の範囲内に配置されている。
基礎2は、開口部2aを有している。開口部2aは、線路L側に開口し、かつ、線路Lの縦断方向の両側に開口している。すなわち、基礎2は、線路Lの縦断方向視で略C字形状に形成されている(図1参照)。開口部2a内には、ホーム柵1用の配線(図示省略)が配策されていてもよい。五つの基礎2が線路Lの縦断方向に連続することにより、五つの開口部2aによって線路Lの縦断方向に連続する一の開口部2Aが形成されている。
基礎2は、側壁2bと、頂版2cと、底版2dと、を備えている。側壁2bは、底版2dに立設されている。頂版2cは、側壁2bの上端部から線路L側に片持ち状に延びている。頂版2cには、ホーム柵1が載置されて支持されている。底版2dの線路L側の部分は、詳しくは後述する擁壁Wの上端部に載置されて支持されている。
〔杭〕
杭3は、一の基礎2に対して複数本(本実施形態では、三本)打設されている。一の基礎2における三本の杭3は、線路Lの縦断方向に並設されている。杭3は、基礎2のうち線路Lとは反対側の部分を支持している。杭3は、小径の鋼管杭であり、摩擦杭によって構成されている。したがって、ホーム柵1に対して線路Lとは反対側から風荷重が作用しても、杭3に作用する摩擦力によって当該風荷重に抵抗することができる。
底版2dには、杭3が打ち込まれる打ち込み孔2e(箱抜き部)が形成されている。打ち込み孔2eは、底版2dのうち側壁2bよりも線路Lとは反対側に突出する部分に形成されている。杭3の頭部と底版2dとの接合部には、無収縮モルタルが充填されている。
〔ホーム柵施工方法〕
図3から図6には、ホーム柵施工方法を示している。当該ホーム柵施工方法は、基礎設置工程S1と、杭打設工程S2と、ホーム柵設置工程S3と、を備えている。本実施形態では、既設のホームHにホーム柵1を設置する工事を想定している。ホームHには、既設の盛土Bや擁壁Wが存在している。
図4に示すように、基礎設置工程S1は、基礎2を設置する工程である。基礎設置工程S1が行われる前に、盛土Bを掘削して盛土Bに仮土留め4を設置する作業や、擁壁Wの上部を撤去する作業、砕石5を敷設する作業、均しコンクリート6を施工する作業が行われる。基礎設置工程S1では、五つの基礎2が順次設置される。
図5に示すように、杭打設工程S2は、杭3を打設する工程である。杭打設工程S2は、基礎設置工程S1とホーム柵設置工程S3との間に行われる。すなわち、杭打設工程S2は、基礎設置工程S1が行われた後に行われる。杭3は、打ち込み孔2eから打設される。
図6に示すように、ホーム柵設置工程S3は、基礎2上にホーム柵1を設置する工程である。ホーム柵設置工程S3は、杭打設工程S2が行われた後に行われる。杭打設工程S2とホーム柵設置工程S3との間に、基礎2の背面の埋め戻し作業や仮土留め4を撤去する作業が行われる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、開口部2aは、線路L側に開口し、かつ、線路Lの縦断方向の両側に開口している。しかし、開口部2aは、線路L側に開口していれば、開口部2aの線路Lの縦断方向の片側あるいは両側が側壁によって塞がれていてもよい。
(2)上記実施形態では、基礎2は、無筋コンクリート製のプレキャストコンクリート構造物によって構成されている。しかし、基礎2は、鉄筋コンクリート製のプレキャストコンクリート構造物によって構成されていてもよい。
(3)上記実施形態では、杭3は、一の基礎2に対して三本打設されている。しかし、杭3は、一の基礎2に対して一本又は二本又は四本以上打設されていてもよい。あるいは、杭3は、打設されていなくてもよい。
(4)上記実施形態では、一のホーム柵1に対して五つの基礎2が線路Lの縦断方向に連続する状態で設けられている。しかし、基礎2の数は、五つに限定されるものではない。
(5)上記実施形態では、杭打設工程S2は、基礎設置工程S1とホーム柵設置工程S3との間に行われる。しかし、杭打設工程S2は、基礎設置工程S1が行われる前に行われてもよい。
(6)上記実施形態では、既設のホームHにホーム柵1を設置する工事を想定している。しかし、新設のホームHにホーム柵1を設置する工事であってもよい。すなわち、基礎2は、既設のホームHにホーム柵1を設置する工事のみならず、新設のホームHにホーム柵1を設置する工事にも適用することができる。
本発明は、ホーム柵基礎構造及びホーム柵施工方法に利用可能である。
1 ホーム柵
2 基礎
2a 開口部
3 杭
H ホーム
L 線路
S1 基礎設置工程
S2 杭打設工程
S3 ホーム柵設置工程

Claims (7)

  1. ホームに設置されるホーム柵を支持する基礎を備えているホーム柵基礎構造であって、
    前記基礎は、開口部を有するプレキャストコンクリート構造物によって構成されているホーム柵基礎構造。
  2. 前記開口部は、線路側に開口している請求項1に記載のホーム柵基礎構造。
  3. 前記基礎を支持する杭を備えている請求項1又は2に記載のホーム柵基礎構造。
  4. 前記杭は、前記基礎のうち線路とは反対側の部分を支持している請求項3に記載のホーム柵基礎構造。
  5. 請求項3又は4に記載のホーム柵基礎構造を備えているホーム柵施工方法であって、
    前記基礎を設置する基礎設置工程と、
    前記基礎設置工程が行われた後、前記基礎上に前記ホーム柵を設置するホーム柵設置工程と、を備えているホーム柵施工方法。
  6. 前記杭を打設する杭打設工程を備えている請求項5に記載のホーム柵施工方法。
  7. 前記杭打設工程は、前記基礎設置工程と前記ホーム柵設置工程との間に行われる請求項6に記載のホーム柵施工方法。
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