JP2022122747A - 飲料缶用樹脂製ホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で飲料缶の脱落を防止可能な飲料缶用樹脂製ホルダーを提供する。【解決手段】飲料缶用樹脂製ホルダーは、飲料缶の底面と対向する底壁と、飲料缶の周囲に配置される側壁と、飲料缶を側壁の内側に挿入するための開口部と、側壁に連結された把手部と、側壁の内側への飲料缶の挿入時に、飲料缶を側壁の長手方向中心軸に対して傾斜させ、側壁の内側への飲料缶の挿入完了後に、側壁の前記長手方向中心軸に対する飲料缶の傾斜を解除する傾斜付与部とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、飲料缶用樹脂製ホルダーに関する。
飲料缶を保持するホルダーが知られている。
関連する技術として、特許文献1には、飲料容器ホルダーが開示されている。特許文献1に記載の飲料容器ホルダーは、複数の部品によって構成されている。また、特許文献1に記載の飲料容器ホルダーは、使用中に、飲料容器ホルダーから飲料容器が脱落しないようにするために、高い寸法精度が要求される。
特開平9-108087号公報
本発明の目的は、簡易な構成で飲料缶の脱落を防止可能な飲料缶用樹脂製ホルダーを提供することである。
以下に、発明を実施するための形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態との対応関係の一例を示すために、参考として、括弧付きで付加されたものである。よって、括弧付きの記載により、特許請求の範囲は、限定的に解釈されるべきではない。
いくつかの実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダーは、飲料缶(K)の底面(K1)と対向する底壁(20)と、前記飲料缶(K)の周囲に配置される側壁(30)と、前記飲料缶(K)を前記側壁(30)の内側に挿入するための開口部(40)と、前記側壁(30)に連結された把手部(50)と、前記側壁(30)の内側への前記飲料缶(K)の挿入時に、前記飲料缶(K)を前記側壁(30)の長手方向中心軸(AX)に対して傾斜させ、前記側壁(30)の内側への前記飲料缶(K)の挿入完了後に、前記側壁(30)の前記長手方向中心軸(AX)に対する前記飲料缶(K)の傾斜を解除する傾斜付与部(60)と、を具備する。
上記飲料缶用樹脂製ホルダーにおいて、前記傾斜付与部(60)は、前記側壁(30)の内側に配置された前記飲料缶(K)が、前記側壁(30)から脱落するのを防止する脱落防止部(60a)として機能してもよい。
上記飲料缶用樹脂製ホルダーにおいて、前記傾斜付与部(60)は、平面視で、前記把手部(50)の延長線上の領域(AR)に配置されていてもよい。
上記飲料缶用樹脂製ホルダーにおいて、前記底壁(20)と、前記側壁(30)と、前記把手部(50)とは、透明または半透明な樹脂によって一体成形されていてもよい。
上記飲料缶用樹脂製ホルダーにおいて、前記側壁(30)の頂部(37)は、前記把手部(50)と前記側壁(30)との連結部分(36)の直上に配置される第1山部(37a)と、前記第1山部(37a)に対向配置される第2山部(37b)と、前記第1山部(37a)と前記第2山部(37b)との間に配置される第1谷部(38a)と、前記第1谷部(38a)に対向配置される第2谷部(38b)と、を備えていてもよい。
上記飲料缶用樹脂製ホルダーにおいて、前記底壁(20)には、前記飲料缶(K)の底部を押圧するために指を挿入可能な貫通孔部(26h)が形成されていてもよい。
上記飲料缶用樹脂製ホルダーにおいて、前記底壁(20)には、保冷剤を収容する凹部(28)が形成されていてもよい。
本発明により、簡易な構成で飲料缶の脱落を防止可能な樹脂製飲料缶ホルダーを提供することができる。
図1は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダーに飲料缶が挿入される様子を模式的に示す概略断面図である。 図2は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダーに飲料缶が挿入される様子を模式的に示す概略断面図である。 図3は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダーに飲料缶が装着された後の状態を模式的に示す概略断面図である。 図4は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダーを模式的に示す概略断面図である。 図5は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダーを模式的に示す概略平面図である。 図6は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダーを模式的に示す概略断面図である。 図7は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダーを模式的に示す概略斜視図である。 図8は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダーを模式的に示す概略2面図である。 図9は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダーを模式的に示す概略正面図である。 図10は、第1の実施形態における飲料缶ホルダーの一例を示す6面図である。 図11は、図10のA-A矢視断面図である。 図12Aは、飲料缶ホルダーの使用状態を示す参考正面図である。 図12Bは、各部の名称を示す参考斜視図である。 図13は、第2の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダーを模式的に示す概略2面図である。 図14は、第2の実施形態における飲料缶ホルダーの一例を示す6面図である。 図15は、飲料缶ホルダーの使用状態を示す参考正面図である。 図16は、各部の名称を示す参考斜視図である。 図17は、第3の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダーを模式的に示す概略2面図である。 図18は、第3の実施形態の変形例における飲料缶用樹脂製ホルダーを模式的に示す概略2面図である。 図19は、第3の実施形態における飲料缶ホルダーの一例を示す6面図である。 図20は、図19のB-B矢視断面図である。 図21は、第4の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダーを模式的に示す概略2面図である。 図22は、第4の実施形態における飲料缶ホルダーの一例を示す6面図である。 図23は、図22のC-C矢視断面図である。 図24は、飲料缶ホルダーの使用状態を示す参考正面図である。
以下、実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1に関して、添付図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、同じ機能を有する部材、部位については、同一の符号が付され、同一の符号が付されている部材、部位について、繰り返しとなる説明は省略される。
(第1の実施形態)
図1乃至図9を参照して、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Aについて説明する。図1および図2は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Aに飲料缶Kが挿入される様子を模式的に示す概略断面図である。図3は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Aに飲料缶Kが装着された後の状態を模式的に示す概略断面図である。図4は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Aを模式的に示す概略断面図である。図5は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Aを模式的に示す概略平面図である。図6は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Aを模式的に示す概略断面図である。図7は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Aを模式的に示す概略斜視図である。図8は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Aを模式的に示す概略2面図である。図8の上側には、概略平面図が記載され、図8の下側には、概略断面図が記載されている。図9は、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Aを模式的に示す概略正面図である。
図1に記載の例では、飲料缶用樹脂製ホルダー1Aは、底壁20と、側壁30と、開口部40と、把手部50と、傾斜付与部60と、を具備する。飲料缶用樹脂製ホルダー1Aは、全体あるいは大部分が樹脂によって構成される。飲料缶用樹脂製ホルダー1Aは、飲料缶Kが内部に配置される樹脂製ジョッキであるということもできる。
底壁20は、飲料缶Kの底面K1と対向する部分である。図1に記載の例では、底壁20は、側壁30の底部を完全に閉鎖している。代替的に、底壁20には、空気抜き孔、あるいは、水抜き孔が形成されていてもよい。底壁20の全体は樹脂(例えば、透明または半透明な樹脂)によって構成されていることが好ましい。
側壁30は、飲料缶Kの周囲に配置される部分である。換言すれば、側壁30は、飲料缶Kの側面K2と対向する部分である。側壁30の全体は樹脂(例えば、透明または半透明な樹脂)によって構成されていることが好ましい。
開口部40は、飲料缶Kを側壁30の内側に挿入するための開口を規定する部分である。開口部40は、側壁30の頂部37に配置される。
把手部50は、側壁30に連結されている。把手部50は、飲料缶K内の飲料を飲むユーザーの手によって把持される部分である。図1に記載の例では、側壁30と、把手部50とによって、ユーザーの4本の指が挿入される挿入孔50hが規定されている。把手部50の全体は樹脂(例えば、透明または半透明な樹脂)によって構成されていることが好ましい。
傾斜付与部60は、側壁30の内側への飲料缶Kの挿入時に、飲料缶Kを側壁30の長手方向中心軸AXに対して傾斜させる。側壁30の内側への飲料缶Kの挿入過程における長手方向中心軸AXに対する飲料缶Kの傾斜角度αの最大値(より具体的には、長手方向中心軸AXに対する飲料缶Kの中心軸AX2の傾斜角度の最大値)は、例えば、0.5度以上15度以下、あるいは、1度以上5度以下となるように設定される。図1に記載の例では、傾斜角度αは2度である。傾斜付与部60の全体は樹脂(例えば、透明または半透明な樹脂)によって構成されていることが好ましい。
傾斜付与部60は、側壁30の内側への飲料缶Kの挿入時に、飲料缶Kの中心軸AX2を側壁30の長手方向中心軸AXに対して強制的に傾斜させることが好ましい。換言すれば、飲料缶Kを側壁30の長手方向中心軸AXに対して傾斜させなければ、側壁30の内側への飲料缶Kの挿入が不能なように構成されていることが好ましい。
図3に例示されるように、傾斜付与部60は、側壁30の内側への飲料缶Kの挿入完了後に(換言すれば、飲料缶用樹脂製ホルダー1Aに飲料缶Kが装着された後に)、側壁30の長手方向中心軸AXに対する飲料缶Kの傾斜を解除することが好ましい。
図3に記載の例では、飲料缶Kの胴部は、飲料缶Kの上部に配置され上方に向かって外径が縮小する上部縮径部K24と、外径が一定である胴部定径部K22と、上部縮径部K24と胴部定径部K22との間の境界部K23とを有する。この場合、側壁30の内側への飲料缶Kの挿入完了後に、傾斜付与部60による長手方向中心軸AXに対する飲料缶Kの傾斜付与を解除させるため、側壁30の内側への飲料缶Kの挿入完了後の状態において、傾斜付与部60は、境界部K23よりも上方に位置するように配置されていることが好ましい。
第1の実施形態では、飲料缶Kの挿入時に飲料缶Kを傾斜させ、飲料缶Kの挿入完了後に当該傾斜を解除する傾斜付与部60が設けられている。このため、飲料缶Kの挿入完了後に、飲料缶Kが飲料缶用樹脂製ホルダー1Aから脱落しにくい。
(任意付加的な構成)
続いて、図1乃至図9を参照して、第1の実施形態、あるいは、後述の第2の実施形態乃至第4の実施形態において採用可能な構成、換言すれば、任意付加的な構成について説明する。
(傾斜付与部60)
図3に記載の例では、傾斜付与部60は、側壁30の内側に配置された飲料缶Kが、側壁30から脱落するのを防止する脱落防止部60aとして機能する。図3に記載の例において、飲料缶用樹脂製ホルダー1Aが傾動され、開口部40が斜め下方に向けられた場合であっても、飲料缶Kの脱落は、脱落防止部60aによって防止される。
図4に記載の例では、傾斜付与部60(より具体的には、傾斜付与部60の先端601)と、側壁30の長手方向中心軸AXとの間の距離L1は、飲料缶Kの胴部定径部K22の外周面の半径L2よりも小さい。この場合、傾斜付与部60は、脱落防止部60aとして効果的に機能する。
例えば、ビール缶等の飲料缶Kの胴部定径部K22の外周面の半径L2が33mmである場合、傾斜付与部60(より具体的には、傾斜付与部60の先端601)と、側壁30の長手方向中心軸AXとの間の距離L1は、例えば、28mm以上32.5mm以下、あるいは、30mm以上32mm以下に設定される。
図5(a)に記載の例では、傾斜付与部60は、平面視で、把手部50の延長線上の領域ARに配置されている。より具体的には、当該領域ARは、平面視において、右利きの人の口がアプローチする第1アプローチ部35a側の把手部50の外縁501aの延長線T1と、左利きの人の口がアプローチする第2アプローチ部35b側の把手部50の外縁501bの延長線T2との間の領域である。
傾斜付与部60が把手部50の延長線上の領域ARに配置されている場合、右利きの人が、把手部50を持ち上げることにより、万が一、飲料缶Kが第1アプローチ部35a側に傾斜した場合でも、傾斜付与部60は、飲料缶Kの脱落を防止することができる。これに対し、傾斜付与部60が、図5(b)において示される位置(より具体的には、第2アプローチ部35b)に配置されている場合には、飲料缶Kが第1アプローチ部35a側に傾斜したときに、飲料缶Kが傾斜付与部60を通過して脱落する可能性がある。よって、傾斜付与部60は、第2アプローチ部35bには配置されていないことが好ましい。ただし、第1の実施形態において、傾斜付与部60が、第2アプローチ部35bに配置される態様は排除されない。
また、傾斜付与部60が把手部50の延長線上の領域ARに配置されている場合、左利きの人が、把手部50を持ち上げることにより、万が一、飲料缶Kが第2アプローチ部35b側に傾斜した場合でも、傾斜付与部60は、飲料缶Kの脱落を防止することができる。これに対し、傾斜付与部60が、図5(c)において示される位置(より具体的には、第1アプローチ部35a)に配置されている場合には、飲料缶Kが第2アプローチ部35b側に傾斜したときに、飲料缶Kが傾斜付与部60を通過して脱落する可能性がある。よって、傾斜付与部60は、第1アプローチ部35aには配置されていないことが好ましい。ただし、第1の実施形態において、傾斜付与部60が、第1アプローチ部35aに配置される態様は排除されない。
図5(a)に記載の例では、平面視で、傾斜付与部60は、側壁30のうち把手部50が配置される側とは反対側の部分32に配置されている。代替的に、傾斜付与部60は、側壁30のうち把手部50が配置される側の部分33に配置されていてもよい。
図6に記載の例では、側壁30の内側への飲料缶Kの挿入完了後の状態において、傾斜付与部60(より具体的には、傾斜付与部60の先端601)が、飲料缶Kの上部縮径部K24に対向する。例えば、ビール缶等の飲料缶Kの高さが122mm程度である場合、上部縮径部K24は、飲料缶Kの下端から高さ約105mmから高さ約120mmの領域に配置されている。よって、飲料缶Kの下端と接触する飲料缶用樹脂製ホルダー1Aの支持面24から傾斜付与部60の先端601までの高さH1は、105mm以上120mm以下であることが好ましい。
(底部保持部70)
飲料缶用樹脂製ホルダー1Aは、飲料缶Kの側壁底部を保持する底部保持部70を有していてもよい。図6に記載の例では、底部保持部70は、側壁30に設けられている。
図6に記載の例では、底部保持部70(より具体的には、底部保持部70の内端701)と、側壁30の長手方向中心軸AXとの間の距離L3が、飲料缶Kの胴部定径部K22の外周面の半径L2と略同一である。その結果、底部保持部70は、飲料缶Kの側壁底部を好適に保持することができる。飲料缶Kの胴部定径部K22の外周面の半径L2が33mmである場合、底部保持部70(より具体的には、底部保持部70の内端701)と、側壁30の長手方向中心軸AXとの間の距離L3は、33mm程度である。
図6に記載の例では、底部保持部70は、複数の保持突起71を含む。複数の保持突起71は、側壁30の内面に等角度間隔で配置されていることが好ましい。図6に記載の例では、各保持突起71は、上下方向に沿って延在する細長い突起である。ただし、突起の形状は、細長い突起に限定されてない。
図5(a)に記載の例において、2つの隣接する保持突起71間には、飲料缶Kと接することがないスペース72が存在する。当該スペース72の存在により、飲料缶Kを複数の保持突起71の内側に向けて挿入する際に、過度な摩擦抵抗が生じない。
図6に記載の例では、側壁30は、底部保持部70が配置される下側部分341と、頂部37および/または傾斜付与部60が配置される上側部分343と、下側部分341と上側部分343との間に配置される中間部分342とを有する。
図6に記載の例では、側壁30の中間部分342の内面342nと、側壁30の長手方向中心軸AXとの間の距離L4は、底部保持部70の内端701と、側壁30の長手方向中心軸AXとの間の距離L3よりも大きい。この場合、飲料缶Kを長手方向中心軸AXに対して傾斜させた状態で、当該飲料缶Kを側壁30の内側に円滑に挿入することがきる。
図6に記載の例では、側壁30の中間部分342の内面342nは、上方に向かうにつれて、側壁30の長手方向中心軸AXとの間の距離が大きくなる傾斜面ASによって構成される。傾斜面ASと、側壁30の長手方向中心軸AXに平行な直線との間のなす角の角度βは、例えば、1度程度(0.5度以上3度以下)である。傾斜面ASは、円錐台の側面に相補的な形状の傾斜面であってもよい。
中間部分342の内面342nが上方に向かって拡径する傾斜面ASである場合、開口部40の内径を大きくすることができる。よって、飲料缶Kを開口部40に挿入し易い。また、中間部分342の内面342nが上方に向かって拡径する傾斜面ASである場合、側壁30の内側で飲料缶Kが下方に移動するにつれて、長手方向中心軸AXに対する飲料缶Kの傾斜が徐々に減少することとなる(図1および図2を参照。)。この場合、飲料缶Kの側壁底部が、底部保持部70の内側に円滑に案内されるとともに、側壁30の内側への飲料缶Kの挿入完了後に、飲料缶Kが円滑に鉛直姿勢(換言すれば、側壁30の長手方向中心軸AXに対して傾斜していない姿勢)となる。図6に記載の例では、中間部分342の上端342uの内径D1は、中間部分342の下端342bの内径D2の1.01倍以上1.1倍以下、あるいは、1.03倍以上1.1倍以下である。
(透明または半透明な樹脂)
底壁20と、側壁30と、把手部50とは、透明または半透明な樹脂によって一体成形(例えば、射出成形)されていることが好ましい。底壁20と、側壁30と、把手部50とが透明または半透明な樹脂によって一体成形されている場合、底壁20と側壁30との間の接合部が存在せず、側壁30と把手部50との間の接合部が存在せず、かつ、全体が透明または半透明であることにより、飲料缶用樹脂製ホルダー1Aの見栄えが、ジョッキの見栄えに近くなる。
側壁30の全体が透明または半透明な樹脂によって構成されている場合には、ユーザーは、飲料缶Kのデザイン全体(例えば、全体の図柄および文字)を視認できる(図9を参照。なお、図9において図柄および文字の記載は省略されている。)。この場合、飲料缶のデザインを楽しむという飲料缶に特有の効果と、ジョッキを用いて生ビールを飲んでいるかのような雰囲気を楽しめるという効果とが相乗的に奏される。
また、把手部50および側壁30の両方が樹脂製である場合には、把手部50を把持するユーザーの手からの熱が、飲料缶Kに伝わりにくい。また、樹脂自体、金属と比較して熱伝導率が低いため、飲食をしている室内の熱が、側壁30を介して、飲料缶Kに伝わりにくい。
図6に記載の例では、飲料缶Kの外周面と、側壁30の上側部分343との間はシールされておらず、飲料缶Kの外周面と、側壁30の上側部分343との間には隙間Gが存在する。当該隙間Gに入り飲料缶によって冷却される空気は、比重が大きくなるため、飲料缶Kの外周面と側壁30の内周面との間の隙間に滞留する傾向がある。よって、当該隙間Gは、むしろ、空気断熱層として機能する。
(側壁30の頂部37)
図7に記載の例では、側壁30の頂部37は、第1山部37aと、第2山部37bと、第1谷部38aと、第2谷部38bとを備える。
図8に記載の例では、第1山部37aは、把手部50と側壁30との連結部分36の直上に配置される。第2山部37bは、第1山部37aに対向配置される。図8に記載の例では、第1山部37aと第2山部37bとを結ぶ直線Nは、平面視で、側壁30の長手方向中心軸AXをとおる。図8に記載の例では、側壁30のうち第2山部37bの直下の部分(換言すれば、側壁30のうち把手部50が配置される側とは反対側の部分32)に、傾斜付与部60が配置されている。
第1谷部38aは、第1山部37aと第2山部37bとの間に配置される。第1谷部38aは、右利きの人の口が通過可能な第1凹部として機能する。図9に例示されるように、ユーザーの口は、第1谷部38aに触れることなく、第1谷部38aから露出する飲料缶Kの上端外縁K31にアクセス可能であることが好ましい。図9に記載の例では、胴部定径部K22の上端の一部も第1谷部38aから露出している。
第2谷部38bは、第1谷部38aに対向配置される。図8に記載の例では、第1谷部38aと第2谷部38bとを結ぶ直線Mは、平面視で、側壁30の長手方向中心軸AXをとおる。
第2谷部38bは、第1山部37aと第2山部37bとの間に配置される。第2谷部38bは、左利きの人の口が通過可能な第2凹部として機能する。ユーザーの口は、第2谷部38bに触れることなく、第2谷部38bから露出する飲料缶Kの上端外縁にアクセス可能であることが好ましい。
例えば、ビール缶等の飲料缶Kの高さが122mm程度である場合、飲料缶用樹脂製ホルダー1Aの支持面24から第2谷部38bの最下部381までの高さH2は、107mm以下、あるいは、105mm以下であることが好ましい。また、第2谷部38bの最下部381の高さは、第1谷部38aの最下部の高さと同一であることが好ましい。
意匠上の観点、および/または、傾斜付与部60を飲料缶Kの上部縮径部K24に対向させる観点から、側壁30の内側への飲料缶Kの挿入完了後の状態において、第1山部37aの最上部(あるいは、第2山部37bの最上部371)は、飲料缶Kの胴部定径部K22と飲料缶Kの上部縮径部K24との間の境界部K23よりも上方にあることが好ましい。図8に記載の例では、第2山部37bの最上部371は、境界部K23(換言すれば、上部縮径部K24の下端)よりも上方に位置し、上部縮径部K24の上端よりも下方に位置している。
例えば、ビール缶等の飲料缶Kの高さが122mm程度である場合、飲料缶用樹脂製ホルダー1Aの支持面24から第2山部37bの最上部371(あるいは、第1山部37aの最上部)までの高さH3は、110mm以上、あるいは、112mm以上であることが好ましい。
意匠上の観点、および/または、ユーザーの口が、第1谷部38a(または、第2谷部38b)に触れることを抑制する観点から、第2山部37bの最上部371(あるいは、第1山部37aの最上部)の高さと、第2谷部38bの最下部381(あるいは、第1谷部38aの最下部)の高さとの差H4は、10mm以上であることが好ましい。
(第1の実施形態における飲料缶ホルダーの外観)
図10乃至図12を参照して、飲料缶ホルダーの外観について説明する。図10は、第1の実施形態における飲料缶ホルダーの一例を示す6面図である。図10(a)には、正面図が記載され、図10(b)には、背面図が記載され、図10(c)には、平面図が記載され、図10(d)には、底面図が記載され、図10(e)には、右側面図が記載され、図10(f)には、左側面図が記載されている。図11は、図10のA-A矢視断面図である。図12Aは、飲料缶ホルダーの使用状態を示す参考正面図である。図12Bは、各部の名称を示す参考斜視図である。
図10における飲料缶ホルダーは、ビール缶等の飲料缶を内部に配置した状態で使用する飲料缶ホルダーである。飲料缶ホルダーは、底壁と、側壁と、飲料缶を側壁の内側に挿入するための開口部と、把手部と、傾斜付与部とを備える。飲料缶ホルダーの全体が透明または半透明であるため、飲料缶ホルダー内に配置された飲料缶の表面の図柄あるいは文字を、飲料缶ホルダーを通して視認することができる。
図10において、物品(飲料缶ホルダー)は、全体が透明又は半透明である。
(第2の実施形態)
図13を参照して、第2の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Bについて説明する。図13は、第2の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Bを模式的に示す概略2面図である。図13の上側には、概略平面図が記載され、図13の下側には、概略断面図が記載されている。
第2の実施形態では、第1の実施形態と異なる点を中心に説明し、第1の実施形態において説明済みの事項についての繰り返しとなる説明は省略する。よって、第2の実施形態において明示的に説明されなかったとしても、第2の実施形態において、第1の実施形態で説明済みの事項を採用可能であることは言うまでもない。
第2の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Bは、傾斜付与部60が設けられていない点で、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Aとは相違する。その他の点では、第2の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Bは、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Aと同一である。
第2の実施形態では、第1の実施形態によって奏される効果のうち傾斜付与部60に付随する効果以外の効果が奏される。
(第2の実施形態における飲料缶ホルダーの外観)
図14乃至図16を参照して、飲料缶ホルダーの外観について説明する。図14は、第2の実施形態における飲料缶ホルダーの一例を示す6面図である。図14(a)には、正面図が記載され、図14(b)には、背面図が記載され、図14(c)には、平面図が記載され、図14(d)には、底面図が記載され、図14(e)には、右側面図が記載され、図14(f)には、左側面図が記載されている。図15は、飲料缶ホルダーの使用状態を示す参考正面図である。図16は、各部の名称を示す参考斜視図である。
図14における飲料缶ホルダーは、ビール缶等の飲料缶を内部に配置した状態で使用する飲料缶ホルダーである。飲料缶ホルダーは、底壁と、側壁と、飲料缶を側壁の内側に挿入するための開口部と、把手部とを備える。飲料缶ホルダーの全体が透明または半透明であるため、飲料缶ホルダー内に配置された飲料缶の表面の図柄あるいは文字を、飲料缶ホルダーを通して視認することができる。
図14において、物品(飲料缶ホルダー)は、全体が透明又は半透明である。
(第3の実施形態)
図17および図18を参照して、第3の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Cについて説明する。図17は、第3の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Cを模式的に示す概略2面図である。図18は、第3の実施形態の変形例における飲料缶用樹脂製ホルダー1Cを模式的に示す概略2面図である。図17および図18の上側には、概略平面図が記載され、図17および図18の下側には、概略断面図が記載されている。
第3の実施形態では、第1の実施形態および第2の実施形態と異なる点を中心に説明し、第1の実施形態または第2の実施形態において説明済みの事項についての繰り返しとなる説明は省略する。よって、第3の実施形態において明示的に説明されなかったとしても、第3の実施形態において、第1の実施形態または第2の実施形態で説明済みの事項を採用可能であることは言うまでもない。
第3の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Cは、底壁20に、飲料缶Kの底部を押圧するために指を挿入可能な貫通孔部26hが形成されている点で、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Aおよび第2の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Bと相違する。その他の点では、第3の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Cは、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Aまたは第2の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Bと同一である。
図17に例示されるように、第3の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Cでは、底壁20に、飲料缶Kの底部を押圧するために指を挿入可能な貫通孔部26hが形成されている。この場合、貫通孔部26hに、指(例えば、親指)を挿入して、飲料缶Kの底部を、飲料缶用樹脂製ホルダー1Cの開口部40に向けて押圧することができる。よって、飲料缶用樹脂製ホルダー1Cからの飲料缶Kの取り出しが容易となる。
なお、貫通孔部26hに指(例えば、親指)を挿入可能にする観点から、貫通孔部26hの大きさは、直径18mm以上、直径20mm以上、あるいは、直径22mm以上であることが好ましい。ちなみに、貫通孔部26hの大きさが、直径15mm以下の場合には、親指を挿入することは困難である。
図17に記載の例では、貫通孔部26hは、底壁20の中心に形成されている。換言すれば、貫通孔部26hの中心軸AX3は、側壁30の長手方向中心軸AXと一致している。代替的に、貫通孔部26hの中心軸AX3は、側壁30の長手方向中心軸AXから偏心していてもよい。
図18に記載の例では、貫通孔部26hの中心軸AX3は、側壁30の長手方向中心軸AXから、傾斜付与部60側に偏心している。この場合、貫通孔部26hを通して、飲料缶Kの底部が押圧されるとき、飲料缶Kには、傾斜付与部60から離れる方向のモーメントが作用する。このため、飲料缶Kが傾斜付与部60から離れる方向に傾斜し易くなり、飲料缶用樹脂製ホルダー1Cからの飲料缶Kの取り出しが容易となる。
(第3の実施形態における飲料缶ホルダーの外観)
図19および図20、図12Aおよび図12Bを参照して、飲料缶ホルダーの外観について説明する。図19は、第3の実施形態における飲料缶ホルダーの一例を示す6面図である。図19(a)には、正面図が記載され、図19(b)には、背面図が記載され、図19(c)には、平面図が記載され、図19(d)には、底面図が記載され、図19(e)には、右側面図が記載され、図19(f)には、左側面図が記載されている。図20は、図19のB-B矢視断面図である。図12Aは、飲料缶ホルダーの使用状態を示す参考正面図である。図12Bは、各部の名称を示す参考斜視図である。
図19における飲料缶ホルダーは、ビール缶等の飲料缶を内部に配置した状態で使用する飲料缶ホルダーである。飲料缶ホルダーは、底壁と、側壁と、飲料缶を側壁の内側に挿入するための開口部と、把手部と、傾斜付与部とを備える。飲料缶ホルダーの全体が透明または半透明であるため、飲料缶ホルダー内に配置された飲料缶の表面の図柄あるいは文字を、飲料缶ホルダーを通して視認することができる。
図19において、物品(飲料缶ホルダー)は、全体が透明又は半透明である。
(第4の実施形態)
図21を参照して、第4の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Dについて説明する。図21は、第4の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Dを模式的に示す概略2面図である。図21の上側には、概略平面図が記載され、図21の下側には、概略断面図が記載されている。
第4の実施形態では、第1の実施形態乃至第3の実施形態と異なる点を中心に説明し、第1の実施形態、第2の実施形態または第3の実施形態において説明済みの事項についての繰り返しとなる説明は省略する。よって、第4の実施形態において明示的に説明されなかったとしても、第4の実施形態において、第1の実施形態、第2の実施形態または第3の実施形態で説明済みの事項を採用可能であることは言うまでもない。
第4の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Dは、底壁20に、保冷剤を収容する凹部28が形成されている点で、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Aおよび第2の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Bと相違する。その他の点では、第4の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Dは、第1の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Aまたは第2の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Bと同一である。
図21に例示されるように、第4の実施形態における飲料缶用樹脂製ホルダー1Dでは、底壁20に、保冷剤を収容する凹部28が形成されている。この場合、飲料缶用樹脂製ホルダー1Dの内側に配置された飲料缶Kを保冷することができる。なお、凹部28に収容される保冷剤の種類に特に制限はない。
図21に記載の例では、飲料缶Kの底部を支持する支持面24は、凹部28の存在によって底上げされている。換言すれば、支持面24は、凹部28の上端と同じ高さに位置するか、あるいは、凹部28の上端よりも上方に位置する。凹部28の底を基準とした、支持面24の高さは、例えば、1cm以上である。
(第4の実施形態における飲料缶ホルダーの外観)
図22乃至図24、および、図12Bを参照して、飲料缶ホルダーの外観について説明する。図22は、第4の実施形態における飲料缶ホルダーの一例を示す6面図である。図22(a)には、正面図が記載され、図22(b)には、背面図が記載され、図22(c)には、平面図が記載され、図22(d)には、底面図が記載され、図22(e)には、右側面図が記載され、図22(f)には、左側面図が記載されている。図23は、図22のC-C矢視断面図である。図24は、飲料缶ホルダーの使用状態を示す参考正面図である。図12Bは、各部の名称を示す参考斜視図である。
図22における飲料缶ホルダーは、ビール缶等の飲料缶を内部に配置した状態で使用する飲料缶ホルダーである。飲料缶ホルダーは、底壁と、側壁と、飲料缶を側壁の内側に挿入するための開口部と、把手部と、傾斜付与部とを備える。飲料缶ホルダーの全体が透明または半透明であるため、飲料缶ホルダー内に配置された飲料缶の表面の図柄あるいは文字を、飲料缶ホルダーを通して視認することができる。
図22において、物品(飲料缶ホルダー)は、全体が透明又は半透明である。
本発明は上記各実施形態または各変形例に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態または各変形例は適宜変形又は変更され得ることは明らかである。また、各実施形態または各変形例で用いられる種々の技術は、技術的矛盾が生じない限り、他の実施形態または他の変形例にも適用可能である。さらに、各実施形態または各変形例における任意付加的な構成は、適宜省略可能である。
1、1A、1B、1C、1D:飲料缶用樹脂製ホルダー
20 :底壁
24 :支持面
26h :貫通孔部
28 :凹部
30 :側壁
32 :側壁の部分
33 :側壁の部分
35a :第1アプローチ部
35b :第2アプローチ部
36 :連結部分
37 :頂部
37a :第1山部
37b :第2山部
38a :第1谷部
38b :第2谷部
40 :開口部
50 :把手部
50h :挿入孔
60 :傾斜付与部
60a :脱落防止部
70 :底部保持部
71 :保持突起
72 :スペース
341 :下側部分
342 :中間部分
342b :下端
342n :内面
342u :上端
343 :上側部分
371 :最上部
381 :最下部
501a :外縁
501b :外縁
601 :先端
701 :内端
AS :傾斜面
G :隙間
K :飲料缶
K1 :底面
K2 :側面
K22 :胴部定径部
K23 :境界部
K24 :上部縮径部
K31 :上端外縁

Claims (7)

  1. 飲料缶の底面と対向する底壁と、
    前記飲料缶の周囲に配置される側壁と、
    前記飲料缶を前記側壁の内側に挿入するための開口部と、
    前記側壁に連結された把手部と、
    前記側壁の内側への前記飲料缶の挿入時に、前記飲料缶を前記側壁の長手方向中心軸に対して傾斜させ、前記側壁の内側への前記飲料缶の挿入完了後に、前記側壁の前記長手方向中心軸に対する前記飲料缶の傾斜を解除する傾斜付与部と
    を具備する
    飲料缶用樹脂製ホルダー。
  2. 前記傾斜付与部は、前記側壁の内側に配置された前記飲料缶が、前記側壁から脱落するのを防止する脱落防止部として機能する
    請求項1に記載の飲料缶用樹脂製ホルダー。
  3. 前記傾斜付与部は、平面視で、前記把手部の延長線上の領域に配置されている
    請求項1または2に記載の飲料缶用樹脂製ホルダー。
  4. 前記底壁と、前記側壁と、前記把手部とは、透明または半透明な樹脂によって一体成形されている
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の飲料缶用樹脂製ホルダー。
  5. 前記側壁の頂部は、
    前記把手部と前記側壁との連結部分の直上に配置される第1山部と、
    前記第1山部に対向配置される第2山部と、
    前記第1山部と前記第2山部との間に配置される第1谷部と、
    前記第1谷部に対向配置される第2谷部と
    を備える
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の飲料缶用樹脂製ホルダー。
  6. 前記底壁には、前記飲料缶の底部を押圧するために指を挿入可能な貫通孔部が形成されている
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の飲料缶用樹脂製ホルダー。
  7. 前記底壁には、保冷剤を収容する凹部が形成されている
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の飲料缶用樹脂製ホルダー。
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