JP2022119656A - 乾式剥離剤及び乾式剥離用具 - Google Patents

乾式剥離剤及び乾式剥離用具 Download PDF

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Abstract

【課題】動植油により壁面などの各所に付着し固化した油性などの汚れを取り除くことができる乾式剥離剤を提供するものであり、この乾式剥離剤を用いた乾式剥離用具を提供する。【解決手段】混練部材Kがスポンジ11に含浸されている乾式剥離用具10は、固化した油性などの汚れなどの剥離対象物を剥離する場合に、水を含ませて、乾式剥離用具10を剥離対象物に摺動させ、つまり軽く擦ることにより、混練部材が、剥離対象物にクリープ効果により移行する。混練部材が剥離対象物に移行された状態で、予め定められた時間、例えば、略30分から略1時間で乾燥させ、この乾燥させた混練部材及び前記剥離対象物を、布による拭き取り、掃除機による吸い込みなどで剥離することにより、上記の固化した油性などの汚れを、簡単にきれいに取り除くことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、乾式剥離剤及び乾式剥離用具に関する。
動植油などにより壁面などの各所に付着し固化した油性の汚れを取り除くことが求められていた。また、ジメチルホルムアミドを主成分とし、これに各種の香料成分を界面活性剤と共に混合した芳香性洗浄剤を使用するもので通常の洗剤では困難な表面固着汚れを容易に取り除く剥離性洗浄剤が開示されている。
特開平7-49600号公報
上記のとおり動植油などにより壁面などの各所に付着し固化した油性などの汚れを取り除くことが求められているが、従来のものでは、充分な効果を得ることができなかった。そこで本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、動植油などにより壁面などの各所に付着し固化した油性などの汚れを取り除くことができる乾式剥離剤を提供するものであり、また、この乾式剥離剤を用いた乾式剥離用具を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る乾式剥離剤は、フッ素樹脂、シリカ、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム及びセルロースを混在させ、水を加え高速回転させることにより、前記フッ素樹脂、シリカ、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム及びセルロースが混練された混練部材を有することを特徴とする。
本発明に係る乾式剥離剤の態様について、前記混練部材を、剥離対象物に摺動させ、前記混練部材が前記剥離対象物にクリープ効果により移行された状態で、予め定められた時間で乾燥させ、前記乾燥した前記混練部材及び前記剥離対象物を剥離することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る乾式剥離用具は、上記の乾式剥離剤に用いる混練部材を洗浄部材に含浸させて乾燥さることにより形成されていることを特徴とする。また、本発明に係る乾式剥離用具の態様について、前記洗浄部材は、スポンジ、布またはブラシであることを特徴とする。
本発明によれば、動植油などにより壁面などの各所に付着し固化した油性などの汚れを取り除くことができる乾式剥離剤を提供することができ、また、この乾式剥離剤を用いた乾式剥離用具を提供することができる。
実施形態の乾式剥離用具の一例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
本発明の乾式剥離剤は、フッ素樹脂、シリカ、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム及びセルロースを混在させ、水を加え高速回転させることにより、前記フッ素樹脂、シリカ、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム及びセルロースが混練された混練部材を有している。
上記の混練部材は液状であり、この液状の混練部材を有する乾式剥離剤を、剥離対象物、例えば、動植油により壁面などの各所に付着し固化した油性などの汚れなどに摺動させて、つまり軽く擦ることにより、混練部材が、剥離対象物にクリープ効果により移行させる。
混練部材が剥離対象物にクリープ効果により移行された状態で、予め定められた時間、例えば、略30分から略1時間で乾燥させ、この乾燥させた混練部材及び剥離対象物を、例えば、布による拭き取り、掃除機による吸い込みなどで剥離することにより、上記の固化した油性などの汚れを、簡単にきれいに取り除くことができる。すなわち、強く、例えばゴシゴシとこすることなく、軽く混練部材を剥離対象物になじませることにより固化した油性などの汚れを、簡単にきれいに取り除くことができる。
上記の剥離対象物は、ステンレス、タイル、ガラス、プラスティック、樹脂、漆、鏡、壁紙、電子レンジなどに付着し固化している油、茶渋、水垢、汚れなどであり、本発明の乾式剥離剤により、このような剥離対象物が対象物から剥離された後の対象物は、傷がつくこともなく、表面がツルツルときれいなものになり、臭いも消滅するという優れた効果を有している。また、本発明の乾式剥離剤に抗菌剤、抗カビ剤などを加えてもよく、このようにすることによりウイルスなどを除菌することができる効果を有することになる。
乾式剥離剤に用いる、フッ素樹脂、シリカ、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム及びセルロースについて説明する。
フッ素樹脂について説明する。フッ素樹脂は、優れた潤滑剥離性に優れており硬度が低く相手素材に対する摺動時においてクリープ効果で相手素材にごく微量に移動し、このように移動したフッ素樹脂は、持続性があり簡単に剥離することがない化学的不活性物質である。
シリカについて説明する。シリカは、多孔質高吸油性に優れゼオライト、タルク等の鉱物より5から10倍の吸油性をもっている。凝集構造を有し空隙は多孔質となり油材の吸液性を発揮する化学的不活性物質である。
シリカは、例えば10ミクロンの粉であり穴を有しており表面張力及び毛細管現象により油と水を吸い込む機能を有しており、水分は蒸発されるが吸い込まれた油は飛ぶことなく吸収された状態となっている。シリカは、水が蒸発し飛ばされると、油が吸収されている白い粉になり、この白い粉は、簡単に剥離される状態になっており、布、スポンジ、歯ブラシなどによる拭き取り、掃除機での吸収などで簡単に剥離することができる。
炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム及びセルロースについて説明する。炭酸水素ナトリウムは、弱アルカリ性で油汚れタンニン性の汚れ等に分解効果があり安全性にも優れており胃薬、ベーキングパウダーなどに使用されている。炭酸カルシウムは、水に溶けにくく混ぜ合わせたときに膜としての効果、スクラブ効果などを有している。セルロースは、植物性の増粘材で食品添加物としても使用されている。
混練部材は、上記のフッ素樹脂、シリカ、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム及びセルロースを高速回転により水と混練することによりフッ素材がそれぞれの材の面にコートされる。つまりそれぞれの材がこすり合わされることにより一体化されることになる。なお、上記の高速回転は、適宜最適な回転数にすればよく、例えば略500RPMから略5000RPMでもよいが、この例においては限定されない。
本発明は、一般に動植油により壁面等各所に付着固化した油性の汚れを取り除くことは困難であったが、これらを簡単に取り除き作業性が簡便なジェル状の材を開発したものである。例えば壁面などに垂れることなくあらゆる所に使用が可能である。対象材はステンレス・プラスチック・メッキ・レザー・塗装製品・カガミなどのほとんどの素材面に使用することができ、また、食品関係に用いる機械器具の清掃に使用することができる。使用は混練りジェル材を汚れ等の部材面にブラシ・スポンジ等を用い汚れに対し軽くこするようにして馴染ませ水を含ませた布又は掃除機により吸引するか流水で洗浄することもできる。また、本発明の乾式剥離剤は、ジェル状であり、どろっとしておりボリュームがあり壁などに使用した場合でも垂れることなく清掃に用いることができる優れたものである。
また、対象付着物は、動植、鉱物油脂、茶渋などのタンニン系の汚れなどであり、ステンレスの表面くすみ、ガラス、カガミ、タイル、水アカなどの各種付着汚れを除去することができ、また、フッ素コートによる防汚効果ツヤ出し仕上げ、冷蔵庫・電子レンジ・オーブンなどの清掃、消臭効果、PH7による安全性生分解性に優れており、界面活性剤、乳化剤、石油系溶剤、薬剤などが不使用であり、頑固な油などを簡単な処理で、また、電気掃除機で吸引処理できることは、今まで無く、広いたて壁の汚れに水を使用しなくてよいなど、あらゆる所の清掃ができる優れたものである。
次に、本発明の乾式剥離剤を用いた乾式剥離用具の実施形態について図1を用いて説明する。実施形態の乾式剥離用具10は、混練部材Kを洗浄部材、例えば、スポンジ、布などであるが、この例においては、スポンジ11に含浸させて乾燥さることにより形成されている。
混練部材Kがスポンジ11に含浸されている乾式剥離用具10は、固化した油性などの汚れなどの剥離対象物を剥離する場合に、水を含ませて、乾式剥離用具10を剥離対象物に摺動させ、つまり軽く擦ることにより、混練部材が、剥離対象物にクリープ効果により移行する。
混練部材が剥離対象物にクリープ効果により移行された状態で、予め定められた時間、例えば、略30分から略1時間で乾燥させ、この乾燥させた混練部材及び前記剥離対象物を、布による拭き取り、掃除機による吸い込みなどで剥離することにより、上記の固化した油性などの汚れを、簡単にきれいに取り除くことができる。
以上、本発明の有する特徴及び優れた点を上記実施形態に記載したが、本発明は、本発明の原理の範囲内で、本願の特許請求の範囲で使用されている言葉を広く一般的な意味にまで広げて実施することができる。
また、本発明の乾式剥離用具の大きさや形状、素材の厚さ、重さなどについては多様な実施形態が可能であり、それらについて本実施形態と異なる形態による実施は、本発明の技術的範囲に含まれる。
10 乾式剥離用具
11 スポンジ
K 混練部材

Claims (4)

  1. フッ素樹脂、シリカ、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、及びセルロースを混在させ、水を加え高速回転させることにより、前記フッ素樹脂、シリカ、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム及びセルロースが混練された混練部材を有することを特徴とする乾式剥離剤。
  2. 前記混練部材を、剥離対象物に摺動させ、前記混練部材が前記剥離対象物に移行された状態で、予め定められた時間で乾燥させ、前記乾燥した前記混練部材及び前記剥離対象物を剥離することを特徴とする請求項1に記載の乾式剥離剤。
  3. 請求項1に記載の混練部材を洗浄部材に含浸させて乾燥さることにより形成されていることを特徴とする乾式剥離用具。
  4. 前記洗浄部材は、スポンジ、布またはブラシであることを特徴とする請求項3に記載の乾式剥離用具。
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