JP2022117235A - スライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置を提供する。【解決手段】一端に開口エッジを形成した収容部を有し、中心位置に収容スロットを開設し、収容部の両側辺には対向するガイド溝を各々開設しているサンバイザーと、収容部内に設置している遮光板と、収容スロットに内設し、収容スロット内に固定するように嵌入した外部レールと、外部レール内に当接するように嵌設した中間レールと、内部レールと2つの位置決め部材と支持ロッドとを有する内部レール支持部とを含むスライドレール装置と、を備え、内部レールは支持ロッドに固着し、支持ロッドの両端には位置決め部材を各々設置し、位置決め部材の中心部位には保持スプリングを覆設し、外に向けた一端には支持部材を覆設し、保持スプリングにより支持部材に外向きの突き当て力を発生させ、支持部材がガイド溝内をスライドし、位置決め部材には、内部レールに付勢する一対の挟持片を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、スライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置に関し、更に詳しくは主に車両用サンバイザー内に隠蔽可能な遮光板装置を提供し、前記遮光板がサンバイザー内に嵌め込まると共に中央スライドを有する設計により、安定的にサンバイザー中にスムーズに出し入れ可能にし、ドライバーが運転中に強い光に遭遇した場合に遮光板を簡単に引き出せて視線に影響する強い光を遮り、運転の安全性を高めるスライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置に関する。
図6は従来の車内空間を示す概略図である。一般的な車内Iのドライバーが操作するセンターコンソールCの設計は、ハンドルSWの前方の視角は一般的にフロントガラスFWを通して前方の交通状況を視認し、且つバックミラーRM及び両側にあるサイドバックミラーSMにより車両後方の交通状況を確認する。
しかしながら、前述した従来の技術では、すなわち、運転中にフロントガラスFWから強い光が差し込んだ場合、ドライバーは一般的にサンバイザー10を光線を遮る位置に移動させる。但し、従来のサンバイザー10は不透明であるため、安全性を鑑みるとサンバイザー10の面積を大きくすることはできなかった。車内Iの空間に限りがあるほか、大きすぎるサンバイザー10では視線を妨げる危険があり、よって、ドライバーはサンバイザー10の遮光面積の設計に基づいてサンバイザー10を何度も移動させてなるべく強い光を遮蔽するようにするしかなかった。但し、視線を全て遮るわけにはいかないため、一般的なサンバイザー10では遮光性と運転の安全性とを兼ね備えることは難しかった。
また、従来のサンバイザー10では、不透明であるため一定の安全範囲内の大きさに制限しなければならないという欠点を解決し、同時に運転中に強い光を遮る効果を提供するため、透過して見ることが可能な遮光板が開発された。これをサンバイザー10に挟持し、挟持型遮光板により挟持すると共にサンバイザー10に折り曲げて収容する設計により、ドライバーが運転中に強い光に遭遇した場合、サンバイザー10の一側から遮光板を引き出して下に向けて目に差し込む光線を遮蔽し、運転の安全性を高めている。しかしながら、このような挟持型遮光板を増設することには欠点もあった。それは前記タイプの挟持型遮光板はサンバイザー10にさらに挟持するため、車内空間において視覚的に目立つほか、一般的なサンバイザー10の内面には化粧鏡及び夜間照明等の機能的装置がさらに設置されており、挟持型遮光板をサンバイザー10に挟持すると、化粧鏡及び夜間照明を塞いで使用できなくしてしまい、他の装置の使用に影響し、不便であった。
Figure 2022117235000002
また、従来の特許文献2では、他のタイプの設計では、前記特許の技術は主にサンバイザーの中心部に中空ガイド溝(guide slot 48)を設け、遮光板の中心部の突出する案内部材(follower 52)が中空ガイド溝中に嵌入してスライドする。このような中心部でスライドする設計は、中心位置から押動する際に両側のスライドの抵抗力により中心部で発生する応力が過大であると、押動時に移動しにくくなった。この現象のために、ユーザーは操作時にさらに大きな力で遮光板を引っ張らねばならなくなり、案内部材とガイド溝との間にさらに大きな摩損が生じることとなった。特に前記設計は、案内部材の側辺がガイド溝の内辺に直接接触して摩擦し、使用を重ねた後には摩損により隙間が形成され、前記隙間により移動動作がさらに不安定になり、物理接触による摩損がさらに深刻になった。
米国特許出願第5,662,371号明細書 米国特許出願第4,828,314号明細書
そこで、従来の技術では、隠蔽型遮光板をサンバイザー内に設置する場合のスライドの安定性及び摩損の問題を完全に解決できないため、市場では隠蔽型遮光板を設置していないサンバイザー製品が大量に使用されている。従来の欠陥として、これら前記先行設計では、スライドのスムーズさ及び摩損の問題を解決できないという点が挙げられる。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものである。上記課題解決のため、本発明は、スライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置を提供することを主目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のスライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置は、一端に開口エッジを形成している収容部を有し、中心位置には収容スロットを開設し、前記収容部の両側辺には対向する形態のガイド溝を各々開設しているサンバイザーと、収容部に内設している遮光板と、前記収容スロットに内設し、外部レールと、中間レールと、内部レール支持部とを含むスライドレール装置と、を備えている。前記外部レールは収容スロット内に固定するように嵌入し、前記中間レールは前記外部レール内に当接するように嵌設し、前記内部レール支持部は内部レールと、2つの位置決め部材と、支持ロッドとを有している。前記内部レールは前記支持ロッドに固着し、前記支持ロッドの両端には位置決め部材を各々設置し、前記位置決め部材の中心部位には保持スプリングを覆設し、外に向けた一端には支持部材を覆設している。前記保持スプリングにより支持部材に付勢して外に向けた突き当て力を発生させ、支持部材はサンバイザーのガイド溝内に当接してスライドする。位置決め部材には、遮光板の両端を固定して支持ロッドにより連動されるようにし、内部レールに付勢してスライドレール装置上でスライドさせる一対の挟持片をさらに設けている。
また、目的を達成するために、本発明の別の態様は、スライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置である。この遮光板装置は、一端に開口エッジを形成している収容部を有し、中心位置には収容スロットを開設し、前記収容部の両側辺には対向する形態のガイド溝を各々開設しているサンバイザーと、収容部に内設している遮光板と、前記収容スロットに内設し、外部レールと、中間レールと、内部レール支持部とを含むスライドレール装置と、を備えている。前記外部レールは前記収容スロット内に固定するように嵌入し、前記中間レールは前記外部レールの間に嵌設し、中間レールの両側は複数のボールを設けているスライドエッジであり、前記スライドエッジを前記外部レール内に当接させている。前記中間レールの長さは前記外部レールの長さの半分未満であり、且つスライドする際に前記外部レールの長さを超過しない。前記内部レール支持部は内部レールと、2つの位置決め部材と、支持ロッドとを有している。前記内部レールは逆さに設置されたスロットであり、両側は前記中間レールの両側に嵌入するように当接し、複数のボールによりスライドエッジ内でスライドする。前記内部レールの長さは記中間レールの長さ未満であり、前記内部レール、中間レール、及び前記外部レールが結合した後に全て前記収容スロットの深さ内に位置する。前記内部レールの上端は前記支持ロッドに固着し、前記支持ロッドは前記サンバイザーの収容部内に位置し、支持ロッドの両端には位置決め部材を各々設置し、前記位置決め部材はサンバイザーのガイド溝内に当接してスライドする。位置決め部材の両端は遮光板を固定して支持されて連動されるようにし、内部レールに付勢してスライドレール装置上でスライドさせる。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明の好ましい実施例に係るスライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置を示す外観斜視図である。 本発明の好ましい実施例の位置決め部材を示す一部断面図である。 本発明の好ましい実施例のガイド溝の位置決め部を示す一部断面図である。 本発明の好ましい実施例の遮光板とスライド装置の収納作動を示す傾斜図である。 本発明の好ましい実施例の遮光板とスライド装置の収納作動のA-A‘線に沿う側面を示す断面図である。 本発明の好ましい実施例の遮光板とスライド装置の展開作動を示す傾斜図である。 本発明の好ましい実施例の遮光板とスライド装置の展開作動のA-A‘線に沿う側面を示す断面図である。 本発明の好ましい実施例の収納状態を示す分解図である。 本発明の好ましい実施例の展開状態を示す分解図である。 従来の車内空間を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
図1は本発明の好ましい実施例に係るスライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置を示す外観斜視図である。隠蔽型遮光板をサンバイザー10に内設し、両側のスライドまたは中心部のスライドにより生じる摩損及び抵抗力により操作が不便になる問題を完全に解決する。本発明のスライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置は、まずサンバイザー10の中心部に開設している収容スロット102にスライド装置20を内設している。全体的な運用において、定位幅Wの両端の長さが平衡してスライドし、スライド装置20を設置することで行程が倍増するボールを有する3本のレールの設計により、スライド過程全体がスムーズになり、抵抗力及び摩損を大幅に減らすことが本発明の装置の設計の重点である。
図1Aは本発明の好ましい実施例の位置決め部材を示す一部断面図である。図1Bは本発明の好ましい実施例のガイド溝の位置決め部を示す一部断面図である。本発明のスライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置は主にサンバイザー10を本体とし、前記サンバイザー10は収容部101を有し、前記収容部101内の空間にはその中で伸縮する遮光板30を少なくとも収容している。サンバイザー10の一端には遮光板30を入出させるための開口エッジを形成している。好ましい本実施例では、前記収容部101の空間内の中心位置に収容スロット102を開設し、前記収容スロット102は長さL1を有し、前記収容スロット102は収容部101の表面下に凹設してより深い溝の深さを有している。前記収容スロット102は溝の深さにより2つのスロットエッジ1021を有し、2つのスロットエッジ1021は定位幅Wを形成している。前記収容部101内の空間が広い両側辺には対向する形態のガイド溝103を各々開設し、各ガイド溝103はサンバイザー10の開口エッジの内端位置に対する箇所にフランジ1031及び位置決め穴1032を設け、サンバイザー10は前記収容部101の外縁上面を接合面104としている。
本発明の好ましい実施例に係る設計の重点は、前記収容スロット102にスライドレール装置20を内設し、前記スライドレール装置20は外部レール21と、中間レール22と、内部レール支持部23と、を備えている。前記外部レール21は金属プレス加工により成形するシュートレールであり、前記外部レール21は対向する2つのレールエッジ211を有し、前記外部レール21は前記収容スロット102の2つのスロットエッジ1021内に固定するように嵌入している。前記外部レール21の長さはL2であり、前記外部レール21の長さL2は収容スロット102長さL1よりやや短い。前記外部レール21の長さL2の両端には当接端212を有している。前記中間レール22は前記外部レール21の2つのレールエッジ211の間に嵌設し、中間レール22はU字形のスロットであり、両側は複数のボールを設けているスライドエッジ221であり、且つ前記スライドエッジ221を前記外部レール21の2つのレールエッジ211内に当接している。前記中間レール22長さはL3であり、前記中間レール22長さL3は前記外部レール21の長さL2の半分未満であり、スライドする際に前記外部レール21の長さL2を超過しない。前記内部レール支持部23は内部レール231と、2つの位置決め部材232と、支持ロッド233とを有し、前記内部レール231は逆さに設置されたU字形のスロットであり、両側は当接辺2311である。2つの前記当接辺2311は前記中間レール22の両側に嵌入する複数のボールによりスライドエッジ221内でスライドし、前記内部レール231の長さはL4であり、前記長さL4は前記中間レール22長さL3未満である。さらに、前記内部レール231、中間レール22、及び前記外部レール21は、結合された後に全て前記収容部101の空間内の収容スロット102の深さ内に位置する。前記内部レール231の上端は収容部101の開口端に向けて当接する一辺が前記支持ロッド233に垂直方向に固着し、前記支持ロッド233が固着している前記内部レール231の上端位置と前記内部レール231の他端との間は深さDを有している。前記支持ロッド233は前記サンバイザー10の収容部101内に位置し、支持ロッド233の両端には位置決め部材232を各々設置している。好ましい本実施例では、前記位置決め部材232には中空円体である保持部材2321を設置し、前記保持部材2321は支持233ロッドの中心部に向けた一端の開口部に調整ねじ2324を螺接し、中心部位には保持スプリング2323を覆設し、外に向けた一端には支持部材2322を覆設している。前記調整ねじ2324は螺旋入出により前記保持スプリング2323の弾力の微調整を行い、これにより保持スプリング2323の他端に付勢して支持部材2322に突き当てて程度の異なる外に向けた突き当て力を発生させる。支持部材2322はサンバイザー10のガイド溝103内に当接してスライドし、位置決め部材232には一対の挟持片2325をさらに設けている。前記一対の挟持片2325の間は挟持部2326として形成し、前記挟持部2326は遮光板30の両端を固定して支持ロッド233により連動されるようにし、内部レール231に付勢してスライドレール装置20上でスライドさせる。
図2は本発明の好ましい実施例の遮光板とスライド装置の収納作動を示す傾斜図である。図2Aは本発明の好ましい実施例の遮光板とスライド装置の収納作動のA-A‘線に沿う側面を示す断面図である。車両用サンバイザー10は車内空間において一定の厚さ及び長さの制限があるため、本発明の特徴として、前記位置決め部材232に遮光板30及びスライドレール装置20を結合して上下の位置関係を形成し、制限されるサンバイザー10の長さ内で上下に収容部101及び収容スロット102を開設し、これらに前記遮光板30及びスライドレール装置20を設置する。これにより上下の構造の設置効率及び前後のスライド空間が最大化し、遮光板30をサンバイザー10の収容部101に入出し、且つ最もスムーズなスライド定位効果を獲得し、同時に摩損を回避する。遮光板30をサンバイザー10の収容部101内に収容する場合、前記内部レール231の上端を収容部101の開口端に向けて当接する一辺が前記支持ロッド233に垂直方向に固着する位置に設置することより、遮光板30が最大の押し出し面積比率を有し、且つサンバイザー10の収容部101内に完全に収容される。また、遮光板30をサンバイザー10内に収容する場合、前記スライドレール装置20の外部レール21、中間レール22、及び内部レール231の位置は外部レール21が収容スロット102の内縁に当接する当接端212の一側に位置し、遮光板30を外に向けて引っ張って展開すると、内部レール231の当接辺2311が前記中間レール22の両側にある複数のボールを有するスライドエッジ221に接触してスライドするように連動し、中間レール22の両側のスライドエッジ221はボールにより前記外部レール21の対向する2つのレールエッジ211上で回転し、前記内部レール231の運行速度が、前記外部レール21の2つのレールエッジ211上で中間レール22の両側のスライドエッジ221が運行する速度よりも速くなり、遮光板30がさらに大きな展開行程を有し、必要な外部レール21の長さL2に対する比率が小さくなり、中間レール22の長さL3が内部レール231の当接辺2311が接触して運行する際に運行を支持するのに十分な長さを提供する。また、内部レール231の長さL4は前記支持ロッド233の両側にある一対の挟持片2325が遮光板30を挟持した後に前記スライドレール装置20が受ける応力を提供する。
図3は本発明の好ましい実施例の遮光板とスライド装置の展開作動を示す傾斜図である。図3Aは本発明の好ましい実施例の遮光板とスライド装置の展開作動のA-A‘線に沿う側面を示す断面図である。遮光板30を外に向けて引っ張って展開行程の底端まで展開すると、前記内部レール231及び前記中間レール22の行程位置も同時に収容スロット102の外に向けた開口端に接近する外部レール21の当接端212の一側の箇所までスライドし、前記遮光板30が内部レール231の長さL4によって支持されてサンバイザー10の外に堅固に展開される。前記遮光板30は厚い板体であり、好ましい実施例では板体材質が光透過性であるかどうか制限しない。光透過材質は主に光学フィルター効果を有している光透過板を指し、光非透過板はサンバイザー10の面積を広げる目的で使用している。
図4は本発明の好ましい実施例の収納状態を示す分解図である。図5は本発明の好ましい実施例の展開状態を示す分解図である。前記遮光板30及び前記スライドレール装置20をサンバイザー10内に装設した後、遮光板30が前記スライドレール装置20の構造により完全に収容部101の空間中で動作し、且つ前記支持ロッド233の両側の一対の挟持片2325により挟持する設計により前記遮光板30が収容部101の空間中で移動して展開または収容される場合、特に前記遮光板30が支持ロッド233の両側の一対の挟持片2325により挟持することで最大の固定幅を有し、堅固でサンバイザー10の挟持または突き当てによる摩損を生じない。また、支持ロッド233が内部レール231のローラー接触方式により摩損が最低となり、このため前記スライドレール装置20上でのスライドが非常にスムーズになって展開または収容され、スムーズさ及び堅固さという利点を兼ね備えている。前記両側の一対の挟持片2325により遮光板10を挟持する方式は、ねじ或いは接着等の方式で固定している。また、遮光板10の幅を設定することで両辺縁がガイド溝103内に嵌入するか嵌入せずにスライドするか選択し、さらに前記収容部101の両側のガイド溝103は行程の内端または開口端にフランジ1031及び位置決め穴1032を選択的に設けている。前記フランジ1031は前記位置決め部材232の支持部材2322にサンバイザー10のガイド溝103の行程の両端で押動する際の抵抗感を発生させ、操作者が行程の一端の位置に近付いていることを感じ取ることができるようにする。前記フランジ1031はガイド溝103の行程の底端の一側に連接する位置決め穴1032により前記位置決め部材232の支持部材2322を前進しないように制限して定位させ、前記サンバイザー10の接合面104にはカバー11を接合している。前記カバー11が収容部101を被覆した後に形成される空間が、前記遮光板30及び前記スライドレール装置20の厚さにより遮光板30がスライドする収容部101の空間よりやや大きい場合、摩損が生じない。
さらに、前記支持ロッド233はロッド体の両端の中心部に前記の保持スプリング2323を直接覆設し、外に向けた一端には支持部材2322を覆設することにより、保持スプリング2323の他端を突き当てる支持部材2322が外に向けた突き当て力を発生させてサンバイザー10のガイド溝103内に当接してスライドする。また、前記収容部101の両側のガイド溝103内には定位の必要に応じて複数組のフランジ1031または位置決め穴1032を選択的に設け、異なる行程段数を形成するように設定している。遮光板30の長さも収容部101の空間中に選択的に収容或いは部分的に突出するように設定している。サンバイザー10は全幅の設定に基づいて収容部101内に複数の収容スロット102を開設し、対応する数量のスライドレール装置20を設置して同じ支持ロッド233に連結する方式により幅が広いサンバイザー10及び遮光板30を支持し、より広い面積に対する支持力を提供する。
上述のように、本発明に係るスライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置の構造設計により、ドライバーに美感及び遮光効果を延伸するサンバイザー構造を提供するほか、最も好ましい遮光板の収容効率、及び操作がスムーズになることで摩損を大幅に低減する効率を兼ね備えている。
上述の実施形態は本発明の技術思想及び特徴を説明するためのものにすぎず、当該技術分野を熟知する者に本発明の内容を理解させると共にこれをもって実施させることを目的とし、本発明の特許請求の範囲を限定するものではない。従って、本発明の精神を逸脱せずに行う各種の同様の効果をもつ改良又は変更は、後述の請求項に含まれるものとする。
10 サンバイザー
101 収容部
102 収容スロット
1021 スロットエッジ
103 ガイド溝
1031 フランジ
1032 位置決め穴
104 接合面
11 カバー
20 スライドレール装置
21 外部レール
211 レールエッジ
212 当接端
22 中間レール
221 スライドエッジ
23 支持部
231 内部レール
2311 当接辺
232 位置決め部材
2321 保持部材
2322 支持部材
2323 保持スプリング
2324 調整ねじ
2325 一対の挟持片
2326 挟持部
233 支持ロッド
C センターコンソール
D 支持ロッドと内部レールの深さ
I 車内
FW フロントガラス
L1 収容スロットの長さ
L2 外部レールの長さ
L3 中間レールの長さ
L4 短尺レールの長さ
RM バックミラー
SM サイドバックミラー
SW ハンドル
W スロットエッジ幅

Claims (15)

  1. 両側辺に対向する形態のガイド溝(103)を各々開設している収容部(101)を有しているサンバイザー(10)と、
    収容部(101)に内設している遮光板(30)と、
    前記収容部(101)の空間内に設置し、外部レール(21)と、中間レール(22)と、内部レール支持部(23)とを含むスライドレール装置(20)であって、前記中間レール(22)は前記外部レール(21)内に当接するように嵌設し、前記内部レール支持部(23)は内部レール(231)と、2つの位置決め部材(232)と、支持ロッド(233)とを有し、前記内部レール(231)は前記支持ロッド(233)に固着し、前記支持ロッド(233)の両端には位置決め部材(232)を各々設置し、前記位置決め部材(232)の中心部位には保持スプリング(2323)を覆設し、外に向けた一端には支持部材(2322)を覆設し、前記保持スプリング(2323)は支持部材(2322)に付勢して外に向けた突き当て力を発生させ、支持部材(2322)はサンバイザー(10)のガイド溝(103)内に当接してスライドし、位置決め部材(232)には、遮光板(30)の両端を固定して支持ロッド(233)により連動されるようにし、内部レール(231)に付勢してスライドレール装置(20)上でスライドさせる一対の挟持片(2325)をさらに設けていることと、を備えていることを特徴とするスライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置。
  2. 前記収容部(101)の一端に開口エッジを形成し、中心位置に収容スロット(102)を開設し、前記収容スロット(102)は収容部(101)下に凹設してより深い溝の深さを有し、前記スライドレール装置(20)の前記外部レール(21)は収容スロット(102)内に固定するように嵌入していることを特徴とする請求項1に記載のスライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置。
  3. 各ガイド溝(103)はサンバイザー(10)の内端位置に対する箇所にフランジ(1031)及び位置決め穴(1032)を設けていることを特徴とする請求項1に記載のスライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置。
  4. 前記サンバイザー(10)は前記収容部(101)の外縁上面を接合面(104)としてカバー(11)に接合し、前記カバー(11)が収容部(101)を被覆した後に形成される空間が、前記遮光板(30)及び前記スライドレール装置(20)の厚さにより遮光板(30)がスライドする収容部(101)の空間よりやや大きい場合、摩損が発生しないことを特徴とする請求項1に記載のスライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置。
  5. 前記中間レール(22)の両側は複数のボールを設けているスライドエッジ(221)であり、且つ前記スライドエッジ(221)を前記外部レール(21)内に当接し、前記中間レール(22)の長さは前記外部レール(21)の長さ未満であり、且つスライドする際に前記外部レール(21)の長さを超過しないことを特徴とする請求項1に記載のスライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置。
  6. 前記内部レール(231)は逆さに設置されたスロットであり、両側は前記中間レール(22)の両側に嵌入して複数のボールによりスライドエッジ(221)内でスライドし、前記内部レール(231)の長さは前記中間レール(22)の長さ未満であり、前記内部レール(231)、中間レール(22)、及び前記外部レール(21)は、結合された後に全て収容スロット(102)の深さ内に位置することを特徴とする請求項1に記載のスライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置。
  7. 前記位置決め部材(232)は中空円体を呈する保持部材(2321)を有し、前記保持部材(2321)は支持ロッド(233)の中心の一端の開口部に向けて調整ねじ(2324)を螺接し、中心部位には保持スプリング(2323)を覆設し、前記調整ねじ(2324)は螺旋入出により前記保持スプリング(2323)の弾力の微調整を行い、これにより保持スプリング(2323)の他端を支持部材(2322)に突き当てて程度の異なる外に向けた突き当て力を発生させることを特徴とする請求項1に記載のスライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置。
  8. 一端に開口エッジを形成し、中心位置に収容スロット(102)を開設している収容部(101)を有し、前記収容部101の両側辺には対向する形態のガイド溝(103)を各々開設しているサンバイザー(10)と、
    収容部(101)内に設置している遮光板(30)と、
    前記収容スロット(102)に内設し、外部レール(21)と、中間レール(22)と、内部レール支持部(23)とを含むスライドレール装置(20)であって、前記外部レール(21)は前記収容スロット(102)内に固定するように嵌入し、前記中間レール(22)は前記外部レール(21)の間に嵌設し、中間レール(21)の両側は複数のボールを設けているスライドエッジ(221)であり、且つ前記スライドエッジ(221)を前記外部レール(21)内に当接させ、前記中間レール(22)の長さは前記外部レール(21)の長さ未満であり、且つスライドする際には前記外部レール(21)の長さを超過せず、前記内部レール支持部(23)は内部レール(231)と、2つの位置決め部材(232)と、支持ロッド(233)とを有し、前記内部レール(231)は逆さに設置されたスロットであり、両側は前記中間レール(22)の両側に嵌入するように当接し、複数のボールによりスライドエッジ(221)内でスライドし、前記内部レール(231)の長さは前記中間レール(22)の長さ未満であり、前記内部レール(231)、中間レール(22)、及び前記外部レール(21)は、結合された後に全て前記収容スロット(102)の深さ内に位置し、前記内部レール(231)の上端は前記支持ロッド(233)に固着し、前記支持ロッド(233)は前記サンバイザー(10)の収容部(101)内に位置し、支持ロッド(233)の両端には位置決め部材(232)を各々設置し、前記位置決め部材(232)はサンバイザー(10)のガイド溝(103)内に当接してスライドし、位置決め部材(232)の両端は遮光板(30)を固定して支持ロッド(233)により連動されるようにし、内部レール(231)に付勢してスライドレール装置(20)上でスライドさせることと、を備えていることを特徴とするスライドを有する隠蔽型自動車遮光板装置。
  9. 前記遮光板(30)を外に向けて引っ張り展開すると、内部レール(231)が前記中間レール(22)の両側にあるスライドエッジ(221)に接触してスライドするように連動し、中間レール(22)の両側のスライドエッジ(221)はボールにより前記外部レール(21)上で回転し、前記内部レール(231)の運行速度は、前記外部レール(21)の2つのレールエッジ(211)での中間レール(22)の両側のスライドエッジ(221)の運行速度より速く、遮光板(30)がさらに大きな展開行程を有することを特徴とするスライドを有する請求項8に記載の隠蔽型自動車遮光板装置。
  10. 前記収容スロット(102)は収容部(101)下に凹設し、より深い溝の深さを有していることを特徴とするスライドを有する請求項8に記載の隠蔽型自動車遮光板装置。
  11. 各ガイド溝(103)はサンバイザー(10)の内端位置に対する箇所にフランジ(1031)及び位置決め穴(1032)を設けていることを特徴とするスライドを有する請求項8に記載の隠蔽型自動車遮光板装置。
  12. 前記サンバイザー(10)は前記収容部(101)の外縁上面を接合面(104)としてカバー(11)に接合し、前記カバー(11)が収容部(101)を被覆した後に形成される空間が、前記遮光板(30)及び前記スライドレール装置(20)の厚さにより遮光板(30)がスライドする収容部(101)の空間よりやや大きい場合、摩損を発生しないことを特徴とするスライドを有する請求項8に記載の隠蔽型自動車遮光板装置。
  13. 前記内部レール(231)の上端は収容部(101)の開口端に向けて当接する一辺が前記支持ロッド(233)に固着し、前記支持ロッド(233)が固着している前記内部レール(231)の上端位置と前記内部レール(231)の他端との間は深さ(D)を有していることを特徴とするスライドを有する請求項8に記載の隠蔽型自動車遮光板装置。
  14. 前記位置決め部材(232)には保持部材(2321)を設置し、前記保持部材(2321)は中心部に向けた一端の開口部に調整ねじ(2324)を螺接し、中心部位には保持スプリング(2323)を覆設し、外に向けた一端には支持部材(2322)を覆設し、前記調整ねじ(2324)は螺旋入出により前記保持スプリング(2323)の弾力の微調整を行い、これにより保持スプリング(2323)の他端に付勢して支持部材(2322)に突き当てて程度の異なる外に向けた突き当て力を発生させ、支持部材(2322)はサンバイザー(10)のガイド溝(103)内に当接してスライドすることを特徴とするスライドを有する請求項8に記載の隠蔽型自動車遮光板装置。
  15. 前記位置決め部材(232)には一対の挟持片(2325)をさらに設け、前記一対の挟持片(2325)の間は挟持部(2326)として形成し、前記挟持部(2326)は遮光板(30)の両端を固定していることを特徴とするスライドを有する請求項8に記載の隠蔽型自動車遮光板装置。
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