JP2022115238A - 電子時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーが、煩雑な操作を行うことなく、予め設定した高度の閾値を修正可能な電子時計を提供すること。【解決手段】電子時計は、高度を測定する高度測定手段と、高度の閾値を設定可能な閾値設定手段と、高度の閾値の設定操作を受け付ける操作部と、高度測定手段にて測定した高度が、閾値設定手段にて設定した閾値を超えたか否かを報知する報知手段とを備え、閾値設定手段は、操作部にて受け付けられた設定操作に応じて、設定された閾値を増減させる機能と、高度測定手段にて測定された高度を閾値として設定する機能とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、電子時計に関する。
特許文献1には、アラームを発生させるアラーム高度を、現在地点のベース高度を基準にした相対高度で入力する腕時計が開示されている。
特許文献1では、ベース高度を基準にした相対高度でアラーム高度を入力するので、ユーザーがベース地点から移動した際に、ベース高度との高度差が所定の値になったことをユーザーが容易に把握することができるようにしている。
特開2008-82909号公報
しかしながら、例えば、登山やハイキング等を行う場合、予め目標地点を定めておき、その目標地点に向かう間の状況、例えば、天候や疲労度によって目標地点を修正する場合がある。このような場合、特許文献1では、現在地点のベース高度を基準にした相対高度でアラーム高度を入力する必要があるので、例えば、ユーザーが予め目標地点としていた高度よりも100m低い地点を新たな目標地点として設定したい場合、100m低い地点が現在のベース高度からどの程度離れているのかをユーザーが計算し、その計算結果に応じて相対入力する必要がある。すなわち、目標地点の高度を単に100m低くするといった操作ができないので、操作が煩わしいといった問題があった。
本開示の電子時計は、高度を測定する高度測定手段と、高度の閾値を設定可能な閾値設定手段と、高度の閾値の設定操作を受け付ける操作部と、前記高度測定手段にて測定した高度が、前記閾値設定手段にて設定した閾値を超えたか否かを報知する報知手段とを備え、前記閾値設定手段は、前記操作部にて受け付けられた設定操作に応じて、設定された閾値を増減させる機能と、前記高度測定手段にて測定された高度を閾値として設定する機能と、を有することを特徴とする。
本開示の一実施形態に係る電子時計の概略を示す正面図。 前記実施形態の表示板の概略を示す正面図。 前記実施形態の電子時計の概略構成を示すブロック図。 前記実施形態の閾値設定処理を示すフローチャート。 前記実施形態の高度判定表示処理を示すフローチャート。 前記実施形態の高度閾値以下の状態を示す図。 前記実施形態の高度閾値超えの状態を示す図。 前記実施形態の不具合発生状態を示す図。
[実施形態]
以下、本開示の一実施形態に係る電子時計1について、図面に基づいて説明する。
図1は、電子時計1を示す正面図である。
図1に示すように、電子時計1は、ユーザーの手首に装着される腕時計であり、外装ケース2と、円盤状の文字板3と、指針である時針11、分針12、秒針13と、動作モード等を指示する小針14と、図示略のムーブメントとを備える。時針11、分針12、秒針13は、回転軸が文字板3の平面中心位置に設けられたセンター針である。小針14は、回転軸が文字板3の平面中心位置に対して2時側に設けられた機能針である。
外装ケース2の側面において、文字板3の中心に対して、3時方向にはりゅうず4が設けられ、10時方向にはAボタン5が設けられ、2時方向にはBボタン6が設けられている。なお、りゅうず4およびAボタン5、Bボタン6は、本開示の操作部の一例である。
また、外装ケース2の側面において、4時方向には気圧センサー7が設けられている。
りゅうず4は、引き出し位置や回転方向、回転量を信号で出力可能な電子式であり、指針とは機械的には接続されていない。また、外装ケース2の表面には円環状のベゼル8が設けられている。
文字板3には時刻目盛16が設けられ、ベゼル8には数値目盛18が設けられている。
時刻目盛16は、指針である時針11、分針12、秒針13で時刻を指示する際に参照される目盛であり、1周360度の円周を60等分した目盛とされている。具体的には、文字板3の外周に沿って30度間隔で設けられた時刻目盛16Aと、各時刻目盛16A間に6度間隔で設けられた時刻目盛16Bとを備える。
数値目盛18は、指針である時針11、分針12、秒針13で数値を指示する際に参照される10進法の数値目盛であり、1周360度の円周を50等分した目盛とされている。具体的には、ベゼル8の内周に沿って36度間隔つまり10等分の間隔で設けられて「1」から「0」までの数字で表示された数値目盛18Aと、各数値目盛18A間に7.2度間隔つまり5等分で設けられた棒状の数値目盛18Bとを備える。
文字板3には、2時側に小針14が指示する「ALT」、「LT」、「HT」等の文字やパワーインジケーター(電池残量表)、飛行機マーク、ハッチ模様等の絵柄等が表示された目盛19が設けられている。そして、前述したように、小針14は電子時計1の実行中の機能を示すモード針である。具体的には、小針14が「LT」や「HT」を指示する場合は、時針11、分針12、秒針13および時刻目盛16で時刻を指示する時刻表示モードである。なお、「LT」は「Local Time」の略語であり、「HT」は「Home Time」の略語である。そのため、小針14が「LT」を指示する場合は、時針11、分針12、秒針13は現在位置の時刻を指示し、小針14が「HT」を指示する場合は、時針11、分針12、秒針13は予め設定された地域時刻を指示する。
また、小針14が「ALT」を指示する場合は、時針11、分針12、秒針13および数値目盛18で高度を指示する高度モードの高度表示モードである。本実施形態では、高度モードは、現在位置の高度を表示する高度表示モードと、高度の閾値を設定するための高度閾値設定モードとを有する。なお、「ALT」は、高度計を意味する「altimeter」の略語である。電子時計1は、通常のクオーツ時計の構成に気圧センサー7をさらに備えることで、気圧に基づく高度計機能を備えている。また。小針14が6時側に位置するハッチ模様を指示する場合は、高度閾値設定モードである。なお、高度閾値設定モードの詳細については、後述する。
さらに、時刻表示モードで、Aボタン5を押した場合、小針14がパワーインジケーターを指示して、日付表示モードとなる。なお、日付表示モードでは、秒針13で1~31秒に相当する位置を指示することで1~31日の日付を指示する。また、GPS機能を搭載した場合には、小針14が飛行機マークを指示することで、機内モードであることを表示する。
また、本実施形態では、文字板3には、6時側に窓部9の開口が設けられている。そして、窓部9の開口からは、文字板3の裏側に配置される表示板15に表示された情報151が視認可能に構成されている。
図2は、表示板15の概略を示す正面図である。
図2に示すように、表示板15は、円環状とされ、表面側に情報151が表示されている。具体的には、表示板15には、情報151として、第1情報151Aと、第2情報151Bと、第3情報151Cと、第4情報151Dとが表示されている。
第1情報151Aは、複数の黒色の斜線、すなわち、黒色のハッチ模様により構成されている。第2情報151Bは、黒塗りの模様により構成されている。第3情報151Cは、複数の赤色の斜線、すなわち、赤色のハッチ模様により構成されている。第4情報151Dは、黒塗りのひし形の絵柄により構成されている。なお、本開示において模様とは、線などの形状や絵柄等が組み合わされて表示されたものを意味する。
本実施形態では、第1情報151A、第2情報151B、第3情報151C、および、第4情報151Dが1組の情報151を構成する。そして、本実施形態では、表示板15には、3組の情報151が表示されている。このように、本実施形態では、複数組の情報151を設けることにより、1組の情報151を設けた場合と比較して、基準位置合わせのための時間短縮することができる。
また、本実施形態では、第1~第3情報151A~151Cは、表示板15において、文字板3に設けられた窓部9の開口面積よりも広い範囲に表示されている。すなわち、表示板15に設けられた第1~第3情報151A~151Cの大きさは、窓部9の開口よりも大きい。これにより、表示板15の位置が窓部9の開口に対して多少ずれたとしても、第1~第3情報151A~151Cは窓部9の開口面積よりも広い範囲に表示されているので、窓部9を介して情報151を確実に表示することができる。
なお、情報151の詳細については後述する。
図3は、電子時計1の構成を示すブロック図である。なお、図3では、電池および電源回路は省略している。なお、電池は一次電池でもよく、あるいは、二次電池で構成してもよい。電池を二次電池で構成する場合は、太陽電池等の発電手段を搭載していてもよい。
図3に示すように、電子時計1は、CPU(Central Processing Unit)20と、水晶発振回路27と、RAM(Random access memory)28と、ROM(Read Only Memory)29とを備える。また、電子時計1は、第1~第5モータードライバー31~35と、第1~第5ステッピングモーター41~45と、第1~第5輪列51~55とを備える。
CPU20は、時計の制御を実行する制御部であり、ROM29に格納されたプログラムを実行することで各機能を実現する。CPU20は、プログラムを実行することで実現される通常運針制御部21と、早送り制御部22と、モード制御部23と、計測制御部24と、閾値設定制御部25と、閾値判定部26とを備える。RAM28は、プログラムを実行する際に必要な情報を格納する。
通常運針制御部21は、時刻表示モード時に実行される制御部であり、第1~第3モータードライバー31~33を制御して、時針11、分針12、秒針13で現時刻を表示する。
早送り制御部22は、高度モードの高度閾値設定モード時に実行される制御部であり、第1~第3モータードライバー31~33を制御して、時針11、分針12、秒針13を早送りで運針する。
モード制御部23は、ユーザーが、りゅうず4や、Aボタン5、Bボタン6を操作して表示モードを時刻モードに切り替えた場合は、第4モータードライバー34を制御して小針14を「LT」または「HT」を指示する位置に移動させる。また、モード制御部23は、ユーザーが、りゅうず4や、Aボタン5、Bボタン6を操作して表示モードを高度モードに切り替えた場合は、第4モータードライバー34を制御して小針14を「ALT」を指示する位置に移動させる。
計測制御部24は、時刻表示モード時や高度モード時に実行される制御部であり、気圧センサー7を作動して気圧測定を行い、測定された気圧値から高度を求め、第1~第3モータードライバー31~33を制御して高度を指針で表示する。具体的には、秒針13で高度の数値の十と一の位を表示し、分針12で高度の数値の百の位を表示し、時針11で高度の数値の千の位を表示する。例えば図1に示す例では、秒針13がベゼル8の数値目盛18の「7」を指していることから「70」を、分針12がベゼル8の数値目盛18の「3」と「4」との間を示していることから「3」を、時針11がベゼル8の数値目盛18の「4」と「5」との間を示していることから「4」を示している。したがって、時針11、分針12、秒針13を合わせて、「4370」という数値を表示する。なお、計測制御部24、時針11、分針12、秒針13は、本開示の高度表示手段の一例である。
図3に戻って、閾値設定制御部25は、高度モードの高度閾値設定モード時に実行される制御部であり、ユーザーの操作に応じて第1~第3モータードライバー31~33を制御して、高度の閾値を指針で表示する。
閾値判定部26は、時刻表示モード時に実行され、気圧センサー7にて測定された気圧から求められた高度が設定された高度の閾値を超えているか否かを判定する。そして、閾値判定部26は、判定結果に基づいて第5モータードライバー35を制御して、判定結果を表示板15で表示する。
りゅうず4、Aボタン5、Bボタン6は、ユーザーによって操作された際に、CPU20に対して操作に応じた信号を出力する。また、CPU20のモード制御部23は、Aボタン5、Bボタン6の操作で機能を切り替える。例えば、モード制御部23は、時刻表示モード時に、Aボタン5が3秒間以上押されると、ローカルタイムとホームタイムとを切り替える。
また、モード制御部23は、Bボタン6が押されると、時刻表示モードと高度モードの高度表示モードとを切り替える。すなわち、モード制御部23は、時刻表示モード時にBボタン6が押されると、実行されるモードを高度モードの高度表示モードに切り替える。そして、モード制御部23は、高度表示モード時にBボタン6が押されると実行されるモードを時刻表示モードに切り替える。
さらに、モード制御部23は、高度表示モード時にりゅうず4が2段位置に引かれると、実行されるモードを高度閾値設定モードに切り替える。そして、モード制御部23は、高度閾値設定モード時にりゅうず4が0段位置に戻されると、実行されるモードを高度表示モードに切り替える。
気圧センサー7は、CPU20からの要求に応じて、現在気圧をデジタル値でCPU20に出力する。
水晶発振回路27は、時間計測の基準や、CPU20のクロックとなる基準周波数信号を生成している。基準周波数は32768Hzであり、分周を繰り返することで、1秒の信号を得ることができる。
時針11、分針12、秒針13、小針14、表示板15は、それぞれ独立した輪列を介して、それぞれ独立したステッピングモーターにより駆動されている。
すなわち、時針11は、時輪列である第1輪列51を介して、時モーターである第1ステッピングモーター41により駆動される。分針12は、分輪列である第2輪列52を介して、分モーターである第2ステッピングモーター42により駆動される。秒針13は、秒輪列である第3輪列53を介して、秒モーターである第3ステッピングモーター43により駆動される。小針14は、小針輪列である第4輪列54を介して、小針モーターである第4ステッピングモーター44により駆動される。表示板15は、表示板輪列である第5輪列55を介して、表示板モーターである第5ステッピングモーター45により駆動される。
[時刻表示モード]
次に、本実施形態の時刻表示モードの処理について説明する。
電子時計1は、時刻表示モードの実行中、通常運針制御部21によって第1~第3ステッピングモーター41~43を駆動し、計時している現在時刻を時針11、分針12、秒針13で指示する。
通常運針制御部21は、第3ステッピングモーター43を1秒毎に1ステップ駆動し、秒針13は1ステップで1秒の目盛分つまり6°移動する。通常運針制御部21は、第2ステッピングモーター42を5秒毎に1ステップ駆動し、分針12は12ステップで1分の目盛分つまり6°移動する。通常運針制御部21は、第1ステッピングモーター41を1分毎に1ステップ駆動し、時針11は60ステップで1時間分の目盛分つまり30°移動する。
また、本実施形態では、電子時計1は、時刻表示モード時に高度判定表示処理を実行する。なお、高度判定表示処理の詳細については、後述する。
[高度閾値設定モード]
次に、高度閾値設定モードについて説明する。
図4は、高度閾値設定モードで実行される閾値設定処理を示すフローチャートである。前述したように、電子時計1は、高度表示モード時にりゅうず4が2段位置に引かれると、高度閾値設定モードを実行する。この際、前述したように、小針14は、サブダイヤルの6時側に位置するハッチ模様を指示することで、動作モードが高度閾値設定モードに切り換わったことを表示する。
図4に示すように、閾値設定処理では、先ず、ステップS1として、閾値設定制御部25は、高度閾値設定モードが実行されて閾値設定処理が実行されると、第1~第3モータードライバー31~33を制御して、現在設定されている高度の閾値Lを時針11、分針12、秒針13で表示する。
次に、ステップS2として、閾値設定制御部25は、りゅうず4に対して操作が実行されたか否かを判定する。
ステップS2でYESと判定した場合、閾値設定制御部25は、ステップS3として、りゅうず4が早送り操作されたか否かを判定する。具体的には、閾値設定制御部25は、りゅうず4が時計回り方向、または、反時計回り方向に、一定時間の間に2回以上回転操作されたことを示す信号が検出されると、りゅうず4が早送り操作されたと判定する。
ステップS3でYESと判定すると、閾値設定制御部25は、ステップS4として、第1~第3モータードライバー31~33を制御して、時針11、分針12、秒針13を早送り修正する。ここで、本開示において早送り修正は、りゅうず4が予め設定された回転をした場合に、指針11~13を連続運針させて指示位置を修正する方法である。運針停止の指示を受け付けるまでの間はりゅうず4等の操作部の操作が不要となるため、修正操作の負担が軽減できる。なお、早送り修正では、必ずしも高速で指針11~13駆動する必要はない。本実施形態では、閾値設定制御部25は、りゅうず4が時計回り方向に早送り操作された場合、第1~第3モータードライバー31~33を制御して、時針11、分針12、秒針13を時計回り方向、すなわち、閾値が増加する方向に早送り運針する。また、閾値設定制御部25は、りゅうず4が反時計回り方向に早送り操作された場合、第1~第3モータードライバー31~33を制御して、時針11、分針12、秒針13を反時計回り方向、すなわち、閾値が減少する方向に早送り運針する。なお、早送り修正は、本開示の連続修正の一例である。
そして、閾値設定制御部25は、ステップS5として、早送り終了操作されたか否かを判定する。具体的には、閾値設定制御部25は、早送り運針中にりゅうず4が回転操作された場合、早送り終了操作されたと判定し、早送り修正を停止する。
ステップS5でNOと判定した場合、閾値設定制御部25は、ステップS4に戻って早送り修正を続行する。
一方、ステップS5でYESと判定すると、閾値設定制御部25は、ステップS6として、設定終了操作されたか否かを判定する。具体的には、閾値設定制御部25は、りゅうず4が0段位置に戻された場合、設定終了操作されたと判定する。
そして、閾値設定制御部25は、ステップS6でYESと判定した場合、閾値設定処理を終了し、ステップS6でNOと判定すると、ステップS2に戻って処理を繰り返す。
ステップS3に戻って、閾値設定制御部25は、ステップS3でNOと判定した場合、ステップS7として、単発修正する。ここで、本開示において単発修正は、りゅうず4を回転するごとにモーターをステップ運針させて指針11~13の指示位置を修正する方法である。具体的には、閾値設定制御部25は、ステップS2で検出されたりゅうず4の回転量に応じて、第1~第3モータードライバー31~33を制御して、時針11、分針12、秒針13を運針させる。本実施形態では、閾値設定制御部25は、りゅうず4が時計回り方向に回転操作された場合、りゅうず4の回転量に応じて第1~第3モータードライバー31~33を制御して、時針11、分針12、秒針13を時計回り方向、すなわち、閾値が増加する方向に運針する。また、閾値設定制御部25は、りゅうず4が反時計回り方向に回転操作された場合、りゅうず4の回転量に応じて第1~第3モータードライバー31~33を制御して、時針11、分針12、秒針13を反時計回り方向、すなわち、閾値が減少する方向に運針する。
そして、閾値設定制御部25は、前述したステップS6に移行する。
ステップS2に戻って、閾値設定制御部25は、ステップS2でNOと判定すると、ステップS8として、Bボタン6が長押し操作されたか否かを判定する。具体的には、閾値設定制御部25は、Bボタン6が3秒間以上押されたか否かを判定する。
ステップS8でNOと判定すると、閾値設定制御部25は、前述したステップS6に移行する。
一方、ステップS8でYESと判定すると、閾値設定制御部25は、ステップS9として、現在の高度Hを閾値Lとして設定する。具体的には、閾値設定制御部25は、計測制御部24および気圧センサー7にて測定された気圧値から求められた高度Hを閾値Lとして設定する。
このように、本実施形態では、閾値設定制御部25は、りゅうず4およびBボタン6に受け付けられた設定操作に応じて、設定された閾値Lを増減させる機能と、計測制御部24および気圧センサー7にて測定された高度Hを閾値Lとして設定する機能と、を有する。すなわち、閾値設定制御部25は、本開示の閾値設定手段の一例であり、計測制御部24および気圧センサー7は、本開示の高度測定手段の一例であり、Bボタン6は、本開示の押しボタンの一例である。
[高度判定表示処理]
次に、高度判定表示処理について説明する。前述したように、電子時計1は、時刻表示モード時に高度判定表示処理を実行する。
図5は、高度判定表示処理を示すフローチャートであり、図6は、高度閾値以下の状態を示す図であり、図7は、高度閾値超えの状態を示す図であり、図8は、不具合発生状態を示す図である。
図5に示すように、高度判定表示処理では、先ず、ステップS11として、計測制御部24および気圧センサー7にて気圧測定を行う。そして、ステップS12として、閾値判定部26は、現在の高度Hを取得できたか否かを判定する。具体的には、閾値判定部26は、計測制御部24および気圧センサー7にて測定された気圧値から高度Hを取得できたか否かを判定する。
ステップS12でYESと判定した場合、閾値判定部26は、ステップS13として、取得した高度Hが予め設定された閾値Lを超えたか否かを判定する。
ステップS12でNOと判定した場合、閾値判定部26は、ステップS14として、閾値以下表示を行う。具体的には、閾値判定部26は、第5モータードライバー35を制御して、表示板15を回転させ、図6に示すように、表示板15に表示された第1情報151Aを文字板3の窓部9の開口から表示させる。
一方、ステップS12でYESと判定した場合、閾値判定部26は、ステップS15として、閾値超表示を行う。具体的には、閾値判定部26は、第5モータードライバー35を制御して、表示板15を回転させ、図7に示すように、表示板15に表示された第2情報151Bを文字板3の窓部9の開口から表示させる。
このように、本実施形態では、閾値判定部26は、計測制御部24および気圧センサー7にて測定された高度Hが、閾値設定制御部25にて設定した閾値Lを超えたか否かを、窓部9の開口を介して第1情報151Aまたは第2情報151Bにて表示する。これにより、ユーザーは、Bボタン6を押して時刻表示モードから高度表示モードに切り替えなくても、窓部9の開口を介して第1情報151Aまたは第2情報151Bを視認することにより、現在位置の高度Hが予め設定した閾値Lを超えたか否かを確認することができる。なお、窓部9および表示板15は、本開示の表示部を構成する報知手段の一例であり、第1情報151Aおよび第2情報151Bは、本開示の閾値判定情報の一例である。
図5に戻って、次に、閾値判定部26は、ステップS16として、閾値超表示または閾値以下表示をしてから所定時間tを経過したか否かを判定する。例えば所定時間tとしては、予め60秒間が設定されている。
ステップS16でNOと判定した場合、閾値判定部26は、ステップS15に戻って処理を繰り返す。
一方、ステップS16でYESと判定した場合、閾値判定部26は、ステップS11に戻って処理を繰り返す。
ステップS12に戻って、閾値判定部26は、ステップS11でNOと判定した場合、つまり、計測制御部24および気圧センサー7にて測定された気圧値から高度Hを取得できなかった場合、ステップS17として、エラー表示を行う。具体的には、閾値判定部26は、第5モータードライバー35を制御して表示板15を回転させ、図8に示すように、表示板15に表記された第3情報151Cを文字板3の窓部9の開口から表示させる。そして、閾値判定部26は、前述したステップS16に移行する。
このように、本実施形態では、例えば、気圧センサー7の故障等により高度Hが取得できなかった場合は、窓部9の開口を介して第3情報151Cを表示する。これにより、ユーザーは、Bボタン6を押して時刻表示モードから高度表示モードに切り替えなくても、気圧センサー7の故障等により現在位置の高度Hが取得できないことを把握することができる。なお、第3情報151Cは、本開示の不具合情報の一例である。
また、第4情報151Dは、表示板15を組み立てる際の基準位置を示すものであり、時計表示モードや高度表示モード等の通常使用している際には、窓部9を介して表示されることはない。
[実施形態の作用効果]
このような本実施形態では、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、ユーザーは、現在設定されている閾値Lを基準にして新たな閾値を設定できる。そのため、目標とする高度を簡単な操作にて修正することができる。また、気圧センサー7および計測制御部24にて測定された高度Hを閾値として設定することもできる。そのため、例えば、ユーザーが現在位置を戻ってくる際の目標位置として山頂に向かうような場合に、簡単な操作で現在位置の高度Hを閾値Lとして設定することができる。さらに、現在位置の高度Hを閾値Lとして設定した上で、当該閾値Lを増加減させて新たな閾値を設定することもできる。
本実施形態では、ユーザーは、Bボタン6を操作すれば現在位置の高度Hを閾値Lとして設定することができる。そのため、簡単な操作で現在位置の高度Hを閾値Lとして設定することができる。
本実施形態では、ユーザーは、りゅうず4を回転操作すれば設定された閾値Lを増減させることができる。そのため、簡単な操作で設定された閾値Lを修正することができる。
本実施形態では、ユーザーは、閾値Lの修正量が多い場合は早送り修正により閾値Lを修正でき、閾値Lの修正量が少ない場合は単発修正により閾値Lを修正できるので、ユーザーの操作性を向上させることができる。
本実施形態では、ユーザーは、表示部を構成する窓部9および表示板15を視認すれば、現在位置の高度Hが設定した閾値Lを超えたか否かを確認することができる。そのため、ユーザーは、目標とする高度や目標位置に到達したか否かを容易に把握することができる。
本実施形態では、ユーザーは、文字板3に設けられた窓部9を介して表示板15に表示された第1情報151Aまたは第2情報151Bを視認することにより、気圧センサー7および計測制御部24にて測定した高度Hが、閾値設定制御部25にて設定した閾値Lを超えたか否かを確認することができる。そのため、ユーザーは、例えば指針で表示される場合に比べて、現在の位置が目安としている高度を超えているか否かを容易に確認することができる。また、高度Hが閾値Lを超えたか否かを表示するのに指針を用いないので、窓部9および表示板15を有して構成される表示部の配置の自由度を高くすることができる。
本実施形態では、閾値判定情報を構成する第1情報151Aおよび第2情報151Bは模様を含んで構成されているので、例えば、閾値判定情報が文字で構成される場合に比べて、ユーザーは閾値判定情報の内容を容易に認識することができる。
本実施形態では、閾値判定情報を構成する第1情報151Aおよび第2情報151Bが窓部9の開口面積よりも広い範囲に表示されているので、表示板15の位置が窓部9の開口に対して多少ずれたとしても、窓部9を介して閾値判定情報を確実に表示することができる。
本実施形態では、ユーザーは、文字板3の窓部9を介して表示板15に表示された不具合情報を構成する第3情報151Cを視認することで、気圧センサー7等の故障といった不具合を、電子時計1の動作モードを切り替えるような操作を行うことなく把握することができる。
本実施形態では、高度表示モードにおいて、計測制御部24、時針11、分針12、秒針13は、気圧センサー7で測定した気圧値に基づいて高度を表示するので、ユーザーは、現在位置の高度Hを確認することができる。
[変形例]
なお、本開示は前述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本開示に含まれるものである。
前記実施形態では、閾値判定部26は、所定時間tが経過する毎に、計測制御部24にて現在の高度Hを取得して、当該高度Hが予め設定された閾値Lを超えたか否かを判定するように構成されていたが、これに限定されない。例えば、閾値判定部26は、ユーザーによってAボタンが操作されると、計測制御部にて現在の高度を取得して、当該高度が予め設定された閾値を超えたか否かを判定するように構成されていてもよい。このように構成することで、ユーザーは、所望するタイミングで現在の位置が目安としている高度を超えているか否かを確認することができる。
前記実施形態では、閾値判定部26は、計測制御部24および気圧センサー7にて測定された気圧値から高度Hを取得できなかった場合、不具合情報を構成する第3情報151Cを文字板3の窓部9の開口から表示させるように構成されていたが、これに限定されない。例えば、閾値判定部は、電池残量が予め設定された閾値未満である場合に、不具合情報を構成する第3情報を文字板の窓部の開口から表示させるように構成されていてもよい。
前記実施形態では、表示板15に表示される情報151は模様により構成されていたが、これに限定されない。例えば、表示板に表示される閾値判定情報を構成する情報は、文字や絵柄等を含んで構成されていてもよい。
前記実施形態では、文字板に時刻目盛16を設けていたが、時刻表示モードでは、時針11、分針12、秒針13の指示位置で時刻を読み取ることができるため、時刻目盛16を設けなくてもよい。
前記実施形態では、時刻表示モード、高度モード、日付表示モード等の動作モードを備えていたが、これに加えて、時刻修正モード、タイムゾーン設定モード、DSTモード等を備えていてもよい。さらに、GPS機能を追加することにより、衛星信号受信モードや機内モード等の動作モードを備えていてもよい。
前記実施形態では、電子時計1は、時刻表示モード時に高度判定表示処理を実行するように構成されていたが、これに限定されない。例えば、電子時計は、時計表示モード時に加えて、高度表示モード時や日付表示モード時に高度判定表示処理を実行するように構成されていてもよい。
前記実施形態では、電子時計1は、りゅうず4およびBボタン6に受け付けられた設定操作に応じて閾値Lを設定するように構成されていたが、これに限定されない。例えば、りゅうずおよびBボタンに加え、Aボタンに受け付けられた操作に応じて閾値を設定するように構成されていてもよい。また、りゅうず4を電子時計1に設けずに、少なくとも2つ以上のボタンを設け、2つ以上のボタンに受け付けられた操作に応じて閾値を設定するように構成されていてもよい。さらに、閾値設定制御部は、設定された閾値を増減させる、または、測定された高度を閾値として設定することに加えて、閾値を初期値に設定できるように構成されていてもよい。
前記実施形態では、気圧センサー7および計測制御部24にて測定した高度Hが、閾値設定制御部25にて設定した閾値Lを超えたか否かを判定する閾値判定部26は、電子時計1内に収納されるCPU20の一部の機能として構成されていたが、これに限定されない。例えば、スマートフォン等の携帯用デバイスと相互通信可能に構成され、当該携帯用デバイスに収納される制御装置の一部の機能として閾値判定部が構成されていてもよい。この場合、測定した高度および設定した閾値は、電子時計の通信機能により携帯用デバイスに送信され、当該携帯用デバイスの閾値判定部にて高度が閾値を超えたか否かを判定する。そして、当該判定結果が通信機能により電子時計に送信される。
前記実施形態では、本開示の報知手段は、窓部9および表示板15を有する表示部により構成されていたが、これに限定されない。例えば、ブザー等の音を発する装置により構成されていてもよく、あるいは、LED等の光を発する光源装置や振動を発生させる振動装置等により構成されていてもよい。また、報知手段を構成する表示部は、指針を有して構成されていてもよいし、デジタル表示部として構成されていてもよい。さらに、前記実施形態では、模様を含んで構成される情報151が表示板15に表示されていたが、これに限定されない。例えば、表示板に表示される情報は、文字等により構成されていてもよい。
前記実施形態では、窓部9および表示板15を有して構成される表示部は、測定した高度Hが閾値設定制御部25にて設定した閾値Lを超えたか否かを表示するように構成されていたが、これに限定されない。例えば、表示部は、温度センサーにて測定した温度や加速度センサー等を用いて計測した歩数等が、予め設定した閾値を超えたか否かを表示するように構成されていてもよい。
さらに、前記実施形態では、気圧センサー7にて測定した気圧値から高度を求めていたが、これに限定されない。例えば、GPS機能で取得した情報から高度を求めるように構成されていてもよい。
[本開示のまとめ]
本開示の電子時計は、高度を測定する高度測定手段と、高度の閾値を設定可能な閾値設定手段と、高度の閾値の設定操作を受け付ける操作部と、前記高度測定手段にて測定した高度が、前記閾値設定手段にて設定した閾値を超えたか否かを報知する報知手段とを備え、前記閾値設定手段は、前記操作部にて受け付けられた設定操作に応じて、設定された閾値を増減させる機能と、前記高度測定手段にて測定された高度を閾値として設定する機能と、を有することを特徴とする。
これにより、ユーザーは、現在設定されている閾値を基準にして新たな閾値を設定できる。そのため、目標とする高度を簡単な操作にて修正することができる。また、高度測定手段にて測定された高度を閾値として設定することもできる。そのため、例えば、ユーザーが現在位置を戻ってくる際の目標位置として山頂に向かうような場合に、簡単な操作で現在位置の高度を閾値として設定することができる。さらに、現在位置の高度を閾値として設定した上で、当該閾値を増加減させて新たな閾値を設定することもできる。
本開示の電子時計において、前記操作部は、押しボタンを備え、前記閾値設定手段は、前記押しボタンに受け付けられた設定操作に応じて、前記高度測定手段にて測定された高度を閾値として設定してもよい。
これにより、ユーザーは、押しボタンを操作すれば現在位置の高度を閾値として設定することができる。そのため、簡単な操作で現在位置の高度を閾値として設定することができる。
本開示の電子時計において、前記操作部は、りゅうずを備え、前記閾値設定手段は、前記りゅうずに受け付けられた回転操作に応じて、設定された閾値を増減させてもよい。
これにより、ユーザーは、りゅうずを回転操作すれば設定された閾値を増減させることができる。そのため、簡単な操作で設定された閾値を修正することができる。
本開示の電子時計において、前記閾値設定手段は、前記りゅうずに受け付けられた回転操作に応じて、設定された閾値を連続修正、または、単発修正してもよい。
これにより、ユーザーは、閾値の修正量が多い場合は連続修正により閾値を修正でき、閾値の修正量が少ない場合は単発修正により閾値を修正できるので、ユーザーの操作性を向上させることができる。
本開示の電子時計において、前記報知手段は、前記高度測定手段にて測定した高度が、前記閾値設定手段にて設定した閾値を超えたか否かを表示する表示部を備えていてもよい。
これにより、ユーザーは、表示部を視認すれば、現在位置の高度が設定した閾値を超えたか否かを確認することができる。そのため、ユーザーは、目標とする高度や目標位置に到達したか否かを容易に把握することができる。
本開示の電子時計において、前記高度測定手段にて測定した高度が、前記閾値設定手段にて設定した閾値を超えたか否かを表示する閾値判定情報が表示され、前記表示部を構成する表示板と、前記閾値判定情報を視認させ、前記表示部を構成する窓部を有する文字板と、を有していてもよい。
これにより、ユーザーは、文字板に設けられた窓部を介して表示板に表示された閾値判定情報を視認することにより、高度測定手段にて測定した高度が、閾値設定手段にて設定した閾値を超えたか否かを確認することができる。そのため、ユーザーは、例えば指針で表示される場合に比べて、現在の位置が目安としている高度を超えているか否かを容易に確認することができる。また、高度測定手段にて測定した高度が、閾値設定手段にて設定した閾値を超えたか否かを表示するのに指針を用いないので、窓部および表示板を有して構成される表示部の配置の自由度を高くすることができる。
本開示の電子時計において、前記閾値判定情報は、模様を含んで構成されていてもよい。
これにより、閾値判定情報は模様を含んで構成されているので、例えば、閾値判定情報が文字で構成される場合に比べて、ユーザーは閾値判定情報の内容を容易に認識することができる。
本開示の電子時計において、前記表示板に設けられた前記閾値判定情報の大きさは、窓部の開口よりも大きくてもよい。
これにより、閾値判定情報が窓部の開口面積よりも広い範囲に表示されているので、表示板の位置が窓部に対して多少ずれたとしても、窓部を介して閾値判定情報を確実に表示することができる。
本開示の電子時計において、前記表示板には、電子時計の不具合を示す不具合情報が表示されていてもよい。
これにより、ユーザーは、文字板の窓部を介して表示板に表示された不具合情報を視認することで、例えば、高度測定手段が故障したり、電池残量が低下したりといった電子時計の不具合が生じていることを、電子時計の動作モードを切り替えるような操作を行うことなく把握することができる。
本開示の電子時計において、前記高度測定手段にて測定した高度を表示する高度表示手段を備えていてもよい。
これにより、ユーザーは、現在位置の高度を確認することができる。
1…電子時計、2…外装ケース、3…文字板、4…りゅうず、5…Aボタン、6…Bボタン、7…気圧センサー(高度測定手段)、8…ベゼル、9…窓部(表示部)、11…時針、12…分針、13…秒針、14…小針、15…表示板(表示部)、16…時刻目盛、16A…時刻目盛、16B…時刻目盛、18…数値目盛、18B…数値目盛、19…目盛、20…CPU、21…通常運針制御部、22…早送り制御部、23…モード制御部、24…計測制御部(高度測定手段)、25…閾値設定制御部(閾値設定手段)、26…閾値判定部、27…水晶発振回路、28…RAM、29…ROM、31…第1モータードライバー、32…第2モータードライバー、33…第3モータードライバー、34…第4モータードライバー、35…第5モータードライバー、41…第1ステッピングモーター、42…第2ステッピングモーター、43…第3ステッピングモーター、44…第4ステッピングモーター、45…第5ステッピングモーター、51…第1輪列、52…第2輪列、53…第3輪列、54…第4輪列、55…第5輪列、151…情報、151A…第1情報、151B…第2情報、151C…第3情報、151D…第4情報。

Claims (10)

  1. 高度を測定する高度測定手段と、
    高度の閾値を設定可能な閾値設定手段と、
    高度の閾値の設定操作を受け付ける操作部と、
    前記高度測定手段にて測定した高度が、前記閾値設定手段にて設定した閾値を超えたか否かを報知する報知手段とを備え、
    前記閾値設定手段は、前記操作部にて受け付けられた設定操作に応じて、設定された閾値を増減させる機能と、前記高度測定手段にて測定された高度を閾値として設定する機能と、を有する
    ことを特徴とする電子時計。
  2. 請求項1に記載の電子時計において、
    前記操作部は、押しボタンを備え、
    前記閾値設定手段は、前記押しボタンに受け付けられた設定操作に応じて、前記高度測定手段にて測定された高度を閾値として設定する
    ことを特徴とする電子時計。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子時計において、
    前記操作部は、りゅうずを備え、
    前記閾値設定手段は、前記りゅうずに受け付けられた回転操作に応じて、設定された閾値を増減させる
    ことを特徴とする電子時計。
  4. 請求項3に記載の電子時計において、
    前記閾値設定手段は、前記りゅうずに受け付けられた回転操作に応じて、設定された閾値を連続修正、または、単発修正する
    ことを特徴とする電子時計。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子時計において、
    前記報知手段は、前記高度測定手段にて測定した高度が、前記閾値設定手段にて設定した閾値を超えたか否かを表示する表示部を備える
    ことを特徴とする電子時計。
  6. 請求項5に記載の電子時計において、
    前記高度測定手段にて測定した高度が、前記閾値設定手段にて設定した閾値を超えたか否かを表示する閾値判定情報が表示され、前記表示部を構成する表示板と、
    前記閾値判定情報を視認させ、前記表示部を構成する窓部を有する文字板と、を有する
    ことを特徴とする電子時計。
  7. 請求項6に記載の電子時計において、
    前記閾値判定情報は、模様を含んで構成されている
    ことを特徴とする電子時計。
  8. 請求項6または請求項7に記載の電子時計において、
    前記表示板に設けられた前記閾値判定情報の大きさは、窓部の開口よりも大きい
    ことを特徴とする電子時計。
  9. 請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の電子時計において、
    前記表示板には、電子時計の不具合を示す不具合情報が表示されている
    ことを特徴とする電子時計。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の電子時計において、
    前記高度測定手段にて測定した高度を表示する高度表示手段を備える
    ことを特徴とする電子時計。
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