JP2022113571A - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数ユーザでの共有時における不都合を回避しつつ、外部端末と画像処理装置の操作部との双方から設定内容を変更可能とする。【解決手段】特定機能に関する設定画面をタッチパネル130に表示する表示処理と、特定機能に関する設定変更操作をタッチパネル130から受け付けて変更するS25の手順と、外部端末300において特定機能に関する設定画面を表示させる表示処理と、設定画面で特定機能に関する設定変更操作を外部端末300から受け付けて変更するS25と、を実行し、一方の設定画面を、ON設定状態からOFF設定状態への設定状態変更とOFF設定状態からON設定状態への設定状態変更とを受け付け可能な表示態様とし、他方の設定画面を、ON設定状態からOFF設定状態への設定状態変更を受け付け可能な表示態様としかつOFF設定状態からON設定状態への設定状態変更を受け付け不可能な表示態様とする。【選択図】図3

Description

本発明は、特定機能に関する設定状態を画面上で設定可能画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
従来、例えば特許文献1に記載のように、Webサーバ機能を組み込んだ画像処理装置が知られている。クライアントPCのWebブラウザから画像処理装置にアクセスすると、画像処理装置の各種設定の内容が変更可能に表示される。
特開2005-165750号公報(図7)
一方、画像処理装置が備える操作パネル等の操作部において前述の各種設定の内容変更を実行可能とする構成とも知られている。したがって、特許文献1に記載のように、画像処理装置に接続された外部端末と画像処理装置の操作部との双方から、画像処理装置の各種設定内容を設定可能とすれば、使い勝手が向上する。しかしながら、このような構成では、画像処理装置を複数のユーザで共有する場合に、適切に画像処理装置を管理できない可能性が生じる。具体的には、例えば、画像処理装置の設定内容を変更したユーザとは別のユーザが当該画像処理装置を使う際に、適切に機能を実行できない場合があるという不都合が生じる。
本発明の目的は、複数ユーザでの共有時における不都合を回避しつつ、外部端末と画像処理装置の操作部との双方から設定内容を変更可能とする画像処理装置及び画像処理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、表示部と、操作部と、制御部と、を備える画像処理装置であって、前記制御部は、特定機能に関する設定状態を設定可能な第1画面を前記表示部に表示する第1表示処理と、前記特定機能に関する設定状態の変更指示を前記操作部から受け付けた場合に、当該変更指示に従って対応する前記設定状態を変更する第1変更処理と、Webブラウザ機能を備える外部端末からの要求に応じて画面表示データを送信し、前記外部端末において前記特定機能に関する設定状態を設定可能な第2画面を表示させる第2表示処理と、前記第2画面で前記特定機能に関する設定状態の変更指示を前記外部端末から受け付けた場合に、当該変更指示に従って対応する設定状態を変更する第2変更処理と、を実行し、前記第1画面及び前記第2画面のうち一方の画面を、第1設定状態から第2設定状態への設定状態変更と前記第2設定状態から前記第1設定状態への設定状態変更とを受け付け可能な表示態様とし、前記第1画面及び前記第2画面のうち他方の画面を、前記第1設定状態から前記第2設定状態への設定状態変更を受け付け可能な表示態様としかつ前記第2設定状態から前記第1設定状態への設定状態変更を受け付け不可能な表示態様とする。
本願発明においては、制御部が実行する第1表示処理において、特定機能に関する設定状態を設定可能な第1画面が表示される。ユーザが操作部を介し特定機能に関する設定状態の変更指示を行うと、第1変更処理においてその指示が受け付けられ、指示に対応する設定状態を変更することができる。
制御部が実行する第2表示処理では、Webブラウザ機能を備える外部端末に画面表示データを送信することで、特定機能に関する設定状態を設定可能な第2画面が当該外部端末において表示される。ユーザが外部端末において特定機能に関する設定状態の変更指示を行うと、第2変更処理においてその指示が受け付けられ、指示に対応する設定状態を変更することができる。
本願発明においては、第1表示処理において画像処理装置の表示部に表示される第1画面と、第2表示処理において外部端末に表示される第2画面とで、受け付け可能な上述の設定状態変更の内容が互いに異なる。
第1画面及び第2画面のうち一方の画面では、第1設定状態から第2設定状態への設定状態変更、及び、第2設定状態から第1設定状態への設定状態変更、のいずれもが受け付け可能な表示態様となっている。ユーザは、この一方の画面を参照することで、画像処理装置が第1設定状態にある場合には第2設定状態への設定状態変更を行うこともできるし、画像処理装置が第2設定状態にある場合には第1設定状態への設定状態変更を行うこともできる。
第1画面及び第2画面のうち他方の画面では、第1設定状態から第2設定状態への設定状態変更は受け付け可能であるものの、第2設定状態から第1設定状態への設定状態変更は受け付け不可能な表示態様となっている。ユーザは、この他方の画面を参照する場合、画像処理装置が第1設定状態にある場合には第2設定状態への設定状態変更は行うことができるが、画像処理装置が第2設定状態にある場合には第1設定状態への設定状態変更を行うことはできない。
本願発明によれば、画像処理装置の表示部に表示される画面と、外部端末に表示される画面とで、ユーザが実行できる設定状態変更の内容が互いに異なる。すなわち2つの画面のうちいずれかには、設定状態変更に関して上述のような制限が設けられる。本願発明によれば、外部端末と画像処理装置との双方から設定内容を変更可能としつつも、上述の制限を設けることにより、複数ユーザでの共有時における不都合を回避することが可能となる。
本発明によれば、複数ユーザでの共有時における不都合を回避しつつ、外部端末と画像処理装置の操作部との双方から設定内容が変更可能となる。
本発明の実施形態による画像処理装置の全体構成を表す模式図である。 画像処理装置の制御系を表すブロック図である。 画像処理装置を接続したネットワークシステムの全体構成を表す図である。 オートスタートスキャン機能を利用しない場合のスキャン作業のフローの一例を表す図である。 オートスタートスキャン機能を利用する場合で正常なスキャン作業のフローの一例を表す図である。 オートスタートスキャン機能を利用する場合でデータ漏洩が生じるスキャン作業のフローの一例を表す図である。 タッチパネルでオートスタートスキャナの設定画面を表示するまでの画面遷移を表す図である。 オートスタートスキャンをON設定状態にした際のトップ待機画面を表す図である。 外部端末で表示させたオートスタートスキャンの設定画面を表す図である。 CPUが実行するオートスタートスキャンモード設定変更処理の制御手順の一例を表すフローチャートである。 CPUが実行するスキャン中確認処理の制御手順の一例を表すフローチャートである。 CPUが実行するデバイス確認処理の制御手順の一例を表すフローチャートである。 タッチパネルでショートカットを登録するまでの画面遷移を表す図である。 ショートカットを適用せずにタッチパネルで表示したオートスタートスキャナの設定画面を表す図である。 CPUが実行するデバイス確認処理の制御手順の一例を表すフローチャートである。
<画像処理装置の全体構成>
本発明の一実施形態による画像処理装置1の全体構成を図1に示す。図1において、画像処理装置1は、装置本体2を備えており、この装置本体2に、供給ユニット3と、搬送ユニット4と、画像形成ユニット5と、排紙ユニット8と、原稿スキャンユニット10と、が備えられている。画像処理装置1は図1に記載の図において、左方向が前側であり、右方向が後ろ側、上方向が上側、下方向が下側、手前方向が右側、奥方向が左側である。
<供給ユニット>
供給ユニット3は、装置本体2の下部に着脱可能に装着される給紙トレイ30と、給紙ローラ32と、を備えている。給紙トレイ30内には、画像形成の対象となる記録用紙Sが収容可能となっている。
給紙ローラ32は、給紙トレイ30内の後側で記録用紙Sの上面に接触するよう設けられている。給紙ローラ32は、給紙トレイ30の最上部に位置する記録用紙Sを1枚ずつ取り出し、順搬送経路L1に供給する。
<搬送ユニット>
搬送ユニット4は、供給ユニット3から供給された記録用紙Sを画像形成ユニット5及び排紙ユニット8まで搬送する。搬送ユニット4は、図示しないモータによって駆動される搬送ローラ33aと、従動ローラ33bと、レジストローラ34と、EXITローラ37と、排紙ローラ81と、ハクシャローラ82と、を備えている。給紙ローラ32から順搬送経路L1に供給された記録用紙Sは、搬送ローラ33aと従動ローラ33bとで挟持され、順搬送経路L1に沿ってレジストローラ34へ向けて搬送される。レジストローラ34は、記録用紙Sの姿勢を矯正した後、記録用紙Sを画像形成ユニット5へと搬送する。レジストローラ34及びEXITローラ37は、画像形成ユニット5の記録動作に合わせて記録用紙Sを搬送することにより、記録用紙Sに画像が形成される。記録が行われた記録用紙SはEXITローラ37によって搬送され、次に、排紙ローラ83とハクシャローラ82とに搬送され排紙ユニット8に排紙される。
<画像形成ユニット>
画像形成ユニット5は、搬送ユニット4から搬送されてきた記録用紙Sに対し、周知の電子写真方式、若しくはインクジェット方式、若しくは熱転写方式、等によって画像を形成して印刷を行う。画像形成が完了した記録用紙Sは、EXITローラ37にて順搬送経路L1に沿って排紙ローラ81へ向けて搬送される。
<排紙ユニット>
排紙ユニット8は、画像が形成され搬送ユニット4によって搬送された記録用紙Sが排出される場所である。排紙ユニット8は、排出口83と、排出トレイ84とを備えている。
<原稿スキャンユニット>
原稿スキャンユニット10は、装置本体2の上方に設けられたフラットベッド11と、このフラットベッド11の上方に回動可能に設けられた原稿自動搬送装置12と、を備えている。フラットベッド11は、その上表面に水平に広く張り渡されるよう設けられたガラス板11aと、このガラス板11aのすぐ下でガイドレール11bに沿って前後方向に移動可能な第1イメージセンサ210とを備えている。第1イメージセンサ210は、図中の左右方向におけるガラス板11aの全体に渡って延伸した画像読取りセンサであり、図示しないモータと送りネジなどの駆動によって図中の前後方向におけるガラス板11aの全体に渡って移動する。これにより第1イメージセンサ210は、ガラス板11aの上表面に載置された図示しない原稿Pの下面全体における表記画像を光学的に読み取る(以下、スキャンするという)ことができる。
原稿自動搬送装置12(以下、ADF12という)は、原稿載置台12aと、原稿供給ローラ12bと、原稿検知センサ12eと、第2イメージセンサ220と、原稿搬送ローラ12cと、原稿排出台12dと、を一体化して備えている。そのADF12の全体は、図中の前側に位置するヒンジ13を中心に回動することで、フラットベッド11に対する開閉動作が可能となっている。
原稿供給ローラ12bは、原稿載置台12aに積層してセットされた複数毎の原稿Pの下部または上部のいずれかからから積層順に1枚ずつ取り出し、原稿搬送経路L2に沿って第2イメージセンサ220、原稿搬送ローラ12cへ向けて搬送する。なお、フラットベッド11又は原稿載置台12aが原稿台の一例である。
原稿検知センサ12eは、上記原稿供給ローラ12bの後側近傍の適宜の位置で原稿載置台12aに設けられた光学センサであり、原稿載置台12aに載置された全てのサイズの原稿Pの有無を検知する。
第2イメージセンサ220は、図中の左右方向における原稿搬送経路L2の全体に渡って延伸した画像読取りセンサであり、原稿供給ローラ12bから搬送されて当該第2イメージセンサ220を通過する原稿Pの一方側の表面全体における表記画像を光学的にスキャンすることができる。
原稿搬送ローラ12cは、2つ1組となって図示しないモータによって駆動され、原稿Pに原稿搬送経路L2に沿った搬送力を付与するローラである。原稿供給ローラ12bから搬送されてきた原稿Pは、2つの原稿搬送ローラ12cで挟持されつつその搬送方向を前側から後側へ折り返し、原稿排出台12dへ搬送される。このとき、フラットベッド11の第1イメージセンサ210は、その位置を固定したままガラス板11aを挟んで原稿搬送経路L2上に搬送される原稿Pの他方側の裏面全体における表記画像を光学的にスキャンすることができる。
<制御系>
前述のモータの回転及び停止を含む画像処理装置1各部の動作は、特定用途向け集積回路であるASIC(application specific integrated circuit)20により制御される。ASIC20を含む画像処理装置1の制御系を表すブロック図を図2に示す。図2に示すように、ASIC20には、CPU100が含まれる。ASIC20には、ROM110と、RAM120と、所望の表示を行うと共にユーザが操作可能なタッチパネル130と、原稿検知センサ12eと、画像形成ユニット5と、回転駆動回路150と、ネットワーク制御部170と、USBインタフェース180と、第1イメージセンサ210と、第2イメージセンサ220がそれぞれ接続されている。なお、CPU100は制御部及びコンピュータの一例であり、タッチパネル130は表示部と操作部の一例である。
ROM110には、後述の図10、図11、図12にそれぞれ示す各フローチャートを実行するための制御プログラムを含む、画像処理装置1が動作するのに必要な各種制御プログラムが記憶されている。CPU100は、ROM110から読み出したプログラムに従って各部の制御を行うとともに、後述する図10、図11、図12にそれぞれ示す各フローチャートを実行する。
また、CPU100は、ASIC20を介して画像形成ユニット5へ印刷指示信号を出力することで、当該画像形成ユニット5による記録用紙Sへの画像形成を指示する。またCPU100は、ASIC20を介して前述のモータの回転を制御する回転駆動回路150へ駆動制御信号を出力することで、モータの回転を制御する。
さらにCPU100は、ASIC20を介してネットワーク制御部170を制御することで、例えばWi-Fi(登録商標)などの無線又はETHERNET(登録商標)などの有線によるネットワーク通信NWを介し、外部端末300と情報の送受信を行う。さらにCPU100は、ASIC20とUSBインタフェース180を介して外部から接続されたUSB(Universal Serial Bus)機器と情報の送受信を行う。本実施形態の例では、このUSB機器として上記ネットワーク制御部170と通信するものと同等の外部端末300を想定しており、当該画像処理装置1を利用するユーザが持ち込んだ外部端末300を必要に応じて任意に接続可能としている。なお、外部端末300については、例えばXMLファイルや画像ファイルなどで構成するWeb画面表示データを受信して所定の表示と操作が可能なWebブラウザ機能を備えた情報デバイスであればよく、例えば汎用パーソナルコンピュータ、スマートフォン、又はタブレット端末などが適用できる。なお、このWeb画面表示データが画面表示データの一例である。
第1イメージセンサ210及び第2イメージセンサ220のそれぞれは、出射光Laを発光する発光部211a,221aと、発光部211a,221aから発光された出射光Laの反射光Lbを受光可能な受光部211b221b,と、を有する、反射型のセンサである。なお、第1イメージセンサ210及び第2イメージセンサ220が読取部の一例である。
<システム中における画像処理装置の利用形態について>
以上のように構成された画像処理装置1は、コピー機、ネットワークプリンタ、及びスキャナなどの複数の機能を備えた複合機として利用可能であり、例えば図3に示すようなネットワークシステム400に接続されることで複数のユーザが共有して使用できる。図示する例のネットワークシステム400では、画像処理装置1が有線LANで構成されたネットワーク通信NWを介して複数の外部端末300と情報送受可能に接続されている。そして、画像処理装置1がWebサーバとして機能して各外部端末300にWeb画面表示データを送信することで、各外部端末300のユーザは画像処理装置1の各種機能を遠隔操作で利用できる。
しかしながら、当該画像処理装置1のスキャナ機能を利用するユーザは、原稿Pを原稿載置台12aにセットする必要があることから必ず画像処理装置1の設置場所に位置して直接作業しなければならない。本実施形態では、このように画像処理装置1の設置場所でスキャナ機能を利用するユーザを特に複合機ユーザと呼称し、上述したようにこの複合機ユーザが所有するものであって必要に応じて画像処理装置1にUSB接続した外部端末を特にUSB接続端末301と呼称する。また、ネットワーク通信NWを介して画像処理装置1に接続する複数の外部端末300のうち、あらかじめシステム管理権限が与えられたシステム管理者だけが使用できる外部端末を特に管理者端末302と呼称し、その他の一般ユーザが使用する一般端末303と区別する。
そして画像処理装置1は、それ自体が備えるタッチパネル130において、当該画像処理装置1自体の内部設定に関する閲覧と変更操作を可能としている。なお、この変更操作が変更指示の一例である。また画像処理装置1は、同じ内部設定についてアクセスし変更操作できるWeb画面表示データを、情報セキュリティの観点から上記の管理者端末302と任意に接続されたUSB接続端末301だけに送信可能とし、他の一般端末303に対しては送信不可としている。これにより、このネットワークシステム400において画像処理装置1の内部設定にアクセスして変更操作できるのは、画像処理装置1に対して直接操作してスキャナ機能を利用する複合機ユーザと、システム管理権限を有するシステム管理者だけとなる。このように複合機ユーザとシステム管理者との双方から、画像処理装置1の各種設定内容を設定可能とすれば、使い勝手が向上する。
なお、スキャナ機能に関係する内部設定の具体的な内容としては、例えば各イメージセンサ210,220が原稿Pからスキャンした画像データの送信先(つまり保存先)や、カラーとモノクロの選択、スキャン解像度、画像データのファイルフォーマット、等がある。スキャナ機能を利用する複合機ユーザは、タッチパネル130又はUSB接続端末301を操作してこれらのスキャナ設定を設定し、目的とする態様で画像データを取得する。
<オートスタートスキャン機能とその設定変更操作について>
そして本実施形態の画像処理装置1においては、上記の原稿載置台12aに設けられた原稿検知センサ12eを備えていることで、スキャナ機能における補助機能としてのオートスタートスキャン機能を利用できる。
まず比較例として、オートスタートスキャン機能を利用しない場合における継続スキャン作業のフローの一例を図4に示す。なお以下に示す例においては、各イメージセンサ210,220がそれぞれ原稿Pの表面又は裏面に対してスキャンした1ページ分のデータを画像データとし、さらに複数ページ分の画像データを例えばPDFなどのファイルフォーマットで1つのデータにまとめたものを出力画像データとする。また図示する例では、スキャンさせる原稿Pの枚数が、原稿載置台12aにセットできる最大枚数の2~3倍ほど用意されている場合の作業例を示している。このため原稿Pを3回に分けて原稿載置台12aにセットし、その度に自動スキャンさせて画像データを取得する工程となる。
この図4において、最初に複合機ユーザはタッチパネル130を操作して、継続スキャン機能の設定をOFF設定からON設定に変更操作し、出力画像データの送信先などの上記スキャナ設定を設定入力し(ST1)、画像処理装置1がその各種設定の入力を受け付ける(ST2)。そして複合機ユーザは、セット可能枚数で原稿Pを原稿載置台12aにセットし(ST3)、その後にタッチパネル130上の特に図示しないスタートボタンを押下操作(ST4)したことを契機に、原稿スキャンユニット10が原稿Pを自動スキャンする(ST5)。なお、スタートボタンは別途に設けたハードウェアボタンであってもよい。この自動スキャンでは、上述したように、原稿載置台12aにセットされた複数枚の原稿Pがその積層順で1枚ずつ搬送される作業と、各イメージセンサ210,220のスキャン動作により画像データがスキャンされる作業と、スキャンされた原稿Pが原稿排出台12dへ排出される作業とが連携して、セット枚数分だけ繰り返し行われる。
1回目の原稿自動スキャンの終了後に、画像処理装置1は原稿Pのセットを待機する待機状態となる。複合機ユーザは原稿載置台12aに2回目の原稿Pのセットを行い(ST6)、その後にスタートボタンを押下操作(ST7)することで、原稿自動スキャンが行われる(ST8)。さらに2回目の原稿自動スキャンの終了後には、複合機ユーザによる3回目の原稿Pのセットを行い(ST9)、その後のスタートボタンの押下操作(ST10)により、最後の原稿自動スキャンが行われ(ST11)、複合機ユーザが完了ボタンを押下操作(ST12)することにより、全ての原稿Pのスキャンが終了する。
そして全ての画像データが取得されたこの時点で、それらを1つにまとめた出力画像データが内部的に生成され(ST13)、上記の(ST1)で設定入力された送信先に出力画像データが送信されてこの作業フローが終了する。このとき、送信先が複合機ユーザ自身で設定入力したEメールアドレス、クラウドサーバ、又はUSB接続端末301などの既知の送信先であることから、意図しない一般ユーザへのデータ漏洩が生じることなくセュリティの観点から適切である。なお、この場合の特に図示しないEメールサーバ、クラウドサーバ、及びUSB接続端末301が他の装置の一例である。
なお複合機ユーザは、上記(ST1)、(ST2)の設定入力の作業の前に(ST3)の原稿セット作業を行ってもよいし、また(ST4)でスタートボタンを押下操作する前であればセュリティ対策として(ST1)、(ST2)の設定入力の作業を何度でも繰り返し確認して行ってもよい。
以上の比較例に対して、本実施形態の画像処理装置1が有するオートスタートスキャン機能は、複合機ユーザにスタートボタンの押下操作を省略させるための機能である。具体的には、原稿検知センサ12eが原稿Pを検知した際、つまり複合機ユーザにより原稿載置台12a上に1枚でも原稿Pがセットされたことが検知された際に、自動的かつ即座に原稿スキャンユニット10に原稿自動スキャンを実行させる。なお、このオートスタートスキャン機能が特定機能及び自動読取機能の一例である。
このオートスタートスキャン機能を利用する場合には、図5の作業フローに示すように、複合機ユーザ自身が(ST1)の設定入力でオートスタートスキャン機能の設定をOFF設定からON設定に変更操作し、無効状態から有効状態に切り換える必要がある。これにより、その後に複合機ユーザが繰り返し原稿セット(ST3、ST6、ST9)を行った際には毎回その直後に原稿自動スキャン(ST5、ST8、ST11)が自動的に実行されることになり、スタートボタンの押下操作(ST4、ST7、ST10)の手間を省略した簡易な作業となる。オートスタートスキャン機能のオン設定(ON設定)の設定状態が第1設定状態の一例であり、オフ設定(OFF設定)の設定状態が第2設定状態の一例である。
しかしながら、このオートスタートスキャン機能に対して、上述した管理者端末302から自由にその設定変更操作が可能であるとセキュリティの観点から望ましくない場合がある。具体的には、図6の作業フローに示すように、複合機ユーザ自身が意図的にオートスタートスキャン機能をON設定からOFF設定に切り換えるよう設定(ST1、ST2)していたとする。しかし、その後のタイミングで管理者端末302からオートスタートスキャン機能をOFF設定からON設定に切り換えるよう設定入力(SS2)された場合には、それに気付いていない複合機ユーザが原稿Pをセットした際に意図しない原稿自動スキャンが自動的に開始して実行されてしまう。そのため、複合機ユーザとしてはスタートボタンを押下操作する前に送信先などの再入力設定を予定していたところ、例えば以前に他の一般ユーザによって設定(SS1)されてRAM120等に残っていた送信先へ出力画像データが送信されてしまうなどのデータ漏洩が生じる可能性がある。
本実施形態ではこのような不都合を回避するために、画像処理装置1における特定機能の設定状態を変更するその操作内容を、その変更操作を行うユーザの区別、もしくは変更操作に使用されている操作デバイスの区別に応じて制限する。具体的に上記のオートスタートスキャン機能の場合には、少なくともそのOFF設定からON設定への変更操作を複合機ユーザだけに許可するよう制限すればよく、これにより少なくともスキャナ機能を利用する複合機ユーザが意図しないタイミングでの原稿自動スキャンの実行開始を防ぐことができる。一方、オートスタートスキャン機能の設定内容をON設定からOFF設定へ変更することは、当該機能を無効化することであり、複合機ユーザとシステム管理者の両方でそのような変更操作を可能としてもセキュリティの観点からは問題ない。
以上から本実施形態の画像処理装置1は、オートスタートスキャン機能の設定内容の変更操作に関しては、複合機ユーザからOFF設定からON設定への変更操作とON設定からOFF設定への変更操作の両方を受け付け可能に処理する。つまり、複合機ユーザだけが操作し得るタッチパネル130とUSB接続端末301での変更操作では、オートスタートスキャン機能のOFF→ON変更操作とON→OFF変更操作の両方を受け付けるよう処理する。
また画像処理装置1は、システム管理者からのOFF設定からON設定への変更操作は受け付け不可とし、ON設定からOFF設定への変更操作だけを受け付け可能に処理する。つまり、システム管理者だけが操作し得る管理者端末302での変更操作では、オートスタートスキャン機能のON→OFF変更操作だけを受け付けるよう処理する。
なお、上述したデータ漏洩の不都合は、画像処理装置1が有線LANや無線LANにかかわらず一般ユーザからの遠隔操作が可能にネットワーク接続されている場合に生じる。したがって画像処理装置1が非ネットワーク接続されている場合であって、USBだけでなくその他の規格に準拠するインタフェースを介して直接的に画像処理装置1に接続している外部端末300から入力されたオートスタートスキャン機能の設定変更操作は受け付け可能に処理してもよい。
また、原稿自動スキャンで各イメージセンサ210,220が原稿Pの表面又は裏面の1ページ分をスキャンする動作をスキャン動作という。このスキャン動作中においては、オートスタートスキャン機能に関するどのような設定変更操作を実行しても画像データのデータ破壊等が生じるおそれがある。このため、スキャン動作中においては、タッチパネル130、USB接続端末301、及び管理者端末302のいずれの操作デバイスにかかわらずオートスタートスキャン機能のどのような設定変更操作も受け付け不可とする。
また、最初に原稿Pが原稿載置台12aにセットされてから出力画像データが生成、送信されるまでの間の一連の処理を継続スキャン処理という。この継続スキャン処理中においては、各イメージセンサ210,220が上記スキャン動作中でなく、例えば原稿Pを原稿載置台12aにセットする前後のタイミングであっても、各種の設定変更操作を実行した場合には出力画像データのデータ破壊等が生じるおそれがある。このため、スキャン動作中や原稿Pのセット待ち状態も含めて継続スキャン処理中においては、いずれの操作デバイスにかかわらずオートスタートスキャン機能のどのような設定変更操作も受け付け不可とする。
<具体的なユーザインタフェース例>
以上説明した本実施形態のオートスタートスキャン機能に関する設定変更操作を実現するための具体的なユーザインタフェースの例を、図7~図9を参照しつつ説明する。図7、図8はタッチパネル130におけるユーザインタフェースの例を示しており、図9は管理者端末302におけるユーザインタフェースの例を示している。なお、これら図7~図9のいずれも、上記継続スキャン処理を実行していないタイミングでの表示内容を示している。
まず図7(a)は、タッチパネル130においてスキャナ機能に関する設定メニューのトップ画面130Aを示している。このトップ画面130A中には、出力画像データの送信先として選択設定する対象のクラウドボタン、PCボタン、ネットワークボタンとともに、後述するショートカットを設定するためのショートカットボタン51と、無線LANのWi-Fi(登録商標)を設定するWi-Fiボタン52と、その他詳細な設定を行うためのコンフィグボタン53が表示されている。このうちコンフィグボタン53を押下操作することで、図7(b)に示す詳細設定メニューの画面130Bに遷移する。
この詳細設定メニュー画面130Bでは、基本設定ボタン54と、お気に入り設定ボタンと、ネットワークボタンと、製品情報ボタンと、戻るボタン55が表示されており、このうち基本設定ボタン54を押下操作することで図7(c)に示す基本設定画面130Cへ遷移する。なお、戻るボタン55を一度押下操作することで、1つ前のメニュー画面に戻ることができる(以下、同様)。そして、この基本設定画面130Cにおいて定期メンテナンスボタン、セキュリティ設定ロックボタン、スキャン結果表示ボタンとともにオートスタートスキャンモードボタン56が表示されており、このオートスタートスキャンモードボタン56を押下操作することで図7(d)に示すオートスタートスキャンモードの設定画面130Dが表示される。なお、この図7(d)に示すオートスタートスキャンモードの設定画面130Dが第1画面及び一方の画面の一例であり、この図7(d)に示す設定画面130Dをタッチパネル130に表示する処理が第1表示処理の一例であり、この設定画面130Dの表示態様が第1設定状態から第2設定状態への設定状態変更と第2設定状態から第1設定状態への設定状態変更とを受け付け可能な表示態様の一例である。
このオートスタートスキャンモードの設定画面130Dでは、オートスタートスキャン機能のON設定に対応するオンボタン57と、オートスタートスキャン機能のOFF設定に対応するオフボタン58の両方が変更操作可能に表示されている。すなわち、上記継続スキャン処理を実行していないタイミングでは、タッチパネル130においてオートスタートスキャン機能のOFF→ON変更操作とON→OFF変更操作の両方を受け付ける表示態様となっている。なお、特に図示しないが、このオートスタートスキャンモードの設定画面130Dにおいてオンボタン57を押下操作してON設定に変更した場合には、それ以降のトップ待機画面130Eで図8に示すようにオートスタートスキャン機能が有効状態であることを示すメッセージが表示される。
次に、管理者端末302が画像処理装置1にアクセス、ログインしてWeb画面表示データを画像処理装置1に要求し、その要求に応じて画像処理装置1からWeb画面表示データを受信した際には、図9に示す複合機設定ウィンドウがディスプレイなどの表示部に表示される。この複合機設定ウィンドウ中には、上位の設定項目を示す基本設定タブ、アドレス帳タブ、Eメールタブ、スキャンタブ59、管理者設定タブ、ネットワークタブが表示されており、このうちスキャンタブ59を選択することで図示するようなスキャン設定画面310A,310Bが表示される。
図示する例のスキャン設定画面310A,310B中では、重送検知機能の設定と、読み取り開始位置調整機能の設定と、スキャン結果表示の設定と、オートスタートスキャン機能の設定のそれぞれに関する変更操作が可能となっている。そして、オートスタートスキャン機能の設定項目においては、その時点でオン設定となっている場合に図9(a)に示すように当該設定項目が操作可能に表示されてオフ設定への変更操作が可能となっている。しかし、その時点でオフ設定となっている場合には、図9(b)に示すように当該設定項目がグレイアウト(図中の網目表示部参照)で表示されるとともにオン設定への変更操作はタッチパネル130で実施することを促すメッセージが表示され、オン設定への変更操作が不可能となっている。すなわち、上記継続スキャン処理を実行していないタイミングでは、管理者端末302においてオートスタートスキャン機能のON→OFF変更操作だけを受け付ける表示態様となっている。なお、これら図9(a)と図9(b)のスキャン設定画面310A,310Bが第2画面及び他方の画面の一例であり、これら図9(a)と図9(b)に示すスキャン設定画面310A,310Bを外部端末300の表示部に表示する処理が第2表示処理の一例であり、図9(a)での表示態様が第1設定状態から第2設定状態への設定状態変更を受け付け可能な表示態様の一例であり、図9(b)での表示態様が第2設定状態から第1設定状態への設定状態変更を受け付け不可能な表示態様の一例である。
なお、特に図示しないが、USB接続端末301においても画像処理装置1にアクセス、ログインしてWeb画面表示データを受信することで、同等の複合機設定ウィンドウとスキャン設定画面を表示できる。しかしこの場合には、その時点でオン設定とオフ設定のいずれの場合でも図9(a)のスキャン設定画面310Aと同様にオートスタートスキャン機能の設定項目が操作可能に表示され、オン設定→オフ設定の変更操作と、オフ設定→オン設定の変更操作のいずれも可能となっている。すなわち、上記継続スキャン処理を実行していないタイミングでは、USB接続端末301においてオートスタートスキャン機能のOFF→ON変更操作とON→OFF変更操作の両方を受け付ける表示態様となっている。
<制御手順>
上記の手法を実現するための手法の一例として、CPU100が実行するオートスタートスキャンモード設定変更処理(図中では「ASSモード設定変更処理」と略記)の制御手順を、図10、図11、図12のフローチャートを用いて説明する。この制御手順は、タッチパネル130、USB接続端末301、管理者端末302のいずれの操作デバイスにかかわらず、オートスタートスキャンモードの設定を変更操作する画面(上記図7(d)、図9)への遷移が要求された際に実行が開始される。
まずS5で、その時点でオートスタートスキャン機能がON設定状態となっているか否かが判定される。オートスタートスキャン機能がON設定状態であればYES判定され、S10へ移行する。S10では遷移する設定画面を設定の変更操作が可能な態様で表示する。なお、このS10の手順では、使用されている操作デバイスの区別に対応して、特にON設定からOFF設定への変更操作を行う設定画面(上記図7(d)の設定画面130D、図9(a)のスキャン設定画面310Aなど)を表示する。そして、S15へ移行する。
S15では、表示した設定画面においてオートスタートスキャン機能に関する設定変更操作が行われるまでループ待機する。設定変更操作が行われた際には、S100へ移行する。
S100では、その時点でスキャン動作中もしくは継続スキャン処理中であるか否かを確認するスキャン中確認処理(後述の図11参照)を実行する。
次にS20では、上記S100のスキャン中確認処理においてスキャン動作中と継続スキャン処理中のいずれの状態でもないことが確認されたことに対応する設定変更可能フラグF1の内容がONであるか否か、言い換えると上記S15での設定変更操作が可能であるか否かが判定される。設定変更可能フラグF1の内容がONであればYES判定され、S25へ移行する。S25では、上記S15での設定変更操作に対応する設定変更を実行し、このフローを終了する。なお、このS25の手順が第1変更処理及び第2変更処理の一例である。
一方、S20において設定変更可能フラグF1の内容がOFFであればNO判定され、S30へ移行する。S30では、使用されている操作デバイスの区別に対応して、当該画像処理装置1がスキャン動作中または継続スキャン処理中であるために設定変更ができない旨のエラー報知を行い(特に図示せず)、このフローを終了する。
一方、S5においてその時点のオートスタートスキャン機能がOFF設定状態であればNO判定され、S200へ移行する。
S200では、タッチパネル130、USB接続端末301、管理者端末302のいずれが操作デバイスとして使用されているかを確認するデバイス確認処理(後述の図12参照)を実行する。
次にS35では、上記S200のデバイス確認処理における操作デバイスの確認内容に対応するON変更許可フラグF2の内容がONであるか否か、言い換えるとOFF設定からON設定への変更操作を許可できるか否かが判定される。ON変更許可フラグF2の内容がONであればYES判定され、S40へ移行する。
S40では遷移する設定画面を設定の変更操作が可能な態様で表示する。なお、このS40の手順では、タッチパネル130、USB接続端末301のそれぞれに対応して、特にOFF設定からON設定への変更操作を行う設定画面(上記図7(d)の設定画面130Dなど)を表示する。そして、上記のS15へ移行し、同様の手順を実行する。
一方、S35においてON変更許可フラグF2の内容がOFFであればNO判定され、S45へ移行する。S45では、遷移する設定画面を設定の変更操作が不可能な態様で表示する。なお、このS45の手順では、管理者端末302に対応して、特にOFF設定からON設定への変更操作を例えばグレイアウトで表示して受け付け不可能とした設定画面(上記図9(b)など)を表示する。そして、このフローを終了する。
次に上記S100のスキャン中確認処理の制御手順を、図11のフローチャートを用いて説明する。
まずS105で、設定変更可能フラグF1の内容をONにする。
次にS110では、各イメージセンサ210,220がスキャン動作中であるか否かが判定される。スキャン動作中であればYES判定され、S115へ移行する。
S115では、設定変更可能フラグF1の内容をOFFにする。言い換えると、その時点でいかなる設定変更操作であっても受け付け不可能であることが確認される。そして、このフローを終了する。
一方、S110においてスキャン動作中でなければNO判定され、S120へ移行する。
S120では、当該画像処理装置1が継続スキャン処理中であるか否かが判定される。継続スキャン処理中であればYES判定され、S115へ移行し同様の手順を実行する。
一方、S120において継続スキャン処理中でなければNO判定され、言い換えると、その時点で設定変更操作が受け付け可能であることが確認される。そして、このフローを終了する。
次に上記S200のデバイス確認処理の制御手順を、図12のフローチャートを用いて説明する。
まずS205で、ON変更許可フラグF2の内容をOFFにする。
次にS210では、操作デバイスがUSB接続端末301のようにUSBインタフェース180に接続されたUSB接続機器であるか否かが判定される。操作デバイスがUSB接続機器であればYES判定され、S215へ移行する。
S215では、ON変更許可フラグF2の内容をONにする。言い換えると、その時点でのOFF設定からON設定への変更操作が受け付け可能であることが確認される。そして、このフローを終了する。
一方、S210において操作デバイスがUSB接続機器でなければNO判定され、S220へ移行する。
S220では、操作デバイスがタッチパネル130であるか否かが判定される。操作デバイスがタッチパネル130であればYES判定され、S215へ移行し同様の手順を実行する。
一方、S220において操作デバイスがタッチパネル130でなければNO判定され、言い換えると、操作デバイスがネットワーク接続機器であって、その時点でのOFF設定からON設定への変更操作が受け付け不可能であることが確認される。そして、このフローを終了する。
なお、上記図10、図11、図12のフローチャートに示した制御手順を実現するためにCPU100が実行するプログラムが画像処理プログラムの一例である。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態においては、オートスタートスキャン機能に関する設定状態を設定可能な図7(d)の設定画面130Dが表示される。ユーザがタッチパネル130を介しオートスタートスキャン機能に関する設定状態の変更操作を行うと、S25の手順においてその変更操作が受け付けられ、操作に対応する設定状態を変更することができる。
Webブラウザ機能を備える管理者端末302にWeb画面表示データを送信することで、オートスタートスキャン機能に関する設定状態を設定可能な図9(a)の設定画面310Aが当該管理者端末302において表示される。ユーザが管理者端末302においてオートスタートスキャン機能に関する設定状態の変更操作を行うと、S25の手順においてその変更操作が受け付けられ、操作に対応する設定状態を変更することができる。
本実施形態においては、画像処理装置1のタッチパネル130に表示される図7(d)の設定画面130Dと、管理者端末302に表示される図9の設定画面310A,310Bとで、受け付け可能な上述の設定状態変更の内容が互いに異なる。
図7(d)及び図9のうち図7(d)の設定画面130Dでは、ON設定状態からOFF設定状態への設定状態変更、及び、OFF設定状態からON設定状態への設定状態変更、のいずれもが受け付け可能な表示態様となっている。複合機ユーザは、この図7(d)の設定画面130Dを参照することで、画像処理装置1がON設定状態にある場合にはOFF設定状態への設定状態変更を行うこともできるし、画像処理装置1がOFF設定状態にある場合にはON設定状態への設定状態変更を行うこともできる。
図7(d)及び図9のうち図9の設定画面310A,310Bでは、ON設定状態からOFF設定状態への設定状態変更は受け付け可能であるものの、OFF設定状態からON設定状態への設定状態変更は受け付け不可能な表示態様となっている。システム管理者は、この図9の設定画面310A,310Bを参照する場合、画像処理装置1がON設定状態にある場合にはOFF設定状態への設定状態変更は行うことができるが、画像処理装置1がOFF設定状態にある場合にはON設定状態への設定状態変更を行うことはできない。
本実施形態によれば、画像処理装置1のタッチパネル130に表示される画面と、管理者端末302に表示される画面とで、複合機ユーザとシステム管理者がそれぞれ実行できる設定状態変更の内容が互いに異なる。すなわち2つの画面のうちいずれかには、設定状態変更に関して上述のような制限が設けられる。本実施形態によれば、管理者端末302と画像処理装置1との双方から設定内容を変更可能としつつも、上述の制限を設けることにより、複数ユーザでの共有時における不都合を回避することが可能となる。なお、上述した設定状態変更が受け付け不可能な表示態様については、設定画面自体を全く表示しない態様としてもよい(特に図示せず)。
また、本実施形態では特に、CPU100の制御に基づき、画像処理装置1に表示される図7(d)の設定画面130D及び管理者端末302に表示される図9の設定画面310A,310Bのうち図9の設定画面310A,310Bでは、オートスタートスキャン機能がON設定状態に設定されている場合にはOFF設定状態への設定状態変更を可能に表示する。その一方、オートスタートスキャン機能がOFF設定状態に設定されている場合には、ON設定状態への設定状態変更を不可能に表示する。本実施形態によれば、図9の設定画面310A,310Bが表示されかつオートスタートスキャン機能がOFF設定されている状態では、設定状態の変更ができない。設定状態変更に関してこのような制限が設けられることで、複数ユーザでの共有時における不都合を回避することができる。
また、本実施形態では特に、管理者端末302に表示される図9の設定画面310A,310Bでは、オートスタートスキャン機能がON設定状態からOFF設定状態への設定状態変更のみを可能に表示する。言い換えれば、管理者端末302において図9の設定画面310A,310Bが表示されかつオートスタートスキャン機能がOFF設定されている状態では、設定状態の変更ができない。本実施形態によれば、設定状態変更に関して管理者端末302側にこのような制限が設けられることで、複数ユーザでの共有時における不都合を回避することができる。具体的には、管理者端末302にてシステム管理者が図9の設定画面310A,310Bを表示させる場合に、そのシステム管理者により勝手にOFF設定状態→ON設定状態へ変更されてしまうことを防ぐことができる。
なお、タッチパネル130や管理者端末302において設定状態の変更操作ができる特定機能としては、オートスタートスキャンに限られない。他にも、原稿スキャンユニット10のADF12において、原稿供給ローラ12bが原稿載置台12aにセットされている原稿Pのうちの複数枚を一度に搬送してしまう重送ミスを検知する重送検知機能(図9の設定画面310A,310B参照)に対しても、その有効化と無効化の設定、すなわちON設定とOFF設定を変更操作できるようにしてもよい。具体的にこの重送検知は、別途の超音波センサを用いる手法や、光学センサを用いた原稿Pのエッジ検出による手法など、公知の手法を用いて実現すればよい。そしてこの重送検知機能については、システム管理者もしくは複合機ユーザが必要に応じてOFF設定からON設定に変更操作してもよいが、ON設定からOFF設定への変更操作はシステム管理者だけが適正に状況を判断して行えるようにすべきである。
このため、重送検知機能の設定変更操作については、システム管理者の管理者端末302で表示される設定画面においてOFF設定からON設定への変更操作と、ON設定からOFF設定への変更操作の両方を受け付け可能な表示態様で表示される。また、タッチパネル130で表示される重送検知機能の設定画面では、OFF設定からON設定への変更操作は受け付け可能な表示態様で表示されるが、ON設定からOFF設定への変更操作は受け付け不可能な表示態様で表示される(以上、特に図示せず)。この場合にはON設定状態が第2設定状態の一例であり、OFF設定状態が第1設定状態の一例である。
そして、このように画像処理装置1の特定機能の内容次第では、タッチパネル130よりも管理者端末302において設定変更操作の自由度を向上させることが望ましい場合がある。この場合には、システム管理者以外の一般ユーザが画像処理装置1のタッチパネル130を操作して、勝手に特定機能の設定状態を変更されてしまうことを防ぐことができる。なお、重送検知機能以外では例えば通信ネットワーク設定機能などについても、システム管理者に最も設定変更操作の自由度を与えることが望ましい。
また、本実施形態では特に、特定の機能として、原稿載置台12aへの原稿セットを検出して原稿Pを読み取り、対応する画像データを外部端末300に出力するオートスタートスキャン機能が備えられている。例えばこのオートスタートスキャン機能について、勝手に無効→有効とされると、読み取られた画像データが不意に他の外部端末300に出力されてしまい、情報漏洩となる可能性がある。本実施形態によれば上述の制限を設けることにより、複数ユーザ共有時の不都合としての上記情報漏洩を回避することができる。
また、オートスタートスキャン機能によるスキャン結果に対応する画像データを外部端末300に出力する構成において、当該外部端末300が画像処理装置1にネットワーク接続されている場合は前述のような情報漏洩の可能性が生じる。これに対し、当該外部端末300が画像処理装置1にネットワーク接続されていない場合は、例えばUSB接続端末301と画像処理装置1とがUSBケーブルで接続されている、等の構成であり、通常はそのUSB接続端末301の所有者である複合機ユーザが画像処理装置1の至近にいるため、情報漏洩の可能性は小さい。
本実施形態においては、外部端末300が画像処理装置1にネットワーク接続されている場合は、当該外部端末300に表示される設定画面においてOFF設定状態からON設定状態への設定状態変更を不可能とする。その一方、画像処理装置1にネットワーク接続ではない非ネットワーク接続されているUSB接続端末301の場合は、上記の例外として、設定画面においてもOFF設定状態からON設定状態への設定状態変更を可能とする。本実施形態によれば、設定内容に対する上述の制限を外部端末300と画像処理装置1との接続状況に応じて緩和することにより、操作性を高め、利便性を向上することができる。
また、オートスタートスキャン機能に基づき各イメージセンサ210,220がスキャンを実行している場合は、例えばPDF形式等のファイル生成の途中であり、途中でキャンセルされるとデータ破壊等が生じるおそれがある。
本実施形態においては、各イメージセンサ210,220によるスキャン動作の実行中は、タッチパネル130の設定画面においてもOFF設定状態からON設定状態への設定状態変更を不可能とする。本実施形態によれば、設定内容に対する上述の制限を読み取り実行中には例外的にさらに厳しくすることにより、データ健全性を確保し、利便性を向上することができる。なお、上述したように、各イメージセンサ210,220によるスキャン動作の実行中だけでなく、そのスキャン動作を含む画像処理装置1の継続スキャン処理中においても各設定画面のOFF設定状態からON設定状態への設定状態変更を不可能とすることで同様の効果が得られる。
また、本実施形態では特に、ON設定状態及びOFF設定状態のうち、一方が前述のオートスタートスキャン機能を有効とする設定状態であり、他方側が無効とする設定状態である。
上記図7(d)の設定画面130Dでは、オートスタートスキャン機能の有効→無効への設定状態変更、及び、無効→有効への設定状態変更、のいずれもが受け付け可能な表示態様となっている。複合機ユーザは、この図7(d)の設定画面130Dを参照することで、画像処理装置1のオートスタートスキャン機能が有効である場合には無効とする変更を行うこともできるし、オートスタートスキャン機能が無効である場合には有効とすることもできる。
上記図9の設定画面310A,310Bでは、例えばオートスタートスキャン機能の有効→無効とする変更は可能であるものの無効→有効とする変更は不可能となっている。
本実施形態によれば、オートスタートスキャンの有効・無効間の設定状態変更に関して上述のような制限が設けられることにより、管理者端末302と画像処理装置1との双方から設定内容を変更可能としつつも、複数ユーザでの共有時における不都合を回避することが可能となる。
<変形例>
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例も技術的範囲に含まれる。
(1)ショートカット適用状態を条件として特定機能の設定変更操作を許可する場合
上記実施形態では、オートスタートスキャン機能に関する設定変更操作が、どの操作デバイスに対応してどの程度の自由度で制限されるかを設定管理しているだけであった。しかし、より確実にデータ漏洩の不都合を回避してセキュリティ性を向上させるためには、出力画像データの送信先設定も併せて管理することが望ましい。
そこで、本変形例ではオートスタートスキャン機能に関する設定変更操作を、ショートカットの適用状態を条件として行えるようにする。ここで本変形例の画像処理装置1におけるショートカット機能とは、例えばスキャナ機能であれば画像データの送信先などといった当該スキャナ機能に関する各種の設定情報についてユーザが個別に設定したものをまとめて1つのプロファイルデータとして登録する補助機能である。そして本変形例では、オートスタートスキャン機能の設定変更操作を単独では行えず、必ず出力画像データの送信先設定を含めて登録されたショートカットを適用した状態であることを条件としてオートスタートスキャン機能の設定変更操作を可能とする。
例えば、図13に示すタッチパネル130でのユーザインタフェースのように、図13(a)のスキャナ機能設定トップ画面130Aからショートカットボタン51を押下操作することで、図13(b)に示すショートカット設定画面130Fに遷移する。このショートカット設定画面130Fでは、主に1~9のタブとショートカット追加ボタン60が表示されており、ショートカット追加ボタン60を押下操作することで、図13(c)に示す送信先設定画面130Gに遷移する。この送信先設定画面130Gにおいて、送信先の選択肢としてのネットワークボタン、FTP/SFTPサーバーボタン、Eメール送信ボタン、SharePointボタンが表示されており、複合機ユーザが任意に選択した送信先に対応するボタンを押下操作して特に図示しない送信先の設定操作が行われる。また、このように送信先の設定を含んだ内容のショートカットに対して、特に図示しない別途の操作によりその識別情報であるショートカットID(図示する例では「No.16」)も設定することで、図13(d)に示すようにショートカットが新規に登録される。
そして、画像処理装置1が登録済みのショートカットを実際に適用した状態、つまり出力画像データの送信先設定も含めてショートカットに登録していた各種の設定内容が反映された状態で、オートスタートスキャンモードの設定操作変更が初めて可能となる。つまり、上記図7(d)に示したように、オン設定ボタンとオフ設定ボタンの両方を操作可能なオートスタートスキャンモード設定画面130Dを表示できる。なお、画像処理装置1が登録済みのショートカットを何も適用していない状態では、図14に示すようにオンボタン57がグレイアウト表示されてオフボタン58だけが操作可能となるオートスタートスキャンモード設定画面130Hが表示される。
そして本変形例では、上記図12に対応する図15のS200Aのデバイス確認処理のように、S220でNO判定された場合にS225へ移行し、S225で当該画像処理装置1がUSB接続機器を送信先として登録済みのショートカットを適用中であるか否かが判定される。適用中であればYES判定されてS215へ移行し、適用中でなければNO判定されてこのフローを終了する。
以上説明したように、本変形例においては、複合機ユーザ自身が設定した送信先設定を含むショートカットの適用中に限りオートスタートスキャンの設定変更操作が可能となる。このため、偶発的要因などによりオートスタートスキャンが誤動作し、複合機ユーザの意図しないタイミングで開始した原稿自動スキャンにより強制的に原稿Pがスキャンされた場合でも、その出力画像データは既知の送信先へ送信される。したがって、確実にデータ漏洩の不都合を回避してセキュリティ性を向上させることができる。
なお、以上の説明において、「垂直」「平行」「平面」等の記載がある場合には、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「垂直」「平行」「平面」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に垂直」「実質的に平行」「実質的に平面」という意味である。
また、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
また、図10、図11、図12、図15等に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 画像処理装置
12a 原稿載置台(原稿台の一例)
100 CPU(制御部、コンピュータの一例)
130 タッチパネル(表示部、操作部の一例)
210,220 イメージセンサ(読取部の一例)
300 外部端末(他の装置の一例)
301 USB接続端末(他の装置の一例)
302 管理者端末(他の装置の一例)
P 原稿

Claims (10)

  1. 表示部と、操作部と、制御部と、を備える画像処理装置であって、
    前記制御部は、
    特定機能に関する設定状態を設定可能な第1画面を前記表示部に表示する第1表示処理と、
    前記特定機能に関する設定状態の変更指示を前記操作部から受け付けた場合に、当該変更指示に従って対応する前記設定状態を変更する第1変更処理と、
    Webブラウザ機能を備える外部端末からの要求に応じて画面表示データを送信し、前記外部端末において前記特定機能に関する設定状態を設定可能な第2画面を表示させる第2表示処理と、
    前記第2画面で前記特定機能に関する設定状態の変更指示を前記外部端末から受け付けた場合に、当該変更指示に従って対応する設定状態を変更する第2変更処理と、
    を実行し、
    前記第1画面及び前記第2画面のうち一方の画面を、第1設定状態から第2設定状態への設定状態変更と前記第2設定状態から前記第1設定状態への設定状態変更とを受け付け可能な表示態様とし、
    前記第1画面及び前記第2画面のうち他方の画面を、前記第1設定状態から前記第2設定状態への設定状態変更を受け付け可能な表示態様としかつ前記第2設定状態から前記第1設定状態への設定状態変更を受け付け不可能な表示態様とする、画像処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記特定機能が前記第1設定状態に設定されている場合、前記他方の画面を、当該第1設定状態から前記第2設定状態への設定状態変更を可能に表示し、
    前記特定機能が前記第2設定状態に設定されている場合、前記他方の画面を、当該第2設定状態から前記第1設定状態への設定状態変更を不可能に表示する、請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記制御部は、前記第2表示処理において、
    前記第2画面を、前記第1設定状態から前記第2設定状態への設定状態変更のみ受付可能な表示態様とする、請求項1又は請求項2記載の画像処理装置。
  4. 原稿がセットされる原稿台と、
    前記原稿を読み取る読取部と、
    をさらに備え、
    前記特定の機能は、
    前記原稿台への前記原稿のセットが検出された場合に前記読取部により前記原稿を読み取って対応する画像データを他の装置に出力する自動読取機能である、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の画像処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記他の装置が前記画像処理装置にネットワーク接続されている場合には、前記他方の画面を前記第2設定状態から前記第1設定状態への設定状態変更が不可能な表示態様とし、
    前記他の装置が画像処理装置に非ネットワーク接続されている場合には、前記他方の画面を前記第2設定状態から前記第1設定状態への設定状態変更が可能な表示態様とする、請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記制御部は、前記読取部による読み取り実行中は、前記一方の画面を前記第2設定状態から前記第1設定状態への設定状態変更を受け付け不可能な表示態様とする、請求項4又は請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記第1設定状態は、前記自動読取機能が有効であり、
    前記第2設定状態は、前記自動読取機能が無効であり、
    前記制御部は、
    前記第1画面を、前記第1設定状態から前記第2設定状態への設定状態変更と前記第2設定状態から前記第1設定状態への設定状態変更とを受け付け可能な表示態様とし、
    前記第2画面を、前記第1設定状態から前記第2設定状態への設定状態変更を受け付け可能な表示態様としかつ前記第2設定状態から前記第1設定状態への設定状態変更を受け付け不可能な表示態様とする、請求項4乃至請求項6のいずれか1項記載の画像処理装置。
  8. 前記制御部は、
    前記外部端末が前記画像処理装置にネットワーク接続されている場合には、前記第2画面を前記第2設定状態から前記第1設定状態への設定状態変更が不可能な表示態様とし、
    前記外部端末が画像処理装置に非ネットワーク接続されている場合には、前記第2画面を前記第2設定状態から前記第1設定状態への設定状態変更が可能な表示態様とする、請求項7記載の画像処理装置。
  9. 前記第1設定状態及び前記第2設定状態のうち一方は、前記特定機能を有効にする設定状態であり、
    前記第1設定状態及び前記第2設定状態のうち他方は、前記特定機能を無効にする設定状態である、請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載の画像処理装置。
  10. 表示部と、操作部とを備える画像処理装置に備えられたコンピュータに対し、
    特定機能に関する設定状態を設定可能な第1画面を前記表示部に表示する第1表示処理と、
    前記特定機能に関する設定状態の変更指示を前記操作部から受け付けた場合に、当該変更指示に従って対応する前記設定状態を変更する第1変更処理と、
    Webブラウザ機能を備える外部端末からの要求に応じて画面表示データを送信し、前記外部端末において前記特定機能に関する設定状態を設定可能な第2画面を表示させる第2表示処理と、
    前記第2画面で前記特定機能に関する設定状態の変更指示を前記外部端末から受け付けた場合に、当該変更指示に従って対応する設定状態を変更する第2変更処理と、
    を実行させ、
    前記第1画面及び前記第2画面のうち一方の画面では、第1設定状態から第2設定状態への設定状態変更と前記第2設定状態から前記第1設定状態への設定状態変更とを受け付け可能な表示態様とし、
    前記第1画面及び前記第2画面のうち他方の画面では、前記第1設定状態から前記第2設定状態への設定状態変更を受け付け可能な表示態様としかつ前記第2設定状態から前記第1設定状態への設定状態変更を受け付け不可能な表示態様とするための、画像処理プログラム。
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