JP2022112378A - 物置棚構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】前後方向に大きく移動しないで、載置棚本体を高所から低所へ引出すことができると共に、ガススプリングの弾発付勢力の伝達を調整できる。【解決手段】可動内枠体の前方引出状態で、載置棚本体を、水平姿勢のままで略鉛直下方へ誘導する鉛直誘導リンク機構を有すると共に、ガススプリング5の弾発付勢力のベクトルの腕の長さを変更する手動レバー13を有する。【選択図】図12
Description
本発明は、物置棚構造に関する。
従来から、本出願人は昇降吊り棚に関して複数の特許出願を行っている(例えば、特許文献1参照)。即ち、図20に示すように、吊り棚本体61を固定筐体62に対して、後上方の収納状態から手前下方に引き出した引き出し状態になるように、平行リンク機構63を介して、吊り棚本体61を取り付けていた。
吊り棚本体61は前後寸法に対して上下寸法が大きく、また、固定筐体62も(吊り棚本体61を収納自在なように)前後寸法よりも上下寸法が大きく、側面視が共に縦長矩形状であった。
吊り棚本体61は前後寸法に対して上下寸法が大きく、また、固定筐体62も(吊り棚本体61を収納自在なように)前後寸法よりも上下寸法が大きく、側面視が共に縦長矩形状であった。
上記平行リンク機構63によって、前後寸法(奥行き寸法)の小さな固定筐体62から、前後寸法が同様に小さな吊り棚本体61は、上記平行リンク機構63によって、手前下方に、側面視円弧運動しつつ、簡単に引き出すことが可能であった。
ところが、最近、店舗内に設置されている上下多段の商品陳列棚に於て、人の背よりも高い位置に商品を載置して、その高い位置の商品を下方まで引き出し可能としたいという要望がある。
しかしながら、このような商品陳列棚は、上下の間隔寸法に比べて、前後寸法が大きい。従って、平行リンク機構による円弧運動をもって人の背よりも高い位置の棚を、手前下方へ移動させることができなかった。
しかしながら、このような商品陳列棚は、上下の間隔寸法に比べて、前後寸法が大きい。従って、平行リンク機構による円弧運動をもって人の背よりも高い位置の棚を、手前下方へ移動させることができなかった。
そこで、本発明は、このような問題点を解決して、人の背よりも高い位置の載置棚本体を、スムーズに手前に引き出すことができると共に、直ちに略鉛直下方へ移動させて、人の目で見易い高さ位置にて、商品等をチェックできると共に、取り出したり、再び商品等を載置でき、その後は簡単かつスムーズに、載置棚本体を元の上方奥部へ戻すことができる物置棚構造の提供を一つの目的とする。
さらに、載置棚本体の上に載置される商品は種々の重量のものがあると共に、商品の個数も増加・減少を繰返し重量の増減変化も大きいといえる。このような載置棚本体に加わる荷重(負荷)の変動に、迅速かつ容易に対応でき、載置棚本体の急激な下降、又は、上昇を防ぐことができる物置棚構造の提供を、本発明の他の目的とする。
さらに、載置棚本体を、人の手で下降・上昇させるために、操作ハンドルが揺動自在として、一般に設けられるが、最下降状態では、操作ハンドル(の握り部)が物置棚本体の下面の奥方位置に在り、人の手が届き難い場合もあるが、これを解決することを、本発明のさらに別の目的とする。
さらに、載置棚本体の上に載置される商品は種々の重量のものがあると共に、商品の個数も増加・減少を繰返し重量の増減変化も大きいといえる。このような載置棚本体に加わる荷重(負荷)の変動に、迅速かつ容易に対応でき、載置棚本体の急激な下降、又は、上昇を防ぐことができる物置棚構造の提供を、本発明の他の目的とする。
さらに、載置棚本体を、人の手で下降・上昇させるために、操作ハンドルが揺動自在として、一般に設けられるが、最下降状態では、操作ハンドル(の握り部)が物置棚本体の下面の奥方位置に在り、人の手が届き難い場合もあるが、これを解決することを、本発明のさらに別の目的とする。
そこで、本発明は、固定外枠体と、レール手段を介して前後水平方向に移動可能として上記固定外枠体に取付けられた可動内枠体と、上記可動内枠体の内側に配設されている載置棚本体と、上記可動内枠体の前方引出状態で、上記載置棚本体を常時水平姿勢を保ちつつ略鉛直上下方向へ誘導案内する鉛直誘導リンク機構と、上記鉛直誘導リンク機構の一部を構成して、水平状一軸心廻りに揺動する駆動用リンクに、対して、弾発付勢力を付与するガススプリングとを、具備した物置棚構造に於て、上記ガススプリングの先端部が上記駆動用リンクの基部に対して付与する上記弾発付勢力のベクトルについての上記一軸心からの腕の長さを、変更する手動レバーを備えている。
また、固定外枠体と、レール手段を介して前後水平方向に移動可能として上記固定外枠体に取付けられた可動内枠体と、上記可動内枠体の内側に配設されている載置棚本体と、上記可動内枠体の前方引出状態で、上記載置棚本体を常時水平姿勢を保ちつつ略鉛直上下方向へ誘導案内する鉛直誘導リンク機構と、上記鉛直誘導リンク機構の一部に連結されて下方へ延伸する手動操作ハンドルとを、具備した物置棚構造に於て、上記載置棚本体が最下降位置に近づくに伴って、上記手動操作ハンドルを揺動させて、下端の水平状握り杆部を、手前方向に移動させる連動誘導手段を、具備している。
本発明によれば、載置棚本体が人の背丈以上の高所にあったとしても、容易に前方へ引出し、直ちに、下方へ移動させることができて、低い位置で、商品やその他の物品を、チェックしたり、載置する等の取り扱いが容易である。さらに、載置棚本体の引出し状態で、通路等の邪魔となる前後寸法を小さいままで、降下と上昇を行うことが可能となる。
さらに、本発明によれば、載置棚本体に加わる荷重(負荷)の変動に、迅速かつ容易に対応でき、載置棚本体の急激な下降、又は、上昇を防ぐことができる。また、手動操作ハンドルを、最下降位置に在っても、容易に人の手が届き、迅速に上昇させることが可能である。
さらに、本発明によれば、載置棚本体に加わる荷重(負荷)の変動に、迅速かつ容易に対応でき、載置棚本体の急激な下降、又は、上昇を防ぐことができる。また、手動操作ハンドルを、最下降位置に在っても、容易に人の手が届き、迅速に上昇させることが可能である。
以下、図示の実施の形態に基づき本発明を詳説する。
図1(A)(B)に於て、1は、各種専門店、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗内に設置された上下複数段の商品陳列棚(ショーケース)であって、人2の背よりも高い位置に在る載置棚本体3を、人2の目で見易い位置まで(図1(B)参照)移動自在である。
即ち、載置棚本体3を、前方へ矢印H3 のように引出し可能であると共に、さらに、矢印K3 のように、略鉛直下方向へ降下可能とする物置棚構造Zを備えている。
図1(A)(B)に於て、1は、各種専門店、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗内に設置された上下複数段の商品陳列棚(ショーケース)であって、人2の背よりも高い位置に在る載置棚本体3を、人2の目で見易い位置まで(図1(B)参照)移動自在である。
即ち、載置棚本体3を、前方へ矢印H3 のように引出し可能であると共に、さらに、矢印K3 のように、略鉛直下方向へ降下可能とする物置棚構造Zを備えている。
上下複数段の載置棚の最上段の一枚(個)、あるいは、(図示省略するが)最上段とその一つ下の2番目の段の両方を、前記矢印H3 ,K3 の如く移動可能とするも好ましい。後者の場合には、物置棚構造Zを、上下に2個配設する。
また、図示省略するが、、クローゼット等の部屋の壁面における高い位置に付設されている固定棚の上に、載置棚本体3を設けた場合であっても、この載置棚本体3を、一旦前方H3 へ引出し可能であると共に、鉛直下方向K3 へ降下可能とする物置棚構造Zを、設けるも好ましい(図1参照)。
次に、図2~図9に於て、本発明に係る物置棚構造Zを具体的に例示し、かつ、その作動を図示している。
即ち、10は固定外枠体であって、商品陳列棚1の後方の(柱状)フレーム1Fに上下所定ピッチで形成された縦長矩形の係止孔に引掛ける横倒L字形引掛爪片11が、上記固定外枠体10の後面に突出状に設けられている。このような引掛爪片11と係止孔をもって、固定外枠体10を固着する。
即ち、10は固定外枠体であって、商品陳列棚1の後方の(柱状)フレーム1Fに上下所定ピッチで形成された縦長矩形の係止孔に引掛ける横倒L字形引掛爪片11が、上記固定外枠体10の後面に突出状に設けられている。このような引掛爪片11と係止孔をもって、固定外枠体10を固着する。
そして、20は可動内枠体であって、レール手段Gを介して、前後水平方向H20,H20´に移動可能として、固定外枠体10に取付けられている。
レール手段Gは、一般に事務機器(キャビネット)等で使用される、外レールと内レールを滑り自在に嵌合した構造、あるいは、さらにボールや滑り部材を介在させて前後方向への移動抵抗を低減した構造である。
レール手段Gは、一般に事務機器(キャビネット)等で使用される、外レールと内レールを滑り自在に嵌合した構造、あるいは、さらにボールや滑り部材を介在させて前後方向への移動抵抗を低減した構造である。
望ましくは、レール手段Gとして、短縮状態下で外レールと内レールを(走行しないように)ロックする機能を付加する。7はロックを解除するための解除用小レバーであって、例えば、内レールと外レールを相互に摩擦抵抗にて停止させる偏心形状の摩擦カムを、小レバー7の揺動によって解除する。あるいは、ロック機能として、ロック孔とロックピンを使用すると共に、前記小レバー7の揺動にてロックピンをロック孔から抜き去って解除するよう構成している。
そして、図2,図6に示した収納状態、及び、図3,図7に示した前後水平方向H20,H20´への移動中、及び、前方引出(直後)状態下では、可動内枠体20の内側に載置棚本体3が、配設されている。
言い換えると、載置棚本体3は、収納状態(図2,図6参照)から前方引出(直後)状態(図3,図7参照)までの間は、可動内枠体20の内側(内部空間内)に配設され、一体状に停止と前後水平方向移動を行う。
言い換えると、載置棚本体3は、収納状態(図2,図6参照)から前方引出(直後)状態(図3,図7参照)までの間は、可動内枠体20の内側(内部空間内)に配設され、一体状に停止と前後水平方向移動を行う。
そして、可動内枠体20の前方引出状態(図3,図7参照)の載置棚本体3を、図4,図5,図9に示す如く、常時水平姿勢を保ちつつ、略鉛直上下方向へ誘導案内する鉛直誘導リンク機構Yを有している。
前記鉛直誘導リンク機構Yは、図4,図5,図8、及び、図9,図10,図11に示すように、平行リンク機構30と、この平行リンク機構30によって(側方から見て)常に姿勢を保持する(回転しない)ガイド板31と、載置棚本体3をガイド板31に対して前後水平方向に移動可能として保持するレール機構32と、載置棚本体3が前後水平方向に過大に移動するのを規制する拘束バー33とを、具備している。
拘束バー33の一端33Aは、載置棚本体3に枢着され、他端33Bは、平行リンク機構30の一部材に枢着される(図8,図9参照)。
前記鉛直誘導リンク機構Yは、図4,図5,図8、及び、図9,図10,図11に示すように、平行リンク機構30と、この平行リンク機構30によって(側方から見て)常に姿勢を保持する(回転しない)ガイド板31と、載置棚本体3をガイド板31に対して前後水平方向に移動可能として保持するレール機構32と、載置棚本体3が前後水平方向に過大に移動するのを規制する拘束バー33とを、具備している。
拘束バー33の一端33Aは、載置棚本体3に枢着され、他端33Bは、平行リンク機構30の一部材に枢着される(図8,図9参照)。
前記レール機構32は、(具体例では、)載置棚本体3の左右側端面3Aと、ガイド板31との間に介設される。即ち、レール機構32は、相互に摺動自在に組合された内レール32Aと外レール32Bとから成り、内レール32Aを載置棚本体3の側端面3Aに固着すると共に、外レール32Bをガイド板31に固着する。
要するに、鉛直誘導リンク機構Yは、平行リンク機構30と、ガイド板31と、レール機構32と、拘束バー33と、を備えている。
要するに、鉛直誘導リンク機構Yは、平行リンク機構30と、ガイド板31と、レール機構32と、拘束バー33と、を備えている。
ここで、平行リンク機構30につき、具体的に、以下、説明する。
まず、平行リンク機構30を構成する4個の枢結ピンの軸心点O1 ,O2 ,O3 ,O4 を図中に示す。また、41は第1リンク部材、42は第1リンク部材41に対して常に平行を保つ第2リンク部材である。
軸心点O1 とO3 とO4 とO2 を順次結ぶ直線(辺)によって、平行四辺形が構成される(図16にその平行四辺形を一点鎖線をもって示す)。
まず、平行リンク機構30を構成する4個の枢結ピンの軸心点O1 ,O2 ,O3 ,O4 を図中に示す。また、41は第1リンク部材、42は第1リンク部材41に対して常に平行を保つ第2リンク部材である。
軸心点O1 とO3 とO4 とO2 を順次結ぶ直線(辺)によって、平行四辺形が構成される(図16にその平行四辺形を一点鎖線をもって示す)。
第1リンク部材41は、点O1 に於て可動内枠体20に枢結され、かつ、点O3 に於てガイド板31に枢結されている。
第2リンク部材42は、点O2 に於て可動内枠体20に枢結され、かつ、点O4 に於てガイド板31に枢結されている。
従って、常に水平姿勢の可動内枠体20に対して、ガイド板31及びこれに保持された載置棚本体3は常に平行移動して、水平姿勢を保つ(回転しない)。
第2リンク部材42は、点O2 に於て可動内枠体20に枢結され、かつ、点O4 に於てガイド板31に枢結されている。
従って、常に水平姿勢の可動内枠体20に対して、ガイド板31及びこれに保持された載置棚本体3は常に平行移動して、水平姿勢を保つ(回転しない)。
ところで、図3(B)と図5に示すように、固定外枠体10の前端には、4半円形状(円弧状)の係止ガイド溝15が形成されており、かつ、第1リンク部材41の内端(上端)には、係止用回転ローラ16が付設され、(図2から)図3(B)のように可動内枠体20が前方への引出状態となると、ローラ16は、円弧状ガイド溝15の入口に到達する。
この状態下で、第1リンク部材41が下方へ揺動開始すると、ローラ16は円弧状ガイド溝15に侵入し、ローラ16はガイド溝15に係止状態となって、可動内枠体20が水平前後方向に動かず、静止状態となる。
即ち、平行リンク機構30によって、載置棚本体3が下降を開始すると、可動内枠体20が前後方向に固定保持された状態となり、載置棚本体3が不意に、前後水平方向に動くことを規制できる。
即ち、平行リンク機構30によって、載置棚本体3が下降を開始すると、可動内枠体20が前後方向に固定保持された状態となり、載置棚本体3が不意に、前後水平方向に動くことを規制できる。
以上のように、本発明は、固定外枠体10と、レール手段Gを介して前後水平方向に移動可能として上記固定外枠体10に取付けられた可動内枠体20と、上記可動内枠体20の内側に配設されている載置棚本体3と、上記可動内枠体20の前方引出状態で、上記載置棚本体3を常時水平姿勢を保ちつつ略鉛直上下方向へ誘導案内する鉛直誘導リンク機構Yと、を備えている。この鉛直誘導リンク機構Yの一部が、前述の第1リンク部材41によって構成されている。
具体的には、第1リンク部材41は、平行リンク機構30を形成する一構成部材である。しかも、上記平行リンク機構30は、ガイド板31とレール機構32と拘束バー33と共に、前記鉛直誘導リンク機構Yを構成する。
従って、第1リンク部材41は、鉛直誘導リンク機構Yの一部を構成している。しかも、この第1リンク部材41は、「駆動用リンクLK 」と呼ぶべき主要部材である。
従って、第1リンク部材41は、鉛直誘導リンク機構Yの一部を構成している。しかも、この第1リンク部材41は、「駆動用リンクLK 」と呼ぶべき主要部材である。
第1リンク部材41から成る「駆動用リンクLK 」に関して、以下、説明する。図8,図9、及び、図10~図13に於て、5はガススプリングであって、弾発付勢力F5 が(直接的に)駆動用リンクLK の基部に作用する。
第1リンク部材41から成る駆動用リンクLK の基端は、既説の平行リンク機構30の一つの点O1 廻りに、揺動可能として、可動内枠体20に枢着されている。
ガススプリング5は、その基端部が枢支軸43にて可動内枠体20に、上下揺動可能として、枢着されている。ガススプリング5の(ロッドの)先端には、水平軸心廻りに回転自在として、ベアリング等の回転輪44が付設されている。
ガススプリング5は、その基端部が枢支軸43にて可動内枠体20に、上下揺動可能として、枢着されている。ガススプリング5の(ロッドの)先端には、水平軸心廻りに回転自在として、ベアリング等の回転輪44が付設されている。
ところで、駆動用リンクLK の基部は、図11~図13に示すような、大き目の力受け片41Aが固設されている。そして、入口が狭く、奥部が広い袋状凹窪部41Bが形成され、ガススプリング5の方向に開口状として入口が形成され、ガススプリング5の先端(の回転輪44)が、上記入口から差込まれて、袋状凹窪部41Bの内部に於て、図11と図13との間を上下往復動可能である。なお、図12は、上下切換途中の状態を示す。
なお、可動内枠体20の基端側の内部には、平行状に2枚の取付板片8,8が垂設されている。
前記軸心点O1 を有する枢着軸9は、この取付板片8,8に取着されている。
前記軸心点O1 を有する枢着軸9は、この取付板片8,8に取着されている。
そして、ガススプリング5の先端部(回転輪44)が、駆動用リンクLK の基部(力受け片41A)に対して付与する弾発付勢力F5 のベクトルについての、枢着軸9の軸心O1 からの腕の長さRを、図11に示すR1 と、図13に示すR3 のように、大小変更するための手動レバー13を、付設する。
この手動レバー13の枢着点は、駆動用リンクLK の枢支点O1 と一致するように設定する。また、手動レバー13の上端と、ガススプリング5の先端(回転輪の軸心部)とを、揺動自在に枢結する連結片14を付設している。
図12に示す如く、手動レバー13の下方突出部を手で握って、矢印M13方向へ揺動させれば、矢印M14,M44と順次連動して、ガススプリング5の先端(回転輪44)は、当初の図11から(図12を経て)図13の状態に切換わる。
即ち、縦長長円形状の袋状凹窪部41Bの上端から下端へ、回転輪44が移動して、一軸心O1 からの腕の長さRがR1 からR3 に減少する。(なお、図11と図13に示す一点鎖線L5 は、点O1 から弾発付勢力のベクトルF5 に下した垂線である。)
このようにして、ガススプリング5の弾発付勢力(ベクトルF5 )が同一であっても、F5 ×R1 >F5 ×R2 となり、図11の場合には、図13よりも、大きな回転モーメントを発揮して、駆動用リンクLK が、平行リンク機構30(鉛直誘導リンク機構Y)を介して載置棚本体3を上昇させる力を、所望の値に、調整できる。
このようにして、載置棚本体3に載せた物品の重量に対して、簡単に手動レバー13によって調整して、対応できる。従って、載置棚本体3が急激に下降又は上昇することを防止できる。
次に、21は鉛直誘導リンク機構Yの一部に連結されて下方へ延伸する手動操作ハンドルであり、この手動操作ハンドル21は、(具体的には)第1リンク部材41の下部に連結されて下方へ延設される。
しかも、載置棚本体3が最下降位置に近づくに伴って、手動操作ハンドル21を揺動させて、下端の水平状握り杆部22を、手前方向に移動させる連動誘導手段25を、備える。
しかも、載置棚本体3が最下降位置に近づくに伴って、手動操作ハンドル21を揺動させて、下端の水平状握り杆部22を、手前方向に移動させる連動誘導手段25を、備える。
図14は、載置棚本体3が上昇位置に在り、手動操作ハンドル21は前方下傾斜の姿勢である。ところが、図15,図16のように載置棚本体3が(下降開始して)下降途中まで降下すると、ハンドル21は逆方向───手前方向───へ折曲状となる。
図14~図17に示すように、手動操作ハンドル21の上端に、被誘導第1ピン26が突設されると共に、第1リンク部材41の下端近傍には円弧状誘導貫孔27が設けられている。
図14~図17に示すように、手動操作ハンドル21の上端に、被誘導第1ピン26が突設されると共に、第1リンク部材41の下端近傍には円弧状誘導貫孔27が設けられている。
また、ハンドル21には、(上記第1ピン26よりも下方位置において、)その長手(上下)方向にストレート状誘導貫孔28が形成される。この誘導貫孔28に差込まれる第2ピン29がガイド板31に突設されている。第2ピン29に対して、誘導貫孔28は、上下方向(ハンドル21に沿った方向)に案内される。
図14(A)(B)に於て、実線にて示した第1ピン26と第2ピン29は、図14から矢印X26,X29のように移動して、図15、及び、図16,図17の状態に、切換わる。
図14(A)(B)に於て、実線にて示した第1ピン26と第2ピン29は、図14から矢印X26,X29のように移動して、図15、及び、図16,図17の状態に、切換わる。
このように、第1ピン26及び第2ピン29の“可動域”を、誘導貫孔27,28(の長さ方向寸法)によって制限することで、図15,図16,図17の如く、手動操作ハンドル21が矢印M21の方向へ揺動する(折曲り状となる)。
言い換えると、図15,図16,図17に示されたように、第1ピン26は貫孔27の右端に当接し、第2ピン29は貫孔28の下端に当接し、矢印M21方向へ揺動した手前移動姿勢を保つ。
言い換えると、図15,図16,図17に示されたように、第1ピン26は貫孔27の右端に当接し、第2ピン29は貫孔28の下端に当接し、矢印M21方向へ揺動した手前移動姿勢を保つ。
図17(A)に示したように、貫孔27の円弧の中心点OX を、手動操作ハンドル21の中心線L21よりも後方へ所定寸法εだけ偏在させるのが望ましい。
円弧状の貫孔27を示す円弧線R27と、ストレート状誘導貫孔28の下端に在る第2ピン29を中心として、この第2ピン29と第1ピン26の距離R0 を半径とする円弧線R26とは、図17(A)の如く、X字状に交叉する。
円弧状の貫孔27を示す円弧線R27と、ストレート状誘導貫孔28の下端に在る第2ピン29を中心として、この第2ピン29と第1ピン26の距離R0 を半径とする円弧線R26とは、図17(A)の如く、X字状に交叉する。
従って、第1ピン26が第2ピン29を中心として矢印F方向へ回転(揺動)しようとしても、図17(B)に示す如く、矢印Gにて示す強い接触面圧力を円弧状誘導貫孔27の上辺内縁から受けて、矢印F方向への揺動が規制される。これに伴って、図17(A)に示すように、握り杆部22が矢印M21と逆の方向へ揺動することが防止できる。即ち、載置棚本体3が下降位置にあれば、水平状握り杆部22を手前方向に移動した折曲姿勢を、連動誘導手段25によって、維持することができる。
なお、本発明は、図示の実施形態に限らず、設計変更可能であって、連動誘導手段25としては、他のカム機構や、リンク機構を、利用することも自由である。
本発明は、以上詳述したように、固定外枠体10と、レール手段Gを介して前後水平方向に移動可能として上記固定外枠体10に取付けられた可動内枠体20と、上記可動内枠体20の内側に配設されている載置棚本体3と、上記可動内枠体20の前方引出状態で、上記載置棚本体3を常時水平姿勢を保ちつつ略鉛直上下方向へ誘導案内する鉛直誘導リンク機構Yと、上記鉛直誘導リンク機構Yの一部を構成して、水平状一軸心O1 廻りに揺動する駆動用リンクLK に、対して、弾発付勢力を付与するガススプリング5とを、具備した物置棚構造に於て、上記ガススプリング5の先端部が上記駆動用リンクLK の基部に対して付与する上記弾発付勢力のベクトルF5 についての上記一軸心O1 からの腕の長さRを、変更する手動レバー13を備えている構成であるので、載置棚本体3の上に載置される商品の増減によって、あるいは、商品の個々の重量の大小によって、載置棚本体3が急激に下降したり、逆に、急に上昇することがないように、容易に、かつ、迅速に対応できる。使い勝手に優れ、かつ、安全性も高い。
また、本発明は、固定外枠体10と、レール手段Gを介して前後水平方向H20,H20´に移動可能として上記固定外枠体10に取付けられた可動内枠体20と、上記可動内枠体20の内側に配設されている載置棚本体3と、上記可動内枠体20の前方引出状態で、上記載置棚本体3を常時水平姿勢を保ちつつ略鉛直上下方向へ誘導案内する鉛直誘導リンク機構Yと、上記鉛直誘導リンク機構Yの一部に連結されて下方へ延伸する手動操作ハンドル21とを、具備した物置棚構造に於て、上記載置棚本体3が最下降位置に近づくに伴って、上記手動操作ハンドル21を揺動させて、下端の水平状握り杆部22を、手前方向に移動させる連動誘導手段25を、具備しているので、下降した載置棚本体3の下面の奥に存在する手動操作ハンドル21を簡単に手で握って、上昇させることができる。特に、載置棚本体3の前後幅寸法(奥行き寸法)が大きな場合に、有効であり、容易かつ迅速に手動操作ハンドル21に手が届いて、スムーズな作業が実現できる。しかも、手動操作ハンドル21がリンク機構Yから下方へ延伸状としたことによって、梃子の原理にてハンドル21の操作力が低減(軽減)されている。
3 載置棚本体
5 ガススプリング
10 固定外枠体
13 手動レバー
20 可動内枠体
21 手動操作ハンドル
22 水平状握り杆部
25 連動誘導手段
F5 ベクトル
G レール手段
H20 前後水平方向
H20´ 前後水平方向
LK 駆動用リンク
O1 一軸心
R 腕の長さ
Y 鉛直誘導リンク機構
5 ガススプリング
10 固定外枠体
13 手動レバー
20 可動内枠体
21 手動操作ハンドル
22 水平状握り杆部
25 連動誘導手段
F5 ベクトル
G レール手段
H20 前後水平方向
H20´ 前後水平方向
LK 駆動用リンク
O1 一軸心
R 腕の長さ
Y 鉛直誘導リンク機構
そこで、本発明は、このような問題点を解決して、人の背よりも高い位置の載置棚本体を、スムーズに手前に引き出すことができると共に、直ちに略鉛直下方へ移動させて、人の目で見易い高さ位置にて、商品等をチェックできると共に、取り出したり、再び商品等を載置でき、その後は簡単かつスムーズに、載置棚本体を元の上方奥部へ戻すことができる物置棚構造の提供を一つの目的とする。
さらに、載置棚本体の上に載置される商品は種々の重量のものがあると共に、商品の個数も増加・減少を繰返し重量の増減変化も大きいといえる。このような載置棚本体に加わる荷重(負荷)の変動に、迅速かつ容易に対応でき、載置棚本体の急激な下降、又は、上昇を防ぐことができる物置棚構造の提供を、本発明の他の目的とする。
さらに、載置棚本体を、人の手で下降・上昇させるために、操作ハンドルが揺動自在として、一般に設けられるが、最下降状態では、操作ハンドル(の握り部)が載置棚本体の下面の奥方位置に在り、人の手が届き難い場合もあるが、これを解決することを、本発明のさらに別の目的とする。
さらに、載置棚本体の上に載置される商品は種々の重量のものがあると共に、商品の個数も増加・減少を繰返し重量の増減変化も大きいといえる。このような載置棚本体に加わる荷重(負荷)の変動に、迅速かつ容易に対応でき、載置棚本体の急激な下降、又は、上昇を防ぐことができる物置棚構造の提供を、本発明の他の目的とする。
さらに、載置棚本体を、人の手で下降・上昇させるために、操作ハンドルが揺動自在として、一般に設けられるが、最下降状態では、操作ハンドル(の握り部)が載置棚本体の下面の奥方位置に在り、人の手が届き難い場合もあるが、これを解決することを、本発明のさらに別の目的とする。
このようにして、ガススプリング5の弾発付勢力(ベクトルF5 )が同一であっても、F5 ×R1 >F5 ×R
3 となり、図11の場合には、図13よりも、大きな回転モーメントを発揮して、駆動用リンクLK が、平行リンク機構30(鉛直誘導リンク機構Y)を介して載置棚本体3を上昇させる力を、所望の値に、調整できる。
Claims (2)
- 固定外枠体(10)と、
レール手段(G)を介して前後水平方向に移動可能として上記固定外枠体(10)に取付けられた可動内枠体(20)と、
上記可動内枠体(20)の内側に配設されている載置棚本体(3)と、
上記可動内枠体(20)の前方引出状態で、上記載置棚本体(3)を常時水平姿勢を保ちつつ略鉛直上下方向へ誘導案内する鉛直誘導リンク機構(Y)と、
上記鉛直誘導リンク機構(Y)の一部を構成して、水平状一軸心(O1 )廻りに揺動する駆動用リンク(LK )に、対して、弾発付勢力を付与するガススプリング(5)とを、
具備した物置棚構造に於て、
上記ガススプリング(5)の先端部が上記駆動用リンク(LK )の基部に対して付与する上記弾発付勢力のベクトル(F5 )についての上記一軸心(O1 )からの腕の長さ(R)を、変更する手動レバー(13)を備えていることを特徴とする物置棚構造。 - 固定外枠体(10)と、
レール手段(G)を介して前後水平方向(H20)(H20´)に移動可能として上記固定外枠体(10)に取付けられた可動内枠体(20)と、
上記可動内枠体(20)の内側に配設されている載置棚本体(3)と、
上記可動内枠体(20)の前方引出状態で、上記載置棚本体(3)を常時水平姿勢を保ちつつ略鉛直上下方向へ誘導案内する鉛直誘導リンク機構(Y)と、
上記鉛直誘導リンク機構(Y)の一部に連結されて下方へ延伸する手動操作ハンドル(21)とを、
具備した物置棚構造に於て、
上記載置棚本体(3)が最下降位置に近づくに伴って、上記手動操作ハンドル(21)を揺動させて、下端の水平状握り杆部(22)を、手前方向に移動させる連動誘導手段(25)を、具備していることを特徴とする物置棚構造。
Priority Applications (3)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021008203A JP2022112378A (ja) | 2021-01-21 | 2021-01-21 | 物置棚構造 |
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ID=82199224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021008203A Pending JP2022112378A (ja) | 2021-01-21 | 2021-01-21 | 物置棚構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023235963A1 (en) * | 2022-06-06 | 2023-12-14 | Stephen Begg | Shelving system |
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TWM454774U (zh) * | 2013-01-04 | 2013-06-11 | A & D Jasmine Internat Co Ltd | 二段式昇降櫃 |
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- 2021-07-02 CN CN202110748987.5A patent/CN114794812A/zh active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023235963A1 (en) * | 2022-06-06 | 2023-12-14 | Stephen Begg | Shelving system |
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Publication number | Publication date |
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