JP2022112330A - 振動モータ - Google Patents

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拓海 冨永
Takumi Tominaga
尚希 藤田
Naoki Fujita
優太 木村
Yuta Kimura
篤範 平田
Atsunori Hirata
知弘 小林
Tomohiro Kobayashi
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Abstract

【課題】耐久性を確保しつつ、ばね定数を大きくできる振動モータを提供する。【解決手段】収容空間10aを有するハウジング10と、収容空間10aに収容されウェイトを備える振動子と、振動子と対向する第1方向の下側に位置するステータと、振動子の振動方向の両側に設けられ振動子を支持する板ばね部50A、50Bと、を備える。振動子とステータとの一方はコイルを有し、他方はマグネットを有する。板ばね部50A、50Bは、特定箇所の第1方向の板幅が他の箇所の板幅よりも大きい幅広部60A、60Bを有する。ハウジング10は、少なくとも幅広部60A、60Bと第1方向で重なる領域に開口部12Bを有する。【選択図】図5

Description

本発明は、振動モータに関する。
携帯端末等の電子機器においては、着信や情報の受信をユーザに伝えるため、また、タッチパネルの操作の感触を指に伝えるために、電子機器を振動させる機能を有するものがある。このような機能は、電子機器の内部に配置された振動モータの動作により実現されている。このような振動モータは、例えば、特許文献1などに開示されている。
振動モータは、ケース、固定子、可動子である振動子および板ばね等を有する。振動モータにおいて、振動の大きさを表す振動量は、振動子の移動量、ばね定数および振動モータが取り付けられる携帯端末等の対象物の重量で決定する。
特開2020-036385号公報
振動モータにおいて、大きな振動量を実現するために、ばね定数と振動子の移動量の双方を大きくすると、板ばねに発生する応力を増大させ耐久性が低下する。そのため、限られたスペースの中で応力を低減しながら、ばね定数を上げる構造が求められる。特に、従来から多用されるU字型やV字型の板ばねを用いても、耐久性を確保しつつばね定数を大きくできる構造が求められていた。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、耐久性を確保しつつ、ばね定数を大きくできる振動モータを提供することを目的とする。
本発明の振動モータの一つの態様は、収容空間を有するハウジングと、前記収容空間に収容されウェイトを備える振動子と、前記振動子と対向する第1方向の下側に位置するステータと、前記振動子の振動方向の両側に設けられ前記振動子を支持する板ばね部と、を備え、前記振動子と前記ステータとの一方はコイルを有し、他方はマグネットを有し、前記板ばね部は、特定箇所の前記第1方向の板幅が他の箇所の板幅よりも大きい幅広部を有し、前記ハウジングは、少なくとも前記幅広部と前記第1方向で重なる領域に開口部を有する。
本発明の一つの態様によれば、耐久性を確保しつつ、ばね定数を大きくできる振動モータを提供できる。
図1は、第1実施形態の振動モータ1を示す分解斜視図である。 図2は、幅方向と直交する平面での振動モータ1の断面図である。 図3は、振動モータ1を上側から見た平面図である。 図4は、板ばね部50Bの外観斜視図である。 図5は、側壁14dを除いた振動モータ1を振動方向他方側から視た図である。 図6は、第2実施形態の振動モータ1を上側から見た平面図である。 図7は、第2実施形態の板ばね部50Bの外観斜視図である。 図8は、第2実施形態の振動モータ1を下側から見た下面図である。 図9は、側壁14dを除いた振動モータ1を振動方向他方側から視た図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る振動モータについて説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
[振動モータ1の第1実施形態]
図1は、第1実施形態の振動モータ1を示す分解斜視図である。
図1に示すように、振動モータ1は、ハウジング10と、振動子30と、ステータ40と、板ばね部50A、50Bとを備える。ハウジング10と、振動子30と、ステータ40とは、上側から下側に順次配置されている。振動モータ1は、例えば、スマートホン、タブレット、ラップトップコンピュータ(ノートPC)またはゲームコントローラなどの電子機器に取り付けられる。
以下の図においては、ハウジング10と、振動子30と、ステータ40とが並ぶ方向を上下方向(第1方向)とし、振動子30を挟んで板ばね部50Aと板ばね部50Bとが並ぶ方向を振動方向とし、上下方向と振動方向とに直交する方向を幅方向(第2方向)として適宜説明する。振動方向においては、振動子30に対して板ばね部50Aが配置される側を振動方向の一方側とし、板ばね部50Bが配置される側を振動方向の他方側とする。幅方向においては、図1中、左側(図3中、下側)を幅方向の一方側とし、右側(図3中、上側)を幅方向の他方側とする。
なお、上下方向、上側、および下側とは、単に各部の配置関係等を説明するための名称であり、実際の配置関係等は、これらの名称で示される配置関係等以外の配置関係等であってもよい。
図2は、振動子30の幅方向の中央における、幅方向と直交する平面での振動モータ1の断面図である。
図3は、振動モータ1を上側から見た平面図である。
ハウジング10は、内部に収容空間10aを有する直方体状である。図2に示すように、ハウジング10は、収容空間10aに振動子30と、ステータ40と、板ばね部50A、50Bとを収容する。ハウジング10は、上側に位置するケース11と、下側に位置する底壁12とを有する。
ケース11は、天壁13と側壁14とを有する。ケース11は、下側に開口する。天壁13は、上側から見て矩形の板状である。図3に示すように、天壁13は、振動方向の中央に位置する。天壁13は、幅方向に延びている。側壁14は、天壁13の縁部から下側に延びる。側壁14は、側壁14aと側壁14bと側壁14cと側壁14dとを含む。側壁14aは、幅方向の一方側に位置する。側壁14bは、幅方向の他方側に位置する。側壁14cは、振動方向の一方側に位置する。側壁14dは、振動方向の他方側に位置する。ハウジング10の素材は、特に限定されない。ハウジング10の素材としては、一例として、樹脂材または金属である。
図2に示すように、振動子30は、ウェイト20とマグネット31と、バックヨーク33とを備える。振動子30は、振動方向に移動可能な可動子である。
ウェイト20は、直方体状である。
ウェイト20は、ハウジング10に対して振動方向に移動可能である。図2に示すように、ウェイト20は、窪み21を有する。窪み21は、下面20cから上側に窪んでいる。窪み21は、ウェイト20の振動方向の中央に位置する。ウェイト20は、窪み21にマグネット31と、バックヨーク33とを有する。マグネット31は、バックヨーク33を介して窪み21の底部に固定される。ウェイト20は、窪み21に臨む下面20dを有する。マグネット31は、バックヨーク33を介して下面20dに固定される。ウェイト20は、一例として、タングステン等の密度の大きい素材で構成される。
ウェイト20は、第1固定部21A、21Bを有する。第1固定部21Aは、ウェイト20の振動方向の一方側に位置する第1側面22に配置されている。第1固定部21Aは、第1側面22における幅方向の他方側に配置されている。第1固定部21Aには、板ばね部50Aの一端が固定されている。板ばね部50Aの一端は、第1固定部21Aにおいて、例えば、溶接によりウェイト20に固定されている。第1固定部21Bは、ウェイト20の振動方向の他方側に位置する第2側面23に配置されている。第1固定部21Bは、第2側面23における幅方向の一方側に配置されている。第1固定部21Bには、板ばね部50Bの一端が固定されている。板ばね部50Bの一端は、第1固定部21Bにおいて、例えば、溶接によりウェイト20に固定されている。
上記のケース11の側壁14のうち、側壁14cは第2固定部15Aを有する。側壁14dは第2固定部15Bを有する。第2固定部15Aは、側壁14cにおける幅方向他方側の第3側面16aに配置されている。第2固定部15Aには、板ばね部50Aの他端が固定されている。板ばね部50Aの他端は、第2固定部15Aにおいて、例えば、溶接により側壁14cに固定されている。第2固定部15Bは、側壁14dにおける振動方向他方側の第4側面16bに配置されている。第2固定部15Bには、板ばね部50Bの他端が固定されている。板ばね部50Bの他端は、第2固定部15Bにおいて、例えば、溶接により側壁14dに固定されている。
ステータ40は、底壁12の上面12aに固定される。ステータ40は、コイル41を有する。コイル41は、底壁12の上面12aに固定される。コイル41は、マグネット31の下側に隙間を介して配置されている。コイル41は、マグネット31と上下方向に対向している。コイル41は、上面12aと平行な平面内で環状である。コイル41は、第1端と第2端とを有する単一の線材が所定の巻回方向に巻回されている。図示は省略するが、コイル41は柔軟性を有するFPC基板に電気的に接続されて電力を供給される。
底壁12は、上側から見て矩形の板状である。底壁12は、ケース11における側壁14の下端に接する。底壁12は、側壁14の下端に接することで、収容空間10aを閉塞する。
板ばね部50Aと板ばね部50Bとは、振動子30の振動方向の両側に設けられる。
板ばね部50Aと板ばね部50Bとは、振動モータ1における振動方向および幅方向の中心に対して点対称である。従って、以下では、板ばね部50Aの各構成要素については、板ばね部50Bの各構成要素の符号における末尾「B」を「A」として表示し、その説明を省略することがある。
図4は、板ばね部50Bの外観斜視図である。
図4に示すように、板ばね部50Bは、第1直線部61Bと第2直線部62Bと曲線部64Bと幅広部60Bとを有する。第1直線部61Bと第2直線部62Bとは、それぞれ上述した振動方向を板厚方向とし、上述した上下方向を板幅方向とする板状である。第1直線部61Bと第2直線部62Bとは、先端から基端に向かうに従って互いに接近する方向に直線状に延びる。曲線部64Bは、上下方向に見て円弧状である。曲線部64Bは、第1直線部61Bの基端と第2直線部62Bの基端とをつなぐ。板ばね部50Bは、上下方向に見てV字状である。
板ばね部50Bは、一端が第1直線部61Bにおいて第1固定部21Bを介してウェイト20に固定され、他端が第2直線部62Bにおいて第2固定部15Bを介してハウジング10の側壁14dに固定されている。板ばね部50Bは、振動子30を振動方向に振動可能に支持する。
幅広部60Bは、上下方向の特定箇所の板幅が、他の箇所の板幅よりも大きい。幅広部60Bは、板ばね部50Bにおける少なくとも曲線部64Bを含む。幅広部60Bは、第1直線部61Bの基端側の一部と、第2直線部62Bの基端側の一部と、曲線部64Bとを含む。幅広部60Bは、上側において、幅広部60Bに含まれない第1直線部61Bおよび第2直線部62Bと面一につながる。幅広部60Bは、下側において、幅広部60Bに含まれない第1直線部61Bおよび第2直線部62Bよりも下側に突出している。
図1に示すように、ハウジング10は、開口部11A、11B、12A、12Bを有している。ハウジング10は、少なくとも板ばね部50Aの幅広部60Aと上下方向で重なる領域に開口部11A、12Aを有している。ハウジング10は、少なくとも板ばね部50Bの幅広部60Bと上下方向で重なる領域に開口部11B、12Bを有している。
開口部11A、11Bは、ケース11に設けられている。開口部11A、11Bは、ケース11を上下方向に貫通する。図2および図3に示すように、開口部11Aは、天壁13の振動方向の一方側に位置する。開口部11Aは、振動方向で天壁13と側壁14cとの間に位置する。開口部11Aは、幅方向で側壁14aと側壁14bとの間に位置する。開口部11Aは、ウェイト20のうち、振動方向一方側で上側に位置する端面20aの振動範囲と上下方向で重なる領域を貫通する。開口部11Bは、天壁13の振動方向の他方側に位置する。開口部11Bは、振動方向で天壁13と側壁14dとの間に位置する。開口部11Bは、幅方向で側壁14aと側壁14bとの間に位置する。開口部11Bは、ウェイト20のうち、振動方向他方側で上側に位置する端面20bの振動範囲と上下方向で重なる領域を貫通する。
開口部11Aが端面20aの振動範囲と上下方向で重なるケース11の領域を貫通し、開口部11Bが端面20bの振動範囲と上下方向で重なるケース11の領域を貫通することで、ウェイト20の端面20aと端面20bとを天壁13と振動方向で重なる位置に配置できる。端面20aおよび端面20bの上下方向の位置は、天壁13の上面の上下方向の位置と同一である。ウェイト20の端面20aと端面20bとを天壁13と振動方向で重なる位置に配置することで、ウェイト20の上下方向の厚さを大きくできる。ウェイト20を厚くすることで、振動量を大きくできる。
開口部12A、12Bは、底壁12に設けられている。開口部12A、12Bは、底壁12を上下方向に貫通する。開口部12Aは、板ばね部50Aの幅広部60Aと上下方向で重なる領域に位置する。開口部12Bは、板ばね部50Bの幅広部60Bと上下方向で重なる領域に位置する。図1に示すように、開口部12Aは、底壁12における振動方向の一方側で、幅方向の一方側の隅部に位置する。開口部12Bは、底壁12における振動方向の他方側で、幅方向の他方側の隅部に位置する。
図5は、ケース11の側壁14dを除いた状態の振動モータ1を振動方向他方側から見た図である。
図5に示すように、板ばね部50Bにおける下側で、幅広部60Bに含まれない第1直線部61Bおよび第2直線部62Bよりも下側に突出する幅広部60Bの下端は、ケース11の下端よりも下側で、底壁12の下端より上側に位置する。幅広部60Bの下端は、開口部12Bに挿入されている。
開口部11Bが幅広部60Bと上下方向で重なるケース11の領域を貫通し、開口部12Bが幅広部60Bと上下方向で重なる底壁12の領域を貫通することで、板ばね部50Bにおける幅広部60Bの板幅をケース11の収容空間10aの上下方向の寸法よりも大きくできる。同様に、開口部11Aが幅広部60Aと上下方向で重なるケース11の領域を貫通し、開口部12Aが幅広部60Aと上下方向で重なる底壁12の領域を貫通することで、板ばね部50Aにおける幅広部60Aの板幅をケース11の収容空間10aの上下方向の寸法よりも大きくできる。
板ばね部50Aにおける幅広部60Aの板幅および板ばね部50Bにおける幅広部60Bの板幅をケース11の収容空間10aの上下方向の寸法よりも大きくすることで、板厚を大きくした場合のように、応力が大きくなることなく、板ばね部50Aおよび板ばね部50Bのばね定数を大きくできる。従って、本実施形態の振動モータ1においては、耐久性を確保しつつ、ばね定数を大きくできる。
V字状の板ばね部50Aおよび板ばね部50Bにおいては、第1直線部61A、61Bおよび第2直線部62A、62Bのばね定数は大きく、曲線部64A、64Bのばね定数は小さい。そのため、板ばね部50Aおよび板ばね部50Bのばね定数は、曲線部64A、64Bのばね定数に依存する。本実施形態では、他の箇所の板幅よりも板幅が大きくばね定数が大きい幅広部60A、60Bが曲線部64A、64Bを含むため、板ばね部50A、50Bとしてのばね定数を大きくすることができる。
上記構成の振動モータ1は、コイル41に通電されていない状態では、図3に示すように、板ばね部50Aがウェイト20を振動方向他方側に押す力と、板ばね部50Bがウェイト20を振動方向一方側に押す力とが同一であるため、ウェイト20は振動方向の中央に位置する。コイル41に通電されることにより、ウェイト20を含む振動子30は、通電されたコイル41とマグネット31の電磁気的相互作用によるローレンツ力で、振動方向に往復移動して振動する。
上述したように、本実施形態の振動モータ1においては、板ばね部50A、50Bが幅広部60A、60Bを有し、ハウジング10が、幅広部60A、60Bと上下方向で重なる位置に開口部11A、11B、12A、12Bを有することで、耐久性を確保しつつ、大きな振動量でウェイト20を振動させることができる。
[振動モータ1の第2実施形態]
次に、振動モータ1の第2実施形態について、図6乃至図9を参照して説明する。
この図において、図1乃至図5に示す第1実施形態の構成要素と同一の要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
図6は、第2実施形態の振動モータ1を上側から見た平面図である。
第1実施形態の振動モータ1における板ばね部50A、50Bは上下方向に見てV字状であったが、本実施形態の板ばね部50A、50Bは、上下方向に見てU字状である。本実施形態の板ばね部50A、50Bは、振動モータ1における振動方向の中心に対して線対称である。従って、以下においては、板ばね部50Bの各構成要素については、板ばね部50Aの各構成要素の符号における末尾「A」を「B」として表示し、その説明を省略することがある。
本実施形態の第1固定部21Aは、ウェイト20の幅方向の他方側に位置する第1側面22に配置されている。第1側面22は、ウェイト20の振動方向の一方側に位置する。第1固定部21Aには、板ばね部50Aの一端が固定されている。第1固定部21Bは、ウェイト20の幅方向の他方側に位置する第2側面23に配置されている。第2側面23は、ウェイト20の振動方向の他方側に位置する。第1固定部21Bには、板ばね部50Bの一端が固定されている。
本実施形態の第2固定部15Aは、側壁14aにおける幅方向一方側の第3側面16aに配置されている。第2固定部15Aは、第3側面16aにおける振動方向の一方側に配置されている。第2固定部15Aには、板ばね部50Aの他端が固定されている。
第2固定部15Bは、第3側面16aにおける振動方向の他方側に配置されている。第2固定部15Bには、板ばね部50Bの他端が固定されている。
板ばね部50Bは、第4直線部71Bと、第5直線部72Bと、第6直線部73Bと、第2曲線部74Bと、第3曲線部75Bと、幅広部76B、77Bとを有する。
第5直線部72Bは、第1固定部21Bから振動方向他方側に延びる。第6直線部73Bは、第2固定部15Bから第5直線部72Bよりも振動方向他方側の外側の位置まで延びる。第4直線部71Bは、第5直線部72Bの振動方向の他方側の端部よりも振動方向の外側の位置から、第6直線部73Bの振動方向の他方側の端部よりも振動方向の外側の位置まで幅方向の一方側に向かうに従って振動方向他方側の外側に向かって延びる。
第2曲線部74Bは、第4直線部71Bと第5直線部72Bとをつなぐ、上下方向に見て円弧状である。第3曲線部75Bは、第4直線部71Bと第6直線部73Bとをつなぐ、上下方向に見て円弧状である。板ばね部50Bは、第4直線部71Bと第5直線部72Bとが上側から見て円弧状の第2曲線部74Bでつながれ、第4直線部71Bと第6直線部73Bとが上側から見て円弧状の第3曲線部75Bでつながれているため、振動子30の振動に伴う応力集中が緩和される。
図7は、板ばね部50Bの外観斜視図である。
図7に示すように、幅広部76Bは、上下方向の特定箇所の板幅が、他の箇所の板幅よりも大きい。幅広部76Bは、板ばね部50Bにおける少なくとも第2曲線部74Bを含む。幅広部76Bは、第4直線部71Bの第2曲線部74B寄りの一部と、第5直線部72Bとを含む。幅広部76Bは、上側において、幅広部76Bに含まれない第4直線部71Bと面一につながる。幅広部76Bは、下側において、幅広部76Bに含まれない第4直線部71Bよりも下側に突出している。
幅広部77Bは、上下方向の特定箇所の板幅が、他の箇所の板幅よりも大きい。幅広部77Bは、板ばね部50Bにおける少なくとも第3曲線部75Bを含む。幅広部77Bは、第4直線部71Bの第3曲線部75B寄りの一部と、第6直線部73Bとを含む。幅広部77Bは、上側において、幅広部77Bに含まれない第4直線部71Bと面一につながる。幅広部77Bは、下側において、幅広部77Bに含まれない第4直線部71Bよりも下側に突出している。
図8は、振動モータ1を下側から見た下面図である。
図8に示すように、底壁12は、開口部86A、87A、86B、87Bを有している。開口部86A、86B、87A、87Bは、底壁12を上下方向に貫通する。開口部86Aは、板ばね部50Aの幅広部76Aと上下方向で重なる領域に位置する。開口部87Aは、板ばね部50Aの幅広部77Aと上下方向で重なる領域に位置する。開口部86Bは、板ばね部50Bの幅広部76Bと上下方向で重なる領域に位置する。開口部87Bは、板ばね部50Bの幅広部77Bと上下方向で重なる領域に位置する。
図6に示すように、ケース11が有する開口部11Bは、板ばね部50Bの幅広部76Bおよび幅広部77Bと上下方向で重なる領域を貫通する。ケース11が有する開口部11Aは、板ばね部50Aの幅広部76Aおよび幅広部77Aと上下方向で重なる領域を貫通する。
図9は、側壁14dを除いた振動モータ1を振動方向他方側から視た図である。
図9に示すように、板ばね部50Bにおける下側で、幅広部76Bおよび幅広部77Bに含まれない第4直線部71Bよりも下側に突出する幅広部76Bおよび幅広部77Bの下端は、ケース11の下端よりも下側で、底壁12の下端より上側に位置する。幅広部76Bおよび幅広部77Bの下端は、開口部86Bおよび開口部87Bにそれぞれ挿入されている。
開口部11Bが幅広部76Bおよび幅広部77Bと上下方向で重なるケース11の領域を貫通し、開口部86B、87Bが幅広部76Bおよび幅広部77Bと上下方向で重なる底壁12の領域を貫通することで、板ばね部50Bにおける幅広部76Bおよび幅広部77Bの板幅をケース11の収容空間10aの上下方向の寸法よりも大きくできる。
同様に、開口部11Aが幅広部76Aおよび幅広部77Aと上下方向で重なるケース11の領域を貫通し、開口部86A、87Aが幅広部76Aおよび幅広部77Aと上下方向で重なる底壁12の領域を貫通することで、板ばね部50Aにおける幅広部76Aおよび幅広部77Aの板幅をケース11の収容空間10aの上下方向の寸法よりも大きくできる。
従って、本実施形態においても、上述した第1実施形態と同様に、板ばね部50Aにおける幅広部76Aおよび幅広部77Aの板幅、および板ばね部50Bにおける幅広部76Bおよび幅広部77Bの板幅をケース11の収容空間10aの上下方向の寸法よりも大きくすることで、板厚を大きくした場合のように、応力が大きくなることなく、板ばね部50Aおよび板ばね部50Bのばね定数を大きくできる。従って、本実施形態の振動モータ1においては、耐久性を確保しつつ、ばね定数を大きくできる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、振動子30がマグネット31を有し、ステータ40がコイル41を有する、所謂ムービングマグネット型の振動モータ1を例示したが、振動子30がコイル41を有し、ステータ40がマグネット31を有する、所謂ムービングコイル型の振動モータであってもよい。
1…振動モータ、 10…ハウジング、 10a…収容空間、 11…ケース、 11A、11B、12A、12B、86A、86B、87A、87B…開口部、 12…底壁、 15A、15B…第2固定部、 16a…第3側面、 20…ウェイト、 20a、20b…端面、 21A、21B…第1固定部、 22…第1側面、 30…振動子、 31…マグネット、 40…ステータ、 41…コイル、 50A、50B…板ばね部、 60A、60B、76A、76B、77A、77B…幅広部、 61A、61B…第1直線部、 62A、62B…第2直線部、 64A、64B曲線部、 71A、71B…第4直線部、 72A、72B…第5直線部、 73A、73B…第6直線部、 74A、74B…第2曲線部、 75A、75B…第3曲線部

Claims (5)

  1. 収容空間を有するハウジングと、
    前記収容空間に収容されウェイトを備える振動子と、
    前記振動子と対向する第1方向の下側に位置するステータと、
    前記振動子の振動方向の両側に設けられ前記振動子を支持する板ばね部と、
    を備え、
    前記振動子と前記ステータとの一方はコイルを有し、他方はマグネットを有し、
    前記板ばね部は、特定箇所の前記第1方向の板幅が他の箇所の板幅よりも大きい幅広部を有し、
    前記ハウジングは、少なくとも前記幅広部と前記第1方向で重なる領域に開口部を有する、振動モータ。
  2. 前記ハウジングは、
    前記第1方向の上側に位置し下側が開口するケースと、
    前記ケースの下側に位置する底壁と、
    を有し、
    前記ケースと前記底壁のそれぞれが前記開口部を有する、
    請求項1に記載の振動モータ。
  3. 前記ケースが有する前記開口部は、前記ウェイトのうち、前記第1方向の上側に位置する端面の振動範囲と前記第1方向で重なる領域を貫通する、
    請求項2に記載の振動モータ。
  4. 前記板ばね部は、
    前記第1方向視で直線状に延びる第1直線部および第2直線部と、
    前記第1直線部と前記第2直線部とをつなぐ円弧状の曲線部と、
    有し、
    前記幅広部は、少なくとも前記曲線部を含む、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の振動モータ。
  5. 前記板ばね部は、
    前記第1方向視で直線状に延びる第4直線部、第5直線部および第6直線部と、
    前記第4直線部と前記第5直線部とをつなぐ円弧状の第2曲線部と、
    前記第4直線部と前記第6直線部とをつなぐ円弧状の第3曲線部と、
    を有し、
    前記幅広部は、少なくとも前記第2曲線部と前記第3曲線部とを含む、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の振動モータ。
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