JP2022111807A - マスタ装置、スレーブ装置、通信ケーブル評価システム、通信ケーブル評価方法およびコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】スレーブ装置間の通信ケーブルの劣化を容易に判定することが可能なマスタ装置を実現する。【解決手段】通信部(103)は、通信ネットワークを介して複数のスレーブ装置(21a~21e)との間で通信を行う。制御部(101)は、通信部(103)を介して複数のスレーブ装置(21a~21e)から通信ケーブル(61~66)の信号品質に関する情報を受信し、信号品質に関する情報に基づいて通信ケーブル(61~66)の品質を評価し、通信ケーブル(61~66)の品質の低下の度合いに応じてユーザに通知する。【選択図】図1
Description
本発明は、マスタ装置、スレーブ装置、通信ケーブル評価システム、通信ケーブル評価方法およびコンピュータプログラムに関する。
ファクトリーオートメーション(Factory Automation:FA)の分野においては、作業の工程を分担する様々な種類の装置の制御が行われる。工場施設等一定の領域において作業に用いられる各種のコントローラ、リモートI/O、および製造装置を連携して動作させるために、これらの装置を接続する、フィールドネットワークとも呼ばれる産業用ネットワークシステムが構築されている。
一般的な産業用ネットワークシステムでは、各種のスレーブ装置と、マスタ装置などから構成されるマスタスレーブ方式のネットワークが用いられる。スレーブ装置は、工場内に設置される設備の制御あるいはデータ収集を行う装置である。マスタ装置は、これらのスレーブを集中管理する、例えば(PLC:Programmable Logic Controller)と呼ばれる装置である。EtherCAT(登録商標)あるいはEthernet/IP(登録商標)はそうした産業用ネットワークシステムの方式の例である(Ethernet:登録商標)。このような産業用ネットワークシステムにおいては、通信用ケーブルが各装置間に張り巡らされ、ネットワークが構築されている。
これに関連する技術として、下記の特許文献1に開示された技術がある。特許文献1は、ネットワークの品質を決定する方法と装置に関する。この方法においては、通信ネットワークの少なくとも2つの異なるプロトコル層におけるネットワークパラメータを反映する少なくとも2つの評価指標を決定し、少なくとも2つの評価指標を、それぞれの閾値と比較し、少なくとも2つの評価指標とそれぞれの閾値との比較に基づいて、ネットワーク用のサービス品質を決定する。
例えば、上述のスレーブ装置がロボットの可動部に設けられた場合、スレーブ装置に接続される通信ケーブルはロボットの稼働に合わせて、曲げ、ねじり等が発生して通信ケーブルが変形する。そのため、スレーブ装置に接続される通信ケーブルにおいては劣化が発生しやすい。
しかしながら、通信用ケーブルが各装置間に張り巡らされているため、どの通信ケーブルが劣化しているかを目視で判断することは困難である。上述の特許文献1に開示される技術を用いたとしても、このような問題を解決することはできない。
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、スレーブ装置間の通信ケーブルの劣化を容易に判定することが可能なマスタ装置等を実現することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するために、以下の構成を採用する。
本発明の一側面に係るマスタ装置は、通信ネットワークを介して複数のスレーブ装置との間で通信を行う通信部と、通信部を介して複数のスレーブ装置から通信ケーブルの信号品質に関する情報を受信し、信号品質に関する情報に基づいて通信ケーブルの品質を評価し、通信ケーブルの品質の低下の度合いに応じてユーザに通知する制御部とを備える。
上記構成によれば、制御部が、受信した信号品質に関する情報に基づいて通信ケーブルの品質を評価するので、ユーザは、スレーブ装置間の通信ケーブルの劣化を容易に判定することが可能となる。
本発明の一側面に係るスレーブ装置は、通信ネットワークを介してマスタ装置との間で通信を行う通信部と、接続される通信ケーブルの信号品質に関する情報を取得し、当該信号品質に関する情報に基づいて通信ケーブルの品質を評価し、通信ケーブルの品質の低下の度合いに応じて、マスタ装置を介してユーザに通知する制御部とを備える。
上記構成によれば、ユーザが、スレーブ装置から通信ケーブルの品質の評価結果を受信することによって、スレーブ装置間の通信ケーブルの劣化を容易に判定することが可能となる。
上記一側面に係るスレーブ装置において、制御部は、通信ケーブルの信号品質に関する情報の所定回数分の平均値を算出し、平均値に基づいて通信ケーブルの品質を評価する。
上記構成によれば、制御部が、平均値に基づいて通信ケーブルの品質を評価するので、突発的なノイズ等の影響を減らすことが可能となる。
上記一側面に係るスレーブ装置において、制御部は、システム起動直後の信号品質に関する情報を基準値とし、基準値と平均値との差に応じて通信ケーブルの品質を評価する。
上記構成によれば、制御部が、システム起動直後の信号品質に関する情報を基準値とするので、予め基準値を決めておき、記憶しておく必要がなくなる。
上記一側面に係るスレーブ装置において、制御部は、通信部を介して品質が低下している通信ケーブルが接続されるポート番号をマスタ装置に通知する。
上記構成によれば、マスタ装置は、品質が低下している通信ケーブルを容易に特定することが可能となる。
上記一側面に係るスレーブ装置において、通信ケーブルの信号品質に関する情報は、物理層制御回路によって取得される。
上記構成によれば、物理層制御回路が有している機能を使用するので、新たな回路などが不要となる。
本発明の一側面に係る通信ケーブル評価システムは、マスタ装置と、複数のスレーブ装置と、端末装置とを備える通信ケーブル評価システムであって、複数のスレーブ装置のそれぞれは、通信ネットワークを介してマスタ装置との間で通信を行う第1の通信部と、接続される通信ケーブルの信号品質に関する情報を取得し、当該信号品質に関する情報に基づいて通信ケーブルの品質を評価し、第1の通信部を介してマスタ装置に通信ケーブルの品質の評価結果を送信する第1の制御部とを含み、マスタ装置は、通信ネットワークを介して複数のスレーブ装置および端末装置との間で通信を行う第2の通信部と、第2の通信部を介して複数のスレーブ装置から通信ケーブルの品質の評価結果を受信し、第2の通信部を介して通信ケーブルの品質の低下の度合いに応じて端末装置に通知する第2の制御部とを含む。
上記構成によれば、端末装置が、マスタ装置から通信ケーブルの品質の評価結果を受信することによって、ユーザは、スレーブ装置間の通信ケーブルの劣化を容易に判定することが可能となる。
本発明の一側面に係る通信ケーブル評価方法は、スレーブ装置が、接続される通信ケーブルの信号品質に関する情報を取得するステップと、信号品質に関する情報に基づいて通信ケーブルの品質を評価するステップと、通信ケーブルの品質の低下の度合いに応じてユーザに通知するステップとを含む。
上記構成によれば、スレーブ装置から通信ケーブルの品質の評価結果を受信することによって、ユーザは、スレーブ装置間の通信ケーブルの劣化を容易に判定することが可能となる。
本発明の一側面に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに通信ケーブルの評価方法を実行させるためのコンピュータプログラムであって、評価方法は、接続される通信ケーブルの信号品質に関する情報を取得するステップと、信号品質に関する情報に基づいて通信ケーブルの品質を評価するステップと、通信ケーブルの品質の低下の度合いに応じてユーザに通知するステップとを含む。
上記構成によれば、スレーブ装置から通信ケーブルの品質の評価結果を受信することによって、ユーザは、スレーブ装置間の通信ケーブルの劣化を容易に判定することが可能となる。
本発明の一側面に係るマスタ装置、本発明の一側面に係るスレーブ装置、本発明の一側面に係る通信ケーブル評価システム、本発明の一側面に係る通信ケーブル評価方法、本発明の一側面に係るコンピュータプログラムのいずれかによれば、スレーブ装置間の通信ケーブルの劣化を容易に判定することが可能となる。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)が、図面に基づいて説明される。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)が、図面に基づいて説明される。
§1 適用例
図1は、本発明の実施形態1に係る通信ケーブル評価システム1に含まれるマスタ装置10の機能的構成を示すブロック図である。通信ケーブル評価システム1は、マスタ装置10と、ハブ装置17と、スレーブ装置21a~21eと、PC(Personal Computer)30とを含む。
図1は、本発明の実施形態1に係る通信ケーブル評価システム1に含まれるマスタ装置10の機能的構成を示すブロック図である。通信ケーブル評価システム1は、マスタ装置10と、ハブ装置17と、スレーブ装置21a~21eと、PC(Personal Computer)30とを含む。
マスタ装置10と、スレーブ装置21aおよびPC30とは、EtherCAT(登録商標)、Ethernet/IP(登録商標)等の通信ネットワークによって接続されている。本実施形態においては、これらの装置がEthernet/IP(登録商標)の通信ネットワークに接続されている場合について説明するが、これに限定されない。通信ネットワークは、例えば、メカトロリンク(登録商標)、CC-Link(登録商標)等のネットワークシステムであってもよい。
EtherCAT(登録商標)においては、Ethernet(登録商標)の物理層(MAC層を含む。)の上に、CoE(CAN application protocol over Ethernet)等のプロトコルを付加して、PDO(Process Data Object)による超高速サイクリック通信、SDO(Service Data Object)による高速イベント通信、およびセーフティ通信を同一ネットワーク上で実現している。本実施形態においては、マスタ装置10とPC30との間の通信は、Ethenet/IP(登録商標)によって行われ、マスタ装置10とスレーブ装置21aとの間の通信、およびスレーブ装置21a~21e間の通信は、EtherCAT(登録商標)によって行われるものとする。
図1に示すように、マスタ装置10とスレーブ装置21aとが通信ケーブル61によって接続される。同様に、スレーブ装置21aとスレーブ装置21bとが通信ケーブル62によって接続され、スレーブ装置21bとハブ装置17とが通信ケーブル63によって接続される。ハブ装置17とスレーブ装置21cとが通信ケーブル64によって接続され、ハブ装置17とスレーブ装置21dとが通信ケーブル65によって接続され、ハブ装置17とスレーブ装置21eとが通信ケーブル66によって接続される。スレーブ装置21a~21bは、デイジーチェーン接続によって接続され、スレーブ装置21c~21eは、スター接続によって接続される。
スレーブ装置21a~21eは、物理層を制御するための物理層制御回路(PHY回路と呼ぶことにする。)を有しており、PHY回路によって接続される通信ケーブルのSQI(Signal Quality Indicator)(通信ケーブルの信号品質に関する情報)値を取得することが可能である。
マスタ装置10は、制御部101と、記憶部102と、通信部103とを含む。通信部103は、Ethernet/IP(登録商標)等の通信ネットワークを介してスレーブ装置21aおよびPC30と接続される。なお、通信部103およびスレーブ装置21a~21eの通信は、サイクリック通信によって行われる。
記憶部102は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスク等によって構成され、制御部101が参照するデータを記憶すると共に、一次記憶領域として使用される。
制御部101は、システム起動時に、複数のスレーブ装置21a~21eのそれぞれから、SQI値を受信し、基準値として記憶部102に記憶する。その後、制御部101は、定期的にスレーブ装置21a~21eからSQI値を受信して、記憶部102に記憶する。
例えば、制御部101は、100ms周期(所定周期)でスレーブ装置21a~21eのそれぞれからSQI値を受信し、100回(所定回数)のSQI値の平均値を、それぞれのスレーブ装置のSQI値とする。そして、制御部101は、スレーブ装置21a~21eのそれぞれに対して、記憶部102に記憶される基準値と、SQI値(平均値)とを比較し、通信ケーブルの品質を評価する。
なお、100回のSQI値の平均値を、それぞれのスレーブ装置のSQI値としているが、これに限定されるものではない。一般的に、通信ケーブルが劣化すれば、継続してSQI値が悪化するので、突発的なノイズ等の影響を減らすために、100回のSQI値の平均値としている。したがって、SQI値を取得する周期等によって、SQI値の平均値を算出するときの回数を増やすようにしてもよいし、減らすようにしてもよい。
また、基準値は、システム起動時に、複数のスレーブ装置21a~21eのそれぞれから受信したSQI値を用いるのではなく、記憶部102に記憶される予め定められた値を用いるようにしてもよい。この所定値は、例えば、「70」であり、この所定値に基づいて通信ケーブルの品質を評価する。
スレーブ装置21a~21eのそれぞれには、入力ポートと出力ポートとが設けられており、それぞれのポートに通信ケーブルが接続される。スレーブ装置21a~21eは、入力ポートおよび出力ポートのいずれのSQI値も取得することが可能である。したがって、予めスレーブ装置毎にいずれの通信ケーブルのSQI値を取得するかを決めておいてもよいし、マスタ装置10にSQI値を送信するときに、入力ポートおよび出力ポートのいずれであるかに関する情報(ポート番号)を付加して送信するようにしてもよい。これによって、マスタ装置10は、スレーブ装置21a~21eから受信したSQI値が、いずれの通信ケーブルのものであるかを判断することができる。
上述のように、マスタ装置10およびスレーブ装置21a~21eの通信は、サイクリック通信によって行っており、マスタ装置10がパケットをスレーブ装置21aに送信する。スレーブ装置21aは、パケットを受信すると、SQI値を取得してそのパケットにSQI値を書き込み、スレーブ装置21bにそのパケットを送信する。同様にして、パケットが順次スレーブ装置に送信され、最後のスレーブ装置21eがパケットにSQI値を書き込んだ後、マスタ装置10に対してパケットが送信される。このようにして、各スレーブ装置21a~21eが、1つのパケットに順次SQI値を書き込んで送信するので、マスタ装置10は、高速で各スレーブ装置21a~21eのSQI値を取得することができる。
制御部101は、各通信ケーブル61~66の品質の評価結果を、通信部103を介してPC30またはHMI40に送信する。そして、PC30または後述のHMI40は、表示部に通信ケーブルの評価結果を表示する。なお、ユーザへの通知はこれに限定されず、例えば、制御部101が、ユーザが使用している他の機器に通信ケーブルの評価結果を通知するようにしてもよい。また、ユーザへの通知には、通信ケーブルの品質が基準値よりどの程度悪化しているか、例えば、通信ケーブルの劣化の度合いを示す情報が付加されていてもよい。
図2は、マスタ装置10による各スレーブ装置21a~21eのSQI値の取得を模式的に示す図である。スレーブ装置21aは、マスタ装置10と自身のスレーブ装置21aとを接続する通信ケーブル61のSQI値を計測する。この時のSQI値が「89」であり、スレーブ装置21aは、このSQI値をマスタ装置10に送信する。また、スレーブ装置21aは、自身のスレーブ装置21aとスレーブ装置21bとを接続する通信ケーブル62のSQI値「73」を取得し、マスタ装置10に送信する。
スレーブ装置21bは、自身のスレーブ装置21bとハブ装置17とを接続する通信ケーブル63のSQI値「97」を取得し、マスタ装置10に送信する。なお、スレーブ装置21aとスレーブ装置21bとを接続する通信ケーブル62のSQI値の計測は、スレーブ装置21aおよび21bのいずれが行っても構わない。
スレーブ装置21cは、自身のスレーブ装置21cとハブ装置17とを接続する通信ケーブル64のSQI値「35」を取得し、マスタ装置10に送信する。スレーブ装置21dは、自身のスレーブ装置21dとハブ装置17とを接続する通信ケーブル65のSQI値「82」を取得し、マスタ装置10に送信する。同様に、スレーブ装置21eは、自身のスレーブ装置21eとハブ装置17とを接続する通信ケーブル66のSQI値「74」を取得し、マスタ装置10に送信する。
例えば、スレーブ装置21cとハブ装置17とを接続する通信ケーブル64の基準値が「70」であったとすると、現在のSQI値が基準値よりも「35」だけ低下しているので、通信ケーブル64の劣化が激しいと判断される。
§2 構成例
(通信ケーブル評価システム1の全体概要)
図3は、本発明の実施形態1に係るマスタ装置10を備えた通信ケーブル評価システム1の概略構成を示す図である。通信ケーブル評価システム1は、マスタ装置10と、ハブ装置15~17と、スレーブ装置21a~21e、22a~22cおよび23a~23cと、PC(端末装置)30と、HMI(Human Machine interface)(端末装置)40とを含む。
(通信ケーブル評価システム1の全体概要)
図3は、本発明の実施形態1に係るマスタ装置10を備えた通信ケーブル評価システム1の概略構成を示す図である。通信ケーブル評価システム1は、マスタ装置10と、ハブ装置15~17と、スレーブ装置21a~21e、22a~22cおよび23a~23cと、PC(端末装置)30と、HMI(Human Machine interface)(端末装置)40とを含む。
通信ケーブル評価システム1を構成するネットワークシステムは、例えば、工場内の製造装置群が構成するフィールドネットワークシステムであってもよい。また、マスタ装置10は、例えば、PLC等の装置であってもよい。
マスタ装置10は、ハブ装置15および16を介して、通信ネットワークによって複数のスレーブ装置21a~21c、22a~22cおよび23a~23cと接続されている。また、スレーブ装置21bは、ハブ装置17を介して、スレーブ装置21c~21eと接続される。例えば、複数のスレーブ装置21a~21b、22a~22cおよび23a~23cは、デイジーチェーン接続によって接続され、スレーブ装置21c~21eは、スター接続によって接続される。
PC30およびHMI40は、ハブ装置15を介してマスタ装置10に接続されており、マスタ装置10への指示を送信したり、マスタ装置10から通信ケーブルの品質の評価結果を受信したりする。そして、PC30およびHMI40は、表示部に通信ケーブルの評価結果を表示する。なお、PC30およびHMI40を、端末装置とも呼ぶ。
例えば、PC30またはHMI40は、マスタ装置10から受信した通信ケーブルの評価結果を参照し、基準値から現在のSQI値を引いた値が「10」未満であれば、「正常:ケーブル品質は正常です」のようなメッセージを表示する。
また、PC30またはHMI40は、基準値から現在のSQI値を引いた値が「10」以上であり、「20」未満であれば、「注意:ケーブル品質が低下してきています。替えのケーブルを用意してください。」のようなメッセージを表示する。
また、PC30またはHMI40は、基準値から現在のSQI値を引いた値が「20」以上であり、「30」未満であれば、「警告:ケーブル品質が低下しています。次期メンテナンスでケーブルを交換してください。」のようなメッセージを表示する。
また、PC30またはHMI40は、基準値から現在のSQI値を引いた値が「30」以上であれば、「危険:ケーブル品質が悪いです。すぐにケーブルを交換してください。」のようなメッセージを表示する。
なお、ユーザが、PC30またはHMI40を操作して、各メッセージを表示するときの評価基準を変更するようにしてもよい。例えば、正常であると判定する判定基準(基準値から現在のSQI値を引いた値)を「10」から「5」に変更したり、正常であると判定する判定基準を「10」から「15」に変更したりするようにしてもよい。
§3 動作例
図4は、マスタ装置10の処理手順を説明するためのフローチャートである。まず、制御部101は、システムの起動後に、各スレーブ装置21a~21eからSQI値(基準値)を受信し、記憶部102に記憶する(S1)。
図4は、マスタ装置10の処理手順を説明するためのフローチャートである。まず、制御部101は、システムの起動後に、各スレーブ装置21a~21eからSQI値(基準値)を受信し、記憶部102に記憶する(S1)。
次に、制御部101は、所定時間が経過したか否かを判定する(S2)。この所定時間は、例えば、100msである。所定時間が経過していなければ(S2,No)、ステップS2の処理を繰り返す。
また、所定時間が経過していれば(S2,Yes)、制御部101は、各スレーブ装置21a~21eから現在のSQI値を受信し、記憶部102に記憶する(S3)。そして、制御部101は、記憶部102に記憶されるSQI値を参照して各ケーブルの品質を評価する(S4)。
例えば、制御部101は、記憶部102に記憶される直近の100回分のSQI値の平均値を算出し、基準値と比較することによって通信ケーブルの品質を評価する。なお、平均値を算出するためのSQI値の回数はこれに限定されるものではない。また、平均値ではなく、最大値や中央値などを使用してもよい。この処理は、全ての通信ケーブル61~66について行われる。
次に、制御部101は、通信部103を介して各通信ケーブル61~66の品質の評価結果をPC30またはHMI40に送信する(S5)。この処理は、PC30またはHMI40から送信要求があったときに行われてもよいし、マスタ装置10が定期的にPC30またはHMI40に送信するようにしてもよい。
最後に、制御部101は、処理を終了するか否かを判定する(S6)。例えば、システムの停止指示を受けた場合、処理を終了すると判定する。処理を終了しない場合(S6,No)、ステップS2に戻って以降の処理を繰り返す。また、処理を終了する場合(S6,Yes)、そのまま処理を終了する。
図5は、PC30またはHMI40の処理手順を説明するためのフローチャートである。まず、PC30またはHMI40は、ユーザによって、ケーブル品質表示機能が有効にされたか否かを判定する(S11)。ケーブル品質表示機能が有効にされていなければ(S11,No)、そのまま処理を終了する。
また、ケーブル品質表示機能が有効にされていれば(S11,Yes)、PC30またはHMI40は、マスタ装置10からケーブル品質の評価結果を受信したか否かを判定する(S12)。マスタ装置10からケーブル品質の評価結果を受信していなければ(S12,No)、ステップS12の処理を繰り返す。
また、マスタ装置10からケーブル品質の評価結果を受信していれば(S12,Yes)、PC30またはHMI40は、表示画面にケーブル品質の評価結果を表示する(S13)。
最後に、処理を終了するか否かが判定される(S14)。処理を終了しない場合(S14,No)、ステップS12に戻って以降の処理を繰り返す。また、処理を終了する場合(S14,Yes)、そのまま処理を終了する。
§4 作用、効果
本発明の実施形態1によれば、マスタ装置10の制御部101が、定期的にスレーブ装置21a~21eのそれぞれからSQI値を受信し、各通信ケーブル61~66の品質を評価するようにした。したがって、スレーブ装置間の通信ケーブルの劣化を容易に判定することが可能となる。
本発明の実施形態1によれば、マスタ装置10の制御部101が、定期的にスレーブ装置21a~21eのそれぞれからSQI値を受信し、各通信ケーブル61~66の品質を評価するようにした。したがって、スレーブ装置間の通信ケーブルの劣化を容易に判定することが可能となる。
また、制御部101は、所定周期でスレーブ装置21a~21eのそれぞれからSQI値を受信し、所定回数分のSQI値の平均値を、それぞれのスレーブ装置のSQI値とするようにした。通信ケーブルが劣化すれば、継続してSQI値が悪化するので、所定回数分の平均値を算出することにより、突発的なノイズ等の影響を減らすことが可能となる。
また、制御部101は、システム起動時に、複数のスレーブ装置21a~21eのそれぞれから、SQI値を受信して基準値とするようにした。したがって、予め基準値を決めておき、記憶部102に記憶しておく必要がなくなる。
また、制御部101は、通信部103を介して通信ケーブル61~66の品質の評価結果を、PC30またはHMI40に送信するようにした。したがって、PC30またはHMI40は、通信ケーブル61~66の劣化状況をユーザに提示することが可能となる。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2に係る通信ケーブル評価システムが、以下に説明される。なお、説明の便宜上、上記実施形態1において説明した構成要素と同じ機能を有する構成要素については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本発明の実施形態2に係る通信ケーブル評価システムが、以下に説明される。なお、説明の便宜上、上記実施形態1において説明した構成要素と同じ機能を有する構成要素については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図6は、本発明の実施形態2に係る通信ケーブル評価システム1’に含まれるスレーブ装置21a’の機能的構成を示すブロック図である。通信ケーブル評価システム1’は、マスタ装置10’と、スレーブ装置21a’~21e’と、PC30とを含む。なお、スレーブ装置21a’~21e’は、同様の構成および機能を有しているため、代表してスレーブ装置21a’の説明のみを行うことにする。
スレーブ装置21a’は、制御部(第1の制御部)211と、記憶部212と、通信部(第1の通信部)213とを含む。通信部213は、EtherCAT(登録商標)等の通信ネットワークを介してマスタ装置10’およびスレーブ装置21b’と接続される。なお、通信部213およびスレーブ装置21b’~21e’の通信は、サイクリック通信によって行われる。
記憶部212は、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスク等によって構成され、制御部211が参照するデータを記憶すると共に、一次記憶領域として使用される。
制御部211は、システム起動時に、SQI値を取得し、基準値として記憶部212に記憶する。その後、制御部211は、定期的に通信ケーブル61のSQI値を取得して、記憶部212に記憶する。
例えば、制御部211は、100ms周期(所定周期)で通信ケーブル61のSQI値を取得し、100回(所定回数)のSQI値の平均値を、通信ケーブル61のSQI値とする。そして、制御部211は、記憶部212に記憶される基準値と、SQI値(平均値)とを比較し、通信ケーブル61の品質を評価する。
制御部211は、通信部213を介して通信ケーブル61の品質の評価結果をマスタ装置10’に送信する。なお、マスタ装置10’およびスレーブ装置21a’~21e’の通信は、サイクリック通信によって行われるため、マスタ装置10’は、高速で各スレーブ装置21a’~21e’から、通信ケーブル61~66の品質の評価結果を取得することができる。
マスタ装置10’は、制御部(第2の制御部)101’と、記憶部102’と、通信部(第2の通信部)103’とを含む。通信部103’は、Ethernet/IP(登録商標)等の通信ネットワークを介してスレーブ装置21a’およびPC30と接続される。なお、通信部103’およびスレーブ装置21a’~21e’の通信は、サイクリック通信によって行われる。
記憶部102’は、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスク等によって構成され、制御部101’が参照するデータを記憶すると共に、一次記憶領域として使用される。
制御部101’は、通信部103’を介して、複数のスレーブ装置21a’~21e’のそれぞれから、通信ケーブルの品質の評価結果を受信し、記憶部102’に記憶する。そして、制御部101’は、記憶部102’に記憶される各通信ケーブル61~66の品質の評価結果を、通信部103’を介してPC30またはHMI40に送信する。そして、PC30またはHMI40は、表示部に通信ケーブルの評価結果を表示する。
図7は、本発明の実施形態2に係るスレーブ装置21a’の処理手順を説明するためのフローチャートである。まず、制御部211は、システムの起動後に、通信ケーブル61のSQI値(基準値)を取得し、記憶部212に記憶する(S21)。
次に、制御部211は、所定時間が経過したか否かを判定する(S22)。この所定時間は、例えば、100msである。所定時間が経過していなければ(S22,No)、ステップS22の処理を繰り返す。
また、所定時間が経過していれば(S22,Yes)、制御部211は、現在の通信ケーブル61のSQI値を取得し、記憶部212に記憶する(S23)。そして、制御部211は、記憶部212に記憶されるSQI値を参照して通信ケーブル61の品質を評価する(S24)。
例えば、制御部211は、記憶部212に記憶される直近の100回分のSQI値の平均値を算出し、基準値と比較することによって通信ケーブル61の品質を評価する。なお、平均値を算出するためのSQI値の回数はこれに限定されるものではない。また、平均値ではなく、最大値や中央値などを使用してもよい。
次に、制御部211は、通信部213を介して通信ケーブル61の品質の評価結果をマスタ装置10’に送信する(S25)。この処理は、マスタ装置10’から送信要求があったときに行われてもよいし、スレーブ装置21a’が定期的にマスタ装置10’に送信するようにしてもよい。
最後に、制御部211は、処理を終了するか否かを判定する(S26)。例えば、システムの停止指示を受けた場合、処理を終了すると判定する。処理を終了しない場合(S26,No)、ステップS22に戻って以降の処理を繰り返す。また、処理を終了する場合(S26,Yes)、そのまま処理を終了する。
PC30またはHMI40は、マスタ装置10’を介してスレーブ装置21a’~21e’からの通信ケーブルの評価結果を受信し、表示部に通信ケーブルの評価結果を表示する。なお、ユーザへの通知はこれに限定されず、例えば、制御部211が、ユーザが使用している他の機器に通信ケーブルの評価結果を通知するようにしてもよい。また、ユーザへの通知には、通信ケーブルの品質が基準値よりどの程度悪化しているか、例えば、通信ケーブルの劣化の度合いを示す情報が付加されていてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るスレーブ装置21a’によれば、制御部211が、定期的に通信ケーブル61のSQI値を取得し、通信ケーブル61の品質を評価するようにした。したがって、マスタ装置10’が、スレーブ装置21a’~21e’から通信ケーブル61~66の品質の評価結果を受信することによって、スレーブ装置間の通信ケーブルの劣化を容易に判定することが可能となる。
また、制御部211は、所定周期で通信ケーブル61のSQI値を取得し、所定回数分のSQI値の平均値を、通信ケーブル61のSQI値とするようにした。通信ケーブルが劣化すれば、継続してSQI値が悪化するので、所定回数分の平均値を算出することにより、突発的なノイズ等の影響を減らすことが可能となる。
また、制御部211は、システム起動時に、通信ケーブル61のSQI値を取得して基準値とするようにした。したがって、予め基準値を決めておき、記憶部212に記憶しておく必要がなくなる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
マスタ装置10、10’およびスレーブ装置21a’の機能ブロック(特に、制御部101、101’および211)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
マスタ装置10、10’およびスレーブ装置21a’の機能ブロック(特に、制御部101、101’および211)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、マスタ装置10、10’およびスレーブ装置21a’は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。
上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAMなどを更に備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態、実施例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態、実施例にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1,1’ 通信ケーブル評価システム
10,10’ マスタ装置
15~17 ハブ装置
21a~21e,21a’~21e’,22a~22c,23a~23c スレーブ装置
30 PC
40 HMI
61~66 通信ケーブル
101,101’,211 制御部
102,102’,212 記憶部
103,103’,213 通信部
10,10’ マスタ装置
15~17 ハブ装置
21a~21e,21a’~21e’,22a~22c,23a~23c スレーブ装置
30 PC
40 HMI
61~66 通信ケーブル
101,101’,211 制御部
102,102’,212 記憶部
103,103’,213 通信部
Claims (9)
- 通信ネットワークを介して複数のスレーブ装置との間で通信を行う通信部と、
前記通信部を介して前記複数のスレーブ装置から通信ケーブルの信号品質に関する情報を受信し、当該信号品質に関する情報に基づいて前記通信ケーブルの品質を評価し、前記通信ケーブルの品質の低下の度合いに応じてユーザに通知する制御部とを備える、マスタ装置。 - 通信ネットワークを介してマスタ装置との間で通信を行う通信部と、
接続される通信ケーブルの信号品質に関する情報を取得し、当該信号品質に関する情報に基づいて前記通信ケーブルの品質を評価し、前記通信ケーブルの品質の低下の度合いに応じて、前記マスタ装置を介してユーザに通知する制御部とを備える、スレーブ装置。 - 前記制御部は、前記通信ケーブルの信号品質に関する情報の所定回数分の平均値を算出し、当該平均値に基づいて前記通信ケーブルの品質を評価する、請求項2に記載のスレーブ装置。
- 前記制御部は、システム起動直後の前記信号品質に関する情報を基準値とし、当該基準値と前記平均値との差に応じて前記通信ケーブルの品質を評価する、請求項3に記載のスレーブ装置。
- 前記制御部は、前記通信部を介して品質が低下している前記通信ケーブルが接続されるポート番号を前記マスタ装置に通知する、請求項2~4のいずれか1項に記載のスレーブ装置。
- 前記通信ケーブルの信号品質に関する情報は、物理層制御回路によって取得される、請求項2~5のいずれか1項に記載のスレーブ装置。
- マスタ装置と、複数のスレーブ装置と、端末装置とを備える通信ケーブル評価システムであって、
前記複数のスレーブ装置のそれぞれは、通信ネットワークを介して前記マスタ装置との間で通信を行う第1の通信部と、
接続される通信ケーブルの信号品質に関する情報を取得し、当該信号品質に関する情報に基づいて前記通信ケーブルの品質を評価し、前記第1の通信部を介して前記マスタ装置に前記通信ケーブルの品質の評価結果を送信する第1の制御部とを含み、
前記マスタ装置は、前記通信ネットワークを介して前記複数のスレーブ装置および前記端末装置との間で通信を行う第2の通信部と、
前記第2の通信部を介して前記複数のスレーブ装置から前記通信ケーブルの品質の評価結果を受信し、前記第2の通信部を介して前記通信ケーブルの品質の低下の度合いに応じて前記端末装置に通知する第2の制御部とを含む、通信ケーブル評価システム。 - スレーブ装置が、接続される通信ケーブルの信号品質に関する情報を取得するステップと、
前記信号品質に関する情報に基づいて前記通信ケーブルの品質を評価するステップと、
前記通信ケーブルの品質の低下の度合いに応じてユーザに通知するステップとを含む、通信ケーブル評価方法。 - コンピュータに通信ケーブルの評価方法を実行させるためのコンピュータプログラムであって、
前記評価方法は、接続される通信ケーブルの信号品質に関する情報を取得するステップと、
前記信号品質に関する情報に基づいて前記通信ケーブルの品質を評価するステップと、
前記通信ケーブルの品質の低下の度合いに応じてユーザに通知するステップとを含む、コンピュータプログラム。
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