JP2022111675A - ホール素子 - Google Patents
ホール素子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022111675A JP2022111675A JP2021007257A JP2021007257A JP2022111675A JP 2022111675 A JP2022111675 A JP 2022111675A JP 2021007257 A JP2021007257 A JP 2021007257A JP 2021007257 A JP2021007257 A JP 2021007257A JP 2022111675 A JP2022111675 A JP 2022111675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hall element
- trench portion
- length
- layer
- trench
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
Abstract
【課題】簡易な構成でかつ感度がより向上したホール素子を提供すること。
【解決手段】導電層および導電層の上部に形成された半導体層を有する半導体基板と、各々、半導体層の表面から導電層まで貫通し、第1の方向の長さが第1の長さとされ、第1の方向と交差する第2の方向の長さが第1の長さより短い第2の長さとされ、第1の方向に互いに平行に配置された第1のトレンチ部および第2のトレンチ部と、トレンチ部の各々の側壁に形成された絶縁膜と、トレンチ部の各々の内部の半導体層の表面から導電層に至る領域に絶縁膜を介して充填され導電体と、第1のトレンチ部の導電体と接続された電極、および第2のトレンチ部の導電体と接続された電極を含む第1の電極対と、第1のトレンチ部に配置された第1の電極対の一方の電極を挟んで導電体と接続された第2の電極対と、を含む。
【選択図】図2
【解決手段】導電層および導電層の上部に形成された半導体層を有する半導体基板と、各々、半導体層の表面から導電層まで貫通し、第1の方向の長さが第1の長さとされ、第1の方向と交差する第2の方向の長さが第1の長さより短い第2の長さとされ、第1の方向に互いに平行に配置された第1のトレンチ部および第2のトレンチ部と、トレンチ部の各々の側壁に形成された絶縁膜と、トレンチ部の各々の内部の半導体層の表面から導電層に至る領域に絶縁膜を介して充填され導電体と、第1のトレンチ部の導電体と接続された電極、および第2のトレンチ部の導電体と接続された電極を含む第1の電極対と、第1のトレンチ部に配置された第1の電極対の一方の電極を挟んで導電体と接続された第2の電極対と、を含む。
【選択図】図2
Description
本発明は、ホール素子に関する。
ホール素子とは、ホール効果を利用して磁界を電気信号に変換して出力する非接触型の磁気センサである。
図4に概念的に示すホール素子50を参照して、ホール素子の作用について説明する。
図4に示すように、ホール素子50は幅W、長さL、厚さtを有し、磁束密度Bは、ホール素子50の上面に垂直に印加されているとする。このとき、端子TI1と端子TI2との間に、端子TI1から端子TI2に向かう駆動電流Iを流すと、フレミングの左手の法則によって、端子TV1を正極、端子TV2を負極とするホール電圧Vh(起電力)が発生する。そして、ホール電圧Vhの大きさは、以下に示す(式1)で与えられる。
Vh=RH・I・B/t ・・・ (式1)
RH=1/(e・n)
ここで、RHはホール係数、Bは磁束密度、eは電荷、nはキャリア濃度である。
図4に示すように、ホール素子50は幅W、長さL、厚さtを有し、磁束密度Bは、ホール素子50の上面に垂直に印加されているとする。このとき、端子TI1と端子TI2との間に、端子TI1から端子TI2に向かう駆動電流Iを流すと、フレミングの左手の法則によって、端子TV1を正極、端子TV2を負極とするホール電圧Vh(起電力)が発生する。そして、ホール電圧Vhの大きさは、以下に示す(式1)で与えられる。
Vh=RH・I・B/t ・・・ (式1)
RH=1/(e・n)
ここで、RHはホール係数、Bは磁束密度、eは電荷、nはキャリア濃度である。
ところで、ホール素子には、図4に示すようなホール素子表面に垂直方向の磁界成分を計測するホール素子と、ホール素子表面に平行な磁界成分を計測するホール素子が知られており、後者は特に縦型ホール素子と呼ばれている。縦型ホール素子では、ホール素子表面に対して垂直に電流を流す必要がある。
従来、縦型ホール素子について開示した文献として、例えば特許文献1に係る縦型ホール素子が知られている。特許文献1に係る縦型ホール素子は、半導体基板の表面に、同表面の不純物濃度を選択的に高めるコンタクト領域と、当該半導体基板の内部を電気的に区画して磁気検出部を形成する電位障壁部とを有し、コンタクト領域に配設される電極を通じて、当該半導体基板の表面に垂直な成分を含む電流が磁気検出部に供給されるとともに、その電流に対して発生するホール電圧を検出して、半導体基板の表面に水平な磁界成分を検出する縦型ホール素子において、半導体基板の表面は、少なくともコンタクト領域および電位障壁部を選択的に露出するかたちでLOCOS膜によって覆われてなることを特徴としている。
特許文献1に係る縦型ホール素子では、2つのトレンチに挟まれた領域によって磁気検出部が構成され、2つのトレンチの間に配置された電極から基板方向に電流が注入され、注入された電流は埋込層を介して2つのトレンチの両側の2つの電極に引き抜かれる。そして、基板に平行な方向に磁界が印加されると、当該2つの電極と直交する方向に配置された電極対にホール電圧が発生する。
ここで、センサは一般に感度が高いことが好ましいが、ホール素子についても例外ではない。ホール素子の感度とは、一定の磁束密度に対するホール電圧の大きさをいうが、ホール素子の形状的な観点からすると、ホール電圧を大きくするためには、(式1)から、ホール素子の厚さt、すなわち磁束密度と平行な方向の厚さを薄くすることが必要である。
この点、特許文献1に係る縦型ホール素子では、ホール素子の厚さtに相当する長さが2つのトレンチの間の距離となっている。このトレンチ間の距離はパターンの解像度や、フォトマスクの精度等による制限を受け、短くすることが困難である。すなわち、従来技術に係る縦型ホール素子では、製造プロセス上の理由から感度を上げることに限界があった。かかる状況下において、製造プロセス上の限界を屈服したホール素子の実現が望まれていた。その際、製造コストの上昇等を招かないようホール素子の構成は極力簡易であることが好ましい。
本発明は、上記事実を考慮し、簡易な構成でかつ感度がより向上したホール素子を提供することを目的とする。
本発明の第1実施態様に係るホール素子は、導電層および導電層の上部に形成された半導体層を有する半導体基板と、各々、半導体層の表面から導電層まで貫通し、第1の方向の長さが第1の長さとされ、第1の方向と交差する第2の方向の長さが第1の長さより短い第2の長さとされ、第1の方向に互いに平行に配置された第1のトレンチ部および第2のトレンチ部と、トレンチ部の各々の側壁に形成された絶縁膜と、トレンチ部の各々の内部の半導体層の表面から導電層に至る領域に絶縁膜を介して充填され導電体と、第1のトレンチ部の導電体と接続された電極、および第2のトレンチ部の導電体と接続された電極を含む第1の電極対と、第1のトレンチ部に配置された第1の電極対の一方の電極を挟んで導電体と接続された第2の電極対と、を含むものである。
第1実施態様に係るホール素子によれば、第1の電極対に電流を流すことによって、半導体基板に対して直交する方向の駆動電流が、第1のトレンチ部内に流れる。このことにより、半導体基板に平行な方向の磁束密度に応じたホール電圧が第2の電極対に発生する。この際、ホール電圧を決めるホール素子の厚さが第1のトレンチ部の幅となるので、ホール素子の厚さを薄くすることができる。このことにより、簡易な構成でかつ感度がより向上したホール素子を実現することができる。
本発明の第2実施態様に係るホール素子は、第1のトレンチ部の第1の方向の長さと、第2のトレンチ部の第1の方向の長さとが等しい長さとされているものである。
第2実施態様に係るホール素子によれば、第1のトレンチ部と第2のトレンチ部との間を流れる駆動電流の幅を一定にすることができるので、ホール素子としての動作を均質化し、より安定化することができる。
本発明の第3実施態様に係るホール素子は、第1のトレンチ部の形状と第2のトレンチ部の形状とが同じ形状とされているものである。
第3実施態様に係るホール素子によれば、駆動電流の入り口、および出口のトレンチ部の形状が同じであるので、さらに確実にホール素子としての動作を均質化することができる。
本発明の第4実施態様に係るホール素子は、第1のトレンチ部および第2のトレンチ部の形状が矩形形状であるものである。
第4の実施態様に係るホール素子によれば、矩形形状の第1のトレンチ部、および第2のトレンチ部を用いた簡易な構成となっているので、複数のホール素子を配置する場合の配置方向の設定が容易である。
本発明の第5実施態様に係るホール素子は、導電層が半導体基板に不純物が添加された不純物層であり、半導体層が不純物層上に形成されたエピタキシャル層であるものである。
第5実施態様に係るホール素子によれば、導電層上にエピタキシャル層が形成されるので、導電層とトレンチ部内の導電体との接続が安定したものとなる。
本発明の第6実施態様に係るホール素子は、導電層が半導体基板の裏面から不純物が導入されたウェル層であり、半導体層がウェル層上の半導体基板の一部であるものである。
第6実施態様に係るホール素子によれば、エピタキシャル層を成長させる必要がないので、製造が簡略化される。
本発明によれば、簡易な構成でかつ感度がより向上したホール素子を提供することができる、という優れた効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係るホール素子について説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素および部分には同一の参照符号を付与し、重複する説明は適宜省略する。
図1および図2を参照して、本実施の形態に係るホール素子10について説明する。図1(b)はホール素子10の平面図、図1(a)は図1(b)に示すA-A’線に沿って切断した断面図である。図1に示すように、ホール素子10は、「導電層」としての半導体基板11、「半導体層」としてのエピタキシャル層12、2つのトレンチ部(溝)13-1、13-2(以下、総称する場合は「トレンチ部13」)、「導電体」としてのポリシリコン14、酸化膜15、「第1の電極対」としての2つの電極16-1、16-2、および「第2の電極対」としての2つの電極17-1、17-2を含んでいる。電極16-1、16-2、17-1、および17-2の各々は、例えばアルミニウムによって形成されている。
図1(a)に示すように、ホール素子10は、半導体基板11上に形成されたエピタキシャル層12を備えている。半導体基板11は一例としてN+型とされ、エピタキシャル層12は一例としてN-型とされている。ここで、N+は相対的にN型の不純物濃度が高いことを示し、N-は相対的にN型の不純物濃度が低いことを示す。本実施の形態に係るホール素子10でN+型の半導体基板11を用いるのは、後述するように半導体基板11を介してホール素子10の駆動電流Ihを流すので、駆動電流Ihの経路の抵抗を極力小さくするためである。
2つのトレンチ部13-1、13-2は、エピタキシャル層12の表面からエピタキシャル層12を貫通し、半導体基板11に至る深さで形成されている。酸化膜15は底部を除くトレンチ部13の内壁(側壁)に形成されている。ポリシリコン14はエピタキシャル層12の表面から半導体基板11に至る深さまで、酸化膜15を介してトレンチ部13内に充填されている。ポリシリコン14には一例としてN型不純物が添加されている。すなわちポリシリコン14は導電体として機能する。
電極16-1、16-2は、ホール素子10の駆動電流注入用の電極対であり、電極16-1と16-2との間に電流源、または電圧源を接続してホール素子10を駆動するための電流を流す。電極17-1、17-2はホール電圧(起電力)取り出し用の電極であり、両端に例えばプリアンプ等の後段回路を接続する場合もある。
図2を参照して、ホール素子10の動作について説明する。図2(a)に示すように、駆動電流Ihを流すための電源Viの正極が電極16-1に、負極が電極16-2に接続され、磁束密度Bは紙面左側から右側の方向に印加されている。以上の構成において、駆動電流Ihは、図2(a)に示すように、トレンチ部13-1に充填されたポリシリコン14をエピタキシャル層12の表面から半導体基板11に向かって流れる。駆動電流Ihは、高濃度のN型不純物が導入された半導体基板11を経由して、トレンチ部13-2に充填されたポリシリコン14を、半導体基板11からエピタキシャル層12の表面に向かって流れる。ここで、磁束密度Bが、図2(a)に示すように、紙面左側から右側に向かって印加されると、フレミングの左手の法則によって、図2(b)に示すように、電極17-1を正電位、電極17-2を負電位とするホール電圧(起電力)が発生する。
ここで、図2を参照して、ホール素子10の各部サイズについて説明する。すなわち、図2(a)に示す、ポリシリコン14の、「第2の方向」としてのX方向の厚さtは1μm~2μm、ポリシリコン14のZ方向の長さL(トレンチ部13-1、13-2の深さ)は約3μm、トレンチ部13-1と13-2との間の距離dは4μm~5μm、図2(b)に示すポリシリコン14の「第1の方向」としてのY方向の幅Wは約100μmとなっている。厚さt、長さL、および幅Wは、各々図4に示す厚さt、長さL、および幅Wに対応している。
図4との対比により、以上の構成を備えたホール素子10では、(式1)における厚さtが、図2(a)に示すように、ポリシリコン14のX方向の厚さとなっている。すなわち、ホール素子10では、感度を決定づける厚さがほぼトレンチ部13の幅で決まる。トレンチ部13の幅は、上記のように1μm~2μmで作製することが可能なので、従来技術と比較して、ホール素子10の厚さtを十分薄くすることができる。しかも、基本的な構成は、導電体を充填した2つのトレンチなので、構成も簡易である。このことにより、本実施の形態に係るホール素子10では、簡易な構成でかつ感度がより向上したホール素子を提供することが可能となった。さらに、構成が簡易なので小型化に資するとともに、後述するようにホール素子10を複数配置する場合において、素子の方向を変えやすいという特徴を備えている。
なお、トレンチ部13-1と13-2との間の距離dは短くした方が小型化に資する。
本実施の形態では、トレンチ部13-1と13-2との間の距離dの一例として4μm~5μmを挙げたが、上述したようにこれは製造プロセス上の制約によって決まる。換言すれば、上述した特許文献1に係る縦型ホール素子では、4μm~5μm程度までしか厚さtを薄くすることができないことを意味する。
本実施の形態では、トレンチ部13-1と13-2との間の距離dの一例として4μm~5μmを挙げたが、上述したようにこれは製造プロセス上の制約によって決まる。換言すれば、上述した特許文献1に係る縦型ホール素子では、4μm~5μm程度までしか厚さtを薄くすることができないことを意味する。
ここで、トレンチ部13の形状に関して説明する。トレンチ部13-1、13-2の平面視での形状は、図1(b)に示すように、長方形であることが好ましい。しかしながら、一方向に長い形状であれば、他の形状、例えば楕円形であってもよい。トレンチ部13-1と13-2の形状は、駆動電流Ihの幅を均一化する観点等から、同じ形状であること、特に少なくとも長手方向(Y方向)の長さ(幅W)が同じであることが好ましい。しかしながら、トレンチ部13-2は電流を引き抜く機能が達成できればよいので、他の形状、例えば円形や正方形であってもよい。
なお、本実施の形態では、エピタキシャル層12としてN型の不純物を導入したものを例示して説明したが、これに限られず不純物の導入のないエピタキシャル層を用いてもよい。
なお、本実施の形態では、N+型の半導体基板11上にN-のエピタキシャル層12を形成する形態を例示して説明したが、これに限られず、例えば、裏面から高濃度のN型不純物を導入してN型ウェルを形成した半導体基板を用いてもよい。この場合、トレンチ部13は不純物の導入されていない基板の表面側に形成する。
次に、ホール素子10の製造方法について簡潔に説明する。
まず、エピタキシャル層12が形成されたN+型の半導体基板11を準備する。
エピタキシャル層12の表面から半導体基板11に至る2つのトレンチ部13-1、13-2を形成する。
熱酸化処理を行い、トレンチ部13-1、13-2の内部に酸化膜15を形成する。
異方性エッチングにより、トレンチ部13-1、13-2の底部に形成された酸化膜15を除去する。
例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)により、N型不純物が導入されたポリシリコン14を、トレンチ部13-1、13-2の内部を含む表面全面に形成する。
表面全体をエッチバックし、トレンチ部13-1、13-2の内部以外のポリシリコン14を除去する。
ポリシリコン14上に、電極との接続を行うためのコンタクト領域を形成し、該コンタクト領域上に電極16-1、16-2、17-1、および17-2を形成する。さらに、例えば他の回路と、電極16-1、16-2、17-1、および17-2とを接続するための配線層を形成する。以上の工程によって、ホール素子10が製造される。
次に、図3を参照して、磁束密度Bの方向とホール素子10の配置方向との関係について説明する。一般にホール素子では、検出する磁束密度Bの方向と、ホール素子の駆動電流の方向およびホール電圧の極性を考慮してホール素子の配置方向を決める。図3(a)に示すホール素子10Aは、+X方向の磁束密度Bxを検出する場合の配置であり、この場合駆動電流Ihは-Z方向に流れ、ホール電圧Vh(起電力)の向きは-Y方向となる。一方、図3(b)に示すホール素子10Bは、+Y方向の磁束密度Byを検出する場合の配置であり、この場合駆動電流Ihは-Z方向に流れ、ホール電圧Vh(起電力)の向きは+X方向となる。本実施の形態に係るホール素子10、10A、10Bは、平面視略矩形のトレンチ部を2つ用いる簡易な構成となっているので、上述したように、磁束密度Bに対する向きを容易に設定することができる。
また、1つのホール素子でX方向、Y方向の双方を検出する場合は、1つの半導体集積回路内にホール素子10Aおよびホール素子10Bを作り込めばよい。さらに、磁束密度Bx、あるいはByが、X軸、あるいはY軸に対して傾いている場合は、各々X軸、Y軸とのなす角度をθx、θyとして、以下に示す(式2)、(式3)によってX方向およびY方向の磁束密度Bに起因するホール電圧Vhx、Vhyを算出することができる。
Vhx=RH・I・B・cosθx/t ・・・ (式2)
Vhy=RH・I・B・cosθy/t ・・・ (式3)
ただし、RH=1/(e・n)
Vhx=RH・I・B・cosθx/t ・・・ (式2)
Vhy=RH・I・B・cosθy/t ・・・ (式3)
ただし、RH=1/(e・n)
10、10A、10B・・・ホール素子、11・・・半導体基板、12・・・エピタキシャル層、13・・・トレンチ部、14・・・ポリシリコン、15・・・酸化膜、16-1、16-2・・・電極、17-1、17-2・・・電極、50・・・ホール素子、Vi・・・電源、Ih・・・駆動電流、Vh・・・ホール電圧、B、Bx、By・・・磁束密度
Claims (6)
- 導電層および前記導電層の上部に形成された半導体層を有する半導体基板と、
各々、前記半導体層の表面から前記導電層まで貫通し、第1の方向の長さが第1の長さとされ、前記第1の方向と交差する第2の方向の長さが前記第1の長さより短い第2の長さとされ、前記第1の方向に互いに平行に配置された第1のトレンチ部および第2のトレンチ部と、
前記トレンチ部の各々の側壁に形成された絶縁膜と、
前記トレンチ部の各々の内部の前記半導体層の表面から前記導電層に至る領域に前記絶縁膜を介して充填され導電体と、
前記第1のトレンチ部の前記導電体と接続された電極、および前記第2のトレンチ部の前記導電体と接続された電極を含む第1の電極対と、
前記第1のトレンチ部に配置された前記第1の電極対の一方の電極を挟んで前記導電体と接続された第2の電極対と、
を含むホール素子。 - 前記第1のトレンチ部の前記第1の方向の長さと、前記第2のトレンチ部の前記第1の方向の長さとが等しい長さとされた
請求項1に記載のホール素子。 - 前記第1のトレンチ部の形状と前記第2のトレンチ部の形状とが同じ形状とされた
請求項1または請求項2に記載のホール素子。 - 前記第1のトレンチ部および前記第2のトレンチ部の形状が矩形形状である
請求項3に記載のホール素子。 - 前記導電層が前記半導体基板に不純物が添加された不純物層であり、
前記半導体層が前記不純物層上に形成されたエピタキシャル層である
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のホール素子。 - 前記導電層が前記半導体基板の裏面から不純物が導入されたウェル層であり、
前記半導体層が前記ウェル層上の前記半導体基板の一部である
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のホール素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021007257A JP2022111675A (ja) | 2021-01-20 | 2021-01-20 | ホール素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021007257A JP2022111675A (ja) | 2021-01-20 | 2021-01-20 | ホール素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022111675A true JP2022111675A (ja) | 2022-08-01 |
Family
ID=82655604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021007257A Pending JP2022111675A (ja) | 2021-01-20 | 2021-01-20 | ホール素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022111675A (ja) |
-
2021
- 2021-01-20 JP JP2021007257A patent/JP2022111675A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9599682B2 (en) | Vertical hall element | |
US7511484B2 (en) | Magnetic sensor and method for detecting magnetic field | |
US8427140B2 (en) | Hall sensor | |
US9316705B2 (en) | Vertical hall effect-device | |
JP2006210731A (ja) | ホール素子およびその製造方法 | |
CN103972234B (zh) | 集成电路、半导体器件和制造半导体器件的方法 | |
EP0671773A2 (en) | Hall element for detecting a magnetic field perpendicular to a substrate | |
JP2007003237A (ja) | 電流センサ | |
US9588192B2 (en) | Magnetic sensor chip and magnetic sensor | |
JP4798102B2 (ja) | 縦型ホール素子 | |
JP6695116B2 (ja) | 縦型ホール素子 | |
JP2022111675A (ja) | ホール素子 | |
JP2006128400A (ja) | 縦型ホール素子 | |
JP2014011343A (ja) | ホール素子およびホール素子を用いた半導体装置 | |
CN115172406A (zh) | 一种垂直型霍尔器件阵列及制备方法 | |
JP6824070B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2018147932A (ja) | 半導体装置 | |
JP4496918B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2020017609A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
US20230026157A1 (en) | Semiconductor device and manufacturing method thereof | |
JP4466276B2 (ja) | 縦型ホール素子およびその製造方法 | |
US11372061B2 (en) | Hall effect sensor devices and methods of forming hall effect sensor devices | |
US20240170528A1 (en) | Solid state imaging device | |
JP2006179594A (ja) | ホール素子 | |
JP3588476B2 (ja) | ホール素子 |