JP2022109642A - 配管竣工図作成システム、及び配管竣工図作成方法 - Google Patents
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Abstract
Description
配管の敷設工事が経時的に進行する現場において進行する前記配管の敷設状況を反映した配管竣工図を作成する配管竣工図作成システムであって、その特徴構成は、
基点と方向とを含むベクトルマーカーが付された前記敷設工事中の前記配管を撮影する撮像装置と、
所定の前記敷設状況にある場合において、第1地点から前記撮像装置にて前記ベクトルマーカーを含む状態で撮影された前記敷設工事の前記現場の画像である第1地点敷設工事現場画像と、前記第1地点とは異なる第2地点から前記撮像装置にて前記ベクトルマーカーを含む状態で撮影された前記敷設工事の前記現場の画像である第2地点敷設工事現場画像とを少なくとも含む現場画像データから、前記敷設状況にある前記現場の3次元データを生成する3次元データ生成部と、
前記敷設状況としての所定の第1敷設状況において前記3次元データ生成部にて生成された前記3次元データに含まれる前記ベクトルマーカーと、前記第1敷設状況とは異なる第2敷設状況において前記3次元データ生成部にて生成された前記3次元データに含まれる前記ベクトルマーカーとを、前記基点と前記方向とを重畳させる形態で、前記第1敷設状況に対応する前記3次元データが含む情報と前記第2敷設状況に対応する前記3次元データが含む情報とを有する統合3次元データを生成する統合3次元データ生成部と、
前記統合3次元データ生成部にて生成された前記統合3次元データから配管竣工図を生成する配管竣工図生成部とを備える点にある。
配管の敷設工事が経時的に進行する現場において進行する前記配管の敷設状況を反映した配管竣工図を作成する配管竣工図作成方法であって、その特徴構成は、
基点と方向とを含むベクトルマーカーが付された前記敷設工事中の前記配管を撮影する撮像工程と、
所定の前記敷設状況にある場合において、第1地点から前記撮像工程にて前記ベクトルマーカーを含む状態で撮影された前記敷設工事の前記現場の画像である第1地点敷設工事現場画像と、前記第1地点とは異なる第2地点から前記撮像工程にて前記ベクトルマーカーを含む状態で撮影された前記敷設工事の前記現場の画像である第2地点敷設工事現場画像とを少なくとも含む現場画像データから、前記敷設状況にある前記現場の3次元データを生成する3次元データ生成工程と、
前記敷設状況としての所定の第1敷設状況において前記3次元データ生成工程にて生成された前記3次元データに含まれる前記ベクトルマーカーと、前記第1敷設状況とは異なる第2敷設状況において前記3次元データ生成工程にて生成された前記3次元データに含まれる前記ベクトルマーカーとを、前記基点と前記方向とを重畳させる形態で、前記第1敷設状況に対応する前記3次元データが含む情報と前記第2敷設状況に対応する前記3次元データが含む情報とを有する統合3次元データを生成する統合3次元データ生成工程と、
前記統合3次元データ生成工程にて生成された前記統合3次元データから配管竣工図を生成する配管竣工図生成工程とを実行する点にある。
更に、上記特徴構成によれば、統合3次元データ生成部(統合3次元データ生成工程)にて、所定の第1時点における第1敷設状況における3次元データと、第1時点とは異なる第2時点における第2敷設状況における3次元データとを、夫々に記録されるベクトルマーカーの起点と方向とを重畳する形態で統合して、当該3次元データを作成するから、経時的に変化する複数の敷設状況を含む3次元データを作成することができ、更に、配管竣工図生成部(配管竣工図生成工程)にて、生成された統合3次元データから配管竣工図を生成できる。
以上より、現場の配管や継手の敷設状況を適切に反映した竣工図を作成できつつも、敷設状況が経時的に進行して、覆土等により過去の配管の敷設状態が確認できない現場であっても、それまでに配設・施工した全体の配管の竣工図を好適に作成できる配管竣工図作成システム、及び配管竣工図作成方法を実現できる。
前記現場での被撮影物としての継手の種類及び形状を含む継手情報を記憶する記憶部を備え、
前記統合3次元データにおいて、前記第1敷設状況に対応する前記3次元データに含まれる前記継手と、前記第2敷設状況に対応する前記3次元データに含まれる前記継手とが、同一のものか否かを、前記記憶部に記憶される前記継手情報に基づいて判定すると共に、同一である場合に、3次元的に重畳させる形態で、前記第1敷設状況に対応する前記3次元データと前記第2敷設状況に対応する前記3次元データとの角度補正を行う統合3次元データ補正部を備える点にある。
前記現場での直線形状を有する被撮影物の種類を含む被撮影物情報を記憶する記憶部を備え、
前記統合3次元データにおいて、前記第1敷設状況に対応する前記3次元データに含まれる前記現場での直線形状部位を有する第1被撮影物と、前記第2敷設状況に対応する前記3次元データに含まれる前記現場での直線形状部位を有する第2被撮影物とが、同一のものか否かを、前記記憶部に記憶される前記被撮影物情報に基づいて判定すると共に、同一である場合に、両者の直線形状部位を重畳させる形態で、前記第1敷設状況に対応する前記3次元データと前記第2敷設状況に対応する前記3次元データとの角度補正を行う統合3次元データ補正部を備える点にある。
上記特徴構成によれば、統合3次元データ補正部は、統合3次元データにおいて、第1敷設状況に対応する3次元データに含まれる現場での直線形状部位を有する第1被撮影物と、第2敷設状況に対応する3次元データに含まれる現場での直線形状部位を有する第2被撮影物とが、同一のものか否かを、記憶部に記憶される被撮影物情報に基づいて判定すると共に、同一である場合に、両者の直線形状部位を重畳させる形態で、第1敷設状況に対応する3次元データと第2敷設状況に対応する3次元データとの角度補正を行うから、ベクトルマーカーの基点から離れた箇所においても、3次元データを構成する種々の構成要素が適切に位置合わせされるよう角度補正できる。
前記統合三次元データにおいて、前記配管と、少なくとも2つの前記配管を接続する継手と、当該継手が接続する前記配管の接続方向とを認識する配管継手認識部を備え、
前記配管継手認識部にて認識された複数の前記継手の間において、前記配管の一部が前記配管継手認識部にて前記配管と認識されない認識不可部位が存在する場合に、前記配管継手認識部にて認識された前記継手及び前記接続方向から前記配管の前記認識不可部位を補完する配管補完部を備える点にある。
前記統合3次元データ生成部は、前記統合3次元データに含まれる前記ベクトルマーカーと、前記統合3次元データを生成するための前記敷設状況とは異なる第3敷設状況において前記3次元データ生成部にて生成された前記3次元データに含まれる前記ベクトルマーカーとを、前記基点と前記方向とを重畳させる形態で、前記統合3次元データが含む情報と前記第3敷設状況に対応する前記3次元データが含む情報とを有する前記統合3次元データを生成可能である点にある。
即ち、上記特徴構成によれば、例えば、連日、繰り返される配管の接続を含む敷設工事を反映した配管竣工図を作成できる。
複数の異なる前記敷設状況において、前記配管に付される前記ベクトルマーカーは同一のものである点にある。
以下、図1~4に基づいて、本発明の実施形態に係る配管竣工図作成システム100、及び配管竣工図作成支援方法について説明する。
尚、配管Pの敷設工事は、直管と継手との接続による敷設工事を含むものである。
その後、3次元データにおいて、点群計測において欠落した欠落面や、反射や吸収表面素材による計測欠損等を補足・補正すると共に、現場に含まれる路面切断箇所等のエッジ部分を再現したり、記憶部S6に記憶される既知の配管形状を利用したりして撮像対象の立体化を実行する。
更に、3次元データにおいて、現場に含まれる配管や路面等の構成部品に分離すべく、敷設工事現場画像に含まれる色と輝度を用いて構成部品毎に境界を分離し、境界のエッジを抽出して構成部品の形状の高精度化を図るセグメンテーションを実行する。
最後に、3次元データにおいて、セグメンテーションにて分離された構成部品を、意味を持つ物体として認識する物体認識を実行する。当該物体認識により、配管竣工図において重要な配管に係る専用処理が可能となる。
そこで、当該実施形態に係る配管竣工図作成システム100では、当該統合3次元データ生成部S2が、第1敷設状況(敷設状況の一例)における3次元データと、当該第1敷設状況とは異なる第2敷設状況(敷設状況の一例)における3次元データとを、以下に示すように統合する。以下、図2に基づいて、統合3次元データの生成方法について説明する。
尚、図2では、第1敷設状況に対応する3次元データと第2敷設状況に対応する3次元データとが重ね合わされて表示されており、第1敷設状況に対応する3次元データの第1配管P1と、第2敷設状況に対応する3次元データの第2配管P2とを接続する場合が例示されており、第2敷設状況に対応する3次元データでは、第1配管P1の大部分が覆土等により示されていないものとする。
また、第1配管P1に付される第1ベクトルマーカーMa(ベクトルマーカーの一例)と、第2配管P2に付される第2ベクトルマーカーMb(ベクトルマーカーの一例)とは、同一のものであるが、説明の便宜上、異なる名称としており、第1ベクトルマーカーMaが付される第1配管P1と、第2ベクトルマーカーMbが付される第2配管P2は、同一のものである。また、第1ベクトルマーカーMaと第2ベクトルマーカーMbも同一のものである。
次に、統合3次元データ生成部S2は、図2の第1統合3次元データID1から図2の第2統合3次元データID2に示すように、第1敷設状況に対応する3次元データに含まれる第1ベクトルマーカーMaの基点M1aと、第2敷設状況に対応する3次元データに含まれる第2ベクトルマーカーMbの基点M1bとを重畳させる形態で、第1ベクトルマーカーMa及び第2ベクトルマーカーMbの位置合わせを行い、統合3次元データを生成する。これにより、第1配管P1及び第2配管P2の接続点が一致する。
次に、統合3次元データ生成部S2は、図2の第2統合3次元データID2から図2の第3統合3次元データID3に示すように、第1敷設状況に対応する3次元データに含まれる第1ベクトルマーカーMaの方向M2aと、第2敷設状況に対応する3次元データに含まれる第2ベクトルマーカーMbの方向M2bとを重畳させる形態で、第1ベクトルマーカーMa及び第2ベクトルマーカーMbの方向合わせを行い、統合3次元データを生成する。これにより、第1配管P1と第2配管P2(方向合わせ後はP2x)の接続方向が大凡一致する。
また、第1ベクトルマーカーMaの起点M1aと第2ベクトルマーカーMbの起点M1bとが重畳し、第1ベクトルマーカーMaの方向M2aと第2ベクトルマーカーMbの方向M2bとが重畳する場合であっても、第1ベクトルマーカーMaと第2ベクトルマーカーMbとが互いにその方向周りで回転する場合には、第1敷設状況に対応する3次元データと第2敷設状況に対応する3次元データとがズレる場合がある。
以上の理由により、当該ベクトルマーカーMの方向を重畳させることによる方向合わせでは、第1配管P1と第2配管P2との接続方向を、高精度に合わせることができないことがある。
当該統合3次元データ補正部S3により、図2の第3統合3次元データID3から図2の第4統合3次元データID4に示すように、第1配管P1及び第2配管P2(角度補正後はP2y)の接続を、より高精度に実現した統合3次元データを生成できる。
例えば、図3に示す第3統合3次元データID3においては、ベクトルマーカーMの基点M1と方向M2とが重畳している状態ではあるものの、本来、直線である路面の切断部Kが、第2敷設状況における3次元データの第2切断部Kxとの境界で屈曲している状態となっている。
そこで、統合3次元データ補正部S3は、第2敷設状況における3次元データの第2切断部Kxと、第1敷設状況における3次元データの切断部Kと直線を形成するよう、第2敷設状況における3次元データの角度補正を行い、図4に示すように第4統合3次元データID4を生成するのである。
即ち、第1統合3次元データID1から第4統合3次元データID4の何れかにおいて、配管Pと、少なくとも2つの配管P1、P2を接続する継手(図示せず)と当該継手が接続する配管P1、P2の接続方向とを認識する配管継手認識部S4を備え、当該配管継手認識部S4にて認識された複数の継手の間において、配管P1、P2の一部が配管継手認識部S4にて配管P1、P2と認識されない認識不可部位(例えば、覆土や補修テープにより被覆されている部位)が存在する場合に、配管継手認識部S4にて認識された継手及び接続方向から配管P1、P2の認識不可部位を補完する配管補完部S5を備える。
尚、配管竣工図としては、3次元図、又は平面図等の2次元図の種々の形態で、管理用の表示端末T2にて表示される。
(1)上記実施形態では、配管としてガス配管を例として説明したが、本発明は、上下水道配管等の他の配管の施工工事についても効果的に適用可能である。
更に、スマートフォン端末に限らず、通信機能を有さず撮像機能のみを有するカメラであって、撮像データは、SDカード等の携帯メモリを介して、制御装置Sへ伝達するものであっても構わない。
また、撮像装置としては、レーザー光を走査しながら対象物に照射してその散乱や反射光を観測することで、対象物までの距離を計測したり対象物の性質を特定したりする光センサー技術(LiDAR:Light Detection and Ranging)を採用することもできる。
他の構成例として、記憶部S6が、現場での被撮影物としての継手の種類及び形状を含む継手情報(継手の角度等)を記憶し、統合3次元データ補正部S3は、統合3次元データにおいて、第1敷設状況に対応する3次元データに含まれる継手と、第2敷設状況に対応する3次元データに含まれる継手とを、記憶部S6に記憶される継手情報に基づいて、3次元的に重畳させる形態で、第1敷設状況に対応する3次元データと第2敷設状況に対応する3次元データとの角度補正を行う構成を採用しても構わない。
他の構成例として、統合3次元データ生成部S2は、第1敷設状況における3次元データと第2敷設状況における3次元データとを統合して生成された統合3次元データと、第1敷設状況及び第2敷設状況とは異なる第3敷設状況における3次元データとを統合することもできる。
より詳細には、図示は省略するが、統合3次元データ生成部S2は、統合3次元データに含まれるベクトルマーカーと、統合3次元データを生成するための敷設状況とは異なる第3敷設状況において3次元データ生成部にて生成された3次元データに含まれるベクトルマーカーとを、基点と方向とを重畳させる形態で、統合3次元データが含む情報と第3敷設状況に対応する3次元データが含む情報とを有する統合3次元データを生成可能である。
即ち、上記特徴構成によれば、例えば、連日、繰り返される配管の接続を含む敷設工事を反映した配管竣工図を作成できる。
100 :配管竣工図作成システム
M :ベクトルマーカー
S6 :記憶部
M1 :基点
M2 :方向
P :配管
P1、P2 :配管
S :制御装置
S1 :3次元データ生成部
S2 :統合3次元データ生成部
S3 :統合3次元データ補正部
S4 :配管継手認識部
S5 :配管補完部
T1 :スマートフォン端末
T2 :表示端末
Claims (7)
- 配管の敷設工事が経時的に進行する現場において進行する前記配管の敷設状況を反映した配管竣工図を作成する配管竣工図作成システムであって、
基点と方向とを含むベクトルマーカーが付された前記敷設工事中の前記配管を撮影する撮像装置と、
所定の前記敷設状況にある場合において、第1地点から前記撮像装置にて前記ベクトルマーカーを含む状態で撮影された前記敷設工事の前記現場の画像である第1地点敷設工事現場画像と、前記第1地点とは異なる第2地点から前記撮像装置にて前記ベクトルマーカーを含む状態で撮影された前記敷設工事の前記現場の画像である第2地点敷設工事現場画像とを少なくとも含む現場画像データから、前記敷設状況にある前記現場の3次元データを生成する3次元データ生成部と、
前記敷設状況としての所定の第1敷設状況において前記3次元データ生成部にて生成された前記3次元データに含まれる前記ベクトルマーカーと、前記第1敷設状況とは異なる第2敷設状況において前記3次元データ生成部にて生成された前記3次元データに含まれる前記ベクトルマーカーとを、前記基点と前記方向とを重畳させる形態で、前記第1敷設状況に対応する前記3次元データが含む情報と前記第2敷設状況に対応する前記3次元データが含む情報とを有する統合3次元データを生成する統合3次元データ生成部と、
前記統合3次元データ生成部にて生成された前記統合3次元データから配管竣工図を生成する配管竣工図生成部とを備える配管竣工図作成システム。 - 前記現場での被撮影物としての継手の種類及び形状を含む継手情報を記憶する記憶部を備え、
前記統合3次元データにおいて、前記第1敷設状況に対応する前記3次元データに含まれる前記継手と、前記第2敷設状況に対応する前記3次元データに含まれる前記継手とが、同一のものか否かを、前記記憶部に記憶される前記継手情報に基づいて判定すると共に、同一である場合に、3次元的に重畳させる形態で、前記第1敷設状況に対応する前記3次元データと前記第2敷設状況に対応する前記3次元データとの角度補正を行う統合3次元データ補正部を備える請求項1に記載の配管竣工図作成システム。 - 前記現場での直線形状を有する被撮影物の種類を含む被撮影物情報を記憶する記憶部を備え、
前記統合3次元データにおいて、前記第1敷設状況に対応する前記3次元データに含まれる前記現場での直線形状部位を有する第1被撮影物と、前記第2敷設状況に対応する前記3次元データに含まれる前記現場での直線形状部位を有する第2被撮影物とが、同一のものか否かを、前記記憶部に記憶される前記被撮影物情報に基づいて判定すると共に、同一である場合に、両者の直線形状部位を重畳させる形態で、前記第1敷設状況に対応する前記3次元データと前記第2敷設状況に対応する前記3次元データとの角度補正を行う統合3次元データ補正部を備える請求項1又は2に記載の配管竣工図作成システム。 - 前記統合3次元データにおいて、前記配管と、少なくとも2つの前記配管を接続する継手と、当該継手が接続する前記配管の接続方向とを認識する配管継手認識部を備え、
前記配管継手認識部にて認識された複数の前記継手の間において、前記配管の一部が前記配管継手認識部にて前記配管と認識されない認識不可部位が存在する場合に、前記配管継手認識部にて認識された前記継手及び前記接続方向から前記配管の前記認識不可部位を補完する配管補完部を備える請求項1~3の何れか一項に記載の配管竣工図作成システム。 - 前記統合3次元データ生成部は、前記統合3次元データに含まれる前記ベクトルマーカーと、前記統合3次元データを生成するための前記敷設状況とは異なる第3敷設状況において前記3次元データ生成部にて生成された前記3次元データに含まれる前記ベクトルマーカーとを、前記基点と前記方向とを重畳させる形態で、前記統合3次元データが含む情報と前記第3敷設状況に対応する前記3次元データが含む情報とを有する前記統合3次元データを生成可能である請求項1~4の何れか一項に記載の配管竣工図作成システム。
- 複数の異なる前記敷設状況において、前記配管に付される前記ベクトルマーカーは同一のものである請求項1~5の何れか一項に記載の配管竣工図作成システム。
- 配管の敷設工事が経時的に進行する現場において進行する前記配管の敷設状況を反映した配管竣工図を作成する配管竣工図作成方法であって、
基点と方向とを含むベクトルマーカーが付された前記敷設工事中の前記配管を撮影する撮像工程と、
所定の前記敷設状況にある場合において、第1地点から前記撮像工程にて前記ベクトルマーカーを含む状態で撮影された前記敷設工事の前記現場の画像である第1地点敷設工事現場画像と、前記第1地点とは異なる第2地点から前記撮像工程にて前記ベクトルマーカーを含む状態で撮影された前記敷設工事の前記現場の画像である第2地点敷設工事現場画像とを少なくとも含む現場画像データから、前記敷設状況にある前記現場の3次元データを生成する3次元データ生成工程と、
前記敷設状況としての所定の第1敷設状況において前記3次元データ生成工程にて生成された前記3次元データに含まれる前記ベクトルマーカーと、前記第1敷設状況とは異なる第2敷設状況において前記3次元データ生成工程にて生成された前記3次元データに含まれる前記ベクトルマーカーとを、前記基点と前記方向とを重畳させる形態で、前記第1敷設状況に対応する前記3次元データが含む情報と前記第2敷設状況に対応する前記3次元データが含む情報とを有する統合3次元データを生成する統合3次元データ生成工程と、
前記統合3次元データ生成工程にて生成された前記統合3次元データから配管竣工図を生成する配管竣工図生成工程とを実行する配管竣工図作成方法。
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