JP2022107480A - サーバコンピュータ、商品のカタログ販売支援システム及び商品のカタログ販売支援方法 - Google Patents

Abstract

【課題】カタログに掲載された商品の在庫数に関する情報を表示するサーバコンピュータ及び商品のカタログ販売支援方法であって、商品ごとに一々在庫数を表示する操作をしなくても、他の商品についても在庫数を確認することができるサーバコンピュータ及び商品のカタログ販売支援方法を提供する。
【解決手段】ＱＲコード２００がカタログＣの商品掲載ページごとに表示されていて、ＱＲコード２００をユーザ側端末Ｂでスキャンすると、ＱＲコード２００に対応した在庫確認画面元データに、ＱＲコード２００に対応した商品についての商品名情報等の基本情報と在庫数情報を追加して、在庫確認画面のデータを作成し、在庫確認画面をユーザ側端末Ｂに表示することにより、ＱＲコード２００に対応したページに掲載された商品の在庫数を表示する。
【選択図】図１

Description

本発明は、サーバコンピュータに関するものであり、特に、商品のカタログ販売においてユーザを支援するサーバコンピュータと、商品のカタログ販売支援方法に関するものである。

従来より、商品のカタログ販売において、ユーザを支援する方法として、紙製のカタログに掲載された各商品ごとにＱＲコードを表示しておき、そのＱＲコードをスマートフォンにより読み取ることにより、その商品の在庫数を表示することが行われている。

また、特許文献１の電子ショップの提供方法においては、利用者から発信される商品の選択を示す情報に応じて前記商品の在庫管理を行い、前記商品の在庫数が所定数以下の場合に、前記商品選択を示す情報を発信した利用者に対して前記商品の在庫切れを示す情報を発信し、その後、予約画面に移行する（図３６）。

特開２００２－３４２６３０号公報

しかし、カタログに掲載された各商品ごとにＱＲコードを表示して、ＱＲコードを読み取ることにより在庫数を表示する場合には、選択した商品（つまり、ＱＲコードを読み取った商品）についての在庫数を確認することはできるものの、その商品の在庫がない場合に、他の商品の在庫数を確認するには、他の商品についてのＱＲコードを別途読み取って在庫数を表示させる必要があり、操作が面倒であるという問題があった。特に、選択した商品と似た別の商品でも購入候補となる場合に、一々各ＱＲコードを読み取る操作を行わなければならない。

また、特許文献１の電子ショップの提供方法においても、在庫がない場合には、在庫切れを示す情報を表示して、予約画面に移行するので、予約しないを選択して、別途別の商品を選択しなければならず、操作が面倒である。

そこで、本発明は、カタログに掲載された商品の在庫数に関する情報を表示するサーバコンピュータ及び商品のカタログ販売支援方法であって、商品ごとに一々在庫数を表示する操作をしなくても、他の商品についても在庫数を確認することができるサーバコンピュータ、商品のカタログ販売支援システム及び商品のカタログ販売支援方法を提供することを目的とするものである。

本発明は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第１には、商品販売用のカタログに表示された商品の在庫数に関する情報をユーザ側端末に表示するためのサーバコンピュータであって、カタログに設けられた複数の商品掲載ページにおける１又は複数の商品掲載ページごとに表示されたコード情報で、インターネットによる接続先を示したコード情報とコード情報に対応した情報のいずれかであるページ対応情報ごとに、ユーザ側端末に在庫確認画面を表示するための在庫確認画面元データを記憶する在庫確認画面用データ記憶部（２６）と、商品を特定するための文字情報である商品特定文字情報と、商品の画像情報と、商品の在庫数情報と、ページ対応情報を商品ごとに記憶する商品情報記憶部（２５）と、カタログに表示された該コード情報をスキャンしたユーザ側端末からの接続を検知する接続検知手段（１０、３０）と、接続検知手段によりユーザ側端末からの接続が検知された場合に、スキャンしたコード情報に対応する在庫確認画面元データ（「スキャンしたコード情報に対応するページ対応情報に対応した在庫確認画面元データ」としてもよい）である対応在庫確認画面元データを在庫確認画面用データ記憶部から検出するとともに、スキャンしたコード情報に対応する商品（「スキャンしたコード情報に対応するページ対応情報に対応した商品」としてもよい）を商品情報記憶部から検出し、検出された商品の商品特定文字情報と画像情報を対応在庫確認画面元データに追加するとともに、在庫数情報又は在庫数情報に対応した情報を該対応在庫確認画面元データに追加して、在庫確認画面のデータである在庫確認画面データを作成する在庫確認画面データ作成手段（３０）と、在庫確認画面データ作成手段により作成された在庫確認画面データをユーザ側端末に送信して、在庫確認画面をユーザ側端末に表示する在庫確認画面表示手段（１０、３０）と、を有することを特徴とする
第１の構成のサーバーコンピュータによれば、スキャンしたコード情報に対応する商品掲載ページに掲載された全ての商品について同時に在庫数を知ることができるので、商品ごとに一々在庫数を表示する操作をしなくても、他の商品についても在庫数を確認することができ、購入候補となる商品の選択肢を即座に知ることができる。

また、第２には、上記第１の構成において、コード情報が、インターネットにおけるＵＲＬを示すＱＲコードであることを特徴とする。

また、第３には、上記第１又は第２の構成において、コード情報に対応した情報が、カタログのページ数についての情報であることを特徴とする。

また、第４には、上記第１から第３までのいずれかの構成において、在庫数情報に対応した情報が、在庫数を１０の整数乗の整数倍の個数になるように端数を切り捨てた個数の情報であることを特徴とする。

また、第５には、上記第１から第４までのいずれかの構成において、商品特定文字情報が、商品の商品名の情報又は商品の商品コードの情報であることを特徴とする
また、第６には、商品販売用のカタログに表示された商品の在庫数に関する情報をユーザ側端末に表示して、商品のカタログ販売を支援する商品のカタログ販売支援システムであって、第１から第５までのいずれかの構成のサーバコンピュータ（Ａ）と、複数の商品掲載ページを有し、該複数の商品掲載ページにおける１又は複数の商品掲載ページごとにコード情報が表示されたカタログであって、該コード情報がインターネットによる接続先を示したカタログ（Ｃ）と、を有することを特徴とする。

第６の構成の商品のカタログ販売支援システムによれば、スキャンしたコード情報に対応する商品掲載ページに掲載された全ての商品について同時に在庫数を知ることができるので、商品ごとに一々在庫数を表示する操作をしなくても、他の商品についても在庫数を確認することができ、購入候補となる商品の選択肢を即座に知ることができる。

また、第７には、サーバコンピュータを用いて、商品販売用のカタログに表示された商品の在庫数に関する情報をユーザ側端末に表示する商品のカタログ販売支援方法であって、カタログに表示された、インターネットによる接続先を示したコード情報で、カタログに設けられた複数の商品掲載ページにおける１又は複数の商品掲載ページごとに表示されたコード情報をスキャンしたユーザ側端末からの接続を検知する接続検知ステップ（Ｓ１、Ｓ２）と、接続検知手段によりユーザ側端末からの接続が検知された場合に、スキャンされたコード情報に対応する在庫確認画面元データである対応在庫確認画面元データを、コード情報とコード情報に対応した情報のいずれかであるページ対応情報ごとにユーザ側端末に在庫確認画面を表示するための在庫確認画面元データを記憶する在庫確認画面用データ記憶部から検出する対応在庫確認画面元データ検出ステップ（Ｓ３）と、コード情報に対応した商品を、商品の商品を特定するための文字情報である商品特定文字情報と、商品の画像情報と、商品の在庫数情報と、コード情報とコード情報に対応した情報のいずれかであるページ対応情報を商品ごとに記憶する商品情報記憶部から検出し、検出された商品の商品特定文字情報と画像情報を対応在庫確認画面元データに追加するとともに、在庫数情報又は在庫数情報に対応した情報を該対応在庫確認画面元データに追加して、在庫確認画面のデータである在庫確認画面データを作成する在庫確認画面データ作成ステップ（Ｓ４）と、在庫確認画面データ作成ステップで作成された在庫確認画面データをユーザ側端末に送信して、在庫確認画面をユーザ側端末に表示する在庫確認画面表示ステップ（Ｓ５）と、を有することを特徴とする。

第７の構成の商品のカタログ販売支援方法によれば、スキャンしたコード情報に対応する商品掲載ページに掲載された全ての商品について同時に在庫数を知ることができるので、商品ごとに一々在庫数を表示する操作をしなくても、他の商品についても在庫数を確認することができ、購入候補となる商品の選択肢を即座に知ることができる。

また、第８には、上記第７の構成において、コード情報が、インターネットにおけるＵＲＬを示すＱＲコードであることを特徴とする。

また、第９には、上記第７又は第８の構成において、コード情報に対応した情報が、カタログのページ数についての情報であることを特徴とする。

また、第１０には、上記第７から第９までのいずれかの構成において、在庫数情報に対応した情報が、在庫数を１０の整数乗の整数倍の個数になるように端数を切り捨てた個数の情報であることを特徴とする。

また、第１１には、上記第７から第１０までのいずれかの構成において、商品特定文字情報が、商品の商品名の情報又は商品の商品コードの情報であることを特徴とする。

本発明に基づくサーバーコンピュータ、商品のカタログ販売支援システム及び商品のカタログ販売支援方法によれば、スキャンしたコード情報に対応する商品掲載ページに掲載された全ての商品について同時に在庫数を知ることができるので、商品ごとに一々在庫数を表示する操作をしなくても、他の商品についても在庫数を確認することができ、購入候補となる商品の選択肢を即座に知ることができる。

サーバコンピュータと、これを含む商品のカタログ販売支援システムを示すブロック図である。 商品情報記憶部の内容を説明する説明図である。 在庫確認画面用データ記憶部の内容を説明する説明図である。 商品掲載ページの例を示す説明図である。 サーバコンピュータの動作を説明するフローチャートである。 在庫確認画面の例を示す説明図である。

本発明においては、カタログに掲載された商品の在庫数に関する情報を表示するサーバコンピュータ及び商品のカタログ販売支援方法であって、商品ごとに一々在庫数を表示する操作をしなくても、他の商品についても在庫数を確認することができるサーバコンピュータ、商品のカタログ販売支援システム及び商品のカタログ販売支援方法を提供するという目的を以下のようにして実現した。

本発明に基づくサーバコンピュータＡは、インターネットを介して外部の端末と接続可能となっている。つまり、サーバコンピュータＡは、ユーザ側端末Ｂ等とインターネットを介して通信可能となっている。このサーバコンピュータＡは、ユーザ側端末Ｂと電気通信端末により接続されているといえる。

ここで、サーバコンピュータＡの構成について説明すると、サーバコンピュータＡは、図１に示すように、通信部１０と、記憶部２０と、制御部３０とを有している。

通信部１０は、外部との通信データの入出力を制御するものであり、インターネットを介して外部との通信を可能とする通信装置により構成されている。つまり、この通信部１０は、外部とのインターフェースとして機能するものである。

また、記憶部２０は、各種情報を記憶するための記憶装置であり、主として、補助記憶装置として機能する。この記憶部２０は、プログラム記憶部２２と、データ記憶部２４とを有している。

このプログラム記憶部２２は、サーバコンピュータＡを動作させるための各種プログラムを格納する記憶部であり、主として制御部３０の動作を制御するためのプログラムを格納する。

このプログラムとしては、具体的には、図５に示すフローチャートに示す動作を行うためのプログラムが挙げられ、所定の画面をユーザ側端末に表示させるためのプログラムや、ユーザ側端末における入力に基づいて受信した信号を検知するためのプログラムや、検知した信号に基づき所定の処理（在庫確認画面の検出や、対象商品の検出や、在庫確認画面への対象商品の情報の追加等）を行なうプログラム等が格納されている。このプログラム記憶部２２は、記憶装置に各プログラムを格納した状態で構成される。

また、データ記憶部２４は、各種データを記憶するための記憶部であり、図２に示す商品情報記憶部２５や、図３に示す在庫確認画面用データ記憶部（在庫確認画面用データテーブル、在庫数表示用記憶部、在庫数表示用テーブルとしてもよい）２６を有している。

商品情報記憶部２５は、商品ごとに、商品名と、商品コードと、発送単位と、商品の画像と、在庫数（在庫数情報）と、ページ数の各情報が格納されている。ここで、商品名の情報と、商品コードの情報と、発送単位の情報とで、基本情報が構成される。ここで、ＱＲコード（登録商標）は、ページごとに異なるＱＲコードが表示されているので、ページ数の情報は、ＱＲコードに対応した情報であり、ページ対応情報に当たる。また、商品名の情報や、商品コードの情報は、商品を特定するための文字情報である商品特定文字情報に当たる。

なお、図２に示すように、商品名は、主たる名称の情報（例えば、ステンレスボトル５００ｍｌ）と色情報（例えば、ブラック）からなる。商品の画像の情報（画像情報）は、ＪＰＥＧ等の画像データから構成される。また、在庫数は、在庫数に応じて逐次更新される。商品コードや発送単位については、後述する。図２に示す商品情報記憶部２５においては、ページ数の数字が小さい商品ごとに記憶され、同じページ数の商品においては、商品コードが小さい順に記憶されている。

また、在庫確認画面用データ記憶部２６は、カタログＣに表示されたＱＲコードごとに在庫確認画面元データと、ページ数の情報が格納されていて、在庫確認画面元データは、ユーザー側端末に在庫確認画面を表示するためのデータであり、在庫確認画面のデータを構成するための元データである。すなわち、在庫確認画面元データは、ユーザ側端末に表示される在庫確認画面のデータから基本情報と、商品の画像の情報と、在庫数の情報を除いたデータであり、在庫確認画面用データ記憶部２６の在庫確認画面元データに、基本情報と、商品の画像の情報と、在庫数の情報を追加することにより、ユーザ側端末に表示する在庫確認画面のデータが構成される。

図３の例では、カタログの第１ページに対応した在庫確認画面元データ３０１’、第２ページに対応した在庫確認画面元データ３０２’、第３ページに対応した在庫確認元データ３０３’等が格納されていて、在庫確認画面元データ３０１’に、商品情報記憶部２５における第１ページに対応した商品の基本情報と、商品の画像情報と、在庫数情報を追加することにより、ユーザ側端末に表示する在庫確認画面のデータが構成される。

また、制御部３０は、サーバコンピュータＡにおける各部の動作を制御するものであり、制御装置、演算装置、主記憶装置としての機能を有するＣＰＵにより構成され、プログラム記憶部２２に格納された各プログラムに従い、図５に示すフローチャートに示すように動作する。

また、ユーザ側端末Ｂは、サーバコンピュータＡとインターネットを介して接続可能な端末であり、カタログＣに表示されたＱＲコード２００をスキャンする読取り装置や、在庫確認画面を表示するための表示装置を有し、具体的には、スマートフォンにより構成されている。

また、カタログＣは、カタログ販売用のカタログであり、紙製の冊子からなり、カタログＣの商品掲載ページ（商品掲載ページは複数設けられている）には、ページごとにＱＲコード２００が印刷等により表示されていて、ページごとに異なるＱＲコードが表示されている。このＱＲコード２００は、ＵＲＬを示すので、ページごとに異なるＵＲＬが表示されているといえる。

なお、商品掲載ページの各ページには、複数の商品が掲載されている。例えば、図４に示す商品掲載ページ１０１（第１ページの商品掲載ページ）は、ボトル・タンブラーの商品を掲載するページであり、ステンレスボトル５００ｍｌと、ステンレスボトル３５０ｍｌと、ステンレスタンブラーが掲載され、それぞれ、ブラックとシルバーの色が設けられている。

各商品については、商品の画像と、文字による諸情報が掲載され、諸情報は、商品の主たる名称と、商品コードと、色情報と、価格と、発送単位と、商品サイズと、材質等の情報からなる。

ここで、図４において、例えば、「ステンレスボトル５００ｍｌ」や「ステンレスボトル３５０ｍｌ」等が商品の主たる名称に当たり、「ブラック」や「シルバー」が色に当たる。

商品コードは、３桁の数字と１つの欧文字からなるコードであり、例えば、ステンレスボトル５００ｍｌのブラックは、「００１Ｂ」となっている。また、発送単位は、商品の個数が表示され、ステンレスボトル５００ｍｌでは、３０個となっている。

発送単位は、１０の整数乗の整数倍の数値が表示され、図４の例では、３０個（１０の１乗の３倍）や５０個（１０の１乗の５倍）と表示されている。

また、ＱＲコード２００は、商品掲載ページ１０１の右下位置に表示されている。このＱＲコード２００は、複数の商品掲載ページにおける各商品掲載ページごとに異なるコード情報（つまり、異なるＵＲＬの情報）を有していて、商品掲載ページごとに異なるＱＲコードが表示されている。ＱＲコードは、各ページに対応した在庫確認画面元データのＵＲＬを示している。

なお、サーバコンピュータＡとカタログＣとで、商品販売用のカタログに表示された商品の在庫数に関する情報をユーザ側端末に表示して、商品のカタログ販売を支援する商品のカタログ販売支援システムが構成される。

次に、サーバコンピュータＡと、これを含む商品のカタログ販売支援システムの動作、特に、サーバコンピュータＡにより行われる商品のカタログ販売支援方法について、図５、図６等を使用して説明する。

ユーザ－が、カタログＣを見ながら購入を検討している状態で、ある商品掲載ページに掲載された商品の在庫数を確認したい場合には、その商品が掲載されたページに表示されたＱＲコード２００をユーザ側端末Ｂによりスキャンする。

すると、ＱＲコードに対応したＵＲＬに接続され、ユーザ側端末Ｂからの接続信号は通信部１０により受信されて、ユーザ側端末Ｂからの接続が検知される（Ｓ１、Ｓ２（接続検知ステップ））。つまり、接続検知手段としての通信部１０及び制御部３０が、ユーザ側端末Ｂからの接続を検知する。

すると、制御部３０により、ＱＲコードに対応した在庫確認画面元データ（対応在庫確認画面元データ）とページ数（対象ページ数）が在庫確認画面用データ記憶部２６から検出される（Ｓ３（対応在庫確認画面元データ検出ステップ））。つまり、スキャンしたＱＲコードに対応する在庫確認画面元データである対応在庫確認画面元データを在庫確認画面用データ記憶部２６から検出する。なお、より具体的には、スキャンしたＱＲコードに対応するページ対応情報に対応した在庫確認画面元データである対応在庫確認画面元データを在庫確認画面用データ記憶部から検出する。

例えば、第１ページのＱＲコード２００をスキャンした場合には、そのＱＲコードに対応した在庫確認画面元データ３０１’と、ページ数（第１ページ）が検出される。この場合、第１ページが、対象ページ数となる。

そして、検出された対象ページ数で登録された商品を商品情報記憶部２５から検出し、検出された商品の基本情報（商品名と、商品コードと、発送単位）と商品の画像と在庫数を検出して、検出した在庫確認画面元データに、基本情報と、商品の画像情報と、在庫数情報を追加することにより、ユーザ側端末に表示する在庫確認画面のデータを作成する（Ｓ４（在庫確認画面データ作成ステップ））。つまり、スキャンしたコード情報に対応する商品を商品情報記憶部２５から検出し、検出された商品の商品特定文字情報と画像情報を対応在庫確認画面元データに追加するとともに、在庫数情報を該対応在庫確認画面元データに追加して、在庫確認画面データを作成する。なお、在庫確認画面データ作成手段としての制御部３０が、在庫確認画面のデータを作成する。

例えば、第１ページのＱＲコード２００をスキャンした場合には、検出されたページ数に対応した商品（つまり、第１ページで登録された商品）を商品情報記憶部２５から検出し、検出した商品の基本情報と商品の画像と在庫数を、検出した在庫確認画面元データに追加して、在庫確認画面のデータを作成する。商品の基本情報において、商品名の情報と商品コードの情報は、商品を特定するための文字情報である商品特定文字情報に当たる。

そして、ユーザ側端末Ｂに、作成した在庫確認画面のデータを表示する（Ｓ５（在庫確認画面表示ステップ））。在庫確認画面のデータは、図６に示す在庫確認画面３０１のように表示される。つまり、作成された在庫確認画面データをユーザ側端末Ｂに送信して、在庫確認画面をユーザ側端末Ｂに表示する。なお、在庫確認画面表示手段としての通信部１０及び制御部３０が、在庫確認画面のデータを表示する。

例えば、第１ページのＱＲコード２００をスキャンした場合には、図６に示す在庫確認画面３０１がユーザー側端末Ｂに表示され、在庫確認画面３０１においては、図６に示すように、対象ページ数に掲載された各商品ごとに、商品の画像と、基本情報と、在庫数が表示される。

例えば、ステンレスボトル５００ｍｌブラックの場合には、商品名としての「ステンレスボトル５００ｍｌブラック」と「商品コード ００１Ｂ」と「発送単位 ３０個」からなる基本情報と、商品の画像が表示されるとともに、在庫数として、「現在の在庫状況 １３１６個あります」と表示される。

すなわち、対象ページに掲載された全ての商品について、１つの在庫確認画面において在庫数が表示される。

これにより、対象ページに掲載された全ての商品について同時に在庫数を知ることができるので、商品ごとに一々在庫数を表示する操作をしなくても、他の商品についても在庫数を確認することができ、購入候補となる商品の選択肢を即座に知ることができる。

例えば、ステンレスボトル５００ｍｌブラックを希望していた場合に、ステンレスボトル５００ｍｌブラックの必要数の在庫がないが、ステンレスボトル５００ｍｌシルバーであれば必要数の在庫があることを即座に知ることができたり、また、ステンレスボトル５００ｍｌでは、必要数の在庫がないが、ステンレスボトル３５０ｍｌであれば必要数の在庫があることを知ることができたり、また、ステンレスボトル５００ｍｌ・３５０ｍｌでは必要数の在庫がないが、ステンレスタンブラーであれば必要数の在庫があることを知ることができ、各ページに用途が同一又は類似する商品を複数掲載しておくことにより、購入候補となる商品の選択肢を即座に知ることができる。

なお、図６に示す在庫確認画面３０１において、在庫確認画面３０１の下端に別のページ数を入力する入力欄を設け、該入力欄にページ数を入力することにより、他のページの在庫確認画面を表示するようにしてもよい。例えば、図６に示す在庫確認画面３０１が第１ページの在庫確認画面であるとした場合に、該入力欄に「２」とページ数を入力することにより、第２ページの在庫確認画面元データ３０２’を在庫確認画面用データ記憶部２６から検出するとともに、商品情報記憶部２５から第２ページについての商品を検出して、商品の基本情報（商品名と、商品コードと、発送単位）と商品の画像と在庫数を検出して、検出した在庫確認画面元データに追加して在庫確認画面のデータを作成し、ユーザー側端末に表示する。

また、上記の説明においては、商品情報記憶部２５と在庫確認画面用データ記憶部２６にページ数の情報が記憶されているものとしたが、商品情報記憶部２５におけるページ数の情報の代わりにＱＲコードの情報とするとともに、在庫確認画面用データ記憶部２６からページ数の情報を省略した構成として、図５のフローチャートのステップＳ２において、ユーザ側端末Ｂから接続されたＱＲコードに対応した在庫確認画面元データを検出し、ステップＳ３において、ＱＲコードに対応した商品の基本情報と商品の画像と在庫数を検出して、検出した在庫確認画面元データに、基本情報と、商品の画像の情報と、在庫数の情報を追加することにより、ユーザ側端末に表示する在庫確認画面のデータを作成してもよい。つまり、この場合、ＱＲコードの情報が、ページ対応情報に当たる。

また、上記の説明では、商品情報記憶部２５に記憶された在庫数をそのまま表示するものとして説明したが、在庫数をそのまま表示する以外の方法での表示、すなわち、在庫数それ自体以外の情報を表示してもよい。

例えば、端数を切り捨てた情報を表示するようにしてもよく、例えば、１０の整数乗の整数倍の個数になるように端数を切り捨てて、「○○個以上あります」と表示するようにしてもよい。具体的には、１０００個ごとに表示する場合には、図２の「１３１６個」については、「１０００個以上あります」と表示し、「２５１２個」については、「２０００個以上あります」と表示する。なお、１０００個ごとに表示する場合で、１０００個未満の場合には、１００個単位で表示し、例えば、９３０個の場合には「９００個以上あります」と表示し、５６３個の場合には、「５００個以上あります」と表示する。

なお、あらかじめ設定した１０の整数乗の最小単位未満の場合には、在庫数それ自体以外の情報の表示として、「○○個未満です」と表示するか、あるいは、在庫が少ないことを表示する（例えば、「在庫わずかです」と表示する）。例えば、最小単位を１０の１乗とした場合には、９個の場合には「１０未満です」と表示するか、あるいは、「在庫わずかです」と表示する。

上記のように、端数を切り捨てた情報等の在庫数それ自体以外の情報は、「在庫数情報に対応した情報」に当たる。

また、上記の説明では、カタログＣにおいて、商品掲載ページごとに異なるＱＲコードが表示されているとしたが、複数の商品掲載ページごとに異なるＱＲコードが表示された構成としてもよく、例えば、カタログの見開き１ページ（つまり、カタログを開いた状態で、左側の商品掲載ページと右側の商品掲載ページからなる２ページ）ごとに１つのＱＲコードを表示してもよい。このように、複数の商品掲載ページごとにＱＲコードを付することにより、１つのＱＲコードに対応した商品の数を多くすることができ、多くの商品の在庫数を一度に知ることができる。つまり、カタログに設けられた複数の商品掲載ページにおける１又は複数の商品掲載ページごとにコード情報（ＱＲコード）が表示されていればよい。

また、上記の説明では、コード情報としてＱＲコードを例にとって説明したが、ＱＲコード以外のコード情報であってもよく、例えば、バーコードであってもよい。

なお、商品の注文は、別途任意の方法で行なうものとし、例えば、申込み用紙に記入して、申込み内容を記入した申込み用紙を電子化して送信したり、該申込み用紙をＦＡＸ送信すること等が考えられる。

Ａ サーバコンピュータ
Ｂ ユーザ側端末
Ｃ カタログ
１０ 通信部
２０ 記憶部
２２ プログラム記憶部
２４ データ記憶部
２５ 商品情報記憶部
２６ 在庫確認画面用データ記憶部
３０ 制御部
１０１ 商品掲載ページ
２００ ＱＲコード
３０１ 在庫確認画面
３０１’ 在庫確認画面元データ
３０２’ 在庫確認画面元データ
３０３’ 在庫確認画面元データ

Claims (11)

1. 商品販売用のカタログに表示された商品の在庫数に関する情報をユーザ側端末に表示するためのサーバコンピュータであって、
   カタログに設けられた複数の商品掲載ページにおける１又は複数の商品掲載ページごとに表示されたコード情報で、インターネットによる接続先を示したコード情報とコード情報に対応した情報のいずれかであるページ対応情報ごとに、ユーザ側端末に在庫確認画面を表示するための在庫確認画面元データを記憶する在庫確認画面用データ記憶部（２６）と、
   商品を特定するための文字情報である商品特定文字情報と、商品の画像情報と、商品の在庫数情報と、ページ対応情報を商品ごとに記憶する商品情報記憶部（２５）と、
   カタログに表示された該コード情報をスキャンしたユーザ側端末からの接続を検知する接続検知手段（１０、３０）と、
   接続検知手段によりユーザ側端末からの接続が検知された場合に、スキャンしたコード情報に対応する在庫確認画面元データである対応在庫確認画面元データを在庫確認画面用データ記憶部から検出するとともに、スキャンしたコード情報に対応する商品を商品情報記憶部から検出し、検出された商品の商品特定文字情報と画像情報を対応在庫確認画面元データに追加するとともに、在庫数情報又は在庫数情報に対応した情報を該対応在庫確認画面元データに追加して、在庫確認画面のデータである在庫確認画面データを作成する在庫確認画面データ作成手段（３０）と、
   在庫確認画面データ作成手段により作成された在庫確認画面データをユーザ側端末に送信して、在庫確認画面をユーザ側端末に表示する在庫確認画面表示手段（１０、３０）と、
   を有することを特徴とするサーバコンピュータ。
2. コード情報が、インターネットにおけるＵＲＬを示すＱＲコードであることを特徴とする請求項１に記載のサーバコンピュータ。
3. コード情報に対応した情報が、カタログのページ数についての情報であることを特徴とする請求項１又は２に記載のサーバコンピュータ。
4. 在庫数情報に対応した情報が、在庫数を１０の整数乗の整数倍の個数になるように端数を切り捨てた個数の情報であることを特徴とする請求項１又は２又は３に記載のサーバコンピュータ。
5. 商品特定文字情報が、商品の商品名の情報又は商品の商品コードの情報であることを特徴とする請求項１又は２又は３又は４に記載のサーバーコンピュータ。
6. 商品販売用のカタログに表示された商品の在庫数に関する情報をユーザ側端末に表示して、商品のカタログ販売を支援する商品のカタログ販売支援システムであって、
   請求項１～５のいずれかに記載のサーバコンピュータ（Ａ）と、
   複数の商品掲載ページを有し、該複数の商品掲載ページにおける１又は複数の商品掲載ページごとにコード情報が表示されたカタログであって、該コード情報がインターネットによる接続先を示したカタログ（Ｃ）と、
   を有することを特徴とする商品のカタログ販売支援システム。
7. サーバコンピュータを用いて、商品販売用のカタログに表示された商品の在庫数に関する情報をユーザ側端末に表示する商品のカタログ販売支援方法であって、
   カタログに表示された、インターネットによる接続先を示したコード情報で、カタログに設けられた複数の商品掲載ページにおける１又は複数の商品掲載ページごとに表示されたコード情報をスキャンしたユーザ側端末からの接続を検知する接続検知ステップ（Ｓ１、Ｓ２）と、
   接続検知手段によりユーザ側端末からの接続が検知された場合に、スキャンされたコード情報に対応する在庫確認画面元データである対応在庫確認画面元データを、コード情報とコード情報に対応した情報のいずれかであるページ対応情報ごとにユーザ側端末に在庫確認画面を表示するための在庫確認画面元データを記憶する在庫確認画面用データ記憶部から検出する対応在庫確認画面元データ検出ステップ（Ｓ３）と、
   コード情報に対応した商品を、商品の商品を特定するための文字情報である商品特定文字情報と、商品の画像情報と、商品の在庫数情報と、コード情報とコード情報に対応した情報のいずれかであるページ対応情報を商品ごとに記憶する商品情報記憶部から検出し、検出された商品の商品特定文字情報と画像情報を対応在庫確認画面元データに追加するとともに、在庫数情報又は在庫数情報に対応した情報を該対応在庫確認画面元データに追加して、在庫確認画面のデータである在庫確認画面データを作成する在庫確認画面データ作成ステップ（Ｓ４）と、
   在庫確認画面データ作成ステップで作成された在庫確認画面データをユーザ側端末に送信して、在庫確認画面をユーザ側端末に表示する在庫確認画面表示ステップ（Ｓ５）と、
   を有することを特徴とする商品のカタログ販売支援方法。
8. コード情報が、インターネットにおけるＵＲＬを示すＱＲコードであることを特徴とする請求項７に記載の商品のカタログ販売支援方法。
9. コード情報に対応した情報が、カタログのページ数についての情報であることを特徴とする請求項７又は８に記載の商品のカタログ販売支援方法。
10. 在庫数情報に対応した情報が、在庫数を１０の整数乗の整数倍の個数になるように端数を切り捨てた個数の情報であることを特徴とする請求項７又は８又は９に記載の商品のカタログ販売支援方法。
11. 商品特定文字情報が、商品の商品名の情報又は商品の商品コードの情報であることを特徴とする請求項７又は８又は９又は１０に記載の商品のカタログ販売支援方法。

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