JP2022101039A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱風を対流させて食材を加熱調理する加熱調理器で、食材に焼き色を付与することができるようにする。【解決手段】加熱調理器10は、食材を加熱調理する調理庫20と、調理庫20内を加熱するヒータ25と、調理庫20内の空気を対流させる対流ファン26と、調理庫20内で加熱調理した食材に調理庫20外で焼き色を付与する焼き色用ヒータ40とを備えている。調理庫20内で加熱調理した食材を調理庫20の外側に出し、調理庫20外で焼き色用ヒータ40によって食材の表面に熱を加えることで、食材の表面に焼き色を付与することができる。【選択図】図2
Description
本発明は、食材を加熱調理する加熱調理器に関する。
特許文献1には食材を加熱調理する加熱調理器の発明が開示されている。この加熱調理器は、ハウジング内に設けられて食材を加熱調理する調理庫と、調理庫内を加熱するヒータと、調理庫内の空気を対流させる対流ファンと、調理庫内に蒸気を供給する蒸気供給装置とを備えている。この加熱調理器で調理プログラムを実行したときに、調理庫内に収容した食材はヒータと対流ファンと蒸気発生装置との作動によって対流する蒸気を含んだ熱風またはヒータと対流ファンとの作動によって対流する熱風によって加熱調理される。
特許文献1の加熱調理器においては、調理庫内に収容したホテルパン等のトレイに載せた食材は対流する熱風によって全体に熱が付与されて加熱調理される。料理の種類によっては、食材の表面に適度な焼き色を付与した方が、食材の味や見た目を良好とすることができるものの、対流する熱風によって加熱調理する加熱調理器では、食材の表面に焼き色を付与することができなかった。また、厨房での調理過程の仕上げに、別体のヒータやバーナを用いて食材に焼き色を付与することもできるが、別体のヒータやバーナを持ち続けて調理作業をすると、焼き色を付与している調理時間が拘束されるだけでなく、別体のヒータやバーナを持ち続けて疲労しやすくなっている。本発明は、熱風を対流させて食材を加熱調理する加熱調理器で、食材に焼き色を付与することができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ハウジング内に設けられて食材を加熱調理する調理庫と、調理庫内を加熱するヒータと、調理庫内の空気を対流させる対流ファンとを備えた加熱調理器であって、調理庫内で加熱調理した食材に調理庫外で焼き色を付与するための焼き色用ヒータを備えたことを特徴とする加熱調理器を提供するものである。
上記のように構成した加熱調理器においては、調理庫内で加熱調理した食材に調理庫外で焼き色を付与するための焼き色用ヒータを備えたので、調理庫内で加熱調理した食材を調理庫から取り出し、調理庫外で焼き色用ヒータによって食材に焼き色を付与することができ、食材の味や見た目を良好とすることができる。
上記のように構成した加熱調理器においては、ハウジングには焼き色用ヒータを収納するための収納部を設けるのが好ましい。このようにしたときには、焼き色用ヒータを使用しないときに、焼き色用ヒータが邪魔にならないようにすることができる。
上記のように構成した加熱調理器においては、ハウジングの上面部に収納部を設け、ハウジングには焼き色用ヒータを収納部に収納される収納位置とハウジングの前側の使用位置との間で水平軸線回りに回動可能に軸支するアームを設けるのが好ましい。このようにしたときには、調理庫内で加熱調理した食材をハウジングの前側に引き出し、焼き色用ヒータをハウジングの上面部に設けた収納部に収納された収納位置から前方に回動させてハウジングの前側の使用位置まで回動させたときに、焼き色用ヒータはアームによってハウジングの前側の使用位置に支持され、焼き色用ヒータを持ち続けなくても、焼き色用ヒータにより食材に焼き色を付与することができる。この場合に、焼き色用ヒータをアームに水平軸線回りに角度調節可能に支持させるのが好ましい。このようにしたときには、食材に焼き色用ヒータから熱を照射する位置を変えることができる。
上記のように構成した加熱調理器においては、ハウジングの上面部には食材を入れたトレイを載置する載置部と、載置部に収納された収納位置と起立した起立位置とで水平軸線回りに回動可能に軸支され、載置部に載置したトレイの上側で焼き色用ヒータを支持するアームを設けるのが好ましい。このようにしたときには、アームを収納位置から起立位置に起立させた後で、焼き色用ヒータをアームにより支持させることで、焼き色用ヒータを持ち続けることなく載置部に載置したトレイに入れた食材に焼き色を付与することができる。この場合に、焼き色用ヒータをアームに水平軸線回りに角度調節可能に支持させるのが好ましい。このようにしたときには、食材に焼き色用ヒータから熱を照射する位置を変えることができる。
以下に、本発明による加熱調理器の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1~図3に示したように、本発明の加熱調理器10は、調理庫20内に収容した食材をヒータ25と対流ファン26との作動によって対流する熱風によって加熱調理するものであり、調理庫20内で加熱調理した食材に調理庫20外で焼き色用ヒータ40によって食材の表面に焼き色を付与することができるようにしたものである。
(第1実施形態)
図1~図3に示したように、本発明の加熱調理器10は、調理庫20内に収容した食材をヒータ25と対流ファン26との作動によって対流する熱風によって加熱調理するものであり、調理庫20内で加熱調理した食材に調理庫20外で焼き色用ヒータ40によって食材の表面に焼き色を付与することができるようにしたものである。
図1~図3に示したように、加熱調理器10は、ハウジング11内の左側部に機械室12と、ハウジング11内の機械室12を除いた部分に食材を加熱調理するための調理庫20とを備えている。図1及び図2に示したように、調理庫20の前面部には食材を出し入れする開口部20aが設けられており、開口部20aには扉13が開閉自在に設けられている。扉13はハウジング11の右側部にに鉛直軸線回りに回動可能に支持されている。
図3に示したように、調理庫20は食材を収容して加熱調理するためのものであり、調理庫20の左側部を除く部分を食材を収容する食材収容室21とし、調理庫20の左側部を食材収容室21に送り出す熱風を生成する熱風生成室22としている。調理庫20の左右方向の中央部より左側には食材収容室21と熱風生成室22を仕切る仕切板23が設けられており、仕切板23は食材収容室21と熱風生成室22とを通風可能に仕切っている。仕切板23には多数の吸込口(図示省略)が形成されており、食材収容室21内の空気は吸込口を通って熱風生成室22に送られる。また、仕切板23は調理庫20の天井壁、底壁、前壁及び後壁との間に空気が通過可能な空間が形成されるように取り付けられることで、仕切板23と調理庫20の天井壁、底壁、前壁及び後壁との間には空気が通過する通風路が形成されており、熱風生成室22の空気は通風路を通って食材収容室21に送られる。
図3に示したように、調理庫20の食材収容室21にはホテルパンと呼ばれるトレイTを上下に多段状に支持する左右一対の支持フレーム24が設けられている。この実施形態の支持フレーム24は、トレイTを上下に3段で支持するものであり、左側の支持フレーム24は仕切板23に固定され、右側の支持フレーム24は調理庫20の右側壁に固定されている。
図3に示したように、調理庫20の熱風生成室22にはヒータ25と対流ファン26が設けられている。ヒータ25は、調理庫20内を加熱するものであり、調理庫20の左側壁にて略環状に巻回されている。対流ファン26は、調理庫20内の空気を対流させるものであり、調理庫20の左側壁にて略環状に巻回されたヒータ25の内側に取り付けられている。この実施形態の対流ファン26は、シロッコファンよりなる遠心ファンが採用されている。対流ファン26を作動させると、食材収容室21の空気は仕切板23の吸込口を通って熱風生成室22に吸い込まれ、吸い込まれた空気は熱風生成室22にて遠心方向外向きに吹き出され、吹き出された空気は上下及び前後の通風路を通って食材収容室21に戻される。また、ヒータ25とともに対流ファン26を作動させたときには、食材収容室21から熱風生成室22に吸い込まれた空気は対流ファン26の外側に配置されるヒータ25に吹き付けられて高温の熱風となり、高温の熱風は上下及び前後の通風路を通って食材収容室21に戻される。
図3に示したように、ハウジング11の機械室12には調理庫20内に蒸気を供給する蒸気発生装置30が設けられている。この実施形態の蒸気発生装置30は、誘導加熱によって水を加熱して蒸気を発生させるものである。蒸気発生装置30は、所定の水位の水を貯えた筒形の蒸気発生容器31と、蒸気発生容器31内の水を加熱する加熱体(図示省略)と、蒸気発生容器31の外周に巻回されて加熱体を発熱させる誘導加熱コイル32と、蒸気発生容器31内で発生した蒸気を調理庫20に送出する蒸気送出筒33とを備えている。蒸気送出筒33は調理庫20の左側壁に形成された蒸気導入口(図示省略)に接続されており、蒸気発生容器31内で発生した蒸気は蒸気送出筒33を通って蒸気導入口から調理庫20内に送られる。
図1に示したように、加熱調理器10は食材に焼き色を付与する焼き色用ヒータ40を備えており、焼き色用ヒータ40は調理庫20内で加熱調理した食材に調理庫20外で焼き色を付与するのに用いられる。この実施形態の焼き色用ヒータ40は、ケーシング41内に直管状のガラス管に収容された近赤外線のヒータ素子42を備えている。また、ケーシング41には持手部43が設けられており、調理人は持手部43を持って食材に焼き色を付与する調理作業をすることができる。また、ハウジング11の左側壁には焼き色用ヒータ40を収納するための収納フック(収納部)11aが設けられており、持手部43を収納フック11aに係合させることで、焼き色用ヒータ40はハウジング11の左側に収納される。
図4に示したように、加熱調理器10は制御装置50を備えており、制御装置50は、ヒータ25、対流ファン26、調理庫20内に設けた温度センサ27、蒸気発生装置30及び焼き色用ヒータ40に接続されている。制御装置50はマイクロコンピュータ(図示省略)を有しており、マイクロコンピュータは、バスを介してそれぞれ接続されたCPU、RAM、ROM及びタイマ(いずれも図示省略)を備えている。
制御装置50は、ROMに調理庫20内の食材を加熱調理するための調理プログラムを備えている。調理プログラムは、ヒータ25と対流ファン26を作動させて対流する熱風により食材を加熱調理するホットエアーモード調理プログラムと、対流ファン26と蒸気発生装置30を作動させて対流する蒸気を含んだ熱風により食材を加熱調理するスチームモード調理プログラムと、ヒータ25と対流ファン26と蒸気発生装置30を作動させて対流する蒸気を含んだ高温の熱風により食材を加熱調理するコンビモード調理プログラムとの3種類の調理プログラムを備えている。なお、ROMには調理庫20内の設定温度、蒸気量及び調理時間が予め設定された調理プログラムが記憶されているとともに、調理プログラムの調理庫20の設定温度、蒸気量及び調理時間をユーザが設定可能としている。
調理プログラムのホットエアーモード調理プログラムを実行したときには、ヒータ25と対流ファン26との作動により、調理庫20内の空気は熱風になって対流し、調理庫20内に収容した食材は対流する熱風によって加熱調理される。また、調理プログラムのコンビモード調理プログラムを実行したときには、ヒータ25と対流ファン26との作動により、調理庫20内の空気は熱風になって対流するとともに、調理庫20内には蒸気発生装置30から蒸気が供給されることで、調理庫20内を対流する熱風は蒸気を含むようになり、調理庫20内に収容した食材は蒸気を含んで対流する熱風によって加熱調理される。また、各調理プログラムで食材を加熱調理した後で、トレイTを調理庫20からハウジング11の前側に取り出し、トレイTで加熱調理された食材に焼き色用ヒータ40を用いて焼き色を付与することができる。
上記のように構成した加熱調理器10は、ハウジング11内に設けられて食材を加熱調理する調理庫20と、調理庫20内を加熱するヒータ25と、調理庫20内の空気を対流させる対流ファン26と、調理庫20内で加熱調理した食材に調理庫20外で焼き色を付与するための焼き色用ヒータ40を備えている。この加熱調理器10を用いることで、調理庫20内で加熱調理した食材に調理庫20外で焼き色用ヒータ40によって焼き色を付与することができ、食材の味や見た目を良好とすることができる。
この実施形態の加熱調理器10においては、ハウジング11には焼き色用ヒータ40を収納するための収納部として収納フック11aが設けられている。これによって、焼き色用ヒータ40を使用しないときに、焼き色用ヒータ40が邪魔にならないようにすることができる。この実施形態の収納部はハウジング11の左側壁に設けた収納フック11aであるが、これに限られるものでなく、焼き色用ヒータ40のサイズを小さくしたものであるときには、例えば、図5に示したように、ハウジング11内の調理庫20の下側に収納部として収納空間11bを形成したり、扉13の調理庫20側に収納部13aを設けたものであってもよい。
(第2実施形態)
図6に示したように、第2実施形態の加熱調理器10は、調理庫20の前面の開口部20aを開閉自在に塞ぐ扉13はハウジング11の下部に水平軸線回りに回動可能に設けられている。ハウジング11の上面部には焼き色用ヒータ40を収納する凹部よりなる収納部11cが設けられている。また、ハウジング11の左右両側部にはアーム44が水平軸線回りに回動可能に軸支されており、アーム44の先端部には取付軸45を介して焼き色用ヒータ40が支持されている。焼き色用ヒータ40はアーム44によって収納部11cに収納される収納位置とハウジング11の前側に位置する使用位置との間で水平軸線回りに回動可能に支持されている。また、焼き色用ヒータ40は取付軸45を介してアーム44の先端部に水平軸線回りに角度調節可能に支持されており、焼き色用ヒータ40の近赤外線の照射方向を水平軸線回りに変更することができる。
図6に示したように、第2実施形態の加熱調理器10は、調理庫20の前面の開口部20aを開閉自在に塞ぐ扉13はハウジング11の下部に水平軸線回りに回動可能に設けられている。ハウジング11の上面部には焼き色用ヒータ40を収納する凹部よりなる収納部11cが設けられている。また、ハウジング11の左右両側部にはアーム44が水平軸線回りに回動可能に軸支されており、アーム44の先端部には取付軸45を介して焼き色用ヒータ40が支持されている。焼き色用ヒータ40はアーム44によって収納部11cに収納される収納位置とハウジング11の前側に位置する使用位置との間で水平軸線回りに回動可能に支持されている。また、焼き色用ヒータ40は取付軸45を介してアーム44の先端部に水平軸線回りに角度調節可能に支持されており、焼き色用ヒータ40の近赤外線の照射方向を水平軸線回りに変更することができる。
焼き色用ヒータ40のケーシング41の前面には持手部43が設けられており、持手部43を持って焼き色用ヒータ40をアーム44のハウジング11に対する回動支持部を中心にして前後に回動させることで、焼き色用ヒータ40を収納位置と使用位置との間で回動させることができる。また、持手部43を持って焼き色用ヒータ40をアーム44の先端部の回動支持部を中心に上下に回動させることで、焼き色用ヒータ40のアーム44に対する取り付けの角度を調節することができ、焼き色用ヒータ40の近赤外線の照射方向を水平軸線回りに変えることができる。これ以外については、上述した第1実施形態の加熱調理器10と同様である。
この実施形態の加熱調理器10においては、上述した調理プログラムを実行後に、調理庫20からトレイTを開放した扉13の上側に引き出し、焼き色用ヒータ40をハウジング11の上面部に設けた収納部11cに収納された収納位置から前方に回動させてハウジング11の前側の使用位置まで回動させたときに、焼き色用ヒータ40はアーム44によってハウジング11の前側の使用位置に支持された状態が維持される。これによって、焼き色用ヒータ40を持ち続けなくても、焼き色用ヒータ40により食材に焼き色を付与することができる。この場合に、焼き色用ヒータ40を取付軸45を介してアーム44の先端部に角度調節可能に支持させているので、焼き色用ヒータ40から食材に近赤外線(熱)を照射する位置を変えることができる。
(第3実施形態)
図7~図9に示したように、第3実施形態の加熱調理器10においては、ハウジング11の上面部には食材を入れたトレイTを載置する載置ベース(載置部)14が設けられている。図7及び図8に示したように、載置ベース14の左右両側部には前後に延びる溝14aが形成されており、溝14aの前部にはアーム44が水平軸線回りに回動可能に支持されている。アーム44は溝14aに収納された収納位置(図7に示した)と鉛直方向に起立した起立位置(図8及び図9に示した)との間で水平軸線回りに回動可能に支持されている。図8に示したように、アーム44の先端部には焼き色用ヒータ40を支持するための軸支持部44aが設けられている。
図7~図9に示したように、第3実施形態の加熱調理器10においては、ハウジング11の上面部には食材を入れたトレイTを載置する載置ベース(載置部)14が設けられている。図7及び図8に示したように、載置ベース14の左右両側部には前後に延びる溝14aが形成されており、溝14aの前部にはアーム44が水平軸線回りに回動可能に支持されている。アーム44は溝14aに収納された収納位置(図7に示した)と鉛直方向に起立した起立位置(図8及び図9に示した)との間で水平軸線回りに回動可能に支持されている。図8に示したように、アーム44の先端部には焼き色用ヒータ40を支持するための軸支持部44aが設けられている。
図8及び図9に示したように、軸支持部44aは焼き色用ヒータ40のケーシング41の左右両側部に外側に突出して設けられた取付軸部41aを支持するものである。図8に示したように、軸支持部44aは軸方向と直交する方向の断面形状が半円形となるように円筒を軸方向に沿って半分に切断した形状をし、軸支持部44aの内側の円弧面をケーシング41の取付軸部41aを支持する軸支持面としている。軸支持部44aの軸支持面には軸方向に延びる係合溝44bが周方向に複数形成されており、取付軸部41aの外周面下部には軸方向に延びる係合突部41bが周方向に複数形成されており、取付軸部41aの係合突部41bは軸支持部44aの係合溝44bに係合可能となっている。焼き色用ヒータ40を水平軸線回りに所望の角度で回動させた状態で、取付軸部41aの係合突部41bを軸支持部44aの係合溝44bに係合させることで、焼き色用ヒータ40は水平軸線回りの所望の角度で維持される。これ以外については、上述した第1実施形態の加熱調理器10と同様である。
この実施形態の加熱調理器10においては、上述した調理プログラムを実行後に、載置ベース14からアーム44を収納位置から起立位置まで起立させ、調理庫20からトレイTを載置ベース(載置部)14の上側に載せる。焼き色用ヒータ40のケーシング41の取付軸部41aをアーム44の先端部の軸支持部44aに支持させることで、焼き色用ヒータ40は載置ベース14に載せたトレイTの上側に支持される。焼き色用ヒータ40はアーム44によってハウジング11の上面部に設けた載置ベース14の上側の使用位置に支持され、焼き色用ヒータ40を持ち続けなくても、焼き色用ヒータ40により食材に焼き色を付与することができる。また、焼き色用ヒータ40をアーム44の先端部で水平軸線回りに所望の角度に回動させた状態で、ケーシング41の取付軸部41aの下面に設けた係合突部41bをアーム44の先端部に設けた軸支持部44aの内面に設けた係合溝44bに係合させることで、焼き色用ヒータ40を水平軸線回りに所望の角度に回動させた状態でアーム44の先端部に支持させることができる。このように、焼き色用ヒータ40を水平軸線回りに角度調節可能にアーム44の先端部に支持させることができるので、トレイTに入れた食材に焼き色用ヒータ40から熱を照射する位置を変えることができる。
10…加熱調理器、11…ハウジング、20…調理庫、25…ヒータ、26…対流ファン、40…焼き色用ヒータ、44…アーム。
Claims (6)
- ハウジング内に設けられて食材を加熱調理する調理庫と、
前記調理庫内を加熱するヒータと、
前記調理庫内の空気を対流させる対流ファンとを備えた加熱調理器であって、
前記調理庫内で加熱調理した食材に前記調理庫外で焼き色を付与するための焼き色用ヒータを備えたことを特徴とする加熱調理器。 - 請求項1に記載の加熱調理器において、
前記ハウジングには前記焼き色用ヒータを収納するための収納部を設けたことを特徴とする加熱調理器。 - 請求項2に記載の加熱調理器において、
前記ハウジングの上面部に前記収納部を設け、
前記ハウジングには前記焼き色用ヒータを前記収納部に収納される収納位置と前記ハウジングの前側の使用位置との間で水平軸線回りに回動可能に軸支するアームを設けたことを特徴とする加熱調理器。 - 請求項3に記載の加熱調理器において、
前記焼き色用ヒータを前記アームに水平軸線回りに角度調整可能に支持させたことを特徴とする加熱調理器。 - 請求項1に記載の加熱調理器において、
前記ハウジングの上面部には食材を入れたトレイを載置する載置部と、
前記載置部に収納された収納位置と起立した起立位置とで水平軸線回りに回動可能に軸支され、前記載置部に載置したトレイの上側で前記焼き色用ヒータを支持するアームを設けたことを特徴とする加熱調理器。 - 請求項5に記載の加熱調理器において、
前記焼き色用ヒータを前記アームに水平軸線回りに角度調整可能に支持させたことを特徴とする加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020215388A JP2022101039A (ja) | 2020-12-24 | 2020-12-24 | 加熱調理器 |
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