JP2022099530A - 短期記憶能力向上用組成物 - Google Patents

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JP2022099530A
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健 伊東
Ken Ito
博未 山嵜
Hiromi Yamazaki
秋宅 葛西
Shuya KASAI
直 清水
Sunao Shimizu
大行 菅沼
Hiroyuki Suganuma
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Kagome Co Ltd
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Abstract

【課題】 本発明が解決しようとする課題は、短期記憶能力を向上させるための新規の組成物を提供することである。【解決手段】 本願発明者が鋭意検討して見出したのは、スルフォラファン、グルコラファニン、スルフォラフェン及びグルコラフェニンのうち少なくとも一種を寄与成分として含有する、短期記憶能力向上用組成物である。当該組成物を投与又は摂取することにより、短期記憶能力の向上、短期記憶能力の低下予防及び短期記憶能力の改善を図ることが可能となる。【選択図】 なし

Description

本発明が関係するのは、短期記憶能力向上用組成物である。
我が国では、高齢化社会の進展に伴い、認知症の増加が予測されており、その予防は喫
緊の社会課題である。そのため、認知症の発症メカニズムやその治療法の研究が盛んに行
われている。認知症への有効性が示唆されている成分は数多く存在しており、スルフォラ
ファンもその1つである。特許文献1が開示するのは、スルフォラファンがタウタンパク
質の凝集抑制作用を有すること、及びアルツハイマー型認知症等の神経変性疾患の治療又
は予防等に資することの示唆である。
また、炎症や薬剤による記憶障害モデルにおいて、スルフォラファンが低下した空間記
憶能力を改善することが報告されている。非特許文献1が開示するのは、スルフォラファ
ンの腹腔内投与により、LPSを腹腔内投与することで誘導される空間記憶能力の低下を
抑制することである。非特許文献2が開示するのは、スルフォラファンの経口投与により
、スコポラミンの腹腔内投与による空間記憶能力の低下を抑制することである。
しかしながら、健常な状態でのスルフォラファン及びその類縁体の記憶能力に対する効
果、特に、短期記憶能力に対する効果については、明らかにされていない。
特開2018-104414
Gao, et al., Neuroscience. 388, 357-366, 2018 Lee, et al., Pharmacol Res. 85, 23-32, 2014
本発明が解決しようとする課題は、短期記憶能力を向上させるための新規な組成物を提
供することである。
以上を踏まえて、本願発明者が鋭意検討して見出したのは、スルフォラファン、グルコ
ラファニン、スルフォラフェン及びグルコラフェニンのうち少なくとも一種を寄与成分と
して含有する、短期記憶能力向上用組成物である。すなわち、スルフォラファン、グルコ
ラファニン、スルフォラフェン及びグルコラフェニンのうち少なくとも一種を寄与成分と
する組成物を投与又は摂取することにより、短期記憶能力の向上を図ることが可能となる
。この観点から、本発明を定義すると、以下のとおりである。
本発明に係る短期記憶能力向上用組成物のその寄与成分は、スルフォラファン、グルコ
ラファニン、スルフォラフェン及びグルコラフェニンのうち少なくとも一種である。短期
記憶が保持される時間は、30分以上である。また、当該組成物の投与又は摂取期間中に
おいて、短期記憶能力向上効果が持続するのは、少なくとも、6か月間である。
本発明に係る短期記憶能力低下予防用組成物のその寄与成分は、スルフォラファン、グ
ルコラファニン、スルフォラフェン及びグルコラフェニンのうち少なくとも一種である。
短期記憶が保持される時間は、30分以上である。また、当該組成物の投与又は摂取期間
中において、短期記憶能力低下予防効果が持続するのは、少なくとも、6か月間である。
本発明に係る短期記憶能力改善用組成物のその寄与成分は、スルフォラファン、グルコ
ラファニン、スルフォラフェン及びグルコラフェニンのうち少なくとも一種である。短期
記憶が保持される時間は、30分以上である。また、当該組成物の投与又は摂取期間中に
おいて、短期記憶能力改善効果が持続するのは、少なくとも、6か月間である。
本発明が可能にするのは、短期記憶能力向上用、短期記憶能力低下予防用及び短期記憶
能力改善用の新規な組成物を提供することである。前記組成物の寄与成分であるスルフォ
ラファン、グルコラファニン、スルフォラフェン及びグルコラフェニンはいずれも食品成
分として使用可能な素材であり、本発明の組成物の副作用は、従来の非天然化合物を含有
する医薬品に対して低く、安全性が高い。
試験に使用したアームの模式図 試験試行時の全アーム滞在時間に対する新規アーム滞在時間の比率(%) 試験試行時に、初めて中心に到達してから新規アームへの侵入までに要した時間(秒)
<本発明に係る組成物>本発明に係る組成物は、短期記憶能力向上用組成物、短期記憶
能力低下予防用組成物及び短期記憶能力改善用組成物であり、スルフォラファン、グルコ
ラファニン、スルフォラフェン及びグルコラフェニンのうち少なくとも一種を寄与成分と
して含有する。
<短期記憶能力>短期記憶能力は、認知機能のうち記憶に関する能力であり、記憶を短
期間保持する能力である。短期記憶は、ごく短時間の記憶である感覚記憶の中から、意味
があると認識され、保持されるものである。短期記憶は、海馬に一定時間保持されるとさ
れている。短期記憶が保持される時間は感覚記憶よりも長く、一般的に数十秒間から数時
間程度であるとされている。後述の実施例では、本発明に係る組成物を摂取することによ
り、短期記憶が30分以上保持されることが確認された。短期記憶は一時的に情報を保持
する記憶プロセスであり、通常すぐ消えるとされるが、何らかの刺激等を受けることで安
定的な記憶である長期記憶へと選択的に変換される。
ここで、「短期記憶能力向上」とは、短期記憶能力が、正常な状態から高まった状態に
なることをいう。具体的には、短期記憶能力の正常な個体に本発明に係る組成物を投与又
は摂取させた場合、寄与成分を含まない対照組成物を投与又は摂取させた場合と比較して
、短期記憶能力が高まることで確認することができる。
「短期記憶能力低下予防」とは、短期記憶能力の低下が、抑制された状態になることを
いう。具体的には、現在短期記憶能力の低下がみられる個体、あるいは将来的に短期記憶
能力の低下が生じる個体に本発明に係る組成物を投与又は摂取させた場合、寄与成分を含
まない対照組成物を投与又は摂取させた場合と比較して、一定期間の摂取後に確認した短
期記憶能力の低下の度合いが低い、言い換えると、短期記憶能力の低下が抑制されている
ことで確認することができる。
また、「短期記憶能力改善」とは、短期記憶能力の低下が抑制され、かつ、正常状態と
同等、又はそれ以上の状態になることをいう。具体的には、短期記憶能力の低下がみられ
る個体に本発明に係る組成物を投与又は摂取させた場合、当該個体の短期記憶能力が、寄
与成分を含まない対照組成物を投与又は摂取させた短期記憶能力が正常な個体と、同等以
上の状態になることで確認することができる。
<スルフォラファン及びグルコラファニン>グルコラファニンは、グルコシノレートの
一種であり、スルフォラファンの前駆体である。酵素ミロシナーゼにより加水分解され、
スルフォラファンとなる。また、ヒト等の哺乳動物がグルコラファニンを摂取した場合に
おいても、腸内細菌の酵素によってスルフォラファンに変換されて腸管から吸収される。
グルコラファニンはアブラナ科植物に多く含有されていることが知られており、本発明に
おいて、グルコラファニンは、精製された状態で剤、食品組成物又は飲食品に含有されて
いてもよく、アブラナ科植物、その抽出物又はその分画、及びその粉砕物から選択される
一以上の状態で含有されてもよい。グルコラファニンの構造式を下記(1)に、スルフォ
ラファンの構造式を下記(2)に示す。
Figure 2022099530000001
本発明に係る組成物は、体内での代謝の効率化の観点から、さらに、ミロシナーゼを好
適に含有することができる。グルコラファニンの量に対するミロシナーゼの酵素活性(ミ
ロシナーゼ活性(UNIT)/グルコラファニン(mg))は、下限値が0.0001(
UNIT/mg)以上であればよく、好ましくは0.001(UNIT/mg)以上であ
り、上限値は0.022(UNIT/mg)以下であればよく、好ましくは0.01(U
NIT/mg)以下である。
また、ミロシナーゼは、化学合成されたものでも天然のものでもよく、特に限定される
ものではないが、天然のものが好ましく、植物由来のものがより好ましい。当該植物を例
示すると、アブラナ科植物等であり、より具体的には、カラシナ、大根、ワサビ等である
。ミロシナーゼは精製された状態で剤や飲食品に含有されていてもよく、アブラナ科植物
、その抽出物又はその分画、及びその粉砕物から選択される一以上の状態で含有されても
よい。
<スルフォラフェン及びグルコラフェニン>グルコラフェニンは、グルコシノレートの
一種であり、スルフォラフェンの前駆体である。酵素ミロシナーゼにより加水分解され、
スルフォラフェンとなる。また、ヒト等の哺乳動物がグルコラフェニンを摂取した場合に
おいても、腸内細菌の酵素によってスルフォラフェンに変換されて腸管から吸収される。
グルコラフェニンはアブラナ科植物、中でも大根や大根の葉及び種子に多く含有されてい
ることが知られている。本発明において、グルコラフェニンは、精製された状態で剤、食
品組成物又は飲食品に含有されていてもよく、アブラナ科植物、その抽出物又はその分画
、及びその粉砕物から選択される一以上の状態で含有されてもよい。グルコラフェニンの
構造式を下記(3)、スルフォラフェンの構造式を下記(4)に示す。
Figure 2022099530000002
グルコラフェニンは構造的にグルコラファニンと類似しているため、グルコラファニン
と同様の作用・効果が期待される。例えば、グルコラフェニンは転写因子であるNrf2
(NF-E2-related-factor2)の活性化の指標である第二相酵素の活
性に寄与することが報告されている(Barillari et al., J Agric Food Chem. 55(14), 5
505-11, 2007)。また、Nrf2は酸化ストレス等の発生にともない、ストレスに応答し
て活性化されることが知られており(Itoh et al., Genes Dev. 13(1), 76-86, 1999)、
抗酸化酵素の遺伝子発現を増加させること(Ishii et al., J Biol Chem. 275(21), 1602
3-9, 2000)や解毒代謝酵素の遺伝子発現を増加させること(Itoh et al., Biochem Biop
hys Res Commun. 236(2), 313-22, 1997)、及び炎症を引き起こすサイトカイン遺伝子発
現を低下させる働きがあること(Kobayashi et al., Nat Commun. 7, 11624, 2016及びIt
oh et al., Mol Cell Biol. 24(1), 36-45, 2004)が報告されており、これらの作用はグ
ルコラファニンと共通している。さらに、認知機能の領域におけるNrf2が活性化され
ると、アルツハイマー病モデルマウスの脳内の酸化ストレスと炎症を抑制して、認知機能
障害が改善されたという報告もある(Uruno et al., Mol Cell Biol. 40(6), e00467-19
, 2020)。以上のことから、グルコラフェニンは、グルコラファニン及びスルフォラファ
ンと同様の短期記憶能力向上作用を有することが推察される。
本発明に係る組成物は、体内での代謝の効率化の観点から、さらに、ミロシナーゼを好
適に含有することができる。グルコラフェニンの量に対するミロシナーゼの酵素活性(ミ
ロシナーゼ活性(UNIT)/グルコラフェニン(mg))は、下限値が0.0001(
UNIT/mg)以上であればよく、好ましくは0.001(UNIT/mg)以上であ
り、上限値は0.022(UNIT/mg)以下であればよく、好ましくは0.01(U
NIT/mg)以下である。
また、ミロシナーゼは、化学合成されたものでも天然のものでもよく、特に限定される
ものではないが、天然のものが好ましく、植物由来のものがより好ましい。当該植物を例
示すると、アブラナ科植物等であり、より具体的には、カラシナ、大根、ワサビ等である
。ミロシナーゼは精製された状態で剤や飲食品に含有されていてもよく、アブラナ科植物
、その抽出物又はその分画、及びその粉砕物から選択される一以上の状態で含有されても
よい。
<アブラナ科植物>アブラナ科植物は、特に限定されないが、例示すると、ブロッコリ
ー、ケール、キャベツ、カリフラワー、高菜、アブラナ、カラシナ、大根、大根葉、野沢
菜、小松菜、白菜、芽キャベツ、プチヴェール、サヤダイコン及び、これらを適宜交配し
て作製した植物が挙げられる。植物体の部分としては、植物の成長体(芽、葉、茎、根、
又は花等)でも、スプラウト(発芽体)でも、種子でもよく、特に制限されない。これら
のうちより好ましいのは、アブラナ科アブラナ属に属するブロッコリーである。さらに、
スルフォラファン及びグルコラファニンの含量の高さから、ブロッコリーのスプラウト又
は種子が特に好ましい。
<ブロッコリースプラウト抽出物>ブロッコリースプラウトからスルフォラファン及び
グルコラファニンの少なくとも一種を抽出する場合は、その単位重量あたりの含有量が大
きく減少する成長体になる前であれば発芽後何日後であってもよいが、好ましくは、発芽
してから1~10日後、より好ましくは1~3日後のスプラウトを使用し得る。また、ス
ルフォラファン及びグルコラファニンの少なくとも一種の含有量が、好ましくは、50~
350mg/100g(湿重量)、より好ましくは150~330mg/100g(湿重
量)、さらに好ましくは、250~300mg/100g(湿重量)のブロッコリースプ
ラウトを使用し得る。
<寄与成分の取得>ブロッコリースプラウト等を含むアブラナ科植物からのスルフォラ
ファン、グルコラファニン、スルフォラフェン及びグルコラフェニンの少なくとも一種の
取得は、周知の方法により行うことができる。また、単離精製されたスルフォラファン、
グルコラファニン、スルフォラフェン及びグルコラフェニンは市販されており、当該市販
品を使用することもできる。市販品を例示すると、スルフォラファン(フナコシ社)、L
-Sulforaphene(ケイマンケミカルカンパニー社)等であるが、これに限定
されない。
<グルコラファニン及びグルコラフェニンの抽出>例えば、グルコラファニン及びグル
コラフェニンは、植物の一部または全体をそのまま又は乾燥粉砕したものを溶媒等で抽出
して取得することができ、溶媒としては、水、低級1価アルコール(メタノール、エタノ
ール、1-プロパノール、2-プロパノール、1-ブタノール、2-ブタノール等)、液
状多価アルコール(グリセリン、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール等
)、低級エステル(酢酸エチル等)、炭化水素(ベンゼン、ヘキサン、ペンタン等)、ケ
トン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、エーテル類(ジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジプロピルエーテル等)、アセトニトリル等が挙げられ、それらの一種又は
二種以上を用いることができる。
本発明の組成物は経口で投与又は摂取されることを考慮すると、抽出溶媒としては、水
、エタノール、又は含水エタノールが特に好ましい。好ましい抽出方法の例としては、例
えば熱水(90~100℃)で、10~50分間抽出する方法や、0~100体積%の含
水エタノールで室温又は加温して1~10日間抽出する方法が挙げられ、その抽出液をさ
らに分画・精製してもよい。その他に、超臨界抽出によってグルコラファニン及びグルコ
ラフェニンを抽出してもよい。
<グルコラファニンからスルフォラファンを得る方法>グルコラファニンからスルフォ
ラファンを得る方法としては、グルコラファニンとミロシナーゼを反応させればよく、そ
の方法は限定されない。例えば、グルコラファニンを含むアブラナ科植物を、加熱せずに
破砕、摩砕、粉砕、せん断、搾汁等することでグルコラファニンと内在のミロシナーゼを
反応させ、スルフォラファンに代謝させる方法や、グルコラファニンにミロシナーゼを添
加してスルフォラファンに代謝させる方法等が挙げられる。スルフォラファンは、これら
の方法にてグルコラファニンから代謝されたスルフォラファンを含む原料から、グルコラ
ファニンと同様の方法(例えば、前述の抽出等の方法)にて取得することができる。
<グルコラフェニンからスルフォラフェンを得る方法>グルコラフェニンからスルフォ
ラフェンを得る方法は、前述のグルコラファニンからスルフォラファンを得る方法と同様
である。
<グルコラファニン及びグルコラフェニンの濃度測定>本発明の組成物中のグルコラフ
ァニンの濃度測定は、当業者周知の方法により行うことができる。例えば、高速液体クロ
マトグラフィー(HPLC)法を用いることができ、具体的な方法としては、Faheyらの
方法(Fahey et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 94, 10367-10372, 1997)等に従っ
て行うことができる。グルコラフェニンの濃度測定は、グルコラファニンと同様の方法で
行うことができる。
<スルフォラファン及びスルフォラフェンの濃度測定>組成物中のスルフォラファン及
びスルフォラフェンの濃度測定は、当業者周知の方法により行うことができる。例えば、
高速液体クロマトグラフィー(HPLC)法及び液体クロマトグラフィー-質量分析法(
LC-MS)を用いることができ、具体的な方法としては、Hanら又はBaenasらの方法(H
an et al., Int J Mol Sci. 12(3), 1854-1861, 2011、Baenas et al., Food Res Int. 1
00(Pt1), 497-503, 2017)等に従って行うことができる。
<組成物の形態>本発明の組成物は、剤として投与、或いは、食品組成物又は飲食品と
して摂取することができる。具体的には、ヒト若しくは動物用の剤、食品組成物又は飲食
品となり、また当該剤、食品組成物又は飲食品に配合して使用される素材又は製剤となり
得る。なお、当該食品組成物又は飲食品には、短期記憶能力の向上、低下予防又は改善効
果をコンセプトとし、必要に応じてその旨を表示した食品組成物、飲食品、機能性表示食
品、特定保健用食品、病者用食品、サプリメントが包含される。表示方法を例示すると、
「短期記憶能力向上」、「短期記憶の向上」、「短期記憶能力を高める」、「短期記憶能
力の強化」、「短期記憶能力の維持」、「短期記憶能力の低下予防」、「短期記憶能力の
改善」、「短期記憶能力の回復」、「短期記憶能力の低下が気になる方に」、「短期記憶
を助ける」「もの忘れが気になる方に」等が挙げられるが、これに限定されない。
なお、これらの表示は、公知の方法で容器包装手段に付すこと、製品に関する広告・価
格表もしくは取引書類に上記説明を表示して展示もしくは頒布すること、またはこれらを
内容とする情報を電磁気的(インターネットなど)方法により提供すること等ができる。
また、本発明に係る組成物は、認知症、アルツハイマー病、又はパーキンソン病の発症
を遅延させたり、その症状を緩和したり、重症度を軽減したり、又はその進行を低減若し
くは停止させるために使用され得る。
<剤>本発明の組成物の剤としての投与形態としては、例えば、錠剤、被覆錠剤、カプ
セル剤、顆粒剤、散剤、溶液、シロップ剤、乳液等による経口投与を好ましく挙げること
ができる。なお、非経口投与形態が排除されるわけではなく、局所組織投与や、注射によ
る皮下、皮内、筋肉内、静脈内投与、或いは、有効成分を揮発させることによる鼻腔内投
与等によってもよい。賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、着色剤、矯味矯臭剤、溶解補助
剤、懸濁剤、コーティング剤等の医薬等の製剤技術分野において通常使用し得る既知の補
助剤を用いて製剤化することができる。また、医薬品または医薬部外品の態様であっても
よい。
<食品組成物>本発明の食品組成物としての摂取形態としては、例えば、飲料(ジュー
ス、紅茶、茶、コーヒー、炭酸飲料、スポーツ飲料、清涼飲料水等)、菓子類(ガム、キ
ャラメル、キャンディー、チョコレート、クッキー、ビスケット、スナック、ゼリー、グ
ミ、錠菓等)、麺類(そば、うどん、ラーメン等)、乳製品(ミルク、アイスクリーム、
ヨーグルト等)、調味料(味噌、醤油、ドレッシング等)、スープ類、をはじめとする一
般食品や加工食品、健康食品(錠剤、カプセル等)、栄養補助食品(サプリメント、栄養
ドリンク等)が挙げられるがこれに限らない。
これら食品組成物には、その種類に応じて種々の成分を配合することができ、例えば、
ブドウ糖、果糖、ショ糖、マルトース、ラフィノース、ソルビトール、ステビオサイド、
コーンシロップ、乳糖、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L-アスコルビ
ン酸、dl-α-トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレン
グリコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸
エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、アラビア
ガム、カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミンB類、ニコチン酸
アミド、パントテン酸カルシウム、アミノ酸類、カルシウム塩類、色素、香料、保存剤等
の食品添加物を任意に使用することができる。
<飲食品>本発明の組成物の飲食品としての摂取形態としては、例えば、生鮮食品(生
野菜)、飲料(ジュース、コーヒー、紅茶、茶、炭酸飲料、スポーツ飲料、青汁等)、菓
子類(ガム、キャンディー、キャラメル、チョコレート、クッキー、スナック、ゼリー、
グミ、錠菓等)、麺類(そば、うどん、ラーメン等)、乳製品(ミルク、アイスクリーム
、ヨーグルト等)、調味料(味噌、醤油等)、スープ類、をはじめとする一般食品や、健
康食品(錠剤、カプセル等)、栄養補助食品(サプリメント、栄養ドリンク等)が挙げら
れる。
その種類に応じて種々の成分を配合することができ、例えば、ブドウ糖、果糖、ショ糖
、マルトース、ソルビトール、コーンスターチ、デキストリン、ステビオサイド、コーン
シロップ、乳糖、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L-アスコルビン酸、
dl-α-トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレングリコ
ール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、セルロース、ア
ラビアガム、カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミンB類、ニコ
チン酸アミド、パントテン酸カルシウム、アミノ酸類、カルシウム塩類、色素、香料、保
存剤等の食品添加物を任意に使用することができる。
<寄与成分>寄与成分とは、物質であって、その影響する先が身体の生理学的機能であ
るものをいう。特定保健用食品及び機能性表示食品における寄与成分に相当するのは、い
わゆる「関与成分」及び「機能性関与成分」である。医薬品及び医薬部外品の場合、いわ
ゆる「有効成分」である。
<寄与成分の含有量>本発明の組成物は、剤として用いる場合は、特に限定されないが
、スルフォラファン、グルコラファニン、スルフォラフェン及びグルコラフェニンのうち
少なくとも一種を合計で0.03質量%以上含有していることが好ましく、0.5質量%
以上含有していることがより好ましく、5質量%以上含有していることが特に好ましい。
また、本発明の組成物は、食品組成物又は飲食品として用いる場合は、特に限定されな
いが、スルフォラファン、グルコラファニン、スルフォラフェン及びグルコラフェニンの
うち少なくとも一種を合計で0.01質量%以上含有していることが好ましく、0.04
質量%以上含有していることがより好ましく、0.25質量%以上含有していることが特
に好ましい。
<投与量/摂取量>本発明の組成物の投与量又は摂取量は、投与又は摂取する対象がヒ
トである場合、その性別、症状、年齢、投与方法によって異なるが、スルフォラファン、
グルコラファニン、スルフォラフェン又はグルコラフェニンのうち少なくとも一種が通常
、成人(体重60kg程度)1日当たり24mg以上であればよく、30mg以上である
ことが、作用が十分に発揮される観点から好ましい。この1日当たりの量を一度に又は数
回に分けて投与又は摂取することができ、そのタイミングとしては、食前、食後、食間の
いずれでもよい。また、投与又は摂取期間は特に限定されないが、12週間以上継続的に
投与又は摂取することが好ましい。また、継続的に投与又は摂取することにより、短期記
憶能力に対する効果が持続する期間は、少なくとも6か月間である。なお、前述の1日当
たりの投与量又は摂取量は、組成物の形態によって異なるが、表示される1日の摂取目安
量や、通常1度で消費する飲みきりタイプの飲料であれば1本当たりに含まれる量を指す
ものである。
<試験>認知機能が早期に減ずる老化促進モデルマウスおよびその対照マウスにおける
短期記憶能力の評価を行った。
<被験動物>老化促進モデルマウスとしてSAMP8マウス(Senescence Accelerated
mouse Prone 8、日本SLC社)の雄を使用し、対照マウスとしてSAMR1マウス(Se
nescence Accelerated mouse resistant 1、日本SLC社)の雄を使用した。
<試験食品>試験食品として、グルコラファニンを高含有する餌を使用した。具体的に
は、通常餌 (♯MF粉末、オリエンタル酵母社)に、2.2%(w/w)ブロッコリース
プラウト(BS)抽出物(小川香料社)及び1.0%(w/w)カラシ粉末 (♯Y38、
美ノ久社)を添加したものを使用した。対照食品は、上記BS抽出物及びカラシ粉末を未
添加の通常餌 (♯MF粉末、オリエンタル酵母社)を使用した。上記被験動物に対して、
1か月齢から8か月齢まで継続的に試験食品又は対照食品を自由摂食させた。
<短期記憶能力の評価>マウスの短期記憶能力を評価するために、Y字型迷路試験を発
展させた改良型Y字型迷路試験を実施した。Y字型迷路試験とは、マウスが新規の環境を
探索する性質を利用して、装置内を探索させた際に認められる自発的交替行動を短期記憶
として評価する方法であり(非特許文献3:田熊 一敞, 他. 日薬理誌(Folia Pharmacol.
Jpn.) 130, 112-116 (2007). 非特許文献4:Mamiya, Ukai, Br J Pharmacol. 134 (8),
1597-9, 2001)、改良型Y字型迷路試験もY字型迷路試験と同様に自発的交替行動を短
期記憶として評価する方法である (非特許文献5:Matheus, 他. Behav Brain Res. 301,
43-54, 2016)。改良型Y字型迷路試験とは、具体的には、マウスがアームの一部を探索
できない状態で一度迷路を記憶させた後に、新規アームを開放し、新規アームへの探索行
動について評価する方法である。本試験では、図1に示すように、3方向に均等に配置し
、かつ均等な長さのアームを持つ改良型Y字型迷路を用いた。当該3つのアームを「アー
ム1」、「アーム2」、「アーム3」と区別し、アーム3の入口には可動式の仕切りを配
置した。図1に点線で示した部分が仕切りであり、アーム1、2及び3に囲まれた三角形
の範囲を「中心」とした。試験の具体的な手順は、以下の通りである。
(1)訓練試行
1)改良型Y字型迷路のアーム3を仕切りで閉じた状態で、マウスをケージから取り出
し、アーム1内に投入した。この時、マウスの頭が中心に対して反対側に向くように投入
した。
2)マウスを5分間探索させた。
3)マウスを改良型Y字型迷路から取り出し、元のケージに戻した。
(2)測定試行
4)訓練試行の30分後に、改良型Y字型迷路のアーム3の仕切りを外した状態で、マ
ウスをケージから取り出し、再びアーム1に投入した。この時、マウスの頭が中心に対し
て反対側に向くように投入した。
5)マウスを5分間探索させた。
6)マウスを改良型Y字型迷路から取り出し、元のケージに戻した。
<評価>上記1)から6)を実施した後、以下の2つの評価指標により、短期記憶能力
を評価した。1つ目は、測定試行時に初めて中心に到達してからの各アームにおける滞在
時間を測定し、中心部分を除くアーム1、アーム2及びアーム3(以下、「全アーム」と
いう。)に対する新規アーム(アーム3)における滞在時間の比率である。新規アームに
おける滞在時間の比率が高い程、マウスが当該アームを新規環境であると認識していると
理解され、短期記憶能力が高いと判断した。2つ目は、測定試行時に、初めて中心に到達
してから新規アーム(アーム3)に侵入するまでに要した時間である。新規アームに侵入
するまでに要した時間が短い程、マウスが当該アームを新規環境であると認識していると
理解され、短期記憶能力が高いと判断した。表1に、各区分の説明を示す。
Figure 2022099530000003
<結果>上記短期記憶能力の評価結果を以下に示す。
1.測定試行時の全アーム滞在時間に対する新規アーム滞在時間の比率
試験食品または対照食品の摂取を継続したSAMR1マウス及びSAMP8マウスにつ
いて、測定試行時に初めて改良型Y字型迷路の中心に到達してからの、全アーム滞在時間
に対する新規アーム(アーム3)滞在時間の比率(中心部分の滞在時間は含まない)を図
2に示した。図2では、区分1はN=12、区分2はN=12、区分3はN=10、区分
4はN=9で測定した結果について、各群の平均値を棒グラフとして示し、標準誤差をエ
ラーバーで示した。さらに、SAMR1群およびSAMP8群のいずれにおいても、新規
アーム滞在比率は対照食品摂取群 (以下、「対照群」という。)と比較して試験食品摂取
群 (以下、「スルフォラファン群」という。)で高値であった。
SAMR1群において、対照群(区分1)の平均値よりもスルフォラファン群(区分2
)の平均値が高値であったことから、試験食品が短期記憶能力を向上させる効果を有する
ことが認められた。また、SAMP8群において、対照群(区分3)の平均値よりもスル
フォラファン群(区分4)の平均値が高値であったことから、試験食品が短期記憶能力の
低下予防効果を有することが認められた。さらに、SAMP8群のスルフォラファン群(
区分4)の平均値は、SAMR1群の対照群(区分1)よりも高値であったことから、試
験食品が短期記憶能力の改善効果を有することが認められた。
2.測定試行時に、初めて中心に到達してから新規アームへの侵入までに要した時間
試験食品または対照食品の摂取を継続したSAMR1マウス及びSAMP8マウスにつ
いて、測定試行時に、初めて中心に到達してから新規アームに侵入するまでに要した時間
を図3に示した。図3では、区分1はN=12、区分2はN=12、区分3はN=10、
区分4はN=9で測定した結果について、各群の平均値を棒グラフとして示し、標準誤差
をエラーバーで示した。SAMR1群およびSAMP8群のいずれにおいても、新規アー
ムに侵入するまでの時間は対照群と比較してスルフォラファン群で低値であった。
SAMR1群において、対照群(区分1)の平均値よりもスルフォラファン群(区分2
)の平均値が低値であったことから、試験食品が短期記憶能力を向上させる効果を有する
ことが認められた。また、SAMP8群において、対照群(区分3)の平均値よりもスル
フォラファン群(区分4)の平均値が低値であったことから、試験食品が短期記憶能力の
低下予防効果を有することが認められた。さらに、SAMP8群のスルフォラファン群(
区分4)の平均値はSAMR1群の対照群(区分1)の平均値よりも低値であったことか
ら、試験食品が短期記憶能力の改善効果を有することが認められた。
<数値データ>表2に、上記試験結果の平均値±標準誤差の数値データを示す。
Figure 2022099530000004
本発明が有用な分野は、健康食品事業である。

Claims (9)

  1. 短期記憶能力向上用組成物であって、
    その寄与成分は、スルフォラファン、グルコラファニン、スルフォラフェン及びグルコ
    ラフェニンのうち少なくとも一種である。
  2. 請求項1の組成物であって、
    前記短期記憶が保持される時間は、30分以上である。
  3. 請求項1又は2の組成物であって、
    前記組成物の投与又は摂取期間中であって、前記短期記憶能力向上効果が持続する期間
    は、少なくとも、6か月間である。
  4. 短期記憶能力低下予防用組成物であって、
    その寄与成分は、スルフォラファン、グルコラファニン、スルフォラフェン及びグルコ
    ラフェニンのうち少なくとも一種である。
  5. 請求項4の組成物であって、
    前記短期記憶が保持される時間は、30分以上である。
  6. 請求項4又は5の組成物であって、
    前記組成物の投与又は摂取期間中であって、前記短期記憶能力低下予防効果が持続する
    期間は、少なくとも、6か月間である。
  7. 短期記憶能力改善用組成物であって、
    その寄与成分は、スルフォラファン、グルコラファニン、スルフォラフェン及びグルコ
    ラフェニンのうち少なくとも一種である。
  8. 請求項7の組成物であって、
    前記短期記憶が保持される時間は、30分以上である。
  9. 請求項7又は8の組成物であって、
    前記組成物の投与又は摂取期間中であって、前記短期記憶能力改善効果が持続する期間
    は、少なくとも、6か月間である。
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