JP2022098900A - 荷受用運搬台車 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、収穫した作物を作物の処理施設へ運搬する技術に関する。
特許文献1には、ローラコンベアを搭載した運搬台車について開示されている。
生産物を収容したコンテナをトラックの荷台に搭載して荷受場まで持ち込んだときに、トラックを後進させて荷受用の搬送機器に接近させようとすると、荷受用の搬送機器にトラックの荷台が当接して荷受用の搬送機器が破損する場合がある。
本発明は、トラックの荷台に搭載したコンテナを荷受用の搬送機器に移送し易くすることを課題とする。
かかる課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
機体(3a)に、車輪(3b)と、作物を収容するコンテナ(2)を載置して搬送する搬送用ローラ(r)と、搬送用ローラ(r)の搬送始端側と搬送終端側にそれぞれ設けるストッパ(3d)を設け、機体(3a)を荷受搬送機器(4)の搬送始端部に隣接する位置まで移動させるものであって、
該ストッパ(3d)は搬送用ローラ(r)の搬送面より上位に突出するストッパ姿勢と、搬送用ローラ(r)の搬送面より上位から退避する退避姿勢とに切り換え可能とする作物の荷受用運搬台車とする。
機体(3a)に、車輪(3b)と、作物を収容するコンテナ(2)を載置して搬送する搬送用ローラ(r)と、搬送用ローラ(r)の搬送始端側と搬送終端側にそれぞれ設けるストッパ(3d)を設け、機体(3a)を荷受搬送機器(4)の搬送始端部に隣接する位置まで移動させるものであって、
該ストッパ(3d)は搬送用ローラ(r)の搬送面より上位に突出するストッパ姿勢と、搬送用ローラ(r)の搬送面より上位から退避する退避姿勢とに切り換え可能とする作物の荷受用運搬台車とする。
請求項2記載の発明は、
搬送用ローラ(r)はローラ用駆動軸(j)から伝動部材(b)により駆動する構成であって、
荷受用の搬送機器(4)の搬送用駆動軸(j)と連結及び非連結が可能なカップリング(34)を設けることを特徴とする請求項1記載の作物の荷受用運搬台車とする。
搬送用ローラ(r)はローラ用駆動軸(j)から伝動部材(b)により駆動する構成であって、
荷受用の搬送機器(4)の搬送用駆動軸(j)と連結及び非連結が可能なカップリング(34)を設けることを特徴とする請求項1記載の作物の荷受用運搬台車とする。
これにより、台車から荷受用搬送機器(4)にコンテナを移し替えやすくすることができる。また、荷受用搬送機器の破損を防止できる。また、台車に特別な駆動源を備えなくても搬送用ローラからコンテナを円滑に荷受用搬送機器に搬送できる。
本発明の実施の形態の作物処理設備について図面に基づいて以下説明する。
図8は作物の荷受から出荷までの処理を行う作物処理設備であり、本実施の形態は枝豆の選別、洗浄及び計量を行う設備である。
生産者が枝豆Yを収容したコンテナ2を荷受部Uに持ち込む。荷受コンベア4でコンテナ2を搬送し、反転装置40でコンテナ2を反転してばらの枝豆Yを枝豆搬送コンベア12に放出する。枝豆搬送コンベア12で選別部10まで搬送し、選別部10で粒形や粒の大小に応じて選別される。選別された整粒の枝豆dを洗浄装置17で洗浄し、次いで、計量装置25で設定重量25毎の枝豆dを計量して、コンテナ2に収容する。収容するコンテナ2は前述の反転装置40により枝豆を放出し、空コンテナコンベア41で計量装置25側まで搬送された空コンテナ2を使用する。
次に、荷受部Uにおけるコンテナ2の引き渡し方法について図1から図7に基づいて説明する。
図1は生産者がトラック1の荷台1aに搭載した、収穫した枝豆を収容するコンテナ2を運搬台車3に積み込み、次いで荷受コンベア4に荷受することを示している。
運搬台車3は機体3aに車輪3bと、多数のローラrからなるローラコンベア3cと、搬送始端側及び終端側それぞれにストッパ3dとを備える。ローラコンベア3cは駆動式であり、図2は各ローラrとモータmで駆動する駆動軸jとをベルトbで接続する構成を示している。図3は設定間隔毎のローラrに駆動モータmを取り付け、コンセントcを電源dに接続するとローラコンベア3cが駆動する構成を示している。図4は各ローラrをベルトbで接続し、モータmの駆動によりローラrが駆動する構成である。図示はしないがモータmの入り切りスイッチを備えている。ローラコンベア3cの搬送面より上位置まで延びるストッパ3dはオペレータの手動により着脱自在に構成している。また、ストッパ3dをローラコンベア3cより低い位置までスライドして下げる構成にしてもよい。なお、図3から図8はストッパ3dと桟3fを取り外した状態を図示している。
オペレータは搬送始端側のストッパ3dを取り外し、荷台1aのコンテナ2を運搬台車3に移す。
図5は、オペレータが荷受コンベア4の隣接位置まで運搬台車3を移動させ、搬送終端側のストッパ3dを取り外した状態でローラコンベア3cを駆動させることでコンテナ2を荷受コンベア4に移送させることを示している。図6は運搬台車3を荷受コンベア4に連結する構成を示している。荷受コンベア4の伝動軸4aと運搬台車3の駆動軸jをカップリング34で連結することで、荷受コンベア4の動力を運搬台車3に伝動することを示している。また、荷受コンベア4に連結した運搬台車3に、さらに別の運搬台車3を連続して連結する構成を示している。図7は荷受コンベア4に電源dを取り付け、各運搬台車3が電源dにコンセントcを差し込むことでローラコンベア3cを駆動させる構成を示している。
従来のトラック1の荷台1aにコンテナ2に搭載した状態で、トラック1を荷受コンベア4まで後進して直接、荷受コンベア4に荷受する構成では、トラック1の操作ミスによるトラック1が荷受コンベア4に衝突することにより荷受コンベア4が破損するという欠点が生じていた。本実施の形態により、運搬台車3を介してコンテナ2を荷受コンベア4に荷受できるので前述の欠点を解消できる。また、簡易な構成の運搬台車3にすることができる。
次に選別部10における枝豆の選別について図9から図13に基づいて説明する。
符号11は枝豆搬送コンベア12で搬送された枝豆を一時貯留する貯留ホッパで、貯留ホッパ11から繰り出しコンベア11aで繰り出された枝豆は選別コンベア12で整粒枝豆と小粒枝豆に選別される。
具体的には選別コンベア12は上下複数段に構成すると共に、途中で隙間を設ける。上段の第一選別コンベア12aと上段の第二選別コンベア12bとの間の第一の前後隙間e1で設定された整粒枝豆より小さな枝豆が落下し、上段の第二選別コンベア12bと上段の第三選別コンベア12cに第二の前後隙間e2を設ける。第一の前後隙間e1と第二の前後隙間e2の間隔は異なり、例えば第一の前後隙間e1は大きめの小粒枝豆が落下し、第二の前後隙間e2は小さめの小粒枝豆が落下する等適宜設定可能とする。
下段の第一選別コンベア12dと下段の第二選別コンベア12eは落下した小粒枝豆を、上段の選別コンベア12aと同様に更に選別する構成である。第三の前後隙間e3はe2、e1より間隔が狭くなる。これにより、枝豆の大きさ毎の出荷が可能となる。最終的に商品にならない小さな枝豆は選別ボックス13に回収される。
上段の選別コンベア12aや下段の選別コンベア12cはぞれぞれ搬送左右方向に複数のコンベアが設定間隔毎に並列して設ける構成とし、コンベア同士の間に左右隙間e3を形成している。このように、前後隙間e1と左右隙間e3を形成することで枝豆のように不規則な形状の物品でも精度よく選別できる。
図10には、選別コンベア12で選別された枝豆がオペレータによる目視選別用の手選別用コンベア14に搬送され、そこでオペレータによる目視による傷付き等の枝豆が選別され、手選別用コンベア14で搬送された整粒枝豆は洗浄用コンテナ15に収容される。
洗浄用コンテナ15は洗浄コンテナ用搬送コンベア16で洗浄装置17に搬送され、洗浄装置17の洗浄槽17aに洗浄用コンテナ15ごと水没させて枝豆を洗浄する。洗浄用コンテナ15は洗浄槽17a内を移送装置18で移送されるが、移送装置18として図14に示すように吊り下げ具20及び吊り下げ具移送体21により移送する方法や、図15に示すように洗浄槽17aに水没する洗浄用コンベア22で洗浄用コンテナ15を移送する方法がある。
洗浄槽17aで洗浄された洗浄用コンテナ15は計量装置25に向けて第二洗浄装置用コンベア24で搬送される。第二洗浄装置用コンベア24に設ける第二反転装置26で洗浄用コンテナ15を反転させ、枝豆がばらの状態で計量装置用コンベア27に放出される。
空となった洗浄用コンテナ15は空洗浄用コンテナコンベア28で搬送される。
計量装置25は複数設け、各計量装置25はそれぞれ設定重量が設定されており、所望の計量装置25へ枝豆を搬送する。各計量装置25で所望の重量の枝豆が計量されると計量装置25から、空コンテナコンベア41で搬送されたコンテナ2に収容され、コンテナ2は出荷用コンベア30で出荷部31へ移送される。
以上により、本発明により、選別をして不要な作物を除去してから洗浄するので、洗浄装置17の負荷を低減できる。また、荷受したコンテナ2を出荷でも活用できるので、コンテナ2の共用化を図ることができる。また、選別はばらの枝豆で行い、洗浄はコンテナ2で行うことで、作業効率が良好になる。
本実施の形態は枝豆で記載しているが、他にも人参等の作物にも転用は可能である。
2 コンテナ
3 運搬台車
3a 機体
3b 車輪
3c ローラコンベア
3d ストッパ
4 荷受搬送機器(荷受コンベア)
34 カップリング
b 伝動部材
j ローラ用駆動軸
r 搬送用ローラ
3 運搬台車
3a 機体
3b 車輪
3c ローラコンベア
3d ストッパ
4 荷受搬送機器(荷受コンベア)
34 カップリング
b 伝動部材
j ローラ用駆動軸
r 搬送用ローラ
Claims (2)
- 機体(3a)に、車輪(3b)と、作物を収容するコンテナ(2)を載置して搬送する搬送用ローラ(r)と、搬送用ローラ(r)の搬送始端側と搬送終端側にそれぞれ設けるストッパ(3d)を設け、機体(3a)を荷役搬送機器(4)の搬送始端部に隣接する位置まで移動させるものであって、
該ストッパ(3d)は搬送用ローラ(r)の搬送面より上位に突出するストッパ姿勢と、搬送用ローラ(r)の搬送面より上位から退避する退避姿勢とに切り換え可能とする作物の荷役用運搬台車。 - 搬送用ローラ(r)はローラ用駆動軸(j)から伝動部材(b)により駆動する構成であって、
荷受用の搬送機器(4)の搬送用駆動軸(j)と連結及び非連結が可能なカップリング(34)を設けることを特徴とする請求項1記載の作物の荷役用運搬台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020212552A JP2022098900A (ja) | 2020-12-22 | 2020-12-22 | 荷受用運搬台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020212552A JP2022098900A (ja) | 2020-12-22 | 2020-12-22 | 荷受用運搬台車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022098900A true JP2022098900A (ja) | 2022-07-04 |
Family
ID=82261777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020212552A Pending JP2022098900A (ja) | 2020-12-22 | 2020-12-22 | 荷受用運搬台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022098900A (ja) |
-
2020
- 2020-12-22 JP JP2020212552A patent/JP2022098900A/ja active Pending
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