JP2022096273A - 非接触給電システム - Google Patents
非接触給電システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022096273A JP2022096273A JP2020209290A JP2020209290A JP2022096273A JP 2022096273 A JP2022096273 A JP 2022096273A JP 2020209290 A JP2020209290 A JP 2020209290A JP 2020209290 A JP2020209290 A JP 2020209290A JP 2022096273 A JP2022096273 A JP 2022096273A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- power supply
- pulsating
- unit
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
【課題】簡単な回路構成により、従来に比して電力損失及びコストが低減された非接触給電システムを実現すること。
【解決手段】一実施形態に係る非接触給電システムは、給電装置と受電装置とを備える。給電装置は、変換部と、変調部と、第1の伝送部とを有する。変換部は、第1の交流電圧を第1の脈流電圧に変換する。変調部は、第1の脈流電圧を変調して、第1の脈流電圧よりも周波数が高い高周波脈流電圧を生成する。第1の伝送部は、高周波脈流電圧を受電装置に空間伝送する。受電装置は、第2の伝送部と、検波部と、生成部とを有する。第2の伝送部は、第1の伝送部から空間伝送された高周波脈流電圧を受け取る。検波部は、第2の伝送部が受け取った高周波脈流電圧を検波し第2の脈流電圧を生成する。生成部は、第2の脈流電圧に基づいて第2の交流電圧を生成する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、交流電力伝送型の非接触給電システムに関する。
近年、非接触給電システムの開発が進んでいる。非接触給電システムは、給電装置と受電装置とを有し、給電装置が受電装置に対して非接触に給電するシステムである。従来の交流出力型の非接触給電システムにおいては、給電装置は、電源装置から供給される交流電圧を直流電圧に変換し、高周波にして受電装置へ非接触給電する。受電装置は、給電された直流電圧をDC(Direct Current:直流)-AC(Alternating Current:交流)インバータなどによって交流電圧に変換し、変換された交流電圧を出力し、ACで駆動する各種装置へ電力を供給している。
従来の交流出力型の非接触給電システムは、AC-DC変換部やDC-ACインバータを必要とする。このため、回路構成は複雑でありコストも高くなる。また、電力損失の面においても改善の余地がある。
発明が解決しようとする課題は、簡単な回路構成により、従来に比して電力損失及びコストが低減された交流電力伝送型の非接触給電システムを実現することにある。
一実施形態に係る非接触給電システムは、給電装置と受電装置とを備える。前記給電装置は、変換部と、変調部と、第1の伝送部とを有する。前記変換部は、第1の交流電圧を第1の脈流電圧に変換する。前記変調部は、前記第1の脈流電圧を変調して、前記第1の脈流電圧よりも周波数が高い高周波脈流電圧を生成する。第1の伝送部は、前記高周波脈流電圧を前記受電装置に空間伝送する。前記受電装置は、第2の伝送部と、検波部と、生成部とを有する。前記第2の伝送部は、前記第1の伝送部から空間伝送された前記高周波脈流電圧を受け取る。前記検波部は、前記第2の伝送部が受け取った前記高周波脈流電圧を検波し第2の脈流電圧を生成する。前記生成部は、前記第2の脈流電圧に基づいて第2の交流電圧を生成する。
本願が開示する非接触給電システムの一つの態様によれば、簡単な回路構成により、従来に比して電力損失及びコストを低減させることができる。
以下、図面を参照しながら各実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る非接触給電システムSの構成と、非接触給電システムSが有する給電装置1及び受電装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。
図1は、第1の実施形態に係る非接触給電システムSの構成と、非接触給電システムSが有する給電装置1及び受電装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。
図1に示すように、非接触給電システムSは、給電装置1と、当該給電装置1によって非接触給電される受電装置2とを備える。なお、図1においては、給電装置1が非接触給電する対象として一台の受電装置2を例示している。しかしながら、給電装置1が非接触給電対象とする受電装置2は複数台であってもよい。
給電装置1は、高周波電源10と、給電ヘッド11とを備える。高周波電源10は、例えば商用電源から供給される交流電圧に基づいて高周波脈流電圧を生成する。給電ヘッド11は、高周波脈流電圧を受電装置2へ空間伝送する。
受電装置2は、受電ヘッド20と、受電ユニット21とを備える。受電ヘッド20は、給電装置1から空間伝送された高周波脈流電圧を電磁誘導により受け取る。受電ユニット21は、受電ヘッド20により受け取られた高周波脈流電圧に基づいて、交流電圧を生成する。受電ユニット21は、生成した交流電圧を後段の負荷(不図示)等へ出力する。
なお、受電装置2は、例えば移動や着脱を伴う移動式装置の医療用カートや車いすなどの台車に搭載され、その移動式装置上に搭載されている機器(電気駆動式装置)への給電を行うことができる。ここで、電気駆動式装置とは、先に上げた移動式装置に搭載される物の他、電動式車両、電動式移動型ロボット、電動式ドローン等の電動式移動体であってもよい。また、電気駆動式装置は、上記移動式装置に搭載される物、電動式移動体等の例に限定されない。電気駆動式装置は、例えば電動式工具等の電動機、移動はしなくても充電を必要とする装置であればどのようなものであっても良い。また、タブレット式コンピュータ、スマートフォン、プロジェクター、ディスプレイ等を給電対象とすることもできる。
以下、給電装置1、受電装置2のハード構成について説明する。
給電装置1の高周波電源10は、第1のローパスフィルタ101と、整流回路103と、Hブリッジ回路105と、第1の補助電源107と、第1の制御回路109とを備える。給電装置1の給電ヘッド11は、第1の共振回路111を備える。
第1のローパスフィルタ101は、電源側(不図示)へのスイッチングノイズ等の流出を防止するフィルタ回路である。第1のローパスフィルタ101は、フィルタ処理した交流電圧を整流回路103へ出力する。なお、電源側から給電装置1に入力される入力電圧としての交流電圧は、第1の交流電圧の一例である。
整流回路103は、第1の交流電圧を第1の脈流電圧に変換する。すなわち、整流回路103は、第1のローパスフィルタ101から受け取った交流電圧を脈流電圧に変換するダイオードである。整流回路103は、脈流電圧をHブリッジ回路105へ出力する。なお、整流回路103は変換部の一例である。また、整流回路103によって得られる脈流電圧は第1の脈流電圧の一例である。
Hブリッジ回路105は、第1の脈流電圧を変調して、第1の脈流電圧よりも周波数が高い高周波脈流電圧を生成する。すなわち、Hブリッジ回路105は、整流回路103から受け取った脈流電圧を変調して高周波電圧を生成する。なお、Hブリッジ回路105は、変調部の一例である。
第1の補助電源107は、Hブリッジ回路105、第1の制御回路109へ電力を供給する。
第1の制御回路109は、Hブリッジ回路105を制御するCPU(Central Processing Unit)等である。例えば、第1の制御回路109は、不図示のフィードバック制御系から供給される信号に基づいてHブリッジ回路105へPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)信号を供給し、Hブリッジ回路105の動作を制御する。
第1の共振回路111は、高周波脈流電圧を受電装置2に空間伝送する。すなわち、第1の共振回路111は、受電装置2に対し、Hブリッジ回路105から供給される高周波脈流電圧を電磁誘導により空間伝送する。第1の共振回路111は、例えばLC回路を有しており、コイルのインダクタンスやキャパシタのキャパシタンスを調整することにより、空間伝送する電磁波の共振周波数を制御することができる。なお、第1の共振回路111は、第1の伝送部の一例である。
受電装置2の受電ヘッド20は、第2の共振回路201を備える。受電装置2の受電ユニット21は、検波回路211と、センサ212と、FET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)213と、第2のローパスフィルタ215と、第2の補助電源217と、第2の制御回路219とを備える。
第2の共振回路201は、第1の伝送部から空間伝送された高周波脈流電圧を受け取る。すなわち、第2の共振回路201は、第1の共振回路111から空間伝送された高周波脈流電圧を電磁誘導により受け取る。第2の共振回路201は、第1の共振回路111と同様にLC回路を有しており、コイルのインダクタンスやキャパシタのキャパシタンスを調整することにより、空間伝送する電磁波の共振周波数を制御することができる。なお、第2の共振回路201は、第2の伝送部の一例である。
検波回路211は、第2の伝送部が受け取った高周波脈流電圧を検波し第2の脈流電圧を生成する。すなわち、検波回路211は、第2の共振回路201が受け取った高周波脈流電圧を復調し脈流電圧を生成する。
センサ212は、検波回路211によって生成された脈流電圧の波形情報を検出する。センサ212は、検出した交流電圧の波形情報を第2の制御回路219へ出力する。ここで、脈流電圧の波形情報とは、例えば、脈流電圧の波形の複数のゼロクロスポイントのタイミングを含む情報である。
FET213は、復調された脈流電圧から第2の交流電圧を生成する。すなわち、FET213は、第2の制御回路219から供給される制御信号に基づいてスイッチング処理を実行し、復調された脈流電圧から交流電圧を生成する。
第2のローパスフィルタ215は、FET213から供給される交流電圧のノイズを除去するフィルタ回路である。第2のローパスフィルタ215は、フィルタ処理した交流電圧を、出力電圧として後段の負荷等へ出力する。
第2の補助電源217は、第2の制御回路219へ電力を供給する。
第2の制御回路219は、FET213を制御するCPU等である。また、第2の制御回路219は、決定された交流電圧の波形極性に基づいてFET213を制御する。なお、センサ212、FET213、第2の制御回路219は生成部の一例である。
図2は、非接触給電システムSにおいて取り扱われる複数の電圧波形の例を示した図である。なお、図2におけるt0、t1、t2等は、各電圧波形がゼロになる点(ゼロクロスポイント)のタイミングを示している。第1の実施形態に係る非接触給電システムSの動作について、図1、図2を参照しながら以下説明する。
まず、電源側(不図示)から給電装置1に交流電圧が供給されると、第1のローパスフィルタ101は、非接触給電システムS内部からの雑音を外部に漏洩することを防止し、フィルタ通過後の交流電圧を整流回路103へ出力する。このフィルタ通過後の交流電圧は、図2の一段目に示した様に極性が周期的に反転する交流波形を有している。
次に、整流回路103は、第1のローパスフィルタ101から受け取った交流電圧を脈流電圧に変換する。すなわち、整流回路103は、図2の一段目に示した波形を有する交流電圧から、図2の二段目に示した波形を有する脈流電圧を生成する。整流回路103は、生成した脈流電圧をHブリッジ回路105へ出力する。
次に、Hブリッジ回路105は、図2の二段目に示した波形を有する脈流電圧を変調し、高周波脈流電圧を生成する。第1の共振回路111は、図2の三段目に例示した高周波により脈流電圧を電磁誘導により受電装置2へ高周波伝送する。
次に、検波回路211は、高周波伝送され受電ヘッド20によって取得された高周波脈流電圧を復調する。また、センサ212は、検波された高周波脈流電圧の波形情報を第2の制御回路に伝送する。第2の制御回路219は、決定された交流電圧の波形情報に基づいてFET213を制御し、高周波脈流電圧から、図2の四段目に示した波形を有する交流電圧を生成する。
なお、図2においては、一段目の交流電圧と四段目の交流電圧との間で位相が対応した波形(すなわち、正極と負極とが対応した波形)を例示した。これは、交流電圧の波形極性に基づいて高周波脈流電圧から生成される交流電圧の波形の位相が、電源装置から給電装置1に供給された交流電の波形の位相と対応していることを示している。しかしながら、この様な位相の対応は必須ではない。すなわち、受電装置2側においては、交流電圧の波形極性に基づいて高周波脈流電圧から交流電圧を復元できればよい。従って、交流電圧の波形極性に基づいて高周波脈流電圧から生成される交流電圧の波形の位相は、電源装置から給電装置1に供給された交流電の波形の位相と180度ずれていてもよい。
次に、第2のローパスフィルタ215は、FET213から供給される交流電圧のノイズを除去し、図2の五段目に示した波形を有する交流電圧を、出力電圧として後段の負荷等へ出力する。
以上述べた第1の実施形態に係る非接触給電システムSは、給電装置1から受電装置2へ脈流のまま電力を伝送するため、交流電圧を平滑した直流電圧に変換するためのPFC(Power Factor Correction:力率改善回路)等や、直流電圧を交流電圧に変換するためのDC-ACインバータを必要としない。このため、従来に比して簡単な回路構成で非接触給電を実現することができる。また、比較的高価であるPFC、インバータを用いないため、従来に比してコストを安価にすることができ、電力損失を低減させることができる。
また、第1の実施形態に係る非接触給電システムSは、伝送経路に平滑用の電解コンデンサを用いていない。従って、従来に比して使用時間や温度範囲などの問題、及びサイズ、重量、コスト、電力損失が低減された、耐久性が高い非接触給電システムを実現することができる。
また、第2の制御回路219は、受電装置2において、空間伝送された脈流電圧の波形のゼロクロスポイントに基づいて交流電圧の波形極性を決定し、交流電圧を生成する。従って、給電装置1の回路構成を簡略化することができ、非接触給電システムS全体のコストを低減させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る非接触給電システムSについて説明する。
次に、第2の実施形態に係る非接触給電システムSについて説明する。
第1の実施形態においては、受電装置2側において判定された脈流波形のゼロクロスポイントに基づいて、脈流電圧から交流電圧を生成する非接触給電システムSについて説明した。これに対し、第2の実施形態においては、給電装置から送信される交流電圧の波形極性に関する情報に基づいて、受電装置側において脈流電圧から交流電圧を生成する非接触給電システムSについて説明する。
図3は、第2の実施形態に係る非接触給電システムSの構成と、非接触給電システムSが有する給電装置3及び受電装置4のハードウェア構成の一例とを示す図である。なお、図3において、上述した図1と共通する部分には同一の符号を付している。以下、第1の実施形態に係る非接触給電システムSの構成と異なる部分について説明する。
第2の実施形態に係る給電装置3は、高周波電源30と、給電ヘッド31とを備える。給電ヘッド31は、発振回路113をさらに備える。また、第2の実施形態に係る給電装置3においては、第1の制御回路109の機能が一部異なる。
第1の制御回路109は、第1のローパスフィルタ101によってフィルタ通過後の交流電圧の波形極性に関する情報(以下、「波形極性に関する情報」とも言う)を生成し、発振回路113へ出力する。ここで、交流電圧の波形極性に関する情報とは、交流電圧の波形極性がどのタイミングで切り替わるかを示す情報である。交流電圧の波形極性に関する情報は、例えば波形極性が正である場合には1、波形極性が負である場合には0(或いはその逆)を示すディジタル信号等である。
発振回路113は、第1の交流電圧の波形極性に関する情報を受電装置4へ送信する。すなわち、発振回路113は、第1のローパスフィルタ101によってフィルタ処理された交流電圧の波形極性に関する情報を、第1の制御回路109からの制御信号に基づいて受電装置2へ送信する。例えば、発振回路113は、波形極性に関する情報をFSK(Frequency Shift Keying:周波数偏移変調)方式により送信する。なお、発振回路113は、送信部の一例である。
第2の実施形態に係る受電装置4は、受電ヘッド40と、受電ユニット41とを備える。受電ヘッド40は、受信回路203をさらに備える。また、第2の実施形態に係る受電装置4においては、第2の制御回路219の機能が一部異なる。
受信回路203は、送信部から第1の交流電圧の波形極性に関する情報を受信する。すなわち、受信回路203は、給電装置3の発振回路113からFSK方式により送信された波形極性に関する情報を、FM(Frequency Modulation:周波数変調)方式により検波する。受信回路203は、受信した波形極性に関する情報を第2の制御回路219へ出力する。
第2の制御回路219は、第1の交流電圧の波形極性に関する情報に基づいて、第2の脈流電圧から第2の交流電圧を生成する。すなわち、第2の制御回路219は、波形極性に関する情報に基づいてFET213を制御し、検波回路211によって検波された脈流電圧から交流電圧を生成する。
次に、第2の実施形態に係る非接触給電システムSの動作について、図2、図3を参照しながら以下説明する。
まず、電源装置(不図示)から給電装置1に交流電圧が供給されると、第1のローパスフィルタ101は、非接触給電システムS内部からの雑音を外部に漏洩することを防止し、フィルタ通過後の交流電圧を整流回路103と第1の制御回路109へ出力する。このフィルタ通過後の交流電圧は、図2の一段目に示した様に極性が周期的に反転する交流波形を有している。
次に、整流回路103は、図2の一段目に示した波形を有する交流電圧から、図2の二段目に示した波形を有する脈流電圧を生成する。また、第1の制御回路109は、図2の一段目に示した交流波形に基づいて交流電圧の波形極性に関する情報を生成し、発振回路113へ出力する。ここで、交流電圧の波形極性に関する情報は、例えば図2の一段目に示した波形に関するゼロクロスポイントのタイミングを含む情報である。
次に、Hブリッジ回路105は、図2の二段目に示した波形を有する脈流電圧を変調し高周波脈流電圧を生成する。第1の共振回路111は、図2の三段目に例示した高周波により脈流電圧を電磁誘導により受電装置4へ高周波伝送する。
また、発振回路113は、交流電圧の波形極性に関する情報を、第1の制御回路109からの制御信号に基づいて受電装置4へ送信する。
次に、受信回路203は、発振回路113から送信された波形極性に関する情報を受信して第2の制御回路219へ出力する。
検波回路211は、高周波伝送され受電ヘッド20によって取得された高周波脈流電圧を復調する。また、第2の制御回路219は、波形極性に関する情報に基づいてFET213を制御し、検波回路211によって検波された高周波脈流電圧から図2の四段目に示した波形を有する交流電圧を生成する。
次に、第2のローパスフィルタ215は、FET213から供給される交流電圧のノイズを除去し、図2の五段目に示した波形を有する交流電圧を、出力電圧として後段の負荷等へ出力する。
以上述べた第2の実施形態に係る非接触給電システムSは、第1の実施形態に係る非接触給電システムSと同様に、給電装置3から受電装置4へ脈流のまま電力を伝送するため、交流電圧を平滑した直流電圧に変換するためのPFC等や、直流電圧を交流電圧に変換するためのDC-ACインバータを必要としない。このため、非接触給電システムにおける回路構成の簡略化、コスト削減、送効率の向上を実現することができる。
また、第2の制御回路219は、受電装置4において、給電装置3から受け取った交流電圧の波形極性に関する情報に基づいて交流電圧の波形極性を決定し、交流電圧を生成する。従って、受電装置4の回路構成を簡略化することができ、非接触給電システムS全体のコストを低減させることができる。
以上、本開示の実施形態について詳述したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、本開示は上記した個々の実施形態に限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更が可能である。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、3 給電装置
2、4 受電装置
10、30 高周波電源
11、31 給電ヘッド
20、40 受電ヘッド
21、41 受電ユニット
101 第1のローパスフィルタ
103 整流回路
105 Hブリッジ回路
107 第1の補助電源
109 第1の制御回路
111 第1の共振回路
113 発振回路
201 第2の共振回路
203 受信回路
211 検波回路
212 センサ
213 FET
215 第2のローパスフィルタ
217 第2の補助電源
219 第2の制御回路
S 給電システム
2、4 受電装置
10、30 高周波電源
11、31 給電ヘッド
20、40 受電ヘッド
21、41 受電ユニット
101 第1のローパスフィルタ
103 整流回路
105 Hブリッジ回路
107 第1の補助電源
109 第1の制御回路
111 第1の共振回路
113 発振回路
201 第2の共振回路
203 受信回路
211 検波回路
212 センサ
213 FET
215 第2のローパスフィルタ
217 第2の補助電源
219 第2の制御回路
S 給電システム
Claims (3)
- 給電装置と受電装置とを備える非接触給電システムであって、
前記給電装置は、
第1の交流電圧を第1の脈流電圧に変換する変換部と、
前記第1の脈流電圧を変調して、前記第1の脈流電圧よりも周波数が高い高周波脈流電圧を生成する変調部と、
前記高周波脈流電圧を前記受電装置に空間伝送する第1の伝送部と、
を有し、
前記受電装置は、
前記第1の伝送部から空間伝送された前記高周波脈流電圧を受け取る第2の伝送部と、
前記第2の伝送部が受け取った前記高周波脈流電圧を検波し第2の脈流電圧を生成する検波部と、
前記第2の脈流電圧に基づいて第2の交流電圧を生成する生成部と、
を有する、
非接触給電システム。 - 前記生成部は、前記第2の脈流電圧の波形のゼロクロスポイントに基づいて交流電圧の波形極性を決定し、前記第2の交流電圧を生成する、
請求項1に記載の非接触給電システム。 - 前記給電装置は、前記第1の交流電圧の波形極性に関する情報を前記受電装置へ送信する送信部をさらに有し、
前記受電装置は、前記送信部から前記第1の交流電圧の波形極性に関する情報を受信する受信部をさらに有し、
前記生成部は、前記第1の交流電圧の波形極性に関する情報と前記第2の脈流電圧とに基づいて、前記第2の交流電圧を生成する、
請求項1に記載の非接触給電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020209290A JP2022096273A (ja) | 2020-12-17 | 2020-12-17 | 非接触給電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020209290A JP2022096273A (ja) | 2020-12-17 | 2020-12-17 | 非接触給電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022096273A true JP2022096273A (ja) | 2022-06-29 |
Family
ID=82164038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020209290A Pending JP2022096273A (ja) | 2020-12-17 | 2020-12-17 | 非接触給電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022096273A (ja) |
-
2020
- 2020-12-17 JP JP2020209290A patent/JP2022096273A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3477812B1 (en) | Wireless charging circuit, wireless charging system, and circuit control method | |
JP6136025B2 (ja) | 非接触充電装置の給電装置 | |
JP6103445B2 (ja) | 非接触充電装置の給電装置 | |
EP3164926B1 (en) | Wireless power transfer systems using load feedback | |
JP6240755B2 (ja) | ワイヤレス電力伝送装置 | |
CN108173299B (zh) | 无线受电装置及使用其的无线电力传送装置以及整流器 | |
JP6079878B2 (ja) | 給電装置、および非接触給電システム | |
US9466987B2 (en) | Power transmission device and wireless power transmission system using the power transmission device | |
TWI609547B (zh) | 金屬環境磁共振無線電力傳輸系統用傳送器 | |
EP3479457B1 (en) | Apparatus and method for wireless power charging of subsequent receiver | |
JP4671515B2 (ja) | 給電装置 | |
US10790691B2 (en) | In system reconfigurable rectifier/power converters for wired and wireless charging | |
JP6493526B2 (ja) | ワイヤレス給電システムおよびワイヤレス給電方法 | |
JP5888468B2 (ja) | 給電装置及び非接触給電システム | |
JP2017077058A (ja) | ワイヤレス送電装置、その制御回路および制御方法、充電器 | |
JP2017112763A (ja) | インピーダンス制御装置及び車両の非接触電力受電装置 | |
JP2017060322A (ja) | 送電装置及び非接触給電システム | |
JP2020188682A (ja) | 非接触給電装置及びプログラム | |
JP2022096273A (ja) | 非接触給電システム | |
JP6569861B2 (ja) | 無線電力伝送システム | |
JP6814642B2 (ja) | 非接触給電システム及び非接触給電方法 | |
CN113054755B (zh) | 谐振振荡电路及非接触供电系统 | |
JP7144192B2 (ja) | ワイヤレス送電装置、その制御回路 | |
JP2018509876A (ja) | 誘導電力受信機 | |
WO2015111601A1 (ja) | 送電装置及び電力伝送システム |