JP2022095297A - 品質状況可視化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本開示は、ソフトウェア開発において組織全体で製品品質の状況を監視することを目的とする。【解決手段】品質状況可視化装置101は、ソフトウェア製品の完成品毎の品質情報を取得する取得部と、品質情報をデータベースで管理する管理部と、品質情報をデータベースから抽出し、ソフトウェア製品の開発部門および品質保証部門を含む関係者が利用者端末から閲覧可能な状態にする抽出部15と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、品質状況可視化装置に関する。
ソフトウェア製品の出荷において、組織による出荷審査が実施され、多数の成果物が作成される。出荷時の成果物として、例えば出荷審査資料がある。出荷審査資料は組織の規程に則り作成される。品質保証部門は製造部門の活動状況の監視結果を報告する。開発部門は、組織の規程およびプロセスモデルに則り作成された成果物に対する品質状況を報告する。
出荷責任者は、出荷審査において各部門からの報告内容に基づき出荷許可の判断を行う。しかし、各部門からの報告内容が実態と異なると、顧客からの不具合指摘または市場不具合誘発につながる。
特許文献1には、トレーサビリティID記録装置として要件毎にアクセス権を付与し、公開または非公開を設定したうえで、アクセス制限を行う技術が開示されている。
特開2018-5802号公報
大規模化、複雑化、または多様化するソフトウェア開発活動において、プロジェクト管理部門および品質保証部門の役割は重要になっている。昨今、製品品質に対する要求は厳しくなる一方であり、品質確保の手段としてCMMI(登録商標)またはAutomotive SPICE(登録商標)といったプロセスモデルの適用が要求されている。
Automotive SPICEは、車両システム開発のプロセスを改善するための規格(“ISO/IEC 33002:2015”の要件に準拠するプロセスアセスメントモデルおよびプロセス参照モデル)である。Automotive SPICEは、プロジェクトの活動が計画通り進められているかの監視を、開発部門から独立した組織が実施することを求めている。
一方、実際のプロジェクト活動の現場では、Q(Quality)、C(Cost)、D(Delivery)のうちDが優先され、Qの状況確認が不十分な場合がある。製品品質の確保は組織に対して求められるが、組織の構成または開発要員の変更等が、品質確保を阻害する一因となる。
製品開発において、複数年に亘る複数回のサンプル納品が繰り返され、試験期間を経て最終納品が実現する。最終納品時の品質を組織で担保する仕組みには、開発部門および品質保証部門の信頼関係が求められ、短期間での構築は困難である。従って、上述のプロセスモデルに準拠するか否かを問わず、ソフトウェア開発において、最終納品時に開発部門および品質保証部門の双方が納得できる品質を担保する仕組み作りが課題である。
本開示は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、ソフトウェア開発において組織全体で製品品質の状況を監視することを目的とする。
本開示の品質状況可視化装置は、ソフトウェア製品の完成品毎の品質情報を取得する取得部と、品質情報をデータベースで管理する管理部と、品質情報をデータベースから抽出し、ソフトウェア製品の開発および品質保証の少なくともいずれかの作業に関わる関係者が情報端末から閲覧可能な状態にする抽出部と、を備える。
本開示の品質状況可視化装置によれば、ソフトウェア開発において組織全体で製品品質の状況を監視することが可能である。
実施の形態1の品質状況可視化装置の構成を示す図である。 情報格納部の構成を示す図である。 実施の形態1の品質状況可視化装置のハードウェア構成を示す図である。 実施の形態1の品質状況可視化装置のハードウェア構成を示す図である。
<実施の形態1>
<構成>
図1は、実施の形態1の品質状況可視化装置101の構成を示すブロック図である。品質状況可視化装置101は、情報格納部50からソフトウェア製品の完成品ごとの品質情報を取得し、データベース形式で管理し、利用者端末30から閲覧可能にする。図2は、情報格納部50に格納される品質情報の詳細を示す図である。利用者端末30は情報端末の一例である。
品質状況可視化装置101は、ソフトウェア製品(以下、単に「製品」と称する)の品質状況を、製品のサンプル出荷(以下、出荷をリリースとも扱う)の開始から完了までの期間について可視化する。品質状況可視化装置101は、製品の開発および管理のプロジェクト(以下、単に「プロジェクト」と称する)を管轄する組織から、プロジェクト関係者にツールとして提供されることが好ましい。
プロジェクト関係者は、例えば、開発部門試験者、開発部門開発者、開発部門リーダ、開発部門管理者、品質保証部門、顧客へ直接進捗状況を報告する管理者、および出荷責任者を含む。
品質状況可視化装置101を利用するため、出荷責任者は、組織の活動状況を監視する役割として、品質保証部門またはプロジェクトマネジメントオフィス(Project management office、PMO)に品質状況可視化装置101の運用を指示し、運用担当者を選定する。
品質状況可視化装置101の運用担当者は、プロジェクトから独立したメンバでもよいが、品質状況可視化装置101をプロジェクト関係者に提供し、問合せに対応でき、各種登録処理の実行等、装置の運用が可能である必要がある。
ソフトウェア開発のプロジェクトは、開始から最終納品まで複数年に亘り、その後も年次更新版の納品が実施される。プロジェクト活動期間中には、組織変更に伴う組織規則の改訂、または使用するプロセスモデルの改訂が発生する。又、出荷時に実施される出荷審査の資料も、様式が変更され版名が更新される。
品質状況可視化装置101は、情報格納部50に格納された品質情報を各データベースに管理し、必要に応じてプロジェクト関係者の利用者端末30に提供することにより、プロジェクト関係者が閲覧できるようにする。これにより、組織として製品の品質を監視することが可能となる。
情報格納部50には、組織の規程51、プロセスモデル52、出荷状況53、およびプロジェクト関係者コメント54が品質情報として格納されている。組織の規程51およびプロセスモデル52は、ソフトウェア製品に適用される品質基準情報の一例である。プロセスモデル52は、エンジニアリングプロセスモデルおよび管理支援プロセスモデルを含む。出荷状況53は、出荷時の品質記録および出荷判定会議資料を含み、これらは出荷時の記録情報の一例である。
品質状況可視化装置101は、アカウント登録部11、出荷状況登録部12、コメント登録部13、品質状況可視化部14、および抽出部15を備える。
<アカウント登録>
アカウント登録部11は、運用担当者の操作を受けてアカウント登録を行う。アカウント登録とは、出荷責任者または他のプロジェクト関係者の許可を受けたメンバのアカウント情報をアカウント管理データベース21に登録することである。以下、アカウント管理データベース21にアカウント情報が登録されたメンバを「登録利用者」と称する。
アカウント情報は、登録利用者の利用者端末30の識別情報を含む。後述する抽出部15は、アカウント情報に含まれた登録利用者の利用者端末30の識別情報を用いて、登録利用者の利用者端末30に品質状況可視化データベースの抽出情報を送信する。その結果、登録利用者は利用者端末30により品質状況可視化データベースの抽出情報を閲覧することが可能となる。
アカウント情報は利用者コードを含む。登録利用者は、自身の利用者コードを用いて品質状況可視化装置101にアクセスすることにより、他の登録利用者と直接会話形式で情報交換を行うことが可能となる。
プロジェクトは組織の複数の部門に所属するメンバで構成されるため、部門間に存在するインターフェースにより情報交換にストレスが発生する。同一部門内でも、担当する機能等が異なるメンバ間では、同様にストレスが発生し得る。また、組織の下位から上位へエスカレーションがスムーズに行われないことによるストレスが存在する。しかし、品質状況可視化装置101によれば、登録利用者間で直接会話形式の情報交換が可能となるため、上記のストレスが軽減される。
この情報交換機能は、利用者コード毎に実行される。すなわち、共通の利用者コードをアカウント情報として有する登録利用者間で、直接会話形式による情報交換が可能となる。複数の登録利用者に対して共通の利用者コードが付与されることにより、直接会話形式による情報交換を行うグループが形成される。出荷責任者は、直接会話を必要とするメンバを選定し、運用担当者に当該メンバのグループを作成するように指示する。グループ内の各メンバは、自身の操作によりさらに下層のグループを作成することが可能である。しかし、グループ内の各メンバが作成可能なグループの階層数には制限が設けられる。
情報交換機能により期待される効果は次のとおりである。ある機種の出荷を控えたプロジェクトでは、部門の規程に従い出荷資料が整えられ、出荷審査実施後に出荷責任者の許可を得て出荷が行われる。しかし、出荷責任者は納期を優先するあまり、品質が不十分であっても出荷を許可する場合が考えられる。
一方、顧客との直接の窓口である開発部門のリーダは、顧客の信頼を優先させるため、出荷差し止めが必要と判断する場合がある。開発部門のリーダは、組織を跨ぎ、上位へのエスカレーションをする必要がある。エスカレーションの仕組みが無い場合、開発部門のリーダは情報交換機能を活用し、出荷責任者または品質保証部門に出荷差し止めを申し出ることが可能となる。
アカウント情報は、登録利用者が品質状況可視化データベースをどこまで閲覧できるかを表す閲覧権限の情報を含む。運用担当者は、アカウントごとに閲覧権限を設定する。
登録利用者は、他の登録利用者のアカウント情報を利用者端末30において参照することが可能である。しかし、利用者コードにより直接会話が可能なグループの情報を、当該グループ外の登録利用者が参照することはできない。
<出荷状況登録>
出荷状況登録部12は、運用担当者の操作を受け、完成品名ごとに出荷状況登録処理を行う。出荷状況登録処理とは、出荷状況情報を出荷状況データベース22に登録することである。出荷状況情報は、完成品に適用される出荷時点の組織の規程51、完成品に使用されるプロセスモデル52、および出荷状況53を含む。プロセスモデル52は、エンジニアリングプロセスモデルおよび管理支援プロセスモデルを含む。出荷状況53は、出荷時の品質記録および出荷判定会議資料を含む。出荷判定会議資料とは、組織が実施した出荷判定会議時の資料である。これらの出荷状況情報が、完成品名に紐づけられて出荷状況データベース22に登録される。
具体的には、運用担当者が、完成品名を指定し、品質状況可視化装置101の画面上に表示された出荷状況データベース更新ボタンを押下することにより、出荷状況登録部12が出荷状況データベース22の更新処理を行う。指定された完成品名が既に出荷状況データベース22に登録されている場合には、出荷状況データベース22上の該当する完成品名に紐づけられた出荷状況情報が更新される。指定された完成品名が出荷状況データベース22に未登録の場合には、指定された完成品名が新規登録され、当該完成品名に紐づけて出荷状況情報が新規登録される。
出荷状況登録部12は、運用担当者の操作を受け、プロセスモデル52を情報格納部50に登録する機能を有している。プロセスモデル52は、プロセスの目的、成果および作業項目、ならびに当該プロセスモデルをどのように取り扱うかの情報を含む。プロジェクト活動では、プロジェクトの特性を考慮し活動が実施される。出荷状況登録部12は、プロセスモデルをどの様に取り扱うかの情報を情報格納部50に登録することにより、当該情報を出荷状況データベース22に登録することが可能である。
情報格納部50に登録されているプロセスモデル52と、出荷状況53における出荷時の品質記録または出荷判定会議資料は関連している場合がある。前述のとおり、出荷状況登録部12は、プロセスモデルをどの様に取り扱うかの情報を情報格納部50に登録することにより、当該情報を出荷状況データベース22に登録することが可能である。
<コメント登録>
コメント登録部13は、コメント登録者の操作を受けてコメント登録処理を行う。コメント登録処理とは、情報格納部50に格納されたプロジェクト関係者コメント54から所定のコメント情報を抽出し、コメントデータベース23に登録することである。このように、出荷状況登録部12およびコメント登録部13は、情報格納部50から品質情報を取得する取得部として機能するとともに、品質情報をデータベースで管理する管理部としても機能する。
具体的には、コメント登録者が、品質状況可視化装置101の画面上に表示されたコメント登録ボタンを押下すると、コメント登録部13は、情報格納部50に格納されたプロジェクト関係者コメント54から、品質状況可視化部14が登録した品質状況可視化データベース24に対するコメント情報、または利用者コードを用いて行われた直接会話形式の情報交換におけるコメント情報を抽出し、コメントデータベース23に登録する。
コメントデータベース23は、アカウント情報、コメント登録時間(YYYYMMDDHHMMSS)、閲覧権限、利用者コード、完成品名、利用者コード毎のコメント情報、および完成品名毎のコメント情報から構成される。
コメントデータベース23に登録されたコメント情報は、品質状況可視化部14によって品質状況可視化データベース24に登録されるまで更新可能であるが、品質状況可視化データベース24に登録された後は更新できない。また、一度コメントデータベース23に登録されたコメント情報は、削除不可であり、アカウント情報およびコメント登録時間をユニークキーとしてコメントデータベース23に蓄積される。
<品質状況可視化>
品質状況可視化部14は、出荷状況データベース22に登録された出荷状況情報とコメントデータベース23に登録されたコメント情報とを紐づけて品質状況可視化情報を作成し、品質状況可視化情報を品質状況可視化データベース24に登録する。このように、品質状況可視化部14は、品質情報をデータベースで管理する管理部として機能する。
具体的には、品質状況可視化部14は、運用担当者が完成品名を指定し「品質状況可視化機能 登録」ボタンを押下すると、品質状況可視化データベース24を更新する。品質状況可視化部14は、品質状況可視化データベース24の更新処理において、指定された完成品名が品質状況可視化データベース24に登録されている場合、完成品名および処理日時をキー項目として出荷状況データベース22およびコメントデータベース23から最新データを抽出し、抽出された最新データで品質状況可視化データベース24の情報が上書きされる。指定された完成品名が品質状況可視化データベース24に登録されていない場合、指定された完成品名を新規登録し、当該完成品名に、出荷状況データベース22に登録された出荷状況情報と、コメントデータベース23に登録されたコメント情報とを紐づける。品質状況可視化部14は、品質状況可視化データベース24の各項目が空白で無い場合に品質状況可視化データベース24を更新し、品質状況可視化データベース24の各項目が空白である場合には品質状況可視化データベース24を更新しない。
品質状況可視化データベース24は、品質状況可視化情報の登録完了時間、品質状況可視化情報の登録回数、出荷状況データベース22の完成品名、組織の規程51、プロセスモデル52、出荷状況53、コメントデータベースのうち利用者コード、利用者コード毎のコメント情報、完成品名、完成品名毎のコメント情報から構成される。
<品質状況可視化データベース抽出>
抽出部15は、品質状況可視化データベース24から、プロジェクト関係者に閲覧させるべき品質状況可視化情報を抽出し、抽出した品質状況可視化情報を登録利用者に閲覧権限の範囲で配布する。具体的には、抽出部15は、プロジェクト関係者の利用者端末30に品質状況可視化情報を送信する等、利用者端末30において品質状況可視化情報を閲覧可能な状態にする。
抽出部15は、例えば運用担当者が「品質状況可視化情報の配布」ボタンを押下したことをトリガとして処理を開始する。抽出部15は、品質状況可視化データベース24から情報を抽出すると共に、アカウント管理データベース21に登録されているアカウント情報を参照し、各利用登録者が閲覧可能な情報を各利用登録者に配布する。
<ハードウェア構成>
上述した品質状況可視化装置101の各部は、図3に示す処理回路81により実現される。すなわち、処理回路81は、アカウント登録部11、出荷状況登録部12、コメント登録部13、品質状況可視化部14、および抽出部15(以下、「アカウント登録部11等」と称する)を備える。処理回路81には、専用のハードウェアが適用されても良いし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサが適用されても良い。プロセッサは、例えば中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)等である。
処理回路81が専用のハードウェアである場合、処理回路81は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。アカウント登録部11等の各部の機能それぞれは、複数の処理回路81で実現されてもよいし、各部の機能をまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
処理回路81がプロセッサである場合、アカウント登録部11等の機能は、ソフトウェア等(ソフトウェア、ファームウェアまたはソフトウェアとファームウェア)との組み合わせにより実現される。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリに格納される。図4に示すように、処理回路81に適用されるプロセッサ82は、メモリ83に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、品質状況可視化装置101は、処理回路81により実行されるときに、アカウント登録部11等の各機能が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ83を備える。換言すれば、このプログラムは、アカウント登録部11等の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ83には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)及びそのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、アカウント登録部11等の各機能が、ハードウェア及びソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、アカウント登録部11等の一部を専用のハードウェアで実現し、別の一部をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えばアカウント登録部11については専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、それ以外についてはプロセッサ82としての処理回路81がメモリ83に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。なお、アカウント管理データベース21、出荷状況データベース22、コメントデータベース23、および品質状況可視化データベース24は、メモリ83から構成されるが、それらは単一のメモリ83から構成されてもよいし、それぞれが個別のメモリから構成されてもよい。
<効果>
品質状況可視化装置101は、ソフトウェア製品の完成品毎の品質情報を取得する取得部と、品質情報をデータベースで管理する管理部と、品質情報をデータベースから抽出し、ソフトウェア製品の開発および品質保証の少なくともいずれかの作業に関わる関係者が情報端末から閲覧可能な状態にする抽出部15と、を備える。プロジェクト関係者は、ソフトウェア製品の完成品毎の品質情報を閲覧することができる。その結果、ソフトウェア開発において組織全体で製品品質の状況を監視することが可能である。
品質状況可視化装置101において、品質情報は、完成品に適用される品質基準情報、完成品の出荷時の記録情報、ならびに完成品に対する関係者のコメント情報を含み、管理部は、完成品名に品質基準情報および記録情報を紐づけた出荷状況情報を出荷状況データベース22に登録する出荷状況登録部12と、コメント情報をコメントデータベース23に登録するコメント登録部13、完成品名に出荷状況情報およびコメント情報を紐づけた品質状況可視化情報を品質状況可視化データベース24に登録する品質状況可視化部14と、を備え、抽出部15は、品質状況可視化データベース24から品質状況可視化情報を抽出し、抽出した品質状況可視化情報を、関係者が利用者端末30で閲覧可能な状態にする。関係者は、品質状況可視化情報を閲覧することができる。その結果、ソフトウェア開発において組織全体で製品品質の状況を監視することが可能である。
品質状況可視化装置101は、関係者のアカウント情報をアカウント管理データベースに登録するアカウント登録部11を備える。アカウント情報は、品質状況可視化情報の閲覧権限の情報を含み、抽出部15は、アカウント情報に基づき、抽出した品質状況可視化情報の閲覧権限を有する関係者が、抽出した品質状況可視化情報を利用者端末30で閲覧可能な状態にする。従って、品質状況可視化装置101によれば、各関係者に対する閲覧権限を設定することによって、品質状況可視化情報を閲覧可能な関係者の範囲を制御することができる。
品質基準情報は、完成品に適用される組織の規程51およびプロセスモデル52を含み、記録情報は、完成品の出荷時の品質記録および出荷判定会議資料を含む。従って、関係者は、完成品ごとに組織の規程51、プロセスモデル52、出荷時の品質記録および出荷判定会議資料を確認することにより、製品品質の状況を監視することが可能である。
なお、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
11 アカウント登録部、12 出荷状況登録部、13 コメント登録部、14 品質状況可視化部、15 抽出部、21 アカウント管理データベース、22 出荷状況データベース、23 コメントデータベース、24 品質状況可視化データベース、30 利用者端末、50 情報格納部、51 組織の規程、52 プロセスモデル、53 出荷状況、54 プロジェクト関係者コメント、81 処理回路、82 プロセッサ、83 メモリ、101 品質状況可視化装置。

Claims (4)

  1. ソフトウェア製品の完成品毎の品質情報を取得する取得部と、
    前記品質情報をデータベースで管理する管理部と、
    前記品質情報を前記データベースから抽出し、前記ソフトウェア製品の開発および品質保証の少なくともいずれかの作業に関わる関係者が情報端末から閲覧可能な状態にする抽出部と、を備える、
    品質状況可視化装置。
  2. 前記品質情報は、前記完成品に適用される品質基準情報、前記完成品の出荷時の記録情報、ならびに前記完成品に対する前記関係者のコメント情報を含み、
    前記管理部は、
    完成品名に前記品質基準情報および前記記録情報を紐づけた出荷状況情報を出荷状況データベースに登録する出荷状況登録部と、
    前記コメント情報をコメントデータベースに登録するコメント登録部と、
    前記完成品名に前記出荷状況情報および前記コメント情報を紐づけた品質状況可視化情報を品質状況可視化データベースに登録する品質状況可視化部と、
    を備え、
    前記抽出部は、前記品質状況可視化データベースから前記品質状況可視化情報を抽出し、抽出した前記品質状況可視化情報を、前記関係者が利用者端末で閲覧可能な状態にする、
    請求項1に記載の品質状況可視化装置。
  3. 前記関係者のアカウント情報をアカウント管理データベースに登録するアカウント登録部をさらに備え、
    前記アカウント情報は、前記品質状況可視化情報の閲覧権限の情報を含み、
    前記抽出部は、前記アカウント情報に基づき、前記抽出した品質状況可視化情報の閲覧権限を有する前記関係者が、前記抽出した品質状況可視化情報を前記利用者端末で閲覧可能な状態にする、
    請求項2に記載の品質状況可視化装置。
  4. 前記品質基準情報は、前記完成品に適用される組織の規程およびプロセスモデルを含み、
    前記記録情報は、前記完成品の出荷時の品質記録および出荷判定会議資料を含む、
    請求項2または請求項3に記載の品質状況可視化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022265026A1 (ja) 2021-06-14 2022-12-22 日置電機株式会社 短絡検出装置及び短絡検出方法

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