JP2022091538A - 情報処理装置、依頼管理システム、依頼管理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、依頼管理システム、依頼管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】作業者による作業の完了報告を容易にする。【解決手段】依頼された作業の進捗状況を依頼管理データで管理する情報処理装置であって、前記作業の依頼に関する作業依頼情報に対応付けて、前記作業の完了を報告するための完了報告情報を、作業者の操作する端末を宛先として送信する作業依頼送信部と、前記端末から前記完了報告情報を受信すると、前記依頼管理データにおいて前記完了報告情報により特定される前記作業の進捗状況の値を、作業の完了を示す値に更新する作業完了受付部と、を備える情報処理装置である。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、依頼管理システム、依頼管理方法およびプログラムに関する。
依頼した作業の進捗状況を管理する技術が開発されている。例えば、必要に応じて依頼先の作業者に対してリマインダー通知を送るタスク管理システムが開示されている。
依頼された作業が依頼者に対する行為でない場合には、依頼者が作業の進捗状況を直接把握することができない。したがって、作業者は、依頼された作業が完了したら、依頼者に作業の完了を報告する必要がある。しかし、従来は、作業の完了報告の手順が煩雑であるという問題があった。完了報告の手順が煩雑であると、作業者が報告を失念してしまい、依頼者が作業の進捗状況を正確に把握できないおそれがある。
開示の技術は、作業者による作業の完了報告を容易にすることを目的とする。
開示の技術は、依頼された作業の進捗状況を依頼管理データで管理する情報処理装置であって、前記作業の依頼に関する作業依頼情報に対応付けて、前記作業の完了を報告するための完了報告情報を、作業者の操作する端末を宛先として送信する作業依頼送信部と、前記端末から前記完了報告情報を受信すると、前記依頼管理データにおいて前記完了報告情報により特定される前記作業の進捗状況の値を、作業の完了を示す値に更新する作業完了受付部と、を備える情報処理装置である。
作業者による作業の完了報告を容易にすることができる。
第一の実施形態に係る依頼管理システムのシステム構成の一例を示す図である。 依頼管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 依頼管理サーバの機能の一例を説明する図である。 端末の機能の一例を示す図である。 ユーザデータの一例を示す図である。 第一の実施形態に係る依頼管理データの一例を示す図である。 第一の実施形態に係る作業依頼処理のシーケンスの一例を示す図である。 第一の実施形態に係る作業依頼入力画面の一例を示す図である。 第一の実施形態に係る作業依頼通知メールの一例を示す図である。 作業結果確認画面の一例を示す図である。 第二の実施形態に係る依頼管理システムのシステム構成の一例を示す図である。 第二の実施形態に係る作業依頼処理のシーケンスの一例を示す図である。 第二の実施形態に係るスケジュール表示画面の一例を示す図である。 第三の実施形態に係る作業依頼入力画面の一例を示す図である。 第三の実施形態に係る依頼管理データの一例を示す図である。 第三の実施形態に係る作業依頼処理のシーケンスの一例を示す図である。 第三の実施形態に係る作業依頼通知メールの一例を示す図である。 第三の実施形態に係る作業詳細画面の一例を示す図である。
(第一の実施形態)
以下に、図面を参照して、本発明に係る依頼管理システムの実施の形態について説明する。
図1は、第一の実施形態に係る依頼管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
依頼管理システム1は、依頼管理サーバ10(情報処理装置の一例)と、メールサーバ20と、端末30(端末30a、端末30b、端末30c等)と、作業用サーバ40と、を備える。依頼管理サーバ10、メールサーバ20、端末30および作業用サーバ40は、通信ネットワーク90を介して通信可能に接続されている。
依頼管理サーバ10は、依頼された作業の進捗状況を依頼管理データで管理する情報処理装置である。例えば、依頼管理サーバ10は、依頼者の操作する端末30から作業依頼情報を受信して依頼管理データとして記憶するとともに、メールサーバ20に作業者のメールアドレス宛の作業依頼通知メールを送信する。また、依頼管理サーバ10は、作業者の操作する端末30から完了報告情報を受信して、依頼管理データの進捗状況を示す値を更新する。
メールサーバ20は、電子メールの送受信機能を有するサーバ装置である。例えば、メールサーバ20は、依頼管理サーバ10から作業依頼通知メールを受信して、作業者の操作する端末30に送信する。
端末30は、依頼者または作業者であるユーザの操作を受けて、依頼管理サーバ10、メールサーバ20または作業用サーバ40の提供する機能を利用するための端末装置である。なお、端末30は、端末30a、端末30b、端末30c等のような個々の端末を区別しない場合の総称である。端末30を利用するユーザは、作業の依頼をする依頼者となることもできるし、作業の依頼を受けて作業者となることもできる。すなわち、個々のユーザは、ある作業については依頼者となり、別の作業については作業者となり得る。
作業用サーバ40は、作業者であるユーザが作業を実施するためのサーバ装置である。例えば、作業内容が勤怠の入力である場合の作業用サーバ40は、勤怠管理機能を提供する装置である。
通信ネットワーク90は、無線通信または有線通信による通信網である。通信ネットワーク90は、具体的には、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network)、またはこれらの組み合わせ等であっても良い。
図2は、依頼管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
依頼管理サーバ10は、図2に示すように、コンピュータによって構築されており、CPU101、ROM102、RAM103、HD104、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ105、ディスプレイ106、外部機器接続I/F(Interface)108、ネットワークI/F109、データバス110、キーボード111、ポインティングデバイス112、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ114およびメディアI/F116を備えている。
これらのうち、CPU101は、依頼管理サーバ10全体の動作を制御する。ROM102は、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。HD104は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ105は、CPU101の制御にしたがってHD104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ106は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。
外部機器接続I/F108は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、プリンタ等の機器である。ネットワークI/F109は、通信ネットワーク90を介して、メールサーバ20または端末30等との間でデータ通信をするためのインターフェースである。データバス110は、図2に示されているCPU101等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスまたはデータバス等である。
また、キーボード111は、文字、数値または各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス112は、各種指示の選択または実行、処理対象の選択およびカーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ114は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW113に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。尚、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F116は、フラッシュメモリ等のメディア115に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
なお、メールサーバ20および作業用サーバ40は、依頼管理サーバ10と同様のハードウェア構成となっている。
端末30は、依頼管理サーバ10と同様のハードウェア構成でも良く、スマートフォン、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等でも良い。また、端末30は、ブラウザ機能が使用できる機器であれば、MFP(Multifunction Peripheral:複合機)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、PJ(Projector:プロジェクタ)またはデジタルサイネージ等でも良い。
一例として、端末30がスマートフォンである場合のハードウェア構成を示す。
図3は、端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
端末30は、CPU301、ROM302、RAM303、EEPROM304、CMOSセンサ305、撮像素子I/F306、加速度・方位センサ307、メディアI/F309、GPS受信部311を備えている。
これらのうち、CPU301は、端末30全体の動作を制御する。ROM302は、CPU301またはIPL等のCPU301の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。EEPROM304は、CPU301の制御にしたがって、スマートフォン用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ305は、CPU301の制御に従って被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。
撮像素子I/F306は、CMOSセンサ305の駆動を制御する回路である。加速度・方位センサ307は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパスまたは加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F309は、フラッシュメモリ等の記録メディア308に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部311は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、端末30は、遠距離通信回路312、CMOSセンサ313、撮像素子I/F314、マイク315、スピーカ316、音入出力I/F317、ディスプレイ318、外部機器接続I/F(Interface)319、近距離通信回路320、近距離通信回路320のアンテナ320a、及びタッチパネル321を備えている。
これらのうち、遠距離通信回路312は、無線ネットワークを介して、通信ネットワーク90を介して依頼管理サーバ10、メールサーバ20または作業用サーバ40等と通信する回路である。CMOSセンサ313は、CPU301の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F314は、CMOSセンサ313の駆動を制御する回路である。マイク315は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ316は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。
音入出力I/F317は、CPU301の制御に従ってマイク315及びスピーカ316との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイ318は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F319は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路320は、NFC(Near Field Communication)またはBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル321は、利用者がディスプレイ318を押下することで、端末30を操作する入力手段の一種である。
また、端末30は、バスライン310を備えている。バスライン310は、図3に示されているCPU301等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスまたはデータバス等である。
次に、各装置の機能について、図面を参照して説明する。
図4は、依頼管理サーバの機能の一例を説明する図である。
依頼管理サーバ10は、入力受付部11と、作業依頼送信部12と、作業完了受付部13と、表示制御部14と、作業完了通知部15と、記憶部16と、を備える。
入力受付部11は、端末30からユーザの操作による情報の入力を受ける。例えば、入力受付部11は、依頼者であるユーザが操作する端末30から作業の依頼を示す情報を受け付ける。
作業依頼送信部12は、作業の依頼に関する作業依頼情報に対応付けて、作業の完了を報告するための完了報告情報を、作業者の操作する端末30を宛先として送信する。具体的には、作業依頼送信部12は、記憶部16に記憶された依頼管理データ902に基づいて、作業依頼情報と完了報告情報とを含む電子メールを、作業者のメールアドレス宛に送信する。なお、完了報告情報は、例えば、作業者を識別するための識別子(作業者のユーザID等)と、作業の依頼を識別するための識別子(後述する作業依頼ID)と、を含むURI(Uniform Resource Identifier)である。
作業完了受付部13は、作業の完了報告を受け付ける。具体的には、作業完了受付部13は、端末30から完了報告情報を受信すると、依頼管理データ902において完了報告情報により特定される作業の進捗状況の値を、作業の完了を示す値に更新する。例えば、作業完了受付部13は、完了報告情報であるURIによって示される通信先への通信に応じて、進捗状況の値を更新する。なお、作業完了受付部13が受け付ける通信の形式は、API(Application Programming Interface)として規定されていても良い。
表示制御部14は、端末30の表示を制御する。具体的には、表示制御部14は、後述する各種の画面を表示するための画面データを、端末30に送信する。画面データは、具体的には、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)レスポンスとして送信され、HTML(Hypertext Markup Language)等の言語で記述されている。
作業完了通知部15は、作業の完了を通知する。具体的には、作業完了通知部15は、作業完了受付部13が完了報告情報を受信すると、作業の完了を示す電子メールを、作業の依頼者のメールアドレス宛に送信する。
入力受付部11、作業依頼送信部12、作業完了受付部13、表示制御部14および作業完了通知部15は、CPU101がRAM103等をワークエリアとして使用して、ROM102又はHD104等に格納されたプログラムに規定された処理を実行し、ネットワークI/F109等を制御することによって実現される。
記憶部16は、後述する各種の処理に使用される各種のデータを記憶する。具体的には、記憶部16は、ユーザデータ901と、依頼管理データ902と、を記憶する。これらのデータの詳細については後述する。記憶部16は、CPU101がRAM103等をワークエリアとして使用して、ROM102又はHD104等に格納されたプログラムに規定された処理を実行し、ROM102、RAM103またはHD104等を制御することによって実現される。
図5は、端末の機能の一例を示す図である。
端末30は、表示部31と、操作受付部32と、通信部33と、を備える。
表示部31は、通信部33が受信した情報等の各種情報を表示する。例えば、作業者の操作する端末30の表示部31は、作業依頼通知メールの内容を、完了報告情報を作業依頼情報とともに表示する。
表示部31は、CPU301がRAM303等をワークエリアとして使用して、ROM302又はEEPROM304等に格納されたプログラムに規定された処理を実行し、ディスプレイ318等を制御することによって実現される。
操作受付部32は、依頼者または作業者としてのユーザによる操作を受け付ける。例えば、依頼者の操作する端末30の操作受付部32は、作業依頼情報の入力操作を受け付ける。また、作業者の操作する端末30の操作受付部32は、作業の実施として、例えば勤怠の入力操作を受け付ける。さらに、作業者の操作する端末30の操作受付部32は、作業者から完了報告情報の送信操作を受け付ける。
操作受付部32は、CPU301がRAM303等をワークエリアとして使用して、ROM302又はEEPROM304等に格納されたプログラムに規定された処理を実行し、タッチパネル321等を制御することによって実現される。
通信部33は、依頼管理サーバ10、メールサーバ20または作業用サーバ40との間で各種情報の送受信を行う。例えば、依頼者の操作する端末30の通信部33は、依頼者が入力した作業依頼情報を依頼管理サーバ10に送信する。また、作業者の操作する端末30の通信部33は、メールサーバ20から作業依頼通知メールを受信する。また、作業者の操作する端末30の通信部33は、作業者の入力した勤怠情報を依頼管理サーバ10に送信する。
通信部33は、CPU301がRAM303等をワークエリアとして使用して、ROM302又はEEPROM304等に格納されたプログラムに規定された処理を実行し、遠距離通信回路312等を制御することによって実現される。
次に、依頼管理サーバ10の記憶部16に記憶される各種のデータについて説明する。
図6は、ユーザデータの一例を示す図である。
ユーザデータ901は、作業依頼システムのユーザを示すデータである。具体的には、ユーザデータ901は、項目として、ユーザIDと、ユーザ名と、メールアドレスと、を含む。
項目「ユーザID」の値は、ユーザを識別するための識別子である。
項目「ユーザ名」の値は、ユーザの名称を示すテキストである。
項目「メールアドレス」の値は、ユーザの電子メールアドレスを示すテキストである。
図7は、第一の実施形態に係る依頼管理データの一例を示す図である。
依頼管理データ902は、項目として、作業依頼IDと、依頼者ユーザIDと、作業名と、完了期限と、作業内容と、作業者ユーザIDと、進捗状況と、作業完了日時と、を含む。
項目「作業依頼ID」の値は、1件ごとの作業依頼を識別するための識別子である。
項目「依頼者ユーザID」の値は、依頼者を識別するための識別子である。項目「依頼者ユーザID」の値は、依頼者のユーザを示すユーザデータ901の項目「ユーザID」の値と同一である。
項目「作業名」の値は、作業の名称を示すテキストである。
項目「完了期限」の値は、依頼者が指定した作業の完了期限である。具体的には、項目「完了期限」の値は、年月日および時分である。
項目「作業内容」の値は、依頼者が入力した作業の内容を示すテキストである。
項目「作業依頼ID」、「依頼者ユーザID」、「作業名」、「完了期限」および「作業内容」は、作業依頼1件ごとに値を有する項目である。
項目「作業者ユーザID」の値は、作業者を識別するための識別子である。項目「作業者ユーザID」の値は、作業者のユーザを示すユーザデータ901の項目「ユーザID」の値と同一である。
項目「進捗状況」の値は、作業の進捗状況を示す値である。例えば、依頼管理サーバ10は、作業依頼情報を受信して、作業依頼通知メールを送信すると、項目「進捗状況」の値を「作業中」とするデータレコードを挿入する。また、依頼管理サーバ10は、完了報告情報を受信すると、項目「進捗状況」の値を「完了」に更新する。
項目「作業完了日時」の値は、作業が完了した日時を示す値である。依頼管理サーバ10は、完了報告情報を受信すると、項目「作業完了日時」の値を完了報告情報の受信日時に更新する。
項目「作業者ユーザID」、「進捗状況」および「作業完了日時」は、作業を実施する作業者ごとに値を有する項目である。
また、依頼管理データ902のうち、項目「作業依頼ID」、「依頼者ユーザID」、「作業名」、「完了期限」、「作業内容」および「作業者ユーザID」は、依頼者の操作する端末30から送信される作業依頼情報に基づいて挿入される情報である。項目「進捗状況」および「作業完了日時」は、作業者の操作する端末30から送信される完了報告情報に基づいて、更新される情報である。
次に、依頼管理システム1の動作について、図面を参照して説明する。
図8は、第一の実施形態に係る作業依頼処理のシーケンスの一例を示す図である。
前提として、依頼者2が使用する端末30を端末30a、作業者3が使用する端末30を端末30bとする。また、依頼者2および作業者3を示すデータレコードが、ユーザデータ901として記憶部16に記憶されているものとする。
依頼者2は、端末30aに、作業依頼情報を入力する。具体的には、依頼者2は、端末30aの表示部31によって表示された作業依頼入力画面において、依頼したい作業の内容、作業者および完了期限等の情報を入力する(ステップS101)。
図9は、第一の実施形態に係る作業依頼入力画面の一例を示す図である。
作業依頼入力画面1200は、作業名入力欄1201と、完了期限入力欄1202と、作業内容入力欄1203と、作業者入力欄1204と、作業者追加ボタン1205と、キャンセルボタン1206と、登録ボタン1207と、を含む。
作業名入力欄1201は、作業名を入力させるためのテキストボックスである。
完了期限入力欄1202は、完了期限を入力する欄である。完了期限は、年月日と時分とをプルダウンメニューから選択する。それぞれの選択肢は、あらかじめ設定されている。例えば、選択可能な年月日は、現在の日付から30日後までの年月日であり、選択可能な時は、0時から23時まで1時間おき、選択可能な分は、0分から50分までの10分おきとしても良い。
作業内容入力欄1203は、作業内容を入力するテキストエリアである。
作業者入力欄1204は、作業者のメールアドレスを入力するテキストボックスである。なお、依頼者2がメールアドレスを入力する途中で、端末30aは、当該メールアドレスの入力を補完する表示をしても良い。
具体的には、端末30aは、画面データに埋め込まれたスクリプト言語のプログラムに規定された処理を実行して、依頼管理データ902から、これまでに依頼者2が作業を依頼した作業者のメールアドレスを抽出する要求を、依頼管理サーバ10に送信する。そして、端末30aは、依頼管理サーバ10から受信したメールアドレスの中に、入力中の文字列を先頭に含むメールアドレスが存在する場合には、当該メールアドレスの入力を補完する表示をする。
作業者追加ボタン1205は、作業者を追加するためのGUI(Graphical User Interface)である。依頼者2によって作業者追加ボタン1205が押下されると、端末30aは、画面データに埋め込まれたスクリプト言語のプログラムに規定された処理を実行して、作業者入力欄1204のテキストボックスを追加して表示する。
キャンセルボタン1206は、作業依頼の入力を中止するためのGUIである。
登録ボタン1207は、入力された情報を登録するためのGUIである。
端末30aの操作受付部32が登録ボタン1207の押下を受け付けると、通信部33は、入力された情報を作業依頼情報として依頼管理サーバ10に送信する(図8:ステップS102)。依頼管理サーバ10の入力受付部11は、作業依頼情報を受け付ける。
入力受付部11は、作業依頼情報を受け付けると、依頼管理データ902に反映する。具体的には、入力受付部11は、以下の通り、依頼管理データ902にデータレコードを挿入する。
項目「作業依頼ID」の値は、あらかじめ設定されたルールにしたがって、一意になるように依頼管理サーバ10によって採番された値である。
項目「依頼者ユーザID」の値は、依頼者2のユーザIDである。
項目「作業名」の値は、作業名入力欄1201に入力されたテキストである。
項目「完了期限」の値は、完了期限入力欄1202に入力された値である。
項目「作業内容」の値は、作業内容入力欄1203に入力された値である。
項目「作業者ユーザID」の値は、作業者入力欄1204に入力された作業者のユーザIDである。
項目「進捗状況」の値は、「作業中」である。なお、一連の処理によって作業依頼通知メールが送信することから、「作業中」とする例を示した。しかし、依頼管理サーバ10が作業依頼通知メールをバッチ処理等によって実行する場合には、ここで挿入されるデータレコードの項目「進捗状況」の値は、例えば「受付済」のようにしても良い。その場合、依頼管理サーバ10は、後述する作業依頼通知メールの送信処理の後に、項目「進捗状況」の値を「作業中」に更新する。
項目「作業完了日時」の値は、ここでは空(null)である。なお、依頼管理サーバ10は、後述する処理において完了報告情報を受信することによって、項目「作業完了日時」の値を更新する。
そして、作業依頼送信部12は、作業依頼通知メールをメールサーバ20に送信する(ステップS103)。
図10は、第一の実施形態に係る作業依頼通知メールの一例を示す図である。
作業依頼通知メール1210は、作業の依頼があったことを作業者3に通知する電子メールである。作業依頼通知メールの宛先は、作業者3のメールアドレスである。また、作業依頼通知メールの本文は、作業依頼情報と、完了報告情報と、を含む。
具体的には、例えば、作業依頼通知メールがHTML形式のメールの場合、完了報告情報は、完了報告ボタン1211に含まれる。完了報告ボタン1211は、押下時の通信先を示すリンクが埋め込まれている。
例えば、完了報告ボタン1211に埋め込まれているリンクの第一の例は、「https://(ドメイン名)/task/complete/(作業者ユーザID)/(作業依頼ID)」である。
また、完了報告ボタン1211に埋め込まれているリンクの第二の例は、「https://(ドメイン名)/task/complete?userID=(作業者ユーザID)&taskID=(作業依頼ID)」である。
いずれの例も、リンクは、作業者を識別するための識別子(作業者ユーザID)と、作業依頼を識別するための識別子(作業依頼ID)と、を含む。また、ドメイン名は、依頼管理サーバ10のインターネット上の所在を示す値である。
これらの情報によって、依頼管理サーバ10は、作業が完了した作業依頼と作業者を特定することができる。
なお、作業依頼通知メールがテキスト形式の場合には、作業依頼通知メールの本文は、上述したリンクを示す文字列を含む。
図8に戻り、端末30bの操作受付部32が、作業者3のメール受信操作を受け付けると、通信部33は、作業者3のメールアドレス宛の電子メールの送信要求をメールサーバ20に送信する。これによって、メールサーバ20は、作業依頼通知メールを端末30bに送信する(ステップS104)。
作業者3は、依頼された作業を実施する。例えば、作業者3は、勤怠情報を入力する(ステップS105)。端末30bの操作受付部32が入力操作を受け付けると、通信部33は、入力された勤怠情報を作業用サーバ40に送信する(ステップS106)。作業用サーバ40は、受信した勤怠情報を受け付けて、勤怠情報の登録が成功したことを示す信号を端末30bに送信する(ステップS107)。
次に、作業者3は、完了報告ボタン1211を押下する(ステップS108)。端末30bの操作受付部32が押下操作を受け付けると、通信部33は、完了報告情報を依頼管理サーバ10に送信する(ステップS109)。完了報告情報は、作業者ユーザIDおよび作業依頼IDを含む情報である。
依頼管理サーバ10の作業完了受付部13は、完了報告情報を受信すると、記憶部16に記憶されている依頼管理データを更新する(ステップS110)。具体的には、作業完了受付部13は、作業者ユーザIDおよび作業依頼IDに基づいて、更新する依頼管理データのデータレコードを特定する。そして、特定されたデータレコードに含まれる、項目「進捗状況」の値を「完了」に更新し、項目「作業完了日時」の値を完了報告情報の受信日時に更新する。
そして、作業完了通知部15は、作業完了通知メールをメールサーバ20に送信する(ステップS111)。作業完了通知メールは、作業が完了したことを依頼者2に通知する電子メールである。作業完了通知メールの宛先は、依頼者2のメールアドレスである。また、作業完了通知メールの本文は、作業結果確認画面を表示するためのリンクを含む。
端末30aの操作受付部32が、依頼者2によるメール受信操作を受け付けると、通信部33は、依頼者2のメールアドレス宛の電子メールをメールサーバ20から受信する。これによって、メールサーバ20は、作業完了通知メールを端末30aに送信する(ステップS112)。
依頼者2は、作業完了の通知メールの本文に含まれるリンクを、マウス等のポインティングデバイスによってクリック(またはスマートフォン等の画面をタップ)する(ステップS113)。端末30aの操作受付部32が、クリック操作を受け付けると、通信部33は、作業結果確認画面の表示要求信号を依頼管理サーバ10に送信する(ステップS114)。作業結果確認画面の表示要求信号は、作業結果確認画面の表示を要求する信号であって、具体的には、HTTPリクエスト等である。作業結果確認画面は、作業者3による作業の結果を表示する画面である。
依頼管理サーバ10の表示制御部14は、作業結果確認画面データを端末30aに送信する(ステップS115)。作業結果確認画面データは、作業結果確認画面を示す画面データである。
このステップS115の処理では、表示制御部14は、依頼者2のユーザとしてのログイン認証がされているかを確認し、ログイン認証がされていない場合には、ログイン認証のための画面データを送信しても良い。その場合、表示制御部14は、ログイン認証の後に、作業結果確認画面データを端末30aに送信する。
また、作業完了の通知メールの本文に含まれるリンクに、ログイン認証された状態となるセッション情報を埋め込んでおき、作業結果確認画面の表示要求信号にそのセッション情報が含まれるようにしても良い。この場合、表示制御部14は、依頼者2がユーザとしてログイン認証された状態と作業結果確認画面データを端末30aに送信する。
端末30aの通信部33が作業結果確認画面データを受信すると、表示部31は、受信した作業結果確認画面データにしたがって、作業結果確認画面を表示する(ステップS116)。
図11は、作業結果確認画面の一例を示す図である。
作業結果確認画面1220は、ステータス表示1221と、作業者削除ボタン1222と、を含む。
ステータス表示1221は、作業が完了しているか否かを示す表示である。ステータス表示1221には、依頼管理データ902に含まれる項目「進捗状況」の値が反映される。
なお、図11の例では、依頼管理データ902に含まれる項目「進捗状況」の値が「完了」であるため、作業が完了したことを示す表示となっている。
作業者削除ボタン1222は、当該作業についての依頼管理データ902から当該作業者のデータレコードを削除する操作を受けるためのGUIである。
端末30aの操作受付部32が、作業者削除ボタン1222の押下操作を受け付けると、端末30aの通信部33は、当該作業についての作業者のデータ削除を要求する信号を依頼管理サーバ10に送信する。依頼管理サーバ10は、当該信号を受信すると、記憶部16から依頼管理データ902の該当するデータレコードを削除する。
本実施形態に係る依頼管理システム1によれば、依頼管理サーバ10は、作業依頼情報に対応付けて、完了報告情報を、メールサーバ20に、作業者3の操作する端末30bを宛先として送信する。対応付けるとは、作業依頼情報と完了報告情報を同時に表示できる、1ページ内に表示できる、一方を表示すると他方も表示可能になる、などの態様で、作業依頼情報と完了報告情報とが送信されることをいう。これによって、作業者3は、受信した完了報告情報を送信する操作によって、作業の完了を報告することができる。
仮に、完了報告情報が送信されない場合、作業者3は、依頼管理サーバ10への通信が不要な作業であっても、端末30bを操作して作業の完了を報告するための画面の表示要求を依頼管理サーバ10に送信し、表示された画面への入力操作が必要となる。これに対して、本実施形態に係る依頼管理システム1は、そのような入力操作を行う必要が無いため、作業者3による作業の完了報告を容易にすることができる。
また、本実施形態では、作業依頼情報および完了報告情報が電子メールの本文に含まれる。これによって、作業者3は、依頼管理サーバ10への通信操作を意図的に行うことなく、自らのメールアドレス宛のメールを閲覧する操作の延長上で、完了報告の送信操作を行うことができる。しかし、作業依頼情報および完了報告情報を電子メールの本文に含めて、メールサーバ20を介して端末30bに送信することは、一例であって他でも良い。
例えば、依頼管理サーバ10は、作業依頼情報および完了報告情報を、ショートメッセージなどによって端末30bに直接送信しても良いし、他の装置を介して送信しても良い。また、依頼管理サーバ10は、作業依頼情報および完了報告情報の表示画面を示すURIを含む情報を、ショートメッセージ、電子メール等によって、端末30bに送信しても良い。その場合、端末30bが、送信された情報に含まれるURIに通信すると、依頼管理サーバ10は、その応答において、作業依頼情報および完了報告情報を端末30bに送信する。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態は、作業依頼情報および完了報告情報を、スケジュール管理サーバを介して端末に送信する点が、第一の実施形態と相違する。よって、以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点を中心に説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図12は、第二の実施形態に係る依頼管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る依頼管理システム1は、第一の実施形態の依頼管理システム1に、スケジュール管理サーバ50を追加した構成である。
スケジュール管理サーバ50は、作業者のスケジュールを管理する機能を有するスケジュール管理装置である。スケジュール管理サーバ50が管理するスケジュールは、依頼管理システム1によって依頼された作業だけであっても良いし、他のスケジュールを含んでも良い。
本実施形態に係る依頼管理サーバ10の作業依頼送信部12は、スケジュール管理サーバ50に、作業依頼情報および完了報告情報を作業者のスケジュールとして送信する。情報をスケジュールとして送信する際の形式は、スケジュール管理サーバ50に格納されたアプリケーションプログラム等によって、例えばAPIとして規定されている。そこで、作業依頼送信部12は、あらかじめ規定された形式の通信方式によって、作業依頼情報および完了報告情報を送信する。
図13は、第二の実施形態に係る作業依頼処理のシーケンスの一例を示す図である。
本実施形態に係る作業依頼処理は、第一の実施形態に係る作業依頼処理と、ステップS103およびステップS104に代えて、ステップS201およびステップS202となる点で相違する。
依頼管理サーバ10の作業依頼送信部12は、スケジュール情報をスケジュール管理サーバ50に送信する(ステップS201)。スケジュール情報は、作業依頼情報および完了報告情報を含み、作業者3のスケジュールとして登録される形式としてあらかじめ規定された情報である。
スケジュール管理サーバ50は、受信したスケジュール情報を、作業者3のスケジュールとして記憶する。
端末30bの操作受付部32が、作業者3によるスケジュールの閲覧操作を受け付けると、通信部33は、作業者3のスケジュールを示す情報の送信要求をスケジュール管理サーバ50に送信する。これによって、スケジュール管理サーバ50は、ステップS201において送信されたスケジュール情報を端末30bに送信する(ステップS202)。
端末30bの通信部33がスケジュール情報を受信すると、表示部31は、スケジュール表示画面を表示する。
図14は、第二の実施形態に係るスケジュール表示画面の一例を示す図である。
スケジュール表示画面1230は、作業者3のスケジュールとして、作業依頼情報および完了報告情報を含む。完了報告情報は、例えば完了報告リンク1231として表示される。完了報告リンク1231は、第一の実施形態に係る完了報告ボタン1211と同様に、作業者を識別するための識別子(作業者ユーザID)と、作業依頼を識別するための識別子(作業依頼ID)と、を含む。
そして、作業者3は、第一の実施形態と同様に作業が完了すると、完了報告リンク1231をクリックする(ステップS108)。端末30bの操作受付部32がクリック操作を受け付けると、通信部33は、第一の実施形態と同様に、完了報告情報を依頼管理サーバ10に送信する(ステップS109)。以降の処理は、第一の実施形態と同様である。
本実施形態に係る依頼管理システム1によれば、依頼管理サーバ10は、作業依頼情報に対応付けて、完了報告情報を、端末30bを宛先として、スケジュール管理サーバ50に送信する。これによって、作業者3は、受信した完了報告情報を送信する操作によって、作業の完了を報告することができる。
また、本実施形態では、作業依頼情報および完了報告情報が作業者3のスケジュールとしてスケジュール管理サーバ50に記憶される。これによって、作業者3は、依頼管理サーバ10への通信操作を意図的に行うことなく、自らのスケジュールを閲覧する操作の延長上で、完了報告の送信操作を行うことができる。
(第三の実施形態)
以下に図面を参照して、第三の実施形態について説明する。第三の実施形態は、依頼者が作業の完了方法を選択する点が、第一の実施形態と相違する。よって、以下の第三の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点を中心に説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図15は、第三の実施形態に係る作業依頼入力画面の一例を示す図である。
本実施形態に係る作業依頼入力画面1200は、第一の実施形態に係る作業依頼入力画面1200に加えて、作業の完了方法を選択するための選択欄1208をさらに含む。
選択欄1208は、作業の完了方法の選択肢として、第一の実施形態に示した例のように、作業依頼情報および完了報告情報が含まれる通知メールから完了報告を送信する方法と、作業詳細画面から完了報告を送信する方法と、を含む。なお、作業の完了方法の選択肢には、他の方法が含まれていても良い。例えば、作業の完了方法の選択肢として、第二の実施形態に示したような、スケジュール管理サーバ50によって管理されたスケジュールから完了報告を送信する方法を含んでも良い。
図16は、第三の実施形態に係る依頼管理データの一例を示す図である。
本実施形態に係る依頼管理データ902は、第一の実施形態に係る依頼管理データ902に加えて、項目として、完了方法と、作業完了テキストと、をさらに含む。
項目「完了方法」の値は、選択された完了方法を示す値である。項目「完了方法」は、作業依頼1件ごとに値を有する項目である。
項目「作業完了テキスト」の値は、作業の完了報告、質問に対する回答、意見の募集に対する意見等を示すテキストである。項目「作業完了テキスト」は、作業を実施する作業者ごとに値を有する項目である。
図17は、第三の実施形態に係る作業依頼処理のシーケンスの一例を示す図である。
図17に示す作業依頼処理は、依頼管理データ902に含まれる項目「完了方法」の値が「詳細画面」である場合の例である。なお、項目「完了方法」の値が「メール」である場合には、第一の実施形態に係る作業依頼処理と同じ処理となる。また、項目「完了方法」の値は、第二の実施形態に係る作業依頼処理を実行する選択肢を含んでも良い。
依頼管理データ902に含まれる項目「完了方法」の値が「詳細画面」である場合、第一の実施形態に係る作業依頼処理のステップS103における作業依頼通知メールが、完了報告情報を含む代わりに、作業詳細画面を表示するための詳細リンクを含む。
図18は、第三の実施形態に係る作業依頼通知メールの一例を示す図である。
本実施形態に係る作業依頼通知メール1210は、第一の実施形態に係る完了報告ボタン1211に代えて、詳細リンク1212を含む。詳細リンク1212は、例えば、作業詳細画面を表示するためのURI等を含む。
図17に戻り、作業者3は、詳細リンク1212をクリックする(ステップS301)。端末30bの操作受付部32がクリック操作を受け付けると、通信部33は、作業詳細画面の表示要求信号を依頼管理サーバ10に送信する(ステップS302)。作業詳細画面の表示要求信号は、作業詳細画面の表示を要求する信号であって、具体的には、HTTPリクエスト等である。作業詳細画面は、依頼者2から依頼された作業の内容を表示する画面である。
次に、依頼管理サーバ10の表示制御部14は、作業詳細画面データを端末30bに送信する(ステップS303)。作業詳細画面データは、作業詳細画面を示す画面データである。
このステップS303の処理では、表示制御部14は、作業者3のユーザとしてのログイン認証がされているかを確認し、ログイン認証がされていない場合には、ログイン認証のための画面データを送信しても良い。その場合、表示制御部14は、ログイン認証の後に、作業詳細画面データを端末30bに送信する。
また、詳細リンク1212に、ログイン認証された状態となるセッション情報を埋め込んでおき、作業詳細画面の表示要求信号にそのセッション情報が含まれるようにしても良い。この場合、表示制御部14は、作業者3がユーザとしてログイン認証された状態における作業詳細画面データを端末30bに送信する。
端末30bの通信部33が作業詳細画面データを受信すると、表示部31は、受信した作業詳細画面データにしたがって、作業詳細画面を表示する(ステップS304)。
図19は、第三の実施形態に係る作業詳細画面の一例を示す図である。
作業詳細画面1400は、作業名表示1401と、ステータス表示1402と、作業内容表示1403と、作業完了テキスト入力欄1404と、キャンセルボタン1405と、登録ボタン1406と、を含む。
作業名表示1401は、作業名を示すテキストである。作業名表示1401には、依頼管理データ902に含まれる項目「作業名」の値が反映される。
ステータス表示1402は、作業が完了しているか否かを示す表示である。ステータス表示1402には、依頼管理データ902に含まれる項目「進捗状況」の値が反映される。
作業内容表示1403は、依頼者2が入力した作業の内容を示すテキストである。作業内容表示1403には、依頼管理データ902に含まれる項目「作業内容」の値が反映される。
作業完了テキスト入力欄1404は、作業者3による作業完了テキストの入力を受けるためのテキストエリアである。
キャンセルボタン1405は、作業完了テキストの入力を中止するためのGUIである。
登録ボタン1406は、入力された情報を登録するためのGUIである。
図17に戻り、作業者3は、端末30bに、作業完了情報を入力する(ステップS305)。具体的には、作業者3が、端末30bに表示された作業詳細画面に沿って入力操作を行うと、端末30bの操作受付部32は、作業完了情報の入力を受け付ける。
端末30bの通信部33は、作業完了情報を依頼管理サーバ10に送信する(ステップS306)。依頼管理サーバ10の作業完了受付部13は、作業完了情報を受信すると、第一の実施形態と同様に、記憶部16に記憶されている依頼管理データを更新する(ステップS110)。以降の処理は、第一の実施形態と同様である。
本実施形態に係る依頼管理システム1によれば、依頼者2の選択に応じて、複数の作業の完了方法を実現する。これによって、依頼者2は、作業の内容、種別または特性等によって、適した完了方法を柔軟に選択することができる。例えば、勤怠の入力のように、依頼管理サーバ10に関連しない作業内容である場合、依頼者2は、作業依頼通知メールから完了報告を送信する方法を選択することができる。また、意見の募集のように、依頼管理サーバ10に作業完了テキストを入力することが作業の内容である場合、依頼者2は、作業詳細画面を表示する方法を選択することができる。
各実施形態に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。
ある実施形態では、依頼管理サーバ10は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施しても良い。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
また、上本実施形態に係る依頼管理サーバ10、メールサーバ20、端末30、作業用サーバ40またはスケジュール管理サーバ50は、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、デジタルサイネージ等の出力装置、遠隔会議装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、全天球パノラマ画像撮像装置、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 依頼管理システム
2 依頼者
3 作業者
10 依頼管理サーバ
11 入力受付部
12 作業依頼送信部
13 作業完了受付部
14 表示制御部
15 作業完了通知部
16 記憶部
20 メールサーバ
30 端末
31 表示部
32 操作受付部
33 通信部
40 作業用サーバ
50 スケジュール管理サーバ
90 通信ネットワーク
特開2014-127171号公報

Claims (9)

  1. 依頼された作業の進捗状況を依頼管理データで管理する情報処理装置であって、
    前記作業の依頼に関する作業依頼情報に対応付けて、前記作業の完了を報告するための完了報告情報を、作業者の操作する端末を宛先として送信する作業依頼送信部と、
    前記端末から前記完了報告情報を受信すると、前記依頼管理データにおいて前記完了報告情報により特定される前記作業の進捗状況の値を、作業の完了を示す値に更新する作業完了受付部と、を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記作業依頼送信部は、前記作業依頼情報および前記完了報告情報を含む電子メールを前記作業者のメールアドレス宛に送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記作業依頼送信部は、前記作業者のスケジュールを管理する機能を有するスケジュール管理装置に、前記作業依頼情報および前記完了報告情報を前記作業者のスケジュールとして送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記完了報告情報は、前記作業者を識別するための識別子と、前記作業の依頼を識別するための識別子と、を含むURIであって、
    前記作業完了受付部は、前記URIによって示される通信先への通信に応じて、前記進捗状況の値を更新する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記作業完了受付部が前記完了報告情報を受信すると、前記作業の完了を示す電子メールを、前記作業の依頼者のメールアドレス宛に送信する作業完了通知部をさらに備える、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記作業依頼送信部は、前記作業の依頼者の選択に応じて、前記作業依頼情報を前記完了報告情報とともに前記端末に送信するか、または前記作業依頼情報を前記作業の詳細を示す情報を要求するための情報とともに前記端末に送信する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 端末と、依頼された作業の進捗状況を依頼管理データで管理する情報処理装置と、を備える依頼管理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記作業の依頼に関する作業依頼情報に対応付けて、前記作業の完了を報告するための完了報告情報を、作業者の操作する端末を宛先として送信する作業依頼送信部と、
    前記端末から前記完了報告情報を受信すると、前記依頼管理データにおいて前記完了報告情報により特定される前記作業の進捗状況の値を、作業の完了を示す値に更新する作業完了受付部と、を備え、
    前記端末は、
    前記完了報告情報を前記作業依頼情報とともに表示する表示部と、
    前記作業者の操作に応じて、前記完了報告情報を前記情報処理装置に送信する通信部と、を備える、
    依頼管理システム。
  8. 依頼された作業の進捗状況を依頼管理データで管理する情報処理装置が実行する方法であって、
    前記作業の依頼に関する作業依頼情報に対応付けて、前記作業の完了を報告するための完了報告情報を、作業者の操作する端末を宛先として送信するステップと、
    前記端末から前記完了報告情報を受信すると、前記依頼管理データにおいて前記完了報告情報により特定される前記作業の進捗状況の値を、作業の完了を示す値に更新するステップと、を備える、
    依頼管理方法。
  9. 依頼された作業の進捗状況を依頼管理データで管理するコンピュータに、
    前記作業の依頼に関する作業依頼情報に対応付けて、前記作業の完了を報告するための完了報告情報を、作業者の操作する端末を宛先として送信するステップと、
    前記端末から前記完了報告情報を受信すると、前記依頼管理データにおいて前記完了報告情報により特定される前記作業の進捗状況の値を、作業の完了を示す値に更新するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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