JP2021174155A - 情報処理システム、依頼管理システム、依頼管理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、依頼管理システム、依頼管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】依頼先の作業者への適時のリマインダー通知を簡易に実現する情報処理システムを提供する。【解決手段】依頼管理システムに含まれる情報処理システム10において、入力受付部11は、依頼者から作業の依頼を示す作業依頼情報の入力を受け、作業者から前記作業の完了を示す作業完了情報の入力を受ける。作業履歴記録部12は、受け付けた作業依頼情報と作業完了情報とを含む作業の履歴を示す作業履歴情報を記録する。通知制御部15は、作業履歴情報に基づいてリマインダー通知の時期または間隔を決定し、決定された時期または間隔に応じて、作業の依頼を受けた作業者にリマインダーを通知する制御を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理システム、依頼管理システム、依頼管理方法およびプログラムに関する。
作業の依頼状況を管理して、必要に応じて依頼先の作業者に対してリマインダー通知を送る技術が開発されている。
例えば、依頼に対するリマインダー通知のタイミングをユーザごとに最適化をする目的で、あらかじめユーザごとに重みを設定して、その重み情報に基づいてリマインダー通知の時期を切り替える構成が開示されている。
しかし、従来の技術では、ユーザごとにリマインダー通知を送るタイミングを変えるためには、事前にユーザごとに重みを設定する必要があり、設定作業の負荷が高いという問題がある。
開示の技術は、依頼先の作業者への適時のリマインダー通知を簡易に実現することを目的とする。
開示の技術は、依頼者から作業の依頼を示す作業依頼情報の入力を受け、作業者から前記作業の完了を示す作業完了情報の入力を受ける入力受付部と、前記作業依頼情報と前記作業完了情報とを含む前記作業の履歴を示す作業履歴情報を記録する作業履歴記録部と、前記作業履歴情報に基づいてリマインダー通知の時期または間隔を決定し、決定された前記時期または前記間隔に応じて、作業の依頼を受けた作業者にリマインダーを通知する制御を行う通知制御部と、を備える情報処理システムである。
依頼先の作業者への適時のリマインダー通知を簡易に実現することができる。
依頼管理システムのシステム構成の一例を示す図である。 情報処理システムを構成する情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 情報処理システムの機能の一例を示す図である。 依頼管理データベースの機能の一例を示す図である。 端末の機能の一例を示す図である。 作業依頼情報の一例を示す図である。 作業完了情報の一例を示す図である。 ユーザ情報の一例を示す図である。 作業履歴情報の一例を示す図である。 リマインダー設定情報の一例を示す図である。 リマインダー管理情報の一例を示す図である。 作業依頼・完了処理のシーケンスの一例を示す図である。 初期画面の一例を示す図である。 依頼者用作業一覧画面の一例を示す第一の図である。 作業依頼入力画面の一例を示す図である。 作業者用作業一覧画面の一例を示す図である。 作業詳細画面の一例を示す図である。 依頼者用作業一覧画面の一例を示す第二の図である。 作業状況一覧画面の一例を示す図である。 作業結果確認画面の一例を示す第一の図である。 作業結果確認画面の一例を示す第二の図である。 リマインダー通知処理のシーケンスの一例を示す図である。 納期超過率の算出方法について説明するための図である。 リマインダー通知の一例を示す図である。 第一の変形例に係るリマインダー設定情報の一例を示す図である。 第二の変形例に係る時間帯の決定方法について説明するための図である。
以下に、図面を参照して、本発明に係る依頼管理システムの実施の形態について説明する。
図1は、依頼管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
依頼管理システム1は、情報処理システム10と、依頼管理データベース20と、端末30と、を備える。
情報処理システム10は、依頼管理データベース20と同一のデータセンター等に設置され、LAN(Local Area Network)回線等によって互いに通信可能に接続されている。また、情報処理システム10は、端末30(端末30a、端末30b、端末30c等)と、通信ネットワーク40を介して通信可能に接続されている。
情報処理システム10は、例えば基盤機能として、ユーザ認証、機器認証、テナント情報管理、機器情報管理、ユーザ情報管理、画面情報管理、ファイル管理、クラウドストレージ等の外部サービスと連携するための外部連携機能、及び、端末30からの要求を受け付けて各機能を実行するためのAPI等を含む各種機能を有し、各機能を端末30に提供するWebサービス提供システムとして機能する。
なお、情報処理システム10は、例えば、様々な機能のクラウドサービスを提供するためのプラットフォームとして構築される。また、情報処理システム10は、複数の情報処理装置で構成され、上記各機能を複数の情報処理装置で分散・連携して処理するが、単一の情報処理装置に全ての機能が実装されても良い。なお、以下では情報処理システム10が各機能の処理を実行すると記載するが、実際には情報処理システム10に含まれる情報処理装置が処理を実行する。
また、情報処理システム10は、上述のクラウドサービスとして、種々のWebアプリケーションプログラム(以下、Webアプリとする)に規定された処理を実行する。Webアプリは、Webサーバとしての情報処理システム10が、Webクライアントである端末30に提供する機能を規定したアプリケーションプログラムである。
また、情報処理システム10は、Webアプリとして、コンポーネントと呼ばれる単位から構成される処理の流れを規定したワークフローを実行するWebアプリである、ワークフローアプリも有している。ワークフローアプリの一つとして、作業の依頼を管理する依頼管理アプリがある。
情報処理システム10は、依頼者の操作する端末30(例えば端末30a)から作業の依頼を示す情報(作業依頼情報)の入力を受け、作業者の操作する端末30(例えば端末30b)から作業の完了を示す情報(作業完了情報)の入力を受ける。また、情報処理システム10は、入力された情報に基づく作業の履歴を依頼管理データベース20に格納する。
依頼管理データベース20は、依頼管理システム1が管理する各種情報が格納されるデータベースである。依頼管理データベース20は、情報処理システム10による制御を受けて、格納される各種情報の追加、削除等を実行する。
端末30は、ユーザから入力を受けたり、画面を表示したりする。なお、端末30は、端末30a、端末30b、端末30c等のような個々の端末を区別しない場合の総称である。端末30を利用するユーザは、作業の依頼をする依頼者となることもできるし、作業の依頼を受けて作業者となることもできる。すなわち、個々のユーザは、ある作業については依頼者となり、別の作業については作業者となり得る。
通信ネットワーク40は、無線通信または有線通信による通信網である。通信ネットワーク40は、具体的には、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network)、またはこれらの組み合わせ等であっても良い。
次に、各装置のハードウェア構成について、図面を参照して説明する。
図2は、情報処理システムを構成する情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
情報処理システム10は、コンピュータによって構築された1以上の情報処理装置で構成される。情報処理装置は、CPU101、ROM102、RAM103、HD104、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ105、ディスプレイ106、外部機器接続I/F(Interface)108、ネットワークI/F109、データバス110、キーボード111、ポインティングデバイス112、DVD−RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ114、メディアI/F116を備えている。
これらのうち、CPU101は、情報処理装置全体の動作を制御する。ROM102は、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。HD104は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ105は、CPU101の制御にしたがってHD104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ106は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。
外部機器接続I/F108は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、プリンタ等の機器である。ネットワークI/F109は、依頼管理データベース20または通信ネットワーク40等を介した端末30との間で、データ通信をするためのインターフェースである。データバス110は、図2に示されているCPU101等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバス、データバス等である。
また、キーボード111は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス112は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD−RWドライブ114は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD−RW113に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。尚、DVD−RWに限らず、DVD−R等であってもよい。メディアI/F116は、フラッシュメモリ等のメディア115に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
なお、依頼管理データベース20は、情報処理システム10を構成する情報処理装置と同様のハードウェア構成である。
図3は、端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
端末30は、情報処理装置と同様のハードウェア構成でも良く、スマートフォン、ウェアラブルPC、デスクトップPC等でも良い。また、端末30は、ブラウザ機能が使用できる機器であれば、MFP(Multifunction Peripheral:複合機)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、PJ(Projector:プロジェクタ)、デジタルサイネージ等でも良い。
一例として、端末30がスマートフォンである場合のハードウェア構成を示す。
端末30は、CPU301、ROM302、RAM303、EEPROM304、CMOSセンサ305、撮像素子I/F306、加速度・方位センサ307、メディアI/F309、GPS受信部311を備えている。
これらのうち、CPU301は、端末30全体の動作を制御する。ROM302は、CPU301やIPL等のCPU301の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。EEPROM304は、CPU301の制御にしたがって、スマートフォン用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ305は、CPU301の制御に従って被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。撮像素子I/F306は、CMOSセンサ305の駆動を制御する回路である。加速度・方位センサ307は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F309は、フラッシュメモリ等の記録メディア308に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部311は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、端末30は、遠距離通信回路312、CMOSセンサ313、撮像素子I/F314、マイク315、スピーカ316、音入出力I/F317、ディスプレイ318、外部機器接続I/F(Interface)319、近距離通信回路320、近距離通信回路320のアンテナ320a、及びタッチパネル321を備えている。
これらのうち、遠距離通信回路312は、無線ネットワークを介して、通信ネットワーク40を介して情報処理システム10と通信する回路である。CMOSセンサ313は、CPU301の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F314は、CMOSセンサ313の駆動を制御する回路である。マイク315は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ316は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F317は、CPU301の制御に従ってマイク315及びスピーカ316との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイ318は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F319は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路320は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル321は、利用者がディスプレイ318を押下することで、端末30を操作する入力手段の一種である。
また、端末30は、バスライン310を備えている。バスライン310は、図3に示されているCPU301等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
次に、各装置の機能について、図面を参照して説明する。
図4は、情報処理システムの機能の一例を示す図である。
情報処理システム10は、入力受付部11と、作業履歴記録部12と、表示制御部13と、データ取得部14と、通知制御部15と、を備える。
入力受付部11は、依頼者から作業の依頼を示す作業依頼情報500の入力を受け、作業者から前記作業の完了を示す作業完了情報510の入力を受ける。具体的には、入力受付部11は、依頼者が操作する端末30から作業依頼情報500を受信する。また、入力受付部11は、作業者が操作する端末30から作業完了情報510を受信する。
作業履歴記録部12は、作業依頼情報500と作業完了情報510とを含む作業の履歴を示す作業履歴情報を記録する。具体的には、入力受付部11によって入力を受けた作業依頼情報500および作業完了情報510を依頼管理データベース20に送信して、作業履歴情報として保存する制御を行う。
表示制御部13は、端末30への表示を制御する。具体的には、表示制御部13は、端末30に表示する画面を示す各種の画面データを生成し、生成された画面データを端末30に送信する。端末30に表示される画面の例については後述する。画面データは、例えば、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)レスポンスとして送信され、HTML(Hypertext Markup Language)等の言語で記述されている。
データ取得部14は、依頼管理データベース20に格納された各種のデータを取得する。具体的には、データ取得部14は、依頼管理データベース20に作業履歴情報等の特定のデータを送信する要求を示す信号を送信し、その応答として送信されるデータを受信する。
通知制御部15は、作業履歴情報に基づいてリマインダー通知の時期または間隔を決定し、決定された時期または間隔に応じて、作業の依頼を受けた作業者にリマインダーを通知する制御を行う。リマインダーは、作業者に作業を忘れないように、あるいは思い出させるようにするものである。
具体的には、通知制御部15は、作業者のメールアドレス宛に電子メールを送信する。電子メールの文面の具体例については後述する。なお、リマインダーの通知の方法は電子メールに限られず、メッセンジャー、SMS(Short Message Service)等の各種通知サービスを利用した通知等でも良く、また、ウェブ画面への表示、例えば各作業者が依頼管理システムの利用のたびに表示される画面への表示等による通知でも良い。
また、通知制御部15は、入力受付部11が依頼者から作業依頼情報500の入力を受け付けると、作業の依頼を受けた作業者に作業依頼の通知メールを送信する。さらに、通知制御部15は、入力受付部11が作業者から作業完了情報510の入力を受け付けると、依頼者に作業完了の通知メールを送信する。
図5は、依頼管理データベースの機能の一例を示す図である。
依頼管理データベース20は、記憶部21とデータ管理部22とを備える。
記憶部21は、作業の依頼に関する各種データを記憶する。具体的には、記憶部21は、ユーザ情報520と、作業履歴情報530と、リマインダー設定情報540と、リマインダー管理情報550と、を記憶する。
ユーザ情報520は、依頼管理システム1のユーザについての情報である。各ユーザは、他のユーザに作業を依頼する依頼者にもなり得るし、依頼された作業を実施する作業者にもなり得る。したがって、ユーザ情報520には、作業者か依頼者かを区別する情報は含まれない。
作業履歴情報530は、作業の履歴を示す情報である。具体的には、作業履歴情報には、入力された作業依頼情報および作業完了情報が日時とともに記録され、作業ごとの状況が履歴として含まれる。したがって、作業履歴情報には、各作業者が依頼された作業の納期と、作業ごとの完了の日時等が含まれ、後述する処理によってリマインダー通知を送信する時期または間隔を決定するための基準となる。
リマインダー設定情報540は、リマインダーを通知する時期または間隔を決定する処理のための設定値を示す情報である。具体的には、リマインダー設定情報540は、作業の納期を超過した割合を示す納期超過率と、リマインダー通知の時期または間隔とを関連付けた対応表である。
リマインダー管理情報550は、リマインダーの通知状況を示す情報である。
なお、上述した各情報の具体例については、後述する。
データ管理部22は、記憶部21に格納された各種データを管理する。具体的には、データ管理部22は、情報処理システム10から各種データの追加、削除、更新、参照等を要求する信号を受信して、各種データの追加、削除、更新、参照等の処理を実行し、処理結果を示す信号、データ等を情報処理システム10に送信する。
図6は、端末の機能の一例を示す図である。
端末30は、依頼者入力受付部31と、作業者入力受付部32と、通信部33と、表示部34と、を備える。
依頼者入力受付部31は、依頼者としてのユーザからの入力を受け付ける。具体的には、依頼者入力受付部31は、依頼者から作業の依頼を示す作業依頼情報500の入力を受ける。また、依頼者入力受付部31は、依頼した作業の完了を示す作業完了情報510を閲覧するための操作等の入力を受ける。
作業者入力受付部32は、作業者としてのユーザからの入力を受け付ける。具体的には、作業者入力受付部32は、作業者から作業の完了を示す作業完了情報510の入力を受ける。また、作業者入力受付部32は、ユーザが作業者として指名を受けた作業の依頼を示す作業依頼情報500を閲覧するための操作等の入力を受ける。
通信部33は、情報処理システム10との間で各種情報の送受信を行う。具体的には、通信部33は、依頼者入力受付部31が入力を受けた作業依頼情報500および作業者入力受付部32が入力を受けた作業完了情報510を、情報処理システム10に送信する。また、通信部33は、画面データ等の各種情報を情報処理システム10から受信する。
表示部34は、通信部33が受信した情報を表示する。具体的には、表示部34は、通信部33が受信した画面データに基づく画面を表示する。なお、表示される各種画面の具体例については、後述する。
次に、依頼管理システム1が扱う情報について、図面を参照して説明する。
図7は、作業依頼情報の一例を示す図である。
作業依頼情報500は、項目として、作業依頼IDと、依頼者ユーザIDと、作業者ユーザIDと、作業名と、納期と、依頼内容と、を含む。
項目「作業依頼ID」の値は、1件ごとの作業依頼を識別するための識別子である。
項目「依頼者ユーザID」の値は、依頼者を示すユーザIDである。
項目「作業者ユーザID」の値は、作業者を示すユーザIDである。なお、複数の作業者が指定された場合、項目「作業者ユーザID」の値は、複数のユーザIDを含む。
項目「作業名」の値は、作業の名称を示すテキストである。
項目「納期」の値は、依頼者が指定した作業の納期である。具体的には、項目「納期」の値は、年月日および時分である。
項目「依頼内容」の値は、依頼者が入力した作業の内容を示すテキストである。具体的には、項目「依頼内容」の値は、依頼する作業の内容を示すテキストである。依頼する作業が、質問に対して回答するという作業である場合は、項目「依頼内容」の値は、質問の内容を示すテキストである。
図8は、作業完了情報の一例を示す図である。
作業完了情報510は、項目として、作業依頼IDと、作業者ユーザIDと、作業完了テキストと、を含む。
項目「作業依頼ID」の値は、作業を完了した作業依頼を識別するための識別子である。
項目「作業者ユーザID」の値は、作業を完了した作業者を示すユーザIDである。
項目「作業完了テキスト」の値は、作業の完了を示すテキストである。具体的には、項目「作業完了テキスト」の値は、例えば、作業の完了報告を示すテキストである。依頼された作業が、質問に対して回答するという作業である場合は、項目「作業完了テキスト」の値は、質問に対する回答の内容を示すテキストである。
図9は、ユーザ情報の一例を示す図である。
ユーザ情報520は、項目として、ユーザIDと、ユーザ名と、メールアドレスと、を含む。
項目「ユーザID」の値は、ユーザを識別するための識別子である。
項目「ユーザ名」の値は、ユーザの名称を示すテキストである。
項目「メールアドレス」の値は、ユーザの電子メールアドレスを示すテキストである。
図10は、作業履歴情報の一例を示す図である。
作業履歴情報530は、項目として、作業依頼IDと、依頼者ユーザIDと、作業名と、納期と、依頼内容と、作業者ユーザIDと、作業完了テキストと、作業完了日時と、未確認フラグと、を含む。
項目「作業依頼ID」の値は、作業依頼を識別するための識別子である。
項目「依頼者ユーザID」の値は、依頼者を示すユーザIDである。
項目「作業名」の値は、作業の名称を示すテキストである。
項目「納期」の値は、依頼者が指定した作業の納期である。
項目「依頼内容」の値は、依頼者が入力した作業の内容を示すテキストである。
項目「作業者ユーザID」の値は、作業者を示すユーザIDである。なお、作業履歴情報530は、作業者ごとに作業の履歴を管理するため、複数の作業者が指定された作業依頼は、作業者ごとのレコードに分割される。
項目「作業完了テキスト」の値は、作業の完了を示すテキストである。作業がまだ完了していない作業依頼のレコードに含まれる項目「作業完了テキスト」の値は、空(null)である。
項目「作業完了日時」の値は、作業が完了した日時である。作業がまだ完了していない作業依頼のレコードに含まれる項目「作業完了日時」の値は、空(null)である。
項目「未確認フラグ」の値は、項目「作業完了テキスト」に値が登録されている場合に、依頼者がまだ確認していないことを示すフラグである。具体的には、項目「未確認フラグ」の値は、項目「作業完了テキスト」に値が登録されている場合であって、かつ依頼者がまだ確認していない場合には「1」、それ以外の場合には「0」である。
図11は、リマインダー設定情報の一例を示す図である。
リマインダー設定情報540は、項目として、納期超過率と、リマインダーの開始時期と、リマインダーの間隔と、を含む。
項目「納期超過率」の値は、納期超過率の範囲を示す値である。納期超過率は、作業者がこれまでに依頼され、納期が到来した作業のうち、納期を超過した作業の割合である。納期超過率の算出例については後述する。
項目「リマインダーの開始時期」の値は、リマインダー通知を開始する時期を示す値である。
項目「リマインダーの間隔」の値は、リマインダーを通知する間隔を示す値である。
例えば、図11に示す第2レコードによれば、情報処理システム10は、納期超過率が25%以上50%未満の作業者には、納期の3日前にリマインダー通知を開始し、1日間隔で通知する。
図12は、リマインダー管理情報の一例を示す図である。
リマインダー管理情報550は、項目として、作業依頼IDと、作業者ユーザIDと、リマインダー最終通知日時と、を含む。
項目「作業依頼ID」の値は、作業依頼を識別するための識別子である。
項目「作業者ユーザID」の値は、作業者を示すユーザIDである。なお、リマインダー管理情報550は、作業者ごとにリマインダー通知の状況を管理するため、複数の作業者が指定された作業依頼は、作業者ごとのレコードに分割される。
項目「リマインダー最終通知日時」の値は、作業依頼ごとかつ作業者ごとに、最後にリマインダーを通知した日時を示す値である。情報処理システム10は、この値を参照することによって、一定間隔ごとのリマインダー通知を実現する。
次に、依頼管理システム1の動作について、図面を参照して説明する。
まず、依頼者が作業依頼情報500を入力して、作業者が作業完了情報510を入力し、入力された作業完了情報510を依頼者が閲覧するまでの一連の処理(作業依頼・完了処理とする)について、説明する。
図13は、作業依頼・完了処理のシーケンスの一例を示す図である。
前提として、依頼者2が使用する端末30を端末30a、作業者3が使用する端末30を端末30bとする。また、依頼者2および作業者3のデータレコードが、ユーザ情報520に登録されているものとする。
依頼者2は、端末30aに、作業依頼情報500を入力する(ステップS101)。具体的には、依頼者2は、端末30aに表示された初期画面で、作業依頼情報500を入力するための作業依頼入力画面に遷移する操作を行う。そして、依頼者2が、表示された作業依頼入力画面に沿って入力操作を行うと、端末30aの依頼者入力受付部31は、作業依頼情報500の入力を受け付ける。
端末30aの通信部33は、作業依頼情報500を情報処理システム10に送信する(ステップS102)。情報処理システム10の入力受付部11は、作業依頼情報500を受信する。
そして、作業履歴記録部12は、作業依頼情報500を作業履歴情報530として記録する。具体的には、作業履歴記録部12は、作業依頼情報500を作業履歴情報530として記録する要求を示す信号を依頼管理データベース20に送信する(ステップS103)。
依頼管理データベース20のデータ管理部22は、受信した作業依頼情報500を作業履歴情報530の項目「作業依頼ID」と、「依頼者ユーザID」と、「作業名」と、「納期」と、「依頼内容」と、「作業者ユーザID」とに反映する。ここで、作業依頼情報500の項目「作業者ユーザID」の値が複数のユーザIDを含む場合は、データ管理部22は、ユーザIDごとに別々のレコードに分割して、作業履歴情報530に反映する。
ここでは、作業履歴情報530の項目「作業完了テキスト」および「作業完了日時」の値は空(null)である。また、項目「未確認フラグ」の値は、「0」である。
そして、通知制御部15は、作業依頼の通知メールを作業者3が使用する端末30bに送信する(ステップS104)。作業依頼の通知メールは、作業の依頼があったことを作業者3に通知する電子メールである。作業依頼の通知メールの宛先は、作業者3のメールアドレスである。作業依頼の通知メールの本文は、作業詳細画面を表示するためのリンクを含む。
作業者3が、作業依頼の通知メールの本文に含まれるリンクを、マウス等のポインティングデバイスによってクリック(またはスマートフォン等の画面をタップ)する(ステップS105)と、端末30bは、作業詳細画面の表示要求信号を情報処理システム10に送信する(ステップS106)。作業詳細画面の表示要求信号は、作業詳細画面の表示を要求する信号であって、具体的には、HTTPリクエスト等である。作業詳細画面は、依頼者2から依頼された作業の内容を表示する画面である。
情報処理システム10のデータ取得部14は、作業者3が依頼を受けた作業に関する作業依頼情報500を取得する。具体的には、データ取得部14は、依頼管理データベース20に、作業依頼情報500を要求する信号を送信する(ステップS107)。
作業依頼情報500を要求する信号は、検索条件として、作業者3のユーザIDを含む。依頼管理データベース20のデータ管理部22は、作業者3のユーザIDを項目「作業者ユーザID」の値を対象とする検索条件として、作業履歴情報530を検索し、該当する作業履歴情報530の含まれる作業依頼情報500を取得する。
データ管理部22は、作業依頼情報500を情報処理システム10に送信する(ステップS108)。
このようにして、データ取得部14は、作業者3が依頼を受けた作業に関する作業依頼情報500を取得する。
次に、情報処理システム10の表示制御部13は、作業詳細画面データを端末30bに送信する(ステップS109)。作業詳細画面データは、作業詳細画面を示す画面データである。
このステップS104の処理では、表示制御部13は、作業者3のユーザとしてのログイン認証がされているかを確認し、ログイン認証がされていない場合には、ログイン認証のための画面データを送信しても良い。その場合、表示制御部13は、ログイン認証の後に、作業詳細画面データを端末30bに送信する。
また、作業依頼の通知メールの本文に含まれるリンクに、ログイン認証された状態となるセッション情報を埋め込んでおき、作業詳細画面の表示要求信号にそのセッション情報が含まれるようにしても良い。この場合、情報処理システム10は、作業者3がユーザとしてログイン認証された作業詳細画面データを端末30bに送信する。
端末30bは、受信した作業詳細画面データにしたがって、作業詳細画面を表示する(ステップS110)。
なお、ステップS106からステップS110の各処理において、作業詳細画面のかわりに、作業者用作業一覧画面としても良い。その場合、端末30bは、ステップS110の処理の後に、作業者3から作業者用作業一覧画面で作業の選択を受けると、作業詳細画面の表示要求信号を情報処理システム10に送信する。
作業者3は、端末30bに、作業完了情報510を入力する(ステップS111)。具体的には、作業者3が、端末30bに表示された作業詳細画面に沿って入力操作を行うと、端末30bの作業者入力受付部32は、作業完了情報510の入力を受け付ける。
端末30bの通信部33は、作業完了情報510を情報処理システム10に送信する(ステップS112)。情報処理システム10の入力受付部11は、作業完了情報510を受信する。
そして、作業履歴記録部12は、作業完了情報510を作業履歴情報530として記録する。具体的には、作業履歴記録部12は、作業完了情報510を作業履歴情報530として記録する要求を示す信号を依頼管理データベース20に送信する(ステップS113)。
依頼管理データベース20のデータ管理部22は、受信した作業完了情報510を作業履歴情報530の項目「作業完了テキスト」および「作業完了日時」に反映する。また、データ管理部22は、項目「未確認フラグ」の値を「1」に更新する。
通知制御部15は、作業完了の通知メールを端末30aに送信する(ステップS114)。作業完了の通知メールは、作業が完了したことを依頼者2に通知する電子メールである。作業完了の通知メールの宛先は、依頼者2のメールアドレスである。作業完了の通知メールの本文は、作業結果確認画面を表示するためのリンクを含む。
依頼者2が、作業完了の通知メールの本文に含まれるリンクを、マウス等のポインティングデバイスによってクリック(またはスマートフォン等の画面をタップ)する(ステップS115)と、端末30aは、作業結果確認画面の表示要求信号を情報処理システム10に送信する(ステップS116)。作業結果確認画面の表示要求信号は、作業結果確認画面の表示を要求する信号であって、具体的には、HTTPリクエスト等である。作業結果確認画面は、作業者3の入力した作業完了テキストを表示する画面である。
情報処理システム10のデータ取得部14は、作業者3が完了した作業に関する作業完了情報510を取得する。具体的には、データ取得部14は、依頼管理データベース20に、作業完了情報510を要求する信号を送信する(ステップS117)。
作業完了情報510を要求する信号は、検索条件として、作業依頼IDを含む。この作業依頼IDは、作業完了の通知メールの本文に含まれるリンクに埋め込まれている。依頼管理データベース20のデータ管理部22は、作業依頼IDを項目「作業依頼ID」の値を対象とする検索条件として、作業履歴情報530を検索し、該当する作業履歴情報530の含まれる作業完了情報510を取得する。
データ管理部22は、作業完了情報510を情報処理システム10に送信する(ステップS118)。
また、データ管理部22は、作業履歴情報530の該当するレコードの項目「未確認フラグ」の値が「1」となっている場合には、値を「0」に更新する。そして、表示制御部13は、作業結果確認画面データを端末30aに送信する(ステップS119)。作業結果確認画面データは、作業結果確認画面を示す画面データである。
このステップS119の処理では、表示制御部13は、依頼者2のユーザとしてのログイン認証がされているかを確認し、ログイン認証がされていない場合には、ログイン認証のための画面データを送信しても良い。その場合、表示制御部13は、ログイン認証の後に、作業結果確認画面データを端末30aに送信する。
また、作業完了の通知メールの本文に含まれるリンクに、ログイン認証された状態となるセッション情報を埋め込んでおき、作業結果確認画面の表示要求信号にそのセッション情報が含まれるようにしても良い。この場合、表示制御部13は、依頼者2がユーザとしてログイン認証された作業結果確認画面データを端末30aに送信する。
端末30aは、受信した作業結果確認画面データにしたがって、作業結果確認画面を表示する(ステップS120)。
なお、ステップS116からステップS120までの各処理において、作業結果確認画面のかわりに、依頼者用作業一覧画面としても良い。その場合、ステップS117において指定される検索条件は、依頼者2のユーザIDである。そして、端末30aは、ステップS120の処理の後に、依頼者2から依頼者用作業一覧画面で作業の選択を受けると、作業状況一覧画面を経由して、作業結果確認画面の表示要求信号を情報処理システム10に送信する。
図14は、初期画面の一例を示す図である。
初期画面1000は、依頼者2のユーザとしてのログイン認証を経て、依頼者用作業一覧画面の表示要求を受けた際に、依頼者2がまだ作業依頼を行っていない場合に表示される画面である。依頼者用作業一覧画面は、ログインしているユーザが、依頼者として依頼した作業の一覧を示す画面である。
具体的には、初期画面1000は、タブ選択欄1001と、依頼開始ボタン1002と、を含む。
タブ選択欄1001は、依頼者用作業一覧画面と、作業者用作業一覧画面と、を切り替えるためのGUIである。なお、図14に示す初期画面1000のタブ選択欄1001では、依頼者用作業一覧画面が選択されている。なお、作業者用作業一覧画面は、ログインしているユーザが、作業者として依頼を受けている作業の一覧を示す画面である。
依頼開始ボタン1002は、作業依頼入力画面に遷移する操作を受けるためのGUI(Graphical User Interface)である。端末30bは、依頼開始ボタン1002が押下されると、作業依頼入力画面を表示する要求を情報処理システム10に送信する。
なお、依頼者2が、作業依頼を一旦行うと、初期画面の代わりに依頼者用作業一覧画面が表示される。
図15は、依頼者用作業一覧画面の一例を示す第一の図である。
依頼者用作業一覧画面1100は、タブ選択欄1101と、絞込み選択ボタン1102と、依頼開始ボタン1103と、を含む。なお、作業一覧の表示内容については、後述する。
タブ選択欄1101は、依頼者用作業一覧画面と、作業者用作業一覧画面と、を切り替えるためのGUIである。なお、図15に示す依頼者用作業一覧画面1100のタブ選択欄1101では、依頼者用作業一覧画面が選択されている。
絞込み選択ボタン1102は、作業一覧に表示される作業の絞込み条件の指定を受けるためのGUIである。具体的には、絞込み選択ボタン1102は、「All」、「Open」または「Closed」のいずれかを選択させる。
「All」が選択されると、依頼者2が依頼した全ての作業が表示される。「Open」が選択されると、依頼者2が依頼した作業のうち、まだ完了していない作業が表示される。「Closed」が選択されると、依頼者2が依頼した作業のうち、すでに完了した作業が表示される。
依頼開始ボタン1103は、作業依頼入力画面に遷移する操作を受けるためのGUIである。初期画面1000の依頼開始ボタン1002と同様に、端末30bは、依頼開始ボタン1103が押下されると、作業依頼入力画面を表示する要求を情報処理システム10に送信する。
図16は、作業依頼入力画面の一例を示す図である。
作業依頼入力画面1200は、作業名入力欄1201と、納期入力欄1202と、作業内容入力欄1203と、作業者入力欄1204と、作業者追加ボタン1205と、キャンセルボタン1206と、登録ボタン1207と、を含む。
作業名入力欄1201は、作業名を入力するためのテキストボックスである。
納期入力欄1202は、納期を入力するための入力欄である。納期は、年月日と時分とをプルダウンメニューから選択する。それぞれの選択肢は、あらかじめ設定されている。例えば、選択可能な年月日は、画面データが生成された時点の日付から30日後までの年月日であり、選択可能な時は、0時から23時まで1時間おき、選択可能な分は、0分から50分までの10分おきとしても良い。
作業内容入力欄1203は、作業内容を入力するためのテキストエリアである。
作業者入力欄1204は、作業者のメールアドレスを入力するためのテキストボックスである。なお、依頼者2がメールアドレスを入力する途中で、端末30aは、当該メールアドレスの入力を補完する表示をしても良い。
具体的には、端末30aは、画面データに埋め込まれたスクリプト言語のプログラムに規定された処理を実行して、作業履歴情報530から、これまでに依頼者2が作業を依頼した作業者のメールアドレスを抽出する要求を、情報処理システム10に送信する。そして、端末30aは、情報処理システム10から受信したメールアドレスの中に、入力中の文字列を先頭に含むメールアドレスが存在する場合には、当該メールアドレスの入力を補完する表示をする。
作業者追加ボタン1205は、作業者を追加するためのGUIである。依頼者2によって作業者追加ボタン1205が押下されると、端末30aは、画面データに埋め込まれたスクリプト言語のプログラムに規定された処理を実行して、作業者入力欄1204のテキストボックスを追加して表示する。
キャンセルボタン1206は、作業依頼の入力を中止するためのGUIである。
登録ボタン1207は、入力された情報を登録するためのGUIである。
図17は、作業者用作業一覧画面の一例を示す図である。
作業者用作業一覧画面1300は、タブ選択欄1301と、絞込み選択ボタン1302と、ステータス表示1303と、作業名表示1304と、納期表示1305と、詳細リンク1306と、を含む。
このうち、ステータス表示1303、作業名表示1304、納期表示1305および詳細リンク1306は、作業一覧の表示欄に含まれ、作業ごとに表示される。
タブ選択欄1301は、依頼者用作業一覧画面と、作業者用作業一覧画面と、を切り替えるためのGUIである。なお、図17に示す作業者用作業一覧画面1300のタブ選択欄1301では、作業者用作業一覧画面が選択されている。
絞込み選択ボタン1302は、作業一覧に表示される作業の絞込み条件の指定を受けるためのGUIである。具体的には、依頼者用作業一覧画面1100の絞込み選択ボタン1102と同様に、絞込み選択ボタン1302は、「All」、「Open」または「Closed」のいずれかを選択させる。
ステータス表示1303は、作業が完了しているか否かを示す表示である。ステータス表示1303には、表示されている作業ごとに、作業履歴情報530のすべての作業者のデータレコードについて、項目「作業完了テキスト」に値が登録されているか否かが反映される。
すなわち、すべての作業者のデータレコードについて、項目「作業完了テキスト」に値が登録されている場合には、ステータス表示1303は、作業が完了していることを示す表示となる。逆に、1つ以上の作業者のデータレコードに、項目「作業完了テキスト」に値が登録されていない場合には、ステータス表示1303は、作業が完了していないことを示す表示となる。
作業名表示1304は、作業名を示すテキストである。作業名表示1304には、作業履歴情報530の項目「作業名」の値が反映される。
納期表示1305は、作業の納期を示す表示である。納期表示1305には、作業履歴情報530の項目「納期」の値が反映される。
詳細リンク1306は、作業詳細画面に遷移する操作を受けるためのGUIである。
詳細リンク1306がクリック(またはタップ)されると、端末30bは、情報処理システム10から画面データを取得して、作業詳細画面を表示する。
図18は、作業詳細画面の一例を示す図である。
作業詳細画面1400は、作業名表示1401と、ステータス表示1402と、作業内容表示1403と、作業完了テキスト入力欄1404と、キャンセルボタン1405と、登録ボタン1406と、を含む。
作業名表示1401は、作業名を示すテキストである。作業名表示1401には、作業履歴情報530の項目「作業名」の値が反映される。
ステータス表示1402は、作業が完了しているか否かを示す表示である。ステータス表示1402には、作業履歴情報530の作業者3のデータレコードについて、項目「作業完了テキスト」に値が登録されているか否かが反映される。
作業内容表示1403は、依頼者2が入力した作業の内容を示すテキストである。作業内容表示1403には、作業履歴情報530の項目「作業内容」の値が反映される。
作業完了テキスト入力欄1404は、作業者3による作業完了テキストの入力を受けるためのテキストエリアである。
キャンセルボタン1405は、作業完了テキストの入力を中止するためのGUIである。
登録ボタン1406は、入力された情報を登録するためのGUIである。
図19は、依頼者用作業一覧画面の一例を示す第二の図である。
依頼者用作業一覧画面1600は、ログイン中のユーザが複数の作業を依頼した場合の依頼者用の作業の一覧を示す画面である。依頼者用作業一覧画面1600の作業の一覧は、作業ごとに、進捗表示1601と、納期表示1602と、未確認マーク1603と、作業状況一覧リンク1604と、を含む。
進捗表示1601は、作業の進捗状況を示す表示である。具体的には、作業ごとに、依頼した作業者のうち、作業を完了した作業者の人数の割合を示す表示である。
表示制御部13は、依頼者用作業一覧画面データを生成する際に、作業履歴情報530を参照して、項目「作業完了テキスト」に値が登録されているか否かによって作業者の人数の割合を算出する。そして、表示制御部13は、算出した割合に基づいて、あらかじめ生成された複数の表示画像から選択した表示画像を進捗表示1601とする。
なお、表示制御部13は、算出した割合に基づいて、その都度、表示画像を生成して進捗表示1601としても良い。
納期表示1602は、納期を示す表示である。納期表示1602は、納期の日時を示すテキストを含み、画面データが生成された日時と納期との関係によって色を変えた表示である。例えば、納期表示1602の色は、画面データが生成された日時が納期を超過している場合は赤色、画面データが生成された日時が納期に迫っている場合、例えば納期まで1日未満の場合は黄色、それ以外の場合は青色である。
未確認マーク1603は、当該作業のいずれかの作業者3の作業完了テキストを、依頼者2がまだ見ていないこと示す表示である。
具体的には、表示制御部13は、依頼者用作業一覧画面データを生成する際に、作業履歴情報530の該当する作業者のデータレコードのうち、項目「未確認フラグ」の値が「1」となっているデータレコードが1つ以上存在する場合には、未確認マーク1603を表示する。
作業状況一覧リンク1604は、作業状況一覧画面に遷移する操作を受けるためのGUIである。
作業状況一覧リンク1604がクリック(またはタップ)されると、端末30aは、情報処理システム10から画面データを取得して、作業状況一覧画面を表示する。
図20は、作業状況一覧画面の一例を示す図である。
作業状況一覧画面1700は、各作業者の作業状況の一覧を示す画面である。具体的には、作業状況一覧画面1700は、ステータス表示1701と、作業者メールアドレス表示1702と、納期表示1703と、未確認マーク1704と、作業結果確認リンク1705と、作業削除ボタン1706と、を含む。
このうち、ステータス表示1701と、作業者メールアドレス表示1702と、納期表示1703と、未確認マーク1704と、作業結果確認リンク1705とは、作業状況の一覧の表示欄に含まれ、作業者ごとに表示される。
ステータス表示1701は、作業が完了しているか否かを示す表示である。ステータス表示1701には、作業履歴情報530の当該作業者のデータレコードについて、項目「作業完了テキスト」に値が登録されているか否かが反映される。
作業者メールアドレス表示1702は、作業者の電子メールアドレスを示す表示である。作業者メールアドレス表示1702には、ユーザ情報520の当該作業者のデータレコードの項目「メールアドレス」の値が反映される。
納期表示1703は、依頼者2が指定した納期を示すテキストである。
未確認マーク1704は、当該作業者の作業完了テキストを、依頼者2がまだ見ていないこと示す表示である。未確認マーク1704には、作業履歴情報530の当該作業者のデータレコードの項目「未確認フラグ」の値が「1」の場合に表示される。
作業結果確認リンク1705は、当該作業者の作業結果確認画面に遷移する操作を受けるためのGUIである。
作業結果確認リンク1705がクリック(またはタップ)されると、端末30aは、情報処理システム10に作業結果確認画面の表示要求信号を送信する。依頼管理データベース20のデータ管理部22は、項目「未確認フラグ」の値が「1」となっている場合には、値を「0」に更新する。そして、表示制御部13は、作業結果確認画面データを端末30aに送信する。
作業削除ボタン1706は、作業を削除する操作を受けるためのGUIである。
作業削除ボタン1706が押下されると、端末30aは、作業の削除を要求する信号を情報処理システム10に送信する。情報処理システム10の要求を受けて、依頼管理データベース20のデータ管理部22は、作業履歴情報530を論理削除する。なお、情報処理システム10の通知制御部15は、まだ作業が完了していない作業者がいる場合は、当該作業者に作業の削除を通知する電子メールを送信しても良い。
図21は、作業結果確認画面の一例を示す第一の図である。
作業結果確認画面1800は、作業履歴情報530の項目「作業完了テキスト」の値が登録されていない場合の作業結果確認画面の一例である。
作業結果確認画面1800は、ステータス表示1801と、作業完了テキスト表示1802と、作業者削除ボタン1803と、を含む。
ステータス表示1801は、作業が完了しているか否かを示す表示である。ステータス表示1801には、作業履歴情報530の項目「作業完了テキスト」に値が登録されているか否かが反映される。
なお、図21の例では、作業履歴情報530の項目「作業完了テキスト」に値が登録されていないため、ステータス表示1801は、作業が完了していないことを示す表示となっている。
作業完了テキスト表示1802は、作業完了テキストを示す表示である。作業完了テキスト表示1802には、作業履歴情報530の項目「作業完了テキスト」の値が反映される。
なお、図21の例では、作業履歴情報530の項目「作業完了テキスト」に値が登録されていないため、作業完了テキスト表示1802は、値が登録されていないことを示す表示となっている。
作業者削除ボタン1803は、当該作業依頼から当該作業者を削除する操作を受けるためのGUIである。
作業者削除ボタン1803が押下されると、端末30aは、作業者の削除を要求する信号を情報処理システム10に送信する。情報処理システム10の要求を受けて、依頼管理データベース20のデータ管理部22は、作業履歴情報530から当該作業者のレコードを削除する。
なお、図21の例では、当該作業者がまだ作業が完了していないため、情報処理システム10の通知制御部15は、当該作業者に作業の削除を通知する電子メールを送信しても良い。
図22は、作業結果確認画面の一例を示す第二の図である。
作業結果確認画面2000は、作業履歴情報530の項目「作業完了テキスト」に値が登録されている場合の作業結果確認画面の一例である。
作業結果確認画面2000は、ステータス表示2001と、作業完了テキスト表示2002と、作業者削除ボタン2003と、を含む。
ステータス表示2001は、作業が完了しているか否かを示す表示である。ステータス表示2001には、作業履歴情報530の項目「作業完了テキスト」に値が登録されているか否かが反映される。
なお、図22の例では、作業履歴情報530の項目「作業完了テキスト」に値が登録されているため、ステータス表示2001は、作業が完了していることを示す表示となっている。
作業完了テキスト表示2002は、作業完了テキストを示す表示である。作業完了テキスト表示2002には、作業履歴情報530の項目「作業完了テキスト」の値が反映される。
作業者削除ボタン2003は、当該作業依頼から当該作業者を削除する操作を受けるためのGUIである。
作業者削除ボタン2003が押下されると、端末30aは、作業者の削除を要求する信号を情報処理システム10に送信する。情報処理システム10の要求を受けて、依頼管理データベース20のデータ管理部22は、作業履歴情報530から当該作業者のレコードを削除する。
次に、情報処理システム10が作業者にリマインダーを通知する処理について説明する。
図23は、リマインダー通知処理のシーケンスの一例を示す図である。
通知制御部15は、リマインダー通知処理を定期的に、例えば15分ごとに実行する(ステップS201)。データ取得部14は、情報を要求する信号を依頼管理データベース20に送信する(ステップS202)。
依頼管理データベース20のデータ管理部22は、作業履歴情報530、リマインダー設定情報540およびリマインダー管理情報550を情報処理システム10に送信する(ステップS203)。
情報処理システム10のデータ取得部14は、作業履歴情報530、リマインダー設定情報540およびリマインダー管理情報550を受信する。そして、通知制御部15は、作業履歴情報530、リマインダー設定情報540およびリマインダー管理情報550に基づいて、リマインダー通知の対象者を抽出する(ステップS204)。具体的な抽出方法については後述する。
通知制御部15は、抽出された対象者に、リマインダーを通知する(ステップS205)。例えば、通知制御部15は、対象者のメールアドレス宛にリマインダーメールを送信する。具体的な文言の例については後述する。
作業者3は、通知を確認して(ステップS206)、作業を実施し、作業完了情報を入力する(ステップS207)。その後の処理は、図13に示した作業依頼・完了処理のステップS111以降と同様である。
次に、上述したリマインダー通知処理のステップS204における対象者の抽出方法について説明する。
通知制御部15は、作業履歴情報530から作業が完了していない作業依頼のレコードを抽出する。通知制御部15は、例えば、項目「作業完了日時」が空(null)のレコードを抽出する。次に、通知制御部15は、各レコードの項目「作業者ユーザID」の値を、重複を省いて抽出する。
例えば、作業履歴情報530に含まれるレコードが、図10に示した第一レコードから第八レコードまでのレコードであるとすると、通知制御部15は、項目「作業完了日時」が空(null)のレコードとして、第一レコード、第三レコード、第四レコードおよび第八レコードを抽出する。そして、通知制御部15が、これらのレコードの項目「作業者ユーザID」の値を、重複を省いて抽出すると、「U0002」、「U0003」および「U0004」が抽出される。
このようにして抽出された値の集合は、リマインダー通知の対象者となる可能性のあるユーザIDのリストである。
次に、通知制御部15は、抽出されたユーザIDごとに、これまでの作業の実績から納期超過率を算出する。
通知制御部15は、ユーザIDごとのこれまでの作業の実績を、作業履歴情報530に基づいて抽出する。具体的には、作業履歴情報530において、項目「作業者ユーザID」の値が算出対象のユーザIDであり、納期が到来しているもの、すなわち項目「納期」の値が算出時点の日時以前のものを抽出する。
そして、通知制御部15は、各レコードの項目「納期」の値と、項目「作業完了日時」の値とを比較して、レコードごとに納期を超過したか否かを判定し、納期を超過したレコードの割合を、納期超過率として算出する。
図24は、納期超過率の算出方法について説明するための図である。
例えば、項目「作業者ユーザID」の値が「U0002」であって、項目「納期」の値が算出時点の日時以前のレコードが、図24に示す表3000の通りであるとすると、納期を超過したレコードが第一レコード、第二レコードおよび第三レコードであり、納期を超過していないレコードが第四レコードであることから、納期超過率は、3/4=75%と算出される。
通知制御部15は、このようにして、リマインダー通知の対象者となる可能性のあるユーザIDごとに納期超過率を算出する。
次に、通知制御部15は、作業履歴情報530に含まれる、作業が完了していない作業依頼のレコードごとに、リマインダーの通知をするか否かを判定する。具体的には、通知制御部15は、対象レコードの作業者ごとの納期超過率が、リマインダー設定情報540の納期超過率の範囲に該当するレコードの設定に基づいて、リマインダーの開始時期と間隔を決定する。
例えば、リマインダー設定情報540が図11に示した第一レコードから第四レコードまでであるとすると、納期超過率75%の作業者は、第四レコードの設定に基づいて、納期の7日前に開始し、半日間隔でリマインダーを通知する。
さらに、通知制御部15は、リマインダー管理情報550に基づいて、当該作業依頼について、対象の作業者に最後に通知した日時を取得して、設定されたリマインダーの間隔に相当する期間が経過したか否かを判定する。
例えば、作業依頼ID「T0002」の作業依頼について、作業者ユーザID「U0002」の作業者にリマインダーを通知するか否かを判定する場合、リマインダー管理情報550が図12に示したものであるとすると、第二レコードから、最後に通知した日時が2019/10/15の12:00:00であることがわかる。そして、リマインダーの間隔が半日間隔であるとすると、算出時点の日時が2019/10/16の0:00以降である場合には、最後に通知してから半日以上経過したと判定する。
通知制御部15は、設定されたリマインダーの時期が到来し、最後に通知した日時からリマインダーの間隔に相当する期間が経過したと判定すると、対象レコードの作業者を対象者として抽出する。
逆に、通知制御部15は、設定されたリマインダーの時期が到来していないか、または最後に通知した日時からリマインダーの間隔に相当する期間が経過していないと判定すると、対象レコードの作業者を対象者として抽出しない。
通知制御部15は、このようにして、算出時点の日時においてリマインダーの通知の対象となる対象者を抽出する。
次に、上述したリマインダー通知処理のステップS205における対象者のリマインダー通知の具体例について説明する。
図25は、リマインダー通知の一例を示す図である。
リマインダーメール3100は、依頼者、作業の内容、納期等を示すテキストを本文に含む。メールの宛先は、各作業者のメールアドレスである。具体的には、通知制御部15は、テキストの定型文をあらかじめ保持しておき、依頼者、作業の内容、納期等を作業依頼ごと、作業者ごとに定型文にあてはめて、本文を生成する。
なお、リマインダー通知がメール以外のメッセンジャー、SMS等であっても、同様の方法で実現できる。
本実施形態に係る依頼管理システム1によれば、作業履歴情報530に基づいてリマインダー通知の時期または間隔を決定し、決定された時期または間隔に応じて、作業の依頼を受けた作業者にリマインダーを通知する。これによって、作業者ごとの設定作業を行うことなく、作業者の特性に応じた時期または間隔によるリマインダーの通知が簡易に実現できる。
(第一の変形例)
上述した実施の形態において、リマインダー通知の対象に依頼者を追加しても良い。
図26は、第一の変形例に係るリマインダー設定情報の一例を示す図である。
第一の変形例に係るリマインダー設定情報540は、項目として、「依頼者への通知」をさらに含む。
項目「依頼者への通知」の値は、依頼者へのリマインダーの通知を行うか否かを示す値である。システム管理者は、この値を任意に設定することができるが、例えば、納期超過率が高い作業者には依頼者への通知を行い、納期超過率が低い作業者には依頼者への通知を行わない設定とすることが望ましい。
本変形例に係る通知制御部15は、図23に示したリマインダー通知処理のステップS205において、作業者へのリマインダーの通知を行うとともに、リマインダー設定情報540の項目「依頼者への通知」の値が通知を行うことを示す値である場合には、依頼者にリマインダーを通知する。
本変形例に係る依頼管理システム1によれば、依頼者にもリマインダーを通知することによって、依頼者にもなんらかの対応を促すことができる。例えば、依頼者は、作業者に電話や口頭で作業の催促をしても良い。
また、依頼者へのリマインダーの通知をするか否かを、あらかじめ納期超過率によって異なる設定とすることができる。これによって、例えば、納期超過率が高い、要注意の作業者に依頼した作業にのみ、依頼者へのリマインダーを通知することができる。
(第二の変形例)
上述した実施の形態において、リマインダー通知の時間帯を決定できるようにしても良い。
本変形例に係る通知制御部15は、作業履歴情報530に含まれる作業完了情報510の入力を受けた時間帯に基づいてリマインダー通知の時間帯を決定し、決定された時間帯に応じて、作業者にリマインダーを通知する制御を行う。
具体的には、通知制御部15は、ユーザIDごとに、これまでの作業の実績から作業完了情報510の入力頻度の高い時間帯を算出する。例えば、通知制御部15は、ユーザIDごとの作業完了の時刻の統計値を算出する。統計値は、例えば、平均値、最頻値、中央値等である。そして、通知制御部15は、算出した統計値に基づいて時間帯を決定し、決定した時間帯においてリマインダーを通知する。
図27は、第二の変形例に係る時間帯の決定方法について説明するための図である。
例えば、項目「作業者ユーザID」の値が「U0002」であって、項目「納期」の値が算出時点の日時以前のレコードが、図27に示す表3200の通りであるとすると、通知制御部15は、例えば、作業完了の時刻の平均値として、10:09ごろという統計値を算出する。そして、通知制御部15は、例えば15分ごとの時間帯として10:00−10:15という時間帯を決定する。
通知制御部15は、ユーザIDごとに、上述した納期超過率による判定によってリマインダーを通知すると判定した場合、さらに決定された時間帯に該当すればリマインダーを通知し、決定された時間帯に該当しなければリマインダーを通知しない。
本変形例に係る依頼管理システム1によれば、作業履歴情報530に含まれる作業完了情報510の入力を受けた時間帯に基づいてリマインダー通知の時間帯を決定し、決定された時間帯に応じて、作業者にリマインダーを通知する。これによって、作業者が作業することが多い時間帯にリマインダーを通知することができ、リマインダーが作業者の目に届きやすくなることによって、作業の実施率を向上させることができる。
上述した実施形態に係るリマインダー設定情報540は、機械学習の学習効果によって生成されたものでもよい。また、リマインダー通知の結果と作業完了情報510の入力との関係を分析することで、リマインダー設定情報540を使用しなくてもよい。
ここで、機械学習とは、コンピュータに人のような学習能力を獲得させるための技術であり、コンピュータが、データ識別等の判断に必要なアルゴリズムを、事前に取り込まれる学習データから自律的に生成し、新たなデータについてこれを適用して予測を行う技術のことをいう。機械学習のための学習方法は、教師あり学習、教師なし学習、半教師学習、強化学習、深層学習のいずれの方法でもよく、さらに、これらの学習方法を組み合わせた学習方法でもよく、機械学習のための学習方法は問わない。
各実施形態に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、情報処理システム10は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施しても良い。同様に、依頼管理データベース20は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
さらに、情報処理システム10および依頼管理データベース20は、開示された処理ステップ、例えば図13または図23に開示されたシーケンスの処理ステップを、様々な組み合わせで共有するように構成できる。また、情報処理システム10と依頼管理データベース20の各要素は、1つのサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
また、上述した各実施形態では、端末30の一例としてスマートフォンを示した。しかし、端末30は、通信機能を備えた装置であれば、スマートフォンに限られない。端末30は、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 依頼管理システム
2 依頼者
3 作業者
10 情報処理システム
11 入力受付部
12 作業履歴記録部
13 表示制御部
14 データ取得部
15 通知制御部
20 依頼管理データベース
21 記憶部
22 データ管理部
30,30a,30b,30c 端末
31 依頼者入力受付部
32 作業者入力受付部
33 通信部
34 表示部
40 通信ネットワーク
特開2014−127171号公報

Claims (7)

  1. 依頼者から作業の依頼を示す作業依頼情報の入力を受け、作業者から前記作業の完了を示す作業完了情報の入力を受ける入力受付部と、
    前記作業依頼情報と前記作業完了情報とを含む前記作業の履歴を示す作業履歴情報を記録する作業履歴記録部と、
    前記作業履歴情報に基づいてリマインダー通知の時期または間隔を決定し、決定された前記時期または前記間隔に応じて、作業の依頼を受けた作業者にリマインダーを通知する制御を行う通知制御部と、を備える、
    情報処理システム。
  2. 前記通知制御部は、作業の納期を超過した割合を示す納期超過率と、前記リマインダー通知の時期または間隔とを関連付けた対応表を参照して、前記時期または前記間隔を決定する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記通知制御部は、前記作業履歴情報に基づいて決定された前記時期または前記間隔に応じて、依頼者にリマインダーを通知する制御を行う、
    請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記通知制御部は、前記作業履歴情報に含まれる前記作業完了情報の入力を受けた時間帯に基づいて前記リマインダー通知の時間帯を決定し、決定された前記時間帯に応じて、前記作業者に前記リマインダーを通知する前記制御を行う、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 端末と情報処理システムとを備える依頼管理システムであって、
    前記端末は、
    依頼者から作業の依頼を示す作業依頼情報の入力を受ける依頼者入力受付部と、
    作業者から作業の完了を示す作業完了情報の入力を受ける作業者入力受付部と、
    前記作業依頼情報および前記作業完了情報を前記情報処理システムに送信する通信部と、
    を備え、
    前記情報処理システムは、
    前記端末から前記作業依頼情報および前記作業完了情報を受信する入力受付部と、
    前記作業依頼情報と前記作業完了情報とを含む前記作業の履歴を示す作業履歴情報を記録する作業履歴記録部と、
    前記作業履歴情報に基づいてリマインダー通知の時期または間隔を決定し、決定された前記時期または前記間隔に応じて、作業の依頼を受けた作業者にリマインダーを通知する制御を行う通知制御部と、を備える、
    依頼管理システム。
  6. 情報処理システムが実行する依頼管理方法であって、
    依頼者から作業の依頼を示す作業依頼情報の入力を受けるステップと、
    作業者から前記作業の完了を示す作業完了情報の入力を受けるステップと、
    前記作業依頼情報と前記作業完了情報とを含む前記作業の履歴を示す作業履歴情報を記録するステップと、
    前記作業履歴情報に基づいてリマインダー通知の時期または間隔を決定し、決定された前記時期または前記間隔に応じて、作業の依頼を受けた作業者にリマインダーを通知する制御を行うステップと、を備える、
    依頼管理方法。
  7. コンピュータに、
    依頼者から作業の依頼を示す作業依頼情報の入力を受けるステップと、
    作業者から前記作業の完了を示す作業完了情報の入力を受けるステップと、
    前記作業依頼情報と前記作業完了情報とを含む前記作業の履歴を示す作業履歴情報を記録するステップと、
    前記作業履歴情報に基づいてリマインダー通知の時期または間隔を決定し、決定された前記時期または前記間隔に応じて、作業の依頼を受けた作業者にリマインダーを通知する制御を行うステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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