JP2022091425A - キャップ、及びそれを備える弁装置 - Google Patents

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Yuko Funakubo
正三 金風
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Abstract

【課題】取り外されたか否かを容易に確認することができるキャップを提供する。【解決手段】キャップ2は、弁装置の所定部位を覆うものであって、組み立てることによって弁装置1の弁本体3に装着される複数の組立部材31,32を備え、複数の組立部材31,32は、組立時において互いに係合する係合部31a,33aを夫々有し、係合部31a,33aは、弁本体3から少なくとも1つの組立部材31,32を取り外すと破損するものである。【選択図】図1

Description

本発明は、弁装置の所定部位を覆うキャップ、及びそれを備える弁装置に関する。
リリーフ弁や流量制御弁等の弁装置では、取り付けられる製品に応じて弁体を付勢するばね部材の付勢力を調整ねじ等を操作することによって調整することができる。そして、弁装置では、調整ねじにキャップを被せることによって調整ねじが保護されている。キャップの一例として、例えば特許文献1のようなものがある。
中国実用新案第2435604号明細書
弁装置では、製造者でない第三者が調整ねじを操作すると製品において弁装置が所望の機能を達成することを担保できない。例えば特許文献1のキャップは、調整ねじに被せることによって調整ねじを保護するとともに、調整ねじに対する第三者の操作を抑制することができる。他方、特許文献1のキャップは容易に外すことが可能であるので、第三者がキャップを外して調整ねじを操作することが考えられる。そうすると、特許文献1のキャップでは、調整ねじに対する操作を完全に防ぐことはできない。そこで、別の方法として第三者によって調整ねじが操作されたか否かを容易に分かるようにすることが求められている。その一例として、キャップが取り外されたか否かを容易に確認できることが考えられる。
そこで本発明の目的は、取り外されたか否かを容易に確認することができるキャップを提供することを目的としている。
本発明のキャップは、弁装置の所定部位を覆うものであって、組み立てることによって前記弁装置の弁本体に装着される複数の組立部材を備え、前記複数の組立部材は、組立時において互いに係合する係合部を夫々有し、前記係合部は、前記弁本体から少なくとも1つの前記組立部材を取り外すと破損するものである。
本発明に従えば、装着後に取り外すと係合部等が破損するので、キャップが取り外されたか否かを容易に確認することができる。
本発明の弁装置は、通路を開閉する弁体と、前記通路を閉じる方向に前記弁体を付勢する付勢部材と、操作されることによって前記付勢部材の付勢力を調整する調整機構と、を有する弁本体と、前述するキャップとを備え、前記キャップは、前記所定部位である前記調整機構を覆うように前記弁本体に装着されているものである。
本発明に従えば、前述する機能を有する弁装置を実現することができる。
本発明によれば、取り外されたか否かを容易に確認することができるキャップを実現できる。
本発明に係る弁装置を示す断面図である。 図1の弁装置に備わるキャップを示す斜視図である。 キャップを図1の切断面III-IIIで切断して見た断面図である。 図2のキャップを分解して示す分解斜視図である。 キャップの取付方法を示す図であり、(a)はキャップを取り付ける前の状態を示す図であり、(b)はキャップの取付部を弁本体に取り付けた状態を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態のリリーフ弁1及びキャップ2について前述する図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、説明する上で便宜上使用するものであって、発明の構成の向き等をその方向に限定するものではない。また、以下に説明するリリーフ弁1及びキャップ2は、本発明の一実施形態に過ぎない。従って、本発明は実施形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
<リリーフ弁>
油及び水等の液体が流れる液圧回路には、図1に示すようなリリーフ弁1が備わっている。弁装置の一例であるリリーフ弁1は、液体の圧力(即ち、液圧)が所定のリリーフ圧を超えると、液体をタンク(図示せず)に排出する。更に詳細に説明すると、リリーフ弁1は、弁本体3と、キャップ2とを備えている。そして、リリーフ弁1は、軸線L1に沿って配置されている。
[弁本体]
弁本体3は、リリーフ弁1において液体の排出を切替える部分である。弁本体3は、バルブブロック11と、弁体12と、付勢部材13と、調整機構14と、を有している。即ち、弁本体3は、弁体12に液圧を受けている。そして、弁本体3は、液圧が所定のリリーフ圧を超えると、液体をタンクに排出する。
[バルブブロック]
バルブブロック11は、弁収容孔21とリリーフ通路22とを有している。弁収容孔21は、軸線L1に延びる有底の孔であって、軸方向一方に開口を有している。なお、所定方向である軸方向とは、軸線L1が延在する方向である。また、弁収容孔21は、リリーフ通路22に介在するように配置されている。リリーフ通路22は、弁収容孔21より上流側に位置する上流側部分22aと、下流側に位置する下流側部分22bとを有している。上流側部分22aが弁収容孔21の底面にて開口し、下流側部分22bが弁収容孔21の内周面にて開口している。また、バルブブロック11には、上流側部分22aの開口を外囲するように弁座11aが形成されている。
[弁体]
弁体12は、リリーフ通路22を開閉する。更に詳細に説明すると、弁体12は、弁収容孔21に弁体12が移動可能に収容されている。そして、弁体12は、先端部分を弁座11aに着座することによってリリーフ通路22(より詳細には、上流側部分22a)を閉じる。また、弁体12は、弁座11aから離れることによってリリーフ通路22を開く。
[付勢部材]
付勢部材13は、リリーフ通路22を閉じる方向に弁体12を付勢する。更に詳細に説明すると、付勢部材13は、弁収容孔21に収容されている。そして、付勢部材13は、弁体12を弁座11aに向かって付勢している。本実施形態では、付勢部材13は、圧縮コイルばねである。
[調整機構]
調整機構14は、操作されることによって付勢部材13の付勢力を調整する。更に詳細に説明すると、調整機構14は、調整部23と、固定部24とを有している。調整部23は、弁収容孔21の開口側部分に設けられている。そして、調整部23は、開口側部分を塞いでいる。調整部23の一端部は、ばね受部23bを成している。ばね受部23bは、弁体12の基端側部分に対向している。そして、ばね受部23bと弁体12の基端側部分との間は、に付勢部材13が圧縮された状態で配置されている。また、調整部23の他端側部分は、弁収容孔21から外方に突き出ている。調整部23は、その他端側部分である操作部分23aを押す又は回す等のように操作されることによって進退する。調整部23は、進退することによって付勢部材13である圧縮コイルバネの圧縮量を変えて付勢力を調整する。本実施形態において、調整部23は、調整ねじである。即ち、調整部23は、弁収容孔21の開口側部分に螺合されている。調整部23の他端には、工具用孔(図示せず)が形成されている。そして、工具用孔に工具を入れて操作部分23aを回すことによって調整部23が前進又は後退する。これにより、付勢部材13の付勢力が調整される。
固定部24は、調整部23の進退を規制する。更に詳細に説明すると、固定部24は、調整部23の操作部分23aに取り付けられている。固定部24は、調整部23に対して相対変位することができる。そして、固定部24は、ロック位置に位置すると調整部23の進退を規制する。これにより、付勢部材13の付勢力の調整が抑制される。他方、固定部24は、ロック位置から外れると調整部23の進退を許容する。これにより、付勢部材13の付勢力を調整することができる。本実施形態において、固定部24はロックナットである。即ち、固定部24は、調整部23の外周面に螺合されている。そして、固定部24は、バルブブロック11に当接するロック位置に位置することによって調整部23の進退を規制する。他方、固定部24は、バルブブロック11から離れることによって調整部23の進退を許容する。
[キャップ]
キャップ2は、リリーフ弁1の弁本体3に取り付けられている。そして、キャップ2は、リリーフ弁1の所定部位を覆っている。また、キャップ2は、図2にも示すように複数の組立部材31,32を備えている。本実施形態において、キャップ2は、キャップ部31及び取付部32の2つの組立部材31,32を備えている。更に詳細に説明すると、キャップ2は、図1に示すように凹状に形成されている。そして、キャップ2は、開口を軸方向他方側に向け且つリリーフ弁1の調整機構14の軸方向一端部に軸方向一方側(即ち、所定方向一方側)から被せられるように弁本体3に取り付けられている。そして、キャップ2の中には、リリーフ弁1の調整機構14の軸方向一端部が収められている。これにより、キャップ2は、調整機構14に対する外側からのアクセスを抑制している。即ち、キャップ2は、調整機構14が操作されることを抑制している。本実施形態において、キャップ2は、調整部23の操作部分23a及び固定部24を軸方向一方側から被せられている。これにより、操作部分23a及び固定部24に対する外側からのアクセス及び操作を抑制することができる。
[キャップ部]
キャップ部31は、凹状に形成されている。また、キャップ部31は、中に調整機構14の少なくとも一部分を収容し且つ調整機構14の少なくとも一部分を軸方向一方側から覆う。更に詳細に説明すると、キャップ部31は、開口を軸方向他方側に向けられる。そして、キャップ部31は、リリーフ弁1の調整機構14の軸方向一端部(本実施形態において、操作部分23a)に軸方向一方側から被せられる。そして、キャップ部31の中にリリーフ弁1の調整機構14の操作部分23aが収められている。本実施形態において、キャップ部31は、有天円筒状に形成されている。
また、キャップ部31は、図2及び図3にも示すように外周面に複数の係合片31aを有している。更に詳細に説明すると、キャップ部31の外周面には、複数の窓31bが形成されている。窓31bは、互いに間隔をあけて配置されている。そして、窓31bの各々には、係合片31aが配置されている。係合部の一例である係合片31aは、板状に形成されている。そして、係合片31aは、窓31bにおいて軸方向一方に延在し且つ半径方向内側に傾斜している。更に、係合片31aは、外側に撓むようになっている。本実施形態において、キャップ部31には、2つの係合片31aが形成されている。そして、2つの係合片31aは、互いに180度間隔をあけて形成されている。
[取付部]
取付部32は、リリーフ弁1の弁本体3に取り付けられ且つキャップ部31を軸方向他方側(即ち、所定方向他方側)から受けている。また、取付部32は、図2に示すように内壁33と外壁34とを有している。内壁33と外壁34とは、キャップ部31の開口端部に対応する位置に形成され、且つ互いに間隔をあけて配置されている。そして、内壁33は、外壁34との間にキャップ部31の開口端部を嵌挿させる。更に詳細に説明すると、取付部32は、有底筒状に形成されている。本実施形態において、取付部32は、有底円筒状に形成されている。そして、取付部32の底部32aには、挿通孔32bが形成されている。挿通孔32bには、操作部分23a及び固定部24が挿通されている。また、取付部32は、弁収容孔21の開口周りに配置されている。そして、底部32aがバルブブロック11と固定部24との間に配置される。
外壁34は、取付部32の外周壁であって、底部32aの外周縁から軸方向一方側に延在している。また、内壁33も底部32aから軸方向一方側に延在している。そして、内壁33と外壁34とは、互いに間隔をあけて配置されている。内壁33は、本実施形態において、外壁34の半径方向内側且つ外壁34の同心円上に底部32aに形成されている。また、内壁33と外壁34との間隔は、キャップ部31の開口端部の厚みと略一致している。これにより、内壁33と外壁34との間にキャップ部31の開口端部を嵌挿することができる。そして、嵌挿されることによって、取付部32がキャップ部31を軸方向他方側から受けている。
また、取付部32は、図1乃至図3に示すように係合孔部33aを有している。係合部の一例である係合孔部33aは、キャップ部31の係合片31aと係合する。即ち、係合孔部33aは、係合片31aに対応する位置に配置されている。本実施形態において、係合孔部33aは、内壁33に形成されている。取付部32にキャップ部31が嵌挿されると、係合孔部33aに係合片31aが入り込み、キャップ部31及び取付部32が互いに係合する。これにより、キャップ部31が取付部32に固定される。なお、互いに係合される係合片31a及び係合孔部33aは、本実施形態において、スナップフィットを形成している。即ち、取付部32の内壁33及び外壁34の間にキャップ部31が嵌挿されると、係合片31aが内壁33の外周面によって外側に押し広げられる。その後、係合片31aの先端(図2において上端)が対応する係合孔部33aに達すると、係合片31aが弾性復帰して係合孔部33aの中に入る。これにより、係合片31aと係合孔部33aとが互いに係合する。そして、キャップ部31が取付部32に固定される。係合する係合片31a及び係合孔部33aは、被覆部である外壁34によって外側から覆われている。より詳細に説明すると、外壁34は、嵌挿されるキャップ部31の外周面に沿うように形成されている。本実施形態において、外壁34は、嵌挿されるキャップ部31の外周面との間に隙間なく形成されている。それ故、係合片31aに対する外側からのアクセスが抑制されている。
更に、取付部32は、図2及び図4に示すように複数の分割体41,42に分割可能に構成されている。更に詳細に説明すると、取付部32は、等分割可能に構成されている。本実施形態において、取付部32は、その中心線を含む所定の分割面で分割方向一方側及び他方側に分割可能に構成されている。なお、分割方向は、分割面に直交する方向である。より詳細に説明すると、取付部32は、2つの分割体41,42を有している。そして、取付部32は、分割面に対して分割方向一方側にある第1分割体41と第2方向他方側にある第2分割体42とに分割されている。即ち、2つの分割体41,42は、軸方向に見て半円状に形成されている。そして、2つの分割体41,42の分割端面41a,42a同士を突き合わせることによって取付部32が形成される。なお、取付部32を構成する分割体41,42の数は、2つに限定されず、3つ以上であってもよい。また、取付部32は、必ずしも等分割ではなく、各々の形状が異なってもよい。
<キャップの取付>
キャップ2は、以下のようにして弁本体3に取り付けられる。即ち、取付部32が弁収容孔21の開口周りに配置される。更に詳細に説明すると、2つの分割体41,42は、図5(a)に示すように固定部24の周りに配置される。この際、2つの分割体41,42は、各々の分割端面41a,42aを対向させるように配置される。そして、2つの分割体41,42が互いを近接させるように半径方向内側に動かされる。そうすると、2つの分割体41,42の分割端面41a,42aが互いに突き合わされる。これにより、取付部32は、弁収容孔21の開口周りに配置され、また底部32aがバルブブロック11と固定部24との間に配置される。
取付部32が弁収容孔21の開口周りに配置されると、次にキャップ部31が軸方向一方側から調整機構14の操作部分23aに被せられる。更に詳細に説明すると、キャップ部31は、その開口端部を取付部32の内壁33及び外壁34との間に嵌挿させるように操作部分23aに被せられる。そして、キャップ部31が軸方向他方側に進められ、係合片31aが係合孔部33aに入れられる。更に詳細に説明すると、キャップ部31が軸方向他方側に進められることによって、係合片31aが内壁33の外周面によって外側に撓められる。その後、係合片31aが係合孔部33aに達すると、係合片31aが元の位置へと弾性復帰する。これにより、係合片31aが係合孔部33aに嵌まり込んで係合する。そうすると、取付部32に対するキャップ部31の軸方向一方側への動きが規制される。また、取付部32は、内壁33をキャップ部31の中に収容されているので、取付部32が分割不能になる。これにより、取付部32が操作部分23aから外せなくなる。このように2つの組立部材31,32を組み立てることによって取付部32を介してキャップ部31が弁本体3に固定される。これにより、弁本体3にキャップ2が装着される。
<キャップ等の機能>
このように構成されているキャップ2では、キャップ部31及び取付部32の少なくとも一方を弁本体3から取り外すと係合片31a及び係合孔部33aの少なくとも一方が破損する。また、係合片31a及び係合孔部33aの両方が破損しないように、例えば以下のようにしてキャップ部31及び取付部32の少なくとも一方が弁本体3から取り外される。即ち、取付部32とバルブブロック11との間に工具等を入れて底部32a等を破損させることによって取付部32が弁本体3から取り外される。また、キャップ部31の天井部を破損させてキャップ部31の内側から係合片31aを押すことによって係合片31a及び係合孔部33aの係合が解除される。そうすることで、キャップ部31及び取付部32が弁本体3から取り外される。何れにしても、係合片31a及び係合孔部33a、又はそれら以外のキャップ部31及び取付部32の少なくとも一部が破損されるので、キャップ2が弁本体3から取り外されたか否かを容易に確認することができる。
また、キャップ2では、組立時に係合片31aが弾性復帰し且つ係合孔部33aに嵌まり込むことによって、係合片31aと係合孔部33aとが互いに係合する。互いに係合する係合片31a及び係合孔部33aは、組立時において外壁34によって外側から覆われている。それ故、外壁34によって係合片31a及び係合孔部33aへの外側からのアクセスが抑制されている。これにより、係合片31a及び係合孔部33aに外側からアクセスすることによって、係合片31aと係合孔部33aとの係合を解除することが抑制される。それ故、係合片31a及び係合孔部33aの何れも破損させずにキャップ部31及び取付部32が弁本体3から取り外されることを抑制することができる。
また、キャップ2では、内壁33との外壁34と間にキャップ部31の開口端部が嵌挿されることによって、キャップ部31と外壁34との間に隙間が形成されることを抑制することができる。これにより、外壁34とキャップ部31との間の隙間を介して外側から係合片31a及び係合孔部33aにアクセスされることを抑制することができる。
更に、キャップ2では、係合片31a及び係合孔部33aによってスナップフィットを構成しているので、キャップ2を組み立てることが容易であり、また弁本体3にキャップ2を容易に装着させることができる。
本実施形態のリリーフ弁1では、前述する機能を実現することができる。
<その他の実施形態>
本実施形態では、キャップ2が適用される弁装置の例としてリリーフ弁1が挙げられているが、弁装置はリリーフ弁1に限定されない。弁装置は、例えばパイロット式制御弁及び電磁式制御弁であってもよい。また、弁装置は、リリーフ弁1のようなポペット式の弁装置に限定されず、スプール式の弁装置であってもよい。即ち、弁体は、本実施形態のようなポペットに限定されず、スプールであってもよい。本実施形態のキャップ2は、リリーフ弁1の調整機構14の操作部分23aを覆っているが、覆う部位は操作部分23aに限定されない。例えば、キャップ2は、電磁式制御弁におけるソレノイド又はパイロット式制御弁における弁収容孔21の開口部を覆うように構成されてよく、弁装置の所定部位を覆う部材であればよい。また、取付部32は、分割方向一方及び他方に分割可能に構成されているが、必ずしもこのように構成されている必要はない。即ち、取付部32が一体的に構成されてもよい。この場合、取付部32の挿通孔32bに操作部分23aを挿通した後、固定部24を螺合させることによって取付部32が弁本体3に取り付けられる。これにより、この実施形態のキャップは、前述する本実施形態のキャップ2と同様の作用効果を奏する。また、キャップ部31及び取付部32には、位置合わせ部が夫々形成されてもよい。即ち、各々の位置合わせ部を合わせることによって、キャップ部31及び取付部32を組み合わせた際に係合片31a及び係合孔部33aが互いに係合する。
1 リリーフ弁(弁装置)
2 キャップ
3 弁本体
12 弁体
13 付勢部材
14 調整機構
31 組立部材
31 キャップ部
31a 係合片(スナップフィット)
32 組立部材
32 取付部
33 内壁
33a 係合孔部(スナップフィット)
34 外壁

Claims (5)

  1. 弁装置の所定部位を覆うキャップであって、
    組み立てることによって前記弁装置の弁本体に装着される複数の組立部材を備え、
    前記複数の組立部材は、組立時において互いに係合する係合部を夫々有し、
    前記係合部は、前記弁本体から少なくとも1つの前記組立部材を取り外すと破損する、キャップ。
  2. 前記複数の組立部材のうち少なくとも1つは、前記係合部を外側から覆う被覆部を有している、請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記複数の組立部材は、所定方向一方側から前記弁装置の所定部位を覆う凹状のキャップ部と、前記弁装置の弁本体に取り付けられ且つ前記キャップ部を所定方向他方側から受ける取付部とを有し、
    前記取付部は、前記キャップ部の開口端部に対応する位置に形成され且つ互いに間隔をあけて配置される内壁と外壁を有し、
    前記係合部は、前記内壁及び前記キャップ部の各々の対応する位置に形成され、
    前記内壁は、前記外壁との間に前記キャップ部の開口端部を嵌挿させ、
    前記外壁は、前記係合部を外側から覆う前記被覆部である、請求項2に記載のキャップ。
  4. 前記係合部は、スナップフィットを構成している、請求項1乃至3の何れか1つに記載のキャップ。
  5. 通路を開閉する弁体と、前記通路を閉じる方向に前記弁体を付勢する付勢部材と、操作されることによって前記付勢部材の付勢力を調整する調整機構と、を有する弁本体と、
    前記請求項1乃至4の何れか1つに記載のキャップとを備え、
    前記キャップは、前記所定部位である前記調整機構を覆うように前記弁本体に装着されている、弁装置。
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