JP2022090326A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ハイブリッド車両の制御装置に関する。
平滑コンデンサの目標電圧を低下させるようにコンバータを制御することにより、リレーの溶着状態を診断する技術が知られている(特許文献1参照)。
ハイブリッド車両では、イグニッションオフの検出後に平滑コンデンサの電荷を、走行用のモータで消費するようにディスチャージ処理を実行し、次回のイグニッションオン時にリレーの溶着の有無を診断する場合がある。
例えば走行用のモータとして一つのみを備えたハイブリッド車両においてモータが故障している場合には、上述のように平滑コンデンサの電荷をモータで消費させることができずに、適切にリレーの溶着の有無を診断できないおそれがある。
そこで本発明は、モータが故障している場合においてもリレーの溶着の有無を診断できるハイブリッド車両の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的は、走行用のエンジンと、走行用の単一のモータと、バッテリと、前記バッテリからの直流電圧を昇圧するDC/DCコンバータと、前記DC/DCコンバータからの直流電力を交流電力に変換して前記モータに供給するインバータと、前記DC/DCコンバータと前記インバータの間に設けられた平滑コンデンサと、前記バッテリと前記DC/DCコンバータの間に設けられ電気的に接続又は遮断するリレーと、前記DC/DCコンバータから電力が供給される補機と、を備えたハイブリッド車両の制御装置であって、前記モータの故障を検出した後にイグニッションオフを検出した場合に、前記リレーに開成指令信号を出力してその後に前記平滑コンデンサの電圧を記憶し、前記平滑コンデンサの電圧を記憶した後に、前記平滑コンデンサの電荷を前記補機で消費するように前記DC/DCコンバータを制御するディスチャージ処理を実行し、記憶された前記平滑コンデンサの電圧、前記ディスチャージ処理の終了後での前記平滑コンデンサの電圧、及び前記ディスチャージ処理の終了後での前記バッテリの電圧に基づいて、前記リレーの溶着の有無を診断する、ハイブリッド車両の制御装置によって達成できる。
本発明によれば、モータが故障している場合においてもリレーの溶着の有無を診断できるハイブリッド車両の制御装置を提供できる。
[ハイブリッド車両の概略構成]
図1は、ハイブリッド車両の概略構成図である。ハイブリッド車両には、走行用の駆動源としてのエンジン10と単一のモータ15が搭載されている。同ハイブリッド車両におけるエンジン10から車輪13への動力伝達経路には、変速ユニット11が設けられている。変速ユニット11と左右の車輪13とは、ディファレンシャル12を介して駆動連結されている。
図1は、ハイブリッド車両の概略構成図である。ハイブリッド車両には、走行用の駆動源としてのエンジン10と単一のモータ15が搭載されている。同ハイブリッド車両におけるエンジン10から車輪13への動力伝達経路には、変速ユニット11が設けられている。変速ユニット11と左右の車輪13とは、ディファレンシャル12を介して駆動連結されている。
変速ユニット11には、K0クラッチ14とモータ15とが設けられている。変速ユニット11においてモータ15は、エンジン10から車輪13への動力伝達経路上に設置されている。
K0クラッチ14は、同動力伝達経路におけるエンジン10とモータ15との間の部分に設置されている。K0クラッチ14は、油圧の供給を受けて締結されてエンジン10とモータ15との動力伝達を接続し、油圧供給の停止に応じて締結を開放してエンジン10とモータ15との動力伝達を遮断する。
モータ15は、車載バッテリ36からの給電に応じて車両の駆動力を発生するモータとして機能する一方で、エンジン10や車輪13からの動力伝達に応じて車載バッテリ36に充電する電力を発電する発電機としても機能する。
変速ユニット11には、トルク増幅機能を有した流体継ぎ手であるトルクコンバータ18と、ギア段の切替えにより変速比を多段階に切替える有段式の自動変速機19と、が設けられている。変速ユニット11において自動変速機19は、上記動力伝達経路におけるモータ15よりも車輪13側の部分に設置されている。トルクコンバータ18を介して、モータ15と自動変速機19とが連結されている。トルクコンバータ18には、油圧の供給を受けて係合してモータ15と自動変速機19とを直結するロックアップクラッチ20が設けられている。
変速ユニット11には、オイルポンプ21と油圧制御機構22とが設けられている。オイルポンプ21が発生した油圧が、油圧制御機構22を介して、K0クラッチ14、トルクコンバータ18、自動変速機19、及びロックアップクラッチ20にそれぞれ供給される。油圧制御機構22には、K0クラッチ14、トルクコンバータ18、自動変速機19、及びロックアップクラッチ20のそれぞれの油圧回路と、それらの作動油圧を制御するための各種の油圧制御弁とが設けられている。
ハイブリッド車両には、同車両の制御装置としてのECU(Electronic Control Unit)23が設けられている。ECU23は、車両の走行制御に係る各種演算処理を行う演算処理回路と、制御用のプログラムやデータが記憶された記憶装置と、を備える電子制御ユニットである。
ECU23には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力される。ECU23に入力される信号としては、例えば、イグニッションスイッチ241からのイグニッション信号や、シフトレバーの操作位置を検出するシフトポジションセンサ242からのシフトポジション、アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ243からのアクセル開度や、ブレーキペダルの踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ244からのブレーキペダルポジションである。その他、エンジン10のクランクシャフトのクランク角を検出するクランク角センサからのエンジン10のクランク角や、モータ15の回転子の回転位置を検出する回転位置センサからのモータ15の回転位置や、車速センサからの車速等も挙げることができる。
ECU23は、エンジン10及びモータ15の駆動制御を行う。ECU23は、インバータ34を制御して、モータ15と車載バッテリ36との間での電力の授受量を調整することで、モータ15のトルク制御を行う。さらにECU23は、油圧制御機構22の制御を通じて、K0クラッチ14やロックアップクラッチ20、自動変速機19の駆動制御を行う。
ECU23は、モータ走行モード、ハイブリッド走行モード、及びエンジン走行モードの何れかの走行モードでハイブリッド車両を走行させる。モータ走行モードでは、ECU23はK0クラッチ14を開放してモータ15の動力で車輪13を回転させる。ハイブリッド走行モードでは、ECU23はK0クラッチ14を係合してエンジン10及びモータ15の動力で車輪13を回転させる。エンジン走行モードでは、ECU23はK0クラッチ14を係合してエンジン10の動力で車輪13を回転させる。走行モードの切替えは、車速やアクセル開度から求められた車両の要求駆動力と、後述する車載バッテリ36の充電残量などに基づいて行われる。
[電力系統の概略構成]
図2は、車載バッテリ36及びモータ15の間の電力系統の概略説明図である。インバータ34は、モータ15に接続されると共に高電圧側電力ライン42に接続されている。このインバータ34は、6つのトランジスタと、6つのダイオードと、を有する周知のインバータ回路として構成されている。
図2は、車載バッテリ36及びモータ15の間の電力系統の概略説明図である。インバータ34は、モータ15に接続されると共に高電圧側電力ライン42に接続されている。このインバータ34は、6つのトランジスタと、6つのダイオードと、を有する周知のインバータ回路として構成されている。
車載バッテリ36は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されており、低電圧側電力ライン44に接続されている。
DC/DCコンバータ40は、高電圧側電力ライン42と低電圧側電力ライン44とに接続されており、2つのトランジスタと、2つのダイオードと、リアクトルと、を有する周知の昇降圧コンバータ回路として構成されている。また、DC/DCコンバータ40には、補機50が接続されている。補機50としては、例えばヘッドライトやルームランプ,カーオーディオ等の複数の電力機器が含まれる。
高電圧側電力ライン42の正極母線と負極母線とには高電圧側コンデンサ46が接続されており、低電圧側電力ライン44の正極母線と負極母線とには低電圧側コンデンサ48が取り付けられている。低電圧側電力ライン44には、システムメインリレー38が取り付けられている。このシステムメインリレー38は、低電圧側電力ライン44の正極母線に設けられた正極側リレーSMRBと、低電圧側電力ライン44の負極母線に設けられた負極側リレーSMRGと、負極側リレーSMRGをバイパスするようにプリチャージ用抵抗Rとプリチャージ用リレーSMRPとが直列接続されたプリチャージ回路と、を有する。
ECU23には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。ECU23に入力される信号としては、例えば、車載バッテリ36の端子間に取り付けられた電圧センサ36aからの電圧VB、車載バッテリ36の出力端子に取り付けられた電流センサ36bからの電流IB、高電圧側コンデンサ46の端子間に取り付けられた電圧センサ46aからの高電圧側コンデンサ46(高電圧側電力ライン42)の電圧VH、低電圧側コンデンサ48の端子間に取り付けられた電圧センサ48aからの低電圧側コンデンサ48(低電圧側電力ライン44)の電圧VLである。
ECU23から出力される信号としては、例えば、インバータ34のトランジスタへのスイッチング制御信号,DC/DCコンバータ40のトランジスタへのスイッチング制御信号、システムメインリレー38への駆動制御信号である。
図3及び図4は、ECU23が実行するリレー溶着診断制御の一例を示したフローチャートである。この制御は繰り返し実行される。ECU23は、モータ15の故障を検出したか否かを判定する(ステップS1)。モータ15の故障の検出方法は、特に限定されずに公知の技術を採用できる。ステップS1でNoの場合には本制御は終了する。
ステップS1でYesの場合、ECU23はイグニッションスイッチからの信号に基づいてイグニッションオフを検出したか否かを判定する(ステップS2)。ステップS2でNoの場合には本制御は終了する。
ステップS2でYesの場合には、ECU23は、正極側リレーSMRB、負極側リレーSMRG、及びプリチャージ用リレーSMRPが開くようにシステムメインリレー38に開成指令信号を出力し、その直後での電圧センサ46aからの高電圧側コンデンサ46の電圧(この時点での電圧を電圧VH1と称する)を記憶装置に記憶する(ステップS3)。
次にECU23は、高電圧側コンデンサ46及び低電圧側コンデンサ48に蓄えられた電荷を補機50で消費するように、DC/DCコンバータ40のスイッチング回路を制御するディスチャージ処理を実行する(ステップS4)。ここで、一般的なディスチャージ処理では、モータ15に対してロータに形成される磁束の方向の電流、すなわちd軸電流を流すことで、モータ15がトルクを出力することなく高電圧側コンデンサ46及び低電圧側コンデンサ48に蓄えられた電荷を消費するようにインバータ34をスイッチング制御する。しかしながら、本実施例では走行用の単一のモータ15の故障が検出されているため、上記のように補機50で電荷を消費するようにディスチャージ処理が実行される。このため、ステップS3で記憶された電圧VH1は、ディスチャージ処理の実行前の電圧である。
ここで、正極側リレーSMRB及び負極側リレーSMRGが溶着しておりプリチャージ用リレーSMRPは溶着していない場合には、車載バッテリ36とDC/DCコンバータ40とインバータ34との間で閉回路が形成される。このため、上記のディスチャージ処理を実行しても高電圧側コンデンサ46及び低電圧側コンデンサ48の電荷を十分にディスチャージすることはできずに、最終的には電圧VH、VL、及びVBは略同じ値となる。また、少なくとも正極側リレーSMRB及びプリチャージ用リレーSMRPが溶着している場合にも、上述の閉回路が形成され、上記のディスチャージ処理の実行により、高電圧側コンデンサ46及び低電圧側コンデンサ48の電荷がプリチャージ用抵抗Rで放電されるが、この場合も最終的には電圧VH、VL、及びVBは略同じ値となる。
少なくとも正極側リレーSMRBは溶着していない場合や、少なくとも負極側リレーSMRG及びプリチャージ用リレーSMRPの双方が溶着していない場合には、上述のような閉回路は形成されないため、上記のディスチャージ処理の実行により、高電圧側コンデンサ46の電圧VHを低下させることができる。尚、この場合、高電圧側コンデンサ46の電圧VHは所定値まで低下するが、それ以上低下するとDC/DCコンバータ40の自己保護機能によりDC/DCコンバータ40の動作が停止する。
所定の期間、ディスチャージ処理が実行されると、ECU23は車両のシステムを停止する(ステップS5)。
次に、ECU23はイグニッションオンを検出したか否かを判定する(ステップS6)。尚、ECU23はシステム停止後も補機用のバッテリにより電力が供給されイグニッションオンを検出可能である。ステップS6でNoの場合には再度ステップS6の処理が実行され、即ちECU23はイグニッションオンを検出するまで待機する。
ステップS6でYesの場合、ECU23は現在の高電圧側コンデンサ46の電圧(この時点での電圧を電圧VH2と称する)と、電圧センサ36aからの現在の車載バッテリ36の電圧VBとを取得する(ステップS7)。次にECU23は、電圧VH2が所定値α未満であるか否かを判定する(ステップS8)。この所定値αは、少なくとも正極側リレーSMRBが溶着していない場合や、少なくとも負極側リレーSMRG及びプリチャージ用リレーSMRPの双方が溶着していない場合に上述のディスチャージ処理の実行により低下する電圧VHの想定される最大値に設定され、具体的にはセンサ公差を考慮して所定のマージンを加えた値に設定されている。ステップS8でYesの場合、少なくとも正極側リレーSMRBは溶着していないか、又は少なくとも負極側リレーSMRG及びプリチャージ用リレーSMRPの双方は溶着していないものとみなすことができる。これにより、ECU23はシステムを通常起動する(ステップS9)。尚、システムの通常起動後は、公知の手法によりプリチャージ用リレーSMRPの溶着の有無の判定が行われる。
ステップS8でNoの場合、即ち電圧VH2が所定値α以上と比較的高い値である場合、図4に示すように、(VH1-VH2)がセンサ公差よりも大きいか否かを判定する(ステップS10)。センサ公差とは、電圧VH1及びVH2を検出した電圧センサ46aの公差である。
ステップS10でYesの場合、即ち電圧VH1と電圧VH2の差分がセンサ公差よりも大きい場合、(VB-VH2)がセンサ公差よりも大きいか否かを判定する(ステップS11)。ここでのセンサ公差とは、電圧センサ36a及び46aの双方の公差を考慮した値である。尚、ステップS10及びS11の順序は問わない。
ステップS11でYesの場合、即ち電圧VBと電圧VH2の差分がセンサ公差よりも大きい場合、少なくとも正極側リレーSMRBは溶着していないか、又は少なくとも負極側リレーSMRG及びプリチャージ用リレーSMRPの双方が溶着していないものとみなすことができ、ECU23はシステムメインリレー38の溶着はないものと判定し(ステップS12)、システムを通常起動する(ステップS13)。このように、電圧VH1と電圧VH2の差分が大きく、且つ電圧VBと電圧VH2の差分が大きい場合には、システムメインリレー38の溶着がない状態で適切にディスチャージ処理が実行されたものとみなすことができる。尚、ステップS13でのシステムの通常起動後は、プリチャージ用リレーSMRPの溶着の有無の判定は行われない。
ステップS10又はS11でNoの場合には、正極側リレーSMRBと少なくとも負極側リレーSMRG及びプリチャージ用リレーSMRPの一方は溶着しているとみなして、ECU23は、システムメインリレー38は溶着しているものと判定する(ステップS14)。電圧VH1と電圧VH2の差分がセンサ公差未満と小さい場合や、又は電圧VBと電圧VH2の差分がセンサ公差未満と小さい場合には、ディスチャージ処理によっても電圧VHを十分に低下させることができておらず、システムメインリレー38に溶着があるものとみなすことができるからである。このようシステムメインリレー38に溶着があると判定された場合には、ECU23は車両が走行不可能なREADY-OFF状態に維持する(ステップS15)。このように、電圧VH1と電圧VH2の差分がセンサ公差未満と小さい場合、及び電圧VBと電圧VH2の差分がセンサ公差未満と小さい場合の何れかの場合には、システムメインリレー38に溶着があると精度よく判定することができる。
[その他]
ステップS10及びS11では、センサ公差を用いたがこれに限定されず、センサ公差の代わりに例えばセンサ公差に所定のマージンを加えた値を用いてもよい。
ステップS10及びS11では、センサ公差を用いたがこれに限定されず、センサ公差の代わりに例えばセンサ公差に所定のマージンを加えた値を用いてもよい。
本実施例では、単一のECU23によりハイブリッド車両を制御する場合を例示したが、これに限定されず、例えばエンジン10を制御するエンジンECU、モータ15を制御するモータECU、エンジン10及びモータ15を統合的に制御するハイブリッドECU、車載バッテリ36の充放電を制御するバッテリECU等の複数のECUによって、上述した制御を実行してもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10 エンジン
11 変速ユニット
12 ディファレンシャル
13 車輪
14 K0クラッチ
15 モータ
18 トルクコンバータ
19 自動変速機
23 ECU(ハイブリッド車両の制御装置)
34 インバータ
36 車載バッテリ
46a、48a 電圧センサ
38 システムメインリレー
40 DC/DCコンバータ
42 高電圧側電力ライン
44 低電圧側電力ライン
46 高電圧側コンデンサ
48 低電圧側コンデンサ
SMRB 正極側リレー
SMRG 負極側リレー
SMRP プリチャージ用リレー
R プリチャージ用抵抗
11 変速ユニット
12 ディファレンシャル
13 車輪
14 K0クラッチ
15 モータ
18 トルクコンバータ
19 自動変速機
23 ECU(ハイブリッド車両の制御装置)
34 インバータ
36 車載バッテリ
46a、48a 電圧センサ
38 システムメインリレー
40 DC/DCコンバータ
42 高電圧側電力ライン
44 低電圧側電力ライン
46 高電圧側コンデンサ
48 低電圧側コンデンサ
SMRB 正極側リレー
SMRG 負極側リレー
SMRP プリチャージ用リレー
R プリチャージ用抵抗
Claims (1)
- 走行用のエンジンと、
走行用の単一のモータと、
バッテリと、
前記バッテリからの直流電圧を昇圧するDC/DCコンバータと、
前記DC/DCコンバータからの直流電力を交流電力に変換して前記モータに供給するインバータと、
前記DC/DCコンバータと前記インバータの間に設けられた平滑コンデンサと、
前記バッテリと前記DC/DCコンバータの間に設けられ電気的に接続又は遮断するリレーと、
前記DC/DCコンバータから電力が供給される補機と、
を備えたハイブリッド車両の制御装置であって、
前記モータの故障を検出した後にイグニッションオフを検出した場合に、前記リレーに開成指令信号を出力してその後に前記平滑コンデンサの電圧を記憶し、
前記平滑コンデンサの電圧を記憶した後に、前記平滑コンデンサの電荷を前記補機で消費するように前記DC/DCコンバータを制御するディスチャージ処理を実行し、
記憶された前記平滑コンデンサの電圧、前記ディスチャージ処理の終了後での前記平滑コンデンサの電圧、及び前記ディスチャージ処理の終了後での前記バッテリの電圧に基づいて、前記リレーの溶着の有無を診断する、ハイブリッド車両の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020202661A JP2022090326A (ja) | 2020-12-07 | 2020-12-07 | ハイブリッド車両の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=81990266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020202661A Pending JP2022090326A (ja) | 2020-12-07 | 2020-12-07 | ハイブリッド車両の制御装置 |
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Country | Link |
---|---|
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2020
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