JP2022087396A - アノテーション支援装置、方法、及びプログラム - Google Patents

アノテーション支援装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 画像に対する把持位置のアノテーションを容易にする。【解決手段】一実施形態にかかるアノテーション支援装置は、対象物画像に対する把持位置のアノテーションを支援するアノテーション支援装置であって、前記対象物画像と、前記対象物画像上でユーザが始点及び終点を指定するためのポインタと、を表示する表示制御部と、前記始点及び前記終点に応じた把持位置を記憶する記憶部と、を備え、前記表示制御部は、前記始点が指定されてから前記終点が指定されるまで、把持位置操作画像を表示し、前記把持位置操作画像は、前記始点と、前記始点を挟んで対向して配置された一対の把持線と、を含む。【選択図】図5

Description

本発明は、アノテーション支援装置、方法、及びプログラムに関する。
ロボットアームにより物体を把持する技術が知られている。引用文献1には、メモリと、少なくとも1つのプロセッサと、を備える学習装置であって、前記少なくとも1のプロセッサは、ニューラルネットワークモデルで表される学習モデルであって、ターゲット物体に関する情報が入力されると、前記ターゲット物体を把持可能な把持装置の位置及び姿勢に関する情報を出力する前記学習モデルを学習すること、を実行するよう構成され、出力される前記姿勢に関する情報は、複数の軸周りの回転角度を表現可能な情報を含む、学習装置が記載されている。
特開2019-164836号公報
このような学習装置では、教師データとして、把持位置がアノテーションされたターゲット物体の画像データが利用される場合がある。把持位置のアノテーションは手作業で行われるため、教師データの用意には大きな手間がかかる。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、画像に対する把持位置のアノテーションを容易にすることを目的とする。
一実施形態にかかるアノテーション支援装置は、対象物画像に対する把持位置のアノテーションを支援するアノテーション支援装置であって、前記対象物画像と、前記対象物画像上でユーザが始点及び終点を指定するためのポインタと、を表示する表示制御部と、前記始点及び前記終点に応じた把持位置を記憶する記憶部と、を備え、前記表示制御部は、前記始点が指定されてから前記終点が指定されるまで、把持位置操作画像を表示し、前記把持位置操作画像は、前記始点と、前記始点を挟んで対向して配置された一対の把持線と、を含む。
一実施形態によれば、画像に対する把持位置のアノテーションを容易にすることができる。
アノテーション支援装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 アノテーション支援装置の機能構成の一例を示す図である。 アノテーション前のアノテーション画面の一例を示す図である。 把持位置操作画像の一例を示す図である。 把持位置画像の一例を示す図である。 アノテーション支援方法の一例を示すフローチャートである。 アノテーション方法の一例を示す図である。 アノテーション後のアノテーション画面の一例を示す図である。
以下、本発明の各実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態に係る明細書及び図面の記載に関して、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
<アノテーション支援装置の概要>
まず、本実施形態に係るアノテーション支援装置1の概要について説明する。本実施形態に係るアノテーション支援装置1は、ユーザによる対象物画像Imに対する把持位置のアノテーションを支援する、すなわち、アノテーションデータ122の作成を支援する情報処理装置(コンピュータ)である。対象物画像Imとは、把持対象となる任意の物体の画像である。把持位置のアノテーションとは、対象物画像Imの画像データである対象物画像データ121に、把持位置を示すメタデータを付加することをいう。アノテーションデータ122とは、把持位置をアノテーションされた対象物画像データ121のことである。なお、把持位置について詳しくは後述する。
本実施形態において、アノテーション支援装置1は、ユーザがアノテーションを実施するためのアノテーション画面に対象物画像Im及び把持位置操作画像gpを表示する。そして、ユーザは、アノテーション画面上でポインタPを操作する。把持位置操作画像gpは、把持位置のアノテーションを支援する画像であり、ユーザのポインタ操作に応じてアノテーションされる把持位置を視覚的に示す画像である。ユーザは、把持位置操作画像gpを確認しながらアノテーションを行うことにより、対象物画像Imの所望の位置に容易に把持位置をアノテーションすることができる。なお、把持位置操作画像gpについて詳しくは後述する。
アノテーション支援装置1により作成されたアノテーションデータは、例えば、対象物画像Imから把持位置を推論する機械学習モデルを学習させるための教師データとして利用される。機械学習モデルは、例えば、ニューラルネットワークであるが、これに限られない。
<ハードウェア構成>
次に、アノテーション支援装置1のハードウェア構成について説明する。図1は、アノテーション支援装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示すように、アノテーション支援装置1は、バスBを介して相互に接続された、プロセッサ101と、メモリ102と、ストレージ103と、通信I/F104と、入出力I/F105と、ドライブ装置106と、を備える。
プロセッサ101は、ストレージ103に記憶されたプログラムをメモリ102に展開して実行することにより、アノテーション支援装置1の各構成を制御し、アノテーション支援装置1の機能を実現する。プロセッサ101が実行するプログラムは、OS(Operating System)及びアノテーション支援プログラムを含むが、これに限られない。プロセッサ101がアノテーション支援プログラムを実行することにより、本実施形態に係るアノテーション支援方法が実現される。プロセッサ101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、又はこれらの組み合わせである。
メモリ102は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、又はこれらの組み合わせである。ROMは、例えば、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、又はこれらの組み合わせである。RAMは、例えば、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)、MRAM(Magnetoresistive RAM)、又はこれらの組み合わせである。
ストレージ103は、OS、アノテーション支援プログラム、及び各種のデータを記憶する。ストレージ103は、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、SCM(Storage Class Memories)、又はこれらの組み合わせである。
通信I/F104は、アノテーション支援装置1を、ネットワークを介して外部装置に接続し、通信を制御するためのインタフェースである。通信I/F104 は、例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、ZigBee(登録商標)、 Ethernet(登録商標)、又は光通信(例えば、Fibre Channel)に準拠したアダプタであるが、これに限られない。
入出力I/F105は、アノテーション支援装置1に入力装置107及び出力装置108を接続するためのインタフェースである。入力装置107は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、マイク、スキャナ、カメラ、各種センサ、操作ボタン、又はこれらの組み合わせである。出力装置108は、例えば、ディスプレイ、プロジェクタ、プリンタ、スピーカ、バイブレータ、又はこれらの組み合わせである。
ドライブ装置106は、ディスクメディア109のデータを読み書きする。ドライブ装置106は、例えば、磁気ディスクドライブ、光学ディスクドライブ、光磁気ディスクドライブ、又はこれらの組み合わせである。ディスクメディア109は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、FD(Floppy Disk)、MO(Magneto-Optical disk)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)、又はこれらの組み合わせである。
なお、本実施形態において、アノテーション支援プログラムは、アノテーション支援装置1の製造段階でメモリ102又はストレージ103に書き込まれてもよいし、ネットワークを介してアノテーション支援装置1に提供されてもよいし、ディスクメディア109などの非一時的でコンピュータ読み取り可能な記録媒体を介してアノテーション支援装置1に提供されてもよい。また、アノテーション支援装置1は、図1に示すように、一の情報処理装置により構成されてもよいし、ネットワークを介して接続された複数の情報処理装置により構成されてもよい。
<機能構成>
次に、アノテーション支援装置1の機能構成について説明する。図2は、アノテーション支援装置1の機能構成の一例を示す図である。図2に示すように、アノテーション支援装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13と、を備える。
通信部11は、通信I/F104により実現される。通信部11は、ネットワークを介して外部装置との間で情報の送受信を行う。
記憶部12は、メモリ102及びストレージ103により実現される。記憶部12は、対象物画像データ121、及びアノテーションデータ122を記憶する。
制御部13は、プロセッサ101がメモリ102からアノテーション支援プログラムを読み出して実行し、他のハードウェア構成と協働することにより実現される。制御部13は、アノテーション支援装置1の動作全体を制御する。制御部13は、表示制御部131を備える。
表示制御部131は、アノテーション支援装置1のディスプレイの表示を制御する。具体的には、表示制御部131は、アノテーション支援装置1のディスプレイにアノテーション画面を表示する。
図3は、アノテーション前のアノテーション画面の一例を示す図である。図3のアノテーション画面は、アノテーション領域A1と、操作領域A2と、を含む。
アノテーション領域A1は、ユーザがポインタPを操作して対象物画像Imに把持位置をアノテーションするための領域である。アノテーション領域A1には、対象物画像Imと、ポインタPと、が表示される。図3の例では、対象物はスパナSであり、ポインタPは矢印形状である。
なお、対象物画像Imには、複数の対象物が含まれてもよいし、複数種類の対象物が含まれてもよい。また、ポインタPの形状は任意である。また、ポインタPは、アノテーション領域A1だけで操作可能であってもよいし、アノテーション画面全体で操作可能であってもよい。
また、アノテーション領域A1には、ユーザのポインタ操作に応じて、把持位置操作画像gpと、把持位置画像GPと、が表示される。ここで、本実施形態における把持位置、把持位置操作画像gp、及び把持位置画像GPについて詳細に説明する。
把持位置は、ロボットアームのエンドエフェクタがそこに位置した場合、対象物をエンドエフェクタで把持可能である、とユーザが考える、対象物画像上におけるエンドエフェクタの位置である。本実施形態では、エンドエフェクタが2指のグリッパであることを想定しているため、把持位置はグリッパの2指の位置に相当する。
把持位置は、例えば、X,Y,W,H,θで表され得る。Xは、グリッパの中心のX座標である。Yは、グリッパの中心のY座標である。Wは、グリッパの2指の間の幅である。Hは、グリッパの指の先端の幅である。θは、X軸又はY軸に対するグリッパの傾きである。このとき、対象物画像データに付加される把持位置を示すメタデータは、X,Y,W,H,θの値を示すデータとなる。
なお、把持位置の表現方法は、上記の例に限られない。把持位置は、対象物画像上におけるグリッパの2指の位置を特定可能な任意の方法で表現され得る。また、把持位置は、グリッパの高さZを含んでもよい。
把持位置操作画像gpは、ユーザのポインタ操作に応じてアノテーションされる把持位置を視覚的に示す画像である。図4は、把持位置操作画像gpの一例を示す図である。図4の把持位置操作画像gpは、中心点CPと、中心線CLと、一対の把持線GL1,GL2と、を含む。
中心点CPは、グリッパの中心を示す画像である。Xは、中心点CPのX座標に相当する。Yは、中心点CPのY座標に相当する。
中心線CLは、中心点CPとポインタPを通る直線SLと平行な直線状の画像である。中心線CLは、中心点CPを通り、中心点CPから両側に伸びる。図4の例では、θは、X軸に対する中心線CLの傾きであるが、Y軸に対する中心線CLの傾きであってもよい。中心線CLの長さは任意である。
把持線GL1は、グリッパの一方の指の先端の位置を示す直線状の画像である。把持線GL2は、グリッパの他方の指の先端の位置を示す直線状の画像である。把持線GL1,GL2は、中心線CL及び直線SLと平行であり、中心線CL及び直線SLを軸として対称に配置される。Hは、把持線GL1,GL2の長さに相当する。Wは、把持線GL1,GL2の間の幅に相当する。Wは、中心点CPとポインタPとの間の距離Lに比例し、例えば、W=kLで表される(kは正の実数)。
把持位置画像GPは、ユーザのポインタ操作によりアノテーションされた把持位置を視覚的に示す画像である。図5は、把持位置画像GPの一例を示す図である。図5の把持位置画像GPは、一対の把持線GL1,GL2と、一対の幅線WL1,WL2と、を含む。把持位置画像GPの把持線GL1,GL2は、把持位置操作画像gpの把持線GL1,GL2と同様である。
幅線WL1は、把持線GL1,GL2の一端を結ぶ直線状の画像である。幅線WL2は、把持線GL1,GL2の他端を結ぶ直線状の画像である。幅線WL1,WL2は、中心線CL及び直線SLと垂直である。Wは、幅線WL1,WL2の長さに相当する。Hは、幅線WL1,WL2の間の幅に相当する。把持位置画像GPは、把持線GL1,GL2及び幅線WL1,WL2により形成された、高さがH、幅がWの矩形となる。
なお、把持位置、把持位置操作画像gp、及び把持位置画像GPは上記の例に限られない。例えば、把持線GL1,GL2は、中心点CPを挟んで対向して配置されればよく、中心点CPを中心として対称に配置されてもよいし、中心線SLに対して(例えば、垂直に)傾いて配置されてもよい。また、把持線GL1,GL2の間の幅Wは、中心点CPとポインタPとの間の距離Lに反比例してもよいし、中心点CPからみたポインタPの方向(角度θに相当)に比例又は反比例してもよい。
操作領域A2は、各種の操作要素を表示するための領域である。操作領域A2には、ロードボタンB1、セーブボタンB2、デリートボタンB3、オプションボタンB4、第1種類ボタンB5、及び第2種類ボタンB6が表示される。
ロードボタンB1は、記憶部12に記憶された対象物画像データ121を読み出し、アノテーション領域A1に対象物画像Imを表示するためのボタンである。ユーザがロードボタンB1を選択すると、記憶部12に記憶された対象物画像データ121の一覧が表示される。ユーザが対象物画像データ121を選択すると、対応する対象物画像121がアノテーションA1に表示される。
セーブボタンB2は、ユーザがアノテーションした把持位置を記憶部12に保存するためのボタンである。ユーザが把持位置をアノテーションした後、セーブボタンB2を選択すると、アノテーションされた把持位置を示すメタデータを含むアノテーションデータ122が記憶部12に保存される。
デリートボタンB3は、ユーザがアノテーションした把持位置を削除するためのボタンである。ユーザが把持位置をアノテーションした後、デリートボタンB3を選択すると、アノテーションされた把持位置が削除される。
オプションボタンB4は、オプション画面を表示するためのボタンである。オプション画面には、各種の設定を変更するための操作要素が表示される。オプション画面に表示される操作要素は任意である。
第1種類ボタンB5は、アノテーションする把持位置の種類を第1種類に指定するためのボタンである。ユーザが第1種類ボタンB5を選択すると、ユーザが指定した把持位置が第1種類の把持位置としてアノテーションされる。すなわち、把持位置を示すメタデータに第1種類を示すメタデータが追加される。第1種類は、例えば、把持許可位置である。把持許可位置とは、そこで把持してもよい把持位置のことである。
第2種類ボタンB6は、アノテーションする把持位置の種類を第2種類に指定するためのボタンである。ユーザが第2種類ボタンB6を選択すると、ユーザが指定した把持位置が第2種類の把持位置としてアノテーションされる。すなわち、把持位置を示すメタデータに第2種類を示すメタデータが追加される。第2種類は、例えば、把持禁止位置である。把持禁止位置とは、そこで把持してはいけない把持位置のことである。
なお、操作領域A2に表示される操作要素は上記の例に限られない。また、把持位置の種類は、1種類又は3種類以上であってもよい。また、対象物画像データ121は、カメラから入力されてもよい。
<アノテーション支援方法>
次に、アノテーション支援装置1が実行するアノテーション支援方法について説明する。図6は、アノテーション支援方法の一例を示すフローチャートである。
(ステップS101)
ユーザは、アノテーション画面に対象物画像121を表示し、ポインタPで始点を指定する(ステップS101)。始点は、クリック操作やタップ操作などの、画面上の一点を指定する任意の操作で指定可能である。
(ステップS102)
ユーザが始点を指定すると、表示制御部131は、始点及びポインタPの位置に応じた把持位置操作画像gpを表示する。具体的には、表示制御部131は、始点の位置に中心点CPを表示する(ステップS102)。
(ステップS103)
表示制御部131は、中心点CP(始点)を通る中心線CLを表示する(ステップS103)。中心線CLの長さは、固定(例えば、H)であってもよいし、オプション画面から任意に変更可能であってもよい。
(ステップS104)
表示制御部131は、中心点CP(始点)とポインタPとの間の距離Lを計算し、距離Lに応じた幅Wを計算する(ステップS104)。幅Wは、例えば、W=kLで計算される。係数kは、固定(例えば、1)であってもよいし、オプション画面から任意に変更可能であってもよい。
(ステップS105)
表示制御部131は、中心点CP(始点)とポインタPを通る直線SLを軸として対称な位置に、幅Wの間隔で一対の把持線GL1,GL2を表示する(ステップS105)。把持線GL1,GL2の長さHは、固定であってもよいし、オプション画面から任意に変更可能であってもよい。以上のステップS102からステップS105により、ユーザが指定した始点の位置とポインタPの位置に応じた把持位置操作画像gpが表示される。
(ステップS106)
ユーザが終点を指定しない場合(ステップS106:NO)、処理はステップS102に戻る。すなわち、表示制御部131は、ユーザにより始点が指定されてから終点が指定されるまで、ステップS102からステップS105までの処理を繰り返し、始点及びポインタPの位置に応じた把持位置操作画像gpを表示する。ユーザが終点を指定した場合(ステップS106:YES)、処理はステップS107に進む。
(ステップS107)
ユーザが終点を指定すると、表示制御部131は、始点及び終点に応じた把持位置画像GPを表示する。具体的には、表示制御部131は、ユーザが終点を指定した際に表示されていた一対の把持線GL1,GL2を表示する(ステップS107)。
(ステップS108)
また、表示制御部131は、ステップS107で表示した一対の把持線GL1,GL2に応じた幅線WL1,WL2を表示する(ステップS108)。以上のステップS107及びステップS108により、対象物にして、ユーザが指定した始点及び終点の位置に応じた把持位置がアノテーションされ、アノテーションされた把持位置に対応する把持位置画像GPが表示される。ユーザがセーブボタンB2を選択すると、把持位置画像GPに対応する把持位置がアノテーションデータ122として記憶部12に保存される。
<アノテーション方法>
ここで、本実施形態に係るアノテーション支援装置1を利用したアノテーション方法について説明する。図7は、アノテーション方法の概要を説明する図である。以下では、スパナSに把持位置をアノテーションする場合を例に説明する。
まず、ユーザは、ポインタPで対象物画像Im上に始点を指定する。始点が指定されると、表示制御部131は、始点とポインタPの位置に応じた把持位置操作画像gpを表示する。図7左の例では、スパナSの柄の中心部に始点が指定されている。
次に、ユーザは、把持線GL1,GL2が所望の位置にくるように、ポインタPを移動させる。ユーザは、中心線CLの傾きを調整することで、把持線GL1,GL2の傾きを調整できる。また、ユーザは、中心点CPからポインタPまでの距離Lを調整することで、把持線GL1,GL2の間の幅Wを調整できる。図7中央の例では、把持線GL1,GL2は、スパナSの柄を挟んだ位置にあり、かつ、スパナSの柄と平行に配置されている。
そして、ユーザは、把持線GL1,GL2が所望の位置にきた際のポインタPの位置を終点に指定する。終点が指定されると、表示制御部131は、始点及び終点の位置に応じた把持位置画像GPを表示する。図7右の例では、スパナSの柄を囲む把持位置画像GPが表示されている。
図8は、アノテーション後のアノテーション画面の一例を示す図である。図8の例では、対象物画像Im(スパナS)に4つの把持位置がアノテーションされており、各把持位置に対応する把持位置画像GP1~GP4が対象物画像Im上に表示されている。把持位置画像GP1,GP2は、第1種類の把持位置の把持位置画像であり、把持位置画像GP3,GP4は、第2種類の把持位置の把持位置画像である。
図8の例のように、一の対象物画像Imに対して複数の把持位置画像GPが表示されてもよい。また、把持位置画像GPは、把持位置の種類に応じて異なる表示形式で表示されもよい。例えば、把持位置の種類に応じて、把持位置画像GPの少なくとも一部の色、模様、太さを変えることが考えられる。また、複数の把持位置画像GPが重複していてもよい。
<まとめ>
以上説明した通り、本実施形態によれば、ユーザが対象物画像Imに対して把持位置をアノテーションする際に、ユーザのポインタ操作に応じた把持位置操作画像gpが表示される。ユーザは、把持位置操作画像gpにより、アノテーションされる把持位置を確認できるため、所望の把持位置に容易にアノテーションを行うことができる。また、ユーザは、ポインタPで始点及び終点を指定するだけで、把持位置を指定することができる。また、中心点CP(始点)に対するポインタPの位置を調整するだけで把持位置を調整できるため、ユーザは、所望の把持位置を直感的な操作でアノテーションできる。
<付記>
本実施形態は、以下の開示を含む。
(付記1)
対象物画像に対する把持位置のアノテーションを支援するアノテーション支援装置であって、
前記対象物画像と、前記対象物画像上でユーザが始点及び終点を指定するためのポインタと、を表示する表示制御部と、
前記始点及び前記終点に応じた把持位置を記憶する記憶部と、
を備え、
前記表示制御部は、前記始点が指定されてから前記終点が指定されるまで、把持位置操作画像を表示し、
前記把持位置操作画像は、前記始点と、前記始点を挟んで対向して配置された一対の把持線と、を含む
アノテーション支援装置。
(付記2)
前記一対の把持線は、前記始点と前記ポインタを通る直線を軸として対称に配置される
付記1に記載のアノテーション支援装置。
(付記3)
前記一対の把持線は、前記直線と平行である
付記2に記載のアノテーション支援装置。
(付記4)
前記一対の把持線の間の幅は、前記始点と前記ポインタとの間の距離に比例する
付記1から付記3までのいずれかに記載のアノテーション支援装置。
(付記5)
前記把持位置操作画像は、前記始点を通り、前記直線と平行な中心線を含む
付記1から付記4までのいずれかに記載のアノテーション支援装置。
(付記6)
前記表示制御部は、前記終点が指定された後、把持位置画像を表示し、
前記把持位置画像は、当該終点が指定された際に表示されていた前記一対の把持線を含む
付記1から付記5までのいずれかに記載のアノテーション支援装置。
(付記7)
前記表示制御部は、アノテーションされる把持位置の種類に応じて前記一対の把持線を異なる表示形式で表示する
付記1から付記6までのいずれかに記載のアノテーション支援装置。
(付記8)
情報処理装置が実行する、対象物画像に対する把持位置のアノテーションを支援するアノテーション支援方法であって、
前記対象物画像と、前記対象物画像上でユーザが始点及び終点を指定するためのポインタと、を表示する表示制御処理と、
前記始点及び前記終点に応じた把持位置を記憶する記憶処理と、
を備え、
前記表示制御処理は、前記始点が指定されてから前記終点が指定されるまで、把持位置操作画像を表示し、
前記把持位置操作画像は、前記始点と、前記始点を挟んで対向して配置された一対の把持線と、を含む
アノテーション支援方法。
(付記9)
対象物画像に対する把持位置のアノテーションを支援するアノテーション支援方法であって、
前記対象物画像と、前記対象物画像上でユーザが始点及び終点を指定するためのポインタと、を表示する表示制御処理と、
前記始点及び前記終点に応じた把持位置を記憶する記憶処理と、
を備え、
前記表示制御処理は、前記始点が指定されてから前記終点が指定されるまで、把持位置操作画像を表示し、
前記把持位置操作画像は、前記始点と、前記始点を挟んで対向して配置された一対の把持線と、を含む
アノテーション支援方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1:アノテーション支援装置
11:通信部
12:記憶部
13:制御部
121:対象物画像データ
122:アノテーションデータ
131:表示制御部

Claims (9)

  1. 対象物画像に対する把持位置のアノテーションを支援するアノテーション支援装置であって、
    前記対象物画像と、前記対象物画像上でユーザが始点及び終点を指定するためのポインタと、を表示する表示制御部と、
    前記始点及び前記終点に応じた把持位置を記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記始点が指定されてから前記終点が指定されるまで、把持位置操作画像を表示し、
    前記把持位置操作画像は、前記始点と、前記始点を挟んで対向して配置された一対の把持線と、を含む
    アノテーション支援装置。
  2. 前記一対の把持線は、前記始点と前記ポインタを通る直線を軸として対象に配置される
    請求項1に記載のアノテーション支援装置。
  3. 前記一対の把持線は、前記直線と平行である
    請求項2に記載のアノテーション支援装置。
  4. 前記一対の把持線の間の幅は、前記始点と前記ポインタとの間の距離に比例する
    請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のアノテーション支援装置。
  5. 前記把持位置操作画像は、前記始点を通り、前記直線と平行な中心線を含む
    請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のアノテーション支援装置。
  6. 前記表示制御部は、前記終点が指定された後、把持位置画像を表示し、
    前記把持位置画像は、当該終点が指定された際に表示されていた前記一対の把持線を含む
    請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のアノテーション支援装置。
  7. 前記表示制御部は、アノテーションされる把持位置の種類に応じて前記一対の把持線を異なる表示形式で表示する
    請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のアノテーション支援装置。
  8. 情報処理装置が実行する、対象物画像に対する把持位置のアノテーションを支援するアノテーション支援方法であって、
    前記対象物画像と、前記対象物画像上でユーザが始点及び終点を指定するためのポインタと、を表示する表示制御処理と、
    前記始点及び前記終点に応じた把持位置を記憶する記憶処理と、
    を備え、
    前記表示制御処理は、前記始点が指定されてから前記終点が指定されるまで、把持位置操作画像を表示し、
    前記把持位置操作画像は、前記始点と、前記始点を挟んで対向して配置された一対の把持線と、を含む
    アノテーション支援方法。
  9. 対象物画像に対する把持位置のアノテーションを支援するアノテーション支援方法であって、
    前記対象物画像と、前記対象物画像上でユーザが始点及び終点を指定するためのポインタと、を表示する表示制御処理と、
    前記始点及び前記終点に応じた把持位置を記憶する記憶処理と、
    を備え、
    前記表示制御処理は、前記始点が指定されてから前記終点が指定されるまで、把持位置操作画像を表示し、
    前記把持位置操作画像は、前記始点と、前記始点を挟んで対向して配置された一対の把持線と、を含む
    アノテーション支援方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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