JP2022086842A - 育苗培土 - Google Patents
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Abstract
【課題】苗の根部の自由な伸長を促して根鉢の強度を確保すると共に、生育用の水を保持しつつも苗の生育に悪影響を与えにくい育苗培土を提供すること。【解決手段】育苗容器1に培土4を敷設し、苗Nの根部Naを培土4内に張らせる育苗培土において、培土4は、粒径1mm以下の多孔質粉塵Vpを容量比Lで5~20%含有すると共に、土砂5を容量比Lで40%~50%以上、繊維質6を40~50%以上含有すると共に、苗Nの生育に必要な成分を有する土壌改良剤Eを容量比Lで15%以下含有する構成すると共に、培土4は床土4aと覆土4bに分けて育苗容器1に供給して構成する。【選択図】図3
Description
この発明は、苗を育苗する育苗培土の技術分野に属する。
ネギやタマネギ等の細く柔らかい苗を育苗する培土の構成材料や根部の結合を強め、苗の根鉢を崩れにくくして、苗移植機で圃場に移植する際に根鉢が崩れることを防止する技術が存在する(特許文献1参照)。
ネギやタマネギの苗の根部は比較的伸びにくく、移植に適した段階までの成長期間では、根部が培土中に十分に絡み付かないことがあるので、培土中に構成材料同士の結合を強める成分や吸水性ポリマー等を添加することにより、強度を確保している。
しかしながら、構成材料同士の結合を強める成分や吸水性ポリマーが培土中に混入されていると、根部が伸長する方向が変えられてしまい、根部が根鉢全体に行き渡らず、根鉢の強度が十分に確保できない問題が生じる。
また、吸水性ポリマーが培土の上層に多く含まれていると、水を供給しても吸水性ポリマーが水を保持してしまい、根部から水が吸収できず苗の生育が遅くなる問題や、吸水性ポリマーが種子や苗から水を吸い取り、枯らしてしまう問題がある。
また、根鉢の強度が低いと、セルトレイから苗を一株ずつ取出し装置で取り出し、植付ホッパに移動させる方式の移植機では、取出し装置が培土内に差し込まれる際に培土が崩れ、取出し装置の取出し爪に苗が引っ掛からず、植付ホッパへの苗の移動が行われなくなる。
本発明は、苗の根部の自由な伸長を促して根鉢の強度を確保すると共に、水を保持しても苗の生育に悪影響を与えにくい育苗培土を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、次のような技術的手段を講じた。
請求項1に係る発明は、育苗容器(1)に培土(4)を敷設し、苗(N)の根部(Na)を培土(4)内に張らせる育苗培土において、培土(4)には、粒径1mm以下の多孔質粉塵(Vp)を容量比(L)で5~20%含有させることを特徴とする育苗培土とした。
請求項2に係る発明は、前記培土(4)は、前記多孔質粉塵(Vp)に加えて、土砂(5)を容量比(L)で40%~50%以上、繊維質(6)を40~50%以上含有すると共に、苗(N)の生育に必要な成分を有する土壌改良剤(E)を容量比(L)で15%以下含有することを特徴とする請求項1に記載の育苗培土とした。
請求項3に係る発明は、前記培土(4)は、育苗容器(1)に敷設する床土(4a)と、該床土(4a)に種子(S)を播種した後に敷設する覆土(4b)で構成し、前記床土(4a)は、土砂(5)と繊維質(6)と土壌改良剤(E)と多孔質粉塵(Vp)を混合すると共に、保水性を有する糊剤(G)を添加して構成し、前記覆土(4b)は土砂(5)、繊維質(6)、または多孔質材(V)のいずれか一つ、あるいは土砂(5)、繊維質(6)、多孔質材(V)の任意の組み合わせで構成すると共に、糊剤(G)を添加しないことを特徴とする請求項1または2に記載の育苗培土とした。
請求項4に係る発明は、前記育苗容器(1)に供給する培土(4)と種子(S)は、空の育苗容器(1)に床土(4a)を満量未満で供給する第1床土供給装置(11)と、該第1床土供給装置(11)で供給した床土(11)を均し固める第1調整装置(12,13)と、前記育苗容器(1)に合計で満量となる量の床土(4a)を供給する第2床土供給装置(14)と、該第2床土供給装置(14)で供給した床土(4a)を均し固める第2調整装置(15,16)と、床土(4a)上に種子を供給する播種装置(17)と、種子を埋没させる覆土(4b)を供給する覆土供給装置(18)を備える播種機(10)により供給されることを特徴とする請求項3に記載の育苗培土とした。
請求項5に係る発明は、前記育苗容器(1)に供給する培土(4)と種子(S)は、空の育苗容器(1)に床土(4a)を供給する第1床土供給装置(11)と、該第1床土供給装置(11)に供給されて盛り上がった床土(4a)を均す、上下位置調節可能な均平部材(12)と、該均平部材(12)が均した床土(4a)を圧し固める鎮圧部材(13)と、該鎮圧部材(13)が圧し固めた床土(4a)に残る盛り上がりを均し固める調整装置(15,16)と、床土(4a)上に種子を供給する播種装置(17)と、種子を埋没させる覆土(4b)を供給する覆土供給装置(18)を備える播種機(10)により供給されることを特徴とする請求項3に記載の育苗培土とした。
請求項1の発明により、粒径1mm以下の多孔質粉塵(Vp)を培土(4)中に含ませることにより、苗(N)の根部(Na)が伸長する空間を確保しやすくなるので、根部(Na)が培土(4)に複雑に張り巡らされて根鉢の強度が向上する。
また、多孔質粉塵(Vp)は表面に多数の孔部や空隙を有することにより、微量の水や空気を保持することができるので、根部(Na)が多孔質粉塵(Vp)から水や空気を吸収でき、生育の安定化が図られる。
請求項2の発明により、請求項1に記載の発明の効果に加えて、繊維質(6)の有する空隙に根部(Na)が伸長して絡み付いていくことができるので、より根鉢の強度が向上する。
また、土壌改良剤(E)が含有されることにより、苗は含有される成分を利用して成長できるので、成分不足により苗の生育が遅くなることが防止される。
請求項3の発明により、請求項1または2に記載の発明の効果に加えて、床土(4a)に糊剤(G)を添加することにより、床土(4a)の構成材料同士の繋がりが強くなるので、根鉢の強度が向上する。
また、糊剤(G)が保水性を有するものであることにより、床土(4a)から水が蒸発しにくくなるので、苗(N)の根部(Na)が床土(4a)内で多方向に伸長する際に保水された水を用いることができ、水不足による生育不良の発生が防止される。
また、糊剤(G)により床土(4a)の底から水が流失しなくなるので、灌水作業に要する水の量が抑えられると共に、育苗容器(1)の底部に湿気が溜まりにくくなり、カビや細菌による病害の発生が防止される。
また、覆土(4b)には糊剤(G)を添加しないことにより、水は土砂(5)、繊維質(6)、多孔質材(V)同士の空間部を自由に移動できるので、覆土(4b)内に水が溜まって根部(Na)に水が供給されなくなることが防止される。
また、苗(N)が成長する際に芽(葉部)が覆土(4b)を押し退けやすいので、苗(N)の成長が阻害されることが防止される。
請求項4の発明により、請求項3に記載の発明の効果に加えて、第1床土供給装置(11)と第2床土供給装置(14)により育苗容器(1)に床土(4a)を分けて供給し、第1調整装置(12,13)及び第2調整装置(15,16)で床土(4a)を均し固めることにより、育苗容器(1)の全面に亘って床土(4a)を均等に、且つ平らに供給できるので、覆土(4b)により埋没させた種子(S)の深度がほぼ均一になる。
これにより、苗(N)の成長に差が生じにくくなるので、移植機により圃場への移植作業を行う際、未熟過ぎる苗(N)や、葉部が徒長した(伸び過ぎた)苗(N)が発生することが防止され、植付精度が向上する。
請求項5の発明により、請求項3に記載の発明の効果に加えて、第1床土供給装置(11)により育苗容器(1)に供給された床土(4a)を、均平部材(12,21)で均すと共に鎮圧部材(13)で圧し固め、その後に残る床土(4a)の盛り上がりを調整装置(15,16,22)で均し固めることにより、育苗容器(1)の全面に亘って床土(4a)を均等に、且つ平らに供給できるので、覆土(4b)により埋没させた種子(S)の深度がほぼ均一になる。
これにより、苗(N)の成長に差が生じにくくなるので、移植機により圃場への移植作業を行う際、未熟過ぎる苗(N)や、葉部が徒長した(伸び過ぎた)苗(N)が発生することが防止され、植付精度が向上する。
また、均平部材(12,21)の上下位置が調節可能であることにより、第1床土供給装置(11)から供給する床土(4a)の量に合わせて接触する高さを変更して均し始める位置を調節できるので、均平部材(12,21)が床土(4a)を育苗容器(1)の外に押し出すことや、均平部材(12,21)の前後位置に床土(4a)を分断して供給し、育苗容器(1)内に不均一に供給されることが防止される。
この発明の実施の一形態を、以下に説明する。尚、以下の実施の形態は、あくまで実施の一形態であって、請求の範囲を拘束するものではない。
ネギやタマネギ等の苗Nを育苗する苗トレイ1は、複数の育苗ポット2を縦横に等間隔に並べて一体化したものであり、外周縁部には苗トレイ1を浮かせた状態で保持させる際に接触させる縁部3を形成する。
前記育苗ポット2は、図1、図2に示すとおり、上端部に四角形、例えば正方形の上側開口部2aを有すると共に、下端部に上側開口部2aよりも縦横辺の短い、言い換えれば面積の小さい下側開口部2bを形成する中空構造であり、上下間には下側に向かうほど育苗ポット2の中心点、即ち上側開口部2a及び下側開口部2bの対角線の交点の中心に向かう姿勢のポット壁部2cを縦横に計四面形成して構成する。即ち、育苗ポット2は、下部側が上部側に比べて断面積が小さくなる、四角錐形状となる。
このとき、育苗ポット2の上側開口部2aの上端仮想辺2xとポット壁部2cが形成する角度は、75度以上とすると、苗Nの根部Naと後述の培土4で形成する根鉢の形状を、野菜移植機の植付装置の形状に合わせて植付精度を向上させ得るものとすることができる。
なお、苗トレイ1は、主に合成樹脂を金型で成型して作成するものであるが、育苗ポット2を複数作成して連結したものでも、一つの材料から複数の育苗ポット2が形成される構成としたものでもよい。
上記により、複数の育苗ポット2は上下方向に貫通した構造となり、上記のとおり縁部3に支柱等を設けて床面から苗トレイ1を上方に、例えば25cm程度離間した状態にすると、根鉢の底部が常時空気に晒されるので、根部Naが培土4から外部に出て成長しなくなる、エアプルーニング(空気根切り)を生じさせることができる。根部Naは空気に触れると培土4内に戻りながら伸びていくので、根部Naを培土4にしっかりと絡み付かせて根鉢の強度を高めることができると共に、苗トレイ1の底部から下方に余分に伸びた根部Naを切除する作業が不要になる。
また、根部Naが余分に伸びていると、苗トレイ1を移植機に搭載して植付作業を行う際、苗トレイ1の搬送移動の抵抗となり、適切なタイミングで苗が取り出せず、植付姿勢が乱れたり、苗の植付が行われない欠株が発生したりする原因となるが、エアプルーニングにより根部Naを過度に伸ばさないことにより、こうした苗の植付不良を防止できる。
しかしながら、苗Nの生育は育苗期間の天候や気候に左右されるものであり、曇天が続く等の生育期間が長くなる要因があると、葉部が伸びて根部Naが十分に伸びないことがあり、その際は根が十分に培土4中に張り巡らされず、根鉢の強度が不十分となり、移植機による苗の植付作業時に苗トレイ1から苗を取り出す際、根鉢が崩れて植付が行われない箇所が発生しやすくなる問題がある。
苗Nの生育状態にかかわりなく根鉢の強度を確保するには、培土4自体の強度、即ち硬さを確保する必要がある。一方で、培土4が重くなり過ぎると苗Nの生育不良だけでなく、移植機の移動の妨げや、取り出した苗が重過ぎて下方に落下する等の問題の原因となるので、重量を抑える必要もある。
根部Naの生育にかかわらず移植機による植付作業に耐え得る根鉢強度の確保と、生育や植付に支障が無い重量の培土4について、説明する。
培土4は、川土や山土等を焼成して粒状にした土砂5と、ピートモス6aやヤシガラ6b等、原料であるコケ類やヤシ等に由来する長い繊維質からなる繊維材6と、焼成バーミキュライトを製造する際に発生する、粒子の細かい(最大でも粒径1mm未満)バーミキュライト集塵粉Vpを主な材料とすると共に、副材料としてパーライトPeやゼオライトZe等の土壌改良剤Eを混合して製造する。
なお、土砂5の粒径は強度確保の観点から3mm以下とすることが望ましく、培土4の生成前に篩等を用いて選別したものを用いるか、あるいは対応する既製品を用いるものとする。
上記の培土4において、軽量であることを重視する際は、図3及び図4に示すとおり、繊維材6は容量比Lで50%以上、土砂5は容量比Lで30%以上、バーミキュライト集塵粉は5%以上~20%未満という配合とすることが望ましい。例えば、培土4は、1リットル当たり500ミリリットル以上の繊維質6(特にピートモス6a)、300ミリリットル以上の土砂5、50ミリリットル以上200ミリリットル未満のバーミキュライト集塵粉Vpを含むものとする。
なお、上記の培土4では、基本的に苗Nの育苗時に必要な肥料成分が足りていないので、窒素成分NFを含む肥料Fを1リットル当たり500~1000mg添加する。また、根部Naは土中にケイ酸成分があることで生育が促されるので、ケイ酸塩Saを含むケイ酸資材Siを、1リットル当たり5~10g含まれるものとする。
なお、ケイ酸資材Siは様々な物質が該当し、その比重や形状のバラつきが大きいので、容量比Lについては、用いる物質ごとに上記の1リットル当たり5000~10000mgに相当する数値になるものとする。
上記のケイ酸資材Siの一例としては、土壌改良剤Eとして記載したパーライトPeやゼオライトZiもケイ酸塩Saを含有しているので該当する。本件の例において、土壌改良剤Eや肥料成分F等の副材料は、主材料を各々最低限の比率とした場合には150ミリリットル含有されるものとし、主材料の比率を増加させると減少するものとする。
但し、苗Nや根部Naが数十日(ネギやタマネギの場合、一般的に40~60日程度)かけて成長する際に副材料、特に肥料成分Fを含有させないことは現実的でないので、含有量が0になることは無いものとする。即ち、ケイ酸資材Siは、容量比Lで最大15%含有されるものとする。
なお、図3と図4の違いは、各構成素材の配合比率の違いを示す一例であり、培土4の構成を限定するものではない。
上記構成では、空間の多い繊維質6を容量比Lで50%以上含有すると共に、0.3~1.0mm程度の非常に細かく軽量なバーミキュライト集塵粉Vpを5~20%含有することにより、培土4の重量を軽減することができる。
したがって、苗N及び培土4が充填された苗トレイ1を運ぶ際、作業者の労力が軽減されると共に、移植機による苗の取出時に培土4が重過ぎて植付前に圃場に落下し、適切な位置に植え付けられなくなることが防止される。落下した苗を作業者が拾い上げて植え直す作業も不要になるので、作業者の労力や作業時間の軽減も図られる。
また、繊維質6やバーミキュライト集塵粉Vpの含有量が多いことにより、根部Naが培土4の中で伸びる際に伸長方向に制限がかかりにくく、根部Naが培土4に複雑に絡むことで、根鉢の強度を移植機による苗取りや植付に適したものとすることができる。特に、糸状の繊維が多く残る繊維質6とは複雑に絡み合うので、根鉢の強度をより高めやすくなる。
また、バーミキュライト集塵粉Vpは、一般的に園芸土壌に用いられる大粒のバーミキュライトを生成する際に生じる廃棄物に由来するものであるので、比較的コストが安く、培土4の製造コストが抑えられる。さらには、廃棄に要する環境負荷も抑えられる。
なお、バーミキュライト集塵粉Vpが廃棄物となっていたのは粒径が細か過ぎるためであり、多孔質で且つ多層構造であることには変わりが無いので、隙間に水を貯め込む保水性が高く、内部に空洞を有することで断熱性が高く、また軽量であり、肥料中の陽イオンを吸着・保持する塩基置換容量が高いことで添加するカリウムやマグネシウム等の肥料成分を流失させにくいと共に、生成工程で焼成されることによる無菌性は同等に保持している。
また、土壌改良剤EであるパーライトPeやゼオライトZiがケイ酸資材Siを含むものであることにより、根部Naの生育に必要な成分を含有させることができるので、根部Na自体の強度を高めることで根鉢の強度が確保される。
一方、培土4において、根鉢の強度を重視する際は、図5及び図6に示すとおり、土砂5は容量比Lで40%以上、繊維材6は容量比Lで40%以上、バーミキュライト集塵粉は5%以上20%未満という配合とすることが望ましい。例えば、この培土4は、400ミリリットル以上の土砂5、1リットル当たり400ミリリットル以上の繊維質6(苗Nがネギ苗である場合、特にピートモス6a)、50ミリリットル以上200ミリリットル未満のバーミキュライト集塵粉Vpを含むものとする。
なお、上記の培土4においても、基本的に苗Nの育苗時に必要な肥料成分が足りていないので、窒素成分NFを含む肥料Fを1リットル当たり500~1000mg添加する。また、根部Naは土中にケイ酸成分があることで生育が促されるので、ケイ酸塩Saを含むケイ酸資材Siを、1リットル当たり5~10g含まれるものとする。
苗Nや根部Naが数十日(ネギの場合、一般的に40~60日程度)かけて成長する際に副材料、特に肥料成分Fを含有させないことは現実的でないので、肥料Fやケイ酸資材Siの含有量が0になることは無いものとする。
なお、図5と図6の違いは、各構成素材の配合比率の違いを示す一例であり、培土4の構成を限定するものではない。
上記構成では、比較的密度の高い土砂5を容量比Lで40%以上含有することにより、培土4の強度を高めることができる。一方で、繊維質6についても40%以上含有すると共に、バーミキュライト集塵粉Vpも5~20%含有することから、培土4の重量が移植機による苗の取出しや植付に適さないほど重くなることを防止できる。
したがって、移植機による苗の取り出しから植え付けまでの間に培土4が崩れ苗が圃場に植え付けられなくなることが防止される。落下した苗を作業者が拾い上げて植え直す作業も不要になるので、作業者の労力や作業時間の軽減も図られる。
また、繊維質6やバーミキュライト集塵粉Vpが合計で最低でも45%は含まれることにより、根部Naが培土4の中で伸びるスペースを確保できるので、土砂の密度と根部Naにより根鉢の強度を確保できる。
上記の培土4は、繊維質6の比率を高くするとより軽量で且つ根部Naが培土中で自由に伸びやすくなり、土砂5の比率を高くすると重量が増加するものの根部Naの生育が多少悪くとも根鉢の強度を確保できる。
但し、苗の生育は一つ一つで差異があるものであり、また作物の品種や季節によって成長速度や根部Naの伸び方も異なっている。さらには、気象条件も不定であるので、根鉢の強度を確保し切れない状況もあり得る。
したがって、移植機で用いる苗において、根鉢の強度を確実なものとすべく、培土4にポリアクリル酸ナトリウム等の糊剤Gを添加し、土砂5や繊維質6、バーミキュライト集塵粉Vpを各々くっつけ合わせるとよい。これにより、根鉢は外部から力が加わっても崩れにくくなるので、移植機による苗の取出しや植付の際、確実に圃場に植え付けられる。
但し、上記のポリアクリル酸ナトリウムのような含水性の高い糊剤Gを用いると、培土4に灌水を行った際に糊剤Gが水を貯留してしまい、根部Naが水を吸収しにくくなる問題が生じるおそれがある。
したがって、ポリオキシアルキレングリコール等の界面活性剤Sfを培土4に添加、あるいは界面活性剤Sfを培土4の構成材に含侵させたものを添加、もしくはこれらの両方を培土4に添加するとよい。
界面活性剤Sfを添加することにより、糊剤Gの表面張力を弱めることができるので、水が糊剤Gから出入りしやすくなるので、苗Nが水不足で生育不良に陥ることが防止される。
また、界面活性剤Sfを培土4の構成材に含侵させたものを添加することにより、苗トレイ1に播種作業や覆土作業をライン上で行う場合に、ライン上に界面活性剤Sfの供給装置を追加する必要が無く、既存の装置や設備を利用できる。
上記構成では、苗Nの栽培に用いる培土4を前提としているが、実際の育苗において、培土4は、苗トレイ1の底面に先に敷設され、発芽することで苗Nとなる種子Sを受ける床土4aと、種子Sを播種した後、種子Sを埋没させる覆土4bに分けて用いられる。
上述の糊剤Gは、供給される水を保持する作用が強く、種子Sが水分を吸収しにくく水分不足に陥って発芽できなくなることや、水分不足で枯れてしまう原因になることがある。界面活性剤Sfの添加で吸水作用を軽減できるものの、根部Naに作用すると結局根部Naから水分が十分に取り込めなくなるおそれがある。
この問題の発生を防止すべく、床土4aを図7及び図8(a)(b)に示す比率で素材を配合して構成する。
図7に示すとおり、山土や川土等を焼成すると共に粒径3mm以下に選別した土砂5を容量比Lで40%以上~60%未満、ピートモスやヤシガラ等の繊維質6を20%以上~40%未満、パーライトPeやゼオライトZi等のケイ酸資材Siを10%以上~20%未満、バーミキュライト集塵粉Vpを10%以上~20%未満の比率で混合し、且つ糊剤Gと界面活性剤Sfを添加して、床土4aを構成する。
なお、上記の各材料の比率は、育苗する作物の品種、育苗する季節、育苗に要する期間、圃場に移植する時期等の育苗条件により適宜調整するものとする。
例えば、育苗日数を短く抑えるときや、根部Naが伸長しにくい品種や季節であるときは、ケイ酸資材Siの比率を高くして根部Naの生長を促進したり、繊維質6の比率を高くして根部Naが絡み付きやすくしたりして、糊剤Gの使用量を減らしても根鉢の強度が確保される床土4aを構成することが考えられる。
また、苗Nの育苗期間が長く、苗N一つ一つの重量が重くなる条件では、苗トレイ1の搬送に要する労力を軽減すべく、繊維質6、及びバーミキュライト集塵粉Vpの比率を高くし、床土4aの重量を軽くする構成とすることが考えられる。
一方、覆土4bについては、図8(c)に示すとおり、土砂5、繊維質6、またはバーミキュライトVを単一で用いるものとする。あるいは、これらを混合したものでもよい。いずれの材料を用いる場合でも、糊剤Gは添加しないものとする。なお、ここでいうバーミキュライトVは、ほぼ粉状のバーミキュライト集塵粉Vpとは異なる、3~5mm程度の粒状のものである。バーミキュライトVは軽量であり粒同士の空隙も生じやすいので、発芽後の上方への生長を阻害しにくく、供給される水も下方に通過しやすい。しかも、多孔質、多層構造であるので、隙間に微量の水を保持したり、培土4への空気の出入口としたりすることができる。
これにより、覆土4bは供給した水が通過しやすい構成となるので、根部Na側に水が移動しやすく、水分不足による生育不良や立ち枯れが防止される。
上記の床土4aと覆土4bを併用した培土4を育苗に用いることにより、苗トレイ1の上方から供給した水は覆土4bの構成材に一部を保持されつつ流下し、床土4aに移動するので、培土4の上層から下層まで水が移動しやすく、水分の偏在により苗の生育が遅くなることや、立ち枯れを起こすことが防止される。
また、床土4aに入り込んだ水は、糊剤Gだけでなく、繊維質6の細かい空隙や、パーライトPeやゼオライトZiの微細な孔部に保持されるので、培土4内の水分が自然乾燥で失われにくく、長期的に苗Nの育苗に必要な水が保持され、灌水作業の頻度を低減できる。
上記のとおり、根部Naの生育を促して糊剤Gの使用量を削減することにより、糊剤Gに保持される水量が抑えられるので、この水分が根部Naに過剰に吸収されて根腐れを起こすことが防止される。
一方、糊剤Gの吸水力及び保水力により、供給した水が床土4aを通過し、苗トレイ1の底部から流失してしまうことを防止できるので、水の余分な消費が抑えられると共に、底部付近の湿気が高まることを防止できるので、カビや細菌の繁殖が抑えられ、病気の発生が防止される。
上記の培土4(床土4aと覆土4b)を用いる際、苗トレイ1の複数の育苗ポット2…に均等に充填する必要があり、播種機10を用いて培土4の充填や種子Sの播種等の作業を流れ作業で行うが、移植機を用いて圃場に移植するネギやタマネギの苗トレイ1は数が多く(448カ所)、育苗ポット2同士の間隔が狭いので、比重を軽くしていると搬送中の振動等で培土4が育苗ポット2から抜け出し、培土4が全体で不均等に投入されることがある。
この問題を解消する播種機10について説明する。図9に示すとおり、苗トレイ1を始端から終端に搬送するコンベアの経路上に、床土4aを苗トレイ1に供給する第1床土供給装置11を設け、第1床土供給装置11の搬送下手側に床土4aを平らに均す第1均平ブラシ12を設け、第1均平ブラシ12の搬送下手側に均された床土4aを圧し固める第1鎮圧ローラ13を設ける。
上記の第1床土供給装置11による床土4aの供給量は、満充填はしないものであり、望ましい量として苗トレイ1の容量の50%程度とする。
そして、第1鎮圧ローラ13の搬送方向下手側には、第2床土供給装置14を設け、ここで床土4aを満充填する。第2床土供給装置14の搬送方向下手側には、床土4aを平らに均す第2均平ブラシ15を設け、第2均平ブラシ15の搬送下手側に均された床土4aを圧し固める第2鎮圧ローラ16を設ける。
そして、第2鎮圧ローラ16よりも搬送下手側には、均等に床土4aが投入された苗トレイ1に種子Sを供給する播種装置17を設け、播種装置17の搬送下手側に覆土4bを供給する覆土供給装置18と、覆土を平らに均す覆土均平ブラシ19を設け、さらに搬送方向下手側に水を供給する灌水装置20を設ける。
なお、灌水装置20は覆土供給装置18よりも搬送方向上手側に設けて覆土前に水を床土4aに水を供給してもよいが、糊剤Gの使用量によっては水が過剰に吸水されるので、配合量に応じて使用するかどうかを切替可能とすることが望ましい。
上記構成により、床土4aを二回に分けて投入し、さらに均平と鎮圧を施すことにより、床土4aの投入ムラや搬送時の振動により床土4aの供給量が苗トレイ1内で不均等となることが防止されるので、覆土4bの供給後に種子Sの深度にバラつきが生じにくい。したがって、苗が均等に成長するので、移植機による植付の際に未熟な苗や、植付の支障となるほどに徒長した苗が混ざることが防止され、苗の植付精度が向上する。
また、二回均平と鎮圧を行うことにより、根部Naの大部分が位置することになる床土4aを圧し固めることができるので、根鉢の強度の向上が図られる。
上記構成は培土4の供給を高い精度で均等にできるが、床土の供給装置が二つ必要になるので、コストアップする問題がある。
コストアップを抑える播種機10として、図10に示すとおり、第1床土供給装置11の搬送方向下手側に、第1均平ブラシ12を上下位置調節可能に設け、その搬送方向下手側に第1鎮圧ローラ13を設ける。そして、その搬送方向下手側に、第2均平ブラシ15と第2鎮圧ローラ16を設ける。
さらにその搬送方向下手側には、均等に床土4aが投入された苗トレイ1に種子Sを供給する播種装置17を設け、播種装置17の搬送下手側に覆土4bを供給する覆土供給装置18と、覆土を平らに均す覆土均平ブラシ19を設け、さらに搬送方向下手側に水を供給する灌水装置20を設ける。
上記の第1鎮圧ローラ13、第2均平ブラシ15及び第2鎮圧ローラ16は略同じ上下高さ、即ち苗トレイ1に敷設された床土4aの表面に接触する高さとするが、第1均平ブラシ11については、床土4aの表面から最大で15mm離間、最低は離間しない(=0mm)となる高さの範囲で調節可能に配置する。
これにより、苗トレイ1上に床土4aが盛り上がるときは、第1均平ブラシ12は無理な均しを行わずに第1鎮圧ローラ13で軽く押さえつけて各育苗ポット2…に床土4aを入り込ませ、その上で第2均平ブラシ15及び第2鎮圧ローラ16でしっかりと床土4aを均す構成とする。
これにより、床土供給装置の数が一つでよいので、播種機10のコストアップが抑制される。
また、第1均平ブラシ11が苗トレイ1から盛り上がっている床土4aを擦り落としてしまうことを防止できるので、一部の育苗ポット2で床土4aが不足して苗の成長にムラが生じることが防止される。
また、第1均平ブラシ11上に床土4aが乗り上げ、第1均平ブラシ11の前後に床土4aが分断して供給されることを防止できるので、床土4aが苗トレイ1内に不均等に供給されることが防止される。
さらにコストダウンを図る例として、図11に示すとおり、第1床土供給装置11の搬送方向下手側には、床土4aを大まかに均す第1均平スクレーパ21を床土4aの表面から0~15mmの範囲で上下位置調節可能に設け、その搬送下手側に第1鎮圧ローラ13を配置して、盛り上がった床土4aの各育苗ポット2への進入を促す。そして、さらに搬送方向下手側に設ける第1均平ブラシ12で床土4aをしっかりと均し、第2鎮圧ローラ16で床土4aの表面を圧し固めるものとする。
これにより、伝動系統を簡略化することができるので、さらにコストダウンが図られる。
さらに、図11の播種機10の構成に替わり、図12に示すとおり、第2均平ブラシ15を第2均平スクレーパ22とし、床土4aの表面に接触する高さに配置してもよい。
これにより、さらに伝動系統が簡略なものとなるので、いっそうのコストダウンが図られる。
あるいは、図13に示すとおり、第1床土供給装置11の搬送方向下手側に第1鎮圧ローラ13を設け、この第1鎮圧ローラ13で盛り上がった床土4aを各育苗ポット2に入り込ませ、その搬送方向下手側に設ける第1均平ブラシ12で床土4aを均し、搬送方向下手側に設ける第2鎮圧ローラ16で床土4aの表面を圧し固める構成としてもよい。
これにより、第1鎮圧ローラ13で床土4aを各育苗ポット2に移動させることができるので、部品数の削減が図られ、コストダウンが図られる。
あるいは、図13の播種機10の構成に替わり、図14に示すとおり、第1均平ブラシ12を第1均平スクレーパ21とし、床土4aの表面に接触する高さに配置してもよい。
これにより、さらに伝動系統が簡略なものとなるので、いっそうのコストダウンが図られる。
1 苗トレイ(育苗容器)
4 培土
4a 床土
4b 覆土
5 土砂
6 繊維材
10 播種機
11 第1床土供給装置
12 第1均平ブラシ(第1調整装置、均平部材)
13 第1鎮圧ローラ(第1調整装置、鎮圧部材)
14 第2床土供給装置
15 第2均平ブラシ(調整装置、第2調整装置)
16 第2鎮圧ローラ(調整装置、第2調整装置)
17 播種装置
18 覆土供給装置
21 第1均平スクレーパ(均平部材)
22 第2均平スクレーパ(調整装置)
E 土壌改良剤
G 糊剤
L 容量比
N 苗
Na 根部
S 種子
V バーミキュライト(多孔質材)
Vp バーミキュライト集塵粉(多孔質粉塵)
4 培土
4a 床土
4b 覆土
5 土砂
6 繊維材
10 播種機
11 第1床土供給装置
12 第1均平ブラシ(第1調整装置、均平部材)
13 第1鎮圧ローラ(第1調整装置、鎮圧部材)
14 第2床土供給装置
15 第2均平ブラシ(調整装置、第2調整装置)
16 第2鎮圧ローラ(調整装置、第2調整装置)
17 播種装置
18 覆土供給装置
21 第1均平スクレーパ(均平部材)
22 第2均平スクレーパ(調整装置)
E 土壌改良剤
G 糊剤
L 容量比
N 苗
Na 根部
S 種子
V バーミキュライト(多孔質材)
Vp バーミキュライト集塵粉(多孔質粉塵)
Claims (5)
- 育苗容器(1)に培土(4)を敷設し、苗(N)の根部(Na)を培土(4)内に張らせる育苗培土において、
培土(4)には、粒径1mm以下の多孔質粉塵(Vp)を容量比(L)で5~20%含有させることを特徴とする育苗培土。 - 前記培土(4)は、前記多孔質粉塵(Vp)に加えて、土砂(5)を容量比(L)で40%~50%以上、繊維質(6)を40~50%以上含有すると共に、
苗(N)の生育に必要な成分を有する土壌改良剤(E)を容量比(L)で15%以下含有することを特徴とする請求項1に記載の育苗培土。 - 前記培土(4)は、育苗容器(1)に敷設する床土(4a)と、該床土(4a)に種子(S)を播種した後に敷設する覆土(4b)で構成し、
前記床土(4a)は、土砂(5)と繊維質(6)と土壌改良剤(E)と多孔質粉塵(Vp)を混合すると共に、保水性を有する糊剤(G)を添加して構成し、
前記覆土(4b)は土砂(5)、繊維質(6)、または多孔質材(V)のいずれか一つ、あるいは土砂(5)、繊維質(6)、多孔質材(V)の任意の組み合わせで構成すると共に、糊剤(G)を添加しないことを特徴とする請求項1または2に記載の育苗培土。 - 前記育苗容器(1)に供給する培土(4)と種子(S)は、
空の育苗容器(1)に床土(4a)を満量未満で供給する第1床土供給装置(11)と、該第1床土供給装置(11)で供給した床土(11)を均し固める第1調整装置(12,13)と、
前記育苗容器(1)に合計で満量となる量の床土(4a)を供給する第2床土供給装置(14)と、該第2床土供給装置(14)で供給した床土(4a)を均し固める第2調整装置(15,16)と、
床土(4a)上に種子を供給する播種装置(17)と、種子を埋没させる覆土(4b)を供給する覆土供給装置(18)を備える播種機(10)により供給されることを特徴とする請求項3に記載の育苗培土。 - 前記育苗容器(1)に供給する培土(4)と種子(S)は、
空の育苗容器(1)に床土(4a)を供給する第1床土供給装置(11)と、該第1床土供給装置(11)に供給されて盛り上がった床土(4a)を均す、上下位置調節可能な均平部材(12,21)と、該均平部材(12,21)が均した床土(4a)を圧し固める鎮圧部材(13)と、該鎮圧部材(13)が圧し固めた床土(4a)に残る盛り上がりを均し固める調整装置(15,16,22)と、
床土(4a)上に種子を供給する播種装置(17)と、種子を埋没させる覆土(4b)を供給する覆土供給装置(18)を備える播種機(10)により供給されることを特徴とする請求項3に記載の育苗培土。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020199091A JP2022086842A (ja) | 2020-11-30 | 2020-11-30 | 育苗培土 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020199091A JP2022086842A (ja) | 2020-11-30 | 2020-11-30 | 育苗培土 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022086842A true JP2022086842A (ja) | 2022-06-09 |
Family
ID=81894201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020199091A Pending JP2022086842A (ja) | 2020-11-30 | 2020-11-30 | 育苗培土 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022086842A (ja) |
-
2020
- 2020-11-30 JP JP2020199091A patent/JP2022086842A/ja active Pending
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