JP2022085425A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2022085425A
JP2022085425A JP2020197107A JP2020197107A JP2022085425A JP 2022085425 A JP2022085425 A JP 2022085425A JP 2020197107 A JP2020197107 A JP 2020197107A JP 2020197107 A JP2020197107 A JP 2020197107A JP 2022085425 A JP2022085425 A JP 2022085425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
consumables
tag
access
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020197107A
Other languages
English (en)
Inventor
有希男 伊藤
Yukio Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2020197107A priority Critical patent/JP2022085425A/ja
Publication of JP2022085425A publication Critical patent/JP2022085425A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】消耗品に取り付けられた記憶部へのアクセスができない場合でも、消耗品に問題がないと判断できる場合には、画像形成装置を動作させることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、着脱可能な消耗品を用いて、媒体に画像を形成する画像形成実行部153と、消耗品に取り付けられ、消耗品を管理するための情報である消耗品管理情報を記憶するTCタグ116等のタグと、タグにアクセスして、消耗品管理情報の読み書きを行うタグR/W部151と、タグR/W部151がタグにアクセスできない場合において、予め定められた条件を満たすときには、画像形成実行部153に画像の形成を行わせ、タグR/W部151がタグにアクセスできない場合において、予め定められた条件を満たさないときには、画像形成実行部153に画像の形成を行わせない制御部160とを備える。【選択図】図2

Description

本開示は、画像形成装置に関する。
画像形成装置の消耗品を管理するために、その消耗品に関するデータを消耗品に取り付けられた不揮発性メモリ等の記憶部に書き込むことが行われている。例えば、特許文献1に記載された画像形成装置では、定着器の異常加熱を防ぐために、定着器異常データを不揮発性メモリに書き込み、電源投入時にその不揮発性メモリ内を調べ、不揮発性メモリ内に定着器異常データが書き込まれている場合には定着ヒータに通電しないような制御が行われている。
特開2003-98893号公報
しかしながら、従来の技術では、例えば、交換可能な消耗品に不揮発性メモリを実装し、寿命管理又は実装確認を行う場合に、その不揮発性メモリと、画像形成装置との接点の摩耗又は汚れにより、不揮発性メモリへのアクセス不良が発生する可能性がある。
不揮発性メモリへのアクセス不良というエラーで、画像形成装置の動作が停止してしまうと、実際には問題なく印刷動作が可能であるにも関わらず、ユーザは、その画像形成装置を使用することができなくなってしまう。
そこで、本開示の一又は複数の態様は、消耗品に取り付けられた記憶部へのアクセスができない場合でも、消耗品に問題がないと判断できる場合には、画像形成装置を動作させることができるようにすることを目的とする。
本開示の一態様に係る画像形成装置は、着脱可能な消耗品を用いて、媒体に画像を形成する画像形成実行部と、前記消耗品に取り付けられ、前記消耗品を管理するための情報である消耗品管理情報を記憶する消耗品記憶部と、前記消耗品記憶部にアクセスして、前記消耗品管理情報の読み書きを行う読み書き部と、前記読み書き部が前記消耗品記憶部にアクセスできない場合において、予め定められた条件を満たすときには、前記画像形成実行部に画像の形成を行わせ、前記読み書き部が前記消耗品記憶部にアクセスできない場合において、前記予め定められた条件を満たさないときには、前記画像形成実行部に画像の形成を行わせない制御部と、を備えることを特徴とする。
本開示の一又は複数の態様によれば、消耗品に取り付けられた記憶部へのアクセスができない場合でも、消耗品に問題がないと判断できる場合には、画像形成装置を動作させることができる。
実施の形態1に係る画像形成装置の要部を示す断面図である。 実施の形態1に係る画像形成装置における制御系の要部構成を示すブロック図である。 (A)及び(B)は、ハードウェア構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る画像形成装置の印刷時の処理を示す第1のフローチャートである。 実施の形態1に係る画像形成装置の印刷時の処理を示す第2のフローチャートである。 実施の形態1において、消耗品を着脱するためにカバーが着脱された際の処理を示すフローチャートである。 実施の形態2又は3に係る画像形成装置の要部を示す断面図である。 実施の形態2に係る画像形成装置における制御系の要部構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る画像形成装置の印刷時の処理を示す第1のフローチャートである。 実施の形態2に係る画像形成装置の印刷時の処理を示す第2のフローチャートである。 実施の形態2において、消耗品を着脱するためにカバーが着脱された際の処理を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る画像形成装置における制御系の要部構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係る画像形成装置の印刷時の処理を示す第1のフローチャートである。 実施の形態3に係る画像形成装置の印刷時の処理を示す第2のフローチャートである。 実施の形態3において、消耗品が着脱された際の処理を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置100の要部を示す断面図である。
画像形成装置100は、給紙カセット101と、ホッピングローラ102と、レジストローラ103、104と、画像形成ユニットとしてのID(Image Drum)ユニット110K、110Y、110M、110Cと、LED(Light Emitting Diode)ヘッド105K、105Y、105M、105Cと、搬送ベルト106と、ベルト駆動ローラ107と、転写ローラ108K、108Y、108M、108Cと、定着器130と、排出ローラ140、141とを備える。
以上の構成により、後述する画像形成実行部(印刷部)が構成される。
ここでは、画像形成装置100は、電子写真方式の画像形成装置である。
また、画像形成装置100は、ベルトタグ109と、トップカバー142と、定着器カバー143と、フロントカバー144と、インターロックスイッチ145、146、147とを備える。
給紙カセット101は、印刷される媒体としての用紙PAを収納する媒体収納部である。
ホッピングローラ102は、給紙カセット101から、一枚の用紙PAを取り出す。
レジストローラ103、104は、その一枚の用紙PAの斜行を規制して、予め定められたタイミングで搬送ベルト106に送り出す。
搬送ベルト106は、その一枚の用紙PAを搬送する。
搬送ベルト106が一枚の用紙PAを搬送する経路には、IDユニット110K、110Y、110M、110Cが、この順番で配置されている。
IDユニット110Kは、ブラックの現像剤であるトナーを用いてブラックの画像を形成する。IDユニット110Yは、イエローのトナーを用いてイエローの画像を形成する。IDユニット110Mは、マゼンタのトナーを用いてマゼンタの画像を形成する。IDユニット110Cは、シアンのトナーを用いてシアンの画像を形成する。
以下、符号の末尾に付されている大文字Kは、ブラックを、大文字Yは、イエローを、大文字Mは、マゼンタを、大文字Cは、シアンを示すものとする。なお、特に色を区別する必要がない場合には、以下の説明において、これらの大文字は省略される。
IDユニット110K、110Y、110M、110Cの各々は、使用するトナーの色が異なっている他は同様に構成されているため、ここでは、IDユニット110Cを用いて説明する。
IDユニット110Cは、感光体ドラム111Cと、帯電ローラ112Cと、現像ローラ113Cと、クリーニングブレード114Cと、トナーカートリッジ115Cとを備える電子式LEDプリント機構(電子式LED画像形成機構)である。
感光体ドラム111Cは、像を担持する像担持体である。
帯電ローラ112Cは、感光体ドラム111Cを一様に帯電させる帯電部である。一様に帯電された感光体ドラム111Cには、LEDユニット105Cにより露光が行われることで、静電静像が形成される。
現像ローラ113Cは、静電静像が形成された感光体ドラム111Cに、トナーカートリッジ115Cに収納されているトナーを供給することで、現像剤像であるトナー像を形成する現像部である。現像ローラ113Cにより形成されたトナー像は、転写ローラ108Cにより一枚の用紙PAに転写される。
クリーニングブレード114Cは、転写後に感光体ドラム111Cに残ったトナー等のゴミを除去するクリーニング部である。
トナーカートリッジ115Cは、トナーを収容する現像剤収納部(トナー収納部)である。
IDユニット110K、110Y、110M、110Cの各々には、トナーカートリッジ115K、115Y、115M、115Cの各々が備えられている。
また、トナーカートリッジ115K、115Y、115M、115Cの各々を管理するためのTC(Toner Cartridge)タグ116K、116Y、116M、116Cが備えられている。
TCタグ116は、対応するトナーカートリッジ115を管理するための消耗品管理情報として、対応するトナーカートリッジ115の個体を識別するためのトナーカートリッジ識別情報であるTCID(IDentifier)と、対応するトナーカートリッジ115の寿命を示すトナーカートリッジ寿命情報とを格納する。トナーカートリッジ寿命情報は、対応するトナーカートリッジ115の使用が開始されてからの印刷枚数(画像形成枚数)を示すことのできるカウンタ値を示す。
IDユニット110K、110Y、110M、110Cの各々には、IDタグ117K、117Y、117M、117Cの各々が備えられている。
IDタグ117は、対応するIDユニット110を管理するための消耗品管理情報として、対応するIDユニット110の個体を識別するためのIDユニット識別情報(画像形成ユニット識別情報)であるIDIDと、対応するIDユニット110の寿命を示すIDユニット寿命情報とを格納する。IDユニット寿命情報は、対応するIDユニット110の使用が開始されてからの印刷枚数を示すことのできるカウンタ値を示す。
IDユニット110K、110Y、110M、110Cの各々に対応して、LEDユニット105K、105Y、105M、105Cが備えられている。
LEDヘッド105は、対応する感光体ドラム111に静電潜像を形成する露光部である。
IDユニット110K、110Y、110M、110Cが備える感光体ドラム111K、111Y、111M、111Cの各々の下方には、搬送ベルト106を挟んで、転写ローラ108K、108Y、108M、108Cの各々が備えられている。
転写ローラ108は、対応する感光体ドラム111に形成されたトナー像を、搬送ベルト106により搬送される一枚の用紙PAに転写する転写部である。
ここで、搬送ベルト106には、ベルトタグ109が備えられている。
ベルトタグ109は、搬送ベルト106を管理するための消耗品管理情報として、搬送ベルト106の個体を識別するための搬送ベルト識別情報である搬送ベルトIDと、搬送ベルト106の寿命を示す搬送ベルト寿命情報とを格納する。搬送ベルト寿命情報は、搬送ベルト106の使用が開始されてからの印刷枚数を示すことのできるカウンタ値を示す。
IDユニット110K、110Y、110M、110Cの各々により、トナー像が転写された一枚の用紙PAは、搬送ベルト106により、定着器130に送り出される。
定着器130は、一枚の用紙PAに転写されたトナー像をその一枚の用紙PAに定着させる定着部である。
定着器130は、定着ローラ131と、バックアップローラ132と、定着部タグとしての定着器タグ133とを備える。
定着ローラ131は、加熱するための面状ヒータ等の加熱部を備える。加熱部に投入される電力によって、定着ローラ131は定着可能温度まで加熱される。
バックアップローラ132は、一枚の用紙PAを定着ローラ131の方向に加圧する。
以上により、定着器130は、トナーを融解して、一枚の用紙PAに定着させる。
定着器タグ133は、定着器130を管理するための消耗品管理情報として、定着器130の個体を識別するための定着器識別情報(定着部識別情報)である定着器ID(定着部ID)と、定着器130の寿命を示す定着器寿命情報(定着部寿命情報)とを格納する。定着器寿命情報は、定着器130の使用が開始されてからの印刷枚数を示すことのできるカウンタ値を示す。
排出ローラ140、141は、トナーが定着された用紙PAを搬送して、画像形成装置100の外に排出する。
トップカバー142は、消耗品であるIDユニット110、トナーカートリッジ115又は搬送ベルト106を交換するために開閉されるカバーである。
インターロックスイッチ145は、トップカバー142の開閉を検出するためのトップカバー開閉検出部である。インターロックスイッチ145は、トップカバー142の開閉に応じて、そのレバーが操作されることで、トップカバー142の開閉を検出することができる。
定着器カバー143は、消耗品である定着器130を交換するために開閉されるカバー(定着部カバー)である。
インターロックスイッチ146は、定着器カバー143の開閉を検出するための定着器カバー開閉検出部(定着部カバー開閉検出部)である。インターロックスイッチ146は、定着器カバー143の開閉に応じて、そのレバーが操作されることで、定着器カバー143の開閉を検出することができる。
フロントカバー144は、用紙PAが画像形成装置100内において停滞してしまう用紙ジャムを解消するために開閉されるカバーである。
インターロックスイッチ147は、フロントカバー144の開閉を検出するためのフロントカバー開閉検出部である。インターロックスイッチ147は、フロントカバー144の開閉に応じて、そのレバーが操作されることで、フロントカバー144の開閉を検出することができる。
なお、トップカバー142、定着器カバー143又はフロントカバー144が開かれると、図示しない駆動系電源(24V)が切断される。これにより、感光体ドラム111及び転写ローラ108に印可される高圧電源の出力、並びに、IDユニット110を駆動する図示しないIDモータの回転が停止され、ユーザの安全への配慮がなされている。
図2は、実施の形態1に係る画像形成装置100における制御系の要部構成を示すブロック図である。
図2に示されているように、画像形成装置100における制御系の要部は、制御部160と、記憶部170とにより構成される。
また、画像形成装置100は、図1には示されていないが、タグリードライト部(以下、タグR/W部という)151と、表示部152とを備える。
さらに、図2には、図1を用いて説明した画像形成実行部153が示されている。
また、インターロックスイッチ145、146により、開閉検出部154が構成される。
タグR/W部151は、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109及び定着器タグ133にアクセスし、これらに記憶されている情報を読み出し、これらに情報を書き込む読み書き部である。
ここで、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133は、対応する消耗品に取り付けられ、その消耗品を管理するための情報である消耗品管理情報を記憶する消耗品記憶部として機能する。
表示部152は、各種画面画像を表示する。
画像形成実行部153は、着脱可能な消耗品を用いて、媒体に画像を形成する。
例えば、画像形成実行部153は、一枚の用紙PAを搬送し、トナー像を形成してその一枚の用紙PAにそのトナー像を転写し、その一枚の用紙PAにそのトナー像を定着させて、その一枚の用紙PAを排出する。
開閉検出部154は、トップカバー142又は定着器カバー143の開閉を検出する。
トップカバー142又は定着器カバー143は、消耗品を着脱するために開閉されるカバーとして機能する。
制御部160は、画像形成装置100での処理を制御する。
例えば、制御部160は、タグR/W部151を制御して、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133にアクセスできるか否かを判断する。そして、制御部160は、タグR/W部151を制御して、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133へのアクセスの可否をアクセス履歴情報として記憶部170に記憶させる。
また、制御部160は、開閉検出部154から、トップカバー142又は定着器カバー143の開閉の検出の通知を受け、トップカバー142又は定着器カバー143の開閉を開閉履歴情報として記憶部170に記憶させる。
制御部160は、各種画面画像を表示部152に表示させる。
また、制御部160は、画像形成実行部153における画像の形成を制御する。
ここで、制御部160は、タグR/W部151が、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133にアクセスできない場合おいて、予め定められた条件を満たすときには、画像形成実行部153に画像の形成を行わせる。一方、制御部160は、タグR/W部151が、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133にアクセスできない場合おいて、予め定められた条件を満たさないときには、画像形成実行部153に画像の形成を行わせない。
例えば、制御部160は、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133にアクセスできない場合でも、対応する消耗品を使用することができると推定できる場合には、画像形成実行部153に画像の形成を行わせる。そして、制御部160は、そのような場合に画像の形成が行われた画像形成枚数(印刷枚数)を記憶部170に一時的に記憶させる。
予め定められた条件は、使用可能な消耗品が取り付けられていると判断することができるものであればよい。
実施の形態1においては、予め定められた条件は、タグR/W部151が、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133に最後にアクセスすることができた後に、対応するカバーが開閉されていないことである。
制御部160は、記憶部170に記憶されているアクセス履歴情報及び開閉履歴情報を参照することで、予め定められた条件が満たされたか否かを判断すればよい。
記憶部170は、画像形成装置100での処理に必要な情報を記憶する。
記憶部170は、アクセス履歴記憶部171と、一時記憶部172と、開閉履歴記憶部173とを備える。
アクセス履歴記憶部171は、タグR/W部151が、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133にアクセスすることができたか否かの履歴を示すアクセス履歴情報を記憶する。
一時記憶部172は、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133にアクセスできない場合でも、画像の形成が行われたときに、その画像の形成で実行された画像形成枚数(印刷枚数)を示すことのできるカウンタ値を一時的に記憶する。画像形成枚数は、媒体に画像を形成した回数と言い換えることができる。そして、制御部160は、タグR/W部151が、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133に再びアクセスすることができるようになった場合に、そのカウンタ値を用いて対応するタグに記憶されている情報(消耗品管理情報)を更新すればよい。
開閉履歴記憶部173は、トップカバー142又は定着器カバー143が開閉された履歴を示す開閉履歴情報を記憶する。
以上に記載された制御部160の一部又は全部は、例えば、図3(A)に示されているように、メモリ10と、メモリ10に格納されているプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ11とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。即ち、このようなプログラムは、例えば、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
この場合、記憶部170は、メモリ10により実現されてもよく、また、メモリ10とは別のメモリにより実現されてもよい。
また、制御部160の一部又は全部は、例えば、図3(B)に示されているように、単一回路、複合回路、プログラムで動作するプロセッサ、プログラムで動作する並列プロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等の処理回路12で構成することもできる。
この場合、記憶部170は、メモリにより実現することができる。
以上のように、制御部160は、処理回路網により実現することができる。
なお、タグR/W部151は、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133と無線を用いて通信をおこなう無線通信装置、又は、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133と接触して通信を行う接触式通信装置により構成することができる。
図4及び図5は、実施の形態1に係る画像形成装置100の印刷(画像形成)時の処理を示すフローチャートである。
制御部160は、ユーザから印刷指示(画像形成指示)を受けたか否かを判断する(S10)。例えば、制御部160は、図示しない通信部が、ユーザからの印刷データ(画像形成データ)を受信した場合には、ユーザからの印刷指示を受けたと判断する。印刷指示を受けた場合(S10でYes)には、処理はステップS11に進む。
ステップS11では、制御部160は、タグR/W部151に指示することで、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109及び定着器タグ133の各々にアクセスさせる。以下、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109及び定着器タグ133の各々を単に消耗品タグともいう。
次に、制御部160は、全ての消耗品タグへのアクセスが成功したか否かを判断する(S12)。全ての消耗品タグへのアクセスが成功した場合(S12でYes)には、処理はステップS13に進み、アクセスできない消耗品タグがある場合(S12でNo)には、処理は図5のステップS19に進む。
ステップS13では、制御部160は、アクセス履歴記憶部171に記憶されているアクセス履歴情報に、アクセスした時点を示すことができる情報と、消耗品タグが取り付けられている消耗品を識別するための消耗品識別情報と、消耗品タグを識別するための識別情報と、アクセスが成功したことを示す情報とを、全ての消耗品タグの各々について、格納する。アクセスした時点を示すことができる情報は、日時であってもよく、画像形成装置100が使用されてからの印刷枚数を示すことのできるカウント値であってもよい。また、消耗品識別情報は、消耗品が取り付けられる位置等、どの消耗品なのかがわかる物であればよい。
次に、制御部160は、画像形成実行部153に印刷を実行させる(S14)。
次に、制御部160は、アクセス履歴情報を参照することで、前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられている消耗品タグがあるか否かを判断する(S15)。前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられている消耗品タグがある場合(S15でYes)には、処理はステップS16に進み、前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられている消耗品タグがない場合(S15でNo)には、処理はステップS18に進む。
ステップS16では、制御部160は、前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられている消耗品タグの識別情報が、アクセスエラーが発生する前の対応する消耗品に取り付けられている消耗品タグの識別情報と一致するか否かを判断する。消耗品タグの識別情報は、TCタグ識別情報、IDタグ識別情報、ベルトタグ識別情報又は定着器タグ識別情報である。前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられている消耗品タグの識別情報が、アクセスエラーが発生する前の対応する消耗品に取り付けられている消耗品タグの識別情報と一致する場合(S16でYes)には、処理はステップS17に進み、前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられている消耗品タグの識別情報が、アクセスエラーが発生する前の対応する消耗品タグの識別情報と一致しない場合(S16でNo)には、処理はステップS18に進む。
ステップS17では、制御部160は、タグR/W部151に指示することで、一時記憶部172に記憶されているカウンタ値を、対象となる消耗品タグに書き込ませる。ここでは、消耗品タグに記憶されている寿命情報で示されるカウンタ値に、一時記憶部172に記憶されているカウンタ値が加算される。なお、対象となる消耗品タグは、前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられている消耗品タグの内、アクセスエラーが発生する前の対応する消耗品に取り付けられている消耗品タグの識別情報と識別情報が一致する消耗品タグである。また、制御部160は、加算に使用されたカウンタ値を一時記憶部172から消去する。そして、処理はステップS18に進む。
ステップS18では、制御部160は、タグR/W部151に指示することで、ステップS14で実行された印刷の印刷枚数を示すことのできるカウンタ値を、全ての消耗品タグに書き込ませる。ここでは、消耗品タグに記憶されている寿命情報で示されるカウンタ値に、ステップS14におけるカウンタ値が加算される。
一方、ステップS12において、アクセスすることのできない消耗品タグがある場合(S12においてNo)には、処理は図5のステップS19に進む。
図5のステップS19では、ステップS12においてアクセスに成功した消耗品タグについては、制御部160は、アクセス履歴記憶部171に記憶されているアクセス履歴情報に、アクセスした時点を示すことができる情報と、アクセスした消耗品タグが取り付けられている消耗品を識別するための消耗品識別情報と、消耗品タグを識別するための識別情報と、アクセスが成功したことを示す情報とを格納する。一方、ステップS12においてアクセスに失敗した消耗品タグについては、制御部160は、アクセス履歴記憶部171に記憶されているアクセス履歴情報に、アクセスを試みた時点を示すことができる情報と、アクセスを試みた消耗品タグが取り付けられている消耗品を識別するための消耗品識別情報と、アクセスが失敗したこと(アクセスエラー)を示す情報とを格納する。アクセスを試みた時点を示すことができる情報は、日時であってもよく、画像形成装置100が使用されてからの印刷枚数を示すことのできるカウント値であってもよい。
次に、制御部160は、アクセス履歴情報を参照することで、今回アクセスエラーとなった消耗品に取り付けられている消耗品タグへのアクセスが過去において成功しているか否かを判断する(S20)。今回アクセスエラーとなった消耗品に取り付けられている消耗品タグへのアクセスが過去において成功している場合(S20でYes)には、処理はステップS21に進み、今回アクセスエラーとなった消耗品に取り付けられている消耗品タグへのアクセスが過去においても失敗している場合(S20でNo)には、処理はステップS28に進む。
ステップS21では、制御部160は、開閉履歴記憶部173に記憶されている開閉履歴情報を参照することで、今回アクセスエラーとなった消耗品を着脱するために開閉されるカバーが、その消耗品に取り付けられている消耗品タグに最後にアクセスが成功してから開閉されたか否かを判断する。そのようなカバーの開閉が行われている場合(S21でYes)には、処理はステップS28に進み、そのようなカバーの開閉が行われていない場合(S21でNo)には、処理はステップS22に進む。
ステップS22では、制御部160は、画像形成実行部153に印刷を実行させる。
次に、制御部160は、アクセス履歴情報を参照することで、今回アクセスに成功した消耗品タグの内、前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられている消耗品タグがあるか否かを判断する(S23)。前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられている消耗品タグがある場合(S23でYes)には、処理はステップS24に進み、前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられている消耗品タグがない場合(S23でNo)には、処理はステップS26に進む。
ステップS24では、制御部160は、今回アクセスに成功した消耗品タグの内、前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられている消耗品タグの識別情報が、アクセスエラーが発生する前の対応する消耗品に取り付けられている消耗品タグの識別情報と一致するか否かを判断する。そのような識別情報が、アクセスエラーが発生する前の対応する消耗品に取り付けられている消耗品タグの識別情報と一致する場合(S24でYes)には、処理はステップS25に進み、そのような識別情報が、アクセスエラーが発生する前の対応する消耗品タグの識別情報と一致しない場合(S24でNo)には、処理はステップS26に進む。
ステップS25では、制御部160は、タグR/W部151に指示することで、一時記憶部172に記憶されているカウンタ値を、対象となる消耗品タグに書き込ませる。ここでは、消耗品タグに記憶されている寿命情報で示されるカウンタ値に、一時記憶部172に記憶されているカウンタ値が加算される。なお、対象となる消耗品タグは、今回のアクセスが成功している消耗品タグの内、前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられ、かつ、アクセスエラーが発生する前の対応する消耗品に取り付けられている消耗品タグの識別情報と識別情報が一致する消耗品タグである。また、制御部160は、加算に使用されたカウンタ値を一時記憶部172から消去する。そして、処理はステップS26に進む。
ステップS26では、制御部160は、タグR/W部151に指示することで、ステップS22で実行された印刷の印刷枚数を示すカウンタ値を、今回アクセスに成功した全ての消耗品タグに書き込ませる。ここでは、消耗品タグに記憶されている寿命情報で示されるカウンタ値に、ステップS22におけるカウンタ値が加算される。
そして、制御部160は、ステップS22におけるカウンタ値を、今回アクセスすることのできなかった消耗品を識別するための識別情報である消耗品識別情報とともに、一時記憶部172に記憶させる(S27)。
ステップS28では、制御部160は、表示部152に、ワーニング情報を示すワーニング画面画像を表示させる。
例えば、ステップS20において、今回アクセスエラーとなった消耗品に取り付けられている消耗品タグへのアクセスが過去においても失敗している場合、又は、ステップS21において、対応するカバーが開かれている場合には、制御部160は、「消耗品が正しくセットされていない」旨のワーニング情報を表示させる。
一方、ステップS27の処理の後では、制御部160は、「消耗品を着脱する」旨、又は、「タグ接点をクリーニングする」旨のワーニング情報を表示させる。
図6は、消耗品を着脱するためにカバーが着脱された際の処理を示すフローチャートである。
まず、制御部160は、開閉検出部154からの通知により、消耗品を着脱するためのカバーが開閉されたか否かを判断する(S30)。そのようなカバーが開閉された場合(S30でYes)には、処理はステップS31に進む。
ステップS31では、制御部160は、開閉履歴記憶部173に記憶されている開閉履歴情報に、開閉されたことを示す情報を格納する。具体的には、制御部160は、カバーが開かれた時点を示す情報と、開かれたカバーを識別するためのカバー識別情報とを開閉履歴情報に格納する。また、制御部160は、カバーが閉じられた時点を示す情報と、閉じられたカバーを識別するためのカバー識別情報とを開閉履歴情報に格納する。
次に、制御部160は、タグR/W部151に指示することで、開閉されたカバーに対応する消耗品タグ、言い換えると、そのカバーを開閉することにより交換することのできる消耗品に取り付けられている消耗品タグにアクセスすることができるか否かを判断する(S32)。対応する消耗品タグにアクセスすることができない場合(S32でNo)には、処理はステップS33に進み、対応する消耗品タグにアクセスすることができる場合(S32でYes)には、処理はステップS35に進む。
ステップS33では、制御部160は、アクセスに失敗した情報を、アクセス履歴情報に格納する。具体的には、制御部160は、アクセスを試行した時点を示すことができる情報と、アクセスを試みた消耗品タグが取り付けられている消耗品を識別するための消耗品識別情報と、アクセスに失敗したことを示す情報とをアクセス履歴情報に格納する。
そして、制御部160は、表示部152に、ワーニング情報を示すワーニング画面画像を表示させる。例えば、制御部160は、「消耗品が正しくセットされていない」旨のワーニング情報を表示させる。
一方、ステップS35では、制御部160は、アクセスに成功した情報を、アクセス履歴情報に格納する。具体的には、制御部160は、アクセスに成功した時点を示すことができる情報と、アクセスに成功した消耗品タグの識別情報と、アクセスに成功したことを示す情報とをアクセス履歴情報に格納する。
次に、制御部160は、アクセス履歴情報を参照することで、今回アクセスに成功した消耗品タグの内、前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられている消耗品タグがあるか否かを判断する(S36)。前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられている消耗品タグがある場合(S36でYes)には、処理はステップS37に進み、前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられている消耗品タグがない場合(S36でNo)には、処理はステップS39に進む。
ステップS37では、制御部160は、今回アクセスに成功した消耗品タグの内、前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられている消耗品タグの識別情報が、アクセスエラーが発生する前の対応する消耗品に取り付けられている消耗品タグの識別情報と一致するか否かを判断する。そのような識別情報が、アクセスエラーが発生する前の対応する消耗品に取り付けられている消耗品タグの識別情報と一致する場合(S37でYes)には、処理はステップS38に進み、そのような識別情報が、アクセスエラーが発生する前の対応する消耗品タグの識別情報と一致しない場合(S37でNo)には、処理はステップS39に進む。
ステップS38では、制御部160は、タグR/W部151に指示することで、一時記憶部172に記憶されているカウンタ値を、対象となる消耗品タグに書き込ませる。ここでは、消耗品タグに記憶されている寿命情報で示されるカウンタ値に、一時記憶部172に記憶されているカウンタ値が加算される。なお、対象となる消耗品タグは、今回のアクセスが成功している消耗品タグの内、前回のアクセスがアクセスエラーとなっている消耗品に取り付けられ、かつ、アクセスエラーが発生する前の対応する消耗品に取り付けられている消耗品タグの識別情報と識別情報が一致する消耗品タグである。また、制御部160は、加算に使用されたカウンタ値を一時記憶部172から消去する。そして、処理はステップS39に進む。
ステップS39では、制御部160は、開閉されたカバーに対応する消耗品のイニシャル処理を実行する。
以上のように、実施の形態1によれば、消耗品タグにアクセスすることができない場合であっても、使用可能な消耗品が取り付けられていると推定することができる場合には、画像形成装置100の画像形成に問題がないと判断して、画像形成が行われる。これにより、画像形成に問題がない場合に画像形成が不可能になってしまうことを防止することができる。
また、消耗品の着脱、又は、接点清掃で消耗品タグとの通信が復旧した場合に、アクセスエラーが生じた際において行われた画像形成におけるカウンタ値が消耗品タグに書き込まれるため、消耗品の寿命を正確に管理することができる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2に係る画像形成装置200の要部を示す断面図である。
画像形成装置200は、給紙カセット101と、ホッピングローラ102と、レジストローラ103、104と、画像形成ユニットとしてのIDユニット110と、LEDヘッド105と、搬送ベルト106と、ベルト駆動ローラ107と、転写ローラ108と、定着器130と、排出ローラ140、141とを備える。
なお、以上の構成により、画像形成実行部153が構成される。
また、画像形成装置200は、ベルトタグ109と、トップカバー142と、定着器カバー143と、フロントカバー144と、インターロックスイッチ145、146、147と、TC検出スイッチ280K、280Y、280M、280Cと、ID検出スイッチ281K、281Y、281M、281Cと、定着器検出スイッチ282と、ベルト検出スイッチ283とを備える。
図7に示されている実施の形態2に係る画像形成装置200の要部は、TC検出スイッチ280K、280Y、280M、280C、ID検出スイッチ281K、281Y、281M、281C、定着器検出スイッチ282及びベルト検出スイッチ283が備えられている点を除いて、図1に示されている実施の形態1に係る画像形成装置100の要部と同様に構成されている。
TC検出スイッチ280は、トナーカートリッジ115の着脱を検出するためのスイッチである。TC検出スイッチ280は、例えば、トナーカートリッジ115の着脱に応じて、そのレバーが操作されることで、トナーカートリッジ115の着脱を検出することができる。
ID検出スイッチ281は、IDユニット110の着脱を検出するための画像形成ユニット検出スイッチである。ID検出スイッチ281は、例えば、IDユニット110の着脱に応じて、そのレバーが操作されることで、IDユニット110の着脱を検出することができる。
定着器検出スイッチ282は、定着器130の着脱を検出するための定着部検出スイッチである。定着器検出スイッチ282は、例えば、定着器130の着脱に応じて、そのレバーが操作されることで、定着器130の着脱を検出することができる。
ベルト検出スイッチ283は、搬送ベルト106の着脱を検出するためのスイッチである。ベルト検出スイッチ283は、例えば、搬送ベルト106の着脱に応じて、そのレバーが操作されることで、搬送ベルト106の着脱を検出することができる。
図8は、実施の形態2に係る画像形成装置200における制御系の要部構成を示すブロック図である。
図8に示されているように、画像形成装置200における制御系の要部は、制御部260と、記憶部270とから構成される。
また、実施の形態2に係る画像形成装置200では、TC検出スイッチ280と、ID検出スイッチ281と、定着器検出スイッチ282と、ベルト検出スイッチ283とにより、着脱検出部255が構成される。
着脱検出部255は、トナーカートリッジ115、IDユニット110、定着器130又は搬送ベルト106の着脱を検出する。
制御部260は、画像形成装置200での処理を制御する。
例えば、制御部260は、タグR/W部151を制御して、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133にアクセスできるか否かを判断する。そして、制御部260は、タグR/W部151を制御して、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133へのアクセスの可否をアクセス履歴情報として記憶部270に記憶させる。
制御部260は、着脱検出部255から、トナーカートリッジ115、IDユニット110、定着器130又は搬送ベルト106の着脱を検出の通知を受け、トナーカートリッジ115、IDユニット110、定着器130又は搬送ベルト106の着脱を着脱履歴情報として記憶部270に記憶させる。
さらに、制御部260は、開閉検出部154から、トップカバー142又は定着器カバー143の開閉の検出の通知を受け、トップカバー142又は定着器カバー143の開閉を開閉履歴情報として記憶部270に記憶させる。
制御部260は、各種画面画像を表示部152に表示させる。
また、制御部260は、画像形成実行部153における画像の形成を制御する。
ここで、制御部260は、タグR/W部151が、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133にアクセスできない場合おいて、予め定められた条件を満たすときには、画像形成実行部153に画像の形成を行わせる。一方、制御部260は、タグR/W部151が、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133にアクセスできない場合おいて、予め定められた条件を満たさないときには、画像形成実行部153に画像の形成を行わせない。
例えば、制御部260は、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133にアクセスできない場合でも、着脱履歴情報を参照することで、対応する消耗品が取り付けられていると推定することができる場合には、画像形成実行部153に画像の形成を行わせる。そして、制御部260は、そのような場合に画像の形成が行われた画像形成枚数(印刷枚数)を示すことのできるカウント値を記憶部270に一時的に記憶させる。
実施の形態2においては、予め定められた条件は、タグR/W部151が、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133に最後にアクセスすることができた後に、対応するカバーが開かれてから閉じられる間に、対応する消耗品が着脱されていないことである。
この場合、制御部260は、記憶部270に記憶されているアクセス履歴情報、開閉履歴情報及び着脱履歴情報を参照することで、その予め定められた条件が満たされたか否かを判断すればよい。
記憶部270は、画像形成装置200での処理に必要な情報を記憶する。
記憶部270は、アクセス履歴記憶部171と、一時記憶部172と、開閉履歴記憶部173と、着脱履歴記憶部274とを備える。
実施の形態2における記憶部270のアクセス履歴記憶部171、一時記憶部172及び開閉履歴記憶部173は、実施の形態1における記憶部170のアクセス履歴記憶部171、一時記憶部172及び開閉履歴記憶部173と同様である。
着脱履歴記憶部274は、消耗品の着脱の履歴を示す着脱履歴情報を記憶する。
図9及び図10は、実施の形態2に係る画像形成装置200の印刷時の処理を示すフローチャートである。
なお、図9及び図10に示されているフローチャートに含まれている処理において、図4及び図5に示されているフローチャートに含まれている処理と同様の処理については、図4及び図5に示されている符号と同じ符号を付し、その説明を省略する。
図9に示されているフローチャートに含まれているステップS10~S18までの処理は、図4に示されているフローチャートに含まれているステップS10~S18までの処理と同様である。
但し、図9に示されているフローチャートでは、ステップS12において、アクセスに失敗した消耗品タグがある場合(S12でNo)には、処理は、図10のステップS19に進む。
図10に示されているフローチャートのステップS19~S21までの処理は、図5に示されているフローチャートのステップS19~S21までの処理と同様である。
但し、図10に示されているフローチャートでは、ステップS21において、対応するカバーが開閉された場合(S21でYes)には、処理はステップS40に進む。
ステップS40では、制御部260は、着脱履歴記憶部274に記憶されている着脱履歴情報を参照することで、ステップS21で開閉されたと判断されたカバーを開くことにより、着脱することのできる消耗品が、そのカバーが開かれている間に着脱されたか否かを判断する。そのような消耗品の着脱が行われている場合(S40でYes)には、処理はステップS28に進み、そのような消耗品の着脱が行われていない場合(S40でNo)には、処理はステップS22に進む。
図10に示されているフローチャートのステップS22~S28までの処理は、図5に示されているフローチャートのステップS22~S28までの処理と同様である。
なお、ステップS28では、ステップS40において、対応する消耗品が着脱されていた場合(S40でYes)には、制御部260は、「消耗品が正しくセットされていない」旨のワーニング情報を表示させる。
図11は、消耗品を着脱するためにカバーが着脱された際の処理を示すフローチャートである。
なお、図11に示されているフローチャートに含まれている処理において、図6に示されているフローチャートに含まれている処理と同様の処理については、図6に示されている符号と同じ符号を付し、その説明を省略する。
図11に示されているフローチャートに含まれているステップS30及びS31の処理は、図6に示されているフローチャートに含まれているステップS30及びS31の処理と同様である。
但し、図11に示されているフローチャートでは、ステップS31の後は、処理はステップS50に進む。
ステップS50では、制御部260は、着脱検出部255からの通知により、ステップS30において開閉されたと判断されたカバーが開いている間に、消耗品が着脱されたか否かを判断する。消耗品が着脱された場合(S50でYes)には、処理はステップS51に進む。消耗品が着脱されていない場合(S50でNo)には、処理はステップS32に進む。
ステップS51では、制御部260は、着脱履歴記憶部274に記憶されている着脱履歴情報に、着脱されたことを示す情報を格納する。具体的には、制御部260は、消耗品が取り外された場合には、消耗品が取り外された時点を示す情報と、取り外された消耗品を識別するための消耗品識別情報と、を着脱履歴情報に格納する。また、制御部260は、消耗品が取り付けられた場合には、消耗品が取り付けられた時点を示す情報と、取り付けられた消耗品を識別するための消耗品識別情報とを着脱履歴情報に格納する。そして、処理はステップS32に進む。
図11に示されているフローチャートに含まれているステップS32~S39までの処理は、図6に示されているフローチャートに含まれているステップS32~S39までの処理と同様である。
以上のように、実施の形態2によれば、消耗品タグにアクセスすることができず、カバーが開閉されている場合であっても、消耗品が着脱されていなければ、使用可能な消耗品が取り付けられていると推定することができため、画像形成装置200の画像形成に問題がないと判断して、画像形成が行われる。これにより、画像形成に問題がない場合に画像形成が不可能になってしまうことを防止することができる。
なお、実施の形態2においては、図10に示されているように、制御部260は、カバーの開閉があったと判断した場合に、消耗品が着脱されたか否かを判断しているが、実施の形態2は、このような例に限定されない。例えば、制御部260は、カバーの開閉があったことを判断せずに、消耗品が着脱されたか否かを判断してもよい。即ち、印刷を行うための予め定められた条件は、タグR/W部151が、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133に最後にアクセスすることができた後に、対応する消耗品が着脱されていないこととすることができる。この場合、制御部260は、アクセス履歴情報及び着脱履歴情報を参照することで、その予め定められた条件が満たされたか否かを判断すればよい。
また、この場合には、図10において、ステップS21の処理が省略され、図11において、ステップS30及びS31の処理が省略される。記憶部270は、開閉履歴記憶部173を備える必要がなくなる。なお、この場合において、トップカバー142又は定着器カバー143を開かなくても、トナーカートリッジ115、IDユニット110、搬送ベルト106又は定着器130にアクセスすることができるときには、トップカバー142、定着器カバー143又はインターロックスイッチ145、146(開閉検出部154)が省略されてもよい。
実施の形態3.
図7に示されているように、実施の形態3に係る画像形成装置300は、給紙カセット101と、ホッピングローラ102と、レジストローラ103、104と、画像形成ユニットとしてのIDユニット110と、LEDヘッド105と、搬送ベルト106と、ベルト駆動ローラ107と、転写ローラ108と、定着器130と、排出ローラ140、141とを備える。
なお、以上の構成により、画像形成実行部153が構成される。
また、画像形成装置300は、ベルトタグ109と、トップカバー142と、定着器カバー143と、フロントカバー144と、インターロックスイッチ145、146、147と、TC検出スイッチ280K、280Y、280M、280Cと、ID検出スイッチ281K、281Y、281M、281Cと、定着器検出スイッチ282と、ベルト検出スイッチ283とを備える。
図7に示されている実施の形態3に係る画像形成装置300の要部は、実施の形態2に係る画像形成装置200の要部と同様に構成されている。
図12は、実施の形態3に係る画像形成装置300における制御系の要部構成を示すブロック図である。
図12に示されているように、画像形成装置300における制御系の要部は、制御部360と、記憶部370とにより構成される。
また、実施の形態3に係る画像形成装置300では、実施の形態2と同様に、TC検出スイッチ280と、ID検出スイッチ281と、定着器検出スイッチ282と、ベルト検出スイッチ283とにより、着脱検出部255が構成される。
但し、実施の形態3においては、実施の形態1及び2に示されている開閉検出部154は不要である。
制御部360は、画像形成装置300での処理を制御する。
例えば、制御部360は、タグR/W部151を制御して、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133にアクセスできるか否かを判断する。そして、制御部360は、タグR/W部151を制御して、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133へのアクセスの可否をアクセス履歴情報として記憶部370に記憶させる。
制御部360は、着脱検出部255から、トナーカートリッジ115、IDユニット110、定着器130又は搬送ベルト106の着脱を検出の通知を受け、トナーカートリッジ115、IDユニット110、定着器130又は搬送ベルト106の着脱を着脱履歴情報として記憶部370に記憶させる。
制御部360は、各種画面画像を表示部152に表示させる。
また、制御部360は、画像形成実行部153における画像の形成を制御する。
ここで、制御部360は、タグR/W部151が、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133にアクセスできない場合おいて、予め定められた条件を満たす場合には、画像形成実行部153に画像の形成を行わせる。一方、制御部360は、タグR/W部151が、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133にアクセスできない場合おいて、予め定められた条件を満たさない場合には、画像形成実行部153に画像の形成を行わせない。
実施の形態3では、予め定められた条件は、対応する消耗品が取り付けられていることである。制御部360は、着脱検出部255の検出結果により、その予め定められた条件が満たされたか否かを判断すればよい。
この場合、着脱検出部255は、タグR/W部151がTCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133にアクセスできなかった場合にのみ、検出を行ってもよい。
例えば、制御部360は、TCタグ116、IDタグ117、ベルトタグ109又は定着器タグ133にアクセスできない場合でも、消耗品が取り付けられている場合には、画像形成実行部153に画像の形成を行わせる。そして、制御部360は、そのような場合に画像の形成が行われた画像形成枚数(印刷枚数)を示すことのできるカウント値を記憶部370に一時的に記憶させる。
記憶部370は、画像形成装置300での処理に必要な情報を記憶する。
記憶部370は、アクセス履歴記憶部171と、一時記憶部172とを備える。
実施の形態3における記憶部370のアクセス履歴記憶部171及び一時記憶部172は、実施の形態1における記憶部170のアクセス履歴記憶部171及び一時記憶部172と同様である。
図13及び図14は、実施の形態3に係る画像形成装置300の印刷時の処理を示すフローチャートである。
なお、図13及び図14に示されているフローチャートに含まれている処理において、図4及び図5に示されているフローチャートに含まれている処理と同様の処理については、図4及び図5に示されている符号と同じ符号を付し、その説明を省略する。
図13に示されているフローチャートに含まれているステップS10~S18までの処理は、図4に示されているフローチャートに含まれているステップS10~S18までの処理と同様である。
但し、図13に示されているフローチャートでは、ステップS12において、アクセスすることのできない消耗品タグがある場合(S12でNo)には、処理は、図14のステップS19に進む。
図14に示されているフローチャートのステップS19の処理は、図5に示されているフローチャートのステップS19の処理と同様である。
但し、図14に示されているフローチャートでは、ステップS19の後は、処理はステップS60に進む。
ステップS60では、制御部360は、着脱検出部255による検出結果から、今回アクセスエラーとなった消耗品が取り付けられているか否かを判断する。そのような消耗品が取り付けられている場合(S60でYes)には、処理はステップS22に進み、そのような消耗品が取り付けられていない場合(S60でNo)には、処理はステップS28に進む。
図14に示されているフローチャートのステップS22~S28までの処理は、図5に示されているフローチャートのステップS22~S28までの処理と同様である。
なお、ステップS28では、ステップS60において、対応する消耗品が取り付けられていない場合(S60でNo)には、制御部360は、「消耗品が正しくセットされていない」旨のワーニング情報を表示させる。
図15は、消耗品が着脱された際の処理を示すフローチャートである。
なお、図15に示されているフローチャートに含まれている処理において、図6に示されているフローチャートに含まれている処理と同様の処理については、図6に示されている符号と同じ符号を付し、その説明を省略する。
まず、制御部360は、着脱検出部255からの通知により、消耗品が着脱されたか否かを判断する。消耗品が着脱された場合(S70でYes)には、処理はステップS71に進む。
ステップS71では、制御部360は、タグR/W部151に指示することで、着脱された消耗品に取り付けられている消耗品タグにアクセスすることができるか否かを判断する。対応する消耗品タグにアクセスすることができない場合(S71でNo)には、処理はステップS33に進み、対応する消耗品タグにアクセスすることができる場合(S71でYes)には、処理はステップS35に進む。
図15に示されているフローチャートのステップS33~S39までの処理は、図6に示されているフローチャートに含まれているステップS33~S39までの処理と同様である。
以上のように、実施の形態3によれば、消耗品タグにアクセスすることができない場合でも、対応する消耗品が取り付けられている場合には、画像形成装置300の画像形成に問題がないと判断して、画像形成が行われる。これにより、画像形成に問題がない場合に画像形成が不可能になってしまうことを防止することができる。
以上に記載された実施の形態2又は3では、着脱検出部255として、専用のスイッチが設けられているが、実施の形態2又は3は、このような例に限定されない。例えば、消耗品が取り付けられている場合に何らかの物理量を検出することができるセンサが、着脱検出部255として使用されてもよい。例えば、温度を検出するセンサ、残量又は使用量を検知するセンサ、消耗品を経由する電流又は電圧を検知することができるセンサ等が断線を示す状態になっているか否かにより、消耗品が着脱されたか否かが検出されてもよい。
100,200,300 画像形成装置、 101 給紙カセット、 102 ホッピングローラ、 103 レジストローラ、 104 レジストローラ、 110 IDユニット、 105 LEDヘッド、 106 搬送ベルト、 107 ベルト駆動ローラ、 108 転写ローラ、 109 ベルトタグ、 130 定着器、 140 排出ローラ、 141 排出ローラ、 142 トップカバー、 143 定着器カバー、 144 フロントカバー、 145 インターロックスイッチ、 146 インターロックスイッチ、 147 インターロックスイッチ、 151 タグR/W部、 152 表示部、 153 画像形成実行部、 154 開閉検出部、 255 着脱検出部、 160,260,360 制御部、 170,270,370 記憶部、 171 アクセス履歴記憶部、 172 一時記憶部、 173 開閉履歴記憶部、 274 着脱履歴記憶部。

Claims (11)

  1. 着脱可能な消耗品を用いて、媒体に画像を形成する画像形成実行部と、
    前記消耗品に取り付けられ、前記消耗品を管理するための情報である消耗品管理情報を記憶する消耗品記憶部と、
    前記消耗品記憶部にアクセスして、前記消耗品管理情報の読み書きを行う読み書き部と、
    前記読み書き部が前記消耗品記憶部にアクセスできない場合において、予め定められた条件を満たすときには、前記画像形成実行部に画像の形成を行わせ、前記読み書き部が前記消耗品記憶部にアクセスできない場合において、前記予め定められた条件を満たさないときには、前記画像形成実行部に画像の形成を行わせない制御部と、を備えること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記消耗品を着脱するためのカバーをさらに備え、
    前記予め定められた条件は、前記読み書き部が前記消耗品記憶部に最後にアクセスすることができた後に、前記カバーが開閉されていないことであること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記カバーの開閉を検出する開閉検出部と、
    前記読み書き部が前記消耗品記憶部にアクセスできたか否かの履歴を示すアクセス履歴情報を記憶するアクセス履歴記憶部と、
    前記カバーの開閉の履歴を示す開閉履歴情報を記憶する開閉履歴記憶部と、をさらに備え、
    前記制御部は、前記アクセス履歴情報及び前記開閉履歴情報を参照することで、前記予め定められた条件が満たされたか否かを判断すること
    を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記消耗品を着脱するためのカバーをさらに備え、
    前記予め定められた条件は、前記読み書き部が前記消耗品記憶部に最後にアクセスすることができた後に、前記カバーが開かれてから閉じられる間に、前記消耗品が着脱されていないことであること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記カバーの開閉を検出する開閉検出部と、
    前記消耗品の着脱を検出する着脱検出部と、
    前記読み書き部が前記消耗品記憶部にアクセスできたか否かの履歴を示すアクセス履歴情報を記憶するアクセス履歴記憶部と、
    前記カバーの開閉の履歴を示す開閉履歴情報を記憶する開閉履歴記憶部と、
    前記消耗品の着脱の履歴を示す着脱履歴情報を記憶する着脱履歴記憶部と、をさらに備え、
    前記制御部は、前記アクセス履歴情報、前記開閉履歴情報及び前記着脱履歴情報を参照することで、前記予め定められた条件が満たされたか否かを判断すること
    を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記予め定められた条件は、前記読み書き部が前記消耗品記憶部に最後にアクセスすることができた後に、前記消耗品が着脱されていないことであること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記消耗品の着脱を検出する着脱検出部と、
    前記読み書き部が前記消耗品記憶部にアクセスできたか否かの履歴を示すアクセス履歴情報を記憶するアクセス履歴記憶部と、
    前記消耗品の着脱の履歴を示す着脱履歴情報を記憶する着脱履歴記憶部と、をさらに備え、
    前記制御部は、前記アクセス履歴情報及び前記着脱履歴情報を参照することで、前記予め定められた条件が満たされたか否かを判断すること
    を特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記予め定められた条件は、前記消耗品が取り付けられていることであること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記消耗品の着脱を検出する着脱検出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記着脱検出部の検出結果により、前記予め定められた条件が満たされたか否かを判断すること
    を特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記着脱検出部は、前記読み書き部が前記消耗品記憶部にアクセスできなかった場合に、前記消耗品の着脱を検出し、前記読み書き部が前記消耗品記憶部にアクセスできた場合には、前記消耗品の着脱を検出しないこと
    を特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記読み書き部が前記消耗品記憶部にアクセスできないが、前記予め定められた条件が満たされた場合に、前記画像形成実行部が媒体に画像を形成した回数を示すことのできるカウンタ値を記憶する一時記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記読み書き部が前記消耗品に再びアクセスすることができるようになった場合に、前記カウンタ値を用いて前記消耗品管理情報を更新すること
    を特徴とする請求項1から10の何れか一項に記載の画像形成装置。
JP2020197107A 2020-11-27 2020-11-27 画像形成装置 Pending JP2022085425A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020197107A JP2022085425A (ja) 2020-11-27 2020-11-27 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020197107A JP2022085425A (ja) 2020-11-27 2020-11-27 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022085425A true JP2022085425A (ja) 2022-06-08

Family

ID=81892804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020197107A Pending JP2022085425A (ja) 2020-11-27 2020-11-27 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022085425A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4789982B2 (ja) トナーカートリッジおよびそれを用いた画像形成装置
JP6581797B2 (ja) カートリッジ及び画像形成装置
JP5379207B2 (ja) 画像形成装置
JP2001083862A (ja) 画像形成装置
JP4366613B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の設定方法
JP5433388B2 (ja) コネクタおよびそれを備えたトナーカートリッジ、並びに、画像形成装置
US20060184929A1 (en) Replacement part and image forming apparatus
JP2019174725A (ja) 画像形成装置、現像剤収容部の着脱規制の解除方法
US11132155B2 (en) Image forming apparatus having main body, main memory and controller, and consumable cartridge having cartridge memory therefor
US8971733B2 (en) Image forming unit and image forming apparatus
JP5727734B2 (ja) 画像形成装置および交換部品の使用管理方法
JP3818221B2 (ja) 画像形成装置、その消耗部材の交換方法および交換システム
JP2012053361A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP5639924B2 (ja) 画像形成装置
KR101941553B1 (ko) 화상 형성 장치 및 그 제어 방법
JP4108065B2 (ja) 画像形成装置
JP2022085425A (ja) 画像形成装置
US11681253B2 (en) Image forming apparatus rewriting usage status information to information indicating that cartridge is old cartridge
JP2005141044A (ja) 印刷装置
CN110888309A (zh) 图像形成装置
JP2009244892A (ja) 画像形成装置用消耗品カートリッジ及び画像形成システム
JP2001134153A (ja) 電子写真装置
JP4792872B2 (ja) 画像形成装置
JP5074832B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
CN117761987A (zh) 图像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210622

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240404

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240528