JP2022082305A - 電磁継電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動接点が固定接点から開離するときに生じるアークに起因する接点の消耗を抑制する。【解決手段】電磁継電器は、第1~第4固定接点と、第1~第4固定接点にそれぞれ向き合う第1~第4可動接点と、第1及び第2可動接触片と、駆動装置と、接続部材とを備える。第1及び第2可動接点は、第1可動接触片に接続されている。第3及び第4可動接点は、第2可動接触片に接続されている。駆動装置は、第1~第4固定接点に第1~第4可動接点がそれぞれ接触する閉位置と、第1~第4固定接点から第1~第4可動接点がそれぞれ開離した開位置とに第1及び第2可動接触片を移動させる。接続部材は、第1及び第2可動接触片が閉位置にあるときに第1及び第2可動接触片から開離し、第1及び第2可動接触片が開位置にあるときに第1及び第2可動接触片に接触して第1可動接触片と第2可動接触片とを電気的に接続する。【選択図】図3

Description

本発明は、電磁継電器に関する。
従来、複数の可動接点を備えた電磁継電器が知られている。例えば、特許文献1の電磁継電器は、4つの可動接点と、4つの可動接点にそれぞれ対向するように配置された4つの固定接点とを備えている。また、電磁継電器は、可動接点が固定接点から開離するときに生じるアークを伸長させるためのアーク伸長空間と、磁力によってアーク伸長空間にアークを導く永久磁石とを備えている。
特開2013-80692号公報
従来の電磁継電器では、可動接点が固定接点から開離するときに生じるアークをより長く引き伸ばすことでアークを遮断している。この場合、アーク伸長空間を大きくする必要があり、それに適した磁石配置も必要になる。また、従来の電磁継電器では、アークの伸長によるアークのエネルギー消費が大きいため、接点の消耗も激しくなる。
本発明の目的は、可動接点が固定接点から開離するときに生じるアークに起因する接点の消耗を抑制することにある。
本発明の一態様に係る電磁継電器は、第1固定接点と、第2固定接点と、第3固定接点と、第4固定接点と、第1可動接触片と、第1可動接点と、第2可動接点と、第2可動接触片と、第3可動接点と、第4可動接点と、駆動装置と、接続部材とを備える。第1可動接点は、第1可動接触片に接続され、第1固定接点と向かい合う。第2可動接点は、第1可動接点から離れた位置で第1可動接触片に接続され、第2固定接点と向かい合う。第2可動接触片は、第1可動接触片から離れた位置に配置されている。第3可動接点は、第2可動接触片に接続され、第3固定接点と向かい合う。第4可動接点は、第3可動接点から離れた位置で第2可動接触片に接続され、第4固定接点と向かい合う。駆動装置は、第1~第4固定接点に第1~第4可動接点がそれぞれ接触する閉位置と、第1~第4固定接点から第1~第4可動接点がそれぞれ開離した開位置とに第1及び第2可動接触片を移動させる。接続部材は、第1及び第2可動接触片が閉位置にあるときに第1及び第2可動接触片から開離し、第1及び第2可動接触片が開位置にあるときに第1及び第2可動接触片に接触して第1可動接触片と第2可動接触片とを電気的に接続する。
この電磁継電器では、第1及び第2可動接触片が開位置にあるときに、接続部材を介して第1可動接触片と第2可動接触片とが電気的に接続される。すなわち、第1及び第2可動接触片が閉位置から開位置に移動したときに、接続部材によって第1可動接触片と第2可動接触片との間に別の通電経路が形成されることになる。この別の通電経路は、アークのエネルギーを消費する回路として機能する。これにより、第1~第4可動接点が第1~第4固定接点から開離するときに生じたアークのエネルギーの一部が接続部材によって形成された別の通電経路によって消費されるので、アークの伸長によるアークのエネルギー消費を小さくできる。この結果、アークに起因する接点の消耗を抑制することができる。また、アークの伸長によるアークのエネルギー消費が小さくなることで、アークを伸長させるための空間を小さくすることも可能になる。
接続部材は、抵抗を含む回路であってもよい。この場合は、抵抗によってアークのエネルギーを効果的に消費することができる。
電磁継電器は、第1及び第2可動接触片が収容されたハウジングをさらに含んでもよい。接続部材は、ハウジングの外部に配置されてもよい。この場合は、接続部材によって第1及び第2可動接触片を効果的に冷却できる。
駆動装置は、ヨークと、電磁力によって移動する可動鉄片とを含んでもよい。接続部材は、駆動装置のヨーク又は駆動装置の可動鉄片を含んでもよい。この場合は、電磁継電器の内部に配置される部品を接続部材として用いることができるので、部品点数の増加を抑制できる。
電磁継電器は、接続部材に接続され第1可動接触片と向かい合う第5固定接点と、接続部材に接続され第2可動接触片と向かい合う第6固定接点とをさらに備えてもよい。接続部材は、第1及び第2可動接触片が開位置にあるときに第5及び第6固定接点を介して第1及び第2可動接触片に接触してもよい。この場合は、接続部材と可動接触片との接触が安定する。
接続部材は、バネ性を有していてもよい。この場合は、第1及び第2可動接触片が閉位置から開位置に移動したときの衝撃を接続部材で抑制できるので、接続部材によって第1及び第2可動接触片の跳ね返りを抑制できる。
電磁継電器は、第1固定接点が接続された第1固定端子と第1固定端子から離れた位置に配置され、第4固定接点が接続された第4固定端子と、第1固定端子と第4固定端子の間に配置され、第2固定接点と第3固定接点が接続された中間端子とをさらに備えてもよい。この場合は、a接点を1つだけ備えた電磁継電器においても、可動接点が固定接点から開離するときに生じるアークに起因する接点の消耗を抑制することができる。
本発明によれば、可動接点が固定接点から開離するときに生じるアークに起因する接点の消耗を抑制することができる。
電磁継電器の斜視図である。 カバーを取り外した状態の電磁継電器の斜視図である。 接点装置を上方から見た模式図である。 接点装置を上方から見た模式図である。 他の実施形態に係る接点装置を上方から見た模式図である。 他の実施形態に係る接点装置を上方から見た模式図である。 他の実施形態に係る接点装置を上方から見た模式図である。 他の実施形態に係る接点装置を上方から見た模式図である。 他の実施形態に係る接点装置を上方から見た模式図である。
以下、図面を参照して実施形態に係る電磁継電器1について説明する。図1は、実施形態に係る電磁継電器1の斜視図である。図2は、後述するハウジング2のカバー2b取り外した状態における電磁継電器1の斜視図である。電磁継電器1は、ハウジング2と、接点装置3と、駆動装置4と、接続部材5とを備えている。
なお、以下の説明において、ハウジング2の後述するベース2aに対して接点装置3及び駆動装置4が配置される方向を上、その反対方向を下、駆動装置4に対して接点装置3が配置される方向を前、その反対方向を後、上下方向と前後方向に交差する方向を左右として説明する。ただし、これらの方向は、説明の便宜上、定義されるものであって、電磁継電器1の配置方向を限定するものではない。
ハウジング2は、箱形に形成されている。ハウジング2は、ベース2aと、カバー2bとを含む。ベース2aは、接点装置3及び駆動装置4を支持している。カバー2bは、ベース2aを上方から覆う。接点装置3及び駆動装置4は、ハウジング2に収容されている。
図3は、ハウジング2のカバー省略した状態でベース2aの上方から接点装置3を見たときの模式図である。接点装置3は、第1固定端子11と、第2固定端子12と、第3固定端子13と、第4固定端子14と、第1固定接点21と、第2固定接点22と、第3固定接点23と、第4固定接点24と、第1可動接触片31と、第2可動接触片32と、第1可動接点41と、第2可動接点42と、第3可動接点43と、第4可動接点44とを含む。なお、以下では、第1可動接触片31及び第2可動接触片32を可動接触片31,32と記すことがある。
第1~第4固定端子11~14は、銅などの導電性を有する材料で形成されている。第1~第4固定端子11~14は、板状の端子であり、上下方向に延びている。第1~第4固定端子11~14は、ベース2aに支持されている。第1~第4固定端子14は、互いに左右方向に離れて配置されている。本実施形態では、ベース2aにおいて、右側から左側に向かって第1固定端子11、第2固定端子12、第3固定端子13、第4固定端子14の順に配置されている。第1~第4固定端子11~14のそれぞれは、ベース2aから下方に突出する外部接続部11a~14aを含む、外部接続部11a~14aは、ベース2aから下方に突出しており、図示しない外部機器と電気的に接続される。
第1固定接点21は、第1固定端子11に接続されている。第1固定接点21は、第1固定端子11と別体である。第1固定接点21は、第1固定端子11の前面に配置されている。第2固定接点22は、第2固定端子12に接続されている。第2固定接点22は、第2固定端子12と別体である。第2固定接点22は、第2固定端子12の前面に配置されている。第3固定接点23は、第3固定端子13に接続されている。第3固定接点23は、第3固定端子13と別体である。第3固定接点23は、第3固定端子13の前面に配置されている。第4固定接点24は、第4固定端子14に接続されている。第4固定接点24は、第4固定端子14と別体である。第4固定接点24は、第4固定端子14の前面に配置されている。
第1可動接触片31及び第2可動接触片32は、板状の端子であり、銅などの導電性を有する材料で形成されている。第1可動接触片31は、第1固定端子11及び第2固定端子12の前方に配置されている。第1可動接触片31は、前後方向から見て略T字形状であり、上下延伸部31aと、左右延伸部31bとを含む。上下延伸部31aは、上下方向に延びており、上部が駆動装置4に接続されている。左右延伸部31bは、上下延伸部31aの下部から左右方向に延びている。
第2可動接触片32は、第1可動接触片31から左右方向に離れた位置に配置されている。本実施形態では、第2可動接触片32は、第1可動接触片31の右方に配置されている。第2可動接触片32は、第3固定端子13及び第4固定端子14の前方に配置されている。第2可動接触片32は、第1可動接触片31と同じ形状である。第2可動接触片32は、上下延伸部32aと、左右延伸部32bとを含む。
第1~第4可動接点41~44は、銅などの導電性を有する材料で形成されている。第1可動接点41及び第2可動接点42は、第1可動接触片31に接続されている。第1可動接点41及び第2可動接点42は、第1可動接触片31とは別体である。第1可動接点41及び第2可動接点42は、左右延伸部31bに配置されている。
第1可動接点41は、第1固定接点21と前後方向に向かい合う。第1可動接点41は、第1固定接点21に接触可能である。第2可動接点42は、第1可動接点41から左右方向に離れた位置に配置されている。第2可動接点42は、第2固定接点22と前後方向に向かい合う。第2可動接点42は、第2固定接点22に接触可能である。
第3可動接点43及び第4可動接点44は、第2可動接触片32に接続されている。第3可動接点43及び第4可動接点44は、第2可動接触片32とは別体である。第3可動接点43及び第4可動接点44は、左右延伸部32bに配置されている。
第3可動接点43は、第3固定接点23と前後方向に向かい合う。第3可動接点43は、第3固定接点23に接触可能である。第4可動接点44は、第3可動接点43から左右方向に離れた位置に配置されている。第4可動接点44は、第4固定接点24と前後方向に向かい合う。第4可動接点44は、第4固定接点24に接触可能である。
駆動装置4は、可動接触片31,32を図3に示す開位置と、図4に示す閉位置とに移動させる。可動接触片31,32が開位置にあるときは、第1~第4固定接点21~24に第1~第4可動接点41~44がそれぞれ接触する。可動接触片31,32が開位置にあるときは、第1~第4固定接点21~24から第1~第4可動接点41~44がそれぞれ開離している。
駆動装置4は、従来と同様の構成であり、スプール51と、図示しないコイルと、図示しない固定鉄心と、ヨーク52と、可動鉄片53と、復帰バネ54とを含む。スプール51は、筒状であり前後方向に延びている。コイルは、スプール51の外周に巻回されている。固定鉄心は、スプール51の内側に配置され、スプール51を前後方向に貫通している。ヨーク52は、L字状に屈曲した形状を有している。ヨーク52は、連結部52aと、延伸部52bとを含む。連結部52aは、スプール51の後方に配置されており、固定鉄心に連結されている。延伸部52bは、コイルの上方を覆うように連結部52aの上端から前方に延びている。
可動鉄片53は、固定鉄心の前方に配置されている。可動鉄片53は、ヨーク52に延伸部52bの前端において、ヨーク52に回動可能に支持されている。可動鉄片53は、可動接触片31,32と一体的に移動する。詳細には、可動鉄片53と可動接触片31,32とは、可動鉄片53と可動接触片31,32とを絶縁する樹脂部材60にインサート成形されている。このため、可動接触片31,32及び樹脂部材60は、可動鉄片53の回動に応じて可動鉄片53とともに一体的に回動する。
復帰バネ54は、コイルバネであり、前後方向に延びている。復帰バネ54は、前端が可動鉄片53に接続され、後端がヨーク52に接続されている。復帰バネ54は、可動鉄片53及び樹脂部材60を介して可動接触片31,32を開位置に向けて付勢する。すなわち、復帰バネ54は、第1~第4可動接点41~44が第1~第4固定接点21~24から離れる方向に第1~第4可動接点41~44を付勢している。
図4に示すように、接続部材5は、可動接触片31,32が閉位置にあるときに可動接触片31,32から開離している。図3に示すように、接続部材5は、可動接触片31,32が開位置にあるときに可動接触片31,32に接触して第1可動接触片31と第2可動接触片32とを電気的に接続する。
接続部材5は、ベース2aに支持されている。本実施形態における接続部材5は、抵抗Rを含む回路である。接続部材5は、第1端子部5aと、第2端子部5bとを含む。抵抗Rは、第1端子部5aと第2端子部5bの間に配置されている。第1端子部5aと第2端子部5bとは、抵抗Rを介して接続されている。
第1端子部5aは、第1可動接触片31の前方に配置されている。第1端子部5aは、第1可動接触片31が開位置にあるときに第1可動接触片31に接触し、第1可動接触片31が閉位置にあるときに第1可動接触片31から開離している。
第2端子部5bは、第2可動接触片32の前方に配置されている。第2端子部5bは、第2可動接触片32が開位置にあるときに第2可動接触片32に接触し、第2可動接触片32が閉位置にあるときに第2可動接触片32から開離している。
次に、電磁継電器1の動作について説明する。コイルに電圧が印加されていない状態では、復帰バネ54の弾性力によって可動接触片31,32は開位置にあり、第1~第4固定接点21~24から第1~第4可動接点41~44がそれぞれ開離している。コイルに電圧が印加されて励磁されると、電磁力によって可動鉄片53が固定鉄心に吸着されることで、可動鉄片53が復帰バネ54の弾性力に抗して回動する。これにより、可動接触片31,32が開位置から閉位置に移動し、第1~第4固定接点21~24に第1~第4可動接点41~44がそれぞれ接触する。コイルへの電圧の印加が停止されると、可動鉄片53が復帰バネ54の弾性力によって回動し、可動接触片31,32が開位置に移動する。
可動接触片31,32が閉位置から開位置に移動するとき、すなわち、第1可動接点41~44が第1固定接点21~24に接触した状態から開離するときに、第1可動接点41~44と第1固定接点21~24の各接点間にアークが発生する。
電磁継電器1では、可動接触片31,32が閉位置にあるときに、接続部材5を介して第1可動接触片31と第2可動接触片32とが電気的に接続される。すなわち、第1可動接触片31及び第2可動接触片32が閉位置から開位置に移動したときに、接続部材5によって第1可動接触片31と第2可動接触片32との間に別の通電経路が形成されることになる。この別の通電経路は、アークのエネルギーを消費する回路として機能する。
これにより、第1~第4可動接点41~44が第1~第4固定接点21~24から開離するときに生じたアークのエネルギーの一部が接続部材5によって形成された別の通電経路によって消費されるので、アークの伸長によるアークのエネルギー消費を小さくできる。この結果、アークに起因する第1~第4可動接点41~44及び第1~第4固定接点21~24の消耗を抑制することができる。また、本実施形態では、接続部材5が抵抗Rを含む回路で構成されているので、抵抗Rによってアークのエネルギーを効果的に消費することができ、アークの伸長によるアークのエネルギー消費をより小さくできる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
図5に示すように、接続部材5の一部は、ハウジング2の外部に配置されてもよい。また、接続部材5は、バネ性を有していてもよい。例えば、接続部材5の可動接触片31,32に接触する部分がバネ性を有している場合は、可動接触片31,32が閉位置から開位置に移動したときの衝撃を接続部材5で抑制できるので、接続部材5によって可動接触片31,32の跳ね返りを抑制できる。
第1固定接点21は、第1固定端子11と一体であってもよい。第2固定接点22は、第2固定端子12と一体であってもよい。第3固定接点23は、第3固定端子13と一体であってもよい。第4固定接点24は、第4固定端子14と一体であってもよい。第1可動接点41及び第2可動接点42は、第1可動接触片31と一体であってもよい。第3可動接点43及び第4可動接点44は、第2可動接触片32と一体であってもよい。
図6に示すように、電磁継電器1は、第5固定接点25と、第6固定接点26とをさらに備えてもよい。また、電磁継電器1は、第5可動接点45と、第6可動接点46とをさらに備えてもよい。第5固定接点25及び第6固定接点26は、銅などの導電性を有する材料で形成されており、接続部材5に接続されている。
第5固定接点25は、第1可動接触片31と向かい合うように第1端子部5aに配置されている。第5固定接点25は、第1端子部5aと別体である。第6固定接点26は、第2可動接触片32と向かい合うように第2端子部5bに配置されている。第6固定接点26は、第2端子部5bと別体である。第5可動接点45及び第6可動接点46は、銅などの導電性を有する材料で形成されている。第5可動接点45は、第1可動接触片31に接続され、第5固定接点25と向かい合う。第6可動接点46は、第2可動接触片32に接続され、第6固定接点26と向かい合う。この場合、接続部材5は、可動接触片31,32が閉位置にあるときに第5固定接点25と第6固定接点26を介して可動接触片31,32に接触する。
前記実施形態では、2つのa接点を備える電磁継電器を例示したが、3つ以上のa接点、或いは、a接点を1つだけ備えた電磁継電器に本発明を適用してもよい。電磁継電器がa接点を1つだけ備える場合は、例えば図7に示すように、第2固定端子12及び第3固定端子14を省略して、第2固定接点22及び第3固定接点23が接続された中間端子18を配置してもよい。中間端子18は、第1固定端子11と第4固定端子14との間に配置されている。中間端子18は、可動接触片31,32が閉位置にあるときに、可動接触片31,32を介して第1固定端子11と第4固定端子14とを電気的に接続する。
前記実施形態では、接続部材5は、抵抗Rを含む回路で構成されていたが、接続部材5は、前記実施形態に限定されるものではない。接続部材5は、ハウジング2の内部に配置される部品を含んでもよい。例えば、図8に示すように、接続部材5は、アークを伸長させるための永久磁石62又は永久磁石62に接続されるヨーク64を含んでもよい。この場合は、第1端子部5aと第2端子部5bとが永久磁石62又はヨーク64を介して接続されることになる。或いは、接続部材5は、ヨーク52又は可動鉄片53を含んでもよい。この場合は、第1端子部5aと第2端子部5bとがヨーク52或いは可動鉄片53を介して接続されることになる。また、接続部材5がヨーク52や可動鉄片53を含む場合は、図9に示すように、第1~第4固定端子11~14と可動接触片31,32の配置を入れ替えるとともに、駆動装置4において可動鉄片53がスプール51の上方で回動するように構成してもよい。
可動接点が固定接点から開離するときに生じるアークに起因する接点の消耗を抑制することができる。
2 ハウジング
4 駆動装置
5 接続部材
11 第1固定端子
14 第4固定端子
18 中間端子
21 第1固定接点
22 第2固定接点
23 第3固定接点
24 第4固定接点
25 第5固定接点
26 第6固定接点
31 第1可動接触片
32 第2可動接触片
41 第1可動接点
42 第2可動接点
43 第3可動接点
44 第4可動接点
52 ヨーク
53 可動鉄片

Claims (7)

  1. 第1固定接点と、
    第2固定接点と、
    第3固定接点と、
    第4固定接点と、
    第1可動接触片と、
    前記第1可動接触片に接続され、前記第1固定接点と向かい合う第1可動接点と、
    前記第1可動接点から離れた位置で前記第1可動接触片に接続され、前記第2固定接点と向かい合う第2可動接点と、
    前記第1可動接触片から離れた位置に配置された第2可動接触片と、
    前記第2可動接触片に接続され、前記第3固定接点と向かい合う第3可動接点と、
    前記第3可動接点から離れた位置で前記第2可動接触片に接続され、前記第4固定接点と向かい合う第4可動接点と、
    前記第1~第4固定接点に前記第1~第4可動接点がそれぞれ接触する閉位置と、前記第1~第4固定接点から前記第1~第4可動接点がそれぞれ開離した開位置とに前記第1及び第2可動接触片を移動させる駆動装置と、
    前記第1及び前記第2可動接触片が前記閉位置にあるときに前記第1及び第2可動接触片から開離し、前記第1及び第2可動接触片が前記開位置にあるときに前記第1及び第2可動接触片に接触して前記第1可動接触片と前記第2可動接触片とを電気的に接続する接続部材と、
    を備えた、電磁継電器。
  2. 前記接続部材は、抵抗を含む回路である、
    請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記第1及び前記第2可動接触片が収容されたハウジングをさらに含み、
    前記接続部材は、前記ハウジングの外部に配置されている、
    請求項1又は2に記載の電磁継電器。
  4. 前記駆動装置は、ヨークと、電磁力によって移動する可動鉄片とを含み、
    前記接続部材は、前記ヨーク又は前記可動鉄片を含む、
    請求項1に記載の電磁継電器。
  5. 前記接続部材に接続され前記第1可動接触片と向かい合う第5固定接点と、
    前記接続部材に接続され前記第2可動接触片と向かい合う第6固定接点と、
    をさらに備え、
    前記接続部材は、前記第1及び第2可動接触片が前記開位置にあるときに前記第5及び第6固定接点を介して前記第1及び第2可動接触片に接触する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  6. 前記接続部材は、バネ性を有している、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  7. 前記第1固定接点が接続された第1固定端子と
    前記第1固定端子から離れた位置に配置され、前記第4固定接点が接続された第4固定端子と、
    前記第1固定端子と前記第4固定端子の間に配置され、前記第2固定接点と前記第3固定接点が接続された中間端子と、
    をさらに備えた、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の電磁継電器。
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