JP2022079177A - ブリーダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行環境に関わらずに油圧シリンダの冷却性を向上することを目的とする。【解決手段】ブリーダ装置は、オイル内に混入したエアを外部に排出するブリーダ本体を含むブリーダ装置であって、前記ブリーダ本体は、前記オイルが内部に流通し、かつ、熱伝導性を有する油圧配管に設けられ、前記油圧配管がクラッチカバーをレリーズする油圧シリンダに接続されており、前記ブリーダ本体の外表面に放熱フィンが設けられている、ことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、ブリーダ装置に関する。
内燃機関からの動力を変速機構に選択的に伝達または遮断するクラッチ機構を操作する油圧式クラッチレリーズ機構(以下、油圧シリンダという)が知られている。変速機構が収納される変速機ケース内には変速機構を潤滑および冷却するための潤滑油が循環している。この潤滑油は非常に高温となるため、この潤滑油の熱が油圧シリンダに伝達されてしまうと、油圧シリンダの耐久性が悪化してしまうおそれがある。
このため、油圧シリンダの耐久性を向上させる技術が提案されている。具体的には、変速機構の入力軸を包囲する中空ハウジングに、入力軸の外周部および中空ハウジングの内周部の間の空間と外部との間で空気を流通させる空気流通孔を設けるとともに、中空ハウジングの内周部に、空間内の空気を入力軸の軸方向に沿って送り込む送風手段を設ける油圧シリンダの冷却構造が提案されている。この冷却構造により、中空ハウジングを冷却することができ、油圧シリンダの耐久性を向上させることができる(以上、特許文献1参照)。
特開2009-293665号公報
しかしながら、空気を取り込んだ場合、車両の走行環境によっては空気以外に、泥、砂、埃といった異物が空気流通孔に混入するおそれがある。
そこで、本発明では、走行環境に関わらずに油圧シリンダの冷却性を向上することを目的とする。
本発明に係るブリーダ装置は、オイル内に混入したエアを外部に排出するブリーダ本体を含むブリーダ装置であって、前記ブリーダ本体は、前記オイルが内部に流通し、かつ、熱伝導性を有する油圧配管に設けられ、前記油圧配管がクラッチカバーをレリーズする油圧シリンダに接続されており、前記ブリーダ本体の外表面に放熱フィンが設けられている。
本発明によれば、走行環境に関わらずに油圧シリンダの冷却性を向上することができる。
図1はトランスミッションとエンジンとの接続部分を示す拡大断面図である。 図2(a)はブリーダ装置の正面図である。図2(b)はブリーダ装置をX方向から見た図である。図2(c)はブリーダ装置をY方向から見た図である。 図3はブリーダ装置の取り付け位置を説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、クラッチCLは車両に搭載されるトランスミッション1とエンジン5との間に設けられ、両者の間を断接すべく駆動される。クラッチCLはクラッチディスク3とクラッチカバー4とを備えている。クラッチディスク3はトランスミッション1の入力軸2に接続されて入力軸2と一体回転する。クラッチカバー4はエンジン5の出力軸(図示せず)に接続されて出力軸と一体回転する。クラッチディスク3及びクラッチカバー4はトランスミッション1の入力軸2と同一の軸線上に配置されている。入力軸2はクラッチディスク3に対し軸線方向に取り外し可能な状態で当該クラッチディスク3を貫通している。
クラッチカバー4にはダイヤフラムスプリング7が支持されている。ダイヤフラムスプリング7にはプレッシャプレート6が取り付けられている。プレッシャプレート6にはクラッチディスク3と摺動する摩擦面が設けられている。ダイヤフラムスプリング7は皿ばねによって構成されており、プレッシャプレート6をクラッチディスク3に押し付ける係合方向(図中右方向)に付勢している。
プレッシャプレート6はダイヤフラムスプリング7における入力軸2から最も離れた部分に取り付けられている。また、ダイヤフラムスプリング7における入力軸2に最も近い部分とプレッシャプレート6が取り付けられた部分との間の部分が、クラッチカバー4に設けられた支点部8に接触している。そして、ダイヤフラムスプリング7における入力軸2に最も近い部分がクラッチディスク3側に押されると、ダイヤフラムスプリング7が支点部8を中心に上述した係合方向とは逆の方向に変位し、プレッシャプレート6がクラッチディスク3から離れる。
したがって、ダイヤフラムスプリング7における入力軸2に最も近い部分のクラッチディスク3側への押圧が行われていないときには、ダイヤフラムスプリング7の付勢力によってプレッシャプレート6が係合方向に押されてクラッチディスク3に押し付けられ、プレッシャプレート6とクラッチディスク3との間が係合状態とされる。このとき、エンジン5とトランスミッション1との間はクラッチCLにより接続されていることになり、エンジン5とトランスミッション1との間での回転伝達が可能とされる。
一方で、ダイヤフラムスプリング7における入力軸2に最も近い部分のクラッチディスク3側への押圧が行われると、ダイヤフラムスプリング7が解放(レリーズ)方向に変位してプレッシャプレート6がクラッチディスク3から離れ、プレッシャプレート6とクラッチディスク3との間が解放状態とされる。このとき、エンジン5とトランスミッション1との間はクラッチCLにより切断されていることになり、エンジン5とトランスミッション1との間での回転伝達が行われないようになる。
次に、クラッチCLの断接のためのダイヤフラムスプリング7の操作を行う油圧シリンダ11について説明する。
油圧シリンダ11はクラッチハウジング12に取り付けられている。クラッチハウジング12は、エンジン5側にボルト13によって固定されるとともに、トランスミッション1に対してもボルト等により固定されている。また、クラッチハウジング12にはトランスミッション1の入力軸2を回転可能に支持する軸受け14が設けられている。トランスミッション1の入力軸2は油圧シリンダ11を貫通した状態となっている。
油圧シリンダ11は、円筒状のインナボディ15と、インナボディ15の周囲を周方向に囲うアウタボディ16と、円筒状のピストン17とを備えている。インナボディ15はクラッチハウジング12に固定されて入力軸2と同軸上に延びている。アウタボディ16はクラッチハウジング12に固定されて入力軸2と同軸上に位置する。インナボディ15及びアウタボディ16は金属といった熱を伝導する素材で構成されている。ピストン17はインナボディ15とアウタボディ16の間に設けられている。
ピストン17はインナボディ15の外周面に対しインナボディ15の中心線方向に摺動可能となっている。ピストン17におけるダイヤフラムスプリング7側の端部はアウタボディ16の内側からダイヤフラムスプリング7側に露出しており、その端部にはベアリング18の内輪18aが固定されている。そして、ベアリング18の内輪18aとアウタボディ16との間には、ベアリング18及びピストン17をダイヤフラムスプリング7に押すためのスプリング20が設けられるとともに、スプリング20の外側を入力軸2の周方向に囲うように円筒状のベローズ21が設けられている。
ベローズ21は外部からピストン17側への異物(例えば泥、砂、埃など)の侵入を防止する。ベローズ21は入力軸2の軸線方向に伸縮可能となっている。ベローズ21における入力軸2の軸線方向の両端部はそれぞれアウタボディ16及び内輪18aに固定されている。
ピストン17は、スプリング20によって、ダイヤフラムスプリング7における最も入力軸2に近い部分に当接する位置(正確には当該部分にベアリング18が当たる位置)である基準位置に向けて付勢されている。そして、ピストン17がスプリング20によって基準位置に押し付けられているときには、ベアリング18の外輪18bがスプリング20の付勢力によってダイヤフラムスプリング7における最も入力軸2に近い部分に押し付けられることになる。この状態にあって、エンジン5の回転に伴いクラッチカバー4及びダイヤフラムスプリング7が回転すると、スプリング20の付勢力によってダイヤフラムスプリング7に押し付けられているベアリング18の外輪18bがダイヤフラムスプリング7と共に回転し、ベアリング18の外輪18bと内輪18aとの間のボール18cが転動するようになる。
油圧シリンダ11において、インナボディ15、アウタボディ16、及びピストン17によって囲われた部分、すなわちピストン17におけるダイヤフラムスプリング7側の端部と反対側の端部に隣接する部分には、オイルによって満たされた油圧室22が形成されている。油圧室22にはアウタボディ16に形成されたオイル通路23が接続されている。また、ピストン17における油圧室22側の端部には、油圧室22内からのインナボディ15の外周面とピストン17の内周面との間、及び、アウタボディ16の内周面とピストン17の外周面との間を介してのオイル漏れを防止するシール部材24が固定されている。シール部材24は例えばNBR(ニトリルブタジエンラバー)といったゴム材である。高温環境下になると、シール部材24のシール性が低下する可能性があるため、油圧シリンダ11は高温環境下にならないように冷却しておくことが望ましい。
油圧室22へのオイル供給を通じて油圧室22内のオイルを加圧し、油圧室22内の圧力を高めると、その圧力に基づく力によってピストン17が基準位置からダイヤフラムスプリング7側に移動してダイヤフラムスプリング7における最も入力軸2に近い部分を押すことになる。これにより、ダイヤフラムスプリング7が解放方向に変位してプレッシャプレート6がクラッチディスク3から離れ、プレッシャプレート6とクラッチディスク3との間が解放状態、言い換えればクラッチCLの切断状態とされる。このように、油圧シリンダ11はクラッチカバー4をレリーズする。
また、油圧室22内のオイルの加圧を解除して当該油圧室22内の圧力を低下させると、ピストン17によるダイヤフラムスプリング7の押圧が弱まる。このため、ダイヤフラムスプリング7が自身の付勢力によって係合方向に変位し、この付勢力によりプレッシャプレート6がクラッチディスク3に押し付けられ、プレッシャプレート6とクラッチディスク3との間が係合状態、言い換えればクラッチ接続状態とされる。このとき、ピストン17は係合方向に変位するダイヤフラムスプリング7によって上記解放方向とは逆方向に移動して基準位置に戻ることとなる。
油圧シリンダ11は油圧回路32と接続されている。油圧回路32は油圧室22にオイルを供給し、油圧室22内の油圧に基づく力によりピストン17を上記基準位置からダイヤフラムスプリング7側に移動させる。すなわち、油圧回路32は、油圧シリンダ11における油圧室22内のオイルを加圧し、油圧シリンダ11のピストン17をダイヤフラムスプリング7に対し接近する方向に移動させるものである。
油圧回路32は油圧配管25を備えている。油圧配管25は油圧シリンダ11におけるアウタボディ16のオイル通路23に接続されている。油圧配管25はオイル通路23を介して油圧室22に対しオイルの給排を行う。したがって、油圧配管25の内部にはオイルが流通する。油圧配管25は熱を伝導する素材(具体的には金属)で構成されている。このため、油圧配管25は熱伝導性を有する。油圧配管25はクラッチハウジング12を貫通して外部に延びている。油圧配管25におけるクラッチハウジング12の外部に延びた部分には金属製のブリーダ装置26が設けられている。詳細は後述するが、ブリーダ装置26はオイル内に混入したエアを外部に排出する。
油圧配管25におけるブリーダ装置26の上流側は、油圧シリンダ11の油圧室22内のオイルを加圧するための加圧装置27に接続されている。ブリーダ装置26には、オイル通路23側の油圧配管25と加圧装置27側の油圧配管25とがそれぞれ接続される一対のポートとして第1ポート26aと第2ポート26bが設けられている。
加圧装置27は、油圧配管25が接続されるマスターシリンダ28と、クラッチペダル29の踏み込み操作に基づきマスターシリンダ28内を往復移動するピストン30と、マスターシリンダ28に接続されて不足分のオイルの供給及び余剰分のオイルの受け入れを行うリザーブタンク31とを備えている。なお、加圧装置27においては、クラッチペダル29のニュートラル位置がペダル調整ねじの操作を通じて可変とされるとともに、ピストン30のニュートラル位置がピストン調整ねじによって可変とされる。
加圧装置27では、クラッチペダル29の踏み込みに基づくピストン30の移動によってマスターシリンダ28内のオイルが油圧配管25に送り出される。これにより油圧シリンダ11における油圧室22内のオイルが加圧され、ピストン17が上記基準位置から油圧室22の容積を拡大する方向に移動するとともに、その油圧室22内にオイル通路23及び油圧配管25からのオイルが流入する。そして、ピストン17の移動を通じてピストン17がダイヤフラムスプリング7における最も入力軸2に近い部分を押すようになる。その結果、ダイヤフラムスプリング7が解放方向に変位してプレッシャプレート6がクラッチディスク3から離れ、それらプレッシャプレート6とクラッチディスク3との間が解放状態とされる。
また、図1のクラッチペダル29の踏み込みを解除すると、クラッチペダル29がリターンスプリング(不図示)の付勢力によって踏み込み前の位置に戻り、それに伴う加圧装置27のピストン30の移動を通じて油圧配管25内のオイルのマスターシリンダ28側への吸引が行われる。これにより油圧シリンダ11における油圧室22内のオイルの加圧が解除され、油圧シリンダ11のピストン17のダイヤフラムスプリング7への押し付けも解除される。その結果、ダイヤフラムスプリング7が自身の付勢力に基づき係合方向に変位するとともにプレッシャプレート6がクラッチディスク3に押し付けられ、それらプレッシャプレート6とクラッチディスク3との間が係合状態とされる。このとき、ピストン17は、係合方向に変位するダイヤフラムスプリング7によって、油圧室22の容積を縮小する方向に移動するとともに、その油圧室22内のオイルがオイル通路23及び油圧配管25に流出する。
次に、図2(a)乃至(c)を参照して、ブリーダ装置26の詳細について説明する。
図2(a)乃至(c)に示すように、ブリーダ装置26は第1ポート26a、第2ポート26b、ブリーダ本体26s、複数の放熱フィン26tを含んでいる。第1ポート26aの一方はブリーダ本体26sに接続されており、第1ポート26aの他方はオイル通路23側の油圧配管25と接続されている。第2ポート26bの一方はブリーダ本体26sに接続されており、第2ポート26bの他方は加圧装置27側の油圧配管25と接続されている。
このように、ブリーダ本体26sには第1ポート26a及び第2ポート26bを介して油圧配管25が接続されている。第1ポート26a及び第2ポート26bは中空であるため、油圧配管25の内部を流通するオイルはブリーダ本体26sに流入でき、また、ブリーダ本体26sから流出することができる。なお、第1ポート26a及び第2ポート26bは、ブリーダプラグ26pとの干渉を回避するためにブリーダ本体26sを基準にL字型に配置されているが、ブリーダプラグ26pとの干渉を回避できればI字型に配置されていてもよい。
ブリーダ本体26sはオイル内に混入したエアを外部に排出する。図2(c)に示すように、第2ポート26bの配置面に対向するブリーダ本体26sの対向面にはブリーダ本体26sの中心部から離れる方向に延伸した延伸板26vが設けられている。延伸板26vの先端部には貫通孔26wが設けられている。詳細は後述するが、貫通孔26wにはボルトが挿入され、ボルトの軸部がトランスミッション1に締結される。これにより、ブリーダ装置26をトランスミッション1に取り付けることができる。
ブリーダ本体26sの外表面には外表面に対して直立した複数の放熱フィン26tが設けられている。本実施形態に係るブリーダ本体26sは直方体状であり、外表面のうち面積が他面と比べて最大になる一つの面に複数の放熱フィン26tが設けられている。すなわち、図2(b)及び(c)に示すように、ブリーダ本体26sにおける第1ポート26aの配置面及びその対向面、並びに第2ポート26bの配置面及びその対向面以外の2つの面の一方に複数の放熱フィン26tが設けられている。
なお、本実施形態では5枚の放熱フィン26tが設けられているが、放熱フィン26tの枚数は特に制限されない。また、本実施形態では矩形状の放熱フィン26tが示されているが、放熱フィン26tの形状や高さも特に制限されない。さらに、本実施形態に係る放熱フィン26tはブリーダ本体26sと一体的に設けられているが、放熱フィン26tをブリーダ本体26sと別体とし、例えば放熱フィン26tをブリーダ本体26sに溶接してもよい。
次に、図3を参照して、ブリーダ装置26の取り付け位置について説明する。まず、本実施形態におけるエンジン5は車両100の乗員室より前方に設けられたエンジンルーム内に横置きされる。すなわち、エンジン5はクランクシャフトを車幅方向に延在させた状態でエンジンルームに搭載される。このような横置きされたエンジン5に対して車幅方向にクラッチハウジング12を介して配置されたトランスミッション1の外表面の車両前方側にブリーダ装置26が取り付けられる。具体的には、ブリーダ装置26における延伸板26vがトランスミッション1にボルトによって締結される。
ブリーダ装置26がトランスミッション1に取り付けられると、ブリーダ装置26の放熱フィン26tは車両前方側に位置する。したがって、車両100が走行すると、車両100の走行に伴う走行風がエンジンルーム内に入り、放熱フィン26tを冷却する。上述したように、放熱フィン26tはブリーダ本体26sに設けられており、ブリーダ本体26sにはアウタボディ16のオイル通路23に繋がった油圧配管25が接続されている。
したがって、油圧シリンダ11が有する熱をアウタボディ16及びブリーダ本体26sを介して放熱フィン26tに伝導させることができ、放熱フィン26tから放熱させることができる。これにより、油圧シリンダ11が高温環境下になることを抑制することができる。また、放熱フィン26tで放熱することにより、油圧配管25の内部を流通するオイルや、油圧室22を満たすオイルが高温になることを抑制できる。この結果、油圧シリンダ11におけるシール部材24のシール性低下を抑制することができる。このように、空気を取り込むことにより油圧シリンダ11を冷却する場合には異物が空気流通孔に混入するおそれがあったが、本実施形態によれば、異物混入のおそれを回避しつつ、油圧シリンダ11を冷却することができる。
以上、本実施形態に係るブリーダ装置26はブリーダ本体26sを含んでいる。ブリーダ本体26sはオイル内に混入したエアを外部に排出する。ブリーダ本体26sは油圧配管25に設けられている。油圧配管25は熱伝導性を有し、油圧配管25の内部にはオイルが流通する。油圧配管25はクラッチカバー4をレリーズする油圧シリンダ11に接続されている。そして、ブリーダ本体26sの外表面には放熱フィン26tが設けられている。これにより、走行環境に関わらずに油圧シリンダ11の冷却性を向上することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 トランスミッション
4 クラッチカバー
5 エンジン
11 油圧シリンダ
12 クラッチハウジング
16 アウタボディ
22 油圧室
24 シール部材
25 油圧配管
26 ブリーダ装置
26s ブリーダ本体
26t 放熱フィン

Claims (1)

  1. オイル内に混入したエアを外部に排出するブリーダ本体を含むブリーダ装置であって、
    前記ブリーダ本体は、前記オイルが内部に流通し、かつ、熱伝導性を有する油圧配管に設けられ、前記油圧配管がクラッチカバーをレリーズする油圧シリンダに接続されており、
    前記ブリーダ本体の外表面に放熱フィンが設けられている、
    ことを特徴とするブリーダ装置。
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