JP2022076538A - Entrance porch - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、玄関ポーチに関するものである。 The present invention relates to a front porch.
住宅などの建物では、玄関部分に玄関ポーチを設けることが行われている。玄関ポーチには、玄関部分の上部に設けられるポーチ屋根部と、ポーチ屋根部を下から支えるポーチ柱とを有するものがある(例えば、特許文献1参照)。 In buildings such as houses, an entrance porch is installed at the entrance. Some entrance porch has a porch roof portion provided on the upper part of the entrance portion and a porch pillar that supports the porch roof portion from below (see, for example, Patent Document 1).
既存の玄関ポーチは、ポーチ屋根部が、例えば、軒元トラスと、軒先梁と、一対の妻小壁とを有する立体的な屋根組構造を有するものとなっていたので、ポーチ屋根部の構成が大掛かりで複雑なものになっていた。 The existing entrance porch has a porch roof structure, for example, because the porch roof has a three-dimensional roof structure having an eave truss, an eave beam, and a pair of wife small walls. Was large and complicated.
そこで、本発明は、上記した問題点の改善に寄与することを主な目的としている。 Therefore, the main object of the present invention is to contribute to the improvement of the above-mentioned problems.
上記課題に対して、本発明は、
建物の玄関部分の上部に設けられるポーチ屋根部と、該ポーチ屋根部を下から支えるポーチ柱とを有する玄関ポーチであって、
前記ポーチ屋根部は、
軒元側に位置する軒元梁と、軒先側に位置する軒先梁と、軒元側から軒先側へ延びる垂木とを有する屋根パネルを備えており、
前記垂木は、少なくとも一部が、軒元側に位置する軒元垂木と、軒先側に位置する軒先垂木とに分割され、
前記ポーチ柱は、前記軒元垂木と前記軒先垂木との分割部分に取付けられていることを特徴とする。
In response to the above problems, the present invention
An entrance porch having a porch roof provided at the upper part of the entrance of a building and a porch pillar that supports the porch roof from below.
The porch roof is
It has a roof panel with an eaves beam located on the eaves side, an eaves beam located on the eaves side, and rafters extending from the eaves side to the eaves side.
The rafters are at least partially divided into eaves rafters located on the eaves side and eaves rafters located on the eaves side.
The porch pillar is characterized in that it is attached to a divided portion between the eaves rafters and the eaves tip rafters.
本発明によれば、上記構成によって、玄関ポーチにおけるポーチ屋根部の構成を簡略化することなどができる。 According to the present invention, the configuration of the porch roof portion in the entrance porch can be simplified by the above configuration.
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1~図21は、この実施の形態を説明するためのものである。
Hereinafter, the present embodiment will be described in detail with reference to the drawings.
1 to 21 are for explaining this embodiment.
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。 <Structure> Hereinafter, the configuration of this embodiment will be described.
図1に示すように、住宅などの建物1の玄関2の部分(玄関部分)に玄関ポーチ3を設ける。
As shown in FIG. 1, an
玄関ポーチ3は、少なくとも、玄関部分の上部に設けられるポーチ屋根部4と、ポーチ屋根部4を下から支えるポーチ柱5とを有するものとされる。
The
ここで、建物1は、どのような構造のものであっても良い。この実施例では、建物1は、ユニット建物とされている。ユニット建物は、予め工場で製造した建物ユニット6を建築現場へ搬送して建築現場で組み立てることにより、短期間のうちに構築できるようにした建物1である。図では、建物1を、下階の建物ユニット6aの上に上階の建物ユニット6bを設置したものとしている。下階の建物ユニット6aおよび上階の建物ユニット6bは、建物1のプランに応じて単数または複数設置される。
Here, the
玄関部分は、建物1の玄関2およびその周辺部分のことである。玄関2のドアは、下階の建物ユニット6aに設けられている。
The entrance portion is the
玄関ポーチ3は、玄関2に出入りするための空間を形成する建物1の付随的な構造物である。玄関ポーチ3には、多種多様のものが存在しているが、この実施例の玄関ポーチ3では、ポーチ屋根部4およびポーチ柱5は、建物1とは別に設けられて、建物1に対して後から取付けるようにしたものとされる。玄関ポーチ3は、新築時、リフォーム時に建物1に対して取付けることができる。
The
建物1の玄関2の外側の地面には、玄関ポーチ3を設置する部分に、予めポーチ床部7が形成される。ポーチ床部7は、例えば、鉄筋コンクリート製とされて、建物1の基礎などと共に地面に打設される。
On the ground outside the
玄関部分の上部は、建物1における、玄関2(のドア)よりも上側となる、上階の建物ユニット6bと下階の建物ユニット6aとの境界部分周辺のことである。具体的には、上階の建物ユニット6bの下部(図1)や、下階の建物ユニット6aの上部(図1A)が玄関部分の上部となる。
The upper part of the entrance portion is around the boundary portion between the
ポーチ屋根部4は、玄関2よりも上側の位置から庇状に突き出るように設置される屋根のことである。ポーチ屋根部4は、少なくとも軒元側の部分を建物1に取付けられる。ポーチ屋根部4は、予め工場で製造される。
The
この実施例のポーチ屋根部4は、主に、軒先側へ向かって下り勾配に傾斜する切妻型のものとされる。ただし、ポーチ屋根部4は、図1Aに示すように、軒元側と軒先側の高さが等しいフラット型のものとしても良い。
The
ポーチ柱5は、ポーチ屋根部4(の軒先寄りの部分)を下から支える柱のことである。ポーチ柱5は、ポーチ床部7から上方へ立設される。ポーチ柱5は、1本以上の必要な本数だけ設けられる。
The
上記のような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えることができる。 In contrast to the above basic configuration, in this embodiment, the following configuration can be provided.
(1)図2(図3)に示すように、ポーチ屋根部4は、
軒元側に位置する軒元梁11と、軒先側に位置する軒先梁12と、軒元側から軒先側へ延びる垂木13とを有する屋根パネル14を備えている。
垂木13は、少なくとも一部が、軒元側に位置する軒元垂木15と、軒先側に位置する軒先垂木16とに分割される。
ポーチ柱5は、軒元垂木15と軒先垂木16との分割部分17に取付けられる。
(1) As shown in FIG. 2 (FIG. 3), the
It is provided with a
At least a part of the
The
ここで、軒元側は、ポーチ屋根部4の建物1側のことである。ポーチ屋根部4は、軒元側の部分を直接建物1に取付けられる。
Here, the eaves side is the
軒元梁11は、ポーチ屋根部4の最も軒元側に位置する梁状の部材である。軒元梁11は、建物1に沿って水平に延ばされる。軒元梁11は、建物1に当接した状態で、建物1に固定される。軒元梁11は、板面(長手方向および板幅方向に広がる面)を縦向き(板幅方向をほぼ上下に向けた状態)にして設置される。
The
軒先側は、ポーチ屋根部4の建物1とは反対の側のことである。ポーチ柱5で支持される軒先側の位置は、軒元梁11よりも軒先側であればどこでも良いが、軒元梁11から軒先側の先端部までの距離のほぼ半分よりも軒先側とするのが好ましい。
The eaves side is the side of the
軒先梁12は、軒元梁11よりも軒先側に位置するポーチ屋根部4の梁状の部材である。軒先梁12は、軒元梁11とほぼ平行に延ばされる。軒先梁12は、板面を縦向きにして設置される。軒先梁12は、必要な強度に応じて単数または複数本設けることができる。
The
垂木13は、平面的に見て軒元梁11および軒先梁12と直交する方向へ延びる部材である。垂木13は、軒元梁11から軒先側へ向けて、軒先梁12を越えるように延ばされる。垂木13は、軒元梁11および軒先梁12の長手方向に沿い、所要の間隔を有して複数本設けられる。
The
屋根パネル14は、ポーチ屋根部4を構成するパネルのことであり、例えば、図4(a)~(c)に示すような手順で組み立てられて、図5に示すように、吊具25を取付けてワイヤ26で縦向きに吊り上げても大丈夫なような、取扱いがし易いものとされる。屋根パネル14の組立てには、スクリューネジ、釘、ボルト・ナットなどの固定部材27や、固定金具や補強材などが適宜使われる。
The
屋根パネル14は、少なくとも軒元梁11と、軒先梁12と、垂木13とで組んだパネル枠14aの上面に、屋根下地材や屋根仕上材などの屋根面材18(図3)を取付けた面板状の構造物である。屋根パネル14は、軒元梁11を建物1に直接当接した状態で、建物1に直接固定することによって、建物1に一体に取付けられる。
The
垂木13には、軒元垂木15と軒先垂木16とに分割されていないもの(例えば、図4(c)の端垂木21、中垂木22など)を用いることもできる。パネル枠14aにおける、軒先垂木16や垂木13(端垂木21、中垂木22)の軒先側の端部には、軒元梁11および軒先梁12と平行な鼻隠し材23が取付けられる。鼻隠し材23は、板面を縦向きにして設置される。
As the
軒元垂木15は、軒元側に位置する、垂木13の分割片である。軒元垂木15は、板面を縦向きにして設置される。
The
軒先垂木16は、軒先側に位置する、垂木13の分割片である。軒先垂木16は、板面を縦向きにして設置される。軒先垂木16は、軒元垂木15よりも短いものとなっている。
The
なお、屋根パネル14では、軒元梁11、軒先梁12、垂木13(軒先垂木16、軒元垂木15、端垂木21、中垂木22)、鼻隠し材23は、それぞれほぼ同じ板幅とされて、板面を縦向きにして設置されている。
In the
分割部分17は、図6(a)~(c)に示すように、軒元垂木15と軒先垂木16との境界部分である。分割部分17には、ポーチ柱5の上端部を取付けるための取付ボルト24が設置される。取付ボルト24は、軒先梁12の部分に取付けられ、屋根パネル14の下面から下方へ突設される。
As shown in FIGS. 6A to 6C, the divided
ポーチ柱5は、図7に示すように、ウェブ部5aと一対のフランジ部5bとを有する断面C字型の金属柱材5cを、アルミ製の半円筒状をした一対の柱カバー5d,5eで覆って、ビス5fで金属柱材5cに固定した円柱状のものとされている。
As shown in FIG. 7, the
半円筒状をした一対の柱カバー5d,5eは、全体がほぼ均一肉厚とされており、押出材などで形成することができる。柱カバー5d,5eは、後加工で、表面に凹凸模様などを形成しても良い。 The pair of semi-cylindrical pillar covers 5d and 5e have a substantially uniform wall thickness as a whole, and can be formed of an extruded material or the like. The pillar covers 5d and 5e may be post-processed to form an uneven pattern or the like on the surface.
一方の柱カバー5dの周方向の中間部の内側には、金属柱材5cのウェブ部5aとフランジ部5bとの間の2つのコーナー部分を外側から係止保持可能な平面視ほぼY字型をした係止保持部5gが、2箇所一体に形成されている。
Inside the middle portion in the circumferential direction of one of the pillar covers 5d, the two corner portions between the
また、一方の柱カバー5dの両端側の部分には、金属柱材5cのフランジ部5bと対向する位置に、ポーチ柱5の内側へ延びる取付片5hが一体に設けられている。取付片5hは、フランジ部5bとほぼ垂直で、フランジ部5bに到達する長さに延びる垂直部5iを有している。また、取付片5hは、垂直部5iの先端部からフランジ部5bの先端部へ向かってフランジ部5bと平行に延びる平行部5jを有している。平行部5jは、フランジ部5bの先端部に到達するか、到達しない程度の長さを有している。そして、取付片5hの平行部5jをウェブ部5aに外側から当接させた状態で、取付片5hの平行部5jとウェブ部5aとは、外側からビス5fで面直に固定される。
Further, on both ends of one of the pillar covers 5d, mounting
一対の柱カバー5d,5eどうしの合わせ部分には、互いに凹凸嵌合可能な嵌合部5k,5lが設けられている。一方の嵌合部5kは、着脱可能なヒンジ状部とされる。他方の嵌合部5lは、着脱可能な爪係止部とされる。他方の嵌合部5lは、ビス5fよりも小型の外部から目立ち難いビス(皿ネジなど)によって固定される。ビス5fは、一方の柱カバー5dに嵌合部5k,5lを介して他方の柱カバー5eを取付けることにより、ポーチ柱5の内側に隠される。
The mating portions of the pair of pillar covers 5d and 5e are provided with
このような構造により、ポーチ柱5は、構造の簡略化による部品点数および工数の削減が図られるので、コストを下げると共に、柱カバー5bを取付け易く、見栄えの良いものにすることができる。
With such a structure, the
(2)図6(a)~(c)に示すように、軒先梁12は、分割部分17に対し、軒先垂木16と軒元垂木15とに挟まれると共に、軒先垂木16および軒元垂木15から上下にハミ出さない状態に設置されても良い。
(2) As shown in FIGS. 6A to 6C, the
ここで、軒先垂木16と軒元垂木15とに挟まれるとは、軒先梁12が、軒先垂木16の軒元側の端部と、軒元垂木15の軒先側の端部との間に介在されることである。軒先梁12の軒先側の面には、軒先垂木16の軒元側の端部が当接固定され、軒先梁12の軒元側の面には、軒元垂木15の軒先側の端部が当接固定される。
Here, being sandwiched between the
軒先垂木16および軒元垂木15から上下にハミ出さない状態とは、軒先梁12の上縁部が、軒先垂木16および軒元垂木15の上縁部と同じかそれ以下の高さとなり、軒先梁12の下縁部が、軒先垂木16および軒元垂木15の下縁部と同じかそれ以上の高さとなっていることである。
The state in which the
(3)図8に示すように、屋根パネル14の下面には、建物1に対する屋根パネル14の取付作業スペース31となる部分を除いて、屋根パネル14の下面を覆うように軒天井材33が直接貼付けられても良い(斜線部分)。
取付作業スペース31となる部分は、少なくとも、建物1の外壁32(図3)に沿った帯状の部分としても良い。
(3) As shown in FIG. 8, on the lower surface of the
The portion to be the mounting
ここで、屋根パネル14の下面は、図9に示すように、屋根パネル14の下側となる面のことである。
Here, the lower surface of the
取付作業スペース31は、屋根パネル14の下側に設けられた開放部分(軒天井材33の工場非設置部分)であり、取付作業スペース31は、屋根パネル14を建物1に取付けるのに必要な最低限の大きさに形成される。取付作業スペース31は、軒元梁11と、屋根パネル14の軒元梁11から僅かに離れた軒先側の位置に、軒元梁11とほぼ平行に取付けられた横架部材34との間に形成される。
The mounting
外壁32は、建物1の側面を構成する屋外側の壁である。外壁32は、主に、建物1の玄関2が設けられた側面における、玄関2よりも上側の部分などとなる。
The
建物1の外壁32に沿った帯状の部分は、屋根パネル14の下面における、外壁32に近い、外壁32と平行な空間である。この実施例では、取付作業スペース31が設けられる建物1の外壁32に沿った帯状の部分は、主に、屋根パネル14の下面における、軒元梁11に沿った、軒元梁11から横架部材34までの距離とほぼ等しい均一幅の部分の全域となっている。
The strip-shaped portion along the
軒天井材33は、ポーチ屋根部4の下側の意匠を形成する化粧材である。軒天井材33は、取付作業スペース31以外の、屋根パネル14の下面のほぼ全面に対して工場で予め取付けられる。軒天井材33は、横架部材34から鼻隠し材23までの間に、連続した一つの面となるように設置される。
The
(4)図9に示すように、軒元梁11は、建物1の外壁32から突設されたボルト41を使って締結固定されるようにしても良い。
(4) As shown in FIG. 9, the
ここで、ボルト41は、図10(a)(b)、図11に示すように、建物1に外壁32を取付けるための縦向きの下地材42(例えば、間柱など)の屋内側や屋外側に、補強材43、横材44などを取付けて、補強材43、下地材42、横材44と、外壁32をほぼ垂直に貫通するように、内外方向に水平に設置される。ボルト41は、基端部のボルト頭部を補強材43にスクリューネジなどの固定部材41aで固定され、先端部が外壁32から屋外側へ突出するように設置される。
Here, as shown in FIGS. 10A and 10B, the
軒元梁11には、外壁32に板面を面接触した状態で、ボルト41を通すようにしたボルト挿通穴45が、外壁32のボルト41と合致する位置に、軒元梁11をほぼ垂直に貫通するように、予め設けられる。
In the
軒元梁11は、ボルト41の先端部をボルト挿通穴45へ通した後、軒元梁11を貫通してポーチ屋根部4の内側へ出たボルト41の先端部に、軒先側から脚付座金46を通してナット47を締めることによって固定される。
The
軒元梁11のボルト41による締結固定作業は、軒元梁11を外壁32に対して安定して保持させた状態で行うのが好ましい。そのために、図9に示すように、外壁32には、軒元梁11を外壁32に当接した状態で保持させておくための保持部材48を取付けても良い。保持部材48は、ボルト41の近傍に、ボルト41から横へ離して設けるのが好ましい。この実施例では、保持部材48は外壁32に沿い水平方向に間隔を有して左右一対設けられており、左右一対の保持部材48の両側部(外側)にボルト41を一対設けるようにしている。
It is preferable that the fastening and fixing work of the
保持部材48は、軒元梁11の下部を下から支える係止部材とするのが好ましい。係止部材にはL字型のアングル金具を用いることができる。L字型のアングル金具は、例えば、外壁32に当接する当接面48aと、軒元梁11の下部を下から支える係止面48bとを有するものとされる。当接面48aは、外壁32と平行な縦の面とされて、スクリューネジ、釘などの固定部材49(図11A)によって外壁32に外側から横向きに当接状態で固定される。係止面48bは、軒元梁11の下端面と平行で、軒元梁11の下端面の厚みとほぼ同じ長さかそれ以上の長さの横の面とされて、当接面48aの下縁部から軒先側へ向けてほぼ水平に突出される。保持部材48となるアングル金具は、一枚の金属板を曲げ加工して形成することができる。
The holding
このように、建物1の外壁32にボルト41と並べて保持部材48(係止部材)を取付けることで、保持部材48によって軒元梁11を係止保持できるので、軒元梁11の外壁32への締結固定を安定した状態で容易に行うことができるようになる。
In this way, by attaching the holding member 48 (locking member) to the
(5)図11(図11A)に示すように、屋根パネル14の下面の取付作業スペース31には、横へ延びる軒元見切材51が下側から取付けられるようにしても良い。
(5) As shown in FIG. 11 (FIG. 11A), the
ここで、軒元見切材51は、建物1の外壁32とポーチ屋根部4との境界部分(見切部分)に取付けられる金属製の化粧部材である。
軒元見切材51は、取付作業スペース31を覆い隠す幅寸法と長さ寸法とを有する長尺部材とされる。軒元見切材51は、少なくとも、軒元梁11から横架部材34までの距離とほぼ等しい均一な幅寸法と、軒元梁11とほぼ同じ長さ寸法とを有して、軒天井材33とほぼ平行に設置される面で主に構成されている。軒元見切材51は、取付作業スペース31に下から設置されて、両側縁部をスクリューネジ、釘などの固定部材52によって下側から上に向けて軒元梁11や横架部材34に取付けられる。軒元梁11側の固定部材52は、保持部材48がある位置では、保持部材48の係止面48bに取付けても良い。
Here, the
The
なお、他の実施例として、例えば、図12(a)に示すような、建物1の入隅部55(引っ込んだ角部分)に対して玄関ポーチ3を設置することができるが、この場合、入隅部55を形成する建物1の側壁部56の側については、ポーチ柱5をなくして、ポーチ屋根部4の側壁部56側の部分を、側壁部56に対して直接取付けるようにしても良い。このとき、図12(b)に示すように、ポーチ屋根部4の側壁部56側の側面の軒先寄りの部分を、直接側壁部56にスクリューネジ、釘などの固定部材57で横に取付けることができる。
As another embodiment, for example, as shown in FIG. 12A, the
この際、入隅部55を形成する側壁部56に対するポーチ屋根部4の取付部分58(図9の丸で囲った部分)の下面側にも適宜、追加で別の取付作業スペースを設けるのが好ましい。別の取付作業スペースは、側壁部56に沿ったポーチ屋根部4の側面の全域に亘って設けても良いし、取付部分58の周辺のみに局所的に設けても良い。別の取付作業スペースについては、軒元見切材51と同様の見切材を取付けても良いが、別の取付作業スペースと同じ大きさの軒天井材33を施工現場で後から取付けて、軒天井材33で別の取付作業スペースを塞ぐようにするのが好ましい。
At this time, it is necessary to appropriately provide another mounting work space on the lower surface side of the mounting portion 58 (circled portion in FIG. 9) of the
更に、建物1の入隅部55を形成する側壁部56に対しても、保持部材48と同様の別の保持部材59(アングル金具)を取付けて、別の保持部材59でポーチ屋根部4の入隅部55側の側面(端垂木21)の、軒先側の部分を直接保持した状態で取付け固定するようにしても良い。
Further, another holding member 59 (angle metal fitting) similar to the holding
なお、ポーチ屋根部4の建物1への設置後には、ポーチ屋根部4の周囲に対し、金属製の破風板、鼻先鋼板、軒樋などが取付けられる。
After the
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。 <Action> The action of this example will be described below.
建物1の玄関部分には、これまで図13~図21の比較例に示すような玄関ポーチ101を取付けるようにしていた。
Up to now, the
以下、比較例の玄関ポーチ101について説明する。
Hereinafter, the
図13~図15に示すような既存の玄関ポーチ101のポーチ屋根部102は、例えば、図16に示すように、軒元トラス103と、軒先梁104と、一対の妻小壁105とを有する立体的な屋根組構造を備えたものとなっていた。そのため、ポーチ屋根部102の構成が複雑になっていた。
The
図17に示すように、ポーチ屋根部102が、立体的な屋根組構造を備えていたので、ポーチ屋根部102を吊り上げる際には、水平を保ちながら慎重に行わなければならず、また、ポーチ屋根部102を反転することも容易にはできなかったので、例えば、工場でのポーチ屋根部102に対する部分的な軒天井材107の取付けは、ポーチ屋根部102を反転しない状態で、下からの上向き作業とせざるを得ず、作業性が悪かった。
As shown in FIG. 17, since the
図18に示すように、軒先梁104は、垂木13および妻小壁105の軒先側の部分よりも下部に位置して、外部から見えるように設置されていたので、見栄上、軒先梁104を覆う梁カバー106が必要になっていた。
As shown in FIG. 18, the
また、図15に示すように、軒天井材107は、その主要部を、ポーチ屋根部102の本体の下方に、本体から離した状態で水平に設置するようにしていたので、軒天井材107を、ポーチ屋根部102の本体の下方に本体から離して水平に設置するのに、軒元トラス103が用いられることになり、また、ポーチ屋根部102の本体と軒天井材107との側面間の隙間を塞ぐために妻小壁105が用いられていた。
Further, as shown in FIG. 15, since the main portion of the
そして、軒天井材107の主要部の取付けが施工現場となっていたため、図19に示すように、工場でポーチ屋根部102の本体に対して予め取付けることができる軒天井材107の量または面積が少なかった(斜線部分)。
Since the main part of the
図20に示すように、建物1に対してポーチ屋根部102を取付ける際には、図21に示すように、軒元トラス103の上部に対する鉛直荷重負担用の釘打固定(釘打固定部103a)と、軒元トラス103の下部に対する水平荷重負担用のボルト固定(ボルト固定部103b)とを、建物1の上下二箇所の位置に分けて行っていた。そのため、ポーチ屋根部102の設置は、高低差のある取付作業を伴うことになり、取付に手間がかかっていた。
As shown in FIG. 20, when the
なお、図13(b)に示すように、ポーチ柱108は、矩形断面となっていた。即ち、矩形断面のポーチ柱108は、角筒状断面の金属柱材108aの四面を、無機材料できた半割矩形状の柱カバー108bで覆って各面をビス109で外側から金属柱材108aに固定するようにしていた。よって、ポーチ柱108は、コストがかかると共に、柱カバー108bの取付けに手間がかかるものとなっていた。
As shown in FIG. 13B, the
よって、玄関ポーチ101には、多くの改善の余地があった。
Therefore, the
そこで、この実施例では、玄関ポーチ3に用いるポーチ屋根部4を、屋根パネル14を用いたパネル構造にした。屋根パネル14は、屋根組構造のものと比べて構造が簡単で、取扱いが容易なので、建物1に対する取付作業性の向上が期待できる。
Therefore, in this embodiment, the
以下、屋根パネル14の具体的な製造工程の一例について説明する。
Hereinafter, an example of a specific manufacturing process of the
まず、図4(a)に示すように、単数または複数本重ねた軒先梁12の軒先側の面に軒先側へ向けて複数本の軒先垂木16の軒元側の端部を、軒先梁12の長手方向に所要の間隔を有して取付ける。軒先垂木16の軒先側の端部に、軒先梁12と平行に鼻隠し材23を取付ける。そして、軒先梁12の片側の端部と鼻隠し材23の片側の端部近傍との間に中垂木22を取付けて軒先側のパネル部分を形成する。この図では、鼻隠し材23は、軒先梁12よりも片側の端部が長くなっている。
First, as shown in FIG. 4A, the end of the eaves side of the plurality of
次に、図4(b)に示すように、鼻隠し材23の片側の端部に中垂木22と平行に端垂木21を取付ける。中垂木22や端垂木21の軒元側の端部に、軒先梁12と平行に軒元梁11を取付ける。そして、軒元梁11と軒先梁12の反対側の端部間を軒元垂木15で連結して、軒先側のパネル部分と軒元側のパネル部分とを含む大きな一つのパネル枠14aの外形を形成する。この図では、軒元梁11は、鼻隠し材23とほぼ同じ長さとされている。
Next, as shown in FIG. 4B, the
そして、軒元側のパネル部分の内側に、各軒先垂木16と同一直線上に位置するように複数本の軒元垂木15をそれぞれ取付けて、パネル枠14aを仕上げる。軒元垂木15は、軒先側の端部が軒先梁12の軒元側の面に取付けられ、軒元側の端部が軒元梁11の軒先側の面に取付けられる。
Then, a plurality of
なお、パネル枠14aの構成や製造工程は上記に限るものではなく、例えば、軒元側のパネル部分と軒先側のパネル部分とを別々に形成して、軒元側のパネル部分と軒先側のパネル部分とを後から端垂木21や中垂木22で一体に連結して、一つのパネル枠14aを構成しても良い。また例えば、パネル枠14aは、軒先梁12の両面に軒先垂木16と軒元垂木15とを取付けて内側部分を形成した後、その周囲に中垂木22、端垂木21、軒元梁11、鼻隠し材23を取付けるようにして製造しても良い。
The configuration and manufacturing process of the
そして、図5に示すように、パネル枠14aの軒先側または軒元側のどちらかの縁部に吊具25を二箇所程度取付け、吊具25にワイヤ26を取付けることで、パネル枠14aを縦向きに吊り上げたり、反転させたりできるようにし、パネル枠14aの上面や下面に適宜面材(屋根面材18や軒天井材33など)を貼り付けるなどして、屋根パネル14を製造する。
Then, as shown in FIG. 5, the
このようなほぼ屋根パネル14で構成されたポーチ屋根部4を工場で完成に近い状態にまで製造して、施工現場へ搬送し、施工現場で建物1に取付けることで、少ない現場作業で玄関ポーチ3を形成できるようにする。
By manufacturing the
建物1へのポーチ屋根部4の取付けは、建物1の外壁32にボルト41と保持部材48とを取付けておき、保持部材48で屋根パネル14の軒元梁11を係止保持して安定させた状態で、軒元梁11を建物1の外壁32から突設されたボルト41を使って締結固定させるようにする。これにより、建物1に対するポーチ屋根部4の軒元側の取付けを、安定した状態で容易に行うことができる。ポーチ屋根部4の軒先側は、ポーチ柱5でポーチ床部7に支持させるようにする。
To attach the
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。 <Effect> According to this embodiment, the following effects can be obtained.
(効果 1)玄関ポーチ3では、ポーチ屋根部4をパネル構造にしても良い。ポーチ屋根部4を、屋根パネル14を用いたパネル構造にすることで、ポーチ屋根部4は、構造が簡略化され、取扱いが容易となる。また、ポーチ屋根部4を屋根パネル14で構成することによって、ポーチ屋根部4は、組み立て工数を削減することができる。ポーチ屋根部4を屋根パネル14で構成することによって、ポーチ屋根部4は、組立て時や搬送時などの吊上作業の容易化を得ることができる。また、ポーチ屋根部4を、屋根パネル14を用いたパネル構造にすることで、例えば、ポーチ屋根部4の施工現場への搬送や、施工現場での取付けを容易化することができる。
(Effect 1) In the
そのため、ポーチ屋根部4は、例えば、比較例のポーチ屋根部102のような、軒元トラス103と、軒先梁104と、妻小壁105とを有する立体的な屋根組構造を備えたものと比べて、構成を簡略化することができる。
Therefore, the
そして、ポーチ屋根部4は、垂木13を軒元垂木15と軒先垂木16とに分割しても良い。これにより、ポーチ屋根部4は、屋根パネル14の構造自由度を上げることができる。
Then, the
例えば、屋根パネル14を、軒元梁11と軒先梁12との間を軒元垂木15で連結した軒元側のパネル部分と、軒先梁12に軒先垂木16を取付けた軒先側のパネル部分とに分けた構成として、軒元側のパネル部分と軒先側のパネル部分とを連結して一体化した構造のものなどとすることなどができる。これによって、より強度が高く、作り易く取扱いがし易い屋根パネル14にすることができる。
For example, a panel portion on the eaves side in which the
また、ポーチ柱5を、屋根パネル14の軒先垂木16と軒元垂木15との分割部分17に取付けることで、屋根パネル14は、ポーチ柱5の取付けに適した位置に分割部分17を設定することができ、屋根パネル14の強度の高い部分をポーチ柱5で確実に支持することができる。そして、分割部分17には、ポーチ柱5を取付けるための取付ボルト24や取付座を容易に設けることができる。ポーチ柱5は、取付ボルト24や取付座を使って分割部分17に容易に取付けることができる。
Further, by attaching the
また、ポーチ屋根部4を、屋根パネル14を用いたパネル構造とすることにより、例えば、屋根パネル14の反転作業が容易になるので、屋根パネル14に対する軒天井材33の取付けを、パネルを反転した状態での上からの下向き作業で容易に行うことができるので、作業性を向上することができる。
Further, by making the porch roof portion 4 a panel structure using the
(効果 2)軒先梁12を軒先垂木16と軒元垂木15とで挟む構造にすることにより、ポーチ屋根部4は、玄関ポーチ3の仕様に応じて、軒先梁12の設置個数を適宜増やすことができ、軒先梁12の設置個数によって、屋根パネル14自体の強度およびポーチ柱5による支持部分の強度を自由に設定、調整することが可能になる。軒先梁12は、例えば、図6(a)に示すように二枚にしても良いし、図6(b)に示すように三枚またはそれ以上の枚数にしても良いし、図6(c)に示すように少なくとも複数枚の中に厚手のものを少なくとも一枚以上用いても良い。
(Effect 2) By forming the
玄関ポーチ3では、ポーチ屋根部4は、軒先梁12を軒先垂木16および軒元垂木15から上下にハミ出さない状態に設置しても良い。これにより、ポーチ屋根部4は、軒先梁12の設置位置が、屋根パネル14の下面や軒天井材33の位置よりも下側ではなく、軒天井材33よりも上側になって、既存のものよりも位置が高くなるので、軒先梁12を屋根パネル14のパネル枠14a内に隠して設置することができ、ポーチ屋根部4の見栄えも良くできる。
In the
そして、ポーチ屋根部4は、軒先梁12を屋根パネル14のパネル枠14a内に隠すことで、軒先梁12が外部から見えなくなるので、軒先梁12を覆う梁カバー106(図18)をなくすことができる。そのため、ポーチ屋根部4は、梁カバー106の不要化によるコストの削減を図ることができる。
Then, the
ポーチ屋根部4は、軒先梁12の設置位置が既存のものよりも高くなることで、軒先梁12を、軒元梁11と同じ階(上階)の高さに位置させることができる。そのため、例えば、建物1の入隅部55に玄関ポーチ3を取付ける場合に、建物1に対する軒先梁12と軒元梁11との取付け位置が同じ階の高さになるので、ポーチ屋根部4は、建物1に対する軒先梁12と軒元梁11との取付作業の高低差を小さくして、作業の容易化を図ることも可能になる。
In the
(効果 3)玄関ポーチ3では、ポーチ屋根部4は、屋根パネル14の下面に対し、屋根パネル14の下面を覆うように、軒天井材33を直接貼付ける構造にしても良い。これにより、ポーチ屋根部4は、軒天井材33の大部分(ほぼ全面)を予め工場で屋根パネル14に一体に取付けた状態で屋根パネル14を製造することが可能かつ容易になる。これにより、ポーチ屋根部4は、工場で完成度の高い状態にまで仕上げられると共に、品質、精度も高くできる。これにより、ポーチ屋根部4は、現地で屋根パネル14の下面側に対して行う面材(例えば、軒天井材33や軒元見切材51)などの取付工数を削減することができる。
(Effect 3) In the
ポーチ屋根部4は、少なくとも取付作業スペース31を除いた状態で、屋根パネル14の下面に軒天井材33を貼付けるようにしても良い。これにより、建物1に対する屋根パネル14の取付作業を、取付作業スペース31を使って支障なく行うことができる。取付作業スペース31を建物1の外壁32に沿った帯状の部分にすることで、取付作業スペース31が最小化され、施工現場で取付作業スペース31を簡単に塞ぐことができるようになる。
The
また、屋根パネル14の下面に工場で直接軒天井材33を貼付けることで、例えば、ポーチ屋根部4が軒先側へ向かって下り勾配に傾斜する切妻型の場合などに、ポーチ屋根部4は、例えば、図13の比較例のポーチ屋根部102のように、ポーチ屋根部102の本体の下方に本体から離して軒天井材107を水平に設置するための軒元トラス103を設ける必要なくすことができる。
Further, by directly attaching the
併せて、ポーチ屋根部4は、例えば、比較例のポーチ屋根部102のように、ポーチ屋根部102の本体と、本体の下方に本体から離して水平に設置された軒天井材107との側面間の隙間を塞ぐための妻小壁105をなくすことができる。そのため、ポーチ屋根部4は、妻小壁105、軒元トラス103の不要化によるコストの削減を図ることができる。
At the same time, the
(効果 4)玄関ポーチ3では、ポーチ屋根部4は、屋根パネル14の軒元梁11を建物1の外壁32から突設されたボルト41によって建物1の外壁32に締結固定できるようにしても良い。これにより、ポーチ屋根部4は、建物1の外壁32にボルト41を介して水平荷重を支持される。ボルト41での締結固定とすることで、ポーチ屋根部4は、建物1の外壁32に対する屋根パネル14の軒元側の固定作業が容易化される。また、ポーチ屋根部4は、建物1に対する屋根パネル14の軒元側の取付部位が軒元梁11のみとなるので、作業に高低差を生じなくなり、軒元梁11を固定する際の作業高さ、作業姿勢の変化を少なくして、作業負担を軽減することができる。よって、ポーチ屋根部4は、建物1に対する屋根パネル14の取付作業性が向上される。
(Effect 4) In the
また、ボルト41による締結固定とすることで、ポーチ屋根部4は、軒元梁11の固定作業をラチェットレンチなどの薄型の工具のみにてできるようになる。そのため、ポーチ屋根部4は、屋根パネル14の下面に設定する取付作業スペース31を小さくできるので、その分、屋根パネル14の下面に対して予め取付ける軒天井材33の取付面積を増やすことができる。
Further, by fastening and fixing with
(効果 5)玄関ポーチ3では、ポーチ屋根部4は、屋根パネル14の下面の取付作業スペース31に、横へ延びる軒元見切材51を下側から取付けるようにしても良い。これにより、ポーチ屋根部4は、屋根パネル14の下面の軒元側に設けられた取付作業スペース31を軒天井材33とは別に用意される軒元見切材51を使って簡単に塞ぐことができる。そして、取付作業スペース31に対して、後から部分的な軒天井材33を取付ける必要をなくすことができる。下面の大部分に予め軒天井材33が取付けられている屋根パネル14は、軒元見切材51で取付作業スペース31を塞ぐことによって、施工現場での少ない作業にて見栄えの良いポーチ屋根部4に仕上げることができる。また、ポーチ屋根部4と建物1との見切部分を、軒元見切材51によって見栄え良く仕上げることができる。
(Effect 5) In the
1 建物
2 玄関
3 玄関ポーチ
4 ポーチ屋根部
5 ポーチ柱
11 軒元梁
12 軒先梁
13 垂木
14 屋根パネル
15 軒元垂木
16 軒先垂木
17 分割部分
31 取付作業スペース
32 外壁
33 軒天井材
32 外壁
41 ボルト
51 軒元見切材
1
Claims (5)
前記ポーチ屋根部は、
軒元側に位置する軒元梁と、軒先側に位置する軒先梁と、軒元側から軒先側へ延びる垂木とを有する屋根パネルを備えており、
前記垂木は、少なくとも一部が、軒元側に位置する軒元垂木と、軒先側に位置する軒先垂木とに分割され、
前記ポーチ柱は、前記軒元垂木と前記軒先垂木との分割部分に取付けられていることを特徴とする玄関ポーチ。 An entrance porch having a porch roof provided at the upper part of the entrance of a building and a porch pillar that supports the porch roof from below.
The porch roof is
It has a roof panel with an eaves beam located on the eaves side, an eaves beam located on the eaves side, and rafters extending from the eaves side to the eaves side.
The rafters are at least partially divided into eaves rafters located on the eaves side and eaves rafters located on the eaves side.
The porch pillar is a front porch characterized in that it is attached to a divided portion between the eaves rafters and the eaves rafters.
前記軒先梁は、前記分割部分に対し、前記軒先垂木と前記軒元垂木とに挟まれると共に、前記軒先垂木および前記軒元垂木から上下にハミ出さない状態に設置されていることを特徴とする玄関ポーチ。 The entrance porch according to claim 1.
The eaves beam is characterized in that it is sandwiched between the eaves rafters and the eaves rafters with respect to the divided portion, and is installed in a state where the eaves rafters and the eaves rafters do not protrude vertically. Entrance porch.
前記屋根パネルの下面には、
少なくとも、前記建物に対する前記屋根パネルの取付作業スペースとなる、前記建物の外壁に沿った部分を除いて、前記屋根パネルの下面を覆うように軒天井材が直接貼付けられていることを特徴とする玄関ポーチ。 The entrance porch according to claim 1 or 2.
On the underside of the roof panel,
It is characterized in that the eaves ceiling material is directly attached so as to cover the lower surface of the roof panel except for the portion along the outer wall of the building, which is at least a work space for attaching the roof panel to the building. Entrance porch.
前記軒元梁は、前記建物の外壁から突設されたボルトを使って締結固定されるようになっていることを特徴とする玄関ポーチ。 The entrance porch according to any one of claims 1 to 3.
The entrance porch is characterized in that the eaves beam is fastened and fixed by using bolts projecting from the outer wall of the building.
前記屋根パネルの下面の前記取付作業スペースには、横へ延びる軒元見切材が下側から取付けられることを特徴とする玄関ポーチ。 The entrance porch according to claim 3 or claim 4, which cites claim 3.
An entrance porch characterized in that a laterally extending eaves parting material is attached from below to the attachment work space on the lower surface of the roof panel.
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