JP2022076407A - 信号処理装置、信号処理方法、および撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回路規模および消費電力を抑制しつつ、複数のデータに対する信号処理を行うことを可能にする。【解決手段】本開示の信号処理装置は、複数の外部デバイスのそれぞれから入力された複数のデータのそれぞれに対して、信号処理に必要とされる付加情報を付加して出力する複数の入力部と、それぞれが、付加情報に基づいて、複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うことが可能に構成された複数段の処理部とを備える。【選択図】図2
Description
本開示は、複数のデータのそれぞれに対して信号処理を行う信号処理装置、信号処理方法、および撮像装置に関する。
近年、スマートフォンなどのカメラ搭載機器では、例えばRGBセンサ、白黒センサ、測距センサ、および偏向センサなど、複数の種類のセンサを搭載することが進められている。このようなカメラ搭載機器では、複数のセンサの種類ごとに異なる信号処理が必要になる場合と、複数のセンサで共通の信号処理を行うことが可能である場合とがあるが、一般に、信号処理を行うハードウェアは、各センサごとに専用のブロックとして用意されている。そのため、センサの数が増加すると、ハードウェア規模が増大する。一方、CPU(Central Processing Unit)やデータフロー専用のDFP(Data Flow Processor)を用いて、信号処理系のブロックを複数のセンサで共有する方法がある(特許文献1参照)。
CPUやDFPを用いて信号処理系のブロックを複数のセンサで共有する場合、CPUやDFPの性能による律速が生じてしまう。また、DFPを用いることは回路規模および消費電力の増大を招く。
回路規模および消費電力を抑制しつつ、複数のデータに対する信号処理を行うことが可能な信号処理装置、信号処理方法、および撮像装置を提供することが望ましい。
本開示の一実施の形態に係る信号処理装置は、複数の外部デバイスのそれぞれから入力された複数のデータのそれぞれに対して、信号処理に必要とされる付加情報を付加して出力する複数の入力部と、それぞれが、付加情報に基づいて、複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うことが可能に構成された複数段の処理部とを備える。
本開示の一実施の形態に係る信号処理方法は、複数の外部デバイスのそれぞれから入力された複数のデータのそれぞれに対して、信号処理に必要とされる付加情報を付加して出力することと、複数段の処理部のそれぞれにおいて、付加情報に基づいて、複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うこととを含む。
本開示の一実施の形態に係る撮像装置は、複数のセンサと、複数のセンサのそれぞれから入力された複数のデータのそれぞれに対して、信号処理に必要とされる付加情報を付加して出力する複数の入力部と、それぞれが、付加情報に基づいて、複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うことが可能に構成された複数段の処理部とを備える。
本開示の一実施の形態に係る信号処理装置、信号処理方法、または撮像装置では、複数段の処理部のそれぞれにおいて、複数のデータのそれぞれに付加された付加情報に基づいて、複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理が行われる。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
0.比較例(図1)
1.第1の実施の形態(図2~図22)
1.1 概要
1.2 具体例
1.3 動作
1.4 効果
2.その他の実施の形態
0.比較例(図1)
1.第1の実施の形態(図2~図22)
1.1 概要
1.2 具体例
1.3 動作
1.4 効果
2.その他の実施の形態
<0.比較例>
(比較例に係る信号処理装置の概要)
図1は、比較例に係る信号処理装置100の一構成例を示している。
(比較例に係る信号処理装置の概要)
図1は、比較例に係る信号処理装置100の一構成例を示している。
図1では、複数の外部デバイスとしての複数のセンサ10A,10B,10Cから出力されたデータを処理する場合の構成例を示す。複数のセンサ10A,10B,10Cはそれぞれ、例えば画像データを出力する。複数の外部デバイスと信号処理装置100は、全体として撮像装置を構成してもよい。
比較例に係る信号処理装置100は、複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれに対応して設けられた複数の画像入力部21A,21B,21Cを備えている。複数の画像入力部21A,21B,21Cのそれぞれには、複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれからのデータが入力される。
信号処理装置100は、さらに、CPU2と、DFP3と、複数段の信号処理系のハードウェアと、複数のSW処理部(ソフトウェア)40A,40B,40Cとを備えている。
複数のSW処理部40A,40B,40Cはそれぞれ、複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれに対応して設けられている。複数のSW処理部40A,40B,40Cにはそれぞれ、複数段の信号処理系のハードウェアによる信号処理後のデータが入力される。
図1では、複数段の信号処理系のハードウェアとして、画像処理を行う複数段のISP(Image Signal Processor)31A,31B,31Cが存在する場合の構成例を示す。複数段のISP31A,31B,31Cはそれぞれ、複数のセンサ10A,10B,10Cに対して共有化され、複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理(処理A,処理B,処理C)を行うことが可能となっている。
DFP3は、CPU2によって制御される。DFP3は、複数の画像入力部21A,21B,21Cと、複数段のISP31A,31B,31Cとのそれぞれの設定値や動作タイミング(データフロー)を制御する。複数段のISP31A,31B,31Cは、複数のセンサ10A,10B,10Cを介して入力された複数のセンサ10A,10B,10Cからのそれぞれのデータに対して、DFP3の制御に従って、時分割で信号処理を行う。
(課題)
比較例に係る信号処理装置100において、複数段の信号処理系のハードウェアをCPU2によってデータフロー制御すると、CPU2の性能で律速してしまう。そこで、データフロー専用のDFP3を用いてデータフロー制御することで、CPU2の性能に律速せずに信号処理が可能となる。ここで、DFP3はデータフロー専用なので、高い処理能力を持っているが、それでもこのDFP3の性能で処理できる信号処理が律速してしまう。
比較例に係る信号処理装置100において、複数段の信号処理系のハードウェアをCPU2によってデータフロー制御すると、CPU2の性能で律速してしまう。そこで、データフロー専用のDFP3を用いてデータフロー制御することで、CPU2の性能に律速せずに信号処理が可能となる。ここで、DFP3はデータフロー専用なので、高い処理能力を持っているが、それでもこのDFP3の性能で処理できる信号処理が律速してしまう。
そこで、CPU2やDFP3の性能に律速しない信号処理を行うことが可能となる技術の開発が望まれている。また、回路規模および消費電力を抑制しつつ、複数のデータに対する信号処理を行うことが可能となる技術の開発が望まれている。
<1.第1の実施の形態>
[1.1 概要]
図2は、本開示の第1の実施の形態に係る信号処理装置1の一構成例を概略的に示している。なお、図2において、図1の比較例に係る信号処理装置100と同様の構成および動作を有する部分については、適宜、説明を省略する。
[1.1 概要]
図2は、本開示の第1の実施の形態に係る信号処理装置1の一構成例を概略的に示している。なお、図2において、図1の比較例に係る信号処理装置100と同様の構成および動作を有する部分については、適宜、説明を省略する。
図2では、比較例に係る信号処理装置100と同様に、複数の外部デバイスとしての複数のセンサ10A,10B,10Cから出力されたデータを処理する場合の構成例を示す。複数のセンサ10A,10B,10Cはそれぞれ、例えば画像データを出力する。複数の外部デバイスと信号処理装置1は、全体として撮像装置を構成してもよい。
第1の実施の形態に係る信号処理装置1は、複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれに対応して設けられた複数の入力部20A,20B,20Cを備えている。複数の入力部20A,20B,20Cのそれぞれには、複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれからのデータが入力される。
信号処理装置1は、さらに、CPU2と、複数段の信号処理系のハードウェアと、複数のSW処理部40A,40B,40Cとを備えている。
なお、複数の外部デバイスは、2つまたは4つ以上の構成であってもよい。また、複数の外部デバイスの数に応じて、複数の入力部20A,20B,20Cの数も2つまたは4つ以上の構成であってもよい。同様に、複数の外部デバイスの数に応じて、複数のSW処理部40A,40B,40Cの数も2つまたは4つ以上の構成であってもよい。
図2では、複数段の信号処理系のハードウェアとして、複数段の処理部30A,30B,30Cが存在する場合の構成例を示す。複数段の処理部30A,30B,30Cはそれぞれ、複数のセンサ10A,10B,10Cに対して共有化され、複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理(処理A,処理B,処理C)を行うことが可能となっている。なお、複数段の信号処理系のハードウェアの数は、2つまたは4つ以上の構成であってもよい。
複数の入力部20A,20B,20Cはそれぞれ、複数の画像入力部21A,21B,21Cを有する。複数段の処理部30A,30B,30Cはそれぞれ、複数段のISP31A,31B,31Cを有する。
図3は、信号処理装置1における入力部20xの一構成例を示している。ここで、入力部20xは、複数の入力部20A,20B,20Cの任意の1つを示す。画像入力部21xは、複数の画像入力部21A,21B,21Cの任意の1つを示す。
複数の入力部20A,20B,20Cはそれぞれ、複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれから入力された複数のデータのそれぞれに対して、信号処理に必要とされる付加情報を付加したデータを生成して出力する。
複数の入力部20A,20B,20Cはそれぞれ、複数の画像入力部21A,21B,21Cの出力段に、第1のパケット生成部としてのパケット生成部22を有する。パケット生成部22は、複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれから入力された複数のデータのそれぞれのパケットを生成し、付加情報をヘッダとしてパケットに付加して出力する。
ここで、付加情報は、複数段の処理部30A,30B,30Cのうち、複数のデータのそれぞれに対して、いずれの処理部を用いた信号処理を行うかのルーティングの指示を示す指示情報を含んでもよい。また、付加情報は、複数段の処理部30A,30B,30Cのそれぞれにおける信号処理に用いられる設定値を示す設定情報を含んでもよい。
CPU2は、複数の入力部20A,20B,20Cのそれぞれに対して、複数段の処理部30A,30B,30Cのうち、いずれの処理部を用いた信号処理を行うかの指示を行うコントローラとしての役割を有している。
図4は、信号処理装置1における処理部30xの第1の構成例を示している。ここで、処理部30xは、複数段の処理部30A,30B,30Cの任意の1つを示す。ISP31xは、複数段のISP31A,31B,31Cの任意の1つを示す。
複数段の処理部30A,30B,30Cは、それぞれが、付加情報に基づいて、複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うことが可能に構成されている。
複数段の処理部30A,30B,30Cはそれぞれ、パケット解析部32と、第2のパケット生成部としてのパケット生成部33とを有している。
パケット解析部32は、複数段のISP31A,31B,31Cのそれぞれの入力段に設けられている。パケット生成部33は、複数段のISP31A,31B,31Cのそれぞれの出力段に設けられている。
パケット解析部32は、パケットに付加されたヘッダを解析してISP31xにおける信号処理に用いる設定値を決定する。
パケット生成部33は、複数段のISP31A,31B,31Cのうち、次段の処理部の信号処理に用いられる情報を付加情報としてヘッダに付加したパケットを生成する。
図5は、信号処理装置1における処理部30xの第2の構成例を示している。
複数の入力部20A,20B,20Cのそれぞれによって付加される付加情報には、複数段の処理部30A,30B,30Cのそれぞれにおける、複数のデータのそれぞれの信号処理の優先度を示す情報を含んでもよい。
複数段の処理部30A,30B,30Cはそれぞれ、パケット解析部32の入力段に、キュー処理部34を有していてもよい。
キュー処理部34は、優先度を示す情報に基づいて、後述するように、複数のデータのそれぞれに対するキュー処理を行う。キュー処理部34は、後述するように、キュー溢れが発生した場合、複数のデータのうち、優先度が相対的に低いデータを廃棄するようにしてもよい。
CPU2は、複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれの設定値を調整することが可能なコントローラであってもよい。キュー処理部34は、後述するように、キュー溢れが発生した場合、CPU2にキュー溢れが発生したことを通知してもよい。CPU2は、キュー処理部34からの通知に基づいて、複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれの設定値を調整するようにしてもよい。
以上の構成の信号処理装置1では、例えば、装置の起動前に、CPU2から複数の入力部20A,20B,20Cのそれぞれに対して、複数段の処理部30A,30B,30Cのうち、いずれの処理部を用いた信号処理を行うかのルーティングの指示等を含む付加情報を与えておくことで、各処理部はCPU2からの制御を行うことなく、自動でデータをルーティングして処理することが可能となる。信号処理装置1では、信号処理系のハードウェアにおいてデータフロー処理を実施できるようにすることで、データフローをCPU2やDSP3(図1)で制御する必要がなくなる。これにより、外部デバイスの数を例えば10,20と拡張していく場合であっても、CPU2やDSP3による律速を考慮しない処理が可能となる。
[1.2 具体例]
次に、第1の実施の形態に係る信号処理装置1のより具体的な構成例を説明する。なお、図2と同様の構成および動作を有する部分については、適宜、説明を省略する。
次に、第1の実施の形態に係る信号処理装置1のより具体的な構成例を説明する。なお、図2と同様の構成および動作を有する部分については、適宜、説明を省略する。
(第1の具体例)
図6は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1の構成の第1の具体例を示している。
図6は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1の構成の第1の具体例を示している。
図6に示した第1の具体例に係る信号処理装置1Aは、複数の外部デバイスとして、RGBセンサ110Aと白黒センサ110Bとから出力されたデータを処理する場合の構成例を示す。複数の外部デバイスと信号処理装置1Aは、全体として撮像装置を構成してもよい。
信号処理装置1Aは、RGBセンサ110Aと白黒センサ110Bとに対応して設けられた複数の入力部20A,20Bを備えている。入力部20Aには、RGBセンサ110Aからのデータが入力される。入力部20Bには、白黒センサ110Bからのデータが入力される。
信号処理装置1Aは、さらに、CPU2と、複数段の信号処理系のハードウェアと、複数のSW処理部40A,40Bとを備えている。
図6には、複数段の信号処理系のハードウェアとして、RGBセンサ110Aに対応して設けられた、複数段の処理部30A,30B,30Cが存在する場合の構成例を示す。また、図6には、信号処理系のハードウェアとして、白黒センサ110Bに対応して設けられた、1つの処理部30Aが存在する場合の構成例を示す。
入力部20Aは、CPU2からの指示に基づいて、RGBセンサ110AからのデータDaのヘッダHdにルーティングの指示等を含む付加情報を付加したパケットを生成して、RGBセンサ110Aに対応して設けられた処理部30Aに出力する。
入力部20Bは、CPU2からの指示に基づいて、白黒センサ110BからのデータDbのヘッダHdにルーティングの指示等を含む付加情報を付加したパケットを生成して、白黒センサ110Bに対応して設けられた処理部30Aに出力する。
処理部30Bには、RGBセンサ110Aに対応して設けられた処理部30AからのデータDaと、白黒センサ110Bに対応して設けられた処理部30AからのデータDbとが共通に入力される。処理部30Bは、ヘッダHdに示される付加情報に基づいて、データDaとデータDbとの処理を時分割で行う。
処理部30Bは、ヘッダHdに示される付加情報に基づいて、データDaとデータDbとの信号処理を時分割で行う。処理部30Bは、信号処理後のデータDbについては、SW処理部40Bに出力する。一方、信号処理後のデータDaについては、処理部30Bは、次段の処理部30Cに出力する。処理部30Cは、信号処理後のデータDaをSW処理部40Aに出力する。
なお、信号処理の内容によっては、複数段の処理部30A,30B,30Cはそれぞれ複数回の信号処理を繰り返してもよい。例えば信号処理としてノイズ低減処理などを複数回、実行してもよい。図6では、処理部30Cが複数回の信号処理を繰り返す例を示す。
(第2の具体例)
図7は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1の構成の第2の具体例を示している。
図7は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1の構成の第2の具体例を示している。
図7に示した第2の具体例に係る信号処理装置1Bは、複数の外部デバイスとして、互いに画素サイズの異なるRGBセンサ210AとRGBセンサ210Bとから出力されたデータを処理する場合の構成例を示す。複数の外部デバイスと信号処理装置1Bは、全体として撮像装置を構成してもよい。なお、図7ではCPU2の図示を省略している。
RGBセンサ210Aは、RGBセンサ210Bに対して高解像度の画像センサとなっている。図7では、RGBセンサ210Aの画素サイズは例えば12Mpix、RGBセンサ210Bの画素サイズは例えば4Mpixの例を示す。
信号処理装置1Bは、RGBセンサ210AとRGBセンサ210Bとに対応して設けられた複数の入力部20A,20Bを備えている。入力部20Aには、RGBセンサ110Aからのデータが入力される。入力部20Bには、RGBセンサ210Bからのデータが入力される。
信号処理装置1Bは、さらに、図示しないCPU2と、複数段の信号処理系のハードウェアと、複数のSW処理部40A,40Bとを備えている。
図7には、複数段の信号処理系のハードウェアとして、RGBセンサ210AとRGBセンサ210Bとのそれぞれに共通に設けられた、複数段の処理部30A,30B,30C,30Dが存在する場合の構成例を示す。
処理部30Aは、前処理部51Aを有している。処理部30Bは、デモザイク処理部51Bを有している。処理部30Cは、Y(輝度)C(クロマ)処理部を有している。処理部30Dは、色調整部51Dを有している。
入力部20Aは、CPU2からの指示に基づいて、RGBセンサ210AからのデータDaのヘッダHdにルーティングの指示等を含む付加情報を付加したパケットを生成して、処理部30Aに出力する。
入力部20Bは、CPU2からの指示に基づいて、RGBセンサ210BからのデータDbのヘッダHdにルーティングの指示等を含む付加情報を付加したパケットを生成して、処理部30Aに出力する。
複数段の処理部30A,30B,30C,30Dはそれぞれ、ヘッダHdに示される付加情報に基づいて、データDaとデータDbとの処理を時分割で行う。処理部30Dは、信号処理後のデータDaをSW処理部40Aに出力し、信号処理後のデータDbをSW処理部40Aに出力する。
図8は、比較例に係る信号処理装置による信号処理の動作タイミングを模式的に示している。図8では、比較例に係る信号処理装置として、複数段の処理部30A,30B,30C,30DがDFP3によって制御される場合を例に示す。図9は、第2の具体例に係る信号処理装置1Bによる信号処理の動作タイミングを模式的に示している。
図8および図9において、上段にはRGBセンサ210A,210Bのそれぞれからのデータ出力のタイミング例を示す。比較例に係る信号処理装置と第2の具体例に係る信号処理装置1Bとのそれぞれにおいて、RGBセンサ210A,210Bのそれぞれから、データが連続的に出力される。
図8において、下段にはDFP3と処理部30A内の前処理部51Aによる信号処理のタイミング例を示す。図9において、下段にはCPU2と処理部30A内の前処理部51Aによる信号処理のタイミング例を示す。
比較例に係る信号処理装置では、前処理部51Aにおいて、RGBセンサ210A,210Bのそれぞれからのデータを時分割で処理するたびに、DFP3からの制御(kick)が必要となる。このため、処理がDFP3の性能に律速する。これに対し、第2の具体例に係る信号処理装置1Bでは、前処理部51AはヘッダHdに示される付加情報に基づいて自律動作し、信号処理を行う。このため、RGBセンサ210A,210Bのそれぞれからのデータを時分割で処理する際に、CPU2からの制御は不要であり、CPU2の性能に律速しない。
(第3の具体例)
図10は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1の構成の第3の具体例を示している。
図10は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1の構成の第3の具体例を示している。
図10に示した第3の具体例に係る信号処理装置1Cは、複数の外部デバイスとして、RGBセンサ310Aと白黒センサ310Bとから出力されたデータを処理する場合の構成例を示す。複数の外部デバイスと信号処理装置1Cは、全体として撮像装置を構成してもよい。なお、図10ではCPU2の図示を省略している。
図10には、RGBセンサ310Aと白黒センサ310Bとの画素サイズが同一、例えば12Mpixの例を示す。
信号処理装置1Cは、RGBセンサ310Aと白黒センサ310Bとに対応して設けられた複数の入力部20A,20Bを備えている。入力部20Aには、RGBセンサ310Aからのデータが入力される。入力部20Bには、白黒センサ310Bからのデータが入力される。
信号処理装置1Cは、さらに、図示しないCPU2と、複数段の信号処理系のハードウェアと、複数のSW処理部40A,40Bとを備えている。
図10には、複数段の信号処理系のハードウェアとして、RGBセンサ310Aに対応して設けられた、複数段の処理部30A,30B,30C,30Dが存在する場合の構成例を示す。また、図10には、信号処理系のハードウェアとして、白黒センサ310Bに対応して設けられた、複数段の処理部30A,30Bが存在する場合の構成例を示す。
処理部30Aは、前処理部51Aを有している。処理部30Bは、デモザイク処理部51Bを有している。処理部30Cは、Y(輝度)C(クロマ)処理部を有している。処理部30Dは、色調整部51Dを有している。
入力部20Aは、CPU2からの指示に基づいて、RGBセンサ310AからのデータDaのヘッダHdにルーティングの指示等を含む付加情報を付加したパケットを生成して、RGBセンサ310Aに対応して設けられた処理部30Aに出力する。RGBセンサ310Aに対応して設けられた処理部30Bには、RGBセンサ110Aに対応して設けられた処理部30AからのデータDaが入力される。
入力部20Bは、CPU2からの指示に基づいて、白黒センサ310BからのデータDbのヘッダHdにルーティングの指示等を含む付加情報を付加したパケットを生成して、白黒センサ310Bに対応して設けられた処理部30Aに出力する。白黒センサ310Bに対応して設けられた処理部30Bには、白黒センサ310Bに対応して設けられた処理部30AからのデータDbが入力される。
処理部30Cには、RGBセンサ310Aに対応して設けられた処理部30BからのデータDaと、白黒センサ310Bに対応して設けられた処理部30BからのデータDbとが共通に入力される。処理部30Cは、ヘッダHdに示される付加情報に基づいて、データDaとデータDbとの信号処理を時分割で行い、信号処理後のデータDaとデータDbとを次段の処理部30Dに出力する。
処理部30Dは、ヘッダHdに示される付加情報に基づいて、データDaとデータDbとの処理を時分割で行う。処理部30Dは、信号処理後のデータDaをSW処理部40Aに出力し、信号処理後のデータDbをSW処理部40Aに出力する。
このように、複数の外部デバイスがRGBセンサ310Aと白黒センサ310Bとの組み合わせであっても、複数段の信号処理系のハードウェアのうち、信号処理として共通化可能な個所は共有可能となる。この場合、共有化したハードウェアでは、データを時分割で処理する際に、CPU2からの制御は不要であり、CPU2の性能に律速しない。
(第4の具体例)
図11は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1の構成の第4の具体例を示している。
図11は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1の構成の第4の具体例を示している。
図11に示した第4の具体例に係る信号処理装置1Dは、複数の外部デバイスとして、センサ410Aとセンサ410Bとから出力されたデータを処理する場合の構成例を示す。複数の外部デバイスと信号処理装置1Dは、全体として撮像装置を構成してもよい。なお、図11ではCPU2の図示を省略している。
以上の具体例では、複数の外部デバイスとして、RGBセンサとRGBセンサとの組み合わせ、RGBセンサと白黒センサとの組み合わせを用い例を示したが、複数の外部デバイスとして用いるセンサは、これらの組み合わせには限らない。センサ410Aとセンサ410Bは、例えば、RGBセンサ、白黒センサ、偏光センサ、マルチスペクトルセンサ、ToF(Time of Flight)センサ、およびDVS(Dynamic Vision Sensor )センサなどのうち、任意の同一種類または異なる種類の複数のセンサの組み合わせであってもよい。
信号処理装置1Dは、センサ410Aとセンサ410Bとに対応して設けられた複数の入力部20A,20Bを備えている。入力部20Aには、センサ410Aからのデータが入力される。入力部20Bには、センサ410Bからのデータが入力される。
信号処理装置1Dは、さらに、図示しないCPU2と、複数段の信号処理系のハードウェアと、複数のSW処理部40A,40Bとを備えている。
図11には、複数段の信号処理系のハードウェアとして、センサ410Aに対応して設けられた、複数段の処理部30A,30B,30C,30Dが存在する場合の構成例を示す。また、図11には、信号処理系のハードウェアとして、センサ410Bに対応して設けられた、複数段の処理部30A,30Bが存在する場合の構成例を示す。
複数段の処理部30A,30B,30C,30Dはそれぞれ、複数段のISP31A,31B,31C,31Dを有する。複数段のISP31A,31B,31C,31Dはそれぞれ、信号処理として処理A,処理B,処理C,処理Dを行う。
入力部20Aは、CPU2からの指示に基づいて、センサ410AからのデータDaのヘッダHdにルーティングの指示等を含む付加情報を付加したパケットを生成して、センサ410Aに対応して設けられた処理部30Aに出力する。センサ410Aに対応して設けられた処理部30Bには、センサ410Aに対応して設けられた処理部30AからのデータDaが入力される。
入力部20Bは、CPU2からの指示に基づいて、センサ410BからのデータDbのヘッダHdにルーティングの指示等を含む付加情報を付加したパケットを生成して、センサ410Bに対応して設けられた処理部30Aに出力する。センサ410Bに対応して設けられた処理部30Bには、センサ410Bに対応して設けられた処理部30AからのデータDbが入力される。
処理部30Cには、センサ410Aに対応して設けられた処理部30BからのデータDaと、センサ410Bに対応して設けられた処理部30BからのデータDbとが共通に入力される。処理部30Cは、ヘッダHdに示される付加情報に基づいて、データDaとデータDbとの信号処理を時分割で行い、信号処理後のデータDaとデータDbとを次段の処理部30Dに出力する。
処理部30Dは、ヘッダHdに示される付加情報に基づいて、データDaとデータDbとの処理を時分割で行う。処理部30Dは、信号処理後のデータDaをSW処理部40Aに出力し、信号処理後のデータDbをSW処理部40Aに出力する。
このように、複数の外部デバイスがセンサ410Aとセンサ410Bとの組み合わせであっても、複数段の信号処理系のハードウェアのうち、信号処理として共通化可能な個所は共有可能となる。この場合、共有化したハードウェアでは、データを時分割で処理する際に、CPU2からの制御は不要であり、CPU2の性能に律速しない。
(第5の具体例)
図12は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1におけるキュー処理部34で行われるキュー処理の一具体例を示している。
図12は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1におけるキュー処理部34で行われるキュー処理の一具体例を示している。
信号処理装置1における任意の処理部30xは、パケット解析部32の入力段に、キュー処理部34を有していてもよい。キュー処理部34は、パケットのヘッダHdに付加された優先度を示す情報に基づいて、複数のデータのそれぞれに対するキュー処理を行う。
処理部30xは、優先度順に信号処理を行う。この場合において、図12に示したように、同一優先度のパケットが複数ある場合、処理部30xは、例えばタイムスタンプ順に信号処理を行って、信号処理を行った順に、次段のキュー処理部34にパケットを出力する。
図13は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1の構成の第5の具体例を示している。
第5の具体例に係る信号処理装置1Eの構成は、優先度に関する構成を除き、図7に示した第2の具体例に係る信号処理装置1Bと略同様であってもよい。
信号処理装置1Eは、複数の外部デバイスとして、互いに画素サイズの異なるRGBセンサ210AとRGBセンサ210Bとから出力されたデータを処理する場合の構成例を示す。複数の外部デバイスと信号処理装置1Eは、全体として撮像装置を構成してもよい。なお、図13ではCPU2の図示を省略している。
RGBセンサ210Aは、RGBセンサ210Bに対して高解像度の画像センサとなっている。図13では、RGBセンサ210Aの画素サイズは例えば12Mpix、RGBセンサ210Bの画素サイズは例えば4Mpixの例を示す。
入力部20Aは、CPU2からの指示に基づいて、RGBセンサ210AからのデータDaのヘッダHdにルーティングの指示等を含む付加情報を付加したパケットを生成して、処理部30Aに出力する。また、入力部20Aは、CPU2からの指示に基づいて、データDaのヘッダHdに付加情報として優先度を示す情報を含める。
入力部20Bは、CPU2からの指示に基づいて、RGBセンサ210BからのデータDbのヘッダHdにルーティングの指示等を含む付加情報を付加したパケットを生成して、処理部30Aに出力する。また、入力部20Bは、CPU2からの指示に基づいて、データDbのヘッダHdに付加情報として優先度を示す情報を含める。
信号処理装置1Eは、例えば、高解像度の画像センサであるRGBセンサ210AからのデータDaに対して優先度を高く設定し、低解像度の画像センサであるRGBセンサ210BからのデータDbに対して優先度を低く設定し、高解像度のデータDaを優先的に処理するようにしてもよい。
(第6の具体例)
図14は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1におけるキュー処理部34で行われるキュー処理の一具体例を示している。
図14は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1におけるキュー処理部34で行われるキュー処理の一具体例を示している。
キュー処理部34は、キュー溢れが発生した場合、複数のデータのうち、優先度が相対的に低いデータを廃棄するようにしてもよい。
図15は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1の構成の第6の具体例を示している。
第6の具体例に係る信号処理装置1Fの構成は、キュー溢れが発生した場合の処理に関する構成を除き、図13に示した第5の具体例に係る信号処理装置1Eと略同様であってもよい。
キュー処理部34は、キュー溢れが発生した場合、CPU2にキュー溢れが発生したことを通知してもよい。CPU2は、キュー処理部34からの通知に基づいて、複数の外部デバイスであるRGBセンサ210AとRGBセンサ210Bとのそれぞれの設定値を調整するようにしてもよい。CPU2は、RGBセンサ210AとRGBセンサ210Bとに対して、例えば解像度やフレームレートの設定値を調整するようにしてもよい。
(第7の具体例)
図16は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1によってパケットに付加される付加情報(ヘッダ情報)の一例を示す説明図である。
図16は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1によってパケットに付加される付加情報(ヘッダ情報)の一例を示す説明図である。
信号処理装置1によって付加されるヘッダ情報の項目としては、図16示したように、例えば、Lens情報、画サイズ、赤外線フィルタ、フォーマット、ビット数、ガンマ特性、NR特性、シャッタ時間、Gain量、タイムスタンプ、ルート情報、および優先度の情報が含まれていてもよい。ルート情報には、次段の処理部の情報を示す「次のルート情報」が含まれていてもよい。
図17は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1の構成の第7の具体例を示している。
第7の具体例に係る信号処理装置1Gの構成は、信号処理のルートを除き、図10に示した第3の具体例に係る信号処理装置1Cと略同様であってもよい。
信号処理装置1Gには、複数段の信号処理系のハードウェアとして、複数段の処理部30A,30B,30C,30Dが存在する。
処理部30Aは、前処理部51Aを有している。処理部30Bは、デモザイク処理部51Bを有している。処理部30Cは、Y(輝度)C(クロマ)処理部を有している。処理部30Dは、色調整部51Dを有している。
図18は、第7の具体例に係る信号処理装置1Gによって付加される付加情報(ヘッダ情報)の一例を示している。図18には、入力部20Aから出力されたパケットに付加されたヘッダ情報(Header 1)と、処理部30Bから出力されたパケットに付加されたヘッダ情報(Header 3)との例を示す。
例えば、各処理部を経ることで、次段の処理部の情報を示す「次のルート情報」が更新されていく。
なお、ヘッダ情報としては、フィルタパラメータのように大きなサイズのものは実際の値を入れないことが望ましい。また、ヘッダ情報としては、各パラメータの値自体は入れずに、別途、各パラメータの値をメモリに保持しておいてもよい。その場合、ヘッダ情報としては、パラメータの値がメモリ内のごとにあるかを示す情報を入れておいてもよい。
(電力消費量について)
図19は、比較例に係る信号処理装置100における処理部の電力消費量の一例を示している。図20は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1における処理部の電力消費量の一例を示している。
図19は、比較例に係る信号処理装置100における処理部の電力消費量の一例を示している。図20は、第1の実施の形態に係る信号処理装置1における処理部の電力消費量の一例を示している。
比較例に係る信号処理装置100(図1)では、信号処理を行う各処理部は、図19に示したように、外部デバイスからのデータの入力(ストリーミング)が開始してから停止するまでの間、常に動作している必要があり、電力消費が大きい。
これに対し、第1の実施の形態に係る信号処理装置1では、信号処理を行う各処理部は、図20に示したように、少なくとも、信号処理を行うパケットを受信してから次段の処理部にパケットを送信する間のみ動作していればよく電力消費は少ない。
[1.3 動作]
以下、図21および図22を参照しつつ、図2に示した信号処理装置1の動作を説明する。
以下、図21および図22を参照しつつ、図2に示した信号処理装置1の動作を説明する。
図21は、信号処理装置1における複数の入力部20A,20B,20Cのそれぞれに関連する動作の一例を示すフローチャートである。
まず、複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれからのデータの入力(ストリーミング)が開始される前に、CPU2から複数の入力部20A,20B,20Cのそれぞれに対し、信号処理に必要とされる付加情報の元となるデータフローの設定がなされる(ステップS11)。次に、複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれからのストリーミングが開始される(ステップS12)。
複数の入力部20A,20B,20Cはそれぞれ、複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれからの入力待ちとなる(ステップS13)。複数の入力部20A,20B,20Cはそれぞれ、複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれのストリーミングが終了した場合には、処理を終了する。
複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれからのデータを受信した場合には、複数の入力部20A,20B,20Cにおいてデータの処理を開始する(ステップS14)。複数の入力部20A,20B,20Cはそれぞれ、後段の処理部のためにパケット生成処理を行う(ステップS15)。次に、複数の入力部20A,20B,20Cはそれぞれ、付加情報がヘッダ情報として付加され、パケット化されたデータを後段の処理部に送信する(ステップS16)。
図22は、信号処理装置における複数段の処理部30A,30B,30Cのそれぞれに関連する動作の一例を示すフローチャートである。
まず、複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれからのストリーミングが開始される(ステップS21)。複数段の処理部30A,30B,30Cはそれぞれ、キュー処理部34におけるデータ受信待ちとなる(ステップS22)。複数段の処理部30A,30B,30Cはそれぞれ、複数のセンサ10A,10B,10Cのそれぞれのストリーミングが終了した場合には、処理を終了する。
複数段の処理部30A,30B,30Cはそれぞれ、キュー処理部34においてデータを受信した場合には、ヘッダ情報に示された優先度を示す情報に基づいて処理するデータを決定する(ステップS23)。次に、複数段の処理部30A,30B,30Cはそれぞれ、ヘッダ情報に基づいて、処理の設定値を決定する(ステップS24)。次に、複数段の処理部30A,30B,30Cはそれぞれ、データの処理を開始する(ステップS25)。
複数段の処理部30A,30B,30Cはそれぞれ、後段の処理部のためにパケット生成処理を行う(ステップS26)。次に、複数段の処理部30A,30B,30Cはそれぞれ、パケット化されたデータを後段の処理部に送信する(ステップS27)。次に、複数段の処理部30A,30B,30Cはそれぞれ、キュー処理部34にデータがあるか否かを判断する(ステップS28)。キュー処理部34にデータがないと判断した場合(ステップS28;N)には、ステップS22の処理に戻る。キュー処理部34にデータがあると判断した場合(ステップS28;Y)には、ステップS23の処理に戻る。
[1.4 効果]
以上説明したように、第1の実施の形態に係る信号処理装置1によれば、複数段の信号処理系のハードウェアのそれぞれにおいて、複数のデータのそれぞれに付加された付加情報に基づいて、複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うようにしたので、回路規模および消費電力を抑制しつつ、複数のデータに対する信号処理を行うことが可能となる。
以上説明したように、第1の実施の形態に係る信号処理装置1によれば、複数段の信号処理系のハードウェアのそれぞれにおいて、複数のデータのそれぞれに付加された付加情報に基づいて、複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うようにしたので、回路規模および消費電力を抑制しつつ、複数のデータに対する信号処理を行うことが可能となる。
第1の実施の形態に係る信号処理装置1によれば、複数の外部デバイスで複数段の信号処理系のハードウェアを共有することで、ハードウェアの規模を削減することが可能となる。第1の実施の形態に係る信号処理装置1によれば、CPU2やDSP3を介在せずに信号処理系のハードウェアのデータフローが進むので、CPU2において信号処理以外の処理に注力することが可能となる。第1の実施の形態に係る信号処理装置1では、パケット単位で複数段の信号処理系のハードウェアに対するルーティングがなされるため、信号処理の待機中は消費電力を抑制することが可能となる。
なお、本明細書に記載された効果はあくまでも例示であって限定されるものではなく、また他の効果があってもよい。以降の他の実施の形態の効果についても同様である。
<2.その他の実施の形態>
本開示による技術は、上記実施の形態の説明に限定されず種々の変形実施が可能である。
本開示による技術は、上記実施の形態の説明に限定されず種々の変形実施が可能である。
例えば、本技術は以下のような構成を取ることもできる。
以下の構成の本技術によれば、複数段の処理部のそれぞれにおいて、複数のデータのそれぞれに付加された付加情報に基づいて、複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うようにしたので、回路規模および消費電力を抑制しつつ、複数のデータに対する信号処理を行うことが可能となる。
以下の構成の本技術によれば、複数段の処理部のそれぞれにおいて、複数のデータのそれぞれに付加された付加情報に基づいて、複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うようにしたので、回路規模および消費電力を抑制しつつ、複数のデータに対する信号処理を行うことが可能となる。
(1)
複数の外部デバイスのそれぞれから入力された複数のデータのそれぞれに対して、信号処理に必要とされる付加情報を付加して出力する複数の入力部と、
それぞれが、前記付加情報に基づいて、前記複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うことが可能に構成された複数段の処理部と
を備える
信号処理装置。
(2)
前記付加情報は、
前記複数段の処理部のうち、前記複数のデータのそれぞれに対して、いずれの処理部を用いた信号処理を行うかの指示を示す指示情報と、
前記複数段の処理部のそれぞれにおける信号処理に用いられる設定値を示す設定情報と
を含む
上記(1)に記載の信号処理装置。
(3)
前記付加情報は、
前記複数段の処理部のそれぞれにおける、前記複数のデータのそれぞれの信号処理の優先度を示す情報を含む
上記(1)または(2)に記載の信号処理装置。
(4)
前記複数の入力部のそれぞれに対して、前記複数段の処理部のうち、いずれの処理部を用いた信号処理を行うかの指示を行うコントローラ、
をさらに備える
上記(1)ないし(3)のいずれか1つに記載の信号処理装置。
(5)
前記複数の入力部はそれぞれ、
前記複数のデータのそれぞれのパケットを生成し、前記付加情報をヘッダとして前記パケットに付加して出力する第1のパケット生成部、を有する
上記(1)ないし(4)のいずれか1つに記載の信号処理装置。
(6)
前記複数段の処理部はそれぞれ、
前記パケットに付加されたヘッダを解析して信号処理に用いる設定値を決定するパケット解析部と、
次段の処理部の信号処理に用いられる情報を前記付加情報としてヘッダに付加したパケットを生成する第2のパケット生成部と
を有する
上記(5)に記載の信号処理装置。
(7)
前記複数段の処理部はそれぞれ、
前記優先度を示す情報に基づいて、前記複数のデータのそれぞれに対するキュー処理を行うキュー処理部、
をさらに有する
上記(3)に記載の信号処理装置。
(8)
前記キュー処理部は、
キュー溢れが発生した場合、前記複数のデータのうち、前記優先度が相対的に低いデータを廃棄する
上記(7)に記載の信号処理装置。
(9)
前記複数の外部デバイスの設定値を調整することが可能なコントローラ、をさらに備え、
前記キュー処理部は、キュー溢れが発生した場合、前記コントローラにキュー溢れが発生したことを通知し、
前記コントローラは、前記キュー処理部からの通知に基づいて、前記複数の外部デバイスの設定値を調整する
上記(8)に記載の信号処理装置。
(10)
複数の外部デバイスのそれぞれから入力された複数のデータのそれぞれに対して、信号処理に必要とされる付加情報を付加して出力することと、
複数段の処理部のそれぞれにおいて、前記付加情報に基づいて、前記複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うことと
を含む
信号処理方法。
(11)
複数のセンサと、
前記複数のセンサのそれぞれから入力された複数のデータのそれぞれに対して、信号処理に必要とされる付加情報を付加して出力する複数の入力部と、
それぞれが、前記付加情報に基づいて、前記複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うことが可能に構成された複数段の処理部と
を備える
撮像装置。
複数の外部デバイスのそれぞれから入力された複数のデータのそれぞれに対して、信号処理に必要とされる付加情報を付加して出力する複数の入力部と、
それぞれが、前記付加情報に基づいて、前記複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うことが可能に構成された複数段の処理部と
を備える
信号処理装置。
(2)
前記付加情報は、
前記複数段の処理部のうち、前記複数のデータのそれぞれに対して、いずれの処理部を用いた信号処理を行うかの指示を示す指示情報と、
前記複数段の処理部のそれぞれにおける信号処理に用いられる設定値を示す設定情報と
を含む
上記(1)に記載の信号処理装置。
(3)
前記付加情報は、
前記複数段の処理部のそれぞれにおける、前記複数のデータのそれぞれの信号処理の優先度を示す情報を含む
上記(1)または(2)に記載の信号処理装置。
(4)
前記複数の入力部のそれぞれに対して、前記複数段の処理部のうち、いずれの処理部を用いた信号処理を行うかの指示を行うコントローラ、
をさらに備える
上記(1)ないし(3)のいずれか1つに記載の信号処理装置。
(5)
前記複数の入力部はそれぞれ、
前記複数のデータのそれぞれのパケットを生成し、前記付加情報をヘッダとして前記パケットに付加して出力する第1のパケット生成部、を有する
上記(1)ないし(4)のいずれか1つに記載の信号処理装置。
(6)
前記複数段の処理部はそれぞれ、
前記パケットに付加されたヘッダを解析して信号処理に用いる設定値を決定するパケット解析部と、
次段の処理部の信号処理に用いられる情報を前記付加情報としてヘッダに付加したパケットを生成する第2のパケット生成部と
を有する
上記(5)に記載の信号処理装置。
(7)
前記複数段の処理部はそれぞれ、
前記優先度を示す情報に基づいて、前記複数のデータのそれぞれに対するキュー処理を行うキュー処理部、
をさらに有する
上記(3)に記載の信号処理装置。
(8)
前記キュー処理部は、
キュー溢れが発生した場合、前記複数のデータのうち、前記優先度が相対的に低いデータを廃棄する
上記(7)に記載の信号処理装置。
(9)
前記複数の外部デバイスの設定値を調整することが可能なコントローラ、をさらに備え、
前記キュー処理部は、キュー溢れが発生した場合、前記コントローラにキュー溢れが発生したことを通知し、
前記コントローラは、前記キュー処理部からの通知に基づいて、前記複数の外部デバイスの設定値を調整する
上記(8)に記載の信号処理装置。
(10)
複数の外部デバイスのそれぞれから入力された複数のデータのそれぞれに対して、信号処理に必要とされる付加情報を付加して出力することと、
複数段の処理部のそれぞれにおいて、前記付加情報に基づいて、前記複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うことと
を含む
信号処理方法。
(11)
複数のセンサと、
前記複数のセンサのそれぞれから入力された複数のデータのそれぞれに対して、信号処理に必要とされる付加情報を付加して出力する複数の入力部と、
それぞれが、前記付加情報に基づいて、前記複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うことが可能に構成された複数段の処理部と
を備える
撮像装置。
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G…信号処理装置、2…CPU(Central Processing Unit)(コントローラ)、3…DFP(Data Flow Processor)、10A,10B,10C…センサ(外部デバイス)、20A,20B,20C,20x…入力部、21A,21B,21C,21x…画像入力部、22…パケット生成部(第1のパケット生成部)、30A,30B,30C,30D,30x…処理部、31A…ISP(Image Signal Processor)(処理A)、31B…ISP(処理B)、31C…ISP(処理C)、31x…ISP(処理x)、32…パケット解析部、33…パケット生成部(第2のパケット生成部)、34…キュー処理部、40A,40B,40C…SW(ソフトウェア)処理部、51A…前処理部、51B…デモザイク処理部、51C…YC処理部、51D…色調整部、100…信号処理装置、110A…RGBセンサ、110B…白黒センサ、210A…RGBセンサ(12Mpix)、210B…RGBセンサ(12Mpix)、310A…RGBセンサ(12Mpix)、310B…白黒センサ(12Mpix)、410A…センサ、410B…センサ、Da,Db…データ、Hd…ヘッダ。
Claims (11)
- 複数の外部デバイスのそれぞれから入力された複数のデータのそれぞれに対して、信号処理に必要とされる付加情報を付加して出力する複数の入力部と、
それぞれが、前記付加情報に基づいて、前記複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うことが可能に構成された複数段の処理部と
を備える
信号処理装置。 - 前記付加情報は、
前記複数段の処理部のうち、前記複数のデータのそれぞれに対して、いずれの処理部を用いた信号処理を行うかの指示を示す指示情報と、
前記複数段の処理部のそれぞれにおける信号処理に用いられる設定値を示す設定情報と
を含む
請求項1に記載の信号処理装置。 - 前記付加情報は、
前記複数段の処理部のそれぞれにおける、前記複数のデータのそれぞれの信号処理の優先度を示す情報を含む
請求項1に記載の信号処理装置。 - 前記複数の入力部のそれぞれに対して、前記複数段の処理部のうち、いずれの処理部を用いた信号処理を行うかの指示を行うコントローラ、
をさらに備える
請求項1に記載の信号処理装置。 - 前記複数の入力部はそれぞれ、
前記複数のデータのそれぞれのパケットを生成し、前記付加情報をヘッダとして前記パケットに付加して出力する第1のパケット生成部、を有する
請求項1に記載の信号処理装置。 - 前記複数段の処理部はそれぞれ、
前記パケットに付加されたヘッダを解析して信号処理に用いる設定値を決定するパケット解析部と、
次段の処理部の信号処理に用いられる情報を前記付加情報としてヘッダに付加したパケットを生成する第2のパケット生成部と
を有する
請求項5に記載の信号処理装置。 - 前記複数段の処理部はそれぞれ、
前記優先度を示す情報に基づいて、前記複数のデータのそれぞれに対するキュー処理を行うキュー処理部、
をさらに有する
請求項3に記載の信号処理装置。 - 前記キュー処理部は、
キュー溢れが発生した場合、前記複数のデータのうち、前記優先度が相対的に低いデータを廃棄する
請求項7に記載の信号処理装置。 - 前記複数の外部デバイスの設定値を調整することが可能なコントローラ、をさらに備え、
前記キュー処理部は、キュー溢れが発生した場合、前記コントローラにキュー溢れが発生したことを通知し、
前記コントローラは、前記キュー処理部からの通知に基づいて、前記複数の外部デバイスの設定値を調整する
請求項8に記載の信号処理装置。 - 複数の外部デバイスのそれぞれから入力された複数のデータのそれぞれに対して、信号処理に必要とされる付加情報を付加して出力することと、
複数段の処理部のそれぞれにおいて、前記付加情報に基づいて、前記複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うことと
を含む
信号処理方法。 - 複数のセンサと、
前記複数のセンサのそれぞれから入力された複数のデータのそれぞれに対して、信号処理に必要とされる付加情報を付加して出力する複数の入力部と、
それぞれが、前記付加情報に基づいて、前記複数のデータのそれぞれに対して共通化された信号処理を行うことが可能に構成された複数段の処理部と
を備える
撮像装置。
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