JP2022075720A - 情報処理装置、プログラムおよび画像処理方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラムおよび画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、忘れ物をした顧客が後で戻ってきた場合に、当該顧客を確認することが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の情報処理装置は、商品を購入する取引に係る顧客の撮像画像を前記取引に係る取引情報と関連付けて記憶する記憶部と、当該取引についての会計処理が行われたか否かを判断する会計判断手段と、前記会計判断手段が前記会計処理が行われたことを判断した後の所定のタイミングに前記記憶部に記憶された当該取引に係る前記顧客の撮像画像を消去する消去手段と、を備える。【選択図】図11

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置およびプログラムに関する。
近年、スーパーマーケット等の店舗において、顧客が商品の登録操作および会計操作を行うセルフ型のチェックアウト装置が設けられている。また、店員が商品の登録操作を行う登録装置と顧客が会計操作を行う会計装置とを備えたセミセルフ型のチェックアウト装置も設けられている。
これらのチェックアウト装置では、会計操作を行わずに出店する顧客を特定するために、顧客の顔を撮像している。顧客が忘れ物をした場合、すぐに気づけば撮像した画像に基づいて顧客を確認することができる。
しかしながら、正常に会計操作を行った顧客の撮像画像はすぐ消去されるため、例えば、チェックアウト装置に忘れ物をして、後で戻ってきた場合に、忘れ物をした顧客であることが確認できないことがある。
本発明が解決しようとする課題は、忘れ物をした顧客が後で戻ってきた場合に、当該顧客を確認することが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、商品を購入する取引に係る顧客の撮像画像を前記取引に係る取引情報と関連付けて記憶する記憶部と、当該取引についての会計処理が行われたか否かを判断する会計判断手段と、前記会計判断手段が前記会計処理が行われたことを判断した後の所定のタイミングに前記記憶部に記憶された当該取引に係る前記顧客の撮像画像を消去する消去手段と、を備える。
図1は、第1実施形態にかかるチェックアウトシステムの全体を示す模式図である。 図2は、データ登録装置の外観を示す斜視図である。 図3は、会計装置の外観を示す斜視図である。 図4は、データ登録装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、会計装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図6は、サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図7は、サーバの取引情報部のメモリ構成を示す図である。 図8は、データ登録装置における制御処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、会計装置における制御処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、サーバの機能構成を示す機能ブロック図である。 図11は、サーバにおける制御処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図1~図11の図面を参照して、実施形態に係る情報処理装置およびプログラムを詳細に説明する。実施形態では、店員が商品の登録操作を行う登録装置と顧客が会計操作を行う会計装置とを備えたセミセルフ型のチェックアウト装置を例に説明し、登録装置および会計装置に接続されたサーバを情報処理装置の一例として説明する。なお、以下に説明する実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、第1実施形態に係るチェックアウトシステム101の全体を示す模式図である。図1に示すように、チェックアウトシステム101は、データ登録装置102、会計装置103、サーバ200、表示部210(報知装置、表示部)、カメラK4を備えている。データ登録装置102(登録装置)、会計装置103、サーバ200、表示部210、カメラK4は、例えばLAN(Local Area Network)等の通信回線NTを介して、相互に電気的に接続されている。
データ登録装置102は、商品に付されたシンボルを撮像して、販売する商品の売上登録処理を実行する。売上登録処理とは、読み取られたシンボルに対応付けられた商品を特定する商品コードに基づいて当該商品の商品名や価格等の商品情報を表示し、記憶する処理を含む。データ登録装置102は、例えば店舗の店員等のオペレータOが操作する。オペレータOが行う、商品に付されたシンボルをデータ登録装置102に撮像させる操作を、登録操作という。
また、データ登録装置102は、カメラK1を備える。カメラK1は、CCDイメージセンサ(図示せず)を備えており、データ登録装置102の前に立つ顧客Cの画像を撮像する。カメラK1は、商品を購入するために通路に立つ顧客Cの顔を中心とした画像を撮像する。顧客Cの撮像画像は、売上登録処理した商品情報を含む取引の取引情報と関連付けられてサーバ200に送信する。
会計装置103は、データ登録装置102に近接して、データ登録装置102より顧客Cの流れ方向(図1では左側から右側へ流れる)下流側に設けられる。会計装置103は、1台のデータ登録装置102に対して2台設けられている。図1の例では、1つのデータ登録装置102に会計装置Aと会計装置Bの会計装置103が接続されている。また、他のデータ登録装置102に会計装置Cと会計装置Dの会計装置103が接続されている。各会計装置103は、台104に隣接して直線的に設置される。したがって、本実施形態においては、複数の台104の間に顧客Cの通路が形成される。顧客Cは通路に沿って、データ登録装置102から会計装置103側に流れる。会計装置103は、顧客Cが自ら操作する。顧客Cが行う会計装置103の操作を会計操作という。
会計装置103は、会計操作に伴い会計処理を実行する。会計処理とは、売上登録処理した商品の商品情報に基づいて、顧客との取引に係る合計金額や釣銭額を表示する処理、決済処理した商品の商品情報や決済情報を印字したレシートを発行する処理を含む。
サーバ200は、データ登録装置102から、データ登録装置102が売上登録処理した商品の取引情報と、当該取引情報に関連付けられた撮像画像を受信する。サーバ200は、受信した取引情報と撮像画像を関連付けて記憶する。また、サーバ200は、会計装置103からの要請に応じて、指定された顧客の取引情報を会計装置103に送信する。また、サーバ200は、後述するカメラK2が撮像した画像を受信して記憶する。
カメラK4は、店舗の出入り口G付近に設置される。カメラK4は、CCDイメージセンサ(図示せず)を備えており、このCCDイメージセンサを用いて画像を撮像する。カメラK4は、店舗に出入りする顧客の顔を中心とした顧客の画像を撮像する。カメラK4は、顧客の撮像画像をサーバ200に送信する。
表示部210(報知装置)は、店舗の出入り口G付近に設置される。表示部210は、店舗に出入りする顧客に向けて情報やメッセージを表示する。表示部210は、特に店舗から出店する顧客に対して、表示したメッセージや情報が見易い位置や角度に設置される。
次に、データ登録装置102の構成について詳細に説明する。図2は、データ登録装置102の外観を示す斜視図である。図2に示すように、台104の上面に設置されたデータ登録装置102は、オペレータO側に向けた読取窓112を有する縦型のコード読取部111をベースに構成されている。コード読取部111は、読取窓112の奥側にコードリーダ部119(図4を参照)を配置している。商品にはバーコード等のシンボルが付されている。シンボルは付された商品を特定する情報を含む。オペレータOが商品を手に持って、シンボルを読取窓112に向けて読取窓112の前を通過させると、コードリーダ部119は当該商品を撮像する。データ登録装置102は、撮像したシンボルに基づいて、商品を特定する商品コードを取得する。データ登録装置102は、取得した商品コードに基づいて、商品マスタ742(図4を参照)から当該商品の商品情報(商品名、価格等)を読み出す。データ登録装置102は、読み出した商品情報に基づいて売上登録処理を実行する。なお、コードリーダ部119は光学的にシンボルを読み取るスキャナであってもよい。
また、データ登録装置102は、コード読取部111の上部にオペレータ用表示部114および操作部115を備えている。オペレータ用表示部114にはコード読取部111で撮像された商品の商品名および価格等が表示される。操作部115は、商品情報の入力を補助するためのものである。なお、操作部115は、オペレータ用表示部114の表面に設けられたタッチパネル113を含む。
オペレータO側から見てデータ登録装置102の左側には、印字部116が設けられている。印字部116は、取引を特定する取引番号を示すバーコードが印字された伝票を発行する。
また、オペレータO側から見てデータ登録装置102の左側には、顧客C向けの客用表示部117が設けられている。客用表示部117は、売上登録処理された商品の商品情報、合計金額等を表示する。
データ登録装置102では、コード読取部111により撮像された画像に基づいて、公知のパターン認識技術を用い、画像に含まれるシンボルから商品を特定する。なお、パターン認識技術に代わり、画像中に含まれる物体を認識する公知の一般物体認識(generic object recognition)技術を用いて、撮像した商品を特定するようにしてもよい。
次いで、データ登録装置102は、特定した商品の個数などの入力を受け付ける画面をオペレータ用表示部114に表示する。そして、データ登録装置102は、入力が受け付けられた商品の商品コード、入力された個数などの情報に基づき売上登録処理を行う。
また、データ登録装置102は、客用表示部117に隣接して、カメラK1を備える。顧客の撮像画像は、売上登録処理した商品情報を含む取引の商品情報(取引に係る情報)と関連付けられてサーバ200に送信する。
次に、顧客Cが自ら会計操作して会計処理を行う会計装置103について説明する。図3は、会計装置103の外観を示す斜視図である。
会計装置103は、第一の筐体10と、第二の筐体11とを備えている。第一の筐体10には、釣銭機4と、カード読取部8とが設けられている。
釣銭機4は、貨幣投入口41と、紙幣出金口42と、硬貨出金部43とを備えている。硬貨出金部43は、払出口431および受皿432を備えている。釣銭機4は、貨幣投入口41に投入された紙幣および硬貨を受け入れて分別して収納する。そして、釣銭機4は、釣銭を払出口431から払い出す。払い出された釣銭は、受皿432が受ける。
カード読取部8は、第二の筐体11の左横で第一の筐体10の上面10aに配されている。カード読取部8は、クレジットカード等の記憶媒体に対して情報を読み書きする。
ハンドスキャナ7は、第一の筐体10の前面10bの上部に配されている。第一の筐体10の前面10bの右上部には、ハンドスキャナ7の先端部7aを引っ掛け状態で保持する保持部10cが設けられている。ハンドスキャナ7は、データ登録装置102が発行した伝票に印字されたバーコード(取引番号)を読取る。
第二の筐体11には、第一の筐体10の上面10aに載せられており、表示操作パネル6と、印字部9とが設けられている。表示操作パネル6は、表示部61と、操作部62とを備える。表示部61は、画像を表示する。操作部62は、表示部61の表面に設けられているタッチパネルである。
印字部9は、第二の筐体11に内蔵された印刷部(図示せず)と、第二の筐体11の前面11aに設けられたレシート発行口91とを有している。印字部9は、購入した商品の商品情報や会計情報を用紙に、例えばサーマルヘッドを用いて印刷したレシートをレシート発行口91から発行する。
また、会計装置103は、第一の筐体10の一側方に籠置き台21を備えている。籠置き台21は、顧客Cが会計操作を行う際に、商品が入った籠を置く台である。
さらに、会計装置103は、第一の筐体10の上面10aに会計装置103の現在の状態を表示する報知部としての表示ポール22を立設している。表示ポール22は、先端部に青色と赤色に選択的に発光する発光部22aを有する。発光部22aは、会計装置103の操作に困った場合や、会計装置103にエラーが発生した場合等に、顧客が店員を呼び出す操作をしたときに発光する。
また、表示ポール22の先端部には、カメラK2が備えられている。カメラK2は、CCDイメージセンサ(図示せず)を備えており、このCCDイメージセンサを用いて画像を撮像する。カメラK2は、顧客Cの会計操作を上方から撮像する。また、カメラK2は、籠置き台21付近および第一の筐体10の上面10a全体付近を上方から撮像する。そのため、顧客が籠置き台21や上面10a付近に財布等の異物を載せた場合に、当該異物を撮像する。会計装置103は、カメラK2が撮像した画像に基づいて、異物が撮像されている場合には顧客Cが忘れ物をしたと判断し、取引情報に忘れ物情報を付加してサーバ200に送信する。サーバ200は、会計装置103から受信した忘れ物情報に基づいて顧客が忘れ物をしたことを示す情報を記憶する。
このような会計装置103を顧客C自身が会計操作を行うことで、会計装置103は会計処理を実行する。すなわち会計装置103は、現金での会計の場合は、データ登録装置102から受信した取引情報に基づいて、顧客Cが支払う支払金額を表示する。顧客Cは支払金額に基づいて現金を入金する会計操作を行う。会計装置103は、入金した預り金に基づいて、釣銭金額を算出して、釣銭機4から釣銭を払い出す。クレジットでの会計の場合は、顧客Cは、クレジットカードをカード読取部8に挿入する会計操作を行う。会計装置103は、取引情報に基づいて、クレジットカードによる会計処理を実行する。また、会計装置103は、会計処理した会計情報とデータ登録装置102から受信した商品情報を印字したレシートを印字部9から発行する。
このようなチェックアウトシステム101において、データ登録装置102は、オペレータOによる登録操作に伴い商品の売上登録処理を実行する。そしてデータ登録装置102は、取引情報をサーバ200に送信するとともに、当該取引を特定する取引番号がバーコードとして印字された伝票を発行する。また、データ登録装置102は、顧客の撮像画像と取引情報とを関連付けてサーバ200に送信する。顧客Cは、売上登録処理された商品が入った籠を持って会計装置103に移動する。
移動した顧客Cは、会計装置103において、発行された伝票に印字された取引番号をハンドスキャナ7から入力する。会計装置103は、入力された取引番号に基づく取引情報をサーバ200から受信する。そして顧客Cは、会計装置103において、当該取引に係る会計操作を行う。会計装置103は、受信した取引情報等に基づいて会計処理を実行する。会計装置103は、会計処理が終了したことを示す会計済情報をサーバ200に送信する。また、会計装置103は、顧客が忘れ物をしたと判断した場合には、忘れ物情報を付加した会計済情報をサーバ200に送信する。
忘れ物情報を受信したサーバ200は、忘れ物をした顧客の撮像画像を所定のタイミングまで記憶する。所定のタイミングとは、例えば一時間、一日、一週間といった所定期間を経過したタイミング、または例えば日付が切り換わる午前0時といった特定の時刻を含む。
次に、データ登録装置102、会計装置103、およびサーバ200のハードウェア構成について説明する。図4は、データ登録装置102のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4に示すように、データ登録装置102は、CPU(Central Processing Unit)71、ROM(Read Only Memory)72、RAM(Random Access Memory)73、メモリ部74等を備えている。CPU71は、制御主体となる。ROM72は、各種プログラムを記憶する。RAM73は、各種データを展開する。メモリ部74は、各種プログラムを記憶する。CPU71、ROM72、RAM73、メモリ部74は、互いにデータバス75を介して接続されている。CPU71とROM72とRAM73が、制御部700を構成する。すなわち、制御部700は、CPU71がROM72やメモリ部74に記憶されRAM73に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する制御処理を実行する。
RAM73は、売上登録処理された商品の商品情報を記憶する商品情報部731を備える。また、RAM73は、カメラK1が撮像した顧客の撮像画像を記憶する画像記憶部732を備える。
メモリ部74は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ部74は、制御プログラムを記憶する制御プログラム部741を備えている。また、メモリ部14は、商品マスタ742を備える。商品マスタ742は、商品を特定する商品コード別に、当該商品の商品名、価格(単価)、属性等の商品情報を記憶する。
また、制御部700は、データバス75およびコントローラ76を介して、操作部115、オペレータ用表示部114、客用表示部117、印字部116、カメラK1、コード読取部111、カード読取部118と接続している。
操作部115は、オペレータ用表示部114に表示された「小計キー」の図形に対応した位置に小計キー1151を備える。また、操作部115は、オペレータ用表示部114に表示された「送信キー」の図形に対応した位置に送信キー1152を備える。なお、以降の説明では、「オペレータ用表示部114のキーの表示に対応した操作部115に設けられたキー」を、例えば、「オペレータ用表示部114に表示されたキー」のように簡略化して説明する。
小計キー1151は、オペレータOが登録操作を終了する際にオペレータOが操作するキーである。送信キー1152は、取引情報をサーバ200に送信する際にオペレータOが操作するキーである。
また、制御部700は、データバス75を介して、通信部77と接続している。通信部77は、通信回線NTを介して、他のデータ登録装置102、会計装置103、サーバ200、表示部210等と接続している。
図5は、会計装置103のハードウェア構成を示すブロック図である。図5に示すように、会計装置103は、CPU81、ROM82、RAM83、メモリ部84等を備えている。CPU81は、制御主体となる。ROM82は、各種プログラムを記憶する。RAM83は、各種データを展開する。メモリ部84は、各種プログラムを記憶する。CPU81、ROM82、RAM83、メモリ部84は、互いにデータバス85を介して接続されている。CPU81とROM82とRAM83が、制御部800を構成する。すなわち、制御部800は、CPU81がROM82やメモリ部84に記憶されRAM83に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する制御処理を実行する。
RAM83は、入力された取引番号に基づいてサーバ200から受信した売上登録処理された商品の取引情報を記憶する取引情報部831を備える。この取引情報には、関連付けられた撮像画像は含まれない。また、RAM83は、カメラK2が撮像した撮像画像を記憶する画像情報部832を備える。
メモリ部84は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ部84は、制御プログラムを記憶する制御プログラム部841を備えている。
また、制御部800は、データバス85およびコントローラ86を介して、操作部62、表示部61、印字部9、カード読取部8、ハンドスキャナ7、カメラK2、釣銭機4および発光部22aと接続している。
操作部62は、表示部61に表示された会計キー621を備える。会計キー621は、会計操作を終了する際に顧客Cが操作する。例えば、表示部61に表示された顧客が支払う支払金額に対して所定の現金を入金した際に、顧客は会計キー621を操作する。
また、制御部800は、データバス85を介して、通信部87と接続している。通信部87は、通信回線NTを介して、他の会計装置103、データ登録装置102、サーバ200、表示部210等と接続している。
図6は、サーバ200のハードウェア構成を示すブロック図である。図6に示すように、サーバ200は、CPU51、ROM52、RAM53、メモリ部54等を備えている。CPU51は、制御主体となる。ROM52は、各種プログラムを記憶する。RAM53は、各種データを展開する。メモリ部54は、各種プログラムを記憶する。CPU51、ROM52、RAM53、メモリ部54は、互いにデータバス55を介して接続されている。CPU51とROM52とRAM53が、制御部500を構成する。すなわち、制御部500は、CPU51がROM52やメモリ部54に記憶されRAM53に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する制御処理を実行する。
メモリ部54は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ部54は、制御プログラムを記憶する制御プログラム部541を備えている。
またメモリ部54は、売上情報部542と取引情報部543(記憶部)を備える。売上情報部542は、データ登録装置102で売上登録処理され、会計装置103で会計処理された商品の売上情報を累積して記憶する。売上情報部542には、所定期間(例えば一日)の店舗の売上情報、商品毎の売上情報等が累積記憶される。取引情報部543は、データ登録装置102から受信した取引情報と顧客のカメラK1が撮像した撮像画像とを関連付けて記憶する。取引情報部543の詳細は図7を用いて後述する。
また、制御部500は、データバス55およびコントローラ56を介して、操作部57および表示部58と接続している。
また、制御部500は、データバス55を介して、通信部59と接続している。通信部59は、通信回線NTを介して、会計装置103、データ登録装置102、表示部210等と接続している。
図7は、サーバ200の取引情報部543のメモリ構成を示すメモリマップである。図7に示すように、取引情報部543は、取引番号部5431、商品情報部5432、画像情報部5433、人物情報部5434、忘れ物フラグ部5435、会計済フラグ部5436を備える。
取引番号部5431は、取引を特定する番号を記憶する。取引番号は、後述する図8のS36において発行される。商品情報部5432は、データ登録装置102で売上登録処理された商品の商品情報を取引番号別に記憶する。画像情報部5433は、カメラK1が撮像した顧客の撮像画像を、取引番号に対応付けて記憶する。すなわち、画像情報部5433は、取引番号部5431に記憶された取引番号の取引をした顧客の撮像画像を記憶する。
人物情報部5434は、画像情報部5433に記憶している画像に基づいて、顧客の顔の特徴を示す顔パーツ情報を取引番号に対応付けて記憶する。顔パーツ情報とは、人の顔をパーツ毎に分類したデータであり、例えば、人の目、鼻、口、耳、顎といったパーツの特徴を表すデータをいう。また、人物情報部5434は、顧客が着ていた服装の特徴(形、色等)も記憶する。
忘れ物フラグ部5435は、当該顧客が会計装置103付近に忘れ物をしたか否かを示す忘れ物フラグを取引番号に対応付けて記憶する。制御部500は、会計装置103から受信した会計済情報に基づいて、顧客が忘れ物をしたか否かを判断する。制御部500は、顧客が忘れ物をしたと判断した場合に、当該顧客の商品情報に関連付けて忘れ物フラグ「1」を記憶する。制御部500は、忘れ物フラグが「1」の場合に、顧客が忘れ物をしていると判断する。
会計済フラグ部5436は、顧客が会計装置103において会計したか否かを示す会計済フラグを取引番号に対応付けて記憶する。制御部500は、会計装置103から受信した会計済情報に基づいて、会計装置103において会計処理した取引番号に関連付けて会計済フラグ「1」を記憶する。制御部500は、会計済フラグが「1」の取引について会計済であると判断する。
ここからは、実施形態のチェックアウトシステム101に係るデータ登録装置102、会計装置103およびサーバ200の制御処理について説明する。
まず、データ登録装置102の制御部700が、制御プログラム部741に記憶されている制御プログラムに従って実行する制御処理について説明する。
図8は、データ登録装置102における制御処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すように、データ登録装置102の制御部700は、カメラK1によって顧客が撮像されたか否かを判断する(S11)。顧客が撮像されたと判断した場合には(S11のYes)、制御部700は、当該撮像画像を画像記憶部732に記憶する(S12)。そして制御部700は、S11に戻る。
また、顧客は撮像されていないと判断した場合には(S11のNo)、制御部700は、コード読取部111によって商品に付されたシンボルが撮像されたか否かを判断する(S21)。シンボルが撮像されたと判断した場合は(S21のYes)、制御部700は、撮像したシンボルに対応する商品コードを取得して、商品マスタ742から当該商品コードで特定される商品の商品情報を読み出して、商品情報部731に記憶する(S22)。そして制御部700は、S11に戻る。
一方、コード読取部111によってシンボルが撮像されていないと判断した場合は(S21のNo)、制御部700は、小計キー1151が操作されたか否かを判断する(S31)。小計キー1151が操作されたと判断した場合は(S31のYes)、制御部700は、商品情報部731に記憶された商品情報に基づいて、当該取引の合計金額を算出する(S32)。
次に制御部700は、商品情報部731に記憶されている商品情報と画像記憶部732に記憶されている顧客の撮像画像とを関連づける(S33)。次に制御部700は、送信キー1152が操作されたか否かを判断する(S34)。送信キー1152が操作されるまで待機し(S34のNo)、送信キー1152が操作されたと判断した場合には(S34のYes)、制御部700は、当該取引を特定する取引番号を生成し、S33で関連付けた情報にさらに取引番号を関連づけた取引情報をサーバ200に送信する(S35)。そして制御部700は、S35で生成した取引番号をバーコード化して印字部116で印字した伝票を発行する(S36)。そして制御部700は、S11に戻る。なお、小計キー1151は操作されていないと判断した場合は(S31のNo)、制御部700は、S11に戻る。
続いて、顧客Cが自ら操作することで会計処理を実行する会計装置103の制御部800が、制御プログラム部841に記憶された制御プログラムに従って実行する制御処理について説明する。図9は、会計装置103における制御処理の流れを示すフローチャートである。図9に示すように、制御部800は、データ登録装置102から取引情報を受信するまでは待機状態画面を表示する(S41)。そして制御部800は、ハンドスキャナ7からバーコード化された取引番号が入力されたか否かを判断する(S42)。入力されるまで待機し(S42のNo)、入力されたと判断した場合には(ステップS42のYes)、入力された取引番号に対応した取引情報をサーバ200に要求する。
そして制御部800は、要求に応じてサーバ200から受信した取引情報を画像情報部832に記憶する(ステップS43)。なお、S43で記憶する取引情報は、顧客の撮像画像は含まない。
そして制御部800は、顧客Cが会計を行うメディア(実施形態では、現金会計かクレジット会計か)を選択する会計選択画面(図示せず)を表示する(S44)。
次に制御部800は、顧客Cの操作によって現金会計が選択されたか否かを判断する(S45)。現金会計が選択されたと判断した場合には(S45のYes)、制御部800は、現金での会計画面を表示する(S46)。すなわち、制御部800は、取引情報部831に記憶された取引情報に基づいて、顧客Cが購入した商品の商品情報(商品名、単価)、合計金額情報、税額情報、顧客が支払う支払情報等を、表示部61に表示する。
次に制御部800は、顧客Cによって支払金額が入金されて会計キー621が操作されたか否かを判断する(S47)。操作されるまで待機し(S47のNo)、会計キー621が操作されたと判断した場合には(S47のYes)、制御部800は、支払金額と入金された入金金額とに基づいて、現金会計処理を実行する(S48)。釣銭がある場合には、制御部800は、この現金会計処理において釣銭機4を動作させて釣銭を払出す。そして制御部800は、印字部9を動作させて、商品名、単価、合計金額、税額、支払金額、入金金額、釣銭額等を印字したレシートを発行する(S49)。
次に制御部800は、会計装置103付近で忘れ物があるか否かを判断する(S50)。制御部800は、カメラK2が撮像した会計装置103付近の画像を解析し、財布等の異物が会計装置103に載置されていないかを判断する。この判断は、例えば、異物が載置されていない状態の会計装置103付近の画像を予め記憶しておき、この記憶画像とカメラK2が撮像した会計装置103付近の画像とを比較して、異物の有無を判断する。異物があると判断した場合には、制御部800は、会計装置103付近に忘れ物があると判断する。
会計装置103付近で忘れ物がないと判断した場合には(S50のNo)、制御部800は、当該取引について会計処理が終了したことを示す会計済情報を、当該取引の取引番号とともにサーバ200に送信する(S51)。一方、会計装置103付近で忘れ物があると判断した場合には(S50のYes)、制御部800は、会計済情報に忘れ物があることを示す情報を付加する(S52)。そして制御部800はS51の処理を実行する。そして制御部800は、S41に戻る。
一方、S45において、顧客Cの操作によって現金会計が選択されていないと判断した場合には(S45のNo)、制御部800は、顧客Cの操作によってクレジット会計が選択されたか否かを判断する(S61)。クレジット会計が選択されたと判断した場合には(S61のYes)、制御部800は、クレジットでの会計画面を表示する(S62)。すなわち、制御部800は、取引情報に基づいて、顧客Cが購入した商品の商品情報(商品名、単価)、合計金額等を表示する。そして制御部800は、クレジットカードに基づくクレジット会計処理を実行する(S63)。そして制御部800は、S49の処理を実行する。また、クレジット会計が選択されていないと判断した場合には(S61のNo)、制御部800は、S45に戻る。
続いて、サーバ200の制御部500が、メモリ部54の制御プログラム部541に記憶された制御プログラムに従って実行する制御処理について説明する。図10は、サーバ200の機能構成を示す機能ブロック図である。制御部500は、制御プログラムを読み出して実行することにより、会計判断手段501、消去手段502、忘れ物判断手段503、第1報知手段504、第2報知手段505として機能する。
会計判断手段501は、取引についての会計処理が行われたか否かを判断する機能を有する。
消去手段502は、会計判断手段501が会計処理が行われたことを判断した後の所定のタイミングに記憶部543に記憶された当該取引に係る顧客の撮像画像を消去する機能を有する。
忘れ物判断手段503は、購入した商品について顧客が会計操作を行う会計装置103において当該顧客が忘れ物をしたか否かを判断する機能を有している。
第1報知手段504は、忘れ物判断手段503が顧客が忘れ物をしたと判断したことを条件に、店舗に設置された表示部210に忘れ物をしたことを示すメッセージを報知させるためのメッセージ情報1を表示部210に送信する機能を有している。
第2報知手段505は、会計判断手段501が会計処理が済んでいないと判断した場合、カメラK4が撮像した人物が記憶部543が記憶した撮像画像に含まれる人物と一致したことを条件に、表示部210に会計未処理を示すメッセージを報知させるためのメッセージ情報2を表示部210に送信する機能を有している。
図11は、サーバにおける制御処理の流れを示すフローチャートである。図11に示すように、制御部500は、データ登録装置102から取引情報を受信したか否かを判断する(S71)。取引情報を受信したと判断した場合には(S71のYes)、制御部500は、当該取引情報を取引情報部543に記憶する(S72)。すなわち、制御部500は、受信した取引情報のうち、取引番号を取引番号部5431に記憶する。また制御部500は、受信した取引情報のうち、商品情報を商品情報部5432に記憶する。また制御部500は、受信した取引情報のうち、撮像画像を画像情報部5433に記憶する。また、制御部500は、画像情報部5433に記憶した撮像画像に基づいて生成した顧客の顔パーツ情報や服装情報等を、人物情報部5434に記憶する。そして制御部500は、S71に戻る。
一方、取引情報は受信していないと判断した場合には(S71のNo)、制御部500(会計判断手段501)は、会計装置103から会計済情報を受信したか否かを判断する(S81)。会計済情報を受信したと判断した場合には(S81のYes)、制御部500は、当該取引について、会計処理が行われた取引であると判断する。そのため、制御部500は、同時に受信した取引番号に対応した会計済フラグ部5436に、当該取引が会計済であることを示す会計済フラグ「1」を記憶する(S82)。
次に制御部500(忘れ物判断手段503)は、S81で受信した会計済情報に忘れ物情報が付加されているか否かを判断する(S83)。会計済情報に忘れ物情報が付加されている(すなわち、忘れ物をした)と判断した場合には(S83のYes)、制御部500は、同時に受信した取引番号に対応した忘れ物フラグ部5435に、忘れ物があることを示す忘れ物フラグ「1」を記憶する(S85)。そして制御部500は、S71に戻る。また、会計済情報に忘れ物情報は付加されていない(すなわち、忘れ物をしていない)と判断した場合には(S83のNo)、制御部500は、同時に受信した取引番号に対応して記憶されている取引情報を消去する(S84)。そして制御部500は、S71に戻る。
一方、会計装置103から会計済情報を受信していないと判断した場合には(S81のNo)、制御部500は、所定のタイミングであるか否かを判断する(S91)。所定のタイミングであると判断した場合には(S91のYes)、制御部500は、会計済フラグ部5436に会計済フラグ「1」が記憶されているか否かを判断する(S92)。会計済フラグ部5436に会計済フラグ「1」が記憶されていると判断した場合には(S92のYes)、制御部500は、S84の処理を実行する。この場合、制御部500は、S84において、例えば、前回の所定のタイミング以降今回の所定のタイミングまでに記憶された取引情報をすべて消去する。また、会計済フラグ部5436に会計済フラグ「1」は記憶されていないと判断した場合には(S92のNo)、制御部500はS71に戻る。このS91の判断とS84の処理が消去手段502を構成する。
すなわち、取引情報部543には、会計処理を行っていない顧客の取引情報、または会計処理を行ったが忘れ物をした可能性がある顧客の取引情報が記憶される。会計処理を行い、忘れ物がない顧客の取引情報は、会計済情報を受信したと判断した(すなわち、会計処理が行われたことを判断した)時点で取引情報部543から消去される。また、会計処理を行ったが忘れ物をした可能性がある顧客の取引情報は、会計済情報を受信したと判断した時点では消去されず、会計済情報を受信した後の所定のタイミングで消去される。
また、所定のタイミングではないと判断した場合には(S91のNo)、制御部500は、人物情報部5434に記憶されている情報と、カメラK4が撮像した出入り口G付近を通過した人の撮像画像から生成した顔パーツ情報や服装情報等とを比較する。そして制御部500は、カメラK4が撮像した撮像画像から生成した顔パーツ情報や服装情報が人物情報部5434に記憶されている情報と一致または極めて近似しているか否かを判断する(S101)。カメラK4が撮像した撮像画像から生成した顔パーツ情報や服装情報が人物情報部5434に記憶されている情報と一致または極めて近似している場合、カメラK4が撮像した顧客と画像情報部5433に記憶されている顧客とが同一人物である可能性が高い。
カメラK4が撮像した撮像画像から生成した顔パーツ情報や服装情報が人物情報部5434に記憶されている情報と一致または極めて近似している(すなわち同一人物である可能性が高い)と判断した場合には(S101のYes)、制御部500は、忘れ物フラグ部5435に忘れ物フラグ「1」が記憶されているか否かを判断する(S102)。忘れ物フラグ部5435に忘れ物フラグ「1」が記憶されていると判断した場合には(S102のYes)、制御部500(第1報知手段504)は、表示部210に対して忘れ物をしている可能性があることを示すメッセージを表示させるよう、表示部210にメッセージ情報(メッセージ情報1)を送信する(S103)。忘れ物フラグ部5435に忘れ物フラグ「1」が記憶されている取引の顧客は、忘れ物をしている可能性があるため、店舗の出入り口付近に設置された表示部210に対してメッセージ情報1を表示させることで、店舗を出ようとしている顧客に対し、忘れ物があることを報知する。そして制御部500は、S71に戻る。
一方、忘れ物フラグ部5435に忘れ物フラグ「1」が記憶されていないと判断した場合には(S102のNo)、制御部500(第2報知手段505)は、表示部210に対して会計が済んでいない可能性があることを示すメッセージを表示させるよう、表示部210にメッセージ情報(メッセージ情報2)を送信する(S104)。忘れ物フラグ部5435に忘れ物フラグ「1」が記憶されていない取引の顧客は、会計が済んでいない可能性があるため、店舗の出入り口付近に設置された表示部210に対してメッセージ情報2を表示させることで、店舗を出ようとしている顧客に対し、会計が済んでいないことを報知する。そして制御部500は、S71に戻る。
このような実施形態によれば、会計済情報を受信しても(すなわち、会計処理が終了しても)、サーバ200は、所定のタイミングになるまで忘れ物をした顧客の撮像画像を消去しない。そのため、忘れ物に気付いた顧客が再度店舗を訪れた場合、残っている撮像画像に基づいて、忘れ物をした顧客であるかを確認することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、店員が商品の登録操作を行う登録装置と顧客が会計操作を行う会計装置とを備えたセミセルフ型のチェックアウト装置を一例として説明した。しかしながら、顧客が商品の登録操作および会計操作を行うセルフ型のチェックアウト装置であってもよい。この場合、セルフ型のチェックアウト装置が情報処理装置となる。
また、実施形態では、サーバ200を情報処理装置の一例として説明した。しかしながら、情報処理装置は、データ登録装置102または会計装置103であってもよい。
また、実施形態では、会計処理がされて忘れ物がない取引情報は、会計済情報を受信した時点で消去したが、これに限らず、会計処理がされて忘れ物がない取引情報を所定のタイミングで消去するようにしてもよい。
また、実施形態では、報知装置の一例として表示部210を用いたが、これに限らず、例えば音声にて報知する報知装置としてもよい。
なお、実施形態のサーバ200で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態のサーバ200で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施形態のサーバ200で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、実施形態のサーバ200で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
101 チェックアウトシステム
102 データ登録装置
103 会計装置
200 サーバ
210 表示部
500 制御部
501 会計判断手段
502 消去手段
503 忘れ物判断手段
504 第1報知手段
505 第2報知手段
543 取引情報部
700 制御部
800 制御部
K1 カメラ
K2 カメラ
K4 カメラ
特開2013-186495号公報
本発明の実施形態は、情報処理装置プログラムおよび画像処理方法に関する。
本発明が解決しようとする課題は、忘れ物をした顧客が後で戻ってきた場合に、当該顧客を確認することが可能な情報処理装置プログラムおよび画像処理方法を提供することである。
実施形態の情報処理装置は、商品を購入するための会計を行う会計装置で会計操作を行う顧客の撮像画像を取引に係る取引情報と関連付けて記憶する記憶部と、前記会計装置から当該顧客の忘れ物があることを示す情報と取引の会計処理が行われたことを示す情報とを受信する受信手段と、前記受信手段が、前記会計装置において当該取引の会計処理が行われかつ前記顧客が忘れ物がある情報を受信した場合に、前記会計処理の完了後の所定期間を経過したタイミングまたは特定の時刻に前記記憶部に記憶された当該取引に係る前記顧客の撮像画像を消去する消去手段と、を備える。

Claims (6)

  1. 商品を購入する取引に係る顧客の撮像画像を前記取引に係る取引情報と関連付けて記憶する記憶部と、
    当該取引についての会計処理が行われたか否かを判断する会計判断手段と、
    前記会計判断手段が前記会計処理が行われたことを判断した後の所定のタイミングに前記記憶部に記憶された当該取引に係る前記顧客の撮像画像を消去する消去手段と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 購入した商品について顧客が会計操作を行う会計装置において当該顧客が忘れ物をしたか否かを判断する忘れ物判断手段、をさらに備え、
    前記消去手段は、前記会計判断手段が前記会計処理が行われた取引であってかつ前記忘れ物判断手段が前記顧客が忘れ物をしていないことを判断した取引について、前記会計処理が行われたことを判断した時点において前記顧客の撮像画像を消去するとともに、前記会計判断手段が前記会計処理が行われた取引であってかつ前記忘れ物判断手段が前記顧客が忘れ物をしたことを判断した取引について、前記会計処理が行われたことを判断した後の所定のタイミングに前記顧客の撮像画像を消去する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記忘れ物判断手段が顧客が忘れ物をしたことを判断したことを条件に、店舗に設置された報知装置に忘れ物をしたことを示すメッセージを報知させるためのメッセージ情報を前記報知装置に送信する第1報知手段、をさらに備えた、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記報知装置は、情報を表示する表示部であり、
    前記第1報知手段は、店舗の出口付近に設置されたカメラが撮像した人物が前記記憶部が記憶した撮像画像に含まれる人物と一致した場合に、出口付近に設置された表示器に前記メッセージを表示させるためのメッセージ情報を前記表示部に送信する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記会計判断手段が会計処理が済んでいないと判断した場合、前記カメラが撮像した人物が前記記憶部が記憶した撮像画像に含まれる人物と一致したことを条件に、前記表示器に会計未処理を示すメッセージを報知させるためのメッセージ情報を前記報知装置に送信する第2報知手段、をさらに備えた、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 商品を購入する取引に係る顧客の撮像画像を前記取引に係る取引情報と関連付けて記憶する記憶部を備えたコンピュータを、
    当該取引についての会計処理が行われたか否かを判断する会計判断手段と、
    前記会計判断手段が前記会計処理が行われたことを判断した後の所定のタイミングに前記記憶部に記憶された当該取引に係る前記顧客の撮像画像を消去する消去手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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