JP2022075195A - 地物高付与装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本願発明の地物高付与装置は、2次元地形モデル記憶手段と点群記憶手段、小領域グループ記憶手段、最適統計記憶手段、代表高決定手段を備えたものである。このうち代表高決定手段は、小領域に対応する2次元地形モデルの地物分類の最適統計に基づいて、その小領域に設定された複数種類の統計別高から1の統計別高を選出するとともに、選出された統計別高を小領域の代表高として決定し、代表高に基づいて地物に対して地物高を付与する。
【選択図】図1
Description
(1)地物の種別に応じた統計処理を行ってその地物に適した地物高を付与することから、従来に比してより現状に即した3Dモデルを生成することができる。
(2)現状に即した3Dモデルが得られることから、道路施設等をより高度に管理することができ、また自動運転にとってより有益な地図情報を提供することができる。
(3)地物分類が付与された2次元地形モデルを利用することによって、人による地物の調査を省略あるいは大幅に削減することができる。
2次元地形モデル記憶手段109は、対象とする平面範囲(以下、「対象領域」という。)の「2次元地形モデル」を記憶するものである。ここで2次元地形モデルとは、高さ情報を備えていない地形図といった2次元の地形情報であり、地物に関する情報(以下、「地物情報」という。)を具備する地形モデルである。また地物情報とは、ポリラインやポリゴンなど地物の平面位置と形状に関する情報(以下、「地物図形」という。)と、地物に関する属性情報を含むものである。さらに地物の属性情報には、道路縁や建物の外縁、公園、学校といった地物の種別(以下、「地物分類」という。)が含まれている。つまり、対象領域内に地物図形が平面配置され、この地物図形には地物に関する属性情報(地物分類を含む)が関連付けられているわけである。
点群記憶手段110は、「3次元点群」を記憶するものである。ここで3次元点群とは、空中写真測量や航空レーザー計測、地上型レーザー計測、MMSなどの手法によって対象領域を計測した結果取得された多数の3次元計測点の集合であり、この3次元計測点は当然ながら平面位置と高さ情報からなる3次元座標で表すことができる。
小領域グループ記憶手段111は、「小領域グループ」を記憶するものである。ここで小領域とは、対象領域を例えば直交するグリッドで区切られて形成される分割領域(いわゆるメッシュ)であり、小領域グループは、これら小領域の集合である。なお小領域と小領域グループは、2次元位置(平面位置)を示す情報で構成され、標高といった高さ情報を有していない。すなわち小領域グループは、対象領域全体の平面範囲を複数の小領域によって表すものである。小領域は任意の形状や寸法で設定することができ、小領域の寸法(面積)を小さくするほど高解像度の小領域グループが生成され、一方、小領域の寸法(面積)を大きくするほど低解像度の小領域グループが生成される。例えば、図2(a)では比較的大きい寸法の小領域によって低解像度の小領域グループMG1が生成されており、図2(b)では図2(a)の1/2寸法の小領域によって高解像度の小領域グループMG2が生成されている。このように、同一の対象領域に対して、解像度が異なる複数の小領域グループを生成することができ、小領域グループ記憶手段111はこれら複数種類の小領域グループを記憶することができる。
統計別高算出手段104は、小領域ごとに「統計別高」を算出する手段である。図3に示すように、平面位置を合わせたうえで3次元点群と小領域グループMGを重ねると、小領域には複数の3次元計測点が配置されることもある。この場合、これら3次元計測点を用いた統計処理を行うことによって、その小領域の代表点に標高値といった高さ情報を付与することとなる。
最適統計記憶手段112は、地物分類と最適統計を関連付けて記憶するものである。ここで最適統計とは、その地物分類にとって最も適した統計処理(つまり統計別高のこと)であり、例えば地物分類が「道路縁」であれば「最小高を得る統計処理」を最適統計とし、地物分類が「建物の外縁」であれば「最大高を得る統計処理」を最適統計とし、地物分類が「公園」であれば「平均高を得る統計処理」を最適統計とするわけである。具体的には、あらかじめ地物分類と最適統計を関連付けたテーブルを作成し、最適統計記憶手段112がその「地物分類-最適統計テーブル」を記憶する。
地物抽出手段105は、2次元地形モデルが具備する地物情報に基づいて所定の地物図形(ポリライン等)を抽出する手段である。地物図形を抽出するにあたっては、2次元地形モデルが具備するすべての地物図形を順次抽出する仕様とすることもできるし、オペレーターが指定した地物分類の地物図形を抽出する仕様とすることもできる。あるいは、オペレーターが表示手段(液晶ディスプレイなど)に表示された2次元地形モデルを目視しながら、ポインティングデバイス(マウスやタッチパネル、ペンタブレット、タッチパッド、トラックパッド、トラックボールなど)やキーボード等を利用して所望の地物図形を抽出する仕様とすることもできる。
該当小領域抽出手段106は、地物抽出手段105によって抽出された地物図形(ポリライン等)を含む小領域(以下、「該当小領域」という。)を抽出する手段である。例えば図5では、地物抽出手段105によって左側道路縁と右側道路縁の地物図形が抽出されており、そして該当小領域抽出手段106が、左側道路縁に対応する19個の該当小領域(網掛された小領域)を抽出し、右側道路縁に対応する23個の該当小領域(網掛された小領域)を抽出している。
代表高決定手段101は、該当小領域抽出手段106によって抽出された該当小領域に対して、その小領域を代表する高さ(以下、「代表高」という。)を決定する手段である。具体的には、抽出された該当小領域に係る地物分類をもって最適統計記憶手段112に照会することで最適統計を取得するとともに、その最適統計に基づき統計別高記憶手段114から該当小領域に設定された統計別高(例えば最小高)を取得する(図1)。
地物高設定手段107は、地物に対して高さ情報(以下、「地物高」という。)を付与する手段である。具体的には、地物図形を含む該当小領域の代表高を地物高として、その該当小領域の位置に相当する地物に対して付与していく。例えば図5のケースでは、左側道路縁(地物)に対しては19個の該当小領域の代表高が地物高として付与され、右側道路縁(地物)に対しては23個の該当小領域の代表高が地物高として付与される。
テンプレート記憶手段113は、「横断テンプレート」を記憶するものである。ここで横断テンプレートとは、その道路の代表的な横断面形状を示すものであり、鉛直面上に設定される2以上の線分によって形成される図形データである。例えば図6では、3種類の横断テンプレートが設定されており、(a)は拝み勾配の道路横断を表す横断テンプレート、(b)は中央分離帯がある拝み勾配の道路横断を表す横断テンプレート、(c)は歩道高が異なる拝み勾配の道路横断を表す横断テンプレートをそれぞれ示している。なお図6に示すように、横断テンプレートは道路中心も含んで形成するとよい。
テンプレート選出手段102は、オペレーターがポインティングデバイスやキーボード等を利用して、テンプレート記憶手段113に記憶される横断テンプレートの中から所望の横断テンプレートを選出する手段である。なおテンプレート選出手段102は、オペレーター操作によって所望の横断テンプレートを選出する仕様とすることもできるし、横断面上の「地物分類」から自動選出する仕様とすることもできる。またテンプレート配置手段103は、選出された横断テンプレートを道路の横断方向となるように配置する手段である。以下、テンプレート配置手段103が横断テンプレートを配置する処理について、詳しく説明する。
地物高修正手段108は、地物高設定手段107によって設定された道路縁の地物高を必要に応じて修正する手段である。具体的には、道路縁における地物高と、道路縁における横断テンプレートの高さ(以下、「テンプレート高」という。)との較差(以下、「差分高」という。)が、あらかじめ定められた閾値を上回るとき、地物高修正手段108は道路縁の地物高を修正する。すなわち、地物高設定手段107によって設定された道路縁の地物高に代えて、テンプレート高を新たに道路縁の地物高として設定する。一方、差分高が閾値を下回るとき、地物高修正手段108は道路縁の地物高をそのまま維持する。
以下、図8を参照しながら地物高付与装置100の主な処理について詳しく説明する。図8は、本願発明の地物高付与装置100の主な処理の流れを示すフロー図である。なおこのフロー図では、中央の列に実施する行為を示し、左列にはその行為に必要なものを、右列にはその行為から生ずるものを示している。
101 (地物高付与装置の)代表高決定手段
102 (地物高付与装置の)テンプレート選出手段
103 (地物高付与装置の)テンプレート配置手段
104 (地物高付与装置の)統計別高算出手段
105 (地物高付与装置の)地物抽出手段
106 (地物高付与装置の)該当小領域抽出手段
107 (地物高付与装置の)地物高設定手段
108 (地物高付与装置の)地物高修正手段
109 (地物高付与装置の)2次元地形モデル記憶手段
110 (地物高付与装置の)点群記憶手段
111 (地物高付与装置の)小領域グループ記憶手段
112 (地物高付与装置の)最適統計記憶手段
113 (地物高付与装置の)テンプレート記憶手段
114 (地物高付与装置の)統計別高記憶手段
MG 小領域グループ
Claims (4)
- 対象領域の地物に対して地物分類が付与された2次元地形モデルを記憶する2次元地形モデル記憶手段と、
対象領域内を計測して得られた複数の3次元計測点を記憶する点群記憶手段と、
対象領域に対して設定された複数の小領域からなる小領域グループを記憶する小領域グループ記憶手段と、
前記2次元地形モデルの前記地物分類に応じて設定される最適統計を記憶する最適統計記憶手段と、
前記小領域の代表高を決定する代表高決定手段と、を備え、
それぞれの前記小領域には、該小領域内にある前記3次元計測点を用いた複数種類の統計処理によって得られる複数種類の統計別高が設定され、
前記代表高決定手段は、前記小領域に対応する前記2次元地形モデルの前記地物分類の前記最適統計に基づいて、該小領域に設定された複数種類の前記統計別高から1の該統計別高を選出するとともに、選出された該統計別高を該小領域の前記代表高として決定し、
前記代表高に基づいて前記地物に対して該地物の高さである地物高を付与する、
ことを特徴とする地物高付与装置。 - 前記小領域グループ記憶手段には、解像度の異なる2以上の前記小領域グループが記憶され、
前記代表高決定手段は、前記小領域グループごとに前記統計別高を選出するとともに、選出された該小領域グループごとの該統計別高のうち、前記小領域の前記最適統計に最も適した該統計別高を該小領域の前記代表高として決定する、
ことを特徴とする請求項1記載の地物高付与装置。 - 前記最適統計記憶手段は、2次元地形モデルの前記地物分類のうちの「道路縁」に対しては「最小値」を前記最適統計として記憶し、
前記代表高決定手段は、複数種類の前記統計別高の中から最小値の該統計別高を選出するとともに前記代表高として決定し、該代表高に基づいて前記道路縁に対して地物高を付与する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の地物高付与装置。 - 複数種類の横断テンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、
前記テンプレート記憶手段が記憶する前記横断テンプレートから、所望の該横断テンプレートを選出するテンプレート選出手段と、
前記テンプレート選出手段によって選出された前記テンプレートを、道路の横断方向となるように配置するテンプレート配置手段と、をさらに備え、
前記横断テンプレートは、鉛直面上に設定される2以上の線分によって形成され、
前記道路縁における前記横断テンプレートの高さと、前記代表高決定手段によって付与された該道路縁の高さと、の差が、あらかじめ定めた閾値を上回るときは、該横断テンプレートの高さを該道路縁の高さとして採用する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の地物高付与装置。
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- 2020-11-06 JP JP2020185821A patent/JP2022075195A/ja active Pending
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