JP2022074698A - Gnssを用いた車両の測位に用いる擬似距離誤差の評価指標及び測位解の信頼性指標を求める方法及びサイクルスリップを検出し、波数バイアスを修正する方法、及びgnssを用いた車両の測位方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
Description
擬似距離誤差の評価指標は、擬似距離又はキャリアスムージング擬似距離の少なくとも一つと、ユーザ局とユーザ局で受信したGNSS衛星との幾何学的変化から生成された搬送波位相観測値のレプリカとを組み合わせたCMCによる指標、複数の時定数により処理したキャリアスムージング擬似距離間の乖離量による指標、擬似距離の変化、キャリアスムージング擬似距離の変化、又は搬送波位相観測値の変化とユーザ局とユーザ局で受信したGNSS衛星との幾何学的距離の変化及び受信機時計ドリフトとの乖離量による指標、複数周波数を用いた擬似距離、キャリアスムージング擬似距離、搬送波位相観測値のマルチパス誤差の差を利用した指標、又は受信信号の自己相関結果の時間変動を利用した指標の何れかであり、または、これらの指標に受信信号の自己相関結果及び搬送波位相観測値の時間変動を組み合わせた指標であり、又はこれらの指標にさらにコンステレーション毎の信号を使用した指標であり、または、これらの指標にさらに異なるコンステレーションの信号を使用した指標、または、これらの指標を同じコンステレーションの指標同士で組み合わせた指標、または、これらの指標を異なるコンステレーションの指標も含めて組み合わせた指標、又はこれらの指標及びこれらの指標をコンステレーションも考慮して組み合わせた指標である。
サイクルスリップについては、(a)ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データの搬送波位相観測値と、(b)ユーザ局とユーザ局で受信したGNSS衛星との幾何学的変化から生成された搬送波位相観測値のレプリカとを比較して搬送波位相観測値を検証することにより、サイクルスリップを検出するとともに、サイクルスリップが生じたGNSS衛星の受信データの搬送波位相観測値の波数バイアスを修正する、または、(a)ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データの搬送波位相観測値と、(b)受信信号の自己相関結果の時間変動を利用した擬似距離誤差の評価指標とを組み合わせることにより、サイクルスリップを検出し、(c)ユーザ局とユーザ局で受信したGNSS衛星との幾何学的変化から生成された搬送波位相観測値のレプリカを用いてサイクルスリップが生じたGNSS衛星の受信データの搬送波位相観測値の波数バイアスを修正する。
サイクルスリップを検出し、波数バイアスの修正を行い、これらの擬似距離誤差の評価指標の何れかの評価指標を用いてGNSS衛星の検定を行うとともに、ユーザ局の電波環境をリアルタイムに反映させた測位解の信頼性指標を求め、コンステレーション毎の測位解の信頼性指標を比較することにより測位性能の悪いコンステレーションを判断して、この測位性能の悪いコンステレーションのGNSS衛星の検定を行うことにより、
ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データを用いてGNSS衛星の検定を行うことによりユーザ局の測位計算に用いるGNSS衛星を選択し、選択したGNSS衛星の受信データにより測位解の計算やその測位解の信頼性指標の計算を行うGNSSを用いた車両の測位方法において、
ユーザ局の測位計算に用いるGNSS衛星を選択し、選択したGNSS衛星の受信データにより測位解の計算を行うとともに、ユーザ局の電波環境をリアルタイムに反映させた測位解の信頼性指標の計算を行うGNSSを用いた車両の測位方法である。
図1~図2は、この発明の第1の実施例を示すもので、図1はこの発明のGNSSを用いた車両の測位装置を示す模式図である。図2はこの発明のGNSSを用いた車両の測位装置の演算部におけるGNSSを用いた車両の測位の際の処理を示すフローチャートである。
まず、GNSS衛星2(2a、2b・・・)からの衛星信号を、ユーザ局3のアンテナ4で受信する。アンテナ4で受信した衛星信号のRF信号が受信機5に入力され、これらの受信データは演算部6に送信される。この演算部6に入力された衛星信号の受信データをもとに、遮蔽やマルチパスなどの影響を受ける電波環境下を移動することにより電波環境が著しく変化するユーザ局3の測位を行うとともに、この測位解の信頼性指標の計算を行う。また、地理空間情報データベース8、慣性計測装置(IMU)9、カメラ10及びタコジェネレータ11からのデータは、演算部6に送信され、演算部6は、これらのデータを用いて搬送波位相観測値のレプリカを生成し、この搬送波位相観測値のレプリカを用いて擬似距離誤差の評価指標を求めるとともに、サイクルスリップを検出し、波数バイアスを修正する。擬似距離誤差の評価指標及びサイクルスリップを検出した場合の波数バイアスの修正結果は、ユーザ局3の測位計算及び測位解の信頼性指標の計算に利用される。演算部6で計算されたユーザ局3の測位結果とその測位解の信頼性指標は、表示部7においてユーザ局3の位置とその測位解の信頼性指標として表示される。
まず、アンテナ4で受信したGNSS衛星2(2a、2b・・・)からの衛星信号の受信データを、SBASの補強情報とともに演算部6に入力する(ステップ50)。このSBASの補強情報により異常衛星(衛星故障などを起こしているGNSS衛星2(2a、2b・・・))がないか確認し(ステップ51)、異常衛星がある場合、当該GNSS衛星2(2a、2b・・・)をユーザ局3の測位計算に使用する衛星から排除する(ステップ52)。さらに、演算部6に入力された受信データから、NLOS(Non Line of Sight:不可視(衛星))のGNSS衛星2(2a、2b・・・)をユーザ局3の測位計算に使用する衛星から排除する(ステップ53)とともに、搬送波位相のサイクルスリップを検出(ステップ54)する。サイクルスリップが検出されたGNSS衛星2(2a、2b・・・)は、ユーザ局3の測位計算に使用する衛星から排除されるか、または波数バイアスの修正がされる。
また一方で、演算部6において、それぞれのGNSS衛星2(2a、2b・・・)は、それぞれの観測データからリアルタイムの測位において許容されるレンジ誤差の範囲が決められており、この誤差の範囲を規定する許容値と、GNSS衛星2(2a、2b・・・)毎に求めたマルチパス誤差の限界値とを一対一で対応させることで、GNSS衛星の検定、即ち、そのGNSS衛星2(2a、2b・・・)をユーザ局3の測位計算に用いても良いか否かが判断される。
図3及び図4は、この発明のGNSSを用いた車両の測位に用いる擬似距離誤差の評価指標と、マルチパス誤差及びその限界値との関係性を示す図であり、(a)は擬似距離誤差の評価指標と、マルチパス誤差及びその限界値との関係性を示す図、(b)は(a)において、ある大きさの擬似距離誤差の評価指標(図3はC1、図4はC)に対応したマルチパス誤差の確率密度関数を示す図である。
なお、第1の実施例と同じ部分については、同一名称、同一番号を用い、その説明を省略する。
なお、この実施例では、説明を簡単にするために、擬似距離誤差の評価指標として、一番単純な形の評価指標であるCMCによる指標を利用した場合について説明する。
2(2a、2b・・・) GNSS衛星
3 ユーザ局
4 アンテナ
5 受信機
6 演算部
7 表示部
Claims (24)
- ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データにより測位解の計算を行うGNSSを用いた車両の測位に用いる擬似距離誤差の評価指標において、
擬似距離誤差の評価指標は、
擬似距離又はキャリアスムージング擬似距離の少なくとも一つと、
ユーザ局とユーザ局で受信したGNSS衛星との幾何学的変化から生成された搬送波位相観測値のレプリカと、
を組み合わせたCMCによる指標であること
を特徴とする擬似距離誤差の評価指標。 - ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データにより測位解の計算を行うGNSSを用いた車両の測位に用いる擬似距離誤差の評価指標において、
擬似距離誤差の評価指標は、複数の時定数により処理したキャリアスムージング擬似距離間の乖離量による指標であること
を特徴とする擬似距離誤差の評価指標。 - ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データにより測位解の計算を行うGNSSを用いた車両の測位に用いる擬似距離誤差の評価指標において、
擬似距離誤差の評価指標は、擬似距離の変化、キャリアスムージング擬似距離の変化、又は搬送波位相観測値の変化とユーザ局とユーザ局で受信したGNSS衛星との幾何学的距離の変化及び受信機時計ドリフトとの乖離量による指標であること
を特徴とする擬似距離誤差の評価指標。 - ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データにより測位解の計算を行うGNSSを用いた車両の測位に用いる擬似距離誤差の評価指標において、
擬似距離誤差の評価指標は、複数周波数を用いた擬似距離、キャリアスムージング擬似距離、搬送波位相観測値のマルチパス誤差の差を利用した指標であること
を特徴とする擬似距離誤差の評価指標。 - ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データにより測位解の計算を行うGNSSを用いた車両の測位に用いる擬似距離誤差の評価指標において、
擬似距離誤差の評価指標は、受信信号の自己相関結果の時間変動を利用した指標であること
を特徴とする擬似距離誤差の評価指標。 - 前記擬似距離誤差の評価指標は、前記受信信号の自己相関結果及び搬送波位相観測値の時間変動を組み合わせた指標であること
を特徴とする請求項1~請求項5の何れかに記載の擬似距離誤差の評価指標。 - 前記擬似距離誤差の評価指標は、コンステレーション毎の信号を使用した指標であること
を特徴とする請求項1~請求項6の何れかに記載の擬似距離誤差の評価指標。 - 前記擬似距離誤差の評価指標は、異なるコンステレーションの信号を使用した指標であること
を特徴とする請求項1~請求項6の何れかに記載の擬似距離誤差の評価指標。 - 前記擬似距離誤差の評価指標は、請求項1~請求項6に記載の擬似距離誤差の評価指標を同じコンステレーションの擬似距離誤差の評価指標同士で組み合わせた擬似距離誤差の評価指標であること
を特徴とする擬似距離誤差の評価指標。 - 前記擬似距離誤差の評価指標は、請求項1~請求項6に記載の擬似距離誤差の評価指標を異なるコンステレーションの擬似距離誤差の評価指標も含めて組み合わせた擬似距離誤差の評価指標であること
を特徴とする擬似距離誤差の評価指標。 - 前記搬送波位相観測値は、
(a)ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データの搬送波位相観測値と、
(b)ユーザ局とユーザ局で受信したGNSS衛星との幾何学的変化から生成された搬送波位相観測値のレプリカと
を比較して前記搬送波位相観測値を検証することにより、サイクルスリップを検出するとともに、サイクルスリップが生じたGNSS衛星の受信データの搬送波位相観測値の波数バイアスを修正した搬送波位相観測値であること
を特徴とする請求項1~請求項10の何れかに記載の擬似距離誤差の評価指標。 - 前記搬送波位相観測値は、
(a)ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データの搬送波位相観測値と、
(b)請求項5に記載の擬似距離誤差の評価指標と
を組み合わせることにより、サイクルスリップを検出し、
(c)ユーザ局とユーザ局で受信したGNSS衛星との幾何学的変化から生成された搬送波位相観測値のレプリカを用いてサイクルスリップが生じたGNSS衛星の受信データの搬送波位相観測値の波数バイアスを修正した搬送波位相観測値であること
を特徴とする請求項1~請求項10の何れかに記載の擬似距離誤差の評価指標。 - ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データにより測位解の計算を行うGNSSを用いた車両の測位に用いる測位解の信頼性指標において、
ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データに含まれるユーザ局の電波環境に応じた擬似距離誤差の評価指標を前記衛星毎にリアルタイムに抽出し、
このリアルタイムに抽出した擬似距離誤差の評価指標から完全性を担保するのに必要十分なマルチパス誤差の限界値を前記衛星毎に求め、
これら前記衛星毎に求めたマルチパス誤差の限界値からユーザ局の電波環境をリアルタイムに反映させた測位解の信頼性指標を求めること
を特徴とする測位解の信頼性指標を求める方法。 - 前記擬似距離誤差の評価指標は、請求項1~請求項12の何れかに記載の擬似距離誤差の評価指標であること
を特徴とする請求項13に記載の測位解の信頼性指標を求める方法。 - ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データにより測位解の計算を行うGNSSを用いた車両の測位に用いるサイクルスリップを検出し、波数バイアスを修正する方法において、
(a)ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データの搬送波位相観測値と、
(b)ユーザ局とユーザ局で受信したGNSS衛星との幾何学的変化から生成された搬送波位相観測値のレプリカと
を比較して前記搬送波位相観測値を検証することにより、サイクルスリップを検出するとともに、サイクルスリップが生じたGNSS衛星の受信データの搬送波位相観測値の波数バイアスを修正すること
を特徴とするサイクルスリップを検出し、波数バイアスを修正する方法。 - ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データにより測位解の計算を行うGNSSを用いた車両の測位に用いるサイクルスリップを検出し、波数バイアスを修正する方法において、
(a)ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データの搬送波位相観測値と、
(b)請求項5に記載の擬似距離誤差の評価指標と
を組み合わせることにより、サイクルスリップを検出し、
(c)ユーザ局とユーザ局で受信したGNSS衛星との幾何学的変化から生成された搬送波位相観測値のレプリカを用いてサイクルスリップが生じたGNSS衛星の受信データの搬送波位相観測値の波数バイアスを修正すること
を特徴とするサイクルスリップを検出し、波数バイアスを修正する方法。 - ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データを用いてGNSS衛星の検定を行うことによりユーザ局の測位計算に用いるGNSS衛星を選択し、選択したGNSS衛星の受信データにより測位解の計算やその測位解の信頼性指標の計算を行うGNSSを用いた車両の測位方法において、
ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データに含まれるユーザ局の電波環境に応じた擬似距離誤差の評価指標を前記衛星毎にリアルタイムに抽出し、
このリアルタイムに抽出した擬似距離誤差の評価指標から完全性を担保するのに必要十分なマルチパス誤差の限界値を前記衛星毎に求め、
これら前記衛星毎に求めたマルチパス誤差の限界値を用いてGNSS衛星の検定を行うことによりユーザ局の測位計算に用いるGNSS衛星を選択し、選択したGNSS衛星の受信データにより測位解の計算を行うとともに、ユーザ局の電波環境をリアルタイムに反映させた測位解の信頼性指標の計算を行うこと
を特徴とするGNSSを用いた車両の測位方法。 - 前記擬似距離誤差の評価指標は、請求項1~請求項12の何れかに記載の擬似距離誤差の評価指標であること
を特徴とする請求項17に記載のGNSSを用いた車両の測位方法。 - 請求項15~請求項16の何れかに記載のサイクルスリップを検出し、波数バイアスを修正する方法を用いて、ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データからサイクルスリップを検出するとともに、この検出したサイクルスリップの波数バイアスを修正すること
を特徴とする請求項17~請求項18の何れかに記載のGNSSを用いた車両の測位方法。 - コンステレーション毎に個別に測位解の計算とその信頼性指標の計算を行い、コンステレーション毎の測位解の信頼性指標を比較することにより測位性能の悪いコンステレーションを判断するとともに、この測位性能の悪いコンステレーションのGNSS衛星の検定を行うことによりユーザ局の測位計算に用いるGNSS衛星を選択すること
を特徴とする請求項17~請求項19の何れかに記載のGNSSを用いた車両の測位方法。 - ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データを用いてGNSS衛星の検定を行うことによりユーザ局の測位計算に用いるGNSS衛星を選択する手段と、この選択したGNSS衛星の受信データにより測位解の計算及びその測位解の信頼性指標の計算を行う手段とを有するGNSSを用いた車両の測位装置において、
ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データに含まれるユーザ局の電波環境に応じた擬似距離誤差の評価指標を前記衛星毎にリアルタイムに抽出する手段と、
このリアルタイムに抽出した擬似距離誤差の評価指標から完全性を担保するのに必要十分なマルチパス誤差の限界値を前記衛星毎に求める手段と、
これら前記衛星毎に求めたマルチパス誤差の限界値を用いてGNSS衛星の検定を行うことによりユーザ局の測位計算に用いるGNSS衛星を選択し、選択したGNSS衛星の受信データにより測位解の計算やユーザ局の電波環境をリアルタイムに反映させた測位解の信頼性指標の計算を行う手段とからなること
を特徴とするGNSSを用いた車両の測位装置。 - 前記擬似距離誤差の評価指標は、請求項1~請求項12の何れかに記載の擬似距離誤差の評価指標であること
を特徴とする請求項21に記載のGNSSを用いた車両の測位装置。 - 請求項15~請求項16の何れかに記載のサイクルスリップを検出し、波数バイアスを修正する方法を用いて、ユーザ局で受信したGNSS衛星の受信データからサイクルスリップを検出するとともに、この検出したサイクルスリップの波数バイアスを修正する手段をさらに有すること
を特徴とする請求項21~請求項22の何れかに記載のGNSSを用いた車両の測位装置。 - コンステレーション毎に個別に測位解の計算とその信頼性指標の計算を行う手段と、コンステレーション毎の測位解の信頼性指標を比較することにより測位性能の結果が悪いコンステレーションを判断する手段と、この測位性能の悪いコンステレーションのGNSS衛星の検定を行うことによりユーザ局の測位計算に用いるGNSS衛星を選択する手段をさらに有すること
を特徴とする請求項21~請求項23の何れかに記載のGNSSを用いた車両の測位装置。
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JP7471618B1 (ja) | 2023-07-28 | 2024-04-22 | イエローテイル・ナビゲーション株式会社 | 衛星航法システムにおける測位誤差の原因の比較試験方法 |
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JP7471618B1 (ja) | 2023-07-28 | 2024-04-22 | イエローテイル・ナビゲーション株式会社 | 衛星航法システムにおける測位誤差の原因の比較試験方法 |
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