JP2022073108A - Unnecessary resin removal device - Google Patents
Unnecessary resin removal device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022073108A JP2022073108A JP2020182887A JP2020182887A JP2022073108A JP 2022073108 A JP2022073108 A JP 2022073108A JP 2020182887 A JP2020182887 A JP 2020182887A JP 2020182887 A JP2020182887 A JP 2020182887A JP 2022073108 A JP2022073108 A JP 2022073108A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- molded product
- sealed molded
- unnecessary
- cal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
Description
開示の実施形態は、不要樹脂除去装置に関する。 The disclosed embodiment relates to an unnecessary resin removing device.
従来、リードフレームなどの基材に半導体素子が載置されて樹脂封止成形される樹脂封止成形品には、樹脂封止成形の際にカルおよびランナーを含む不要樹脂が形成される。かかる不要樹脂は不要樹脂除去装置によって樹脂封止成形品から除去される。 Conventionally, in a resin-sealed molded product in which a semiconductor element is placed on a base material such as a lead frame and resin-sealed and molded, unnecessary resin including cal and runner is formed during resin-sealed molding. Such unnecessary resin is removed from the resin-sealed molded product by the unnecessary resin removing device.
例えば、特許文献1には、不要樹脂が連結された樹脂封止成形品の基材を不要樹脂に対して回転させて樹脂封止成形品から不要樹脂を剥離する剥離処理を行う不要樹脂除去装置が開示されている。
For example, in
しかしながら、樹脂封止装置による樹脂封止成形の際に、樹脂による薄いバリが基材に形成され、かかる薄いバリを介して基材と不要樹脂とが連結される場合がある。この場合、特許文献1に記載の不要樹脂除去装置によって基材と不要樹脂との連結部分が剥離されても、樹脂封止成形品に薄いバリを介して不要樹脂が連結された状態が維持されて樹脂封止成形品から不要樹脂を除去できない場合がある。
However, during resin encapsulation molding by a resin encapsulation device, thin burrs due to the resin may be formed on the base material, and the base material and the unnecessary resin may be connected via the thin burrs. In this case, even if the connecting portion between the base material and the unnecessary resin is peeled off by the unnecessary resin removing device described in
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、樹脂封止成形品から不要樹脂を精度よく除去することができる不要樹脂除去装置を提供することを目的とする。 One aspect of the embodiment is made in view of the above, and an object thereof is to provide an unnecessary resin removing device capable of accurately removing unnecessary resin from a resin-sealed molded product.
実施形態の一態様に係る不要樹脂除去装置は、ゲートブレイク部と、ローダ部とを備える。ゲートブレイク部は、半導体素子が載置された基材が樹脂封止成形されて形成される樹脂封止成形品の基材を保持した状態で樹脂封止成形品に連結されたランナーおよびカルを含む不要樹脂に対して相対的に基材を回転させて樹脂封止成形品から不要樹脂を剥離する剥離処理を行う。ローダ部は、ゲートブレイク部によって剥離処理が行われた樹脂封止成形品を保持してゲートブレイク部から搬出する。ローダ部は、保持機構と、押圧機構とを備える。保持機構は、剥離処理が行われた樹脂封止成形品の基材を保持する。押圧機構は、保持機構によって基材が保持された状態で不要樹脂のうちカルを押圧する。 The unnecessary resin removing device according to one embodiment includes a gate break unit and a loader unit. The gate break portion includes runners and cals connected to the resin-sealed molded product while holding the base material of the resin-sealed molded product formed by resin-sealed molding of the base material on which the semiconductor element is placed. A peeling process is performed to peel off the unnecessary resin from the resin-sealed molded product by rotating the base material relative to the unnecessary resin contained. The loader section holds the resin-sealed molded product that has been peeled off by the gate break section and carries it out from the gate break section. The loader unit includes a holding mechanism and a pressing mechanism. The holding mechanism holds the base material of the resin-sealed molded product that has been peeled off. The pressing mechanism presses the cal of the unnecessary resin while the base material is held by the holding mechanism.
実施形態の一態様によれば、樹脂封止成形品から不要樹脂を精度よく除去することができる。 According to one aspect of the embodiment, unnecessary resin can be accurately removed from the resin-sealed molded product.
以下、添付図面を参照して、本願の開示する不要樹脂除去装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。 Hereinafter, embodiments of the unnecessary resin removing apparatus disclosed in the present application will be described in detail with reference to the accompanying drawings. The present invention is not limited to the embodiments shown below.
<1.不要樹脂除去装置の構成>
図1に示すように、実施形態に係る不要樹脂除去装置100は、ゲートブレイク部1と、ローダ部2とを備える。ゲートブレイク部1は、ランナーおよびカルを含む不要樹脂が連結された樹脂封止成形品が搬入され、かかる樹脂封止成形品に連結された不要樹脂に対して相対的に樹脂封止成形品の基材を回転させて樹脂封止成形品から不要樹脂を剥離する剥離処理を行う。
<1. Configuration of unnecessary resin removal device>
As shown in FIG. 1, the unnecessary
ローダ部2は、ゲートブレイク部1によって剥離処理が行われた樹脂封止成形品を保持してゲートブレイク部1から搬出する。ローダ部2は、ゲートブレイク部1によって樹脂封止成形品から不要樹脂が剥離されていない場合であっても、ゲートブレイク部1から樹脂封止成形品を搬出する際またはゲートブレイク部1から樹脂封止成形品を搬出中に、樹脂封止成形品から不要樹脂を除去する。
The
ローダ部2は、保持機構20と、押圧機構21とを備える。保持機構20は、ゲートブレイク部1によって剥離処理が行われた樹脂封止成形品の基材を保持する。押圧機構21は、保持機構20によって樹脂封止成形品の基材が保持された状態で樹脂封止成形品に連結された不要樹脂のうちカルを押圧する。
The
これにより、不要樹脂除去装置100は、例えば、ゲートブレイク部1の剥離処理後において薄いバリを介して基材と不要樹脂とが連結された状態が維持された場合であっても、樹脂封止成形品から不要樹脂を精度よく除去することができる。以下、不要樹脂除去装置100で不要樹脂が除去される前の樹脂封止成形品の構成の一例と不要樹脂除去装置100の構成の一例について具体的に説明する。
As a result, the unnecessary
<2.不要樹脂が除去される前の樹脂封止成形品の構成>
不要樹脂除去装置100で不要樹脂が除去される前の樹脂封止成形品は、不図示の樹脂封止装置によって形成される。樹脂封止装置は、ポット、カル樹脂路、ランナー樹脂路、およびキャビティなどを有する金型を備え、複数の半導体素子が載置された状態のリードフレームなどの基材が金型に供給される。また、金型のポットには、封止樹脂が供給される。
<2. Configuration of resin-sealed molded product before unnecessary resin is removed>
The resin-sealed molded product before the unnecessary resin is removed by the unnecessary
樹脂封止装置は、金型のポットに封止樹脂が供給された後、金型を閉じて封止樹脂を溶融させる。溶融した封止樹脂は、金型のポットからカル樹脂路およびランナー樹脂路を経てキャビティへ流入し、基材に載置された複数の半導体素子を封止する。 The resin sealing device closes the mold and melts the sealing resin after the sealing resin is supplied to the pot of the mold. The molten sealing resin flows from the pot of the mold into the cavity through the caracal resin path and the runner resin path, and seals a plurality of semiconductor elements placed on the base material.
図2および図3に示すように、不要樹脂除去装置100で不要樹脂が除去される前の樹脂封止成形品3は、基材である2つのリードフレーム30,31と、各リードフレーム30,31に載置される複数の半導体素子32と、カル34およびランナー35を含む不要樹脂33とを含む。2つのリードフレーム30,31は、不要樹脂33によって間隔を空けて繋がれている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the resin-sealed molded
カル34は、樹脂封止装置の金型におけるカル樹脂路によって形成され、ランナー35は、樹脂封止装置の金型におけるランナー樹脂路によって形成されている。ランナー35は、リードフレーム30,31の裏面(図2における下方の面)に形成される。2枚のリードフレーム30,31は、基材の一例である。
The
基材は、リードフレーム30,31に限定されない。また、カル34、およびランナー35の配列および数などは図3に示す例に限定されない。また、図3に示す例では、複数の半導体素子32がリードフレーム30,31に載置されるが、リードフレーム30,31に載置される半導体素子32の数は、1つであってもよい。
The base material is not limited to the lead frames 30 and 31. Further, the arrangement and number of the
上述した基材と金型とが設計図面通りの公差内に仕上げられていても、基材と金型のカル樹脂路とに隙間が生じ、かかる隙間によって、図4に示すように、リードフレーム30,31に樹脂による薄いバリ36が形成される場合がある。薄いバリ36は、リードフレーム30,31の各々と不要樹脂33とに跨って形成される。
Even if the above-mentioned base material and the mold are finished within the tolerance according to the design drawing, a gap is generated between the base material and the cal resin path of the mold, and the gap causes a lead frame as shown in FIG.
<3.ゲートブレイク部1の構成>
次に、ゲートブレイク部1の構成について説明する。図5に示すように、ゲートブレイク部1は、上ブレイク盤4と、上ブレイク盤4と対向する下ブレイク盤5とを備える。
<3. Configuration of gate break
Next, the configuration of the
上ブレイク盤4は、上述した樹脂封止成形品3のリードフレーム30,31に図5における上方から当接する2つのクランプ部材41,42と、樹脂封止成形品3に連結された不要樹脂33のうちカル34を押圧する押圧部材43と、2つのクランプ部材41,42および押圧部材43を支持する支持部材44とを備える。各クランプ部材41,42は、支持部材44によって不図示の回転軸を中心に回転可能に支持される。
The
下ブレイク盤5は、樹脂封止成形品3のリードフレーム30,31に図5における下方から当接する2つのクランプ部材51,52と、2つのクランプ部材51,52を不図示の回転軸を中心に回転可能に支持する支持部53とを備える。
The
下ブレイク盤5は、各クランプ部材51,52の端部を図5における上方へ押す不図示の駆動機構を有しており、かかる駆動機構によって、各クランプ部材51,52が上述した回転軸を中心に回転させられる。クランプ部材51,52は、保持部の一例である。
The
また、ゲートブレイク部1は、上ブレイク盤4を移動させる不図示の移動機構を有しており、かかる移動機構によって、上ブレイク盤4が図5における上下方向に移動させられる。なお、ゲートブレイク部1は、移動機構によって、下ブレイク盤5が図5における上下方向に移動させられる構成であってもよい。
Further, the
次に、ゲートブレイク部1による樹脂封止成形品3からの不要樹脂33の剥離処理について説明する。図6に示すように、下ブレイク盤5における2つのクランプ部材51,52上に不要樹脂33が除去される前の樹脂封止成形品3が載置される。
Next, the peeling treatment of the
クランプ部材51,52上への樹脂封止成形品3の載置は、不図示の樹脂封止装置から樹脂封止成形品3を搬出する不図示のアウトローダ部によって行われる。なお、樹脂封止装置から樹脂封止成形品3を搬出する装置は、ローダ部2であってもよい。この場合、ローダ部2は、不図示の樹脂封止装置から樹脂封止成形品3を搬出し、搬出した樹脂封止成形品3をゲートブレイク部1に搬入してクランプ部材51,52上に樹脂封止成形品3を載置する。
The resin-sealed molded
不要樹脂33が除去される前の樹脂封止成形品3が下ブレイク盤5のクランプ部材51,52上に載置された後、上ブレイク盤4が不図示の移動機構によって図6における下方に移動させられる。
After the resin-sealed molded
これにより、ゲートブレイク部1では、図7に示すように、上ブレイク盤4の2つのクランプ部材41,42と下ブレイク盤5の2つのクランプ部材51,52とによって樹脂封止成形品3のリードフレーム30,31が挟持される。具体的には、クランプ部材41とクランプ部材51とによってリードフレーム30が挟持され、クランプ部材42とクランプ部材52とによってリードフレーム31が挟持される。
As a result, in the
また、図7に示す状態では、上ブレイク盤4の押圧部材43と、下ブレイク盤5の支持部53とによって、カル34が挟持されている。
Further, in the state shown in FIG. 7, the
次に、ゲートブレイク部1は、樹脂封止成形品3に連結された不要樹脂33に対して相対的にリードフレーム30,31を回転させて樹脂封止成形品3から不要樹脂33を剥離する剥離処理を行う。
Next, the
かかる剥離処理は、上ブレイク盤4の押圧部材43と、下ブレイク盤5の支持部53とによって、カル34が挟持された状態で、下ブレイク盤5における不図示の駆動機構がクランプ部材51,52の端部を押すことによって行われる。
In such a peeling process, the
具体的には、クランプ部材51の図7における左端部とクランプ部材52の図7における右端部とが不図示の駆動機構によって図7における上方へ押される。これにより、図8に示すように、クランプ部材41とクランプ部材51とが、不図示の回転軸を中心に図8における時計回りに回転し、クランプ部材42とクランプ部材52とが、不図示の回転軸を中心に図8における反時計回りに回転する。
Specifically, the left end portion of the
このように、ゲートブレイク部1は、押圧部材43と支持部53との間にカル34が挟持された状態で、リードフレーム30を挟持したクランプ部材41およびクランプ部材51を回転させ、リードフレーム31を挟持したクランプ部材42およびクランプ部材52を回転させる。
In this way, the
これにより、リードフレーム30,31に薄いバリ36が形成されていない場合には、樹脂封止成形品3に連結された不要樹脂33に対して相対的にリードフレーム30,31が回転するため、リードフレーム30,31から不要樹脂33が剥離される。
As a result, when the
一方、リードフレーム30,31に薄いバリ36が形成されている場合、ゲートブレイク部1によって剥離処理を行っても、リードフレーム30,31の各々と不要樹脂33とが薄いバリ36を介して連結された状態が維持されて樹脂封止成形品3から不要樹脂33が剥離されない場合がある。
On the other hand, when
このような場合であっても、不要樹脂除去装置100では、ローダ部2によって樹脂封止成形品3から不要樹脂33を剥離することができる。以下、ローダ部2について具体的に説明する。
Even in such a case, in the unnecessary
<4.ローダ部2の構成>
図9に示すように、ローダ部2は、保持機構20と、押圧機構21と、支持部22とを備える。保持機構20は、ゲートブレイク部1によって剥離処理が行われた樹脂封止成形品3のリードフレーム30,31を保持する。
<4. Configuration of
As shown in FIG. 9, the
押圧機構21は、保持機構20によってリードフレーム30,31が保持された状態で不要樹脂33のうちカル34を押圧する。なお、図9では、リードフレーム31がリードフレーム30に隠れて見えない位置にある。支持部22は、保持機構20および押圧機構21を支持する。
The
図9に示す例では、リードフレーム30とリードフレーム31とが6つのカル34を含む不要樹脂33によって連結されており、6つのカル34の各々は、押圧機構21に設けられる6つの押圧部80のうち対応する押圧部80によって押圧されている状態である。なお、押圧機構21では、押圧部80は、カル34毎に設けられるが、複数のカル34毎に設けられる構成であってもよい。
In the example shown in FIG. 9, the
図10に示すように、保持機構20は、リードフレーム30を保持する保持部60と、リードフレーム31を保持する保持部70とを備える。なお、図10は、ローダ部2を図9とは別の角度から見た図である。
As shown in FIG. 10, the holding
保持部60は、リードフレーム30の裏面に当接する爪部61,62を有する腕部63,64と、腕部63,64の一方を図10における左右方向に移動させる駆動部65とを備える。保持部70は、リードフレーム31の裏面に当接する爪部71,72を有する腕部73,74と、腕部73,74の一方を図10における左右方向に移動させる駆動部75とを備える。
The holding
押圧機構21の押圧部80は、カル34に当接する当接部材81と、当接部材81をカル34に押圧させる弾性部材82と、当接部材81を図10における上下方向に移動可能に支持する支持部83とを備える。当接部材81は、ピン状の部材であり、頭部811と、頭部811に基端が連続する胴部812とを備える。
The
頭部811は、円盤状に形成され、胴部812は、円柱状に形成される。頭部811の径は、胴部812の径よりも大きい。胴部812は、支持部83に形成された貫通孔831に挿通され、図10における上下方向に移動可能である。胴部812の頭部811が形成された基端と反対側の先端には係合部813が設けられており、胴部812に設けられた係合部813が支持部83の支持面832に係合することで、貫通孔831から胴部812が脱落することが防止される。
The head 811 is formed in a disk shape, and the
弾性部材82は、例えば、円筒コイルバネであり、円筒コイル内に胴部812が挿通される。弾性部材82の一端は、頭部811に当接し、弾性部材82の他端は、支持部83の当接面833に当接している。図10に示す状態では、弾性部材82は、図10における上下方向に圧縮されており、当接部材81を図10における下方に付勢している。なお、弾性部材82は、円筒コイルバネに限定されず、円筒コイルバネ以外のバネであってもよく、ゴムまたは樹脂で形成された弾性部材であってもよい。
The
次に、ゲートブレイク部1の剥離処理では樹脂封止成形品3から不要樹脂33が剥離されない場合におけるローダ部2による樹脂封止成形品3からの不要樹脂33の剥離処理について説明する。図11に示すように、ゲートブレイク部1では、剥離処理が終了して上ブレイク盤4が下ブレイク盤5に対して図11における上方に移動させられており、上ブレイク盤4は、図11では見えない位置にある。
Next, the peeling treatment of the
下ブレイク盤5のクランプ部材51,52には樹脂封止成形品3が載置された状態であり、ローダ部2は、下ブレイク盤5の図11における上方に移動する。その後、ローダ部2が図11における下方に移動し、ローダ部2と下ブレイク盤5とが図12に示す状態になる。なお、不要樹脂除去装置100では、ローダ部2に代えて、図11における上下方向に下ブレイク盤5が移動する構成であってもよい。
The resin-sealed molded
ローダ部2と下ブレイク盤5とが図12に示す状態になる前に、不要樹脂33のカル34が押圧部80の当接部材81に当接し、ローダ部2の図11における下方へのさらなる移動に伴って、当接部材81に対するカル34からの反力によって押圧部80の当接部材81が図11における上方に移動して押圧部80の弾性部材82が収縮し、係合部813が支持面832から離れる。
Before the
図12に示す状態では、リードフレーム30が保持部60によって保持され、リードフレーム31が保持部70によって保持されており、さらに、不要樹脂33のカル34が押圧部80の当接部材81によって押圧された状態である。
In the state shown in FIG. 12, the
このように、不要樹脂除去装置100では、当接部材81は、保持機構20がリードフレーム30,31の保持を開始する位置に移動する際に保持機構20の移動に伴ってカル34に当接し弾性部材82を収縮させる。
As described above, in the unnecessary
その後、不要樹脂除去装置100では、図12に示す状態から、ローダ部2が図12における上方に移動していき、図13に示す状態になる。ローダ部2が図12に示す状態から図13に示す状態へ移動する過程で、リードフレーム30,31は保持部60,70に保持されている状態でローダ部2が図12に示す上方に移動していくが、押圧部80の弾性部材82の収縮に対する反発力によって、係合部813が支持面832に当接するまで、押圧部80の当接部材81が図12における下方に移動して不要樹脂33のカル34が押圧部80によって押圧された状態が維持される。
After that, in the unnecessary
そのため、不要樹脂除去装置100では、ローダ部2が図12に示す状態から図13に示す状態へ移動する過程で、樹脂封止成形品3から不要樹脂33が確実に剥離される。このように、不要樹脂除去装置100は、ゲートブレイク部1の剥離処理で樹脂封止成形品3から不要樹脂33が剥離されない場合であっても、図13および図14に示すように、ローダ部2によって樹脂封止成形品3から不要樹脂33を精度よく除去することができる。
Therefore, in the unnecessary
また、不要樹脂除去装置100では、ゲートブレイク部1のクランプ部材51,52に樹脂封止成形品3が載置された状態で樹脂封止成形品3のリードフレーム30,31を保持機構20によって保持し且つ押圧機構21でカル34を押圧した状態で移動する。そのため、ゲートブレイク部1によって樹脂封止成形品3から不要樹脂33が剥離された場合の不要樹脂33の位置と、ローダ部2によって樹脂封止成形品3から不要樹脂33が剥離された場合の不要樹脂33の位置とを同じ位置にすることができる。
Further, in the unnecessary
これにより、不要樹脂除去装置100では、ゲートブレイク部1の剥離処理で樹脂封止成形品3から不要樹脂33が剥離されない場合であっても、ゲートブレイク部1の剥離処理で樹脂封止成形品3から不要樹脂33が剥離された場合と同様の処理によってゲートブレイク部1から不要樹脂33を外部へ排出することができる。
As a result, in the unnecessary
ローダ部2の構成および動作は、上述した例に限定されない。例えば、不要樹脂除去装置100は、図10~図14に示すローダ部2に代えて、図15に示すローダ部2Aを備える構成であってもよい。ローダ部2Aは、当接部材81および弾性部材82を含む押圧機構21に代えて、当接部材84とアクチュエータ85とを各々含む複数の押圧部80Aを備える押圧機構21Aを備える点で、ローダ部2と異なる。
The configuration and operation of the
押圧部80Aのアクチュエータ85は、当接部材84がカル34に当接した状態で当接部材84をカル34に押圧させる。当接部材84は、アクチュエータ85のピストンの先端に形成される。アクチュエータ85は、エアシリンダであるが、電磁ソレノイドであってもよく、油圧シリンダであってもよい。
The
ローダ部2Aは、ローダ部2と同様に、下ブレイク盤5のクランプ部材51,52に載置された状態の樹脂封止成形品3のカル34をアクチュエータ85によって当接部材84で押圧した状態で移動することで、樹脂封止成形品3から不要樹脂33を除去することができる。
Similar to the
また、ローダ部2Aは、ゲートブレイク部1から樹脂封止成形品3を搬出中にまたはゲートブレイク部1から樹脂封止成形品3を搬出した後に、アクチュエータ85によりカル34を当接部材84で押圧することによって、樹脂封止成形品3から不要樹脂33を除去することもできる。
Further, the
例えば、図16に示すように、ローダ部2Aは、ゲートブレイク部1の下ブレイク盤5から不要樹脂33が連結された状態の樹脂封止成形品3を搬出した後、図17に示すように、アクチュエータ85を駆動させて当接部材84を不要樹脂33のカル34に当接させる。そして、ローダ部2Aは、アクチュエータ85をさらに駆動させて当接部材84によって不要樹脂33のカル34を図17における下方に押圧する。これにより、図18に示すように、不要樹脂33が樹脂封止成形品3から剥離される。
For example, as shown in FIG. 16, the
以上のように、実施形態に係る不要樹脂除去装置100は、ゲートブレイク部1と、ローダ部2,2Aとを備える。ゲートブレイク部1は、半導体素子32が載置されたリードフレーム30,31が樹脂封止成形されて形成される樹脂封止成形品3のリードフレーム30,31を保持した状態で樹脂封止成形品3に連結されたランナー35およびカル34を含む不要樹脂33に対して相対的にリードフレーム30,31を回転させて樹脂封止成形品3から不要樹脂33を剥離する剥離処理を行う。リードフレーム30,31は、基材の一例である。ローダ部2,2Aは、ゲートブレイク部1によって剥離処理が行われた樹脂封止成形品3を保持してゲートブレイク部1から搬出する。ローダ部2,2Aは、保持機構20と、押圧機構21,21Aとを備える。保持機構20は、剥離処理が行われた樹脂封止成形品3のリードフレーム30,31を保持する。押圧機構21,21Aは、保持機構20によってリードフレーム30,31が保持された状態で不要樹脂33のうちカル34を押圧する。これにより、不要樹脂除去装置100は、ゲートブレイク部1の剥離処理で樹脂封止成形品3から不要樹脂33が剥離されない場合であっても、樹脂封止成形品3から不要樹脂33を精度よく除去することができる。
As described above, the unnecessary
また、ローダ部2,2Aは、ゲートブレイク部1のクランプ部材51,52に樹脂封止成形品3が載置された状態で樹脂封止成形品3のリードフレーム30,31を保持機構20によって保持し且つ押圧機構21,21Aでカル34を押圧した状態で移動する。これにより、不要樹脂除去装置100では、ゲートブレイク部1の剥離処理で樹脂封止成形品3から不要樹脂33が剥離されない場合であっても、樹脂封止成形品3から不要樹脂33を精度よく除去することができる。
Further, the
また、押圧機構21は、カル34に当接する当接部材81と、当接部材81をカル34に押圧させる弾性部材82とを備える。これにより、不要樹脂除去装置100では、カル34を押圧する押圧機構21を簡単な構成で形成することができる。
Further, the
また、当接部材81は、保持機構20がリードフレーム30,31の保持を開始する位置に移動する際に保持機構20の移動に伴ってカル34に当接し弾性部材82を収縮させる。弾性部材82は、弾性部材82の収縮に対する反発力によって当接部材81にカル34を押圧させる。これにより、不要樹脂除去装置100では、カル34を押圧する押圧機構21をより簡単な構成で形成することができる。
Further, when the
また、押圧機構21Aは、カル34に当接する当接部材84と、当接部材84がカル34に当接した状態で当接部材84をカル34に押圧させるアクチュエータ85とを備える。これにより、不要樹脂除去装置100では、ローダ部2Aの位置にかかわらず押圧機構21Aによりカル34を押圧することができる。
Further, the
また、アクチュエータ85は、エアシリンダである。これにより、不要樹脂除去装置100では、例えば、ローダ部2Aがエア駆動で移動する場合において、ローダ部2Aに押圧機構21Aを容易に設けることができる。
Further, the
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。 Further effects and variations can be easily derived by those skilled in the art. For this reason, the broader aspects of the invention are not limited to the particular details and representative embodiments described and described above. Accordingly, various modifications can be made without departing from the spirit or scope of the general concept of the invention as defined by the appended claims and their equivalents.
1 ゲートブレイク部
2,2A ローダ部
3 樹脂封止成形品
4 上ブレイク盤
5 下ブレイク盤
20 保持機構
21,21A 押圧機構
30,31 リードフレーム(基材の一例)
32 半導体素子
33 不要樹脂
34 カル
35 ランナー
36 バリ
51,52 クランプ部材(保持部の一例)
80,80A 押圧部
81,84 当接部材
82 弾性部材
85 アクチュエータ
100 不要樹脂除去装置
1 Gate break
32
80,
Claims (6)
前記ゲートブレイク部によって前記剥離処理が行われた前記樹脂封止成形品を保持して前記ゲートブレイク部から搬出するローダ部と、を備え、
前記ローダ部は、
前記剥離処理が行われた前記樹脂封止成形品の前記基材を保持する保持機構と、
前記保持機構によって前記基材が保持された状態で前記不要樹脂のうち前記カルを押圧する押圧機構と、を備える
ことを特徴とする不要樹脂除去装置。 An unnecessary resin including a runner and a cal that is connected to the resin-sealed molded product while holding the base material of the resin-sealed molded product formed by resin-sealing molding the base material on which the semiconductor element is placed. A gate break portion that performs a peeling process for peeling the unnecessary resin from the resin-sealed molded product by rotating the base material relatively with respect to the resin-sealed molded product.
A loader unit that holds the resin-sealed molded product that has been peeled off by the gate break unit and carries it out from the gate break unit is provided.
The loader unit
A holding mechanism for holding the base material of the resin-sealed molded product subjected to the peeling treatment, and
An unnecessary resin removing device comprising: a pressing mechanism for pressing the cal of the unnecessary resin while the base material is held by the holding mechanism.
前記ゲートブレイク部の保持部に前記樹脂封止成形品が載置された状態で前記樹脂封止成形品の前記基材を前記保持機構によって保持し且つ前記押圧機構で前記カルを押圧した状態で移動する
ことを特徴とする請求項1に記載の不要樹脂除去装置。 The loader unit
In a state where the resin-sealed molded product is placed on the holding portion of the gate break portion, the base material of the resin-sealed molded product is held by the holding mechanism, and the cal is pressed by the pressing mechanism. The unnecessary resin removing device according to claim 1, wherein the device is movable.
前記カルに当接する当接部材と、
前記当接部材を前記カルに押圧させる弾性部材と、を備える
ことを特徴とする請求項1または2に記載の不要樹脂除去装置。 The pressing mechanism is
The contact member that comes into contact with the cal
The unnecessary resin removing device according to claim 1 or 2, further comprising an elastic member that presses the contact member against the cal.
前記保持機構が前記基材の保持を開始する位置に移動する際に前記保持機構の移動に伴って前記カルに当接し前記弾性部材を収縮させ、
前記弾性部材は、
当該弾性部材の収縮に対する反発力によって前記当接部材に前記カルを押圧させる
ことを特徴とする請求項3に記載の不要樹脂除去装置。 The contact member is
When the holding mechanism moves to a position where the holding of the base material is started, the elastic member abuts on the cal as the holding mechanism moves, and the elastic member is contracted.
The elastic member is
The unnecessary resin removing device according to claim 3, wherein the contact member is pressed against the cal by a repulsive force against the contraction of the elastic member.
前記カルに当接する当接部材と、
前記当接部材が前記カルに当接した状態で前記当接部材を前記カルに押圧させるアクチュエータと、を備える
ことを特徴とする請求項1または2に記載の不要樹脂除去装置。 The pressing mechanism is
The contact member that comes into contact with the cal
The unnecessary resin removing device according to claim 1 or 2, further comprising an actuator that presses the contact member against the cal while the contact member is in contact with the cal.
エアシリンダである
ことを特徴とする請求項5に記載の不要樹脂除去装置。 The pressing mechanism is
The unnecessary resin removing device according to claim 5, which is an air cylinder.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020182887A JP2022073108A (en) | 2020-10-30 | 2020-10-30 | Unnecessary resin removal device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020182887A JP2022073108A (en) | 2020-10-30 | 2020-10-30 | Unnecessary resin removal device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022073108A true JP2022073108A (en) | 2022-05-17 |
Family
ID=81604774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020182887A Pending JP2022073108A (en) | 2020-10-30 | 2020-10-30 | Unnecessary resin removal device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022073108A (en) |
-
2020
- 2020-10-30 JP JP2020182887A patent/JP2022073108A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2022073108A (en) | Unnecessary resin removal device | |
EP0907489B1 (en) | Improvement in injection molding apparatus | |
TWI290092B (en) | Resin casting mold and method of casting resin | |
US7156650B2 (en) | Device for removing an injection molded substrate from an injection mold | |
US7504038B2 (en) | System, method, and apparatus for mechanically releasable slider processing including lapping, air bearing patterning, and debonding | |
TWI454360B (en) | Rotary clamp apparatus and film clamp method | |
TWI765516B (en) | Apparatus for removing a film from a surface | |
JP3731083B2 (en) | Resin sealing device | |
JP4381127B2 (en) | Unnecessary resin removing device and removing method | |
JP7472493B2 (en) | Unwanted resin removal device and method | |
JPH05283459A (en) | Molding die for sealing electronic component with resin and cleaning method for its fitting and sliding section | |
US7532428B2 (en) | Soft touch clamp actuation mechanism | |
JP2888905B2 (en) | Insert molding equipment | |
JP2009291946A (en) | Apparatus and method for taking out molded article | |
JP2847122B2 (en) | Electronic component lead processing method and apparatus | |
JP2009066844A (en) | Molded piece unloading device of injection-molding machine and molded piece unloading method | |
JP4392817B2 (en) | Chuck device for molded product take-out machine | |
JP6297924B2 (en) | Adhesive layer removing apparatus and adhesive layer removing method | |
JP4023890B2 (en) | Mold release device for O-ring with liquid rubber material | |
JPS63107521A (en) | Flash removing equipment | |
JP3242230B2 (en) | Method and apparatus for taking out optical disk substrate | |
JPH0267116A (en) | Die for molding disc | |
JP2001079892A (en) | Method and mold apparatus for molding injection-molded article | |
JP2000210950A (en) | Resin molding machine | |
JP2004160759A (en) | Method for unloading molded product and molded product unloading machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20231012 |