JP2004160759A - Method for unloading molded product and molded product unloading machine - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、成形品、特にCD、CD−ROM、DVD、DVR、MD等のディスク基板等に適した成形品取出し方法及び成形品取出機に関する。
【0002】
【従来技術】
成形品、特にディスク状成形品の取出し方法としては、例えば特許文献1に示すディスク基板取出装置及びその取出し方法が知られている。
【0003】
即ち、固定金型と可動金型の間にキャビティが形成され、そのキャビティの固定金型側に信号転写用スタンパーが配置され、凹型ゲートカットが上記可動金型側に配置され、溶融樹脂がスプル及び凹型ゲートを通じて上記キャビティ内に射出されてディスク基板を射出成形し、上記凹型ゲートカットによって上記可動金型側からゲートカットを行う金型装置と、射出成形後における上記可動金型の開きによってその可動金型と一緒に上記固定金型から剥離された上記ディスク基板をその可動金型から取り外すロボットとを備え、上記ロボットには、上記ディスク基板を保持する際に、スプル及びゲート残留樹脂を上記ディスク基板に対して上記可動金型側に放出するエアー噴射ノズルとを備えてディスク基板及びスプルを取出している。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−240101号(請求項12及び13)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した特許文献1のディスク基板取出装置による取出し方法にあっては、吸盤にディスク基板を吸着保持したままの状態でスプルを放出する必要から、エアー噴射ノズルからゲート切断されたスプルのセンター板に向かってエアーを噴射してセンター孔を通過させて所定の箇所に取出しているが、スプルがセンター孔内を通過する際にセンター孔の周縁に接触して傷付ける問題を有している。
【0006】
特に、ディスク基板にあっては、成形時に各種情報やトラッキングサーボ信号等の各種データを一方の面に転写して成形するため、スプルとの接触により転写されたデータが破壊されてディスク基板自体が不良品になるおそれがある。
【0007】
また、エアーにより付勢されたスプルがディスク基板のセンター孔内を通過する際に、センター孔周縁に接触してスプルの放出方向が一定せず、一定箇所にスプルを集積することが困難になって成形品取出し作業効率が悪くなる問題をも有している。
【0008】
本発明は、上記した従来の欠点を解決するために発明されたもので、その課題とする処は、スプルを確実に保持解除して取出すことができると共にスプルをほぼ一定箇所に集積するように取出すことができ、成形作業効率を向上することができる成形品取出し方法及び成形品取出機を提供することにある。
【0009】
本発明の他の課題は、製品部から分離されたスプル部を取出す際に製品部に対する接触を回避して傷付きを防止することができる成形品取出し方法及び成形品取出機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る成形品取出し方法は、成形品を製品部とスプル部に切断して分離可能な金型を備えた樹脂成形機に搭載される成形品取出機に、製品部を吸着する製品用チャック、スプル部を保持するスプル用チャックを及びエアー噴射手段を設け、製品用チャックに製品部を吸着保持させると共にスプル用チャックに製品部から切断分離されたスプル部を保持させて金型間から製品部及びスプル部を同時に所定の解放位置に取出し、該解放位置にて製品用チャックによる製品部の吸着を解除した後にスプル用チャックによるスプル部の保持を解除する際に、エアー噴射手段からスプル部に向かって圧縮空気を噴射してスプル用チャックによる保持を解除可能にすることを特徴とする。
【0011】
また、請求項6に係る成形品取出機は、成形品を製品部とスプル部に切断して分離可能な金型を備えた樹脂成形機に搭載され、金型間と樹脂成形機外の解放位置間で移動する可動部材と、該可動部材の先端部に設けられ、製品部を吸着する製品用チャック及びスプル部を保持するスプル用チャックと、スプル用チャックに保持されたスプル部に向かってエアーを噴射するエアー噴射手段と、製品用チャックに製品部を吸着保持させると共にスプル用チャックに製品部から切断分離されたスプル部を保持させて金型間から製品部及びスプル部を同時に所定の解放位置へ移動し、該解放位置にて製品用チャックによる製品部の吸着を解除した後にスプル用チャックによるスプル部の保持を解除する際に、エアー噴射手段からスプル部に向かって圧縮空気を噴射する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施形態】
以下に実施形態を示す図に従って本発明を説明する。
図1〜図3は、本発明方法を具体化した一例の成形品取出機1を示し、該成形品取出機1の取付けベース3は樹脂成形機における固定側プラテン5の上面に固定され、該取付けベース3には可動台7が樹脂成形機の軸線方向(長手方向)へ移動するように支持されている。
【0013】
樹脂成形機としては、成形品の種類に制限されるものではないが、図示する樹脂成形機はCD、CD−ROM、DVD等の各種ディスク基板9を成形するもので、ディスク基板9は中心部にセンター孔9aを有している。この樹脂成形機により中心部にセンター孔9aを有したディスク基板9を成形するには、例えばサブマリンゲート(トンネルゲート)を設けた可動金型51及び固定金型(図示せず)を使用し、可動金型51には成形後に成形品を製品部としてのディスク基板9とスプル部12に切断して分離するカッター14a、カッター14a内に軸線方向へ突き出し可能に支持され、切断分離されたスプル部12を突き出す第1エゼクター14b、可動金型51内に保持されたディスク基板9を突き出す第2エゼクター14cを備えている。
【0014】
上記可動台7は長手方向に軸線を有して取付けベース3に回転可能に支持され、一方の端部にサーボモータ等の電動モータ10が連結された送りねじを、可動台7に設けられたナット(いずれも図示せず)に噛合わせた移動機構により長手方向へ往復移動制御される。尚、電動モータ10にはロータリーエンコーダ等の位置検出器10aが設けられ、該位置検出器10aからの信号に基づいて可動台7の移動位置を検出している。
【0015】
可動台7には樹脂成形機の長手方向に軸線を有したサーボモータ等の電動モータ11が設けられ、該電動モータ11の回転軸に減速機構(図示せず)を介して連結された出力軸(図示せず)には可動部材としての旋回アーム15の基端部が固定される。尚、電動モータ11にはロータリーエンコーダ等の位置検出器11aが設けられ、該位置検出器11aからの信号に基づいて旋回アーム15の回動位置を検出している。
【0016】
旋回アーム15は樹脂成形機において可動側取付盤を支持するタイバー13に対して非干渉状態で金型間と樹脂成形機の操作側(反操作側)との間で進入及び離脱するように「く」字形で、例えば炭素繊維を含有した複合強化樹脂により形成される。
【0017】
そして旋回アーム15の先端部には製品用チャック17、スプル用チャック19及びエアー噴射手段21が設けられている。上記した製品用チャック17は旋回アーム15先端部の可動金型パーティング面に相対する側に設けられ、例えば負圧発生源(図示せず)に接続された複数の吸引ノズル17aを設けた馬蹄形(半円弧状)のマニホールド部材17bに、シリコンゴム等により形成され、可動金型内に保持されて第2エゼクター14cにより突き出されたディスク基板9のセンター孔9a周縁を吸着保持するように周方向へ複数個の吸引孔17cを有した吸盤17dを取付けた構造からなる。
【0018】
尚、製品用チャック17としては馬蹄形ベースの吸着面側に、吸引孔を有した複数の吸盤を周方向へ配列した構造、またはチャック板に複数個の吸盤を直接設けた構造のものであってもよい。
【0019】
スプル用チャック19は旋回アーム15先端部の固定金型パーティング面に相対する側に設けられ、例えばエアーシリンダー等の作動部材19bにより一対のチャック爪19aを開閉駆動して第1エゼクター14bにより分離切断されて突き出されたスプル部12を挟持して保持する。
【0020】
エアー噴射手段21はマニホールド部材17bに製品用チャック17に向かう方向に開口し、圧縮空気発生源(図示せず)に接続された噴射口からなり、スプル用チャック19に保持されたスプル部12のセンター板12aに対して圧縮空気を噴射してスプル部12の保持を強制的に解除させる。
【0021】
図4において、制御手段31のCPU33にはプログラムメモリ35及び作業メモリ37がそれぞれ設けられ、プログラムメモリ35は後述する成形品取出し動作やエアーブロー動作を実行するための各種プログラムデータを記憶する。また、作業メモリ37は樹脂成形機の長手方向に対する可動台7、従って旋回アーム15の移動位置データや旋回アーム15の待機位置データ、ディスク基板9の解放位置データ、製品用チャック17及びスプル用チャック19を金型間に進入させるための進入位置データ等の各種作業データを記憶する。
【0022】
CPU33には作動制御装置39が接続され、該作動制御装置39には製品用チャック17の吸引作動バルブ41、スプル用チャック19における作動部材19bの作動バルブ43及びエアー噴射バルブ45がそれぞれ接続される。
【0023】
そして作動制御装置39は製品用チャック17によりディスク基板9を保持する際に吸引作動バルブ41を開動作して負圧吸引系を開放してディスク基板9を吸着可能にさせる一方、ディスク基板9の吸着を解除する際には吸引作動バルブ41を閉動作させて負圧吸引系を閉鎖してディスク基板9の吸着を解除させる。
【0024】
また、作動制御装置39はスプル用チャック19によりスプル部12を保持する際には作動バルブ43を開動作させてスプル用チャック19の作動部材19bにエアーを供給してチャック爪19aを閉鎖動作させる一方、スプル部12の保持を解除する際には作動バルブ43を閉動作させて作動部材19bに対するエアー供給を遮断してチャック爪19aを開放動作させる。
【0025】
更に、作動制御装置39はスプル用チャック19によるスプル部12の保持を解除する際に作動部材19bに対する圧縮空気系を閉鎖するタイミングとほぼ同期したタイミングでエアー噴射バルブ45を開動作させて圧縮空気を噴射可能にさせる。
【0026】
CPU33には電動モータ10及び11の駆動制御装置47が接続され、該駆動制御装置47に接続された電動モータ10及び11を作業メモリ37に記憶されたそれぞれの位置データに基づいて駆動制御して製品用チャック17及びスプル用チャック19を金型内に進入する位置、可動金型に近接する位置、金型間から離脱したディスク基板9の解放位置及びスプル部12の開放位置にそれぞれ移動させる。
【0027】
次に、上記成形品取出機1による成形品取出し方法を説明する。
先ず、成形品の取出し作用を説明すると、樹脂成形機から成形品取出機1に、成形動作の終了に伴って型開完了信号が入力されると、電動モータ11を駆動して樹脂成形機の操作側(反操作側)に待機していた旋回アーム15を回動して製品用チャック17及びスプル用チャック19を型開した可動金型51及び固定金型(図示せず)間に進入させた後、図5に示すように電動モータ10を駆動して可動台7を、製品用チャック17が可動金型51のパーティング面に近接する方向へ移動して成形品のディスク基板9を相対させる。
【0028】
固定金型に対して可動金型51を型開するに先立ってカッター14aを固定金型側へ移動して成型された成形品をディスク基板9と、該ディスク基板9の中心部に位置するセンター板12aを切断分離させる。
【0029】
次に、図6に示すように上記状態で可動金型51内の第1エゼクター14bを固定金型側に向かって突き出してセンター板12aを有したスプル部12をスプル用チャック19側へ押し出すと共にこのタイミングで作動部材19bを作動してチャック爪19aを閉動作させることによりスプル用チャック19にスプル部12を保持させる。
【0030】
次に、電動モータ10を逆転駆動して可動台7を固定金型側へ移動開始させると共にこの移動開始のタイミングと同期したタイミングで第2エゼクター14cを作動して製品用チャック17に吸着されたディスク基板9を可動金型51内から完全に抜き出させる。
【0031】
このとき、製品用チャック17に保持されたディスク基板9のセンター孔9aからスプル部12のセンター板12aが完全に抜け出した状態でスプル用チャック19に保持されるため、ディスク基板9とスプル部12とは完全に非干渉な状態になっている。
【0032】
次に、電動モータ11を逆転駆動して旋回アーム15を、ディスク基板9を保持した製品用チャック17及びスプル部12を保持したスプル用チャック19が、例えば取出待機位置より手前に設定されたディスク基板9の製品解放位置に到達した際に電動モータ11の駆動を一旦停止して旋回アーム15を回動停止させた後に、製品用チャック17によるディスク基板9の吸着状態を解除し、該位置に配置されたディスク集積装置(図示せず)に取出して集積させる。
【0033】
次に、上記した製品解放位置におけるディスク基板9の取出し完了後、再び、電動モータ11を駆動して旋回アーム15を取出待機位置へ回動してスプル部12を保持したスプル用チャック19をスプル解放位置へ移動して停止させる。そして図7に示すように該スプル解放位置にて作動部材19bを復動してチャック爪19aを開動作してスプル部12の保持を解除させると共にこのタイミングでエアー噴射手段21から圧縮空気をスプル部12のセンター板12aに向かって噴射し、スプル部12をスプル解放位置に配置された搬出コンベヤーや搬出シューター(図示せず)上へ放出させる。
【0034】
このとき、センター板12a自体、他のスプル部分に比べて圧縮空気が作用する面積が広いため、噴射された圧縮空気の圧力を効率的に受けてチャック爪19aからスプル部12の離脱を確実に行うことができる。また、スプル部12の放出方向をほぼ一定にすることができ、スプル解放位置においてスプル部12を効率的に集積させることができる。
【0035】
本実施形態による成形品取出し方法は、スプル用チャック19によるスプル部12の保持を確実に解除させると共にスプル部12を所定のスプル解放位置へ放出させて集積して取出し作業を効率的に行うことができる。
【0036】
上記説明は、取出す成形品の製品部をディスク基板9とし、該ディスク基板9と共にディスク基板9のセンター孔9aから切断分離されたセンター板12aを有したスプル部12を同時に取出す際に、スプル部12、特にセンター板12aに圧縮空気を噴射してスプル部12を確実、かつ所定の箇所に放出させて取出す方法としたが、本発明は取出される成形品、従って製品部やスプル部の形状等に限定されるものではなく、スプル部を保持解除する際に、該スプル部に対してエアーを噴射して保持解除を確実化すると共に放出方向を安定化させる技術事項であれば、本発明の技術範囲に含まれるものである。
【0037】
その際に、スプル部はエアーの受承面が広いセンター板のないものであってもよく、その場合にあっては、図8に示すように製品用チャック17にゲート切断された製品部を保持した状態でスプル部12の軸状部12bに対してエアー噴射部材21から圧縮空気を噴射してスプル部12を下方向へ放出させることによりスプル部の保持解除を確実化すると共に放出方向を一定化すればよい。
【0038】
上記説明は、旋回アーム15を旋回移動して製品用チャック17及びスプル用チャック19を金型間に対して進入及び離脱させて成形品を取出す成形品取出機1により本発明方法を説明したが、本発明を具体化する成形品取出機としては、旋回型の成形品取出機に限定されるものではなく、例えば製品用チャック17及びスプル用チャック19を樹脂成形機の長手方向、長手直交方向及び上下方向の三次元方向へ移動制御して成形品を取出す三軸形式の成形品取出機または樹脂成形機の長手方向及び長手直交方向の二次元方向へ移動制御して成形品を取出す二軸形式の成形品取出機であっても、本発明方法を適用できる。
【0039】
上記説明のエアー噴射手段21は、マニホールド部材17bに設けられた噴射口から圧縮空気をスプル部12のセンター板12aに向かって噴射する構造としたが、エアー噴射手段21を製品用チャック17のマニホールド部材17bとは別部材とし、スプル部12のセンター板12aや軸状部12bに向かって圧縮空気を噴射する構造としてもよい。
【0040】
上記説明は、旋回アーム15の先端部に製品用チャック17及びスプル用チャック19を直接設ける構造としたが、旋回アーム15の先端部に対して製品用チャック17及びスプル用チャック19を反転回動させる従来公知の反転姿勢制御部材を介して取付ける構造であってもよい。この場合にあっては、特に製品であるディスク基板9を保持解除する際に、該ディスク基板の平面を製品開放位置の載置面に一致させて取出すことができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明は、スプルを確実に保持解除して取出すことができると共にスプルをほぼ一定箇所に集積するように取出すことができ、成形作業効率を向上することができる。また、製品部から分離されたスプル部を取出す際に製品部に対する接触を回避して傷付きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を具体化した成形品取出機の全体斜視図である。
【図2】旋回アーム先端部の分解斜視図である。
【図3】チャックの縦断面図である。
【図4】制御手段の概略を示す電気的ブロック図である。
【図5】可動金型内のディスク基板保持状態を示す説明図である。
【図6】スプル部の保持状態を示す説明図である。
【図7】スプル部の保持解除状態を示す説明図である。
【図8】変更実施形態の説明図である。
【符号の説明】
1−成形品取出機、9−成形品の製品部としてのディスク基板、9a−センター孔、12−スプル部、12a−センター板、15−可動部材としての旋回アーム、17−製品用チャック、19−スプル用チャック、21−エアー噴射手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a method and an apparatus for removing a molded product, particularly a molded product removal method suitable for a disc substrate such as a CD, a CD-ROM, a DVD, a DVR, and an MD.
[0002]
[Prior art]
As a method for removing a molded product, particularly a disk-shaped molded product, for example, a disk substrate removal apparatus and a removal method disclosed in
[0003]
That is, a cavity is formed between the fixed mold and the movable mold, a stamper for signal transfer is arranged on the fixed mold side of the cavity, a concave gate cut is arranged on the movable mold side, and the molten resin is sprued. And a mold device that is injected into the cavity through the concave gate to injection mold the disk substrate, and performs a gate cut from the movable mold side by the concave gate cut, and the movable mold after the injection molding opens the movable mold. A robot that removes the disk substrate peeled from the fixed die together with the movable die from the movable die, wherein the robot removes the sprue and gate residual resin when holding the disk substrate. An air injection nozzle for discharging the disk substrate to the movable mold side is provided to take out the disk substrate and sprue.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-240101 (
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described method of taking out the disk substrate with the disk substrate removing device of
[0006]
In particular, in the case of a disk substrate, since various information and various data such as tracking servo signals are transferred to one surface during molding, the transferred data is destroyed by contact with the sprue, and the disk substrate itself is damaged. There is a risk of becoming defective.
[0007]
Also, when the sprue urged by air passes through the center hole of the disk substrate, the sprue discharge direction is not constant due to contact with the periphery of the center hole, which makes it difficult to accumulate sprue at a certain location. Therefore, there is also a problem that the efficiency of taking out the molded product is deteriorated.
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-mentioned conventional drawbacks. The object of the present invention is to make sure that the sprue can be released after being released, and that the sprue is collected at a substantially constant location. It is an object of the present invention to provide a molded product removal method and a molded product removal machine that can remove the molded product and improve the molding operation efficiency.
[0009]
Another object of the present invention is to provide a molded product removal method and a molded product removal machine that can avoid contact with the product portion and prevent damage when removing the sprue portion separated from the product portion. is there.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The method for removing a molded product according to the first aspect of the present invention includes a method for removing a product from a molded product removal machine mounted on a resin molding machine having a mold capable of cutting and separating a molded product into a product portion and a sprue portion. Providing a product chuck to be adsorbed, a sprue chuck to hold the sprue part, and an air injection means, the product chuck to suck and hold the product part, and the sprue chuck to hold the sprue part cut and separated from the product part. When the product part and the sprue part are simultaneously taken out from the molds to a predetermined release position, the suction of the product part by the product chuck is released at the release position, and then the release of the sprue part by the sprue chuck is performed. It is characterized in that compressed air is injected from the injection means toward the sprue portion so that the holding by the sprue chuck can be released.
[0011]
Further, the molded product take-out machine according to claim 6 is mounted on a resin molding machine having a mold capable of cutting and separating a molded product into a product part and a sprue part, and opening between the mold and outside the resin molding machine. A movable member that moves between positions, a product chuck that is provided at a distal end portion of the movable member, and a product chuck that sucks a product portion and a sprue chuck that holds a sprue portion, and a sprue portion that is held by the sprue chuck. Air injection means for injecting air, the product part is suction-held by the product chuck and the sprue chuck is held by the sprue part cut and separated from the product part, and the product part and the sprue part are simultaneously separated from the mold by a predetermined amount. After moving to the release position and releasing the suction of the product part by the product chuck at the release position, when releasing the holding of the sprue part by the sprue chuck, a pressure is applied from the air injection means toward the sprue part. Characterized in that a control means for injecting air.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described below with reference to the drawings showing the embodiments.
1 to 3 show an example of a molded product take-
[0013]
The resin molding machine is not limited to the type of molded product, but the resin molding machine shown is for molding
[0014]
The movable table 7 has a longitudinal axis and is rotatably supported by the mounting base 3. A feed screw having one end connected to an
[0015]
The movable base 7 is provided with an
[0016]
The
[0017]
A
[0018]
Note that the
[0019]
The
[0020]
The air injection means 21 is opened in the direction toward the
[0021]
In FIG. 4, a
[0022]
An
[0023]
The
[0024]
When the
[0025]
Further, the
[0026]
The
[0027]
Next, a method of removing a molded product by the molded
First, the operation of removing the molded product will be described. When a mold opening completion signal is input from the resin molding machine to the molded
[0028]
Prior to opening the
[0029]
Next, as shown in FIG. 6, in the above state, the
[0030]
Next, the
[0031]
At this time, since the
[0032]
Next, the
[0033]
Next, after the removal of the
[0034]
At this time, since the
[0035]
The method of taking out a molded product according to the present embodiment is to make sure that the holding of the
[0036]
In the above description, the product part of the molded product to be taken out is referred to as the
[0037]
At this time, the sprue portion may be one without a center plate having a wide air receiving surface. In this case, the product portion that has been gate-cut into the
[0038]
In the above description, the method of the present invention has been described by using the molded
[0039]
The air injection means 21 described above has a structure in which the compressed air is injected from the injection port provided in the
[0040]
In the above description, the
[0041]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION This invention can hold | release a sprue reliably, can take it out, and can take out so that a sprue may be integrated in a substantially fixed place, and can improve molding operation efficiency. Further, when removing the sprue part separated from the product part, it is possible to avoid contact with the product part and prevent damage.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view of a molded product take-out machine embodying the method of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view of a tip portion of a swing arm.
FIG. 3 is a vertical sectional view of a chuck.
FIG. 4 is an electrical block diagram schematically showing a control unit.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a state in which a disk substrate is held in a movable mold.
FIG. 6 is an explanatory diagram illustrating a holding state of a sprue unit.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing a holding release state of the sprue unit.
FIG. 8 is an explanatory diagram of a modified embodiment.
[Explanation of symbols]
1-article removal machine, 9-disk substrate as product part of molded article, 9a-center hole, 12-sprue part, 12a-center plate, 15-slewing arm as movable member, 17-product chuck, 19 -Chuck for sprue, 21-Air injection means
Claims (7)
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