JP2022071358A - 機械学習プログラム,情報処理装置および機械学習方法 - Google Patents

機械学習プログラム,情報処理装置および機械学習方法 Download PDF

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昇平 山根
Shohei Yamane
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Abstract

【課題】訓練データの生成コストを削減する。【解決手段】回路情報に基づいて、等価回路シミュレーションにより電流分布画像を取得し、回路情報に基づいて、回路の形状を示す形状画像を取得し、回路情報に基づいて、電磁場解析によりEMI値を取得し、電流分布画像と形状画像とEMI値とを含む訓練データに基づいた機械学習によって、EMI予測モデルを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、機械学習プログラム,情報処理装置および機械学習方法に関する。
近年、ディープラーニング(Deep Learning:DL)などの機械学習技術を利用して、回路から放射される電磁波放射干渉(Electromagnetic interference:EMI)を推定することが行なわれている。ここでEMIとは、電磁波がノイズとして遠方に伝わり他の電子機器に影響を与えること、あるいはその影響を与える電磁波のことである。例えば、DLによる推定方法は、訓練用の電子回路と、当該電子回路に対する電磁波解析のシミュレーション結果とを対にした訓練用データから生成される機械学習モデルを用いて、解析対象の電子回路に基づくEMIを推定する。
例えば、単純回路に流れる電流とEMIとの関係を学習し、回路に流れる電流の分布からEMIを予測する。また、回路に流れる電流は、電磁気解析の一種である等価回路解析を実行することで求めることができる。
また、一般に、電子回路には、GND層や電源層といった基板上に面状に広がるパタン(面パタン)が頻出する。等価回路解析を行なうために、回路内の面パタンの形状を忠実に再現するように、格子や三角メッシュで離散化して等価回路モデル化を行なう。
特表2009-534854号公報
しかしながら、面パタンに発生する複雑な電流分布を正確に再現するためには,高い解像度の離散化が必要である。
例えば、スリットのような細かい面内の空隙を飛び越える電流を解析し得るモデル化や、スリットを含む面構造外縁部の電場の回り込みを表現するモデル化を行なう必要があるが、これらのモデル化を行なうことで、等価回路解析の計算コストが増大する。これにより、EMIの推定にかかる計算コストが増大し、訓練データの生成コストが増大する。
1つの側面では、本発明は、訓練データの生成コストを削減することを目的とする。
このため、この機械学習プログラムは、回路情報に基づいて、等価回路シミュレーションにより電流分布画像を取得し、前記回路情報に基づいて、回路の形状を示す形状画像を取得し、前記回路情報に基づいて、電磁場解析によりEMI値を取得し、前記電流分布画像と前記形状画像と前記EMI値とを含む訓練データに基づいた機械学習によって、EMI予測モデルを生成する、処理をコンピュータに実行させる。
一実施形態によれば、訓練データの生成コストを削減することができる。
実施形態の一例としての情報処理装置の構成を模式的に示す図である。 実施形態の一例としての情報処理装置の形状単純化処理部による処理を説明するための図である。 実施形態の一例としての情報処理装置の等価回路処理部により算出された電流分布を例示する図である。 実施形態の一例としての情報処理装置のEMIシミュレータにより算出されるシミュレーション結果を説明するための図である。 実施形態の一例としての情報処理装置における入力データを例示する図である。 実施形態の一例としての情報処理装置における入力データを例示する図である。 実施形態の一例としての情報処理装置における処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態の一例としての情報処理装置において機械学習された機械学習モデルによる予測結果をFDTD法によるEMIの計算結果と比較して示す図である。 実施形態の一例としての情報処理装置において機械学習された機械学習モデルによる予測結果をFDTD法によるEMIの計算結果と比較して示す図である。 実施形態の一例としての情報処理装置のハードウェア構成を例示する図である。
以下、図面を参照して本機械学習プログラム,情報処理装置および機械学習方法にかかる実施の形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、実施形態で明示しない種々の変形例や技術の適用を排除する意図はない。すなわち、本実施形態を、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、各図は、図中に示す構成要素のみを備えるという趣旨ではなく、他の機能等を含むことができる。
(A)構成
図1は実施形態の一例としての情報処理装置1の構成を模式的に示す図である。
本情報処理装置1は、図1に示すように、形状単純化処理部101,等価回路処理部102,形状イメージ化処理部103,形状離散化処理部104,EMIシミュレータ105,機械学習処理部106および予測処理部107を備える。
本情報処理装置1には、電気CAD(Computer Aided Design)201から出力される回路形状データが入力される。回路形状データは、形状単純化処理部101,形状イメージ化処理部103および形状離散化処理部104のそれぞれに入力される。
電気CAD201は、電気関連の設計に用いられるツールであり、電気回路の設計や図面作成に用いられる。なお、電気CAD201としての機能は、本情報処理装置1に備えられてもよく、また、本情報処理装置1にLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークで接続された他の情報処理装置で実行されてもよい。
本情報処理装置1において、電気CAD201によって生成される電子回路は、複数の基板が積層されて構成される。また、これらの複数の基板の中には、GND層や電源層のように、基板表面に導体が面状に広がる面パタンが形成された基板が含まれる。以下、電子回路を構成する積層された複数の基板のそれぞれを層という場合がある。また、面パタンが生成された層(基板)を面パタン層という場合がある。
電気CAD201は、電子回路の電気的構造および物理構造を表す回路形状データを生成し、出力する。電気CAD201から出力される回路形状データは、形状単純化処理部101,形状イメージ化処理部103および形状離散化処理部104のそれぞれに入力される。回路形状データは、積層された複数層(基板)の並び順等の配置情報も含む。
形状単純化処理部101は、電気CAD201によって生成された回路形状データに基づき、回路形状データを単純化した回路形状(回路モデル)を生成する。
以下、形状単純化処理部101が生成した単純化した回路モデルを単純化回路モデルという場合がある。
図2は実施形態の一例としての情報処理装置1の形状単純化処理部101による処理を説明するための図である。
この図2において、符号Aは形状単純化処理部101による単純化前の回路形状を示し、符号Bは形状単純化処理部101による単純化処理後の回路形状(回路モデル)を示す。
形状単純化処理部101は、回路形状データに含まれる複数層(基板)のそれぞれに対して単純化回路モデルを生成する。
図2に示す例においては、スリットが形成された面パタン層と、当該面パタン層に隣接する線路パタンが形成された層とを示している。
形状単純化処理部101は、回路に含まれる面パタンのパタン形状(面形)を単純化する。面パタンにスリットや間隙等の電流分布シミュレーションの計算負荷を増大させる特定の形状が含まれている場合には、形状単純化処理部101は、単純化によりこれらの特定形状(スリットや間隙等)を削除する。特定形状は、穴や開口であってもよい。例えば、面パタンに所定サイズ以下の穴や開口が形成されている場合には、形状単純化処理部101は、これらの穴や開口が無いものとして面パタンを取り扱う。形状単純化処理部101は、面パタンに形成された穴や開口が、面パタンを構成する導体と同じ材質の物体で塗りつぶされているものとして扱ってもよい。
形状単純化処理部101は、例えば、凸包を算出し、面パタンの輪郭の概形を抽出することで面パタンの単純化形状を生成してもよい。
また、形状単純化処理部101は、線路パタンが形成された層については、当該線路パタンのみを抽出する。
さらに、形状単純化処理部101は、生成した単純化回路モデルに基づき、等価回路モデルを生成する(等価回路モデル化)。形状単純化処理部101は、回路形状データに含まれる複数層(基板)のそれぞれに対して等価回路モデルを生成する。なお、等価回路モデル化は既知の手法で実現することができ、その説明は省略する。
ただし、等価回路モデル化を実現するに際して、形状単純化処理部101は、面パタン層における外縁部(面構造外縁部)については、高度モデルを採用しない。すなわち、形状単純化処理部101は、外縁部で回り込む電場による層間の相互作用が無いものとして、外縁部の形状を等価回路モデル化する。
形状単純化処理部101が生成する複数の等価回路モデルは、元の回路形状データにおいて積層された複数層の並び順等の配置情報も含む。
等価回路処理部102は、形状単純化処理部101によって生成された等価回路モデルに基づき、電子回路における周波数毎の電流分布を計算する。
等価回路処理部102は、特定の周波数毎に電流分布を算出してもよい。例えば、等価回路処理部102は、9.0×10Hz,9.1×10Hz,9.2×10Hz,9.3×10Hz,9.4×10Hz,9.5×10Hz,9.6×10Hz,9.7×10Hz,9.8×10Hzおよび9.9×10Hzの10種類の周波数のそれぞれについて電流分布を算出する。
等価回路処理部102は、等価回路シミュレータとしての機能を備え、等価回路モデルにおける電流分布を計算する。等価回路処理部102は、例えば、SPICE(Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis)等の回路シミュレータとしての機能を用いて電流分布を求めてよい。
そして、等価回路処理部102は、計算した電流分布を表す画像を生成(画像化)する。
図3は実施形態の一例としての情報処理装置1の等価回路処理部102により算出された電流分布を例示する図である。
この図3においては、図2に例示した等価回路モデルに基づいて算出された電流分布を表す。
図3に示す例においては、電子回路上に発生する電流の分布を表示するために、電流分布の強度情報に応じて色が濃くなるような階調で色付け加工を線路上に施した画像である。すなわち、電流分布を表す画像は、電子回路の近傍界を近似した電流分布の強度を示す情報(画像情報)である。二次元的な回路上の電流分布は、三次元的な電磁界に比べて、計算量が少なく、遥かに短時間で計算できる。
以下、等価回路処理部102が生成した電流分布を表す画像を電流分布画像もしくは画像Qと表す場合がある。
等価回路処理部102は、実部および虚部の各電流分布画像を生成する。等価回路処理部102が生成した電流分布を表す画像(画像Q)は、機械学習処理部106により、後述する形状イメージ化処理部103が生成する回路幾何形状図(画像P)と合わせて機械学習モデル202に入力(マルチチャネル入力)される。
なお、上述した等価回路処理部102としての機能は、既知の種々の手法を用いて、適宜、実施することができる。
形状イメージ化処理部103は、電気CAD201によって生成された回路形状データの正確な幾何形状を表す回路形状図(回路幾何形状図)を生成する。
例えば、形状イメージ化処理部103は、回路形状を、所定のピクセルサイズを有するマトリクス(例えば、64ピクセル×64ピクセル)に投影し、回路形状と重なるピクセルを抽出することで、回路幾何形状図を作成する。回路幾何形状図は、回路形状を正確に表す幾何形状図であり、回路の形状を示す形状画像である。
形状イメージ化処理部103は、回路形状の形状抽出を行なうことで、回路形状図を生成してもよく、また、回路形状をピクセル化することで回路形状図を生成してもよく、適宜変更して実施することができる。
以下、形状イメージ化処理部103が生成した回路幾何形状図を画像Pと表す場合がある。
形状イメージ化処理部103が生成する回路幾何形状図においては、面パタンの回路形状に含まれているスリットや間隙,穴,開口等が省略されることなく表される。すなわち、回路幾何形状は、形状単純化処理部101が回路形状データから削除した特定形状(スリット等)を保持する。
また、形状イメージ化処理部103が生成する複数の回路幾何形状図は、元の回路形状データにおいて積層された複数層の並び順等の配置情報も含む。これにより、形状イメージ化処理部103が生成する複数の回路幾何形状図においては、面パタンの層と、当該面パタンの層に隣接する線路パタンが形成された層との相対的な配置情報が含まれることとなる。すなわち、形状イメージ化処理部103が生成する回路幾何形状図は、面パタンの層における面構造外縁部の構造情報を含むものとなる。
形状イメージ化処理部103が生成した回路幾何形状図(画像P)は、機械学習処理部106により、等価回路処理部102が生成する電流分布画像(画像Q)と合わせて機械学習モデル202に入力(マルチチャネル入力)される。
形状離散化処理部104は、電気CAD201によって生成された基盤回路形状及び周辺の空間を離散化して、格子(直方体)や三角柱、四面体メッシュ等の単純な形状をした要素に分割(離散化)する。すなわち、形状離散化処理部104は、回路の幾何形状を保持したまま数値データに変換する。
形状離散化処理部104は、例えば、差分法、有限要素法、有限体積法、境界要素法等を用いて離散化を実現してもよく、また、これらの手法以外の種々の手法を用いてもよい。
形状離散化処理部104が生成した離散化した回路形状データは、EMIシミュレータ105に入力される。
EMIシミュレータ105は、形状離散化処理部104によって生成された離散化した回路形状を含む空間のデータを用いて、電磁場解析によりEMIのシミュレーションを実行する。EMIシミュレータ105は、例えば、FDTD(Finite Difference Time Domin:有限差分時間領域)法を用いて、回路から放射されるEMIを予測する。
前述の如く、等価回路処理部102は、9.0×10Hz,9.1×10Hz,9.2×10Hz,9.3×10Hz,9.4×10Hz,9.5×10Hz,9.6×10Hz,9.7×10Hz,9.8×10Hzおよび9.9×10Hzの10種類の周波数のそれぞれについて電流分布を算出する。EMIシミュレータ105は、これらの周波数毎にEMIのシミュレーションを行ない、EMI値を算出する。
なお、EMIシミュレータ105は、FDTD法に限定されるものではなく、例えば、スペクトル法を用いた電磁場解析を行なってもよく、適宜変更して実施することができる。
EMIシミュレータ105によって算出されたシミュレーション結果(EMI値)は、正解ラベルとして機械学習モデル202に入力される。
図4は実施形態の一例としての情報処理装置1のEMIシミュレータ105により算出されるEMI値(シミュレーション結果)を説明するための図である。
この図4においては、シミュレーション結果としてのEMI値(単位:V/m)を、横軸を周波数(単位:Hz)とし、縦軸をデシベル値(db)とするグラフで示している。
機械学習処理部106は、等価回路処理部102が生成した電流分布画像(画像Q)と、形状イメージ化処理部103が生成した幾何形状図(画像P)と、EMIシミュレータ105によって算出されたシミュレーション結果とを合わせて、訓練用データ(訓練データ)として機械学習モデル202に入力する。
機械学習モデル202は、訓練データに基づいた機械学習によって生成される機械学習モデルである。機械学習モデル202は、入力データに基づいてEMIの予測を行なうEMI予測モデルとして機能する。機械学習モデル202の出力を予測結果といってもよい。
なお、機械学習モデル202の作成は既知の手法を用いて実現することができ、本情報処理装置1における機械学習モデル202の作成手法の説明は省略する。
機械学習処理部106は、機械学習モデル202に対する訓練処理として、等価回路処理部102が生成した電流分布画像(画像Q)と、形状イメージ化処理部103が生成した幾何形状図(画像P)とを合わせて、入力データとして機械学習モデル202に入力する。
機械学習処理部106は、形状単純化処理部101が面パタンの回路形状データから削除した特定形状の情報を、形状イメージ化処理部103が生成した回路幾何形状によって補完するものである。
また、機械学習処理部106は、機械学習モデル202に対する訓練処理として、EMIシミュレータ105によって算出されたシミュレーション結果(EMI値)を正解ラベルとして機械学習モデル202に入力する。
これらの電流分布画像(画像Q),幾何形状図(画像P)およびEMI値が訓練データに相当する。
機械学習処理部106は、電流分布画像(画像Q)および幾何形状図(画像P)を入力データとし、EMIシミュレータ105によるシミュレーション結果を正解ラベルとして機械学習モデル202に機械学習を行なわせる。
従って、機械学習処理部106は、電流分布画像と幾何形状画像(形状画像)とEMI値とを含む訓練データに基づいた機械学習によって、EMI予測モデル(機械学習モデル202)を生成する。
機械学習処理部106は、電流分布画像(画像Q),回路幾何形状図(画像P)およびEMI値をマルチチャネル入力を用いて機械学習モデル202に入力してもよい。
図5および図6はそれぞれ実施形態の一例としての情報処理装置1における入力データを例示する図である。
図5および図6に示す例においては、4層基板として構成された回路形状データに基づいて生成された入力データを示す。
図5中において、例えば、符号aは電流分布画像および幾何形状図に関するスケール情報である。スケール情報は、例えば、電流分布画像および幾何形状図の縮尺を表すスカラー値を示す。スカラー値としては、1ピクセルの辺に対応する長さスケールを用いることができる。
図5中において、符号b~eは、回路形状データを構成する4層基板の各幾何形状図を表す。例えば、符号cに示す幾何形状図には、面パタンに形成されたスリットが縦線として示されている。また、符号f~mは、各層の電流分布画像であって、層毎に実部の電流分布画像と虚部の電流分布画像とが形成されている。
電子回路を流れる電流は、周波数ごとに異なる。つまり、電流分布は、周波数上での分布を持つ。
回路設計では、EMIスペクトルのピークを小さくすることが重要視される。また、EMIスペクトルのピークは、電流分布の最大値が極大を取る周波数として求められる。このようなピークの周波数は、共振周波数と呼ばれる。
本情報処理装置1においては、電子回路の共振周波数の値と、この共振周波数における電子回路の電流分布とを特徴量とし、その特徴量に対するEMI強度の関係を機械学習して機械学習モデル202を生成してよい。
前述の如く、等価回路処理部102は、9.0×10Hz,9.1×10Hz,9.2×10Hz,9.3×10Hz,9.4×10Hz,9.5×10Hz,9.6×10Hz,9.7×10Hz,9.8×10Hzおよび9.9×10Hzの10種類の周波数のそれぞれについて電流分布を算出する。
機械学習処理部106は、これらの周波数毎に入力データを生成する。
図6に例示する入力データにおいて、符号aは電流分布画像および幾何形状図に関するスケール情報である。また、符号b~eは、回路形状データを構成する4層基板の各幾何形状図を表す。また、符号nは、周波数9.0×10Hzにおける、各層の電流分布画像であって、層毎の実部の電流分布画像と虚部の電流分布画像とを示す。
この図6に例示する入力データは、同様にして、他の周波数9.1×10Hz,9.2×10Hz,9.3×10Hz,9.4×10Hz,9.5×10Hz,9.6×10Hz,9.7×10Hz,9.8×10Hzおよび9.9×10Hzのそれぞれにおける、層毎の実部の電流分布画像と虚部の電流分布画像とを備える。
機械学習処理部106は、図6に例示したこれらの各周波数における各層の電流分布画像とスケール情報と各幾何形状図とを、それぞれ個別のチャネルとする複数チャネル(図6に示す例では85チャネル)のマルチチャネルデータを機械学習モデル202に入力データとして入力する。
予測処理部107は、機械学習モデル202を用いて、予測対象データをこれらのモデルに入力した場合の出力の予測を行なう。予測対象データは、等価回路処理部102によって生成される電流分布画像(画像Q)と、形状イメージ化処理部103が生成した幾何形状図(画像P)である。
予測処理部107は、予測対象データを機械学習モデル202に入力することで、予測結果を得る。なお、予測結果をEMIシミュレータ105によるシミュレーション結果と比較することで、予測精度を算出し、機械学習モデル202の評価を行なってもよい。
(B)動作
上述の如く構成された実施形態の一例としての情報処理装置1における処理を、図7に示すフローチャート(ステップS1~S9)に従って説明する。
ステップS1において、形状単純化処理部101,形状イメージ化処理部103および形状離散化処理部104は、それぞれ電気CAD201から面パタン層を含む複数の層を有する回路形状データを取得する。
ステップS2において、形状イメージ化処理部103は、電気CAD201によって生成された回路形状データの各層の正確な幾何形状を表す回路形状図(回路幾何形状図:画像P)を生成する。
ステップS3において、形状離散化処理部104は、電気CAD201によって生成された回路形状データを離散化する。EMIシミュレータ105は、離散化された回路形状データを用いて、EMIシミュレータ105は、形状離散化処理部104によって生成された離散化した回路形状データを用いて、FDTD法等のシミュレーションを実行し、回路形状データによるEMIを評価する。
ステップS4において、形状単純化処理部101は、面パタンの層において、スリットや間隙,穴等の複雑な特定形状を含むかを確認する。確認の結果、面パタンの層においてスリット等の複雑な特定形状が含まれる場合に(ステップS4のYESルート参照)、ステップS9に移行する。
ステップS9において、形状単純化処理部101は、回路形状データに含まれる複数層(基板)のそれぞれに対して単純化回路モデルを生成する。特に、面パタンの層に対して、形状単純化処理部101は、回路に含まれる面パタンの形状(面形)を単純化する。形状単純化処理部101は、面パタンに含まれているスリット等を単純化により削除することで単純化回路モデルを生成する。その後、処理はステップS5に移行する。
また、ステップS4における確認の結果、面パタン層においてスリット等の複雑な特定形状が含まれていない場合にも(ステップS4のNOルート参照)、ステップS5に移行する。
ステップS5において、形状単純化処理部101は、生成した単純化回路モデルや、複雑な特定形状が含まれていない回路形状データに基づき、面パタン層を含む各層の等価回路モデルを生成する。この際、面パタンの外縁部の高度モデルは採用しない。
ステップS6において、等価回路処理部102が、等価回路シミュレーションを実行することで、等価回路モデルに基づき、電子回路における周波数毎の電流分布を計算する。
ステップS7において、等価回路処理部102は、算出された電流分布を画像化することで電流分布画像(画像Q)を生成する。
ステップS8において、機械学習処理部106は、画像P,Qを入力データとし、EMIを正解ラベルとする機械学習モデル202を構築する。その後、処理を終了する。
なお、上述したフローチャートにおいて、面パタンの層の回路形状が複雑な特定形状を含んでおらず、面パタンの構造をそのまま用いた等価回路モデルを利用できるならば、本ステップS5の処理は省略してもよい。その場合、回路幾何形状図をサポート情報として用いてもよく、これにより、より正確なAIの構築を実現することができる。
(C)効果
このように、実施形態の一例としての情報処理装置1によれば、形状単純化処理部101が面パタンの回路形状データを単純化することで、スリット等の特定形状を省略した単純化回路モデルを生成する。そして、等価回路処理部102が、形状単純化処理部101によって生成された等価回路モデルに基づいて等価回路解析を行ない、電子回路における周波数毎の電流分布を計算することで電流分布画像を生成する。これにより、等価回路解析にかかる計算コストを削減することができる。
形状単純化処理部101が、スリット等を有する面パタンの構造(面構造)を単純幾何形状(単純化回路モデル)にすることで、離散化の人的手間を削減することができる。また、単純幾何形状化により空間の解像度を上げることが出るので、等価回路処理部102による等価回路シミュレーションの計算コストを低減することができる。
例えば、スリットをまたぐ電流や面構造外縁部の層をまたぐ電気的な結合をモデル化しないので、等価回路処理部102による等価回路シミュレーションの計算コストを低減することができる。
また、形状イメージ化処理部103が、回路形状データの正確な幾何形状を表す回路形状図(回路幾何形状図)を生成し、機械学習処理部106が、電流分布画像(画像Q)とともに幾何形状図(画像P)を入力データとして機械学習モデル202に機械学習を行なわせる。
幾何形状図においては、単純化回路モデルにおいて削除されている特定形状(例えば、スリットや面構造外縁部の層をまたぐ電気的な結合)の情報を保持している。これにより、形状単純化処理部101が単純化することで失われる回路モデルの構造の情報を機械学習モデル202に反映させることができる。従って、形状単純化処理部101が回路モデルの単純化を行なっても、これによる機械学習の精度低下を抑止することができる。
図8および図9は、スリットを含む、訓練データに含まれない回路に対して、実施形態の一例としての情報処理装置1において機械学習された機械学習モデル202による予測結果を、それぞれFDTD法によるEMIの計算結果と比較して示す図であり、いずれにおいても良い一致を示していることがわかる。
これらの図8および図9において、白丸(〇)はFDTD法によるEMIの計算結果を示し、黒丸(●)は本情報処理装置1において予測処理部107が機械学習モデル202を用いて行なった予測結果を示す。これらの図8および図9に示すように、本情報処理装置1において機械学習処理部106が機械学習を行なった機械学習モデル202は、FDTD法によるEMIシミュレーション結果と同等の予測を得られた。
(D)その他
図10は実施形態の一例としての情報処理装置1のハードウェア構成を例示する図である。
情報処理装置1は、コンピュータであって、例えば、プロセッサ11,メモリ12,記憶装置13,グラフィック処理装置14,入力インタフェース15,光学ドライブ装置16,機器接続インタフェース17およびネットワークインタフェース18を構成要素として有する。これらの構成要素11~18は、バス19を介して相互に通信可能に構成される。
プロセッサ(制御部)11は、情報処理装置1全体を制御する。プロセッサ11は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ11は、例えばCPU,MPU(Micro Processing Unit),DSP(Digital Signal Processor),ASIC(Application Specific Integrated Circuit),PLD(Programmable Logic Device),FPGA(Field Programmable Gate Array)のいずれか一つであってもよい。また、プロセッサ11は、CPU,MPU,DSP,ASIC,PLD,FPGAのうちの2種類以上の要素の組み合わせであってもよい。
そして、プロセッサ11が情報処理装置1用の制御プログラム(機械学習プログラム,:図示省略)を実行することにより、図1に例示した、形状単純化処理部101,等価回路処理部102,形状イメージ化処理部103,形状離散化処理部104,EMIシミュレータ105,機械学習処理部106および予測処理部107としての機能が実現される。
なお、情報処理装置1は、例えばコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体に記録されたプログラム(機械学習プログラム,OSプログラム)を実行することにより、形状単純化処理部101,等価回路処理部102,形状イメージ化処理部103,形状離散化処理部104,EMIシミュレータ105,機械学習処理部106および予測処理部107としての機能を実現する。
また、情報処理装置1は、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体に記録されたプログラム(電気CADプログラム)を実行することにより、電気CAD201としての機能を実現してもよい。
情報処理装置1に実行させる処理内容を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。例えば、情報処理装置1に実行させるプログラムを記憶装置13に格納しておくことができる。プロセッサ11は、記憶装置13内のプログラムの少なくとも一部をメモリ12にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
また、情報処理装置1(プロセッサ11)に実行させるプログラムを、光ディスク16a,メモリ装置17a,メモリカード17c等の非一時的な可搬型記録媒体に記録しておくこともできる。可搬型記録媒体に格納されたプログラムは、例えばプロセッサ11からの制御により、記憶装置13にインストールされた後、実行可能になる。また、プロセッサ11が、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み出して実行することもできる。
メモリ12は、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を含む記憶メモリである。メモリ12のRAMは情報処理装置1の主記憶装置として使用される。RAMには、プロセッサ11に実行させるプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、メモリ12には、プロセッサ11による処理に必要な各種データが格納される。
記憶装置13は、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)、SSD(Solid State Drive)、ストレージクラスメモリ(Storage Class Memory:SCM)等の記憶装置であって、種々のデータを格納するものである。記憶装置13は、類似化合物提示装置10の補助記憶装置として使用される。
記憶装置13には、OSプログラム,制御プログラムおよび各種データが格納される。制御プログラムには機械学習プログラムが含まれる。
なお、補助記憶装置としては、SCMやフラッシュメモリ等の半導体記憶装置を使用することもできる。また、複数の記憶装置13を用いてRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)を構成してもよい。
記憶装置13には、電気CAD201が生成した回路形状データや、等価回路処理部102が生成した電流分布画像(画像Q)、形状イメージ化処理部103が生成した幾何形状図(画像P)を格納してもよい。
グラフィック処理装置14には、モニタ14aが接続されている。グラフィック処理装置14は、プロセッサ11からの命令に従って、画像をモニタ14aの画面に表示させる。モニタ14aとしては、CRT(Cathode Ray Tube)を用いた表示装置や液晶表示装置等が挙げられる。
入力インタフェース15には、キーボード15aおよびマウス15bが接続されている。入力インタフェース15は、キーボード15aやマウス15bから送られてくる信号をプロセッサ11に送信する。なお、マウス15bは、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。他のポインティングデバイスとしては、タッチパネル,タブレット,タッチパッド,トラックボール等が挙げられる。
光学ドライブ装置16は、レーザ光等を利用して、光ディスク16aに記録されたデータの読み取りを行なう。光ディスク16aは、光の反射によって読み取り可能にデータを記録された可搬型の非一時的な記録媒体である。光ディスク16aには、DVD(Digital Versatile Disc),DVD-RAM,CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory),CD-R(Recordable)/RW(ReWritable)等が挙げられる。
機器接続インタフェース17は、情報処理装置1に周辺機器を接続するための通信インタフェースである。例えば、機器接続インタフェース17には、メモリ装置17aやメモリリーダライタ17bを接続することができる。メモリ装置17aは、機器接続インタフェース17との通信機能を搭載した非一時的な記録媒体、例えばUSB(Universal Serial Bus)メモリである。メモリリーダライタ17bは、メモリカード17cへのデータの書き込み、またはメモリカード17cからのデータの読み出しを行なう。メモリカード17cは、カード型の非一時的な記録媒体である。
ネットワークインタフェース18は、ネットワークに接続される。ネットワークインタフェース18は、ネットワークを介してデータの送受信を行なう。ネットワークには他の情報処理装置や通信機器等が接続されてもよい。例えば、電気CAD201を実行する他の情報処理装置や、電気CAD201によって生成された回路形状データを記憶するストレージシステムに接続されてもよい。
そして、開示の技術は上述した実施形態に限定されるものではなく、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。本実施形態の各構成および各処理は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。
また、上述した開示により本実施形態を当業者によって実施・製造することが可能である。
(E)付記
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
回路情報に基づいて、等価回路シミュレーションにより電流分布画像を取得し、
前記回路情報に基づいて、回路の形状を示す形状画像を取得し、
前記回路情報に基づいて、電磁場解析によりEMI値を取得し、
前記電流分布画像と前記形状画像と前記EMI値とを含む訓練データに基づいた機械学習によって、EMI予測モデルを生成する、
処理をコンピュータに実行させる機械学習プログラム。
(付記2)
前記電流分布画像を取得する処理は、
前記回路情報から取得した面パタンのパタン形状を単純化することで単純化回路モデルを生成し、
前記単純化回路モデルに基づく前記等価回路シミュレーションにより前記電流分布画像を取得する、
処理を含む、付記1記載の機械学習プログラム。
(付記3)
前記電流分布画像を取得する処理は、前記回路情報から取得した面パタンの形状抽出を行なうことによって、前記形状画像を生成することを含む、
付記1または2に記載の機械学習プログラム。
(付記4)
回路情報に基づいて、等価回路シミュレーションにより電流分布画像を取得し、
前記回路情報に基づいて、回路の形状を示す形状画像を取得し、
前記回路情報に基づいて、電磁場解析によりEMI値を取得し、
前記電流分布画像と前記形状画像と前記EMI値とを含む訓練データに基づいた機械学習によって、EMI予測モデルを生成する、
制御部を含むことを特徴とする、情報処理装置。
(付記5)
前記制御部が、
前記回路情報から取得した面パタンのパタン形状を単純化することで単純化回路モデルを生成し、
前記単純化回路モデルに基づく前記等価回路シミュレーションにより前記電流分布画像を取得する
ことを特徴とする、付記4記載の情報処理装置。
(付記6)
前記制御部が、
前記回路情報から取得した面パタンの形状抽出を行なうことによって、前記形状画像を生成する
ことを特徴とする、付記4または5に記載の情報処理装置。
(付記7)
回路情報に基づいて、等価回路シミュレーションにより電流分布画像を取得する処理と、
前記回路情報に基づいて、回路の形状を示す形状画像を取得する処理と、
前記回路情報に基づいて、電磁場解析によりEMI値を取得する処理と、
前記電流分布画像と前記形状画像と前記EMI値とを含む訓練データに基づいた機械学習によって、EMI予測モデルを生成する処理と
を行なうことを特徴とする機械学習方法。
(付記8)
前記電流分布画像を取得する処理は、
前記回路情報から取得した面パタンのパタン形状を単純化することで単純化回路モデルを生成する処理と、
前記単純化回路モデルに基づく前記等価回路シミュレーションにより前記電流分布画像を取得する処理と
を含むことを特徴とする、付記7記載の機械学習方法。
(付記9)
前記電流分布画像を取得する処理は、前記回路情報から取得した面パタンの形状抽出を行なうことによって、前記形状画像を生成する処理
を含むことを特徴とする、付記7または8に記載の機械学習方法。
1 情報処理装置
11 プロセッサ(制御部)
12 メモリ
13 記憶装置
14 グラフィック処理装置
14a モニタ
15 入力インタフェース
15a キーボード
15b マウス
16 光学ドライブ装置
16a 光ディスク
17 機器接続インタフェース
17a メモリ装置
17b メモリリーダライタ
17c メモリカード
18 ネットワークインタフェース
19 バス
101 形状単純化処理部
102 等価回路処理部
103 形状イメージ化処理部
104 形状離散化処理部
105 EMIシミュレータ
106 機械学習処理部
107 予測処理部
201 電気CAD
202 機械学習モデル

Claims (5)

  1. 回路情報に基づいて、等価回路シミュレーションにより電流分布画像を取得し、
    前記回路情報に基づいて、回路の形状を示す形状画像を取得し、
    前記回路情報に基づいて、電磁場解析によりEMI値を取得し、
    前記電流分布画像と形状画像とEMI値とを含む訓練データに基づいた機械学習によって、EMI予測モデルを生成する、
    処理をコンピュータに実行させる機械学習プログラム。
  2. 前記電流分布画像を取得する処理は、
    前記回路情報から取得した面パタンのパタン形状を単純化することで単純化回路モデルを生成し、
    前記単純化回路モデルに基づく前記等価回路シミュレーションにより前記電流分布画像を取得する、
    処理を含む、請求項1記載の機械学習プログラム。
  3. 前記形状画像を取得する処理は、前記回路情報から取得した面パタンの形状抽出を行なうことによって、前記形状画像を生成することを含む、
    請求項1または2に記載の機械学習プログラム。
  4. 回路情報に基づいて、等価回路シミュレーションにより電流分布画像を取得し、
    前記回路情報に基づいて、回路の形状を示す形状画像を取得し、
    前記回路情報に基づいて、電磁場解析によりEMI値を取得し、
    前記電流分布画像と形状画像とEMI値とを含む訓練データに基づいた機械学習によって、EMI予測モデルを生成する、
    制御部を含むことを特徴とする、情報処理装置。
  5. 回路情報に基づいて、等価回路シミュレーションにより電流分布画像を取得する処理と、
    前記回路情報に基づいて、回路の形状を示す形状画像を取得する処理と、
    前記回路情報に基づいて、電磁場解析によりEMI値を取得する処理と、
    前記電流分布画像と形状画像とEMI値とを含む訓練データに基づいた機械学習によって、EMI予測モデルを生成する処理と
    を行なうことを特徴とする機械学習方法。
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