JP2022070050A - 漏電検出装置および漏電検出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電池との間が断線状態なのか電池の状態が正常状態なのかを区別することができる漏電検出装置および漏電検出方法を提供する。【解決手段】実施形態に係る漏電検出装置は、信号発生部と、漏電判定部と、周波数変更部と、断線判定部とを備える。信号発生部は、交流信号を発生させて電池の負極へ出力する。漏電判定部は、交流信号の状態に基づいて、電池の漏電状態を判定する。周波数変更部は、交流信号の周波数を変更する。断線判定部は、周波数が変更された交流信号の状態に基づいて、信号発生部と電池の負極との間の断線状態を判定する。【選択図】図1
Description
開示の実施形態は、漏電検出装置および漏電検出方法に関する。
電気自動車等には、モータ等の負荷に高電圧の電流を供給する絶縁された直流電源が設けられる。かかる電気自動車等には、直流電源からの漏電を監視する漏電検出装置が設けられる。例えば、漏電検出装置は、交流信号を電池の負極へ出力し、交流信号の状態に基づいて電池の漏電状態を判定する(例えば、特許文献1参照)。
交流信号の波高値は、漏電状態でない場合に比べて漏電状態である場合の方が小さくなる。このため、漏電検出装置は、例えば、交流信号の波高値が所定の閾値以上であれば、漏電状態でないと判定することができる。
しかしながら、漏電検出装置は、漏電検出装置と電池との間に断線が発生した場合に、断線状態なのか漏電状態でない正常状態なのかを区別することが困難になる。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、電池との間が断線状態なのか電池の状態が正常状態なのかを区別することができる漏電検出装置および漏電検出方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る漏電検出装置は、信号発生部と、漏電判定部と、周波数変更部と、断線判定部とを備える。信号発生部は、交流信号を発生させて電池の負極へ出力する。漏電判定部は、前記交流信号の状態に基づいて、前記電池の漏電状態を判定する。周波数変更部は、前記交流信号の周波数を変更する。断線判定部は、前記周波数が変更された交流信号の状態に基づいて、前記信号発生部と前記電池の負極との間の断線状態を判定する。
実施形態の一態様に係る漏電検出装置および漏電検出方法は、電池との間が断線状態なのか電池の状態が正常状態なのかを区別することができるという効果を奏する。
以下、添付図面を参照して、漏電検出装置および漏電検出方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施形態に係る電源監視装置は、例えば、電気自動車およびハイブリッド自動車等に搭載され、車両を走行させるモータ等に電力を供給するリチウムイオンバッテリ等の電池の状態を監視する装置である。
図1は、実施形態に係る漏電検出装置の構成例を示す図である。図1に示すように、漏電検出装置1は、電源装置100に接続される。電源装置100は、電池101と、絶縁抵抗R2と、YコンデンサYCと、インバータ102とを含む。
電池101は、例えば、直列に接続される複数のリチウムイオンバッテリによって構成される。電池101の正極および負極は、インバータ102に接続される。電池101の負極とグランドとの間には、絶縁抵抗R2が接続される。絶縁抵抗R2の抵抗値は、例えば、約2〔MΩ〕と非常に大きい。
YコンデンサYCは、高圧側コンデンサC2と、低圧側コンデンサC3とを含む。高圧側コンデンサC2は、一方の電極が電池の正極に接続され、他方の電極がグランドに接続される。低圧側コンデンサC3は、一方の電極が電池101の負極に接続され、他方の電極がグランドに接続される。YコンデンサYCは、インバータ102のノイズを除去するフィルタとして機能する。
インバータ102には、負荷103が接続される。負荷103は、例えば、車両を走行させるモータである。インバータ102は、電池101から入力される直流電流を交流電流に変換して負荷103へ供給する。
電源装置100が備える電池101は、例えば、絶縁抵抗R2の劣化によって漏電することがある。漏電は、車両や車両の乗員に悪影響をおよぼす。このため、漏電検出装置1は、電池101の漏電状態を監視して判定する。また、漏電検出装置1は、漏電検出装置1と電源装置100との間に断線が発生した場合、電池101の漏電を判定することができない。このため、漏電検出装置1は、漏電検出装置1と電源装置100との間の断線も判定する機能を備える。
漏電検出装置1は、処理部2と、検出抵抗R1と、コンデンサC1と、フィルタ3と、スイッチSWと、漏電状態形成部4とを備える。検出抵抗R1およびコンデンサC1は、処理部2と電源装置100との間に直列に接続される。
具体的には、検出抵抗R1は、一端が処理部2に接続され、他端がコンデンサC1の一方の電極に接続される。コンデンサC1の他方の電極は、電池101の負極に接続される。フィルタ3は、検出抵抗R1とコンデンサC1とを接続する配線と、処理部2との間に接続される。
スイッチSWおよび漏電状態形成部4は、検出抵抗R1とコンデンサC1とを接続する配線と、グランドとの間に直列に接続される。具体的には、スイッチSWは、一方の端子が検出抵抗R1とコンデンサC1とを接続する配線に接続され、他方の端子が漏電状態形成部4の一方の端子に接続される。漏電状態形成部4の他方の端子は、グランドに接続される。
漏電状態形成部4は、例えば、抵抗である。漏電状態形成部4の抵抗値は、電池101が漏電する程度に劣化した絶縁抵抗R2の抵抗値と同等であり、例えば、数100〔kΩ〕である。フィルタ3は、後述する所定周波数帯域の信号を選択的に通過させるバンドパスフィルタである。
処理部2は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。処理部2は、CPUがROMに記憶されたプログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能する信号発生部21、周波数変更部22、漏電判定部23、および断線判定部24を備える。
なお、処理部2が備える信号発生部21、周波数変更部22、漏電判定部23、および断線判定部24は、一部または全部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
処理部2が備える信号発生部21、周波数変更部22、漏電判定部23、および断線判定部24は、それぞれ以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、処理部2の内部構成は、図1に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
処理部2は、電池101からの漏電の有無、および、漏電検出装置1と電源装置100とを接続する配線の断線の有無を監視する。以下、電池101からの漏電のことを漏電と称し、漏電検出装置1と電源装置100とを接続する配線の断線のことを単に断線と称する。
処理部2は、漏電よび断線を判定する場合、検出抵抗R1およびコンデンサC1を介して電池101の負極へ交流信号を出力する。このとき、処理部2から出力される交流信号は、検出抵抗R1およびフィルタ3を介して、処理部2にも入力される。
処理部2に入力される交流信号の波高値は、インピーダンスZoによって変化する。具体的には、処理部2に入力される交流信号は、検出抵抗R1と、コンデンサC1から後段(電源装置側)のインピーダンスZoとの分圧電圧として、フィルタ3を通過して処理部2に入力される。
例えば、漏電が発生している場合(漏電状態)では、インピーダンスZoは、小さくなる。その結果、処理部2に入力される交流信号の波高値は、小さくなる。逆に、漏電が発生していない場合(正常状態)では、インピーダンスZoは、大きくなる。その結果、処理部2に入力される交流信号の波高値は、大きくなる。
一方、断線が発生している場合(断線状態)では、インピーダンスZoは、大きくなる。その結果、処理部2に入力される交流信号の波高値は、大きくなる。逆に、断線が発生していない場合(非断線状態)では、インピーダンスZoは、小さくなる。その結果、処理部2に入力される交流信号の波高値は、小さくなる。
このため、漏電判定の閾値としてVRを設定し、断線判定の閾値としてVDを設定して、処理部2に入力される交流信号の波高値と比較することによって、漏電と断線とを判定することは理論上可能である。
しかしながら、実機において漏電を検出するために最適となるようにパラメータを設計した場合、処理部2に入力される交流信号の波高値は、断線状態と正常状態とで、ほとんど差がない。このため、漏電検出装置1では、誤判定しない断線判定用の閾値VDを決定することができず、これまで断線状態と通常状態とを区別することが困難であった。
そこで、漏電検出装置1は、断線状態と通常状態とを区別することができる構成を備える。まず、漏電判定については、漏電時のインピーダンスZo付近で、処理部2に入力される交流信号の波高値の傾きが大きくなるように回路設計を行うことにより、漏電時の絶縁抵抗R2を正確に測定できる。これにより、漏電判定閾値が定まる。したがって、漏電検出装置1は、処理部2に入力される交流信号の波高値が漏電閾値以下となれば、漏電と判定することにより、漏電故障を確実に検出することができる。
一方、断線を判定する場合、漏電検出装置1は、漏電判定期間よりも、出力する交流信号の周波数を高めることによって、断線状態と正常状態とを区別することができる。具体的には、処理部2から出力する交流信号の周波数を高めると、正常状態ではYコンデンサYCのインピーダンスが小さくなる。
その結果、正常状態では、処理部2に入力される交流信号の波高値は、小さくなる。逆に、断線状態では、処理部2に入力される交流信号の波高値は、大きくなる。その結果、断線状態では、処理部2に入力される交流信号の波高値は、大きくなる。
このように、処理部2から出力する交流信号の周波数を高めると、処理部2に入力される交流信号の波高値は、正常状態と断線状態とで差が大きくなる。これにより、漏電検出装置1は、交流信号がフィルタ3を通過できる程度の高い周波数に設定し、処理部2に入力される交流信号の波高値が断線判定用の閾値以上となれば、正常状態ではなく断線状態であると的確に判定することができる。したがって、漏電検出装置1は、正常状態と断線状態とを正確に区別することができる。
ただし、漏電検出装置1は、漏電検出機能が正常に作動するか否かを事前に点検する必要がある。そこで、処理部2は、車両が起動されると、まず、スイッチSWをONにして、漏電状態形成部4を有効化して疑似的な漏電状態を形成し、漏電状態を検出することによって、漏電検出機能の自己診断を行う。これにより、漏電検出装置1は、漏電検出機能の自己診断を行うことができる。その後、処理部2は、スイッチSWをOFFにし、断線判定と漏電判定とを実行する。
次に、図2を合わせて参照しながら、漏電検出装置1の動作について説明する。図2は、実施形態に係る漏電検出装置の動作例を示す図である。図2に示す出力信号は、信号発生部21から出力される交流信号である。図2に示す検出信号は、漏電判定部23および断線判定部24に入力される交流信号である。
図2に示すように、漏電検出装置1は、車両が起動されると、時刻t0から時刻t4までの間に、起動シーケンスを行い、その後、時刻t4から通常動作を行う。具体的には、信号発生部21は、時刻t0から時刻t2までの間、例えば、1〔Hz〕の交流信号を出力する。
漏電判定部23は、時刻t0から時刻t1までの間、検出信号の波形安定待ちを行う。時刻t1になると、処理部2は、スイッチSWをONにして漏電状態形成部4を有効化する。そして、漏電判定部23は、時刻t1から時刻t2までの間、漏電検出機能の自己診断を行う。
このとき、漏電判定部23は、漏電状態でない場合の検出信号(例えば、時刻t4以降の検出信号)の波形よりも低い閾値以下の検出信号を検出した場合に、漏電検出機能が正常であると自己診断する。このように、漏電判定部23は、起動シーケンスにおいて事前に漏電検出機能の自己診断を行うことができる。
その後、時刻t2になると、処理部2は、スイッチSWをオフにして、漏電状態形成部4を無効化する。また、周波数変更部22は、時刻t2になると、出力信号の周波数を1〔Hz〕から、例えば、10〔Hz〕に変更する。そして、信号発生部21は、時刻t2から時刻t4までの間、周波数が10〔Hz〕の出力信号を出力する。
断線判定部24は、時刻t2から時刻t3までの間、検出信号の波形安定待ちを行う。時刻t3になると、断線判定部24は、断線判定を行う。このとき、出力信号の波高値が例えば、5〔V〕である場合、1〔Hz〕の周波数帯を通過させるフィルタ3は、入力される交流信号の周波数が10〔Hz〕であるため、減衰した検出信号を断線判定部24へ出力する。かかるフィルタ3によれば、例えば、インバータ102の動作に伴うノイズを検出信号から除去することができる。
このとき、フィルタ3は、断線状態であれば、波高値が例えば3〔V〕の検出信号を出力し、正常状態であれば、波高値が例えば2〔V〕の検出信号を出力する。すなわち、断線判定部24には、断線状態であれば、例えば、波高値が3〔V〕の検出信号が入力され、正常状態であれば、例えば、波高値が2〔V〕の検出信号が入力される。このため、断線判定部24は、断線判定用の閾値を2.5〔V〕に設定し、検出信号の波高値が閾値以上である場合に、断線状態と判定し、閾値未満である場合に、正常状態であると判定する。
その後、時刻t4になると、周波数変更部22は、出力信号の周波数を10〔Hz〕から1〔Hz〕に変更する。そして、漏電判定部23は、時刻t4以降、車両が起動されている間、継続して漏電判定を行う。
このとき、フィルタ3は、入力される交流信号の周波数が1〔Hz〕であるため、交流信号を減衰させない。フィルタ3は、漏電状態でなければ、時刻t4以降の検出信号を出力する。フィルタ3は、漏電状態であれば、時刻t1から時刻t2までの検出信号を出力する。
このため、漏電判定部23は、図2に示す時刻t4以降の検出信号波高値と、図2に示す時刻t1から時刻t2までの検出信号の波高値との間の値となるように、漏電判定用の閾値を事前に設定する。そして、漏電判定部23は、検出信号の波高値が閾値以上であれば、漏電状態でないと判定し、閾値未満であれば漏電状態であると判定する。このように、漏電検出装置1によれば、漏電検出機能の自己診断を事前に行った後に、断線判定および漏電判定を行うので、正確な断線判定および漏電判定を行うことができる。
次に、図3を参照し、実施形態に係る処理部2が実行する処理の一例について説明する。図3は実施形態に係る漏電検出装置の処理部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、処理部2は、車両が起動されると、まず、処理部2は、漏電判定用周波数(例えば、1〔Hz〕)の交流信号を出力し(ステップS101)、漏電状態形成部4を有効化する(ステップS102)。
続いて、処理部2は、漏電検出機能の自己診断を行い(ステップS103)、その後、漏電状態形成部4を無効化し(ステップS104)、交流信号の周波数を変更する(ステップS105)。そして、処理部2は、断線判定用周波数(例えば、10〔Hz〕)の交流信号を出力する(ステップS106)。
続いて、処理部2は、断線判定を行い(ステップS107)、交流信号の周波数を変更する(ステップS108)。そして、処理部2は、漏電判定用周波数(例えば、1〔Hz〕)の交流信号を出力し(ステップS109)、漏電判定を行う(ステップS110)。
その後、処理部2は、動作を終了するか否かを判定する(ステップS111)。そして、処理部2は、動作を終了しないと判定した場合(ステップS111,No)、処理をステップS110へ移す。また、処理部2は、動作を終了しないと判定した場合(ステップS111,Yes)、処理を終了する。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 漏電検出装置
2 処理部
21 信号発生部
22 周波数変更部
23 漏電判定部
24 断線判定部
3 フィルタ
4 漏電状態形成部
C1 コンデンサ
C2 高圧側コンデンサ
C3 低圧側コンデンサ
YC Yコンデンサ
R1 検出抵抗
R2 絶縁抵抗
SW スイッチ
100 電源装置
101 電池
102 インバータ
103 負荷
2 処理部
21 信号発生部
22 周波数変更部
23 漏電判定部
24 断線判定部
3 フィルタ
4 漏電状態形成部
C1 コンデンサ
C2 高圧側コンデンサ
C3 低圧側コンデンサ
YC Yコンデンサ
R1 検出抵抗
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SW スイッチ
100 電源装置
101 電池
102 インバータ
103 負荷
Claims (6)
- 交流信号を発生させて電池の負極へ出力する信号発生部と、
前記交流信号の状態に基づいて、前記電池の漏電状態を判定する漏電判定部と、
前記交流信号の周波数を変更する周波数変更部と、
前記周波数が変更された交流信号の状態に基づいて、前記信号発生部と前記電池の負極との間の断線状態を判定する断線判定部と
を備えることを特徴とする漏電検出装置。 - 疑似的な前記漏電状態を形成する漏電状態形成部
をさらに備え、
前記漏電判定部は、
前記疑似的な漏電状態を検出することによって、漏電検出機能の自己診断を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の漏電検出装置。 - 前記漏電判定部は、
前記自己診断後に、前記漏電状態の判定を開始し、
前記断線判定部は、
前記自己診断後に、前記断線状態の判定を開始する
ことを特徴とする請求項2に記載の漏電検出装置。 - 前記周波数変更部は、
前記断線状態の判定期間における前記交流信号の周波数が前記漏電状態の判定期間における前記交流信号の周波数よりも高くなるように変更する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の漏電検出装置。 - 前記信号発生部と前記電池の負極との間に直列に接続される検出抵抗およびコンデンサと、
前記検出抵抗と前記コンデンサとの接続線と、前記漏電判定部と前記断線判定部との間に設けられ、前記漏電状態の判定期間における前記交流信号の周波数帯域の信号を通過させるフィルタと
を備えることを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の漏電検出装置。 - 交流信号を発生させて漏電検出装置から電池の負極へ出力する工程と、
前記交流信号の状態に基づいて、前記電池からの漏電状態を判定する工程と、
前記交流信号の周波数を変更する工程と、
前記周波数が変更された交流信号の状態に基づいて、前記漏電検出装置と前記電池の負極との間の断線状態を判定する工程と
を含むことを特徴とする漏電検出方法。
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