JP2022067956A - 撮像装置、撮像装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022067956000001
【課題】 撮像装置がスタンバイ状態から運用状態に復帰して所望の撮像方向で画像の撮像が再開するまでに要する時間を短縮することを目的としている。
【解決手段】 撮像方向を制御可能な撮像装置であって、撮像方向を少なくとも制御する制御手段と、撮像装置の機能が制限された状態であるスタンバイ状態から制限が解除された状態である運用状態に移行したのち撮像方向として向けられているべき方向であってユーザ操作に従って設定された方向である設定方向の情報を取得する取得手段とを有し、制御手段は、撮像装置がスタンバイ状態又はスタンバイ状態に移行中の状態である場合、取得手段により取得された情報に基づく設定方向になるよう前記撮像方向を制御する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、撮像装置の制御方法に関するものである。
現在、映像制作市場においてはネットワーク接続した撮像装置を遠隔から制御するようなシステムが増加している。このようなシステムにおいては、映像の撮像を行っていない間に電源使用量の節約を行うため、スタンバイ機能を持つ撮像装置が存在する。スタンバイ機能とは、一時的に撮像装置への給電量を落とし、映像の配信やカメラ制御の機能を制限することで当該撮像装置をスタンバイ状態(待機状態)にする機能を指している。
また、撮像装置の機能が制限されたスタンバイ状態から当該制限が解除された状態である運用状態に移行したあとで、当該撮像装置の撮像方向を設定された所定の方向に移動させる技術がある。
特許文献1では、撮像装置の電源がONになったのち、前回電源をオフにしたときの撮像装置のパンチルト位置を読み込み、当該パンチルト位置となるよう撮像装置を制御する方法について記載されている。
特開2007-104300号公報
しかしながら、特許文献1では、撮像装置がスタンバイ状態から運用状態に移行したあとで、所望の撮像方向となるよう撮像装置を制御しているため、スタンバイ状態から運用状態に復帰して所望の撮像方向にて画像の撮像が再開するまでに時間がかかってしまう。
そこで、本発明では、撮像装置がスタンバイ状態から運用状態に復帰して所望の撮像方向で画像の撮像が再開するまでに要する時間を短縮することを目的としている。
上記課題を解決するために、例えば、本発明の撮像装置は以下の構成を備える。すなわち、撮像方向を制御可能な撮像装置であって、前記撮像方向を少なくとも制御する制御手段と、前記撮像装置の機能が制限された状態であるスタンバイ状態から前記制限が解除された状態である運用状態に移行したのち前記撮像方向として向けられているべき方向であってユーザ操作に従って設定された方向である設定方向の情報を取得する取得手段とを有し、前記制御手段は、前記撮像装置が前記スタンバイ状態又は前記スタンバイ状態に移行中の状態である場合、前記取得手段により取得された情報に基づく前記設定方向になるよう前記撮像方向を制御する。
本発明によれば、撮像装置がスタンバイ状態から運用状態に復帰して所望の撮像方向で画像の撮像が再開するまでに要する時間を短縮することができる。
システム構成の一例を示す図である。 撮像装置の外観図の一例を示す図である。 撮像装置および情報処理装置の機能ブロックを示す図である。 撮像装置の状態遷移の一例を示す図である。 撮像方向の制御処理を開始するための処理の流れを示すフローチャートである。 撮像方向の制御処理の流れを示すフローチャートである。 撮像方向の制御処理を開始するための処理の流れを示すフローチャートである。 撮像方向の制御処理の開始時刻を設定する処理の流れを示すフローチャートである。 撮像方向の制御処理を開始するための処理の流れを示すフローチャートである。 各装置のハードウェア構成を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る実施形態について説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、図示された構成に限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本実施形態におけるシステム構成を示す図である。本実施形態におけるシステムは、撮像装置100、情報処理装置200、ディスプレイ220、およびネットワーク130を有している。
撮像装置100および情報処理装置200は、ネットワーク300を介して相互に接続されている。ネッワーク300は、例えばETHERNET(登録商標)等の通信規格に準拠する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から実現される。
なお、ネットワーク300は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless Lan)、WAN(Wide Area Network)等により実現されてもよい。
撮像装置100は、画像を撮像する装置であり、撮像方向を制御可能な撮像手段として機能する。撮像装置100は、撮像した画像の画像データと、画像を撮像した撮像日時の情報と、撮像装置100を識別する識別情報と、撮像装置110の撮像方向およびズーム値の情報とを、ネットワーク300を介し、情報処理装置100等の外部装置へ送信する。情報処理装置200は、例えば、後述する処理の機能を実現するためのプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータ等によって実現される。なお、本実施形態に係るシステムにおいて、撮像装置100は1つとするが、複数であってもよい。すなわち、複数の撮像装置100が、ネットワーク300を介して、情報処理装置200と接続されてもよい。この場合、情報処理装置200は、例えば、送信された画像と関連付けられた識別情報を用いて、送信された当該画像は、複数の撮像装置100のうちどの撮像装置100により撮像されたかを判断する。
ディスプレイ220は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成されており、撮像装置100が撮像した画像などを表示する。ディスプレイ220は、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)等の通信規格に準拠したディスプレイケーブルを介して情報処理装置100と接続されている。なお、ディスプレイ220および情報処理装置200は、単一の筐体に設けられてもよい。
次に、図2および図3を参照して、本実施形態に係る撮像装置100について説明する。図2は、本実施形態に係る撮像装置100の外観図の一例である。また図3は、本実施形態に係る撮像装置100および情報処理装置200の機能ブロックの一例である。なお、図3に示す撮像装置100の機能ブロックのうち、画像処理部112、システム制御部113、パンチルトズーム制御部114、記憶部115、通信部116等の各機能は、次のようにして実現されるものとする。すなわち、図10を参照して後述する撮像装置100のROM(Read Only Memory)1020に格納されたコンピュータプログラムを撮像装置100のCPU(Central Processing Unit)1000が実行することで実現される。
レンズ101の光軸の向く方向が撮像装置100の撮像方向であり、レンズ101を通過した光束は、撮像装置100の撮像部111の撮像素子に結像する。また、レンズ駆動部102は、レンズ101を駆動させる駆動系により構成され、レンズ101の焦点距離を変更する。レンズ駆動部102は、パンチルトズーム制御部114により制御される。
パン駆動部103は、パン動作を行うメカ駆動系及び駆動源のモータにより構成され、撮像装置100の撮像方向をパン方向105に回転駆動させるための回転駆動を行う制御をするように駆動する。また、パン駆動部103は、パンチルトズーム制御部114により制御される。
チルト駆動部104は、チルト動作を行うメカ駆動及び駆動源のモータにより構成され、撮像装置100の撮像方向をチルト方向106に回転駆動させるための回転駆動を行う制御するように駆動する。チルト駆動部104は、パンチルトズーム制御部114により制御される。
撮像部111は、CCD(charge coupled device)センサやCMOS(complementary metal oxide semiconductor)センサ等の撮像素子(不図示)により構成される。そして、撮像部111は、レンズ101を通って結像された被写体像を光電変換して電気信号を生成する。画像処理部112は、撮像部111において光電変換された電気信号をデジタル信号へ変換する処理や、圧縮符号化処理などの画像処理を行い、画像データを生成する。
パンチルトズーム制御部114は、システム制御部113から伝達された指示に基づいて、パン駆動部103、チルト駆動部104及びレンズ駆動部102の制御を行うことで、撮像装置100の撮像方向やズーム値を制御する。
記憶部115は、予めユーザ操作に従って設定された撮像方向である設定方向と、予めユーザ操作に従って設定されたズーム値である設定ズーム値とを記憶する。なお、設定方向とは、撮像装置100の機能が制限された状態であるスタンバイ状態から当該制限が解除された状態である運用状態に移行したのち撮像装置100の撮像方向として向けられているべき方向を示す。また、設定ズーム値とは、撮像装置100がスタンバイ状態から運用状態に移行したのち撮像装置100のズーム値として設定されるべき値を示す。
通信部116は、図10を参照して後述するI/F1040を介して、情報処理装置200との通信を行う。例えば、通信部116は、撮像装置100が撮像した画像の画像データをネットワーク300を介して情報処理装置200に送信する。また、通信部116は、情報処理装置200が送信する撮像装置100を制御するためのコマンドである制御コマンドを受信し、システム制御部113へ伝達する。
システム制御部113は、図10を参照して後述するCPU1000が実行する処理に従って、撮像装置100の全体を制御し、例えば、次のような処理を行う。すなわち、システム制御部113は、通信部116から伝達された撮像装置100を制御する制御コマンドを解析し、当該制御コマンドに応じた処理を行う。また、システム制御部113は、パンチルトズーム制御部114に対してパンチルトズーム動作の指示を行う。
また、システム制御部113は、画像処理部112で生成された画像データを情報処理装置200に送信する際に、当該画像データを取得した際の撮像情報も画像データに付与する。なお、本実施形態における撮像情報は、撮像装置100により画像が撮像されたときの撮像装置100のパン値・チルト値・ズーム値を示す情報を含む。なお、パン値は、パン駆動部103の駆動端の一方を0°としたときの、撮像装置100のパン方向105における撮像方向(光軸)の角度である。また、チルト値は、チルト駆動部104の駆動端の一方を0°としたときの、撮像装置100のチルト方向106における撮像方向(光軸)の角度である。なお、撮像装置100により画像が撮像されるときの撮像装置100のズーム値は、レンズ101の焦点距離から算出する。なお、撮像装置100の撮像方向は、パン値およびチルト値の少なくともいずれか一方によって決定される。
ここで、図3に示す情報処理装置200の機能ブロックを参照して、本実施形態に係る情報処理装置200の情報処理について説明する。なお、情報処理装置200の各機能は、図10を参照して後述するROM1020とCPU1000とを用いて、次のようにして実現されるものとする。すなわち、図3に示す各機能は、情報処理装置100のROM1020に格納されたコンピュータプログラムを情報処理装置100のCPU1000が実行することにより実現される。
表示制御部201は、撮像装置100に撮像された画像をディスプレイ220に表示させる。操作受付部202は、キーボード、マウス、タッチパネルなどの入力装置(不図示)を介して、ユーザによる操作の情報を受け付ける。通信部204は、図10を参照して後述するI/F1040を介して、システム制御部203から送信される各種設定コマンドや撮像装置100の制御コマンドを撮像装置100に送信する。また、通信部204は、撮像装置100から送信される画像データや、情報処理装置200から撮像装置100へ送信したコマンドに対する撮像装置100からのレスポンスを受信するとともに、システム制御部2003に送信する。
システム制御部203は、操作受付部202が受け付けたユーザ操作に基づく各種設定コマンドやカメラ制御コマンドを生成し、通信部204を介して撮像装置100へ送信する。また、送信した各種設定コマンドやカメラ制御コマンドに対する撮像装置100からのレスポンスを、通信部204を介して取得する。このように情報処理装置200は、ネットワーク300を介して、撮像装置100の制御を行うことができる。
図4は、撮像装置100の状態遷移を示す図である。運用状態401は、撮像装置100の機能の制限が解除された状態であり、画像を撮像する処理、画像処理部112による画像処理、撮像した画像を配信する処理、撮像方向を制御する処理など通常の運用ができる状態を指している。スタンバイ移行中402は、運用状態からスタンバイ状態へ移行する途中の状態であり、スタンバイ状態に移行するために次のような処理が実行される。すなわち、撮像装置100は、画像処理部112による画像処理、画像の撮像、または撮像した画像の配信を停止するための処理や、撮像装置100の消費電力量を低下させるための処理などを実行する。スタンバイ状態403は、撮像装置100のスタンバイ状態を示し、撮像装置100の機能が制限されている状態を示す。具体的には、スタンバイ状態とは、例えば、画像処理部112による画像処理が停止した状態、画像の撮像が停止した状態、撮像した画像の配信が停止した状態、または撮像装置100の消費電力量が低下した状態である。運用移行中404は、スタンバイ状態403から運用状態401へ移行している途中の状態であり、撮像装置100の機能の制限を解除するための処理が行われる。具体的には、撮像装置100は、画像処理部112による画像処理、画像の撮像、または撮像した画像の配信などを再開するための処理や、消費電力量を省電力状態における電力量から通常の電力量まで引き上げる処理などを行う。
続いて図5および図6のフローの処理を参照して、本実施形態における撮像装置100がスタンバイ状態403において、撮像方向およびズーム値を予め設定された設定方向および設定ズーム値に制御する処理について説明する。なお、図5および図6に示すフローの処理は、例えば、撮像装置100のROM1020に格納されたコンピュータプログラムを情報処理装置100のCPU1000が実行して実現される図2に示す機能ブロックにより実行されるものとする。
図5は、本実施形態に係る撮像装置100のスタンバイ状態403における処理の一例を示すフローチャートである。なお、運用状態401からスタンバイ状態403に変更するユーザ指示(変更指示)に基づくコマンドを情報処理装置200から撮像装置100が取得したことに応じて、図5に示す処理を実行するようにしてもよい。また図5に示すフローの処理は、予め設定された一定間隔ごとに実行するにようにしてもよいし、スケジュール上で指定されたタイミングで実行されるようにしてもよい。
まず、S501で、システム制御部113は、図4に示す撮像装置100の状態のうち現在いずれの状態であるかを判定する。S501にて撮像装置100はスタンバイ状態403であると判定された場合(S502にてYes)、S503へ遷移し、S501にて撮像装置100はスタンバイ状態403以外の状態である場合(S502にてNo)、図5に示すフローの処理を終了する。S503にて、撮像装置100は、予めユーザ操作に従って設定された設定方向および設定ズーム値となるよう撮像装置100の撮像方向およびズーム値を制御する制御処理を実行する。なお、設定方向および設定ズーム値は、例えば、次のような処理を実行することで、ユーザにより設定される。すなわち、情報処理装置200の表示制御部201は、撮像装置100によりリアルタイムで撮像および配信される映像をディスプレイ220に表示させる。そして、ユーザは、表示された映像を確認しつつ、撮像装置100の撮像方向およびズーム値を変更する操作を実行し、所望の撮像方向・ズーム値をそれぞれ設定方向・設定ズーム値として指定する。ユーザにより指定された設定方向および設定ズーム値の情報は、情報処理装置100の通信部204を介して撮像装置100へ送信される。このようにして、図5に示すフローの処理に先立って、ユーザ操作に基づき、設定方向および設定ズーム値は予め設定されるものとする。
続いて図6を参照して、撮像装置100の撮像方向およびズーム値が、予め設定された設定方向および設定ズーム値となるよう制御する処理について説明する。S601にて、システム制御部113は、現在の撮像装置100の撮像方向およびズーム値の情報を取得する。本実施形態において、システム制御部113は、パンチルトズーム制御部114から現在の撮像装置100のパン値、チルト値、およびズーム値を取得することで現在の撮像方向およびズーム値の情報を取得する。次にS602にて、システム制御部113は、記憶部115から設定方向および設定ズーム値の情報を取得する。なおシステム制御部113は、情報処理装置100へ設定方向および設定ズーム値を要求するコマンドを、通信部116を介して送信し、当該コマンドに対する情報処理装置100からのレスポンスとして設定方向および設定値の情報を取得するようにしてもよい。
S603にて、システム制御部113は、S601で取得した情報に基づく現在の撮像方向およびズーム値と、S602で取得した情報に基づく設定方向および設定ズーム値とを比較し、差分があるかを判定する。差分があると判断された場合(S603にてYes)、S604へ遷移し、差分がないと判断した場合(S603にてNo)、図6に示すフローの処理を終了する。なお、S603にて、システム制御部113は、例えば、次のような処理を実行することで、差分があるかを判定する。すなわち、システム制御部113は、現在の撮像方向のパン値と設定方向のパン値との差分、現在の撮像方向のチルト値と設定方向のチルト値との差分、および、現在のズーム値と設定ズーム値との差分をそれぞれ算出する。そして、システム制御部113は、算出した各差分が閾値未満であれば、S603にて差分はないと判定し、算出した各差分が閾値以上であれば、S603にて差分はあると判定する。なお、パン値、チルト値、ズーム値それぞれの差分に対して比較の対象となる閾値として異なる閾値を用いてもよい。
S604にて、システム制御部113は、撮像装置100の撮像方向を動かす速度である移動速度として、スタンバイ状態403における移動速度である第1移動速度を設定する。本実施形態において、第1移動速度は、スタンバイ状態403における移動速度として運用状態401における移動速度である第2移動速度と比べて低速であるものとする。このように、スタンバイ状態403において低速で動かすことで、設定方向になるよう撮像方向を制御中の撮像装置100をユーザが見た時に当該撮像装置100が運用状態401ではなくスタンバイ状態403であることを把握しやすくする。
次に、S605にて、パンチルトズーム制御部114は、撮像装置100の撮像方向が設定方向となり撮像装置100のズーム値が設定ズーム値となるよう、撮像装置100の撮像方向およびズーム値を制御する。なおこのとき、パンチルトズーム制御部114は、撮像装置100のパン値およびチルト値の少なくともいずれか一方を制御することで撮像装置100の撮像方向を制御する。また、パンチルトズーム制御部114は、S604にて設定された第1移動速度で撮像方向を制御する。
次に、S606にて、システム制御部113は、現在撮像方向の移動速度として設定されている第1移動速度を、運用状態401において適用される移動速度である第2移動速度に変更する。
なお、図6に示す処理において、スタンバイ状態403と運用状態401とで撮像方向の移動速度を異ならせているが、スタンバイ状態403と運用状態401とで撮像方向の移動速度を同じにしてもよい。なお、図6に示す処理において、撮像方向およびズーム値の両方を制御するようにしたが、これに限らない。すなわち、撮像装置100は、スタンバイ状態403において、少なくとも撮像方向が設定方向となるよう、少なくとも撮像方向を制御するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る撮像装置100は、スタンバイ状態403の間に、ユーザにより予め設定された設定方向および設定ズーム値になるよう、撮像装置100の撮像方向およびズーム値を制御する処理を実行する。このようにすることで、撮像装置100がスタンバイ状態403から運用状態401に復帰した時点で既に、画像の撮像および配信を再開するにあたって適切な撮像方向およびズーム値になっている。そのため、運用状態401に復帰してから画像の撮像および撮像した画像の配信を開始するまでに要する時間を短縮することが可能になる。
(実施形態2)
実施形態1では、スタンバイ状態403の間において、設定方向および設定ズーム値となるよう、撮像装置100の撮像方向およびズーム値を制御する処理について説明した。本実施形態では、スタンバイ移行中402の間に、設定方向および設定ズーム値となるよう、撮像装置100の撮像方向およびズーム値を制御する処理について説明する。なお、実施形態1と異なる部分を主に説明し、実施形態1と同一または同等の構成要素、および処理には同一の符号を付すとともに、重複する説明は省略する。
図7に示すフローは、本実施形態における撮像装置100のスタンバイ移行中402における処理の一例を示すフローチャートである。なお、運用状態401からスタンバイ状態403に変更するユーザ指示に基づくコマンドを情報処理装置200から撮像装置100が取得したことに応じて、図7に示す処理を実行するようにしてもよい。
まずS701にて、システム制御部113は、図4に示す撮像装置100の状態のうち現在いずれの状態であるかを判定する。S701にて撮像装置100はスタンバイ移行中402であると判定された場合(S702にてYes)、S703へ遷移し、S701にて撮像装置100はスタンバイ移行中402以外の状態である場合(S702にてNo)、図7に示すフローの処理を終了する。S703にて撮像装置100は、予めユーザ操作に従って設定された設定方向および設定ズーム値となるよう撮像装置100の撮像方向およびズーム値を制御する。なお、S703における制御処理は、図5に示すS503と同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態に係る撮像装置100は、スタンバイ移行中402において、撮像方向・ズーム値である設定方向・設定ズーム値になるよう、撮像装置100の撮像方向およびズーム値を制御する処理を実行する。言い換えれば、撮像装置100の機能を制限するための処理の実行と並行して、設定方向・設定ズーム値となるよう撮像装置100の撮像方向およびズーム値を制御する処理を実行する。このようにすることで、撮像装置100がスタンバイ状態403から運用状態401に復帰した時点で既に、映像の撮像および配信を再開するにあたって適切な撮像方向およびズーム値になっている。そのため、運用状態401に復帰してから映像および配信を開始するまでに要する時間を短縮することが可能になる。
(実施形態3)
本実施形態では、撮像装置100がスタンバイ状態403から運用状態401に復帰する時刻に基づき、設定方向・設定ズーム値となるよう撮像装置の撮像方向およびズーム値を制御する制御処理の開始時刻を設定する実施形態について説明する。なお、上述の各実施形態と異なる部分を主に説明し、上述の各実施形態と同一または同等の構成要素、および処理には同一の符号を付すとともに、重複する説明は省略する。
ここで図8および図9に示すフローを参照して、本実施形態における撮像装置100の制御方法について説明する。なお、図8および図9に示すフローの処理は、例えば、撮像装置100のROM1020に格納されたコンピュータプログラムを情報処理装置100のCPU1000が実行して実現される図2に示す機能ブロックにより実行されるものとする。
なお、本実施形態において、図8に示すフローの処理は次のようにして開始されるものとする。すなわち、運用状態401からスタンバイ状態403に変更するユーザ指示に基づくコマンドを情報処理装置200から撮像装置100が取得したことに応じて、図5に示す処理を実行する。なお、本実施形態における撮像装置100は、スタンバイ状態403から運用状態401に復帰する時刻である復帰時刻を指示するコマンドを情報処理装置200から取得するものとする。ここでの復帰時刻は、ユーザによって指定された情報である。例えば、操作受付部201は、撮像装置100を運用状態401からスタンバイ状態403に変更するユーザ操作の情報と、スタンバイ状態403から運用状態401に復帰する復帰時刻を指示するユーザ操作の情報を取得する。そして、情報処理装置200のシステム制御部203は、操作受付部201が受け付けた情報に基づき、運用状態401からスタンバイ状態403へ変更する指示のコマンドと、復帰時刻を指示するコマンドとを、通信部204を介して、撮像装置100に送信する。この場合、撮像装置100の記憶部115は、送信された復帰時刻の情報を記憶する。
まずS801で、システム制御部113は、撮像装置100をスタンバイ状態に移行するための処理を実行する。ここでは、例えば、システム制御部113は、画像処理部112による画像処理を停止する処理、撮像した画像の配信を停止する処理、消費電力量を低下させるための処理などを実行する。またS801にて、本実施形態におけるパンチルトズーム制御部114は、更に、スタンバイ状態において保持されるべき撮像方向であってユーザにより予め設定された方向である待機方向に撮像装置100の撮像方向を向けるよう制御する。なお待機方向とは、人物等の本来撮像対象となる被写体が存在しないエリアを向く撮像方向である。例えば、待機方向は、図2に示す撮像装置100が壁や地面などの平面に設置されている場合において、撮像装置100が設置された当該平面(設置平面)を向く方向である。具体的には、待機方向は、例えば、撮像装置100の設置平面の鉛直方向に沿った方向であって当該設置平面を向くような方向である。このように、本実施形態における撮像装置100は、スタンバイ状態403に移行するにあたって、人物等の撮像対象となる被写体が存在しないエリアに撮像方向を向けるようにして撮像装置100の撮像方向を制御する。このようにすることで、待機方向を向いた撮像装置100は被写体を撮像できない状態であり、スタンバイ状態にあることをユーザは容易に把握することができる。なお、待機方向と同様に、スタンバイ状態におけるズーム値である待機ズーム値をユーザは予め設定するようにしてもよい。この場合、S801にて、本実施形態におけるパンチルトズーム制御部114は、スタンバイ状態に移行するための処理のひとつとして、撮像装置100の撮像方向を待機方向に制御し、撮像装置100のズーム値を待機ズーム値に制御する。なお、待機方向および待機ズーム値をユーザが設定する方法として、実施形態1で説明した設定方向および設定ズーム値を設定する方法と同様にしてもよい。
次に、S802にて、システム制御部113は、現在の撮像装置100の撮像方向およびズーム値の情報を取得する。なお本実施形態において、システム制御部113は、現在の撮像装置100の撮像方向として待機方向の情報を取得し、現在の撮像装置100のズーム値として待機ズーム値の情報を取得する。
次に、S803にて、システム制御部113は、記憶部115から設定方向および設定ズーム値の情報を取得する。なおシステム制御部113は、情報処理装置100へ設定方向および設定ズーム値を要求するコマンドを、通信部116を介して送信し、当該コマンドに対する情報処理装置100からのレスポンスとして設定方向および設定値の情報を取得するようにしてもよい。
次に、S804にて、システム制御部113は、S802にて取得した情報に基づく現在の撮像方向およびズーム値から、S803にて取得した情報に基づく設定方向および設定ズーム値になるまでの撮像装置100の制御に要する所要時間を算出する。具体的には、システム制御部113は、スタンバイ状態の間に撮像装置100の撮像方向を移動させる移動速度の情報を取得し、現在の撮像方向から設定方向までの移動距離を当該移動速度で割ることで、所要時間を算出するようにしてもよい。
次に、S805にて、システム制御部113は、スタンバイ状態403から運用状態401への復帰時刻の情報を取得する。システム制御部113は、例えば、図8に示すフローの処理に先立って撮像装置100から送信されていた復帰時刻の情報を記憶部115から取得する。また、システム制御部113は、次のような処理を実行することで復帰時刻の情報を取得してもよい。すなわち、システム制御部113は、情報処理装置100へ復帰時刻を要求するコマンドを、通信部116を介して送信し、当該コマンドに対する情報処理装置100からのレスポンスとして復帰時刻の情報を取得するようにしてもよい。
次に、S806にて、システム制御部113は、算出された所要時間と復帰時刻とに従って、撮像装置100の撮像方向・ズーム値を設定方向・設定ズーム値になるよう制御する制御処理を開始する時刻(開始時刻)を設定する。ここでシステム制御部113は、例えば、復帰時刻から所要時間前の時刻を開始時刻として設定する。例えば、復帰時刻が“13:00:00”であり、所要時間が“10秒”である場合、システム制御部113は、“12:59:50”を開始時刻として設定する。また、システム制御部113は、例えば、復帰時刻の設定時間前の時刻から更に所要時間前の時刻を開始時刻として設定してもよい。なお、設定時間とは予めユーザにより設定された時間を示す。ここで、復帰時刻が“13:00:00”、設定時間が“30秒”、所要時間が“10秒”である場合、システム制御部113は、復帰時刻から設定時間および所要時間まえの“12:59:20”を開始時刻として設定する。
図9に示すフローの処理は、S806にて設定された制御処理の開始時刻の所定時間前に開始される処理である。例えば、制御処理の開始時刻として“12:59:50”が設定されている場合、図9に示すフローの処理は、開始時刻の1分前である“12:58:50”に実行される。
まずS901にて、システム制御部113は、図4に示す撮像装置100の状態のうち現在いずれの状態であるかを判定する。S901にて撮像装置100はスタンバイ状態403であると判定された場合(S902にてYes)、S903へ遷移し、S901にて撮像装置100はスタンバイ状態403以外の状態である場合(S902にてNo)、図9に示すフローの処理を終了する。
次に、S903で、システム制御部113は、現在時刻が開始時刻に達したかを判定し、現在時刻は開始時刻に達していないと判定された場合(S903にてNo)、S901へ遷移し、S901の処理を再度実行する。一方、現在時刻は開始時刻に達したと判定された場合(S903にてYes)、S904へ遷移し、S904にて、システム制御部113は、制御処理を実行する。なお、S904における制御処理は、図5に示すS503の処理と同様であるため説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態では、スタンバイ状態403における撮像方向・ズーム値から設定方向・設定ズーム値に変更するまでの所要時間と、運用状態401への復帰時刻とに基づき、撮像方向およびズーム値の制御処理の開始時刻が設定される。このようにすることで、撮像装置100がスタンバイ状態403から運用状態401に復帰した時点で既に、映像の撮像および配信を再開するにあたって適切な撮像方向およびズーム値になっている。そのため運用状態401に復帰してから画像の撮像および撮像した画像の配信を開始するまでに要する時間を短縮することが可能になる。また本実施形態では、スタンバイ状態403における撮像方向・ズーム値をそれぞれ予め設置された待機方向・待機ズーム値とする。これより待機方向を向く撮像装置100をみたユーザは当該撮像装置100がスタンバイ状態にあることを容易に把握することが可能となる。
(その他の実施形態)
次に図10を参照して、各実施形態の各機能を実現するための撮像装置100のハードウェア構成を説明する。なお、以降の説明において撮像装置100のハードウェア構成について説明するが、情報処理装置200も同様のハードウェア構成によって実現されるものとする。
本実施形態における撮像装置100は、CPU1000、RAM1010、ROM1020、HDD1030、および、I/F1040を有している。
CPU1000は撮像装置100を統括制御する中央処理装置である。RAM1010は、CPU1000が実行するコンピュータプログラムを一時的に記憶する。また、RAM1010は、CPU1000が処理を実行する際に用いるワークエリアを提供する。また、RAM1010は、例えば、フレームメモリとして機能したり、バッファメモリとして機能したりする。
ROM1020は、CPU1000が撮像装置100を制御するためのプログラムなどを記憶する。HDD1030は、画像データ等を記録する記憶装置である。
I/F1010は、ネットワーク140を介して、TCP/IPやHTTPなどに従って、外部装置との通信を行う。
なお、上述した各実施形態の説明では、CPU1000が処理を実行する例について説明するが、CPU1000の処理のうち少なくとも一部を専用のハードウェアによって行うようにしてもよい。例えば、ディスプレイ220にGUI(GRAPHICAL USER INTERFACE)や画像データを表示する処理は、GPU(GRAPHICS PROCESSING UNIT)で実行してもよい。また、ROM1020からプログラムコードを読み出してRAM1010に展開する処理は、転送装置として機能するDMA(DIRECT MEMORY ACCESS)によって実行してもよい。
なお、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを1つ以上のプロセッサが読出して実行する処理でも実現可能である。プログラムは、ネットワーク又は記憶媒体を介して、プロセッサを有するシステム又は装置に供給するようにしてもよい。また、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。また、撮像装置100の各部は、図10に示すハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェアにより実現することもできる。
なお、上述した各実施形態に係る撮像装置100の1以上の機能を他の装置が有していてもよい。例えば、各実施形態に係る撮像装置100の1以上の機能を情報処理装置200が有していてもよい。なお、上述した各実施形態を組み合わせて、例えば、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよい。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲は限定的に解釈されるものではない。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱しない範囲において、様々な形で実施することができる。例えば、各実施形態を組み合わせたものも本明細書の開示内容に含まれる。
100 撮像装置
200 情報処理装置
113 システム制御部
114 パンチルトズーム制御部
203 システム制御部
201 表示制御部
202 操作受付部

Claims (17)

  1. 撮像方向を制御可能な撮像装置であって、
    前記撮像方向を少なくとも制御する制御手段と、
    前記撮像装置の機能が制限された状態であるスタンバイ状態から前記制限が解除された状態である運用状態に移行したのち前記撮像方向として向けられているべき方向であってユーザ操作に従って設定された方向である設定方向の情報を取得する取得手段とを有し、
    前記制御手段は、前記撮像装置が前記スタンバイ状態又は前記スタンバイ状態に移行中の状態である場合、前記取得手段により取得された情報に基づく前記設定方向になるよう前記撮像方向を制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記取得手段は、更に、前記スタンバイ状態から前記運用状態に移行したのち前記撮像装置のズーム値として設定されているべきズーム値であってユーザ操作に従って設定されたズーム値である設定ズーム値の情報を取得し、
    前記制御手段は、前記撮像装置が前記スタンバイ状態又は前記スタンバイ状態に移行中の状態である場合、前記取得手段により取得された情報に基づく前記設定方向になるよう前記撮像方向を制御し、前記取得手段により取得された情報に基づく前記設定ズーム値になるよう前記ズーム値を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 現在の前記撮像方向から前記設定方向への変更に要する所要時間と、前記スタンバイ状態から前記運用状態に復帰する時刻であってユーザ操作に基づき設定された時刻である復帰時刻とに基づき、前記設定方向になるよう前記撮像方向を制御する制御処理を開始する開始時刻を設定する設定手段を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、現在の時刻が前記開始時刻に達したことに応じて、前記制御処理を実行することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記取得手段は、前記運用状態から前記スタンバイ状態に変更する変更指示の情報を取得し、
    前記制御手段は、前記取得手段により前記変更指示の情報が取得されたことに応じて、前記スタンバイ状態において前記撮像方向として向けられるべき方向であってユーザ操作に従って設定された方向である待機方向になるよう前記撮像方向を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記スタンバイ状態の間に前記撮像方向を前記設定方向に制御する際の前記撮像方向の移動速度を前記運用状態における前記撮像方向の移動速度と比べて低速にすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記スタンバイ状態は、前記撮像装置の画像の撮像を停止した状態、前記撮像装置の撮像した画像の配信を停止した状態、または、前記運用状態と比較して前記撮像装置の消費電力が低下した状態であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記設定方向は、前記撮像装置のパン値およびチルト値の少なくともいずれか一方によって決定されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 撮像方向を制御可能な撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置の機能が制限された状態であるスタンバイ状態から前記制限が解除された状態である運用状態に移行したのち前記撮像方向として向けられているべき方向であってユーザ操作に従って設定された方向である設定方向の情報を取得する取得工程と、
    前記撮像装置が前記スタンバイ状態又は前記スタンバイ状態に移行中の状態である場合、前記取得工程において取得された情報に基づく前記設定方向になるよう前記撮像方向を制御する制御工程とを有することを特徴とする制御方法。
  10. 前記取得工程において、前記スタンバイ状態から前記運用状態に移行したのち前記撮像装置のズーム値として設定されているべきズーム値であってユーザ操作に従って設定されたズーム値である設定ズーム値の情報を取得し、
    前記制御工程において、前記撮像装置が前記スタンバイ状態又は前記スタンバイ状態に移行中の状態である場合、前記取得工程において取得された情報に基づく前記設定方向になるよう前記撮像方向を制御し、前記取得工程において取得された情報に基づく前記設定ズーム値になるよう前記ズーム値を制御することを特徴とする請求項9に記載の制御方法。
  11. 現在の前記撮像方向から前記設定方向への変更に要する所要時間と、前記スタンバイ状態から前記運用状態に復帰する時刻であってユーザ操作に基づき設定された時刻である復帰時刻とに基づき、前記設定方向になるよう前記撮像方向を制御する制御処理を開始する開始時刻を設定する設定工程を更に有することを特徴とする請求項9または10に記載の制御方法。
  12. 前記制御工程において、現在の時刻が前記開始時刻に達したことに応じて、前記制御処理を実行することを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  13. 前記取得工程において、前記運用状態から前記スタンバイ状態に変更する変更指示の情報を取得し、
    前記制御工程において、前記取得工程において前記変更指示の情報が取得されたことに応じて、前記スタンバイ状態において前記撮像方向として向けられるべき方向であってユーザ操作に従って設定された方向である待機方向になるよう前記撮像方向を制御することを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の制御方法。
  14. 前記制御工程において、前記スタンバイ状態の間に前記撮像方向を前記設定方向に制御する際の前記撮像方向の移動速度を前記運用状態における前記撮像方向の移動速度と比べて低速にすることを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載の制御方法。
  15. 前記スタンバイ状態は、前記撮像装置の画像の撮像を停止した状態、前記撮像装置の撮像した画像の配信を停止した状態、または、前記運用状態と比較して前記撮像装置の消費電力が低下した状態であることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の制御方法。
  16. 前記設定方向は、前記撮像装置のパン値およびチルト値の少なくともいずれか一方によって決定されることを特徴とする請求項9乃至15のいずれか1項に記載の制御方法。
  17. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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