JP2022067861A - 移動装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022067861000001
【課題】バッテリーの充電のための無駄な走行を低減すること。
【解決手段】残量検出部11aは、バッテリー1yの蓄電残量を検出する。充電部11,12は、コンセントに電気的に接続されることにより前記コンセントから供給される電力によって前記バッテリー1yを充電する。走行制御部5cは、許容残量を下回る前記バッテリー1yの前記蓄電残量が検出された場合に、人感センサー7cにより人が検出される位置、または、前記人感センサー7cにより過去に人が検出された位置へ走行部4を走行させる。通知部5fは、前記許容残量を下回る前記バッテリー1yの前記蓄電残量が検出された後に、前記人感センサー7cにより人が検出されているときに、前記充電部11,12を前記コンセントに接続することを要求する通知処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、充電式の移動装置に関する。
自動掃除機などの移動装置において、床面を走行する走行部は、バッテリーの電力によって動作する。そのため、前記バッテリーの蓄電残量が低下したときに前記バッテリーの充電が必要である。
また、ロボット掃除機が、所定の位置に配置された充電ステーションと信号のやり取りをしながら前記充電ステーションへ移動することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008-146617号公報
ところで、前記移動装置は、それ専用の充電ステーションでバッテリーの充電が行われる場合、起点となる前記充電ステーションの位置まで充電のためだけに走行しなければならず、走行の効率が悪い。
特に、前記移動装置がオフィスまたは工場などの広い領域を移動する場合、前記移動装置が前記充電ステーションの位置へ戻ることに起因する走行効率の悪さが顕著である。
本発明の目的は、バッテリーの充電のための無駄な走行を低減できる移動装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る移動装置は、走行部と、バッテリーと、残量検出部と、充電部と、人感センサーと、走行制御部と、通知部と、を備える。前記走行部は、床面を走行する。前記バッテリーは、前記走行部へ電力を供給する。前記残量検出部は、前記バッテリーの蓄電残量を検出する。前記充電部は、コンセントに電気的に接続されることにより前記コンセントから供給される電力によって前記バッテリーを充電する。前記人感センサーは、人を検出する。前記走行制御部は、許容残量を下回る前記バッテリーの前記蓄電残量が検出された場合に、前記人感センサーにより人が検出される位置、または、前記人感センサーにより過去に人が検出された位置へ前記走行部を走行させる。前記通知部は、前記許容残量を下回る前記バッテリーの前記蓄電残量が検出された後に、前記人感センサーにより人が検出されているときに、前記充電部を前記コンセントに接続することを要求する通知処理を実行する。
本発明によれば、バッテリーの充電のための無駄な走行を低減できる移動装置を提供することが可能になる。
図1は、実施形態に係る移動装置の構成図である。 図2は、実施形態に係る移動装置における制御装置の構成を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る移動装置のCPUにおける処理モジュールの構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[移動装置1の構成]
実施形態に係る移動装置1は、自動的に走行しながら床面100を掃除する自動掃除機である。図1に示されるように、移動装置1は、本体部10と、本体部10に設けられた複数の搭載機器を備える。前記複数の搭載機器は、走行部4、掃除部1x、バッテリー1yおよび充電回路11を含む。
本体部10は、走行部4および掃除部1xを支持する筐体である。走行部4は、床面100上を走行する機構である。走行部4が走行することにより、移動装置1が床面100に沿って移動する。走行部4は、複数の車輪41、車輪駆動機構42および操舵機構43を含む。
車輪駆動機構42は、複数の車輪41を回転駆動する。操舵機構43は、車輪41の向きを変更することにより、移動装置1の走行方向を変更する。走行部4が動作することにより、本体部10が床面100上を移動する。
掃除部1xは、走行部4が走行しているときに床面100を掃除する装置である。本実施形態において、掃除部1xは、静電気により床面100上のゴミを吸引する。掃除部1xは、それぞれ本体部10に支持されたブラシローラー2、ゴミ分離部3およびゴミ収容部30を備える。
ブラシローラー2は、導電性の基体21と、基体21の外周面に形成された起毛22とを有する。例えば、基体21は、筒状または円柱状の部材である。ブラシローラー2は、床面100に沿って支持され、ローラー駆動機構13によって回転駆動される。ブラシローラー2は、起毛22が床面100に接しつつ回転する。
ローラー駆動機構13は、駆動源であるモーターと、前記モーターの回転力を伝達するギヤ機構などの動力伝達機構とを含む。
起毛22は、床面100に接触することによって第1の極性に帯電するとともに、床面100上のゴミを第2の極性に帯電させる。例えば、起毛22がナイロン6,6などのポリアミド合成樹脂である場合、前記第1の極性が正極であり、前記第2の極性が負極である。そして、ブラシローラー2の起毛22は、静電気により床面100上のゴミを引き付ける。起毛22に引き付けられたゴミは、ブラシローラー2に担持される。
ゴミ分離部3は、ブラシローラー2に電気的に付着したゴミを、電気的に引き付けることによってブラシローラー2から引き離す。ゴミ収容部30は、ゴミ分離部3によってブラシローラー2から引き離されたゴミを収容する容器である。
本実施形態において、ゴミ分離部3は、分離ローラー31、バイアス印加回路32およびブレード33を備える。
分離ローラー31は、筒状または円柱状の導電性の部材である。分離ローラー31は、ブラシローラー2の起毛22に接触する。分離ローラー31は、ローラー駆動機構13によって回転駆動される。
バイアス印加回路32は、分離ローラー31に対し、ブラシローラー2との間で予め定められた前記第1の極性のバイアス電圧を印加する。前記バイアス電圧は直流電圧である。バイアス印加回路32は、バイアス印加部の一例である。
即ち、バイアス印加回路32は、分離ローラー31に対し、ブラシローラー2との間で起毛22の帯電極性と同じ極性の前記バイアス電圧を印加する。これにより、前記第2の極性に帯電したゴミは、電気的に分離ローラー31へ引き付けられ、ブラシローラー2から分離ローラー31の外周面へ移行する。
ブレード33は、ゴミ収容部30内において、分離ローラー31の外周面に接触する状態で配置されている。ブレード33は、回転する分離ローラー31の外周面からゴミを擦り取る。ブレード33によって分離ローラー31の外周面から擦り取られたゴミは、ゴミ収容部30内に収容される。
ゴミ収容部30は、本体部10に対して取り外し可能に装着されている。ゴミがゴミ収容部30内に溜まったときに、ゴミ収容部30が本体部10から取り外され、ゴミ収容部30内のゴミが廃棄される。
ローラー駆動機構13は、本体部10が床面100上を移動する場合に、ブラシローラー2を、その外周面における床面100に対向する部分が本体部10の移動方向と同じ方向へ移動するように回転駆動する。これにより、起毛22が、より高い頻度で床面100に接触し、効率的に床面100上のゴミを引き付ける。
なお、掃除部1xが、空気とともにゴミを吸引する吸引ファンを備える装置であってもよい。
移動装置1は、それぞれ本体部10に設けられた制御装置5およびユーザーインターフェイス装置6をさらに備える。ユーザーインターフェイス装置6は、操作部6aおよび表示部6bを含む。制御装置5は、ローラー駆動機構13、バイアス印加回路32、走行部4および表示部6bを制御する。
操作部6aは、人の操作を受け付ける装置であり、例えばタッチパネルまたは操作ボタンなどを含む。表示部6bは、情報を表示する装置である。
図2に示されるように、制御装置5は、CPU(Central Processing Unit)51、RAM52、二次記憶装置53、信号インターフェイス54および通信装置55などを含む。
二次記憶装置53は、コンピューター読み取り可能な不揮発性の記憶装置である。二次記憶装置53は、コンピュータープログラムおよび各種のデータを記憶可能である。例えば、SSD(Solid State Drive)およびハードディスクドライブの一方または両方が、二次記憶装置53として採用される。
CPU51は、二次記憶装置53に記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、各種のデータ処理および制御を実行するプロセッサーである。なお、DSPなどの他のプロセッサーが、CPU51の代わりに前記データ処理および制御を実行することも考えられる。
RAM52は、コンピューター読み取り可能な揮発性記憶装置である。RAM52は、CPU51による処理の対象となるデータおよびCPU51によって生成されるデータを一次記憶する。
信号インターフェイス54は、CPU51がローラー駆動機構13、バイアス印加回路32および走行部4などの内部機器との間で受け渡しする信号を中継する。通信装置55は、外部機器との間で無線通信を行う。CPU51は、外部機器との間のデータの送信および受信の全てを、通信装置55を通じて行う。
CPU51は、前記コンピュータープログラムの実行により実現される複数の処理モジュールを含む。前記複数の処理モジュールは、主制御部5a、バイアス制御部5b、走行制御部5c、領域情報取得部5dおよび所在取得部5eなどを含む(図3参照)。
主制御部5aは、操作部6aの一部を成す起動スイッチに対する操作を検出したときに、検出内容に応じた処理の開始を制御する。
例えば、主制御部5aは、前記起動スイッチに対するON操作を検出したときにローラー駆動機構13を動作させ、前記起動スイッチに対するOFF操作を検出したときにローラー駆動機構13を停止させる。
バイアス制御部5bは、バイアス印加回路32を制御する。バイアス制御部5bは、通常、前記第1の極性の前記バイアス電圧をバイアス印加回路32に出力させる。これにより、起毛22との摩擦によって起毛22の帯電極性と逆の極性に帯電したゴミが、起毛22から分離ローラー31へ移行する。
走行制御部5cは、走行部4を制御することにより、走行部4を床面100上で走行させる。ブラシローラー2および分離ローラー31は、走行部4が走行しているときにローラー駆動機構13によって回転駆動される。これにより、移動装置1は、室内の自動清掃が可能である。
領域情報取得部5dは、予め設定される対象領域のマップ情報を含む領域情報D1を取得する(図2,4参照)。前記対象領域は、移動装置1の走行の対象となる領域である。前記対象領域は、オフィスビルにおける部屋または工場内の領域などである。
本実施形態において、領域情報取得部5dは、不図示のホスト装置から通信装置55による無線通信を通じて領域情報D1を取得し、取得した領域情報D1を二次記憶装置53に記憶させる(図2参照)。
その後、領域情報取得部5dは、必要に応じて二次記憶装置53から領域情報D1を取得する。なお、領域情報D1が、予め二次記憶装置53に記憶されていてもよい。
所在取得部5eは、移動装置1が存在する前記対象領域内における自装置の位置を表す所在情報D2を取得する(図1参照)。
本実施形態において、移動装置1は、ジャイロセンサー7aを備える。ジャイロセンサー7aは、前記対象領域内における移動装置1の位置を検出する。所在取得部5eは、ジャイロセンサー7aから所在情報D2を取得する。
走行制御部5cは、領域情報D1および所在情報D2に基づき前記対象領域内で走行部4を走行させる。例えば、走行制御部5cは、領域情報D1の前記マップ情報に基づいて前記対象領域における走行可能領域の全体を走行するように走行部4を制御する。
即ち、走行制御部5cは、机などの障害物が前記対象領域に存在する場合、前記障害物を避けた経路を走行部4に走行させる。
移動装置1は、周囲の障害物を検出する1つ以上の障害物センサー7bを備える。走行制御部5cは、障害物センサー7bにより前記障害物が検出される領域を回避しつつ領域情報D1が表す前記対象領域を走行するように走行部4を制御する。
領域情報D1が表す前記対象領域のうち障害物センサー7bにより前記障害物が検出される領域を除いた残りの領域が、前記対象領域における前記走行可能領域である。
また、移動装置1は、周囲に存在する人を検出する人感センサー7cをさらに備える。本実施形態において、人感センサー7cは前方に存在する人を検出する。
人感センサー7cは、検出感度の設定が可能である。人感センサー7cは、前記検出感度を高く設定されるとより広範囲に存在する人を検出可能であり、前記検出感度を低く設定されるとより近い範囲に存在する人のみを検出可能である。即ち、前記検出感度の変更は、人感センサー7cによる人の検出可能距離を変更することである。
走行制御部5cは、人感センサー7cの前記検出感度を比較的近い範囲に存在する人のみを検出可能な基準感度に予め設定する。以下の説明において、前記検出感度を前記基準感度に設定された人感センサー7cのことを基準状態の人感センサー7cと称する。
走行制御部5cは、前記基準状態の人感センサー7cによって人が検出されたときに走行部4を一時停止させる。その際、走行制御部5cは、領域情報D1の前記マップ情報に基づいて、前記基準状態の人感センサー7cによって検出された人の位置を表す検出位置情報D3を二次記憶装置53に記録する(図2参照)。検出位置情報D3は、前記基準状態の人感センサー7cによって人が検出されたときのマップ情報D1における自装置の位置に基づいて特定される。
走行制御部5cは、二次記憶装置53に記録される検出位置情報D3の数が予め定められた最大記録数を超える場合、最も古い検出位置情報D3を二次記憶装置53から削除する。検出位置情報D3は、後述する対人移動制御において利用される。
そして、走行制御部5cは、走行部4を一時停止させているときに、前記基準状態の人感センサー7cによって人が検出されなくなったときに、走行部4に走行を再開させる。
また、走行制御部5cは、前記基準状態の人感センサー7cによって人が検出される状態が予め定められた解除時間を超えて継続したときに、走行部4に走行を再開させ、前記基準状態の人感センサー7cによって人が検出される領域を回避するよう走行部4を制御する。
バッテリー1yは、移動装置1が備える各種の電気機器へ電力を供給する。充電回路11は、電源から供給される電力によってバッテリー1yを充電する。前記電気機器は、ローラー駆動機構13および走行部4が備えるモーターと、制御装置5と、ユーザーインターフェイス装置6と、ジャイロセンサー7aなどの各種のセンサーとを含む。
ところで、移動装置1は、それ専用の充電ステーションでバッテリー1yの充電が行われる場合、起点となる前記充電ステーションの位置まで充電のためだけに走行しなければならず、走行の効率が悪い。
特に、移動装置1がオフィスまたは工場などの広い領域を移動する場合、移動装置1が前記充電ステーションの位置へ戻ることに起因する走行効率の悪さが顕著である。
一方、移動装置1は、バッテリー1yの充電のための無駄な走行を低減するための構成を備える。以下、移動装置1の詳細な構成について説明する。
移動装置1は、充電コード12および残量検出回路11aをさらに備える。残量検出回路11aは、バッテリー1yの蓄電残量を検出する。残量検出回路11aは、残量検出部の一例である。
充電コード12は、充電回路11に電気的に接続され、コンセントに接続されるプラグ12aを有する。前記コンセントは、移動装置1以外の電気機器が接続され得る汎用のプラグ差し込み口である。充電回路11および充電コード12は、前記コンセントに電気的に接続されることにより前記コンセントから供給される電力によってバッテリー1yを充電する充電部の一例である。
走行制御部5cは、許容残量を下回る前記バッテリーの前記蓄電残量が残量検出回路11aによって検出された場合に、前記基準状態の人感センサー7cによって人が検出されていれば、走行部4を停止させる。
例えば、走行制御部5cは、所在情報D2が表す位置と検出位置情報D3が表す位置との距離に応じて前記許容残量を設定する。この場合、走行制御部5cは、検出位置情報D3が表す位置までの距離が長いほど大きな前記許容残量を設定する。なお、前記許容残量が予め定められた固定値であってもよい。
一方、走行制御部5cは、前記許容残量を下回る前記バッテリーの前記蓄電残量が残量検出回路11aによって検出された場合に、前記基準状態の人感センサー7cによって人が検出されていなければ、以下に示される対人移動制御を実行する。
[対人移動制御]
前記対人移動制御において、走行制御部5cは、まず、人感センサー7cの前記検出感度を前記基準感度よりも高い探索感度に設定する。以下の説明において、前記検出感度を前記探索感度に設定された人感センサー7cのことを探索状態の人感センサー7cと称する。人感センサー7cは、前記探索状態であるときに、前記基準状態であるときよりも遠くに存在する人を検出可能である。
そして、走行制御部5cは、前記探索状態の人感センサー7cによって人が検出される場合、人感センサー7cにより検出される人の位置へ走行部4を走行させる。
例えば、走行制御部5cは、走行部4が人感センサー7cにより検出される人の位置へ向けて移動中に、一時的に人感センサー7cの前記検出感度を前記基準感度に戻す。そして、走行制御部5cは、前記基準状態の人感センサー7cによって人が検出されたときに走行部4を停止させる。
一方、走行制御部5cは、前記探索状態の人感センサー7cによって人が検出されない場合に、人感センサー7cにより過去に人が検出された位置へ走行部4を走行させる。本実施形態において、走行制御部5cは、二次記憶装置53に記録されている検出位置情報D3が表す位置へ走行部4を走行させる。なお、検出位置情報D3は、人感センサー7cにより過去に人が検出された位置を表す。
例えば、走行制御部5cは、複数の検出位置情報D3が記録されている場合、最新の検出位置情報D3が表す位置、または、最も近い位置を表す検出位置情報D3に対応する位置へ走行部4を移動させる。
以上に示される前記対人移動制御は、人感センサー7cにより人が検出される位置、または、人感センサー7cにより過去に人が検出された位置へ走行部4を走行させる制御の一例である。
また、移動装置1において、CPU51の前記処理モジュールは、通知部5fをさらに含む(図3参照)。通知部5fは、前記許容残量を下回るバッテリー1yの前記蓄電残量が残量検出回路11aによって検出された後に、人感センサー7cにより人が検出されているときに、通知処理を実行する。
前記通知処理は、充電コード12のプラグ12aを最寄りの前記コンセントに接続することを周囲の人に要求する処理である。本実施形態において、前記通知処理は、充電コード12のプラグ12aを前記コンセントに接続することを要求するメッセージを表示部6bに表示させる処理を含む。
なお、移動装置1が不図示のスピーカーを備え、前記通知処理が、前記メッセージを表す音声または警報音などの音響を前記スピーカーを通じて出力する処理を含む場合もある。
通知部5fは、前記許容残量を下回るバッテリー1yの前記蓄電残量が検出された後に、前記基準状態の人感センサー7cによって人が検出されているときに前記通知処理を実行する。
移動装置1は、人が活動しているオフィス内または工場内などで動作する。移動装置1の周囲の人は、前記通知処理に応じて充電コード12のプラグ12aを最寄りの前記コンセントに接続する。また、移動装置1の周囲の人は、必要に応じて移動装置1を最寄りの前記コンセントの位置まで移動させる。
また、通知部5fは、検出位置情報D3が表す位置へ走行部4が走行しているときにも前記通知処理を実行してもよい。これにより、前記通知処理の通知内容が、より広範囲において人に認知され得る。
以上に示されるように、移動装置1は、周囲の人を利用して最寄りのコンセントでバッテリー1yを充電することができる。これにより、移動装置1は、バッテリー1yの充電のための無駄な走行を低減できる。
また、移動装置1は、専用の充電ステーションを要することなく、汎用の前記コンセントを利用してバッテリー1yを充電することができる。これにより、移動装置1は、前記充電ステーションの設置のためのスペースを必要とせず、充電のために備える構成も簡易である。
1 :移動装置
1x :掃除部
1y :バッテリー
2 :ブラシローラー
3 :ゴミ分離部
4 :走行部
6 :ユーザーインターフェイス装置
7a :ジャイロセンサー
7b :障害物センサー
7c :人感センサー
10 :本体部
11 :充電回路
11a :残量検出回路
12 :充電コード
12a :プラグ
13 :ローラー駆動機構
30 :ゴミ収容部
31 :分離ローラー
32 :バイアス印加回路
33 :ブレード
41 :車輪
42 :車輪駆動機構
43 :操舵機構

Claims (4)

  1. 床面を走行する走行部と、
    前記走行部へ電力を供給するバッテリーと、
    前記バッテリーの蓄電残量を検出する残量検出部と、
    コンセントに電気的に接続されることにより前記コンセントから供給される電力によって前記バッテリーを充電する充電部と、
    人を検出する人感センサーと、
    許容残量を下回る前記バッテリーの前記蓄電残量が検出された場合に、前記人感センサーにより人が検出される位置、または、前記人感センサーにより過去に人が検出された位置へ前記走行部を走行させる走行制御部と、
    前記許容残量を下回る前記バッテリーの前記蓄電残量が検出された後に、前記人感センサーにより人が検出されているときに、前記充電部を前記コンセントに接続することを要求する通知処理を実行する通知部と、を備える移動装置。
  2. 前記走行制御部は、前記許容残量を下回る前記バッテリーの前記蓄電残量が検出されたときに前記人感センサーにより人が検出される場合に、前記人感センサーにより人が検出される位置へ前記走行部を走行させ、そうでない場合に、前記人感センサーにより過去に人が検出された位置へ前記走行部を走行させる、請求項1に記載の移動装置。
  3. 前記通知部は、前記許容残量を下回る前記バッテリーの前記蓄電残量が検出された後に、前記走行部が過去に人が検出された位置へ走行しているときにも前記通知処理を実行する、請求項1または請求項2に記載の移動装置。
  4. 前記走行部が走行しているときに前記床面を掃除する掃除部をさらに備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の移動装置。
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