JP2022061971A - 放射性物質の漏出の危険を低減する放射線防護装置を具備する、放射性物質を輸送及び/又は格納するための容器 - Google Patents

放射性物質の漏出の危険を低減する放射線防護装置を具備する、放射性物質を輸送及び/又は格納するための容器 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、放射性物質(3)を輸送及び/又は格納するための容器(1)であって、放射性物質を収容するためのキャビティ(12)と、環状空間(18)に配置された放射性防護要素(16)からなる放射性防護装置(14)とを備えた容器に関するものである。【解決手段】本発明によれば、長手方向(8)及び周方向(28)から環状空間の所定の方向に沿って少なくとも2つの連続する放射線防護要素(16)に関連して、2つの放射線防護要素(16)の所定の方向への相対的な距離を制限/防止するように設計されたロック部材(32)が提供される。【選択図】図8

Description

本発明は、例えば核燃料集合体や放射性廃棄物のような放射性物質を輸送及び/又は格納するための容器についての技術分野に関する。
より具体的には、本発明は、例えば注型樹脂により作られた放射線防護要素のような複数の独立要素によって形成された放射線防護装置を備えている容器に関する。
放射性物質を収容するためのキャビティの周囲に配置された放射線防護装置を備えた容器を提供することは、従来から知られている。当該装置に求められる機能は、容器に放射性物質が搭載されている場合であっても、当該容器の周囲の規制放射線基準を満たすことを目的として、ガンマ線から防護すること、及び/又は、中性子を吸収することである。
当該目的を達成するために、一の解決手段として、容器の長手方向中心軸線を中心とした環状空間に放射線防護要素を挿入することが挙げられる。通常、当該放射線防護要素は、コールドギャップによって環状空間に挿入することができるブロックの形状形をしている。このようなコールドギャップによって、放射線防護材料の熱膨張が許容されるので、その結果として、環状空間を形成している容器の部分に作用する当該ブロックの熱機械応力を制限することができる。
このようなタイプの容器を利用して実施される輸送作業の際に、放射線防護要素が環状空間において互いに対して移動及び活動する場合がある。これら要素の間における累積的な移動は、2つの隣接する要素の間において局所的に、放射線漏れに関して許容できない値の間隙が生じる場合がある。
その結果として、上述の欠点を改善するために、既存の容器の設計を最適化するというニーズが存在する。
このようなニーズを満たすために、本発明は、放射性物質を輸送及び/又は格納するための容器であって、容器が、放射性物質を収容するためのキャビティと、容器の長手方向中心軸線を中心とした環状空間の内部に収容キャビティの周りに配置されている放射線防護装置と、を備えており、放射線防護装置が、環状空間に配置されている放射線防護要素を備えている、容器に関する。
本発明では、環状空間の長手方向及び周方向から選択された、環状空間の所定の方向において少なくとも2つの隣接する放射線防護要素に関連して、所定の方向において互いに対して2つの放射線防護要素の離隔を制限/防止するように構成されているロック部材が、環状空間に設けられており、ロック部材が、2つの放射線防護要素のうち第1の放射線防護要素と協働するか又は第1の放射線防護要素と一体化されており、及び、2つの放射線防護要素のうち第2の放射線防護要素に形成された窪みと協働する。
優位には、本発明は、容器の環状空間における放射線防護要素同士の離隔を制限するので、その結果として、当該放射線防護要素同士の隙間から放射線が漏出する恐れを顕著に低減させることができる。
さらに、本発明は以下の任意選択可能な特徴のうち少なくとも1つを単独で、又は当該特徴の組み合わせを有している。
本発明の好ましい実施例では、ロック部材が、第1の放射線防護要素(16)と一体化している。
好ましくは、ロック部材が、長線状の部材とされ、好ましくは切頂された円状の形状、四角状、又は台形状の断面を有している。言うまでも無く、本発明の技術的範囲を逸脱することなく、他の形状を選択可能である。
好ましくは、ロック部材が、長線状の部材とされ、切頂された円状の形状、四角状、又は台形状の断面を有している。
本発明のさらに好ましい実施例では、ロック部材が、第1の放射線防護要素及び第2の放射線防護要素とは別部品とされ、ロック部材が、第1の放射線防護要素に形成された窪みと協働する。
好ましくは、ロック部材が、第1の放射線防護要素及び第2の放射線防護要素より小さく、好ましくは異なる材料から作られている。
好ましくは、ロック部材が、ピン、キー、又はクリップとされる。
好ましくは、ロック部材が、環状空間の径方向厚さの一部に沿ってのみ延在している。
本発明の好ましい実施例では、第1の放射線防護要素及び第2の放射線防護要素が、放射線防護要素の単一の環状列において、所定の方向に直接隣接している。
本発明のさらなる好ましい実施例では、第1の放射線防護要素及び第2の放射線防護要素が、放射線防護要素の2つの同心状の環状列にそれぞれ属しており、第1の放射線防護要素及び第2の放射線防護要素が、環状空間の径方向において部分的に重なり合った状態で、周方向において互いに対してオフセットされている。
好ましくは、ロック部材が、第1の放射線防護要素及び第2の放射線防護要素が径方向において重なり合っている領域の高さに配置されている。
好ましくは、環状空間が、内側フェルール及び外側ケーシングによって形成されている。この点に関して、内側フェルールが、容器の側体の全部又は一部を形成しているか、又は内側フェルールが、放射性物質を収容するためのキャビティの境界を形成する横方向の容器本体に加えて設けられていることに留意すべきである。
好ましくは、環状空間には、内側フェルールを外側ケーシングに接続している熱伝導体が存在しない。
好ましくは、放射線防護要素が、中性子防護要素、好ましくは注型樹脂ブロックとされる。
好ましくは、放射性物質防護装置の少なくとも1つの放射性物質防護要素、好ましく幾つかの放射性物質防護要素、又は放射性物質防護要素それぞれが、所定の方向において放射性物質防護要素の両側に配置された2つのロック部材であって、2つの放射性物質防護要素の互いに対する離隔を制限/防止するように構成されている2つのロック部材を具備する。このような構成によって、異なる放射線防護要素同士の間隙の蓄積の危険を制限することができるので、当該構成は、放射性物質から成る単一の環状列を具備する構成と2つの環状列を具備する構成との両方に適用可能とされる。
本発明のさらなる利点及び特徴については、以下の非限定的な発明の詳細な説明から明確になる。
本発明の説明のために、以下の添付図面を参照する。
本発明の好ましい実施例における、放射性物質を輸送及び/又は格納するための容器の概略的な縦断面図である。 図1に表わす断面II-IIに沿った断面図である。 図1及び図2に表わす容器で利用される放射線防護要素の斜視図である。 本発明のさらなる好ましい実施例における容器の一部分の縦断面図である。 代替例における容器の、図4の縦断面図に類似する図面である。 本発明のさらなる好ましい実施例における容器の、図4の縦断面図に類似する図面である。 容器を具備する放射線防護装置のさらなる好ましい実施例の概略図である。 本発明のさらなる好ましい実施例における容器の、図2の断面図に類似する図面であり、放射線防護装置が放射線防護要素から成る2つの同心状の環状列を有していることを表わす。 放射線防護装置を具備するロック部材についての異なる形態を表わす概略図である。 放射線防護要素から成る2つの同心状の環状列を有する放射線防護装置のさらなる好ましい実施例を表わす部分分解図である。 本発明のさらなる好ましい実施例の形態を表わす容器の、図8の図面に類似する図面である。
最初に、図1は、例えば核燃料集合体や放射性廃棄物のような(図1では部分的且つ概略的に表わすにすぎない)放射性物質3を輸送及び/又は格納するための容器1を表わす。
容器1は、容器1の長手方向中心軸線2が垂直方向に向いている垂直格納位置で図示されている。容器1は、取り外し可能なカバー6と対向して、且つ、長手方向中心軸線2に対して平行とされる高さ8の方向に沿って、容器ベース4に載置されている。従って、高さ8の方向は、容器の長手方向に対応している。
容器1は、容器ベース4とカバー6との間に側体10を含んでおり、側体10は、長手方向中心軸線2を中心として延在しており、放射性物質3を収容するためのキャビティ12を内部に形成している。キャビティ12は、放射性物質を受容するようになっている格納筐体を形成しており、当該放射性物質は、例えば格納筐体の内部に配置された格納トレイに配置されている。代替的には、格納筐体の全体が、上述のキャビティ12の内部に配置された、“キャニスター”とも呼称されるケースによって形成されている。格納筐体の軸線方向における頂部は、カバー6によって閉じられており、格納筐体の軸線方向における底部は、容器ベース4によって閉じられているので、当該格納容器は、容器の側体10と一体化されている。実際に、容器ベース4、カバー6、及び側体10は、格納筐体の気密性を維持するために、特に落下時における容器の機械的強度を確保することを目的とする容器の本体を形成している。
また、容器1は、容器1の周辺部に、放射線防護装置を、当該実施例では中性子防護装置14を備えている。当該中性子防護装置は、幾つかの中性子防護要素16によって形成されており、中性子防護要素16はそれぞれ、容器の側体10の長さの全体又は一部に亘って、高さ方向8に沿って延在している。代替的には、高さ方向8に沿って積層された防護ブロック16を用いて、中性子防護装置14を形成することもできる。放射線防護要素16はそれぞれ、好ましくは注型樹脂から作られているプレハブ式ブロックの形態とされる。このような注型樹脂は、ホウ素又は他の任意の中性子吸収要素すなわち中性子吸収要素から成る。“中性子吸収要素”との用語は、熱中性子に対して核反応断面積100バーンより大きい有効断面積を有している要素を意味する。
以下において、中性子防護要素16を“防護ブロック16”又は“防護ブロック16”と呼称する。後者は、長手方向中心軸線2を中心とする環状空間18に配置されており、内側フェルール20と外側ケーシング22とによって形成されている。図1に表わす好ましい実施例では、内側フェルール20は、容器の側体10の周りに追加された部品であるが、代替的には、環状空間18の内側境界は、側体10の外面によって直接実現されている。外側ケーシング22は、容器1の側周部分を部分的に形成している。
容器本体の容器ベース4、カバー6、及び側体10は金属製であり、例えば鋼又は鋳鉄から作られている。また、内側フェルール20及び外側ケーシング22も金属製であり、例えば鋼から作られている。フェルール間空間とも呼称される環状空間18には、防護ブロック16に加えて熱伝導体が設けられていないことが望ましい。このような特定のケースは、低い熱出力しか出さない又は全く熱出力を出さない放射性物質を輸送するための容器に対応している。“熱伝導体”との用語は、従来から容器の内部で利用されていた伝導体であって、一般に、中性子防護ブロックと交互に配置されていると共に内側フェルール20を外側ケーシング22に接続している伝導体を意味する。それにも関わらず、熱伝導体の形状は、環状のディスクであっても良い。そして、防護ブロック16は、高さ方向8において熱伝導ディスクと交互に配置されている。図2及び図3は、長手方向中心軸線2に関する環状空間18の周方向28に沿った連続する防護ブロック16の形状を表わす。このような好ましい実施例では、すべての防護ブロック16が、長手方向中心軸線2を中心とする単一のブロック環状列を形成しており、当該ブロック環状列は、当該環状空間18の径方向30に沿った環状空間18の全体厚さ“E1”より僅かに小さい厚さを有している。
ここで、環状列を構成する防護ブロック16それぞれが、好ましくは同一であり、すなわち、同一の形状及び同一の寸法を有している。一般に、防護ブロック16はそれぞれ、周方向28及び径方向30それぞれに沿って互いに対してオフセットされた2つの略平行六面体部分16a,16bによって一体化されている。実際、第1の部分16aは、防護ブロック16の径方向外側部分を形成しており、当該径方向外側部分は、同一のブロックの径方向内側部分を形成している第2の部分16bに接続されていると共に、周方向にオフセットされている。
防護ブロック16が周方向28に沿って連続しているので、第1の防護ブロックの第1の部分16aは、周方向28において直接隣接する第2の防護ブロック16の第2の部分16bを、径方向において少なくとも部分的に覆っており、同様に、第1の防護ブロックの第2の部分16bは、周方向28において直接隣接する第3の防護ブロック16の第1の部分16aによって、径方向において少なくとも部分的に覆われているが、第2の部分とは対向して配置されている。
本発明の技術的特徴(specificities)のうち一の技術的特徴は、隣接する防護ブロック16同士の周方向における離隔を制限/防止するための手段を利用することにある。その結果として、そのような離隔が累積することを回避することができるので、許容することができないレベルの中性子が2つの連続する防護ブロック16の間から漏出することを防止することができる。中性子の漏出を防止するために、単一の環状列を構成する幾つかの防護ブロック16、好ましくはすべて又はほぼすべての防護ブロック16それぞれには、周方向28において当該ブロックの両側に配置された2つのロック部材32であって、2つの防護ブロック16それぞれの互いに対する周方向における離隔を制限/防止するように意図された2つのロック部材32が形成されていることが望ましい。
発明の詳細な説明全体から理解されるように、すべての好ましい実施例において、容器の環状空間18の径方向外側の境界が、長手方向中心軸線2を中心とした外側ケーシング22によって形成されており、放射線防護要素16及びロック部材32が、環状空間18に配置されていることに留意すべきである。
ロック部材32と2つの防護ブロック16との間における配置はそれぞれ、同程度で離隔を制限/防止するので、一の配置についてのみ、以下に詳述する。
このような好ましい実施例では、環状空間18に配置されたロック部材32はそれぞれ、関連する第1の防護ブロック16の第1の部分16aと一体化されている。代替的には、環状空間18に配置されたロック部材32はそれぞれ、関連する第1の防護ブロック16の第2の部分16bと一体化されている。このことは、本発明の技術的範囲内である。
ロック部材32が第1の防護ブロック16の第1の部分16aに一体化されている場合には、ロック部材32は、長手方向8に沿って長線状とされ、すなわち周方向28に対して局所的に直交又は略直交して延在している径方向内向きの突起の形態をしている。従って、長線状の突出部32は、関連する第1の防護ブロック16の長さの全体又は単に一部分に亘って、好ましくは連続的に延在している。図2に表わす断面図では、突出部32は、例えば半円状のような切頂された円状の形状を有しているが、例えば正方形、長方形、台形等のような任意の他の形状であっても良い。
突出部32は、相補的な形状の窪み34に収容されており、窪み34は、径方向外向きに開いており、周方向28に沿って第1の防護ブロックに直接隣接している第2の防護ブロック16の第2の部分16bに設けられている。突出部32と窪み34との協働によって、第1の防護ブロックと第2の防護ブロック16とが、周方向28に沿って互いから離隔しなくなるか、又は、単に突出部32と窪み34との周方向間隙に起因する限定的な振れ幅で離隔することができるにすぎなくなる。
最後に、異なる防護ブロック16それぞれを環状空間18に挿入した場合であっても、突出部32それぞれが関連する谷形の窪み34において相対的に滑動することできるので、異なる防護ブロック16の突出部32と窪み34とが協働することに留意すべきである。
さらに、上述の好ましい実施例は、環状空間18において一連の防護ブロック16が長手方向8に沿って配置されている場合に適用可能である(transposable)。このような場合が、図4に表されている。図4では、ロック部材32は、依然として径方向の突出部の形態とされるが、突出部32が挿入される窪み34のように、周方向28に沿って長線状に延在している。
参考までに説明すると、容器の製造の際には、防護ブロック16のロック部材32が、長手方向8において直接隣接している2つの防護ブロック16の対応する部分が長手方向において環状空間18に挿入される前に、これら2つの防護ブロックの窪み34に挿入される。
図5は、図4で提案した解決策の代替案を表わす。図5では、ロック部材32は、防護ブロック16の第1の部分16aの長手方向端部を形成しており、径方向内側に突出している。さらに、防護ブロック16の窪み34は、防護ブロック16の2つの部分16a,16bの接合部と、径方向外側に突出していると共に当該防護ブロック16の反対側の長手方向端部を形成しているさらなる突出部16′であって、第2の部分16bに設けられているさらなる突出部16′との間に形成されている。
再度、単列の防護要素16の単一の列に関して言えば、これら防護ブロック16は、これら防護ブロックに一体化されていないロック部材によって相互に保持可能とされる。ロック部材は、これら防護ブロックとは別体であり、これら防護ブロックと協働するようになっている。この点に関して好ましい実施例を図6に表わす。防護ブロック16は、防護ブロック16の2つの部分16a,16bに同一の一般的形状を採用している。ロック部材32は、クリップ又は類似する要素の形態をしており、ロック部材32それぞれが、長手方向8において直接隣接している2つの防護ブロック16を結合することによって、環状空間18において長手方向8に沿った相対的な離隔を制限/防止することができる。
従って、クリップ32それぞれが、クリップ32によって接続されたた第1の防護ブロック16及び第2の防護ブロック16の2つの窪み34にそれぞれ収容された2つのタブを有している。クリップ32それぞれの中央本体は、周方向28に沿って延在しており、当該中央本体の端部に配置されたクリップ32それぞれのタブは、防護ブロック16の対応する窪み34に収容されるように径方向に突出している。
図6に表わすように、クリップ32は、防護ブロック16同士の長手方向接合部の高さに配置されており、防護ブロックと外側ケーシング22との間において防護ブロックの環状列の外周部に配置されている。代替的には、クリップ32は、防護ブロックと内側フェルール20との間において当該環状列の内周部に配置されている。
このようなクリップシステムは、本発明の技術的範囲から逸脱しないことを条件として、周方向28に沿った防護ブロック16同士の相対的な距離を制限/防止するための類似する方法でも利用可能とされる。
図7は、長手方向8において防護ブロック16を、防護ブロック16とは別体のロック部材32と結合するためのさらなる好ましい実施例を表わす。これは、当該2つの防護ブロック16に面している長手方向端部に形成されている相補的な形状の窪み34それぞれに収容された、蟻継ぎ(dovetails)の形状をした2つの対向する長手方向部分32′を有しているキータイプ又は同様の構造物を含んでいる。当該実施例では、防護ブロック16それぞれが、当該防護ブロック16が配置された環状空間18の一般的形状に沿うように、周方向28に沿って湾曲している。
別体のロック部材に32によって接続された防護ブロック16とは別体のロック部材32を具備すると想定されるすべての実施例において、ロック部材32はそれぞれ、防護ブロック16より小さい大きさの部分を形成している。さらに、ロック部材32はそれぞれ、環状空間18の径方向厚さE1の一部分に沿って、例えば当該径方向厚さE1の5%~30%に沿って延在しているにすぎない。
ロック部材32は、好ましくは、防護ブロック16の材料とは異なる材料から、例えば金属材料から作られている。
上述の好ましい実施例に関連するすべての原理が、防護装置14が防護ブロック16から成る長手方向中心軸線2を中心とした2つ以上の同心の環状列を具備する構成に適用可能とされる。
図8に表わす好ましい実施例では、当該構成は、環状空間18に配置された2つの同心列36a,36bから成り、当該同心列それぞれが、周方向28に沿った一連の防護ブロック16によって形成されている。防護ブロック16それぞれが、容器の側体10の長さ全体又は一部に亘って、高さ方向8に沿って延在している。防護ブロック16は、例えば略平行六面体のような単純な形状を有しており、任意には、防護ブロック16が配置されている環状空間18の概略的な形状に追従するように周方向28に沿って湾曲している。ここで、2つの同心列36a,36bそれぞれの防護ブロック16それぞれが、好ましくは一体形成されており、第1の部分16aと、第1の部分16aの周方向の延長部分に位置する第2の部分16bとを備えている。径方向外側に配置された第1の同心列36aの防護ブロック16と、径方向内側に配置された第2の同心列36bの防護ブロック16とが、互いに対して角度オフセットされて位置決めされているので、第1の同心列36aの防護ブロック16同士の接触面は、第2の同心列36bの防護ブロック16同士の接触面とは径方向において位置合わせされていない。このような配置は、2つの同心列36a,36bを形成する防護ブロック16の千鳥状配列に相当し、当該接触面を介した中性子の漏出を制限することができる。
当該構成では、第1の同心列36aの防護ブロック16それぞれの第1の部分16aは、第2の同心列36bの一の防護ブロックの第2の部分16bによって覆われており、同様に、第1の同心列36aの防護ブロック16それぞれの第2の部分16bは、第2の同心列36bの直接隣接する防護ブロックの第1の部分16aによって覆われている。第2の同心列36bの防護ブロック16についても同様である。すなわち、第1の部分16aが、第1の同心列36aの一の防護ブロックの第2の部分16bによって覆われており、且つ、第2の部分16bが、第1の同心列36aの直接隣接する防護ブロックの第1の部分16aによって覆われている。従って、第1の同心列36a及び第2の同心列36bそれぞれに属すると共に部分的に重なり合っている2つの防護ブロック16は、周方向において互いに対してオフセットされている。
言い換えると、第2の同心列36bの第1の防護ブロック16の第1の部分16aは、径方向30において、第1の同心列36aの第2の防護ブロック16の第2の部分16bによって覆われており、第1の防護ブロックの第2の部分16bは、やはり径方向30において、第1の同心列36aの第3の防護ブロック16の第1の部分16aによって覆われており、第2の防護ブロック16及び第3の防護ブロック16は、第1の同心列36aにおいて周方向28で直接隣接している。同様に、第1の同心列36aの第1の防護ブロック16の第1の部分16aは、径方向30において、第2の同心列36bの第2の防護ブロック16の第2の部分16bによって覆われており、当該第1の防護ブロックの第2の部分16bは、やはり径方向30において、第2の同心列36bの第3の防護ブロック16の第1の部分16aによって覆われており、第2の防護ブロック16と第3の防護ブロック16とは、第2の同心列36bにおいて周方向28に直接隣接している。さらに、2つの防護ブロック16が径方向30に沿って互いを部分的に覆っている場合には、当該2つの防護ブロック16が、同一の環状列に属していなくても、周方向28に沿って連続しているとみなされることに留意すべきである。
本発明の当該好ましい実施例では、第2の同心列36bの防護ブロック16はそれぞれ、周方向において互いに対して離隔配置されている2つのロック部材32を含んでおり、第1のロック部材が第1の部分16aに設けられており、第2のロック部材は第2の部分16bに設けられている。さらに、第1の同心列36aの防護ブロック16はそれぞれ、周方向において互いに対して離隔配置されている2つの窪み34を含んでおり、第1の窪みが第1の部分16aに設けられており、第2の窪みは第2の部分16bに設けられている。従って、第2の同心列36bの防護ブロック16はそれぞれ、第1の同心列16aの防護ブロック16の第2の窪み34に挿入するための第1のロック部材32を有している一方、第2の同心列36bの防護ブロック16の第2のロック部材32は、第1の同心列16aの直接隣接している防護ブロック16の第1の窪み34に挿入される。従って、当該実施例では、ロック部材32は、2つの防護ブロック16が径方向において重なり合う領域に位置しており、当該2つの防護ブロックの互いに対する保持を補助するので、当該2つの防護ブロックが周方向28に沿って互いから離間することを制限/防止するのに貢献する。
言うまでもなく、上述の構成を逆転させることもできる。すなわち、突出部材32を第1の同心列36aの防護ブロックに設けると共に、窪み34を第2の同心列36bの防護ブロックに設けることも可能であるが、このような構成は、本発明の技術的範囲から逸脱する訳ではない。
図8に表わす好ましい実施例では、径方向に突出しているロック部材32は、図2を参照して説明したロック部材と同一又は類似しており、具体的には特に、半円状の断面を有している。しかしながら、例えばロック部材32が長手方向8に沿って長線状であることなどのような、図2を参照して説明した他の特徴すべても適用可能とされる。
図9に概略的に簡潔に表わすさらなる実施可能な実施例では、径方向に突出しているロック部材32は、窪み34と協働するような台形状の形状を有している。
図10に表わすさらなる好ましい実施例では、2つの環状の同心列36a,36bは、略U字状の断面を有する防護ブロック16によって形成されている。第2の同心列36bは、2つの対向するアームが径方向外側に突出しているU字状の防護ブロック16を含んでいる一方、第1の同心列36aは、2つの対向するアームが径方向内側に突出しているU字状の防護ブロック16を含んでいる。
第2の同心列36bの防護ブロック16それぞれの2つのアームはそれぞれ、当該防護ブロックの2つのロック部材32を形成している一方、第1の同心列36aの防護ブロック16それぞれの2つのアームの間に形成された空間40が、周方向において互いと一体化される2つの隣り合う窪み34を形成している。窪み34は、第2の同心列36bの2つの直接隣接している防護ブロック16それぞれに属する2つのアーム/部材32を受容するように構成されている。この場合には、2つの別個の防護ブロック16に属する2つの隣り合うロック部材32は共に、当該2つのロック部材が挿入される空間40の形状と相補的な形状を有している。
U字状の防護ブロック16を具備するこのような構成は、当該防護ブロックが環状空間18において長手方向8に沿って連続している場合にも適している。これにより、第2の同心列36bのU字のアームは、第1の同心列36aのU字のアーム同士の間に形成された空間40と協働することによって、防護ブロック16同士の長手方向における離隔を制限/防止するように機能する。
明白であるが、2つの同心列36a,36bのU字状の防護ブロックの間の好ましい形状の同一性に起因して、代替的には、第1の同心列36aの防護ブロック16それぞれの2つのアームそれぞれが当該防護ブロックの2つのロック部材32を形成する一方、第1の同心列36aの防護ブロック16それぞれの2つのアームの間に形成された空間が、周方向において互いと一体化される2つの隣り合う窪み34を形成し、窪み34は、第1の同心列36aの2つの直接隣接している防護ブロック16それぞれに属する2つのアーム/部材32を受容するように構成されている場合がある。
さらに、繰り返しになるが、防護ブロック16から成る二重の環状列を具備する構成の場合には、防護ブロック16から独立した、すなわち防護ブロック16と一体化されていないロック部材32を具備する構成とすることもできる。例えば図11では、突出部材が、径方向に向いているピン32に置き換えられている。ピン32の、2つの互いに反対側に位置する端部が、一方が第1の同心列36aに属すると共に他方が第2の同心列36bに属する2つの防護ブロック16にそれぞれ属する2つの窪み34に収容されている。所定の2つの防護ブロック16については、幾つかのピン34が、長手方向8に沿って互いから離隔して配置されている。代替的には、1つ以上のピン32が、同一の長手方向8に沿って延在しているキーに置き換え可能とされる。当該キーの互いに反対側に位置する2つの縁部は、長手方向溝の形態で2つの窪み34にそれぞれ収容されている。
明白であるが、上述の発明は、特許請求の範囲によって定義される技術的範囲に従うことを条件として、当業者によって、単なる非限定的な実施例に基づいて多用に変更可能とされる。特に、上述の様々な好ましい実施例が組み合わせ可能とされるが、当該実施例の特徴は依然として交換可能とされる。
1 容器
2 (容器1の)長手方向中心軸線
3 放射性物質
4 容器ベース
6 カバー
8 高さ方向(長手方向)
10 (容器1の)側体
14 放射線防護装置(中性子防護装置)
16 中性子防護要素(防護ブロック、ブロック)
16a (ブロック16の)第1の部分
16b (ブロック16の)第2の部分
16′ さらなる突出部
18 環状空間
20 内側フェルール
22 外側ケーシング
28 (環状空間18の)周方向
30 (環状空間18の)径方向
32 ロック部材(突出部、ピン)
32′ 長手方向部分
34 窪み
36a (第1の)同心列
36b (第2の)同心列

Claims (15)

  1. 放射性物質(3)を輸送及び/又は格納するための容器(1)であって、前記容器(1)が、放射性物質を収容するためのキャビティ(12)と、前記容器の長手方向中心軸線(2)を中心とした環状空間(18)の内部に収容キャビティの周りに配置されている放射線防護装置(14)と、を備えており、前記放射線防護装置(14)が、環状空間(18)に配置されている放射線防護要素(16)を備えている、前記容器(1)において、
    前記環状空間(18)の長手方向(8)及び周方向(28)から選択された、前記環状空間(18)の所定の方向において少なくとも2つの隣接する前記放射線防護要素(16)に関連して、前記所定の方向において互いに対して2つの前記放射線防護要素(16)の離隔を制限/防止するように構成されているロック部材(32)が、前記環状空間(18)に設けられており、前記ロック部材(32)が、2つの前記放射線防護要素(16)のうち第1の放射線防護要素(16)と協働するか又は前記第1の放射線防護要素(16)と一体化されており、及び、2つの前記放射線防護要素(16)のうち第2の放射線防護要素(16)に形成された窪み(34)と協働することを特徴とする容器。
  2. 前記ロック部材(32)が、前記第1の放射線防護要素(16)と一体化していることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 前記ロック部材(32)が、長線状の部材とされ、好ましくは切頂された円状の形状、四角状、又は台形状の断面を有していることを特徴とする請求項2に記載の容器。
  4. 長線状の前記ロック部材(32)が、前記所定の方向に対して直角に又は略直角に延在していることを特徴とする請求項3に記載の容器。
  5. 前記ロック部材(32)が、前記第1の放射線防護要素(16)及び前記第2の放射線防護要素(16)とは別部品とされ、
    前記ロック部材(32)が、前記第1の放射線防護要素(16)に形成された窪み(34)と協働することを特徴とする請求項1に記載の容器。
  6. 前記ロック部材(32)が、前記第1の放射線防護要素(16)及び前記第2の放射線防護要素(16)より小さく、好ましくは異なる材料から作られていることを特徴とする請求項5に記載の容器。
  7. 前記ロック部材(32)が、ピン、キー、又はクリップとされることを特徴とする請求項5に記載の容器。
  8. 前記ロック部材(32)が、前記環状空間(18)の径方向厚さ(E1)の一部に沿ってのみ延在していることを特徴とする請求項5に記載の容器。
  9. 前記第1の放射線防護要素(16)及び前記第2の放射線防護要素(16)が、放射線防護要素(16)の単一の環状列において、前記所定の方向に直接隣接していることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  10. 前記第1の放射線防護要素(16)及び前記第2の放射線防護要素(16)が、前記放射線防護要素(16)の2つの同心状の環状列(36a,36b)にそれぞれ属しており、前記第1の放射線防護要素(16)及び前記第2の放射線防護要素(16)が、前記環状空間(18)の径方向(30)において部分的に重なり合った状態で、周方向において互いに対してオフセットされていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  11. 前記ロック部材(32)が、前記第1の放射線防護要素(16)及び前記第2の放射線防護要素(16)が前記径方向において重なり合っている領域の高さに配置されていることを特徴とする請求項10に記載の容器。
  12. 前記環状空間(18)が、内側フェルール(20)及び外側ケーシング(22)によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  13. 前記環状空間(18)には、前記内側フェルール(20)を前記外側ケーシング(22)に接続している熱伝導体が存在しないことを特徴とする請求項12に記載の容器。
  14. 前記放射線防護要素(16)が、中性子防護要素、好ましくは注型樹脂ブロックとされることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  15. 前記放射線防護装置(14)の少なくとも1つの前記放射線防護要素(16)、好ましく幾つかの前記放射線防護要素(16)、又は前記放射線防護要素(16)それぞれが、前記所定の方向において前記放射線防護要素(16)の両側に配置された2つの前記ロック部材(32)であって、2つの前記放射線防護要素(16)の互いに対する離隔を制限/防止するように構成されている2つの前記ロック部材(32)を具備することを特徴とする請求項1に記載の容器。
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