JP2001235596A - 使用済燃料貯蔵装置 - Google Patents

使用済燃料貯蔵装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐震性を向上させ、キャニスタ挿入時におけ
るキャニスタの損傷を防止する。 【解決手段】 円筒状のコンクリートキャスク17のキ
ャスク胴21内に、使用済燃料6を封じ込めたキャニス
タ4を挿入配置して収納する。コンクリートキャスク1
7の内周壁面とキャニスタ4の外周壁面との間には空間
Sを形成し、キャスク胴21の下端部には吸気口25
を、又、上部には排気口27をそれぞれ空間S部と連通
するように設ける。キャニスタ4の外周壁面の周方向等
間隔位置となる4個所に、長手方向に沿う雄型ラグ31
を空間S部に突出するように一連に設ける。雄型ラグ3
1に係合する雌型ラグ32を、コンクリートキャスク1
7のキャスク胴21の内周壁面に設ける。雄型ラグ31
と雌型ラグ32の係合部に、キャニスタ4の半径方向の
熱膨張を吸収するためのクリアランスCを形成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子力発電所等で使
用した後の使用済燃料を収納して長期間に亘り貯蔵する
ために用いる使用済燃料貯蔵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所において発生した使用済燃
料は、自然崩壊を繰り返して放射性レベルが基準値以下
に低下するまで、密封容器内に封じ込めて所要の貯蔵エ
リアにて長期間に亘り厳重に貯蔵する必要がある。
【0003】使用済燃料を貯蔵する場合、従来では、図
2にその一例を示す如く、原子力発電所の建屋1内にお
いて、キャスクピット2内に、上端の蓋を取り外した状
態で円筒状の金属キャスク3を立てて配置して、該金属
キャスク3のキャビティ内に、上端部の蓋や遮蔽プラグ
を取り外しておいた円筒状のキャニスタ4を、同様に立
てて挿入するようにし、このキャニスタ4内に、使用済
燃料ピット5内に回収されている使用済燃料(集合体)
6を、燃料取替装置7により移し入れて、キャニスタ4
の上端部に遮蔽プラグを取り付けるようにし、次に、か
かる状態の金属キャスク3を、補助建屋クレーン8を用
いて洗浄ピット9へ搬送し、ここで、キャニスタ4の上
端部に蓋を溶接することにより、使用済燃料6をキャニ
スタ4内に封じ込めるようにし、更に、キャニスタ4の
蓋溶接部の液体浸透探傷試験を行ってから、金属キャス
ク3の上端部に蓋を取り付けて内部を密閉するようにし
てあり、しかる後、金属キャスク3を、建屋1の搬出口
10に待機させておいた輸送車11に横向きに搭載し、
輸送船12による海上輸送、あるいは、上記輸送車11
による直接の陸上輸送により貯蔵施設13の受け入れエ
リア14に搬入させるようにしてある。
【0004】上記貯蔵施設13の受け入れエリア14で
は、キャニスタ搬送装置15を用いて、金属キャスク3
内のキャニスタ4を、反転装置16上にセットされてい
るコンクリートキャスク17内に詰め替えて蓋をして、
コンクリートキャスク17とキャニスタ4とからなる使
用済燃料貯蔵装置18とするようにしてあり、しかる
後、該使用済燃料貯蔵装置18を、貯蔵エリア19まで
搬送してエアパレット20上に縦向きに移載させるよう
にし、更に、エアパレット20により使用済燃料貯蔵装
置18を所定の貯蔵位置まで移動させて貯蔵させるよう
にしてある。
【0005】上記使用済燃料貯蔵装置18を構成するコ
ンクリートキャスク17は、図3(イ)(ロ)に詳細を
示す如く、下端を閉塞させた円筒状としてあるコンクリ
ート製のキャスク胴21と、該キャスク胴21の上端開
口部を閉塞させるためのコンクリート製の蓋22とを有
し、且つ上記キャスク胴21の内周壁面及び内底面には
鋼製ライナ23を内張りした構成として、該キャスク胴
21内にキャニスタ4を挿入配置するようにしてあり、
この際、キャスク胴21の内周壁面と、キャニスタ4の
外周壁面との間には空間Sを設けて、使用済燃料6の
崩壊熱によるキャニスタ4の熱膨張を吸収できるクリア
ランスを形成させると共に、キャスク胴21の内周壁面
の周方向所要間隔位置に、長手方向に延びるガイドレー
ル24を上記空間S部に向けて突設し、該各ガイドレ
ール24によりキャニスタ4を沿わせることにより、上
記クリアランスを保つようにしてある。
【0006】更に、キャスク胴21の下端部に吸気口2
5を設けて、屈曲した空気導入路26によりキャスク胴
21の内底面の中央部に連通させ、又、キャスク胴21
の上部に排気口27を設けて、屈曲した空気排出路28
によりキャスク胴21の内周壁面の上部位置に連通させ
て、外部より吸気口25及び空気導入路26を通してキ
ャスク胴21内に冷却用空気29を導入し、自然対流に
よりキャスク胴21とキャニスタ4との間の空間S
流通させた後、空気排出路28及び排気口27を通して
外部に放出することができるようにして、キャニスタ4
の冷却を図るようにしてある。なお、30はキャスク胴
21の内底面と、キャニスタ4の底面との間に、冷却用
空気29の流路を形成させるためのキャニスタサポート
チューブである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
使用済燃料貯蔵装置18では、貯蔵時に地震が発生した
りすると、ガイドレール24によりキャニスタ4の軸心
に直角方向の動きを制限することはできるが、回転方向
の動きは拘束することができず、コンクリートキャスク
17内でキャニスタ4にがた付きが発生する可能性があ
り、又、コンクリートキャスク17の内周壁面よりガイ
ドレール24が突出していることから、コンクリートキ
ャスク17内へのキャニスタ4の挿入時には、キャニス
タ4の外面に上記ガイドレール24が当り、キャニスタ
4に損傷が生じる虞があるという問題がある。
【0008】そこで、本発明は、キャニスタの回転方向
の動きをも拘束することができて、耐震性を高めること
ができ、又、キャニスタの収納作業時にキャニスタに損
傷が生じる虞をなくすことができる使用済燃料貯蔵装置
を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、使用済燃料を封じ込めた円筒状のキャニ
スタを、コンクリートキャスクの円筒状のキャスク胴内
に、該キャニスタの外周壁面とキャスク胴の内周壁面と
の間に所要の空間を形成した状態で収納させ、且つ該空
間部に連通するよう上記キャスク胴の下端部に吸気口
を、又、上部に排気口をそれぞれ設けて、上記空間部に
外部より冷却用空気を流通できるようにして、使用済燃
料を貯蔵させるようにしてある使用済燃料貯蔵装置にお
いて、上記キャニスタの外周壁面に、雄型ラグ又は雌型
ラグを上記空間に突出するよう周方向に等間隔で取り付
けると共に、該ラグ取付位置と対応する上記コンクリー
トキャスクのキャスク胴の内周壁面に、上記雄型ラグ又
は雌型ラグと係合する雌型ラグ又は雄型ラグを上記空間
に突出するよう取り付け、且つ係合するキャニスタ側の
雄型ラグ又は雌型ラグとキャスク胴側の雌型ラグ又は雄
型ラグとの間に、キャニスタの半径方向の熱膨張変位を
吸収するためのクリアランスを形成してなる構成とす
る。
【0010】貯蔵時に地震等により振動が発生しても、
キャニスタとコンクリートキャスクのキャスク胴との間
での雄型ラグと雌型ラグとの係合により、キャニスタの
軸心に直角方向の動き及び回転方向の動きが拘束され、
がた付きが抑えられているので、キャニスタ及びコンク
リートキャスクの耐震性が向上する。又、キャニスタ
は、外周壁面に設置した雄型又は雌型のラグを介してコ
ンクリートキャスク側に設置してある雌型又は雄型のラ
グと接触するようにしてあることから、キャニスタのコ
ンクリートキャスクへの挿入時に、コンクリートキャス
ク側のラグがキャニスタの外面に直接当たる虞はない。
【0011】又、係合する雄型ラグと雌型ラグを、とも
に長手方向に沿い一連に設けた構成とすることにより、
振動荷重が雄型ラグと雌型ラグの長手方向全長で安定し
て受けられるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1(イ)(ロ)は本発明の使用済燃料貯
蔵装置の実施の一形態を示すもので、図3に示した使用
済燃料貯蔵装置18と同様に、使用済燃料6を封じ込め
た円筒状のキャニスタ4を、コンクリートキャスク17
の円筒状のキャスク胴21内に、該キャニスタ4の外周
壁面とキャスク胴21の内周壁面との間に所要の空間を
形成した状態で収納させ、且つ該空間部に連通するよう
上記キャスク胴21の下端部に吸気口25を、又、上部
に排気口27をそれぞれ、該空間部に外部より冷却用空
気29を導入し流通させることができるようにして、コ
ンクリートキャスク17内に使用済燃料6を収納させて
冷却しながら貯蔵させるようにしてある使用済燃料貯蔵
装置において、上記空間をキャニスタ4の熱膨張量より
も十分に大きい空間Sとし、且つ上記キャニスタ4の外
周壁面に、周方向に等間隔位置となるように、たとえ
ば、4つの雄型ラグ31を、長手方向へ平行に配して上
記空間S部に突出するように一連に取り付けると共に、
上記キャスク胴21の内周壁面に、上記各雄型ラグ31
を両側から挟むようにして係合させるようにした凹溝状
の雌型ラグ32を周方向に等間隔で空間S部に突出する
よう取り付けて、雄型ラグ31の外端面と雌型ラグ32
の凹溝部との間に、キャニスタ4の熱膨張に伴う雄型ラ
グ31の半径方向への変位を吸収するための所要のクリ
アランスCを形成してなる構成の使用済燃料貯蔵装置1
8´とし、コンクリートキャスク17とその内側のキャ
ニスタ4とのがたを雌雄のラグ31及び32の係合でな
くすようにする。その他、図3(イ)(ロ)に示したも
のと同一のものには同一符号を付してある。
【0014】上記構成とした本発明の使用済燃料貯蔵装
置18´は、貯蔵エリアに設置されるが、貯蔵時に、地
震により水平方向の揺れ、たとえば、前後方向の揺れが
作用した場合には、図1(ロ)における左右に位置する
雄型ラグ31と雌型ラグ32との係合によりその振動を
受けることができ、又、左右方向に揺れが作用した場合
には、前後に位置する雄型ラグ31と雌型ラグ32との
係合によりその振動を受けることができる。更に、いか
なる場合にも、各部の雄型ラグ31と雌型ラグ32との
係合により、キャニスタ4の回転方向の動きを拘束する
ことができ、したがって、キャニスタ4には、地震の揺
れに起因するがた付きが発生することはなく、耐震性を
向上させることができる。
【0015】又、上記各雄型ラグ31と雌型ラグ32と
の間には、半径方向に所要のクリアランスCが形成され
ているため、キャニスタ4が熱膨張しても、それを吸収
することができる。したがって、キャニスタ4とコンク
リートキャスク17との間には熱応力が発生することは
ない。更に、キャニスタ4の熱膨張は、長手方向にも作
用するが、上記の各雄型ラグ31と雌型ラグ32との係
合は長手方向の変位を拘束していないので、長手方向変
位を許容することができる。
【0016】上記において、キャニスタ4は、その外周
側壁に取り付けた雄型ラグ31を介してコンクリートキ
ャスク17のキャスク胴21に設置してある雌型ラグ3
2と接触するようになっていることから、コンクリート
キャスク17内へキャニスタ4を挿入する際、キャニス
タ4の外側面が、上記キャスク胴21側の各雌型ラグ3
2に直接接触することはなく、したがって、キャニスタ
4の挿入作業時に該キャニスタ4に損傷が発生する虞を
なくすことができる。又、雄型ラグ31及び雌型ラグ3
2の取付位置は、前後左右で対称な4個所としてあるの
で、コンクリートキャスク17内にキャニスタ4を挿入
する時の位置合わせを容易に行うことができる。
【0017】なお、上記実施の形態では、雄型ラグ31
及び雌型ラグ32を長手方向に一連に設けて、振動等に
よる荷重を長手方向全般で安定して受けられるようにし
た場合を示したが、長手方向の両端部及び中間部の如く
要所のみに設けるようにしてもよいこと、又、実施の形
態では、雄型ラグ31及び雌型ラグ32を、周方向等間
隔に4個所設けたものを示したが、周方向等間隔位置で
あれば、3個所又は5個所以上に設けるようにしてもよ
いこと、更に、雄型ラグ31と雌型ラグ32の配置は半
径方向の内外で逆向き、すなわち、キャニスタ4の外周
壁面に雌型ラグ32を、又、キャスク胴21の内周壁面
に雄型ラグ31を設置するようにしてもよいこと、その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の使用済燃料貯
蔵装置によれば、使用済燃料を封じ込めた円筒状のキャ
ニスタを、コンクリートキャスクの円筒状のキャスク胴
内に、該キャニスタの外周壁面とキャスク胴の内周壁面
との間に所要の空間を形成した状態で収納させ、且つ該
空間部に連通するよう上記キャスク胴の下端部に吸気口
を、又、上部に排気口をそれぞれ設けて、上記空間部に
外部より冷却用空気を流通できるようにして、使用済燃
料を貯蔵させるようにしてある使用済燃料貯蔵装置にお
いて、上記キャニスタの外周壁面に、雄型ラグ又は雌型
ラグを上記空間に突出するよう周方向に等間隔で取り付
けると共に、該ラグ取付位置と対応する上記コンクリー
トキャスクのキャスク胴の内周壁面に、上記雄型ラグ又
は雌型ラグと係合する雌型ラグ又は雄型ラグを上記空間
に突出するよう取り付け、且つ係合するキャニスタ側の
雄型ラグ又は雌型ラグとキャスク胴側の雌型ラグ又は雄
型ラグとの間に、キャニスタの半径方向の熱膨張変位を
吸収するためのクリアランスを形成してなる構成として
あるので、各部の雄型ラグと雌型ラグとの係合により、
キャニスタの軸心と直角方向及び回転方向の動きを拘束
することができ、これにより、貯蔵時に、振動によりキ
ャニスタにがたが発生することを抑えることができて、
耐震性を向上させることができ、又、キャニスタの外面
が、コンクリートキャスク側に設置してある雄型もしく
は雌型のラグと直接接触する虞をなくすことができて、
コンクリートキャスクへの挿入時に、キャニスタに損傷
生じる虞をなくすことができ、更に、係合する雄型ラグ
と雌型ラグを、ともに長手方向に沿い一連に設けた構成
とすることにより、振動荷重を長手方向で全体的に受け
ることができて、より安定化を図ることができる、等の
優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使用済燃料貯蔵装置の実施の一形態を
示すもので、(イ)は切断側面図、(ロ)は(イ)のA
−A方向矢視図である。
【図2】使用済燃料を貯蔵する際のハンドリングフロー
を示す概略図である。
【図3】コンクリートキャスクの一例を示すもので、
(イ)は切断側面図、(ロ)は(イ)のB−B方向矢視
図である。
【符号の説明】
4 キャニスタ 6 使用済燃料 17 コンクリートキャスク 18´ 使用済燃料貯蔵装置 21 キャスク胴 25 吸気口 27 排気口 29 冷却用空気 31 雄型ラグ 32 雌型ラグ S 空間 C クリアランス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用済燃料を封じ込めた円筒状のキャニ
    スタを、コンクリートキャスクの円筒状のキャスク胴内
    に、該キャニスタの外周壁面とキャスク胴の内周壁面と
    の間に所要の空間を形成した状態で収納させ、且つ該空
    間部に連通するよう上記キャスク胴の下端部に吸気口
    を、又、上部に排気口をそれぞれ設けて、上記空間部に
    外部より冷却用空気を流通できるようにして、使用済燃
    料を貯蔵させるようにしてある使用済燃料貯蔵装置にお
    いて、上記キャニスタの外周壁面に、雄型ラグ又は雌型
    ラグを上記空間に突出するよう周方向に等間隔で取り付
    けると共に、該ラグ取付位置と対応する上記コンクリー
    トキャスクのキャスク胴の内周壁面に、上記雄型ラグ又
    は雌型ラグと係合する雌型ラグ又は雄型ラグを上記空間
    に突出するよう取り付け、且つ係合するキャニスタ側の
    雄型ラグ又は雌型ラグとキャスク胴側の雌型ラグ又は雄
    型ラグとの間に、キャニスタの半径方向の熱膨張変位を
    吸収するためのクリアランスを形成してなることを特徴
    とする使用済燃料貯蔵装置。
  2. 【請求項2】 係合する雄型ラグと雌型ラグを、ともに
    長手方向に沿い一連に設けた請求項1記載の使用済燃料
    貯蔵装置。
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