JP2022059924A - Lidarシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】照野の歪曲を低減可能なLIDARシステムを提供する。【解決手段】LIDARシステムは、レーザ発振機22と、コリメータレンズ23と、走査装置25と、プリズム26と、を備える。前記レーザ発振機22は、レーザ光Lを出射する。前記コリメータレンズ23は、前記レーザ光Lを平行光に変換する。前記走査装置25は、前記コリメータレンズ23を通過した前記レーザ光Lを反射する反射面31aと、前記反射面31aを回転軸Axまわりに回転させる回転装置32と、を有する。前記プリズム26は、第1の面51と第2の面52とを有し、前記反射面31aから反射して前記第1の面51に入射した前記レーザ光Lを前記第2の面52から出射する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、LIDARシステムに関する。
LIDARシステムは、自動運転のような種々の技術に利用される。LIDARシステムは、例えば、対象の表面をパルスレーザ光で走査し、対象から反射された当該パルスレーザ光を受光するまでの時間から、対象の形状及び対象までの距離を測定する。
特表2020-506437号公報
LIDARシステムは、例えば、レーザ光を鏡で反射させ、当該鏡の向きを変化させることで、対象をレーザ光で走査する。一般的に、LIDARシステムでは、鏡は、当該鏡へのレーザ光の入射方向に対して斜めに傾いている。このため、レーザ光が走査する範囲(照野)が歪曲する虞がある。
本発明が解決する課題の一例は、照野の歪曲を低減可能なLIDARシステムを提供することである。
一つの実施形態に係るLIDARシステムは、レーザ発振機と、コリメータレンズと、走査装置と、プリズムと、を備える。前記レーザ発振機は、レーザ光を出射する。前記コリメータレンズは、前記レーザ光を平行光に変換する。前記走査装置は、前記コリメータレンズを通過した前記レーザ光を反射する反射面と、前記反射面を回転軸まわりに回転させる回転装置と、を有する。前記プリズムは、第1の面と第2の面とを有し、前記反射面から反射して前記第1の面に入射した前記レーザ光を前記第2の面から出射する。
図1は、第1の実施形態に係るLIDARシステムを模式的に示す例示的な平面図である。 図2は、第1の実施形態の照明光学系を模式的に示す例示的な側面図である。 図3は、第1の実施形態の照明光学系の一部を模式的に示す例示的な平面図である。 図4は、第1の実施形態のレーザ光の配光分布を模式的に示す例示的なグラフである。 図5は、比較例におけるレーザ光の配光分布を模式的に示す例示的なグラフである。 図6は、第1の実施形態の変形例に係る照明光学系を模式的に示す例示的な側面図である。 図7は、第2の実施形態に係る照明光学系を模式的に示す例示的な側面図である。 図8は、第2の実施形態のレーザ光の配光分布を模式的に示す例示的なグラフである。
(第1の実施形態)
以下に、第1の実施形態について、図1乃至図6を参照して説明する。なお、本明細書において、実施形態に係る構成要素及び当該要素の説明が、複数の表現で記載されることがある。構成要素及びその説明は、一例であり、本明細書の表現によって限定されない。構成要素は、本明細書におけるものとは異なる名称でも特定され得る。また、構成要素は、本明細書の表現とは異なる表現によっても説明され得る。
図1は、第1の実施形態に係るLIDARシステム10を模式的に示す例示的な平面図である。LIDARシステム10(light detection and rangingシステム、又はlaser imaging detection and rangingシステム)は、対象の形状及び対象までの距離を測定する。LIDARシステム10は、例えば、自動運転車に搭載され、道路、建物、歩行者、他の車、及び障害物のような、種々の対象を測定する。なお、LIDARシステム10はこの例に限られない。
各図面に示されるように、本明細書において、便宜上、X軸、Y軸及びZ軸が定義される。X軸とY軸とZ軸とは、互いに直交する。X軸及びY軸は、例えば、略水平方向に延びる。Z軸は、略鉛直方向に延びる。なお、X軸、Y軸、及びZ軸が延びる方向は、この例に限られない。
さらに、本明細書において、X方向、Y方向及びZ方向が定義される。X方向は、X軸に沿う方向であって、X軸の矢印が示す+X方向と、X軸の矢印の反対方向である-X方向とを含む。Y方向は、Y軸に沿う方向であって、Y軸の矢印が示す+Y方向と、Y軸の矢印の反対方向である-Y方向とを含む。Z方向は、Z軸に沿う方向であって、Z軸の矢印が示す+Z方向と、Z軸の矢印の反対方向である-Z方向とを含む。
図1に示すように、LIDARシステム10は、照明光学系11と、受光光学系12と、制御装置13とを有する。なお、LIDARシステム10は、他の装置をさらに有しても良い。
図2は、第1の実施形態の照明光学系11を模式的に示す例示的な側面図である。図2に示すように、照明光学系11は、筐体21と、レーザ発振器22と、コリメータレンズ23と、シリンドリカルレンズ24と、走査装置25と、プリズム26とを有する。なお、照明光学系11は、この例に限られず、例えば他の部品をさらに有しても良い。
筐体21は、当該筐体21の内部に設けられた内部空間21aに、レーザ発振器22、コリメータレンズ23、シリンドリカルレンズ24、走査装置25、及びプリズム26を収容する。筐体21は、出射窓21bを有する。出射窓21bは、内部空間21aを覆うとともに、光が通過可能な部材である。なお、出射窓21bは、この例に限られず、例えば、内部空間21aを外部に開放する孔であっても良い。出射窓21bは、例えば、Y方向に向いている。
レーザ発振器22は、例えば、パルス発振可能なレーザダイオードである。レーザ発振器22は、発振することで、例えばX軸と直交する出射方向DEにレーザ光Lを出射する。レーザ光Lは、例えば、可視光である。なお、レーザ光Lは、赤外線、紫外線、又はX線であっても良い。
コリメータレンズ23は、レーザ発振器22から出射方向DEに離間している。コリメータレンズ23は、レーザ発振器22から出射するとともに当該コリメータレンズ23に入射したレーザ光Lを、平行光に変換し、走査装置25へ向かって出射する。言い換えると、コリメータレンズ23は、当該コリメータレンズ23を通過する光を、焦点が無限遠に位置する光に変換する。
シリンドリカルレンズ24は、コリメータレンズ23と走査装置25との間に位置する。シリンドリカルレンズ24は、X方向に延びる柱状に形成される。このため、シリンドリカルレンズ24の母線(generating line)はX方向に延びている。母線は、シリンドリカルレンズ24の曲面を形成するとともに、平行に延びる複数の直線である。
シリンドリカルレンズ24は、コリメータレンズ23を通過したレーザ光Lを、X方向と直交する帯状の光(シート光)に変換し、走査装置25へ向かって出射する。なお、本実施形態における直交は、完全な直交に限られず、若干傾いた交差をも含む。
図3は、第1の実施形態の照明光学系11の一部を模式的に示す例示的な平面図である。図3に示すように、走査装置25は、MEMSミラー30を有する。MEMSミラー30は、MEMSの一例である。
MEMSミラー30は、基板上に種々の部品及び回路が搭載された、micro electro mechanical systems(MEMS)である。なお、走査装置25は、MEMSに限られない。図2に示すように、MEMSミラー30は、ミラー31と、回転装置32とを有する。
ミラー31は、反射面31aを有する。反射面31aは、レーザ光Lを反射可能な略平面である。本実施形態の反射面31aは、可視光を反射する。レーザ光Lが赤外線、紫外線、又はX線である場合、反射面31aは、対応する赤外線、紫外線、又はX線を反射する。
回転装置32は、ミラー31を回転軸Axまわりに回転させることで、反射面31aを回転軸Axまわりに回転させる。回転軸Axは、反射面31aの回転の仮想的な中心軸である。
本実施形態において、回転軸Axが延びる方向は、シリンドリカルレンズ24の母線と直交する。言い換えると、回転軸Axは、シリンドリカルレンズ24の母線が延びるX方向と直交する方向に延びている。このため、回転軸Axは、シリンドリカルレンズ24から出射される帯状のレーザ光Lに平行に延びている。また、本実施形態において、回転軸Axが延びる方向は、出射方向DEに対して約67.5°傾斜する。なお、回転軸Axは、この例に限られない。
回転装置32は、例えば、支持軸41と、コイル42と、磁石43とを有する。支持軸41は、回転軸Axに沿って延び、ミラー31を支持する。コイル42は、ミラー31に設けられる。磁石43は、コイル42を通過する磁界を発生させる。回転装置32は、コイル42に電流を流すことで、ミラー31に回転軸Axまわりのローレンツ力を作用させる。これにより、回転装置32は、ミラー31を回転軸Axまわりに回転させる。なお、回転装置32はこの例に限られず、例えば、モータ又は圧電素子によりミラー31を回転軸Axまわりに回転させても良い。
プリズム26は、例えば、X方向に延びる略三角柱形状の光学プリズムである。なお、プリズム26は、他の形状であっても良い。例えば、プリズム26は、三角柱の一部を除いた、略台形状の断面を有する柱であっても良い。
プリズム26は、第1の面51と、第2の面52とを有する。第1の面51及び第2の面52は、略三角柱の側面である。このため、第1の面51に直交する方向と、第2の面52に直交する方向とは、互いに交差する。本実施形態において、第1の面51と第2の面52との間の角度(頂角)θは、例えば、20±10°に設定される。なお、角度θは、この例に限られない。
第1の面51及び第2の面52は、共通の仮想平面Pと直交する平面である。仮想平面Pは、X軸と直交する仮想的な平面である。すなわち、第1の面51及び第2の面52は、X方向に延びている。なお、第1の面51及び第2の面52は、X方向における長さが他の方向における長さより短くても良い。
走査装置25の回転軸Axは、仮想平面Pに平行な方向に延びている。また、第1の面51及び第2の面52は、シリンドリカルレンズ24の母線と平行に延びている。このため、シリンドリカルレンズ24から出射される帯状のレーザ光Lも、仮想平面Pに平行となる。なお、本実施形態における平行は、完全な平行に限られない。
本実施形態のプリズム26は、シリンドリカルレンズ24と走査装置25との間に位置し、且つ走査装置25と筐体21の出射窓21bとの間に位置する。第1の面51は、走査装置25に向く。第2の面52は、シリンドリカルレンズ24及び出射窓21bに向く。
プリズム26は、コリメータレンズ23及びシリンドリカルレンズ24を通過して第2の面52に入射したレーザ光Lを、第1の面51から走査装置25の反射面31aに向かって出射する。プリズム26は、第2の面52及び第1の面51において、レーザ光Lを屈折させる。ただし、プリズム26は、第1の面51又は第2の面52に垂直に入射したレーザ光Lを屈折させなくても良い。
走査装置25の反射面31aは、コリメータレンズ23、シリンドリカルレンズ24、及びプリズム26を通過したレーザ光Lを、プリズム26の第1の面51に向かって反射する。回転軸Axが出射方向DEに対して約67.5°傾斜するため、反射面31aの法線は、出射方向DEに対して約22.5°傾斜している。このため、反射面31aは、出射方向DEに対して約45°傾斜する方向にレーザ光Lを反射する。なお、反射面31aにおけるレーザ光Lの反射角は、この例に限られない。
プリズム26は、反射面31aから反射して第1の面51に入射したレーザ光Lを、第2の面52から出射窓21bに向かって出射する。プリズム26は、第1の面51及び第2の面52において、レーザ光Lを屈折させる。
第2の面52から出射したレーザ光Lは、出射窓21bから、LIDARシステム10の外部へ出射する。レーザ光Lは、例えば、測定の対象に照射され、当該対象から反射される。
図1に示すように、受光光学系12は、例えば、照明光学系11とX方向に隣接する。なお、受光光学系12は、この例に限られず、例えば照明光学系11から離間していても良い。受光光学系12は、筐体61と、結像レンズ62と、光学センサ63とを有する。なお、受光光学系12は、この例に限られず、例えば他の部品をさらに有しても良い。
筐体61は、当該筐体61の内部に設けられた内部空間61aに、結像レンズ62及び光学センサ63を収容する。筐体61は、入射窓61bを有する。入射窓61bは、内部空間61aを覆うとともに光が通過可能な部材である。なお、入射窓61bは、この例に限られず、内部空間61aを外部に開放する孔であっても良い。入射窓61bは、例えば、Y方向に向いている。筐体61は、例えば、照明光学系11の筐体21と一体に形成される。
結像レンズ62は、測定の対象から反射されて入射窓61bを通過したレーザ光Lを集光する。結像レンズ62は、例えば、光学センサ63の受光素子に焦点が配置されるように、レーザ光Lを集光する。
光学センサ63は、X方向及びZ方向に配置された複数の受光素子を有する。受光素子は、例えば、フォトダイオードである。すなわち、複数の受光素子は、矩形の格子状に配置される。なお、受光素子の配置は、この例に限られない。光学センサ63は、受光素子に入射した光に基づき、電気信号を生成する。
制御装置13は、例えば、CPU(central processing unit)のようなプロセッサと、ROM(read only memorry)、RAM(random access memory)、及びフラッシュメモリのような記憶装置と、これらを接続するバスとを有するコンピュータである。制御装置13は、照明光学系11及び受光光学系12に電気的に接続される。
制御装置13のプロセッサは、ROM又はフラッシュメモリから読み出したプログラムを実行することにより、照明光学系11及び受光光学系12を制御する。例えば、制御装置13は、レーザ発振器22をパルス発振させ、レーザ発振器22にレーザ光Lを出射させる。制御装置13は、コイル42に電流を流し、回転装置32にミラー31を回転させる。制御装置13は、光学センサ63が生成した電気信号を取得する。
制御装置13は、例えば、レーザ発振器22がレーザ光Lを出射した時間と、対象から反射されたレーザ光Lを光学センサ63が受光した時間と、の差分から、対象の形状及び対象までの距離を算出する。なお、制御装置13は、この例に限られない。
以下、便宜上、図3に実線で示すように、反射面31aから反射された帯状のレーザ光Lがプリズム26の第1の面51と直交する場合の反射面31aの向き(角度)が、0°と定義される。言い換えると、反射面31aから反射された帯状のレーザ光Lが仮想平面Pと平行になる場合の反射面31aの向きが、0°と定義される。
回転装置32は、ミラー31を、回転軸Axまわりに図3の時計回り方向又は反時計回り方向に回転させる。図3は、回転軸Axまわりに所定の角度回転させられたミラー31を二点鎖線で示す。
以下、0°のミラー31の反射面31aから反射されたレーザ光Lが、レーザ光L1と称される。図2は、レーザ光L1を一点鎖線で示す。また、所定の角度回転させられたミラー31の反射面31aから反射されたレーザ光Lが、レーザ光L2と称される。図2は、レーザ光L2を二点鎖線で示す。なお、レーザ光L1,L2に共通する説明は、レーザ光Lの説明として記載される。
LIDARシステム10は、例えば、以下のように対象の形状及び対象までの距離を測定する。なお、LIDARシステム10による測定は、以下に説明されるものに限られない。
まず、図2に示すように、制御装置13がパルス発振させたレーザ発振器22が、レーザ光Lを出射する。レーザ光Lは、コリメータレンズ23を通過することで平行光に変換される。
コリメータレンズ23を通過したレーザ光Lは、シリンドリカルレンズ24を通過することで、X方向と直交する帯状の光に変換される。帯状のレーザ光Lは、例えば、一度収束してから発散する。なお、帯状のレーザ光Lは、収束することなく発散しても良い。
シリンドリカルレンズ24を通過したレーザ光Lは、プリズム26の第2の面52に入射し、プリズム26を通過し、第1の面51から出射される。レーザ光Lは、第2の面52に入射する際、及び第1の面51から出射される際に、屈折する。
帯状のレーザ光Lは、第1の面51及び第2の面52と直交する。このため、帯状のレーザ光Lは、X方向と直交するY-Z平面(図2の紙面上)においては屈折するが、例えばX-Y平面(図3の紙面上)においてはほぼ屈折しない。なお、レーザ光Lは、X-Y平面において屈折しても良い。
プリズム26を通過したレーザ光Lは、走査装置25の反射面31aに反射させられる。反射面31aから反射したレーザ光Lは、プリズム26の第1の面51に入射し、プリズム26を通過し、第2の面52から出射される。レーザ光Lは、第1の面51に入射する際、及び第2の面52から出射される際に、屈折する。
図3に示すように、0°のミラー31の反射面31aから反射されたレーザ光L1は、第1の面51及び第2の面52と直交する。このため、帯状のレーザ光L1は、図2のようにX方向と直交するY-Z平面においては屈折するが、図3のようにX-Y平面においてはほぼ屈折しない。なお、レーザ光L1は、X方向において屈折しても良い。
一方、所定の角度回転させられたミラー31の反射面31aから反射されたレーザ光L2は、第1の面51及び第2の面52と斜めに交差する。このため、帯状のレーザ光L2は、Y-Z平面においても、X-Y平面においても屈折する。
また、プリズム26を通過したレーザ光Lが反射面31aに入射する角度(入射角)は、反射面31aの向きによって異なる。このため、図2に示すように、レーザ光L1が反射面31aから反射される角度(反射角)と、レーザ光L2が反射面31aから反射される角度(反射角)とは、互いに異なる。
反射角の差異により、レーザ光L1が第1の面51及び第2の面52に入射する角度は、レーザ光L2が第1の面51及び第2の面52に入射する角度と異なる。このため、プリズム26におけるレーザ光L1の屈折の仕方と、プリズム26におけるレーザ光L2の屈折の仕方とは、互いに異なる。
プリズム26を通過したレーザ光Lは、筐体21の出射窓21bから、LIDARシステム10の外部へ出射する。帯状のレーザ光Lは、おおよそZ方向(略鉛直方向)に延びている。回転装置32が反射面31aを回転軸Axまわりに回転させることにより、Z方向に延びる帯状のレーザ光Lが、おおよそX方向に移動する。これにより、Z方向における所定の範囲に一括して結像するレーザ光Lが、対象をおおよそX方向に走査する。
以上のように、LIDARシステム10は、X-Z平面の所定の範囲をレーザ光Lにより走査できる。以下、X-Z平面においてレーザ光Lが走査する範囲が、レーザ光Lの照野ALと称される。また、X方向が主走査方向、Z方向が副走査方向と称される。
図1に示すように、対象から反射されたレーザ光Lが、結像レンズ62により光学センサ63で集光する。光学センサ63は、受光したレーザ光Lに基づき、電気信号を生成する。
次に、制御装置13が、光学センサ63が生成した電気信号を取得する。制御装置13は、当該電気信号に基づき、レーザ発振器22がレーザ光Lを出射した時間と、光学センサ63が対象から反射されたレーザ光Lを受光した時間と、の差分から、対象の形状及び対象までの距離を算出する。
図4は、第1の実施形態のレーザ光Lの配光分布を模式的に示す例示的なグラフである。図5は、比較例におけるレーザ光Lの配光分布を模式的に示す例示的なグラフである。図5は、例えば、LIDARシステム10からプリズム26が省略された場合のレーザ光Lの配光分布を、比較例として示す。
図4及び図5の横軸は、回転軸Axまわりの反射面31aの向きを示す。また、図4及び図5の横軸は、照野ALのX方向における座標に対応する。図4及び図5の縦軸は、帯状のレーザ光Lが発散する角度(発散角)を示す。また、図4及び図5の縦軸は、照野ALのZ方向における座標に対応する。
図4及び図5は、反射面31aが所定の五つの角度に向いている場合における、レーザ光Lが照射される領域AEを示す。各領域AEにおいて、内側の領域AEIは光度が比較的高い領域であり、外側の領域AEOは光度が比較的低い領域である。
反射面31aは、当該反射面31aへのレーザ光Lの入射方向に対して斜めに傾いている。このため、図5に示すように、プリズム26が無い場合、反射面31aから反射したレーザ光Lが照射される領域AEの、Z方向(副走査方向)における位置は、反射面31aの回転に応じて変位する。副走査方向における領域AEの変位は、レーザ光Lの照野ALを、例えば略U字状に歪曲させる。
上述のように、光学センサ63の受光素子が矩形の格子状に配置される。このため、図4及び図5に破線で示されるように、光学センサ63が利用可能な照野AAは略矩形となる。照野AL及び照野AAは、照野AAがレーザ光Lの照野ALに収まるように設定される。
図5に示すように、プリズム26が無い場合、レーザ光Lの照野ALが歪曲するため、照野ALの形状と照野AAの形状との差異が大きくなる。この場合、一般的には、照野AAを照野ALに収めるため、副走査方向においてレーザ光Lが大きく発散させられる。この場合、照野ALのうち照野AAの外にあって利用されない無駄な部分が大きくなる。また、発散のためにレーザ光Lの照度が低下するため、LIDARシステム10により対象を測定可能な距離が短くなってしまう虞がある。
一方、上述のように、プリズム26におけるレーザ光L1の屈折の仕方と、プリズム26におけるレーザ光L2の屈折の仕方とは、互いに異なる。プリズム26は、反射面31aの回転に対する副走査方向における領域AEの位置の変位を低減するように、レーザ光L(レーザ光L1,L2)を屈折させる。
プリズム26が上述のようにレーザ光Lを屈折させるため、図4に示すように、レーザ光Lの照野ALの歪曲が低減され、照野ALの形状が照野AAの形状に近づく。このため、照野ALのうち無駄になる部分が低減され、副走査方向におけるレーザ光Lの発散がより小さく設定され得る。従って、レーザ光Lの照度が低下することが抑制され、LIDARシステム10は、対象を測定可能な距離を長くすることができる。
以上説明された第1の実施形態に係るLIDARシステム10において、走査装置25は、レーザ光Lを反射する反射面31aと、反射面31aを回転軸Axまわりに回転させる回転装置32と、を有する。走査装置25は、反射面31aを回転軸Axまわりに回転させることで、反射面31aから反射するレーザ光Lで対象の表面を回転軸Axと略直交するX方向(主走査方向)に走査する。一般的に、LIDARシステム10では、反射面31aは、当該反射面31aへのレーザ光Lの入射方向に対して斜めに傾いている。このため、主走査方向と直交するZ方向(副走査方向)における、反射面31aから反射したレーザ光Lが照射される領域AEは、反射面31aの回転に応じて変位する虞がある。副走査方向における領域AEの変位は、レーザ光Lが走査する照野ALを歪曲させる。光学センサ63が利用可能な照野AAは矩形であるため、LIDARシステム10は、歪曲する照野ALが当該矩形の照野AAよりも大きくなるようにレーザ光Lを発散させる。発散したレーザ光Lは、遠距離まで届きにくく、LIDARシステム10が対象を測距可能な距離を短くする虞がある。一方、本実施形態では、プリズム26が、第1の面51と第2の面52とを有し、反射面31aから反射して第1の面51に入射したレーザ光Lを第2の面52から出射する。このため、反射面31aから反射したレーザ光Lは、プリズム26によって屈折させられる。例えば、副走査方向における変位が相対的に小さいレーザ光Lと、副走査方向における変位が相対的に大きいレーザ光Lとでは、プリズム26への入射角が異なる。そして、プリズム26におけるレーザ光Lの入射角と屈折角との差は、プリズム26へのレーザ光Lの入射角によって異なる。このため、プリズム26は、副走査方向における領域AEの変位を低減するようにレーザ光Lを屈折させる。例えばこのようなプリズム26の光学的特性により、本実施形態のLIDARシステム10は、副走査方向における領域AEの変位を低減し、照野ALの歪曲を低減することができる。従って、LIDARシステム10は、光学センサ63が利用する照野AAを超えてレーザ光Lを発散させる必要が無いため、測距可能な距離を向上させることができる。
第1の面51と第2の面52とは、共通の仮想平面Pと直交する。第1の面51に直交する方向は、第2の面52に直交する方向と交差する。すなわち、プリズム26は、仮想平面Pと直交する長手方向に延びる角柱状に形成される。これにより、例えば、プリズム26におけるレーザ光Lの屈折の計算が単純化し得るため、照野ALの調整が容易となる。
回転装置32の回転軸Axは、仮想平面Pに平行な方向に延びる。これにより、例えば、反射面31aの向きとレーザ光Lのプリズム26への入射角との関係が単純化し得るため、照野ALの調整が容易となる。
シリンドリカルレンズ24は、コリメータレンズ23と走査装置25との間に位置する。シリンドリカルレンズ24の母線は、回転軸Axが延びる方向と直交する。これにより、シリンドリカルレンズ24を通過したレーザ光Lは、回転軸Axに沿う帯状の光(シート光)に変換される。当該シート光は、副走査方向において長い。従って、本実施形態のLIDARシステム10は、レーザ光Lを主走査方向に走査することで、主走査方向と副走査方向とに広がる照野ALにレーザ光Lを照射することができる。また、当該LIDARシステム10においては、二つの回転軸まわりに反射面31aを回転させる回転装置が不要となる。一般的に、MEMSミラーのような走査装置25では、反射面31aの大きさが回転軸の数と反比例する。このため、本実施形態のLIDARシステム10は、反射面31aの大きさを大きくすることができる。加えて、反射面31aの向きの変化に対する、反射面31aにレーザ光Lが入射する面積の変化が小さくなる。このため、本実施形態のLIDARシステム10は、レーザ光Lの利用効率の低下を抑制できる。
第1の面51及び第2の面52は、シリンドリカルレンズ24の母線と平行に延びる。これにより、例えば、照野ALの形状が略鏡面対称になるため、照野ALの調整が容易となる。
プリズム26は、コリメータレンズ23を通過して第2の面52に入射したレーザ光Lを、第1の面51から反射面31aへ向かって出射する。言い換えると、レーザ光Lが、反射面31aに入射する前にプリズム26で屈折する。これにより、反射面31aに入射するレーザ光Lの発散がプリズム26により低減され、第1の面51にレーザ光Lが入射する面積が小さくなる。従って、プリズム26を小型化することができる。
走査装置25は、反射面31aと回転装置32とを有するMEMSミラー30を有する。これにより、本実施形態のLIDARシステム10は小型化し得る。
図6は、第1の実施形態の変形例に係る照明光学系11を模式的に示す例示的な側面図である。図2の例において、シリンドリカルレンズ24は、コリメータレンズ23とプリズム26との間に位置した。しかし、図6の変形例では、シリンドリカルレンズ24は、プリズム26と走査装置25の反射面31aとの間に位置する。図6の変形例においても、シリンドリカルレンズ24は、コリメータレンズ23と走査装置25との間に位置する。
本変形例において、コリメータレンズ23を通過したレーザ光Lは、プリズム26の第2の面52に入射し、プリズム26を通過し、第1の面51からシリンドリカルレンズ24に向かって出射される。レーザ光Lは、第2の面52に入射する際、及び第1の面51から出射される際に、屈折する。第1の面51及び第2の面52を通過するレーザ光Lは平行光であるため、レーザ光Lは、平行光のまま第1の面51から出射される。
第1の面51から出射されたレーザ光Lは、シリンドリカルレンズ24を通過することで、X方向と直交する帯状の光に変換される。帯状のレーザ光Lは、発散し、走査装置25の反射面31aに反射させられる。
以上説明された変形例のLIDARシステム10では、平行光としてのレーザ光Lは、シリンドリカルレンズ24により発散させられる前に、プリズム26を通過する。これにより、レーザ光Lの発散角がプリズム26により低減されることが抑制される。
(第2の実施形態)
以下に、第2の実施形態について、図7及び図8を参照して説明する。なお、以下の実施形態の説明において、既に説明された構成要素と同様の機能を持つ構成要素は、当該既述の構成要素と同じ符号が付され、さらに説明が省略される場合がある。また、同じ符号が付された複数の構成要素は、全ての機能及び性質が共通するとは限らず、各実施形態に応じた異なる機能及び性質を有していても良い。
図7は、第2の実施形態に係る照明光学系11を模式的に示す例示的な側面図である。図7に示すように、第2の実施形態におけるプリズム26は、コリメータレンズ23とシリンドリカルレンズ24との間にも、シリンドリカルレンズ24と走査装置25との間にも位置しない。言い換えると、プリズム26は、コリメータレンズ23と走査装置25との間におけるレーザ光Lの経路(光路)から離間している。
第2の実施形態において、第1の面51と第2の面52との間の角度(頂角)θは、例えば、30±10°に設定される。なお、角度θは、この例に限られない。
第2の実施形態では、コリメータレンズ23を通過したレーザ光Lは、シリンドリカルレンズ24を通過することで、X方向と直交する帯状の光に変換され、発散する。シリンドリカルレンズ24を通過したレーザ光Lは、走査装置25の反射面31aに反射させられる。
反射面31aから反射したレーザ光Lは、プリズム26の第1の面51に入射し、プリズム26を通過し、第2の面52から出射される。レーザ光Lは、第1の面51に入射する際、及び第2の面52から出射される際に、屈折する。
第2の実施形態では、シリンドリカルレンズ24を通過して発散するレーザ光Lは、プリズム26で屈折することなく反射面31aに反射させられる。これにより、レーザ光Lの発散角がプリズム26により低減されることが抑制される。
図8は、第2の実施形態のレーザ光Lの配光分布を模式的に示す例示的なグラフである。図8に示すように、プリズム26がコリメータレンズ23と走査装置25との間でレーザ光Lの発散角を低減しないため、副走査方向においてレーザ光Lが照射される領域AEが長くなる。このため、レーザ光Lの照野ALが副走査方向において大きくなる。従って、LIDARシステム10は、例えば、照野AAが大きい光学センサ63を採用することができ、ひいては比較的近距離の対象を測定しやすくなる。
以上説明された第2の実施形態のLIDARシステム10において、プリズム26は、コリメータレンズ23と走査装置25との間におけるレーザ光Lの経路(光路)から離間している。これにより、シリンドリカルレンズ24を通過して発散するレーザ光Lの発散角がプリズム26により低減されることが抑制される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…LIDARシステム、22…レーザ発振器、23…コリメータレンズ、24…シリンドリカルレンズ、25…走査装置、26…プリズム、30…MEMSミラー、31a…反射面、51…第1の面、52…第2の面、L,L1,L2…レーザ光、P…仮想平面、Ax…回転軸。

Claims (7)

  1. レーザ光を出射するレーザ発振器と、
    前記レーザ光を平行光に変換するコリメータレンズと、
    前記コリメータレンズを通過した前記レーザ光を反射する反射面と、前記反射面を回転軸まわりに回転させる回転装置と、を有する走査装置と、
    第1の面と第2の面とを有し、前記反射面から反射して前記第1の面に入射した前記レーザ光を前記第2の面から出射する、プリズムと、
    を具備するLIDARシステム。
  2. 前記第1の面と前記第2の面とは、共通の仮想平面と直交し、
    前記第1の面に直交する方向は、前記第2の面に直交する方向と交差する、
    請求項1のLIDARシステム。
  3. 前記回転軸は、前記仮想平面に平行な方向に延びる、請求項2のLIDARシステム。
  4. 前記コリメータレンズと前記走査装置との間に位置し、前記回転軸が延びる方向と直交する母線を有する、シリンドリカルレンズ、
    をさらに具備する請求項1乃至請求項3のいずれか一つのLIDARシステム。
  5. 前記第1の面及び前記第2の面は、前記シリンドリカルレンズの前記母線と平行に延びる、請求項4のLIDARシステム。
  6. 前記プリズムは、前記コリメータレンズを通過して前記第2の面に入射した前記レーザ光を前記第1の面から前記反射面に向かって出射する、請求項1乃至請求項5のいずれか一つのLIDARシステム。
  7. 前記走査装置は、前記反射面と前記回転装置とを有するMEMSを有する、請求項1乃至請求項6のいずれか一つのLIDARシステム。
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