JP2022056896A - ハンドヘルドプリンタ及び印刷ガイド出力プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドヘルドプリンタにおいて印刷開始位置を精度良く決定可能とする。【解決手段】ハンドヘルドプリンタ1は、記録媒体P上を移動しながら画像データに基づく画像を記録媒体Pに印刷するものであり、印刷開始位置の決定を補助するレーザー光を照射するレーザー光照射部32を備える。【選択図】図12

Description

本発明は、ハンドヘルドプリンタ及び印刷ガイド出力プログラムに関する。
昨今、ノートPCの小型化、スマートデバイスの急激な普及により、プリンタにおいても、小型化や携帯化が大きな要望の一つとして挙げられている。このため、紙搬送システムを削除した機構で、紙面上を人の手で移動しながらインクを塗布するタイプのプリンタ、所謂ハンドヘルドプリンタが既に知られている。ハンドヘルドプリンタは、通信機能を持つ端末(例えばスマートデバイスやPC等)から画像データを受信し、印刷媒体(例えばノートや定型用紙)上を平面状自由に移動(フリーハンド走査)し、画像を形成する。
特許文献1には、ハンドヘルドプリンタに設けられるスタートボタンをユーザが押すと、そのときの位置を印刷開始位置として印刷を開始する構成が記載されている。
しかしながら、従来のハンドヘルドプリンタは、記録媒体上でユーザが本体の印刷開始位置を正確に決めるのが難しいという問題があった。
本発明は、ハンドヘルドプリンタにおいて印刷開始位置を精度良く決定できることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一観点に係るハンドヘルドプリンタは、記録媒体上を移動しながら画像データに基づく画像を前記記録媒体に印刷するハンドヘルドプリンタであって、印刷開始位置の決定を補助する光を前記記録媒体に照射する光照射部を備える。
ハンドヘルドプリンタにおいて印刷開始位置を精度良く決定できる。
参考形態に係るハンドヘルドプリンタにインクヘッドカバーを取り付けた状態の斜視図 ハンドヘルドプリンタから、インクヘッドカバーを取り外した状態の斜視図 使用時のハンドヘルドプリンタと使用者の手との位置関係を示す説明図 ハンドヘルドプリンタのハードウェア構成図 ハンドヘルドプリンタの記録面の概略構成図 制御部の構成を説明する図 画像データ出力器とハンドヘルドプリンタの動作手順を説明するフローチャート図 ナビゲーションセンサの位置算出方法を説明した図 実施形態に係るハンドヘルドプリンタの斜視図 実施形態に係るハンドヘルドプリンタのハードウェア構成図 実施形態に係る制御部の機能ブロック図 第1の出力パターンの印刷ガイドの投影状態を示す図 第2の出力パターンの印刷ガイドの遠距離への投影状態を示す図 第2の出力パターンの印刷ガイドの近距離への投影状態を示す図 印刷ガイドの点灯箇所の一例を示す図 ドットレーザー光の照射位置を調整する構成の一例を示す図 図16に示す構成による照射位置調整手法を説明する図 第3の出力パターンの印刷ガイドの投影状態を示す図 第4の出力パターンの印刷ガイドの遠距離への投影状態を示す図 第4の出力パターンの印刷ガイドの近距離への投影状態を示す図 印刷ガイドの点灯箇所の一例を示す図 ラインレーザー光の照射位置を調整する構成の第1の例を示す図 図22に示す構成による照射位置調整手法を説明する図 ラインレーザー光の照射位置を調整する構成の第2の例を示す図 図24に示す構成による照射位置調整手法を説明する図 印刷ガイド設定画面の一例を示す図 画像データ出力器とハンドヘルドプリンタの動作手順を説明するフローチャート図 画像データ出力器とハンドヘルドプリンタの動作手順を説明するフローチャート図 画像データ出力器とハンドヘルドプリンタの動作手順を説明するフローチャート図 ガイド点灯プロセスのフローチャート
以下、添付図面を参照しながら実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
<参考形態>
まず図1~図8を参照して、参考形態としてハンドヘルドプリンタ1Aの基本的な構成を説明する。
図1は、参考形態に係るハンドヘルドプリンタ1Aにインクヘッドカバー8を取り付けた状態の斜視図である。図2は、ハンドヘルドプリンタ1Aから、インクヘッドカバー8を取り外した状態の斜視図である。
参考形態に係るハンドヘルドプリンタ1Aは、装着可能なインクヘッドカバー8を備える。インクヘッドカバー8は、ABS樹脂などの樹脂製であり、その内壁面上に凹部81が形成されている。ハンドヘルドプリンタ1Aにインクヘッドカバー8が装着されると、ハンドヘルドプリンタ1Aに設けられる突起部16が凹部81にスナップフィットによって引っ掛かる。これにより、ハンドヘルドプリンタ1Aにインクヘッドカバー8が装着された状態(図1に示す状態)が保持される。
ハンドヘルドプリンタ1Aからインクヘッドカバー8を取り外す場合、使用者はハンドヘルドプリンタ1A本体をインクヘッドカバー8から上方(図中のZ軸プラス方向)に引き抜くことで、スナップフィットにより引っ掛かっていた突起部16が凹部81から外れる。これにより、ハンドヘルドプリンタ1Aからインクヘッドカバー8を取り外すことができる。
図2に示すように、ハンドヘルドプリンタ1Aは、上部ユニット2と下部ユニット3とから主に構成されている。ハンドヘルドプリンタ1Aは、全体的に略直方体形状をなしており、その走査方向(=印字方向:図中X軸方向)の長さは、使用者が掌で掴める程度である。
図1、図2に示すように、ハンドヘルドプリンタ1Aの本体の左右方向(短手方向)をX軸方向とし、それに直交する本体長手方向をY軸方向とする。ハンドヘルドプリンタ1Aを用いたプリント動作では、文字や絵柄等を直線的に印字する場合はX軸方向(走査方向)にハンドヘルドプリンタ1Aを移動させる。そして、Y軸方向にハンドヘルドプリンタ1Aを移動させることで改行させる。
ただし、ハンドヘルドプリンタ1Aを用いたプリント動作は上述した動作に限定されるものではない。文字や絵柄等をデザイン的に配置する場合など、X軸方向以外の斜め方向や曲線的にハンドヘルドプリンタ1Aを移動させてプリントを行うことも可能である。また、Y軸方向以外の方向にハンドヘルドプリンタ1Aを移動させて改行することも可能である。
上部ユニット2は、Y軸方向に延在する水平延在部2aとZ軸方向に延在する垂直延在部2bとを備えるL字形状になっている。上部ユニット2の垂直延在部2bの内部には、ハンドヘルドプリンタ1Aの各機器に電力供給するための電源であるバッテリーが配置されている。水平延在部2aには制御基板が配置されており、制御基板には、印字ボタン5a及び電源ボタン5bが接続されている。電源ボタン5bは、ハンドヘルドプリンタ1Aの電源の入切(ON/OFF)を切り替えるためのボタンであり、印字ボタン5aはインクの吐出タイミングを操作するボタンである。
下部ユニット3の内部には、例えば印字対象物の有無を検知するための光センサや、インクカートリッジが配置されている。また、下部ユニット3の底面10は、印刷の際に用紙等の記録材に対面させる対向面である記録面であり、この記録面10には印字対象物にインクの液滴を吐出するIJ記録ヘッド24が設けられる。
右側面13には副走査ガイド7を設けることができる。副走査ガイド7を用いて、ハンドヘルドプリンタ1Aの記録紙Pに対する副走査方向(図中Y軸方向)の位置を合わせることで、吐出開始位置を調整できる。IJ記録ヘッド24は、例えばこの副走査ガイド7とY軸方向の同一位置となる記録面10の部分(図2ではZ正方向側に窪んでいる部分)に配置される。IJ記録ヘッド24については図4を参照して後述する。
ハンドヘルドプリンタ1Aは、記録面10の反対面である上面11、ハンドヘルドプリンタ1Aの走査方向と直交する方向である走査直交方向(図中Y軸方向)に延在する左側面12(図3参照)などを有している。さらに、走査直交方向(図中Y軸方向)に延在する右側面13、走査方向(図中X軸方向)に延在する背面14、走査方向に延在する正面15なども有している。ハンドヘルドプリンタ1Aは、記録面10を鉛直方向下方に向けつつ、上面11を鉛直方向上方に向ける姿勢で使用される。上面11の外縁内(枠内)には、印字ボタン5aと、電源ボタン5bとが設けられている。
図3は、使用時のハンドヘルドプリンタ1Aと使用者の手Hとの位置関係を示す説明図である。
図3に示すように、使用者は、画像形成のためにハンドヘルドプリンタ1Aを記録紙Pの表面上で走査方向(図中X軸方向、図3中の左右方向)に移動させるときには、上部ユニット2を持ってハンドヘルドプリンタ1Aを移動操作する。上部ユニット2を下部ユニット3よりも幅広とすることで、使用者が手で持ち易い形状となる。また、図2に示すように、下部ユニット3の左側面12及び右側面13には、くぼみ状の把持部17が形成されている。把持部17は、使用者がハンドヘルドプリンタ1Aを把持して使用する際に、上部ユニット2を持った手Hの指を当てる位置(通常は、親指と、中指または薬指とをそれぞれ当てる位置)に形成されている。使用者が左側面12と右側面13とのそれぞれの把持部17に指をおき、ハンドヘルドプリンタ1Aを挟むように把持することで、使用者はハンドヘルドプリンタ1Aを安定して把持することができる。
ハンドヘルドプリンタ1Aは、使用者が電源ボタン5bを長押しすることによって、電源の入切(ON/OFF)を切り替えることができる。電源を入れた状態では、スマートフォンなどとのBluetooth(登録商標)等を用いた無線通信により、ハンドヘルドプリンタ1Aの上部ユニット2内に設けられた制御基板に対して画像情報を取得させることができる。
画像情報を取得させた後、記録面10を紙などの記録媒体Pの表面に対向させる姿勢でハンドヘルドプリンタ1Aを記録媒体Pの表面上に置く。その後、印字ボタン5aを一度押してから、ハンドヘルドプリンタ1Aを走査方向(X軸方向)に沿って移動させることで、記録媒体Pの表面に画像を形成することができる。
図4は、ハンドヘルドプリンタ1Aのハードウェア構成図の一例である。ハンドヘルドプリンタ1Aは、印刷媒体Pに画像を形成する液滴吐出装置又は画像形成装置の一例である。ハンドヘルドプリンタ1Aは、制御部25によって全体の動作が制御され、制御部25には通信I/F27、IJ記録ヘッド駆動回路23、OPU26、ROM28、DRAM29、ナビゲーションセンサ30、及びジャイロセンサ31が電気的に接続されている。また、ハンドヘルドプリンタ1Aは電力により駆動されるため、電源22と電源回路21を有している。電源回路21が生成する電力は、点線22aで示す配線などにより、通信I/F27、IJ記録ヘッド駆動回路23、OPU26、ROM28、DRAM29、IJ記録ヘッド24、制御部25、ナビゲーションセンサ30、及び、ジャイロセンサ31に供給されている。
電源22としては主に電池(バッテリー)が利用される。太陽電池や商用電源(交流電源)、燃料電池等が用いられてもよい。電源回路21は、電源22が供給する電力をハンドヘルドプリンタ1Aの各部に分配する。また、電源22の電圧を各部に適した電圧に降圧や昇圧する。また、電源22が充電可能な電池である場合、電源回路21は交流電源の接続を検出して電池の充電回路に接続し、電源22の充電を可能にする。
通信I/F27は、スマートフォンやPC(Personal Computer)等の画像データ出力器70から画像データの受信等を行う。通信I/F27は例えば無線LAN、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)、赤外線、3G(携帯電話)、又は、LTE(Long Term Evolution)等の通信規格に対応した通信装置である。また、このような無線通信の他、有線LAN、USBケーブルなどを用いた有線通信に対応した通信装置であってもよい。
ROM28は、ハンドヘルドプリンタ1Aのハードウェア制御を行うファームウェアや、IJ記録ヘッド24の駆動波形データ(液滴を吐出するための電圧変化を規定するデータ)や、ハンドヘルドプリンタ1Aの初期設定データ等を格納している。
DRAM29は通信I/F27が受信した画像データを記憶したり、ROM28から展開されたファームウェアを格納したりするために使用される。したがって、CPU33がファームウェアを実行する際のワークメモリとして使用される。
ナビゲーションセンサ30は、所定のサイクル時間ごとにハンドヘルドプリンタ1Aの移動量を検出するセンサである。ナビゲーションセンサ30は、例えば、発光ダイオード(LED)やレーザー等の光源と、記録媒体Pを撮像する撮像センサを有している。ハンドヘルドプリンタ1Aが記録媒体P上を走査されると、記録媒体Pの微小なエッジが次々に検出され(撮像され)エッジ間の距離を解析することで移動量が得られる。ナビゲーションセンサ30は、ハンドヘルドプリンタ1Aの底面(記録面10)に搭載されている(図5参照)。なお、ナビゲーションセンサ30として、さらに多軸の加速度センサを用いてもよく、ハンドヘルドプリンタ1Aは加速度センサのみでハンドヘルドプリンタ1Aの移動量を検出してもよい。
ジャイロセンサ31は、記録媒体Pに垂直な軸(Z軸)を中心にハンドヘルドプリンタ1Aが回転した際の角速度を検出するセンサである。
OPU(Operation panel Unit)26は、ハンドヘルドプリンタ1Aの状態を表示するLED、ユーザがハンドヘルドプリンタ1Aに画像形成を指示するためのスイッチ等を有している。ただし、これに限定するものではなく、液晶ディスプレイを有していてよく、さらにタッチパネルを有していてもよい。また、音声入力機能を有していてもよい。
IJ記録ヘッド駆動回路23は上記の駆動波形データを用いて、IJ記録ヘッド24を駆動するための駆動波形(電圧)を生成する。インクの液滴のサイズなどに応じた駆動波形を生成できる。
IJ記録ヘッド24は、インクを吐出するためのヘッドである。図ではCMYKの4色のインクを吐出可能になっているが、単色でもよく5色以上の吐出が可能でもよい。各色ごとに一列(二列以上でもよい)に列状に並んだ複数のインク吐出用のノズル61(吐出部)が配置されている(図5参照)。また、インクの吐出方式はピエゾ方式でもサーマル方式でもよく、この他の方式でもよい。IJ記録ヘッド24は、ノズル61から液体を吐出・噴射する機能部品である。吐出される液体は、IJ記録ヘッド24から吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30〔mPa・s〕以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
制御部25はCPU33を有しハンドヘルドプリンタ1Aの全体を制御する。制御部25は、ナビゲーションセンサ30により検出される移動量及びジャイロセンサ31により検出される角速度を元に、IJ記録ヘッド24の各ノズル61の位置、該位置に応じて形成する画像の決定、吐出ノズル可否判定等を行う。制御部25について詳細は次述する。
図5は、ハンドヘルドプリンタ1Aの記録面10の概略構成図である。本参考形態のハンドヘルドプリンタ1Aは、1つのIJ記録ヘッド24、1つのナビゲーションセンサ30、及び、1つのジャイロセンサ31を記録面10に有している。図5の例では、IJ記録ヘッド24とナビゲーションセンサ30とがハンドヘルドプリンタ1Aの長手方向(Y方向)に直列に配置されている。IJ記録ヘッド24のX方向の略中心の位置にはノズル61が設けられている。ノズル61はY方向に延在し、例えばY方向に沿って各色のノズルが配列されている(図5では簡略化して線分として図示している)。ジャイロセンサ31は、例えばナビゲーションセンサ30の左側面12側に配置されている。
図6は、制御部25の構成を説明する図の一例である。制御部25はSoC50とASIC/FPGA40を有している。SoC50とASIC/FPGA40はバス46,47を介して通信する。ASIC/FPGA40はどちらの実装技術で設計されてもよいことを意味し、ASIC/FPGA40以外の他の実装技術で構成されてよい。また、SoC50とASIC/FPGA40を別のチップにすることなく1つのチップや基板で構成してもよい。あるいは、3つ以上のチップや基板で実装してもよい。
SoC50は、バス47を介して接続されたCPU33、位置算出回路34、メモリCTL(コントローラ)35、及び、ROM CTL(コントローラ)36等の機能を有している。なお、SoC50が有する構成要素はこれらに限られない。
また、ASIC/FPGA40は、バス46を介して接続されたImage RAM37、DMAC38、回転器39、割込みコントローラ41、ナビゲーションセンサI/F42、印字/センサタイミング生成部43、IJ記録ヘッド制御部44及びジャイロセンサI/F45を有している。なお、ASIC/FPGA40が有する構成要素はこれらに限られない。
CPU33は、ROM28からDRAM29に展開されたファームウェア(プログラム)などを実行し、SoC50内の位置算出回路34、メモリCTL35、及び、ROMCTL36の動作を制御する。また、ASIC/FPGA40内のimage RAM37、DMAC38、回転器39、割込みコントローラ41、ナビゲーションセンサI/F42、印字/センサタイミング生成部43、IJ記録ヘッド制御部44及びジャイロセンサI/F45等の動作を制御する。
位置算出回路34は、ナビゲーションセンサ30が検出するサンプリング周期ごとの移動量及びジャイロセンサ31が検出するサンプリング周期ごとの角速度に基づいてハンドヘルドプリンタ1Aの位置(座標情報)を算出する。ハンドヘルドプリンタ1Aの位置とは、厳密にはIJ記録ヘッド24のノズル61の位置であるが、ナビゲーションセンサ30のある位置が分かればノズル61の位置を算出できる。また、位置算出回路34は目標吐出位置を算出する。なお、位置算出回路34をCPU33がソフト的に実現してもよい。
ナビゲーションセンサ30の位置は、後述するように例えば所定の原点(画像形成が開始される時のハンドヘルドプリンタ1Aの初期位置)を基準に算出されている。また、位置算出回路34は、過去の位置と最も新しい位置の差に基づいて移動方向や加速度を推定し、例えば次回の吐出タイミングにおけるナビゲーションセンサ30の位置を予測する。こうすることで、ユーザの走査に対する遅れを抑制してインクを吐出できる。
メモリCTL35は、DRAM29とのインタフェースであり、DRAM29に対しデータを要求し、取得したファームウェアをCPU33に送出したり、取得した画像データをASIC/FPGA40に送出したりする。
ROM CTL36は、ROM28とのインタフェースであり、ROM28に対しデータを要求し、取得したデータをCPU33やASIC/FPGA40に送出する。
回転器39は、DMAC38が取得した画像データを、インクを吐出するヘッド、ヘッド内のノズル位置、及び、取り付け誤差などによるヘッド傾きに応じて回転させる。DMAC38は回転後の画像データをIJ記録ヘッド制御部44へ出力する。
Image RAM37はDMAC38が取得した画像データを一時的に格納する。すなわち、ある程度の画像データがバッファリングされ、ハンドヘルドプリンタ1Aの位置に応じて読み出される。
IJ記録ヘッド制御部44は、画像データ(ビットマップデータ)にディザ処理などを施して大きさと密度で画像を表す点の集合に画像データを変換する。これにより、画像データは吐出位置と点のサイズのデータとなる。IJ記録ヘッド制御部44は点のサイズに応じた制御信号をIJ記録ヘッド駆動回路23に出力する。IJ記録ヘッド駆動回路23は上記のように制御信号に対応した駆動波形データを用いて、駆動波形(電圧)を生成する。
ナビゲーションセンサI/F42は、ナビゲーションセンサ30と通信し、ナビゲーションセンサ30からの情報として移動量ΔX´、ΔY´(これらについては後述する)を受信し、その値を内部レジスタに格納する。
印字/センサタイミング生成部43は、ナビゲーションセンサI/F42とジャイロセンサI/F45が情報を読み取るタイミングを通知し、IJ記録ヘッド制御部44に駆動タイミングを通知する。情報を読み取るタイミングの周期はインクの吐出タイミングの周期よりも長い。IJ記録ヘッド制御部44は吐出ノズル可否判定を行い、インクを吐出すべき目標吐出位置があればインクを吐出し、目標吐出位置がなければ吐出しないと判定する。
ジャイロセンサI/F45は印字/センサタイミング生成部43により生成されたタイミングになるとジャイロセンサ31が検出する角速度を取得してその値をレジスタに格納する。
割込みコントローラ41は、ナビゲーションセンサI/F42がナビゲーションセンサ30との通信が完了したことを検知して、SoC50へそれを通知するための割込み信号を出力する。CPU33はこの割込みにより、ナビゲーションセンサI/F42が内部レジスタに記憶するΔX´、ΔY´を取得する。その他、エラー等のステータス通知機能も有する。ジャイロセンサI/F45に関しても同様に、割込みコントローラ41はSoC50に対し、ジャイロセンサ31との通信が終了したことを通知するための割込み信号を出力する。
図7は、画像データ出力器70とハンドヘルドプリンタ1Aの動作手順を説明するフローチャート図の一例である。まず、ユーザは画像データ出力器70の電源ボタンを押下する(U101)。画像データ出力器70はそれを受け付け、電池等から電源が供給されて起動する。
ユーザは画像データ出力器70で出力したい画像を選択する(U102)。画像データ出力器70は画像の選択を受け付ける。ワープロアプリケーションのようなソフトウェアの文書データが画像として選択されてもよいし、JPEGなどの画像データが選択されてもよい。必要であればプリンタドライバが画像データ以外のデータを画像に変更してよい。
ユーザは選択した画像をハンドヘルドプリンタ1Aで印刷する操作を行う(U103)。ハンドヘルドプリンタ1Aは印刷ジョブの実行の要求を受け付ける。印刷ジョブの要求により画像データがハンドヘルドプリンタ1Aへ送信される。
ユーザは、ハンドヘルドプリンタ1Aを持ち、印刷媒体P(例えばノート)の上で初期位置を決定する(U104)。
そして、ユーザはハンドヘルドプリンタ1Aの印刷開始ボタンを押下する(U105)。ハンドヘルドプリンタ1Aは印刷開始ボタンの押下を受け付ける。
ユーザはハンドヘルドプリンタ1Aを印刷媒体Pの上で滑らせるように自由に走査する(U106)。
続いて、ハンドヘルドプリンタ1Aの動作を説明する。以下の動作はCPU33がファームウェアを実行することで行われる。
ハンドヘルドプリンタ1Aも電源のONにより起動する。ハンドヘルドプリンタ1AのCPU33は、ハンドヘルドプリンタ1Aに内蔵されている図3,4のハードウェア要素を初期化する(S101)。例えば、ナビゲーションセンサI/F42やジャイロセンサI/F45のレジスタを初期化したり、印字/センサタイミング生成部43にタイミング値を設定したりする。また、ハンドヘルドプリンタ1Aと画像データ出力器70との間の通信を確立する。
ハンドヘルドプリンタ1AのCPU33は初期化が完了したかどうかを判定し、完了していない場合はこの判定を繰り返す(S102)。
初期化が完了すると(S102のYes)、ハンドヘルドプリンタ1AのCPU33は、OPU26の例えばLED点灯によりユーザに印刷可能な状態であることを報知する(S103)。これにより、ユーザは印刷可能な状態であることを把握し、上記のように印刷ジョブの実行を要求する。
印刷ジョブの実行の要求により、ハンドヘルドプリンタ1Aの通信I/F27は画像データ出力器70から画像データの入力を受け付け、画像が入力された旨をOPU26のLEDを点滅させる等によりユーザに対し報知する(S104)。
ユーザが印刷媒体P上でハンドヘルドプリンタ1Aの初期位置を決め印刷開始ボタンを押下すると、ハンドヘルドプリンタ1AのOPU26はこの操作を受け付け、CPU33がナビゲーションセンサI/F42に位置(移動量)を読み取らせる(S105)。これにより、ナビゲーションセンサI/F42はナビゲーションセンサ30と通信し、ナビゲーションセンサ30が検出した移動量を取得しレジスタなどに格納しておく(S1001)。CPU33はナビゲーションセンサI/F42から移動量を読み出す。
ユーザが印刷開始ボタンを押下した直後に取得された移動量はゼロであるがゼロでないとしても、CPU33は例えば座標(0,0)の初期位置としてDRAM29やCPU33のレジスタなどに格納する(S106)。
また、初期位置を取得すると印字/センサタイミング生成部43がタイミングの生成を開始する(S107)。印字/センサタイミング生成部43は、初期化で設定されたナビゲーションセンサ30の移動量の取得タイミングに達するとナビゲーションセンサI/F42にタイミングとジャイロセンサI/F45にタイミングを指示する。これが周期的に行われ上記のサンプリング周期となる。
ハンドヘルドプリンタ1AのCPU33は、移動量と角速度情報を取得するタイミングであるか否かを判定する(S108)。この判定は、割込みコントローラ41からの通知により行うが、印字/センサタイミング生成部43と同じタイミングをCPU33がカウントすることで判定してもよい。
移動量と角速度情報を取得するタイミングになると、ハンドヘルドプリンタ1AのCPU33はナビゲーションセンサI/F42から移動量を取得し、ジャイロセンサI/F45から角速度情報を取得する(S109)。上記のように、ジャイロセンサI/F45は印字/センサタイミング生成部43が生成するタイミングでジャイロセンサ31から角速度情報を取得しており、ナビゲーションセンサI/F42は印字/センサタイミング生成部43が生成するタイミングでナビゲーションセンサ30から移動量を取得している。
次に、位置算出回路34は角速度情報と移動量を用いてナビゲーションセンサ30の現在の位置を算出する(S110)。具体的には、位置算出回路34は、前回のサイクルで算出した位置(X,Y)と、今回取得した移動量(ΔX´、ΔY´)及び角速度情報から算出した移動距離を加えて、現在のナビゲーションセンサ30の位置を算出する。初期位置のみで、前回算出した位置がない場合は、初期位置に今回取得した移動量(ΔX´、ΔY´)及び角速度情報から算出した移動距離を加えて、現在のナビゲーションセンサ30の位置を算出する。
次に、位置算出回路34はナビゲーションセンサ30の現在の位置を用いてIJ記録ヘッド24の各ノズル61の現在の位置を算出する(S111)。
このように、印字/センサタイミング生成部43により角速度情報と移動量が同時に又はほぼ同時に取得されるので、回転角と回転角が検出されたタイミングで取得された移動量でノズル61の位置を算出できる。したがって、種類が異なるセンサの情報でノズルの位置が算出されても、ノズル61の位置の精度が低下しにくい。
次に、CPU33はDMAC38を制御して、算出した各ノズル61の位置を基に、各ノズル61の周辺画像の画像データをDRAM29からImage RAM37へ送信する(S112)。なお、回転器39は、ユーザにより指定されたヘッド位置(ハンドヘルドプリンタ1Aの持ち方など)及びIJ記録ヘッド24の傾きに応じて、画像を回転させる。
次に、IJ記録ヘッド制御部44は周辺画像を構成する各画像要素の位置座標と、IJ記録ヘッド24の各ノズル61の位置座標とを比較する(S113)。位置算出回路34は、ノズル61の過去の位置と現在の位置を用いてノズル61の加速度を算出している。これにより、位置算出回路34は、ナビゲーションセンサI/F42が移動量を取得しジャイロセンサI/F45が角速度情報を取得する周期よりも短いIJ記録ヘッド24のインク吐出周期ごとにノズル61の位置を算出している。
IJ記録ヘッド制御部44は、位置算出回路34が算出するノズル61の位置から所定範囲内に画像要素の位置座標が含まれるか否かを判定する(S114)。
吐出条件を満たさない場合、処理はステップS108に戻る。吐出条件を満たす場合、IJ記録ヘッド制御部44はノズル61ごとに画像要素のデータをIJ記録ヘッド駆動回路23に出力する(S115)。これにより、印刷媒体Pにはインクが吐出される。
次に、CPU33は全画像データを出力したかを判定する(S116)。出力していない場合、ステップS108からS115までの処理を繰り返す。
全画像データを出力した場合、CPU33は、例えばOPU26のLEDを点灯させユーザに印刷が終了したことを報知する(S117)。
なお、全画像データを出力しなくても、ユーザが十分と判断した場合には、ユーザは印刷完了ボタンを押下し、OPU26がそれを受け付けて、印刷を終了してよい。印刷終了後、ユーザが電源をOFFにすることもできるし、印刷が終了した時点で、自動で電源がOFFにされるようになっていてもよい。
図8は、ナビゲーションセンサ30の位置算出方法を説明した図である。ハンドヘルドプリンタ1Aを移動させた場合の移動前と移動後のIJ記録ヘッド24及びナビゲーションセンサ30の位置関係は例えば図8に示すような幾何学的関係として表現できる。
得られる角速度ωは下記の(1)式である。
Figure 2022056896000002
(1)式より、サンプリング周期毎の角度Δθは下記の(2)式となる。
Figure 2022056896000003
(2)式より、現在(時間t=0~N)の角度θは下記の(3)式となる。
Figure 2022056896000004
(2)式、(3)式で得られたθ、dθを、以下の(4)~(7)式に代入し、X0´、Y0′の原点からの二次元座標を算出する。
Figure 2022056896000005
ナビゲーションセンサ30の座標を算出できれば、従来までの演算フローに従い、予め機器のレイアウトが決まっている、メカ的(物理的)なナビゲーションセンサ30とIJ記録ヘッド24のノズル61との位置関係より、角ノズルの座標を算出することができる。
<実施形態>
図9~図28を参照して実施形態に係るハンドヘルドプリンタ1について説明する。図9は、実施形態に係るハンドヘルドプリンタ1の斜視図である。図10は、実施形態に係るハンドヘルドプリンタ1のハードウェア構成図である。
図9などの斜視図では、実施形態に係るハンドヘルドプリンタ1の外観は簡略化されているが、基本的な構成は図1などに示した参考形態に係るハンドヘルドプリンタ1Aと同様である。図10に示すハードウェア構成も、基本的には図4に示した参考形態に係るハンドヘルドプリンタ1Aのものと同様である。
図9、図10に示すように、実施形態に係るハンドヘルドプリンタ1は、レーザー光照射部32(光照射部)を備える点で、参考形態に係るハンドヘルドプリンタ1Aと異なる。
レーザー光照射部32は、印刷開始位置の決定を補助するレーザー光を記録媒体Pに照射する。レーザー光照射部32は、ハンドヘルドプリンタ1の内部に設けられ、ハンドヘルドプリンタ1から記録媒体Pに、印刷開始位置をユーザが決めるためのガイド(印刷ガイド)となるレーザー光を出力する機能を持つ。制御部25は、レーザー光照射部32に必要な情報(画像データサイズや照射タイミング設定など)を送る。レーザー光照射部32は、制御部25から送られてきた情報をもとに、レーザー光の種類や照射距離などを決定し、記録媒体Pにレーザー光を照射する。
レーザー光照射部32は、図9に示すように、プリンタ本体の右側面13からX正方向側、すなわち印刷時のプリンタ本体の移動方向の印刷媒体P上にレーザー光を照射するよう設置されている。レーザー光照射部32は、ユーザが手で印刷ガイドを遮らずに印字することができるよう、IJ記録ヘッド24の上に取り付けてあることが望ましい。
図11は、実施形態に係る制御部25の機能ブロック図である。制御部25は、印刷ガイドとしてのレーザー光を照射する機能(光照射機能)に関して、点灯タイミング設定部251と、出力位置設定部252と、照射制御部253とを有する。
点灯タイミング設定部251は、印刷ガイドの点灯及び消灯のタイミングを制御する。これらのタイミングは、例えばユーザがスマートフォンなどの画像データ出力器70のアプリケーションを介して入力できる。
出力位置設定部252は、印刷ガイドの出力位置や出力形態を設定する。印刷ガイドの出力形態のパターンについては後述する。
照射制御部253は、出力位置設定部252により設定された出力パターンを、点灯タイミング設定部251により設定されたタイミングに応じて点灯、消灯するようレーザー光照射部32を制御する。
図11に示すハンドヘルドプリンタ1の制御部25の各機能は、CPU33、DRAM29等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェア(印刷ガイド出力プログラム)を読み込ませることにより、CPU33の制御のもとで各種ハードウェアを動作させるとともに、DRAM29におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。すなわち、本実施形態の印刷ガイド出力プログラムをコンピュータ上で実行させることで、ハンドヘルドプリンタ1の制御部25は、図11の点灯タイミング設定部251、出力位置設定部252、照射制御部253として機能する。
次に図12~図25を参照して、印刷ガイドの出力形態のパターンについて説明する。本実施形態では、4つのパターンを例示する。ハンドヘルドプリンタ1は、これらの4つのパターンのうち少なくとも1つのパターンを出力できるよう構成される。
出力パターンは、出力形態がドットレーザーまたはラインレーザーであり、かつ、出力位置が画像データの長さに応じて可変または画像データの長さによらず固定である。
図12は、第1の出力パターンの印刷ガイドG1の投影状態を示す図である。図12に示すように、第1の出力パターンでは、ドット状のレーザー光が印刷ガイドG1として照射される。また、印刷ガイドG1は、記録媒体P上の照射される箇所と記録装置本体(ハンドヘルドプリンタ1の側面13)との距離L1が画像データに関係なく一定である。このような印刷ガイドG1を印刷媒体Pに照射することによって、ユーザは、印刷ガイドG1の照射位置を確認することで印刷方向を視覚的に把握することができ、初期位置決定時にハンドヘルドプリンタ1が曲がっていないか分かる。
図13~図17を参照して第2の出力パターンを説明する。図13は、第2の出力パターンの印刷ガイドG2の遠距離L2への投影状態を示す図である。図14は、第2の出力パターンの印刷ガイドG2の近距離L3への投影状態を示す図である。
図13、図14に示すように、第2の出力パターンでは、ドット状のレーザー光が印刷ガイドG2として照射される点は第1出力パターンと同様であるが、印刷ガイドG2は、記録媒体P上の照射される箇所と記録装置本体(ハンドヘルドプリンタ1の側面13)との距離L2、L3が画像データに応じて可変である点が第1出力パターンと異なる。
図15は、印刷ガイドG2の点灯箇所の一例を示す図である。図15に示すように、画像データTの領域の右上の角をガイドの点灯箇所(記録媒体P上の照射位置)として設定できる。画像データTが長い場合には、図13に示すように印刷ガイドG2の照射位置は、照射する箇所と記録装置本体との距離L2が長くなるように調整される。一方、画像データTが短い場合には、図14に示すように印刷ガイドG2の照射位置は、照射する箇所と記録装置本体との距離L3が短くなるように調整される。
このように画像データTのサイズに応じてドット状の印刷ガイドG2の照射位置を可変とすることで、ユーザは印刷方向に加えて、印字データTの最後の文字が印刷媒体Pのどこに印字されるかが分かり、印刷範囲が記録媒体Pからはみ出さないかが分かる。
図16は、ドットレーザー光の照射位置を調整する構成の一例を示す図である。図17は、図16に示す構成による照射位置調整手法を説明する図である。図16に示すように、レーザー光照射部32は、光源321と凸レンズ322とを有する。凸レンズ322は、光源321からのレーザー照射方向(図では水平方向)に対して直交する方向(図では垂直方向)に移動可能となるよう設置される。図17に示すように、凸レンズ322を光源321に対して相対移動させ、光源321からのレーザー光と凸レンズ322との位置関係を調整することで、印刷ガイドG2の出力位置を調整することができる。
図18は、第3の出力パターンの印刷ガイドG3の投影状態を示す図である。図18に示すように、第3の出力パターンでは、ライン状のレーザー光が印刷ガイドG3として照射される。また、印刷ガイドG3は、記録媒体P上の照射されるラインレーザー光の長さL4が画像データに関係なく一定である。このような印刷ガイドG3を印刷媒体Pに照射することによって、ユーザは、印刷媒体Pに照射される印刷ガイドG3を確認することで印刷方向を視覚的に把握することができ、初期位置決定時にハンドヘルドプリンタ1が曲がっていないか分かる。
図19~図25を参照して第4の出力パターンを説明する。図19は、第4の出力パターンの印刷ガイドG4の遠距離L5への投影状態を示す図である。図20は、第4の出力パターンの印刷ガイドG4の近距離L6への投影状態を示す図である。
図19、図20に示すように、第4の出力パターンでは、ライン状のレーザー光が印刷ガイドG4として照射される点は第3出力パターンと同様であるが、印刷ガイドG4は、記録媒体P上の照射されるラインレーザー光の長さL5、L6が画像データに応じて可変である点が第3出力パターンと異なる。
図21は、印刷ガイドG4の点灯箇所の一例を示す図である。図21に示すように、画像データTの領域の矩形状の上側の辺をガイドの点灯箇所(記録媒体P上の照射領域)として設定できる。つまり、印刷ガイドG4は、画像データTの最後の文字範囲の右端まで照射する。画像データTが長い場合には、図19に示すように印刷ガイドG4は印刷方向の長さL5が長くなるように調整される。一方、画像データTが短い場合には、図21に示すように印刷ガイドG4は印刷方向の長さL6が短くなるように調整される。
このように画像データTのサイズに応じてライン状の印刷ガイドG4の照射範囲の長さを可変とすることで、ユーザは印刷方向に加えて、印字データTの最後の文字が印刷媒体Pのどこに印字されるかが分かり、印刷範囲が記録媒体Pからはみ出さないかが分かる。
図22は、ラインレーザー光の照射位置を調整する構成の第1の例を示す図である。図23は、図22に示す構成による照射位置調整手法を説明する図である。図22に示すように、レーザー光照射部32は、光源323とロッドレンズ324とを有する。光源323は、ロッドレンズ324へ照射する光量を調整できる。図23に示すように、ロッドレンズ324へ照射する光源323の光量を少なくすることで、印刷ガイドG4の出力長さを縮小できる。反対に光量を多くすることで印刷ガイドG4の出力長さを増大できる。このように、光源323からロッドレンズ324へ照射する光量を調整することで、印刷ガイドG4の出力位置や長さを調整できる。
図24は、ラインレーザー光の照射位置を調整する構成の第2の例を示す図である。図25は、図24に示す構成による照射位置調整手法を説明する図である。図24に示す第2の例では、図22に示した第1の例の構成(光源323、ロッドレンズ324)加えて、ロッドレンズ324より印刷媒体P側に設置される凹レンズ325を備える。凹レンズ325は、レーザー光を拡散させることができる。このように凹レンズ325を通して印刷ガイドG4を生成することで、図22、図23に示した第1の例よりも印刷ガイドG4の最大長を大きくできる。また、図25に示すように、ロッドレンズ324へ照射する光源323の光量を少なくすることで、印刷ガイドG4の出力長さを縮小できる。第2の例でも、第1の例と同様に、光源323からロッドレンズ324及び凹レンズ325へ照射する光量を調整することで、印刷ガイドG4の出力位置や長さを調整できる。さらに、凹レンズ325を設けることで、印刷ガイドG4の最大長を増やすことができ、画像データTのサイズに幅広く対応できる。
なお、図9に示すように、ハンドヘルドプリンタ1の上面11などに印刷ガイドボタン5cを設け、印刷ガイドボタン5cのユーザ操作に応じて、印刷ガイドG1~G4の点灯、消灯を制御することもできる。印刷ガイドボタン5cは、通信データ出力器60のアプリケーションに設けてもよい。
図26は、印刷ガイド設定画面71の一例を示す図である。本実施形態では、印刷ガイドG1~G4の各種設定は、画像データ出力器70のタッチパネルなどに表示される印刷ガイド設定画面71(設定部)を介してユーザが入力できる。
印刷ガイド設定画面71は、ガイド点灯タイミング設定領域72と、ガイド消灯タイミング設定領域73とを含む。
図26の例では、ガイド点灯タイミング設定領域72には、印刷ガイドG1~G4の点灯タイミングの具体例として、「ハンディープリンタを置く」、「カバーを外す」、「画像データを送信する」、「印刷ガイドボタンを押す」の4つの点灯タイミングが挙げられている。
「ハンディープリンタを置く」とは、ハンドヘルドプリンタ1を印刷媒体P上に載置することである。「カバー外す」とは、図1、図2に示したインクヘッドカバー8をハンドヘルドプリンタ1から取り外すことである。「画像データを送信する」とは、画像データ出力器70からハンドヘルドプリンタ1へ印刷用の画像データを送信することである。「印刷ガイドボタンを押す」とは、印刷ガイドを点灯させるために図9に示した印刷ガイドボタン5cをユーザが押下することである。カバーを装着した状態でガイドを出力する場合、レーザー光照射部32と記録媒体Pとの位置関係が変わるため、それを考慮してレーザー光の出力設定を調整してもよい。
ガイド消灯タイミング設定領域73には、印刷ガイドG1~G4の消灯タイミングの具体例として、「印字開始ボタンを押す」、「ハンディープリンタを持ち上げる」、「ハンディープリンタを動かす」、「カバーをつける」、「印字が完了する」、「印刷ガイドボタンを押す」の5つの消灯タイミングが挙げられている。
「印字開始ボタンを押す」とは、図1~図3などに示した印字ボタン5aを押下することである。「ハンディープリンタを持ち上げる」とは、ハンドヘルドプリンタ1を記録媒体Pから離間して持ち上げることである。「ハンディープリンタを動かす」とは、ハンドヘルドプリンタ1を記録媒体P上で印刷のために印刷方向に移動させることである。「カバーつける」とは、図1、図2に示したインクヘッドカバー8をハンドヘルドプリンタ1に取り付けることである。「印字が完了する」とは、画像データに基づく記録媒体Pへの印刷がすべて完了することである。「印刷ガイドボタンを押す」とは、印刷ガイドが点灯されている状態でユーザがガイドを消灯させるために図9に示した印刷ガイドボタン5cをユーザが再度押下することである。
図27A~図27Cは、画像データ出力器70とハンドヘルドプリンタ1の動作手順を説明するフローチャート図の一例である。図27A~図27Cは、1つのフローチャートを三図に区分している。ステップP101~P108を除く他の処理は、図7に示した参考形態のフローチャートと同様である。
ガイド点灯タイミングは、図27Aに示すように、ステップP101(ステップU104の画像データ送信のとき)、ステップP102(ステップU105のカバーをはずしたとき)、ステップP103(ステップU106のハンドヘルドプリンタ1を記録媒体Pに置いたとき)、または印刷ガイドボタン5cを押下したとき、のいずれかであり、ユーザによって選択可能とする。
ガイド消灯タイミングは、図27B、図27Cに示すように、ステップP104(ステップU108の印字開始決定ボタン(印字ボタン5a)を押下したとき)、ステップP105(ステップU109のハンドヘルドプリンタ1を記録媒体P上で動かしたとき)、ステップP106(ステップS117のLED点灯(印刷完了報知)のとき)、ステップP107(ステップU110のハンドヘルドプリンタ1を記録媒体Pから持ち上げたとき)、ステップP108(ステップU111のハンドヘルドプリンタ1にカバーを取り付けたとき)、または印刷ガイドボタン5cの再押下のいずれかであり、ユーザによって選択可能とする。
このように、さまざまなタイミングで印刷ガイドG1~G4の点灯、消灯タイミングをユーザにより設定可能とすることにより、ハンドヘルドプリンタ1を使用する個別のユーザごとの嗜好に応じて適切な印刷ガイドの提示が可能となる。これにより、ユーザにとってより使いやすい印刷ガイド出力機能を提供できる。
図28は、ガイド点灯プロセスのフローチャートである。画像データに合わせて印刷ガイドの出力位置を調整する場合(ステップS201のYes)、すなわち上述の印刷ガイドG2又は印刷ガイドG4を用いる場合、画像データのサイズをもとにガイド出力位置を調整し(ステップS202)、その後に印刷ガイドG2またはG4を点灯する(ステップS203)。一方、ガイド出力位置が画像データによらず一定の場合(ステップS201のNo)、すなわち上述の印刷ガイドG1又は印刷ガイドG3を用いる場合、ステップS202のガイド出力位置の調整を行わずに印刷ガイドG1またはG3を点灯する。
このように、本実施形態に係るハンドヘルドプリンタ1は、印刷開始位置の決定を補助するレーザー光を照射するレーザー光照射部32を備える。レーザー光は、例えば上述の印刷ガイドG1のように、ドットレーザー光であり、ドットレーザー光が照射する記録媒体P上の箇所と当該ハンドヘルドプリンタ1との距離L1は一定である。または、レーザー光は、例えば上述の印刷ガイドG3のように、ラインレーザー光であり、記録媒体P上に照射されるラインレーザー光の長さL4は一定である。
この構成により、ユーザにレーザー光の照射位置として印刷方向を視覚的に提示することが可能となり、ユーザやこのレーザー光の情報に基づいて把持しているプリンタ本体の位置を調整することで、印刷方向を所望の方向にできる。この結果、ハンドヘルドプリンタ1において印刷開始位置を精度良く決定できる。
また、上記のレーザー光は、例えば上述の印刷ガイドG2のように、ドットレーザー光であり、ドットレーザー光が照射する記録媒体P上の箇所と当該ハンドヘルドプリンタ1との距離L2、L3は、画像データの長さに応じて印刷範囲を示すように可変にできる。または、上記のレーザー光は、例えば上述の印刷ガイドG4のように、ラインレーザー光であり、記録媒体P上に照射されるラインレーザー光の長さL5、L6は、画像データの長さに応じて印刷範囲を示すように可変にできる。
この構成により、ユーザにレーザー光の照射位置として印刷方向に加えて、さらに印字データTの最後の文字が印刷媒体Pのどこに印字されるか、を視覚的に提示することが可能となり、印刷範囲が記録媒体Pからはみ出さないように容易に印刷初期位置を設定できる。この結果、ハンドヘルドプリンタ1において印刷開始位置をより一層精度良く決定できる。
また、本実施形態では、レーザー光照射部32はハンドヘルドプリンタ1の内部に設けられ、ハンドヘルドプリンタ1から記録媒体Pに、印刷開始位置のガイドとなるレーザー光を照射する。この構成により、ハンドヘルドプリンタ1とは別の光照射装置を用意する必要がないので、より簡易な構成で印刷ガイドG1~G4を記録媒体P上に表示させることができる。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
上記実施形態では、レーザー光照射部32が印刷開始位置の決定を補助する印刷ガイドとしてレーザー光を記録媒体Pに照射する構成を例示したが、レーザー光以外の光(例えばプロジェクタで印刷画像のイメージを投影するなど)を印刷ガイドとして用いる構成でもよい。
また、上記実施形態では、レーザー光照射部32がハンドヘルドプリンタ1の本体に設けられる構成を例示したが、ハンドヘルドプリンタ1とは別体とする構成でもよい。また、上記実施形態では、レーザー光照射部32は、ハンドヘルドプリンタ1の右側面13に設けられるが、印刷方向に光を照射できればよく、右側面13以外の部分に設置してもよい。
1 ハンドヘルドプリンタ
8 インクヘッドカバー(カバー)
32 レーザー光照射部(光照射部)
71 印刷ガイド設定画面(設定部)
P 記録媒体
G1~G4 印刷ガイド
特開2017-196753号公報

Claims (19)

  1. 記録媒体上を移動しながら画像データに基づく画像を前記記録媒体に印刷するハンドヘルドプリンタであって、
    印刷開始位置の決定を補助する光を照射する光照射部を備えるハンドヘルドプリンタ。
  2. 前記光はドットレーザー光である、
    請求項1に記載のハンドヘルドプリンタ。
  3. 前記ドットレーザー光が照射する前記記録媒体上の箇所と当該ハンドヘルドプリンタとの距離は一定である、
    請求項2に記載のハンドヘルドプリンタ。
  4. 前記ドットレーザー光が照射する前記記録媒体上の箇所と当該ハンドヘルドプリンタとの距離は、前記画像データの長さに応じて印刷範囲を示すように可変である、
    請求項2に記載のハンドヘルドプリンタ。
  5. 前記光はラインレーザー光である、
    請求項1に記載のハンドヘルドプリンタ。
  6. 前記記録媒体上に照射される前記ラインレーザー光の長さは一定である、
    請求項5に記載のハンドヘルドプリンタ。
  7. 前記記録媒体上に照射される前記ラインレーザー光の長さは、前記画像データの長さに応じて印刷範囲を示すように可変である、
    請求項5に記載のハンドヘルドプリンタ。
  8. 画像データ出力器から当該ハンドヘルドプリンタに前記画像データを送信したとき前記光が点灯される、
    請求項1~7のいずれか1項に記載のハンドヘルドプリンタ。
  9. 当該ハンドヘルドプリンタの記録ヘッドを保護するカバーが外されたとき前記光が点灯される、
    請求項1~7のいずれか1項に記載のハンドヘルドプリンタ。
  10. 当該ハンドヘルドプリンタが前記記録媒体上に置かれたとき前記光が点灯される、
    請求項1~7のいずれか1項に記載のハンドヘルドプリンタ。
  11. 印字開始決定ボタンが押下されたとき前記光が消灯される、
    請求項1~10のいずれか1項に記載のハンドヘルドプリンタ。
  12. 当該ハンドヘルドプリンタが前記記録媒体上で動かされたとき前記光が消灯される、
    請求項1~10のいずれか1項に記載のハンドヘルドプリンタ。
  13. 印字が完了したとき前記光が消灯される、
    請求項1~10のいずれか1項に記載のハンドヘルドプリンタ。
  14. 当該ハンドヘルドプリンタが前記記録媒体から持ち上げられたとき前記光が消灯される、
    請求項1~10のいずれか1項に記載のハンドヘルドプリンタ。
  15. 当該ハンドヘルドプリンタの記録ヘッドを保護するカバーが装着されたとき前記光が消灯される、
    請求項1~10のいずれか1項に記載のハンドヘルドプリンタ。
  16. 前記光が点灯しているときに印刷ガイドボタンが押下されたとき、前記光が消灯される、
    請求項1~10のいずれか1項に記載のハンドヘルドプリンタ。
  17. 前記光の点灯及び消灯のタイミングをユーザが設定可能な設定部を備える、
    請求項1~16のいずれか1項に記載のハンドヘルドプリンタ。
  18. 前記光照射部は当該ハンドヘルドプリンタの内部に設けられ、
    前記光照射部は、当該ハンドヘルドプリンタから前記記録媒体に、前記印刷開始位置のガイドとなる前記光を照射する、
    請求項1~17のいずれか1項に記載のハンドヘルドプリンタ。
  19. 記録媒体上を移動しながら画像データに基づく画像を前記記録媒体に印刷するハンドヘルドプリンタにおいて、印刷開始位置の決定を補助する光を照射する光照射機能をコンピュータに実現させるための印刷ガイド出力プログラム。
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