JP2022055454A - ポリオール組成物 - Google Patents

ポリオール組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2022055454A
JP2022055454A JP2020162887A JP2020162887A JP2022055454A JP 2022055454 A JP2022055454 A JP 2022055454A JP 2020162887 A JP2020162887 A JP 2020162887A JP 2020162887 A JP2020162887 A JP 2020162887A JP 2022055454 A JP2022055454 A JP 2022055454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl chloride
hydroxyl group
weight
based copolymer
polyol composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020162887A
Other languages
English (en)
Inventor
勇太 本多
Yuta Honda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP2020162887A priority Critical patent/JP2022055454A/ja
Publication of JP2022055454A publication Critical patent/JP2022055454A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

【課題】 保存安定性と分散安定性に優れ、かつ、ハンドリング性能が良好で、ポリウレタン形成材料として適したポリオール組成物を提供する。【解決手段】 ポリオール中に、水酸基含有モノマー残基単位1~20重量%、平均粒子径0.1~1.5μmの水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子を分散してなるポリオール組成物。【選択図】 なし

Description

本発明は、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子を分散したポリオール組成物に関するものであり、特に保存安定性と分散安定性に優れ、かつ、ハンドリング性能が良好で、ポリウレタン形成材料として適したポリオール組成物に関するものである。
従来、ポリウレタンを難燃化する方法として、ポリ塩化ビニル粒子を含有するポリオールをその原料として用いる方法が提案されている。例えば、1~50μmのポリ塩化ビニル粒子を分散させたポリオール分散体(例えば特許文献1参照。)、ポリ塩化ビニル粒子と安定剤としてカルボニル基含有化合物を用いる方法(例えば特許文献2参照。)、ポリオール中で塩化ビニル単量体を重合してポリ塩化ビニル粒子を分散させたポリオールの調製法(例えば特許文献3参照。)、等が提案されている。
また、分散安定性改良として、例えば塩化ビニルポリマー、リン酸エステル又はリン酸エステル塩を含有する体積平均粒子径が0.2~2μmである塩化ビニルポリマーラテックス(例えば特許文献4参照。)、等が提案されている。
特開平1-65160号公報 特開平9-59341号公報 特開平3-97715号公報 特開2016-29140号公報
しかし、特許文献1~3の提案は、ポリ塩化ビニル粒子の分散性、安定性に課題を有するとともに、ポリウレタン原料とした際にはポリウレタン中に塩化ビニル粒子が単に分散するものであり、原料としての反応性については何ら検討されていないものである。また、特許文献4に提案された塩化ビニルポリマーラテックスは分散安定性に優れるラテックスそのものに関するものであり、ポリオール組成物における分散安定性に関しては検討されていないものである。
そこで、保存安定性とポリ塩化ビニル粒子の分散安定性に優れ、ポリウレタン原料としての反応適正に優れるポリオール組成物が求められている。
本発明者は、上記の課題について鋭意検討を重ねた結果、ポリオール中に特定の水酸基量含有塩化ビニル系共重合体粒子を分散してなるポリオール組成物が、保存安定性、分散安定性に優れ、ポリウレタン原料として適したものとなることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、ポリオール中に、水酸基含有モノマー残基単位1~20重量%、平均粒子径0.1~1.5μmの水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子を分散してなることを特徴とするポリオール組成物に関するものである。
以下、本発明に関し詳細に説明する。
本発明のポリオール組成物は、ポリオール中に水酸基含有モノマー残基単位1~20重量%、平均粒子径0.1~1.5μmの水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子を分散してなるものである。
本発明のポリオール組成物を構成するポリオールとしては、ポリオールと称される範疇に属するものであればよく、例えば、従来公知のポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリマーポリオール、更にはリン含有ポリオールやハロゲン含有ポリオール等の難燃ポリオール等が挙げられ、これらのポリオールは単独で使用することもできるし、適宜混合して併用することもできる。
ポリエーテルポリオールとしては、特に限定するものではなく、例えば、少なくとも2個以上の活性水素基を有する化合物(エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の多価アルコール類;エチレンジアミン等のアミン類;エタノールアミン、ジエタノールアミン等のアルカノールアミン類等が例示される。)を出発原料として、これとアルキレンオキサイド(エチレンオキシドやプロピレンオキシド等が例示される。)との付加反応により製造されたもの等が挙げられる(例えば、Gunter Oertel,’’Polyurethane Handbook’’(1985) Hanser Publishers社(ドイツ),p.42-53に記載の方法参照)。
ポリエステルポリオールとしては、特に限定するものではなく、例えば、二塩基酸とグリコールの反応から得られるものや、ナイロン製造時の廃物、トリメチロールプロパン、ペンタエリストールの廃物、フタル酸系ポリエステルの廃物、廃品を処理し誘導したポリエステルポリオール等が挙げられる(例えば、岩田敬治「ポリウレタン樹脂ハンドブック」(1987)日刊工業新聞社 p.117の記載参照)。
ポリマーポリオールとしては、特に限定するものではなく、例えば、前記ポリエーテルポリオールとエチレン性不飽和単量体(例えば、ブタジエン、アクリロニトリル、スチレン等)をラジカル重合触媒の存在下に反応させた重合体ポリオール等が挙げられる。
難燃ポリオールとしては、特に限定するものではなく、例えば、リン酸化合物にアルキレンオキシドを付加して得られるリン含有ポリオールや、エピクロルヒドリンやトリクロロブチレンオキシドを開環重合して得られるハロゲン含有ポリオール、フェノールポリオール等が挙げられる。
これらのポリオールの市販品としては、例えば、サンニックス(商品名、三洋化成工業株式会社製)、エクセノール(商品名、旭硝子株式会社製)、アクトコール(商品名、三井化学ポリウレタン株式会社製)、VORANOL(商品名、DOW社製)等を挙げることができる。
そして、これらのポリオールの中でも、平均水酸基価が20~1000mgKOH/gの範囲のポリオールであることが好ましく、特に軟質ポリウレタンや半硬質ポリウレタンを製造する際の原材料を構成する際には平均水酸基価が20~100mgKOH/gの範囲のポリオールであることが好ましく、硬質ポリウレタンを製造する際の原材料を構成する際には平均水酸基価が100~800mgKOH/gの範囲のポリオールであることが好ましい。
本発明のポリオール組成物を構成する水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子は、水酸基含有モノマー残基単位を1~20重量%含有するものであり、特に分散性、保存安定性、反応性に優れるものとなることから、水酸基含有モノマー残基単位を3~15重量%含有するものであることが好ましい。ここで、水酸基含有モノマー残基単位が1重量%未満である場合、高濃度下における分散性、反応性に劣るものとなる。一方、水酸基含有モノマー残基単位が20重量%を越えるものである場合、保存安定性に劣るものとなる。なお、水酸基含有モノマー残基単位の含有量は、例えば赤外分光光度計により得られる赤外吸収スペクトルの吸光度により算出することができる。
本発明のポリオール組成物を構成する水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子は、平均粒子径0.1~1.5μmのものであり、特に低温加工での機械的強度が極めて優れたものとなることから、0.2~1.2μmであることがさらに好ましい。ここで、平均粒子径が0.1μm未満のものである場合、ポリオール組成物の粘度が高くなり流動性、加工性に劣るものとなる。一方、平均粒子径が1.5μmを越えるものである場合、ポリオール組成物は分散性、保存安定性に劣るものとなる。なお、平均粒子径の測定方法としては、例えばディスク遠心式粒子径分布測定装置により、粒子径分布を測定し、粒子の平均粒子径を求める方法を挙げることができる。
本発明のポリオール組成物を構成する水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子としては、水酸基を含有する塩化ビニル系共重合体粒子の範疇に属するものであれば如何なるものであってもよい。そして、本発明のポリオール組成物は、塩化ビニル系共重合体粒子が水酸基を含有することによりポリオールとの親和性に優れ分散性、保存安定性に優れると共に反応性をも有するものとなるものである。また、該水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子を構成する水酸基含有塩化ビニル系共重合体としては、水酸基含有塩化ビニル系共重合体の範疇に属するものであれば如何なる制限を受けるものでなく、例えば2-ヒドロキシプロピルアクリレート、2-ヒドロキシエチルアクリレート、2-ヒドロキシプロピルメタクリレート、2-ヒドロキシエチルメタクリレート、等の塩化ビニルモノマーと共重合が可能な水酸基含有モノマーの1種以上と塩化ビニルとの共重合体が挙げられ、特に分散性、保存安定性、反応性に優れるものとなることから、水酸基含有モノマー残基単位1~20重量%、塩化ビニルモノマー残基単位80~99重量%を含む水酸基含有塩化ビニル系共重合体、特に水酸基含有モノマー残基単位3~15重量%、塩化ビニルモノマー残基単位85~97重量%を含む水酸基含有塩化ビニル系共重合体であることが好ましい。なお、水酸基含有モノマー残基単位の含有量は、例えば赤外分光光度計により得られる赤外吸収スペクトルの吸光度により算出することができる。
また、該水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子は、ポリオール組成物とした際に優れた分散安定性を発現することから水酸基含有塩化ビニル系共重合体100重量部に対して、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩0.5~2.0重量部、特に0.8~1.5重量部を含有する水酸基含有塩化ビニル系共重合体組成物粒子であることが好ましい。該直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩に制限はなく、中でも効率的に低温加工性に優れるものとなることから炭素鎖数10~14の直鎖アルキルを有する直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩であることが好ましく、例えばデシルベンゼンスルホン酸リチウム、デシルベンゼンスルホン酸カリウム、デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のデシルベンゼンスルホン酸塩;ウンデシルベンゼンスルホン酸リチウム、ウンデシルベンゼンスルホン酸カリウム、ウンデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のウンデシルベンゼンスルホン酸塩;ドデシルベンゼンスルホン酸リチウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のドデシルベンゼンスルホン酸塩;トリデシルベンゼンスルホン酸リチウム、トリデシルベンゼンスルホン酸カリウム、トリデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のトリデシルベンゼンスルホン酸塩;テトラデシルベンゼンスルホン酸リチウム、テトラデシルベンゼンスルホン酸カリウム、テトラデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のテトラデシルベンゼンスルホン酸塩等が挙げられ、特にドデシルベンゼンスルホン酸リチウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のドデシルベンゼンスルホン酸塩であることが好ましい。
該水酸基含有塩化ビニル系共重合体組成物粒子の製造方法としては、該水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子の製造が可能であれば如何なる方法を用いてもよく、例えば塩化ビニルモノマーと水酸基含有モノマーとの共重合により水酸基含有塩化ビニル系共重合体を製造する方法、また、その際に、該直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を併用する方法、製造後の水酸基含有塩化ビニル系共重合体に該直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を添加する方法等を挙げることができる。
そして、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子を製造する際には、重合開始剤、連鎖移動剤、架橋剤、緩衝剤、水溶性開始剤、還元剤等を適宜用いることができる。当該添加剤については、本発明の目的を奏する限りにおいて、本発明の水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子に含まれていてもよい。また、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子の製造方法としては、例えば、塩化ビニルモノマーと水酸基含有モノマーの混合液を、重合開始剤の存在下において水性媒体中で重合する製造方法を挙げることができる。
重合開始剤としては、重合開始剤の範疇に属するものであれば如何なるものであってもよく、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の水溶性重合開始剤;アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物,ラウロイルパーオキサイド、t-ブチルペルオキシピバレート、ジアシルパーオキサイド、パーオキシエステル、パーオキシジカボネート等の過酸化物,等の油溶性重合開始剤等を挙げることができる。また、シードミクロ懸濁重合法を行う際には、油溶性開始剤を含む種粒子(シード)であってもよい。
そして、該水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子が、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を含むものである場合、該直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を水酸基含有塩化ビニル系共重合体へ含有させる方法については、特に限定するものではなく、重合反応が完了した後に添加・混練する方法、重合反応開始前又は重合反応中に添加する方法等が挙げられる。該直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の添加方法としては、機械的強度の優れた水酸基含有塩化ビニル系共重合体組成物粒子を効率よく製造することが可能となることから、重合開始前又は重合開始後の重合反応中に連続又は一括で仕込むことが好ましく、特に低温加工での機械的強度が極めて優れたものを効率的に製造することが可能となることから、重合開始後から重合転化率が85%に達するまでに連続又は一括で仕込むことが好ましい。
そして、該製造方法における重合法としては、例えば塩化ビニルモノマー、水酸基含有モノマー、界面活性剤、油溶性重合開始剤、必要に応じて脂肪族高級アルコール等の乳化補助剤を脱イオン水に添加しホモジナイザー等で混合分散した後、緩やかな攪拌下で重合を行うミクロ懸濁重合法;ミクロ懸濁重合法で得られた油溶性重合開始剤を含む種粒子(シード)を用いて行うシードミクロ懸濁重合法;塩化ビニル系モノマーを脱イオン水、界面活性剤、水溶性重合開始剤とともに緩やかな攪拌下で重合を行う乳化重合法で得られた粒子をシードとして用いて乳化重合を行うシード乳化重合法等があげられ、その際に、例えば、重合温度は30~80℃とし、水酸基含有塩化ビニル系共重合体組成物粒子の分散したラテックスとして得ることができる。
また、該ラテックスを噴霧乾燥することにより1次粒子又はその集合体である粒子として得ることができる。また、集合体である粒子は、必要に応じて粉砕することにより水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子としても得ることができる。水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子とする際に用いる乾燥機は一般的に使用されているものでよく、例えば、噴霧乾燥機等が挙げられる(具体例としては、「SPRAY DRYING HANDBOOK」(K.Masters著、3版、1979年、GeorgegodwinLimitedより出版)の121頁第4.10図に記載されている各種の噴霧乾燥機)。乾燥用空気入口温度、乾燥用空気出口温度に特に制限はなく、乾燥用空気入口温度は80~200℃、乾燥用空気出口温度は45~75℃が一般的に用いられる。乾燥用空気入口温度は100~170℃、乾燥空気出口温度は50~70℃が更に好ましい。乾燥後に得られ水酸基含有塩化ビニル系共重合体は、ラテックスを構成する1次粒子の集合体であり、通常10~100μmの顆粒状とすることが好ましい。乾燥出口温度が55℃を超える場合には、得られた顆粒状水酸基含有塩化ビニル系共重合体を粉砕した方が分散の点から好ましく、乾燥出口温度が55℃以下の場合には、顆粒状のままでも粉砕して使用してもどちらでも良い。
本発明のポリオール組成物は、作業性、分散性に優れるものとなることから粘度が10000mPa・s以下、特に1000~9500mPa・s、更に1000~8000mPa・sであることが好ましい。また、保存安定性に優れるものとなることから、固形分濃度が10~45重量%のものであることが好ましい。
本発明のポリオール組成物の製造方法としては、該ポリオール組成物の製造が可能であれば如何なる方法を用いてもよく、例えば、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子を含むラテックスとポリオールとを混合し、得られた混合物を脱水する方法、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子とポリオールとを混合する方法、等を挙げることができる。
本発明のポリオール組成物は、分散性、保存安定性、反応性に優れることからポリウレタン、特に難燃性ポリウレタンの原材料として用いることができ、例えば、トルエンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ナフチレンジイシシアネート、キシリレンジイソシアネート等の芳香族ポリイソシアネート類;ヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族ポリイソシアネート類;ジシクロヘキシルジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等の脂環式ポリイソシアネート類;これらの混合体等のイソシアネート化合物及び/又はポリイソシアネート化合物を配合することによりポリウレタン形成性組成物、ポリウレタンとすることができる。
本発明のポリオール組成物は、保存安定性と分散安定性に優れ、かつ、ハンドリングが良好であり、ポリウレタン形成材料として適したものである。
以下に、本発明を実施例を挙げてより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定されて解釈されるものではない。
<水酸基含有モノマー残基単位含有量の測定方法>
水酸基含有塩化ビニル系共重合体中に含有する水酸基含有モノマー残基単位含有量(重量%)は、フーリエ変換赤外分光光度計(株式会社島津製作所製 (商品名)IRAffinity-1)を用いて赤外吸収スペクトルを得た。得られた赤外吸収スペクトルにおける1430cm-1付近のC-H面内変角による吸収ピークトップのAbs.値と1740cm-1付近のC=O伸縮による吸収ピークトップのAbs.値の比から、別途測定した検量線を用いて算出した。
<水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子の平均粒子径の測定方法>
水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子の粒子径分布は、ディスク遠心式粒子径分布測定装置(CPS Instruments製、(商品名)CPS Disc Centrifuge)により、屈折率1.4の条件にて得られた水酸基含有塩化ビニル系共重合体の粒子径分布を測定し、1次粒子の平均粒子径を求めた。
<粘度の測定>
粘度は、JIS K-1557-5に従い、B型粘度計で測定した。
<保存安定性試験>
保存安定性試験は、ポリオール組成物を、透明なガラス瓶に入れ、室温で1ヶ月放置し、ポリオール組成物の沈降物の有無を目視により行った。
合成例1
1mステンレス製オートクレーブ中に脱イオン水360kg、塩化ビニルモノマー300kg、過酸化ラウロイル5.7kg及び15重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム水溶液30kgを仕込み、ホモジナイザーを用いて3時間循環し均質化処理を行なった後、反応系の温度を45℃に上げて重合を開始した。重合系の圧力が低下した後、未反応塩化ビニルモノマーを回収し、固形分含有率35重量%、平均粒子径0.55μm、かつ、ポリマーを幹として2重量%の過酸化ラウロイルを含有するシードラテックスaを得た。
合成例2
1mステンレス製オートクレーブ中に脱イオン水400kg、塩化ビニルモノマー350kg、16重量%ラウリン酸カリウム水溶液2kg及び16重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム水溶液5kgを仕込んだ後、反応系の温度を60℃に上げて重合を開始した。重合系の圧力が低下した後、未反応塩化ビニルモノマーを回収し、固形分含有率40重量%、平均粒子径0.15μmであるシードラテックスbを得た。
実施例1
2.5Lステンレス製オートクレーブ中に脱イオン水640g、塩化ビニルモノマー728g、5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム8.1g、3重量%過硫酸カリウム2.5g、合成例1により得られたシードラテックスaを塩化ビニルモノマー100重量部に対し4重量部、合成例2により得られたシードラテックスbを塩化ビニルモノマー100重量部に対し3.6重量部仕込み、この反応混合物の温度を50℃に上げて重合を開始した。重合を開始してから重合終了までの間、塩化ビニルモノマーに対し0.754重量部の5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよび2-ヒドロキシプロピルアクリレート23gを連続的に添加した。重合圧が50℃における塩化ビニルモノマーの飽和蒸気圧から0.431MPaまで降下したときに重合を停止し、未反応塩化ビニルモノマーを回収し、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子ラテックスを得た。
得られた水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子は2-ヒドロキシプロピルアクリレート残基単位/塩化ビニルモノマー残基単位=3.2/96.8(重量%)、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.808重量部を含有し、1次粒子の平均粒子径が0.6μmであり、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子濃度は42重量%であった。
得られた水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子ラテックス416gとグリセリン系ポリエーテルポリオール((商品名)エクセノールEL-823、AGC製、OH価;33KOH/g)325gをプラネタリーミキサー(小平製作所製)に入れ、混合した後、真空ポンプを用いて-0.08MPaで脱水し、固形分濃度が35重量%のクリーム状のポリオール組成物を得た。
得られたポリオール組成物は、平均粒子径0.6μmの水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子を分散しており、その粘度は4100mPa・sであった。そして、1ヶ月の保存安定性試験を行った結果、粒子の沈降は見られず、均一な状態であった。
実施例2
2.5Lステンレス製オートクレーブ中に脱イオン水640g、塩化ビニルモノマー728g、5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム8.1g、3重量%過硫酸カリウム2.5g、合成例1により得られたシードラテックスaを塩化ビニルモノマー100重量部に対し4重量部、合成例2により得られたシードラテックスbを塩化ビニルモノマー100重量部に対し3.6重量部仕込み、この反応混合物の温度を50℃に上げて重合を開始した。重合を開始してから重合終了までの間、塩化ビニルモノマーに対し0.754重量部の5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよび2-ヒドロキシプロピルアクリレート23gを連続的に添加した。重合圧が50℃における塩化ビニルモノマーの飽和蒸気圧から0.431MPaまで降下したときに重合を停止し、未反応塩化ビニルモノマーを回収し、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子ラテックスを得た。
得られた水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子は2-ヒドロキシプロピルアクリレート残基単位/塩化ビニルモノマー残基単位=3.2/96.8(重量%)、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.808重量部を含有し、1次粒子の平均粒子径が0.6μmであり、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子濃度は42重量%であった。
得られた水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子ラテックス238gとグリセリン系ポリエーテルポリオール((商品名)エクセノールEL-823、AGC製、OH価;33KOH/g)400gをプラネタリーミキサー(小平製作所製)に入れ、混合した後、真空ポンプを用いて-0.08MPaで脱水し、固形分濃度が20重量%のクリーム状のポリオール組成物を得た。
得られたポリオール組成物は、平均粒子径0.6μmの水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子を分散しており、その粘度は、2200mPa・sであった。そして、1ヶ月の保存安定性試験を行った結果、粒子の沈降は見られず、均一な状態であった。
実施例3
2.5Lステンレス製オートクレーブ中に脱イオン水670g、塩化ビニル単量体600g、5重量%ラウリン酸カリウム水溶液9.6g及び過硫酸カリウム0.16gを仕込み、温度を66℃に上げ重合を開始した。重合を開始してから重合終了までの間、塩化ビニルモノマーに対し1.084重量部の5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよび2-ヒドロキシプロピルアクリレート18gを連続的に添加した。重合缶内の圧力が0.7MPaまで低下したところで、未反応の塩化ビニル単量体を回収し、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子ラテックスを得た。
得られた水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子は2-ヒドロキシプロピルアクリレート残基単位/塩化ビニルモノマー残基単位=3.0/97.0(重量%)、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.084重量部を含有し、1次粒子の平均粒子径が0.3μmであり、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子濃度は35重量%であった。
得られた水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子ラテックス498gとグリセリン系ポリエーテルポリオール((商品名)エクセノールEL-823、AGC製、OH価:33KOH/g)325gをプラネタリーミキサー(小平製作所製)に入れ、混合した後、真空ポンプを用いて-0.08MPaで脱水し、固形分濃度が35重量%のクリーム状のポリオール組成物を得た。
得られたポリオール組成物は、平均粒子径0.3μmの水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子を分散しており、その粘度を測定した結果、3500mPa・sであった。そして、1ヶ月の保存安定性試験を行った結果、粒子の沈降は見られず、均一な状態であった。
実施例4
2.5Lステンレス製オートクレーブ中に脱イオン水640g、塩化ビニルモノマー728g、5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム8.1g、3重量%過硫酸カリウム2.5g、合成例1により得られたシードラテックスaを塩化ビニルモノマー100重量部に対し4重量部、合成例2により得られたシードラテックスbを塩化ビニルモノマー100重量部に対し3.6重量部仕込み、この反応混合物の温度を50℃に上げて重合を開始した。重合を開始してから重合終了までの間、塩化ビニルモノマーに対し0.754重量部の5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよび2-ヒドロキシプロピルアクリレート23gを連続的に添加した。重合圧が50℃における塩化ビニルモノマーの飽和蒸気圧から0.431MPaまで降下したときに重合を停止し、未反応塩化ビニルモノマーを回収し、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子ラテックスを得た。
得られた水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子は2-ヒドロキシプロピルアクリレート残基単位/塩化ビニルモノマー残基単位=3.2/96.8(重量%)、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.808重量部を含有し、1次粒子の平均粒子径が0.6μmであり、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子濃度は42重量%であった。
得られた水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子ラテックス476gとグリセリン系ポリエーテルポリオール((商品名)エクセノールEL-823、AGC製、OH価:33KOH/g)300gをプラネタリーミキサー(小平製作所製)に入れ、混合した後、真空ポンプを用いて-0.08MPaで脱水し、固形分濃度が40重量%のクリーム状のポリオール組成物を得た。
得られたポリオール組成物は、平均粒子径0.6μmの水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子を分散しており、その粘度を測定した結果、5600mPa・sであった。そして、1ヶ月の保存安定性試験を行った結果、粒子の沈降は見られなかった。
比較例1
2.5Lステンレス製オートクレーブ中に脱イオン水640g、塩化ビニルモノマー562g、5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム8.1g、3重量%過硫酸カリウム2.5g、合成例1により得られたシードラテックスaを塩化ビニルモノマー100重量部に対し4重量部、合成例2により得られたシードラテックスbを塩化ビニルモノマー100重量部に対し3.6重量部仕込み、この反応混合物の温度を50℃に上げて重合を開始した。重合を開始してから重合終了までの間、塩化ビニルモノマーに対し0.754重量部の5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよび2-ヒドロキシプロピルアクリレート187gを連続的に添加した。重合圧が50℃における塩化ビニルモノマーの飽和蒸気圧から0.431MPaまで降下したときに重合を停止し、未反応塩化ビニルモノマーを回収し、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子ラテックスを得た。
得られた水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子は2-ヒドロキシプロピルアクリレート残基単位/塩化ビニルモノマー残基単位=25.0/75.0(重量%)、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.808重量部を含有し、1次粒子の平均粒子径が0.6μmであり、水酸基含有塩化ビニル系共重合体組成物粒子濃度は42重量%であった。
得られた水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子ラテックス416gとグリセリン系ポリエーテルポリオール((商品名)エクセノールEL-823、AGC製、OH価:33KOH/g)325gをプラネタリーミキサー(小平製作所製)に入れ、混合した後、真空ポンプを用いて-0.08MPaで脱水し、固形分濃度が35重量%のクリーム状のポリオール組成物を得た。
得られたポリオール組成物は、平均粒子径0.6μmの水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子を分散しており、その粘度を測定した結果、4000mPa・sであった。そして、1ヶ月の保存安定性試験を行った結果、粒子の沈降が観察された。
比較例2
2.5Lステンレス製オートクレーブ中に脱イオン水640g、塩化ビニルモノマー728g、5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム8.1g、合成例1により得られたシードラテックスaを塩化ビニルモノマー100重量部に対し4重量部仕込み、この反応混合物の温度を50℃に上げて重合を開始した。重合を開始してから重合終了までの間、塩化ビニルモノマーに対し0.754重量部の5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよび2-ヒドロキシプロピルアクリレート23gを連続的に添加した。重合圧が50℃における塩化ビニルモノマーの飽和蒸気圧から0.431MPaまで降下したときに重合を停止し、未反応塩化ビニルモノマーを回収し、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子ラテックスを得た。
得られた水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子は2-ヒドロキシプロピルアクリレート残基単位/塩化ビニルモノマー残基単位=2.8/97.2(重量%)、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.808重量部を含有し、1次粒子の平均粒子径が1.8μmであり、水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子濃度は40重量%であった。
得られた水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子ラテックス437gとグリセリン系ポリエーテルポリオール((商品名)エクセノールEL-823、AGC製、OH価:33KOH/g)325gをプラネタリーミキサー(小平製作所製)に入れ、混合した後、真空ポンプを用いて-0.08MPaで脱水し、固形分濃度が35重量%のクリーム状のポリオール組成物を得た。
得られたポリオール組成物は、平均粒子径1.8μmの水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子を分散しており、その粘度を測定した結果、2000mPa・sであった。そして、1ヶ月の保存安定性試験を行った結果、粒子の沈降が観察された。
比較例3
2.5Lステンレス製オートクレーブ中に脱イオン水640g、塩化ビニルモノマー728g、5重量%ラウリル硫酸ナトリウム8.1g、3重量%過硫酸カリウム2.5g、合成例1により得られたシードラテックスaを塩化ビニルモノマー100重量部に対し4重量部、合成例2により得られたシードラテックスbを塩化ビニルモノマー100重量部に対し3.6重量部仕込み、この反応混合物の温度を50℃に上げて重合を開始した。重合を開始してから重合終了までの間、塩化ビニルモノマーに対し0.754重量部の5重量%ラウリル硫酸ナトリウムを連続的に添加した。重合圧が50℃における塩化ビニルモノマーの飽和蒸気圧から0.431MPaまで降下したときに重合を停止し、未反応塩化ビニルモノマーを回収し、塩化ビニル重合体粒子ラテックスを得た。
得られた塩化ビニル重合体粒子は、1次粒子の平均粒子径が1.2μmであり、塩化ビニル重合体粒子濃度は42重量%であった。
得られた塩化ビニル重合体粒子ラテックス416gとグリセリン系ポリエーテルポリオール((商品名)エクセノールEL-823、AGC製、OH価:33KOH/g)325gをプラネタリーミキサー(小平製作所製)に入れ、混合した後、真空ポンプを用いて-0.08MPaで脱水し、固形分濃度が35重量%のクリーム状のポリオール組成物を得た。
得られたポリオール組成物は、平均粒子径1.2μmの塩化ビニル重合体粒子を分散しており、その粘度を測定した結果、5000mPa・sであった。そして、1ヶ月の保存安定性試験を行った結果、粒子の沈降が観察された。
Figure 2022055454000001
本発明のポリオール組成物は、沈降物が少なく、保存安定性と分散安定性に優れ、かつ、ハンドリング性能が良好であり、さらに、本発明のポリオール組成物は、分散安定性が良好なポリウレタン樹脂が製造できるので、ポリウレタン樹脂の製造工業で好適な使用が期待されるものである。

Claims (6)

  1. ポリオール中に、水酸基含有モノマー残基単位1~20重量%、平均粒子径0.1~1.5μmの水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子を分散してなることを特徴とするポリオール組成物
  2. 固形分濃度が10~45重量%であることを特徴とする請求項1に記載のポリオール組成物。
  3. 粘度が10000mPa・s以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のポリオール組成物。
  4. 水酸基含有塩化ビニル系共重合体粒子が、水酸基含有モノマー残基単位1~20重量%、塩化ビニルモノマー残基単位80~99重量%を含む塩化ビニル系共重合体100重量部に対して、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩0.5~2.0重量部を含有してなる水酸基含有塩化ビニル系共重合体組成物粒子であることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のポリオール組成物。
  5. 水酸基含有モノマー残基単位が、2-ヒドロキシプロピルアクリレート残基単位、2-ヒドロキシエチルアクリレート残基単位、2-ヒドロキシプロピルメタクリレート残基単位及び2-ヒドロキシエチルメタクリレート残基単位からなる群より選ばれる少なくとも1種の残基単位であることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のポリオール組成物。
  6. 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩が、炭素鎖数10~14の直鎖アルキル基を有するものであることを特徴とする請求項4に記載のポリオール組成物。
JP2020162887A 2020-09-29 2020-09-29 ポリオール組成物 Pending JP2022055454A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020162887A JP2022055454A (ja) 2020-09-29 2020-09-29 ポリオール組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020162887A JP2022055454A (ja) 2020-09-29 2020-09-29 ポリオール組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022055454A true JP2022055454A (ja) 2022-04-08

Family

ID=80998476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020162887A Pending JP2022055454A (ja) 2020-09-29 2020-09-29 ポリオール組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022055454A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101540807B1 (ko) 알로파네이트 개질된 안정제와 이 안정제로부터 제조된중합체 폴리올
KR102115636B1 (ko) 중합체 폴리올 안정화제로서의 고관능성 이소시아네이트 및 이들 안정화제로부터 제조된 중합체 폴리올
JP2010031169A (ja) 塩化ビニル重合体粒子及び/又は塩化ビニル−不飽和ビニル共重合体粒子を分散させたポリオール組成物
BRPI0503174B1 (pt) composição de poliol polimérico com teor de sólidos ultraelevado, seu processo de preparação, espuma de poliuretano e seu processo de preparação
PT2202256T (pt) Polióis de polímero que compreendem um poliol de base de óleo natural, espumas de poliuretano que compreendem esses polióis de polímero e processos para sua preparação
JP2015514847A (ja) ポリマーポリオールの製造に有用なプレフォームド安定剤およびポリマーポリオール
CN110191906B (zh) 包含胺系聚醚多元醇的聚合物多元醇及制备这些聚合物多元醇的方法
CN104045763B (zh) 连续生产聚合物多元醇预聚体的方法
JP2011256399A (ja) 微粒子分散ポリオールの製造方法及びポリウレタン樹脂の製造方法
CN111479839B (zh) 作为聚合物多元醇稳定剂的含二硫代碳酸酯的多元醇
CN101809086A (zh) 聚合物多元醇、其制造方法以及聚氨酯树脂的制造方法
JP2007039677A (ja) 微粒子分散ポリオール組成物およびポリウレタン樹脂の製法
CN108570130B (zh) 高性能聚合物多元醇的制备方法
JP2010084013A (ja) ポリマーポリオール及びポリウレタン樹脂の製造方法
JP2022055454A (ja) ポリオール組成物
JPH0551429A (ja) ポリウレタンフオームおよび/またはポリイソシアヌレートフオームのための重合体分散体を含有するポリエーテルポリオール
JP4869276B2 (ja) ポリマーポリオール及びポリウレタンの製造方法
WO2020132944A1 (zh) 改性聚醚多元醇及其在聚氨酯泡沫材料中的应用
JP2009007555A (ja) 重合体ポリオールの製造方法
JP2009040946A (ja) 重合体ポリオールの製造方法
JP2023105878A (ja) ポリオール組成物
CN108559033A (zh) 大分子稳定剂预聚体的制备方法
JPH06220152A (ja) ポリウレタン系硬化性組成物
CN111732707A (zh) 一种大分子单体稳定剂及其制备方法和应用
WO2015060406A1 (ja) 塩化ビニルポリマーラテックス、ポリオール組成物及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240522