JP2022055022A - 排気浄化装置および内燃機関システム - Google Patents

排気浄化装置および内燃機関システム Download PDF

Info

Publication number
JP2022055022A
JP2022055022A JP2020162372A JP2020162372A JP2022055022A JP 2022055022 A JP2022055022 A JP 2022055022A JP 2020162372 A JP2020162372 A JP 2020162372A JP 2020162372 A JP2020162372 A JP 2020162372A JP 2022055022 A JP2022055022 A JP 2022055022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
reducing agent
throttle valve
pressure
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020162372A
Other languages
English (en)
Inventor
浩司 夏目
Koji Natsume
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2020162372A priority Critical patent/JP2022055022A/ja
Publication of JP2022055022A publication Critical patent/JP2022055022A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

Figure 2022055022000001
【課題】還元剤の供給量を速やかに増量することが可能な排気浄化装置および内燃機関システムを提供する。
【解決手段】排気浄化装置1は、内燃機関2の排気通路に配置されたSCR触媒12と、排気通路におけるSCR触媒よりも排気上流側の供給位置に、還元剤を供給する還元剤供給部30と、供給位置よりも排気上流側に配置される排気絞り弁60と、還元剤の単位時間当たりの供給量を増やす場合、排気通路が絞られるように排気絞り弁を制御する制御部と、を備える。例えば、制御部は、排気通路が絞られることにより、還元剤供給部による還元剤の供給圧と供給位置における排気圧力との差圧が目標値になるように、排気絞り弁を制御する。
【選択図】図1

Description

本開示は、排気浄化装置および内燃機関システムに関する。
例えば、ディーゼルエンジンなどの内燃機関の排気通路に配置されるSCR触媒と、SCR触媒の排気上流に尿素水を供給する供給部とを備え、尿素水の加水分解により生じるアンモニアによってSCR触媒上で窒素酸化物(NOx)を還元して浄化する排気浄化装置が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、尿素水の噴射量、SCR触媒の温度、排気流量、排気中のNOx濃度、エンジンバラメータに基づいて、SCR触媒が吸蔵しているアンモニアのストレージ量を推定し、推定されたストレージ量を目標ストレージ量に近づけるように、尿素水の供給量を制御する排気浄化装置が開示されている(例えば、特許文献2を参照)。以下の説明において、尿素水およびアンモニアを「還元剤」という。
特開2017-025830号公報 特開2012-002063号公報
一般に、SCR触媒がアンモニアを吸蔵できるストレージ量は排気温度(ほぼ触媒温度と等しい)が高い場合、少量となり、反対に、排気温度が低い場合、多量となる。また、ストレージ量が不足するとNOxの浄化率が低下する。例えば、高い排気温度の運転状態でエンジンを停止し、触媒の温度が低下後に再始動した場合にストレージ量が不足し、還元剤の供給量を速やかに増量する必要がある。
また、推定された推定ストレージ量と目標ストレージ量との乖離が大きい場合、推定ストレージ量を排気温度などから決められる目標ストレージ量に迅速に近づけるように、還元剤の供給量を速やかに増量する必要がある。
排気中のPM(Particulate Matter:粒子状物質)を捕集し、捕集したPMを燃焼して再生するDPF(Diesel Particulate Filter)を備える排気浄化装置においては、DPFの再生で、排気温度が上昇し、DPFの再生後、排気温度が低下するため、DPFの再生後、推定ストレージ量と目標ストレージ量との乖離が大きくなる。つまり、DPFの再生後、還元剤の供給量を速やかに増量する必要がある。
しかし、例えば、還元剤の供給圧力と排気通路内の排気圧力との差圧が小さい場合、還元剤の供給量を速やかに増量することが困難となるという問題がある。
本開示の目的は、還元剤の供給量を速やかに増量することが可能な排気浄化装置および内燃機関システムを提供することである。
上記の目的を達成するため、本開示における排気浄化装置は、
内燃機関の排気通路に配置されたSCR触媒と、
前記排気通路における前記SCR触媒によりも排気上流側の位置である供給位置に、還元剤を供給する還元剤供給部と、
前記供給位置よりも排気上流側に配置される排気絞り弁と、
前記還元剤の単位時間当たりの供給量を増やす場合、前記排気通路が絞られるように前記排気絞り弁を制御する制御部と、
を備える。
本開示における内燃機関システムは、
上記排気浄化装置を備える。
本開示によれば、還元剤の供給量を速やかに増量することができる。
図1は、本開示の実施の形態における内燃機関システムが搭載される車両を概略的に示す図である。 図2は、ECUによる制御の一例を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態は、自動車に搭載されたディーゼルエンジン(内燃機関)に本発明を適用した場合について説明する。
まず、本実施の形態に係るディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)の概略構造について説明する。図1は、実施の形態に係るエンジンの排気系の一例を示す概略構成図である。なお、図1には、X軸が描かれている。以下の説明では、図1における左右方向をX方向又は排気方向といい、右方向を「+X方向」、「排気下流方向」又は「排気下流側」、左方向を「-X方向」、「排気上流方向」又は「排気上流側」という。
本実施の形態に係る内燃機関システム100は、図1に示すように、排気浄化装置1および排気管10を備えている。排気管10は、エンジン2の排気マニホールド3に連結されている。排気管10にはエンジン2からの排気が流入する。排気浄化装置1は排気管10内に設けられている。排気浄化装置1は、酸化触媒(Diesel Oxidation Catalyst:DOC)11およびSCR触媒12を備えている。なお、以下の説明で、排気管10を「排気通路」という場合がある。
DOC11は、燃料が供給された場合、これを酸化して排気を昇温させる。DOC11は、排気中の炭化水素(HC)および一酸化炭素(CO)を酸化することに加え、一酸化窒素(NO)を酸化させNOにする。
SCR触媒12は、DOC11よりも排気下流側に配置され、還元剤により、排気中の窒素酸化物(NOx)を窒素(N2)と水(HO)に還元して、NOxを低減する。
排気管10には、排気圧力を検出する圧力センサ51,52が配置されている。圧力センサ51は、SCR触媒12よりも排気上流側(-X方向)であって、排気絞り弁60よりも下流側(+X方向)における排気圧力を検出する。圧力センサ52は、DOC11よりも排気上流側(-X方向)における排気圧力を検出する。なお、圧力センサ52は、排気絞り弁60よりも排気上流側(-X方向)における排気圧力を検出してもよい。以下の説明で、圧力センサ51により検出された圧力を「アンモニアの供給位置における排気圧力」という場合がある。また、圧力センサ52により検出された排気圧力を、単に「背圧」という場合がある。
排気通路におけるSCR触媒12よりも排気上流側(-X方向)には、温度センサ55が配置されている。温度センサ55は、SCR触媒12よりも排気上流側における排気温度を検出する。
本実施形態に係る内燃機関システム100は、図1に示すように、タンク20および還元剤供給部30を備えている。
タンク20は、還元剤としての液化アンモニア(NH)を貯留する。
還元剤供給部30は、図1に示すように、移送路31、遮断弁32、減圧弁33および流量調整弁35を有している。
移送路31は、アンモニアが流通可能な流路である。移送路31の上流側端は、タンク20に接続されている。移送路31の下流側端は、排気通路におけるSCR触媒12よりも排気上流側の位置に接続されている。図1に、移送路31の下流側端が排気通路に接続される接続位置SPを示す。接続位置SPを、アンモニアの供給位置という場合がある。
移送路31には、上流側から順に、遮断弁32、減圧弁33および流量調整弁35が配置されている。
遮断弁32は、液化アンモニアが移送路31を流通する状態と、流通しない状態とに切り替える。
減圧弁33は、タンク20から移送される液化アンモニアを気化させる。
流量調整弁35は、アンモニアの流量を調整する。
移送路31には、圧力センサ53,54が配置されている。圧力センサ53は、タンク20と遮断弁32との間の移送路31における内部圧力を検出する。圧力センサ54は、減圧弁33とアンモニアの供給位置(接続位置SP)との間の移送路31における内部圧力を検出する。以下の説明で、圧力センサ54により検出される圧力を「アンモニアの供給圧力」という場合がある。
本実施の形態に係る内燃機関システム100は、制御部40を備えている。制御部40は、例えば、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等からなるマイクロコンピュータと入出力装置とを備えるECU(Electronic control Unit)である。ECU40の入力回路には、圧力センサ51,52,53,54および温度センサ55が接続されている。
ECU40は、圧力センサ51,52,53,54および温度センサ55それぞれの検出結果を取得する。
ECU40は、例えば、温度センサ55が検出した排気温度を用いて、SCR触媒12に吸蔵されているアンモニアのストレージ量を推定する。以下の説明で、推定されたストレージ量を「推定ストレージ量」という。なお、推定ストレージ量は、アンモニアセンサにより検出されるアンモニア濃度に基づいて、推定してもよい。
ECU40は、排気温度および排気流量等から、SCR触媒12に吸蔵させるアンモニアの目標ストレージ量を算出する。
ECU40は、推定ストレージ量を目標ストレージ量に近づけるように、流量調整弁35を制御する。
ここで、比較例について説明する。比較例において、推定ストレージ量と目標ストレージ量との乖離が大きい場合、推定ストレージ量を目標ストレージ量に迅速に近づけるように、アンモニアの供給量を速やかに増量する必要がある。アンモニアの供給量を速やかに増量する必要がある。しかしながら、例えば、アンモニアの供給圧力(本実施の形態では圧力センサ54により検出された圧力)と排気圧力(本実施の形態では圧力センサ51により検出されたアンモニアの供給位置における排気圧力)との差圧が小さい場合、還元剤の供給量を速やかに増量することが困難となる。これにより、比較例においては、窒素酸化物の浄化率が急速に低下するおそれがある。
本実施の形態では、排気通路におけるアンモニアの供給位置(接続位置SP)よりも排気上流側において、排気通路を絞ることが可能な排気絞り弁60を備えている。排気通路が絞られることにより、アンモニアの供給位置における排気圧力が下がるため、アンモニアの供給位置における排気圧力とアンモニアの供給圧力との差圧が大きくなる。これにより、還元剤の単位時間当たりの供給量を増量し易くなる。
ECU40は、アンモニアの単位時間当たりの供給量を増量する場合、排気通路が絞られるように排気絞り弁60を制御する。
本実施の形態では、エンジンの停止(例えば、アイドリングストップ)後に再始動した後、アンモニアの単位時間当たりの供給量を増量する場合であるとして、排気通路が絞られるように排気絞り弁60を制御する。
ところで、排気通路が絞られることにより、排気絞り弁60よりも排気下流側の排気圧力(接続位置SPにおける排気圧力)は下がる。これに対し、排気絞り弁60よりも排気上流側の背圧は上がるため、燃費が低下するおそれがある。
本実施の形態では、ECU40は、排気絞り弁60よりも排気上流側の排気圧力が所定値未満である場合、排気通路が絞られるように排気絞り弁60を制御する。具体的には、ECU40は、アンモニア供給位置(接続位置SP)における排気圧力とアンモニアの供給圧力との差圧が所定の目標値になるように排気絞り弁60を制御する。これにより、燃費の低下を抑えることが可能となる。なお、目標値は、実験やシミュレーションにより求めることが可能である。
次に、ECU40による制御の一例について図2を参照して説明する。図2は、ECU40による制御の一例を示すフローチャートである。本フローは、例えば、エンジンの始動により開始され、所定の周期で繰り返される。なお、本フローの開示時における排気絞り弁60の状態は、排気通路は絞られてない状態である。
ステップS100において、ECU40は、エンジンの運転状態(例えば、アイドリングストップ後の再始動)を取得する。
ステップS110において、ECU40は、排気絞り弁60よりも排気上流側の排気圧力(背圧)を取得する。
ステップS120において、ECU40は、エンジンの運転状態に基づいて、アンモニアの単位時間当たりの供給量を増量する場合か否かについて判定する。アンモニアの単位時間当たりの供給量を増量する場合(ステップS120:YES)、処理はステップS130に遷移する。アンモニアの単位時間当たりの供給量を増量しない場合(ステップS120:NO)、図2に示すフローは終了する。
次に、ステップS130において、ECU40は、排気絞り弁60よりも排気上流側の排気圧力(背圧)が所定値未満であるか否かについて判定する。背圧が所定値未満である場合(ステップS130:YES)、処理はステップS140に遷移する。背圧が所定値未満でない場合(ステップS130:NO)、図2に示すフローは終了する。
ステップS140において、ECU40は、排気通路が絞られるように排気絞り弁60を制御する。具体的には、ECU40は、アンモニアの供給位置(接続位置SP)における排気圧力とアンモニアの供給圧力との差圧が所定の目標値になるように排気絞り弁60を制御する。その後、図2に示すフローは終了する。
本開示の実施の形態における排気浄化装置1は、内燃機関の排気通路に配置されたSCR触媒12と、排気通路におけるSCR触媒12によりも排気上流側の位置である供給位置に、還元剤を供給する還元剤供給部30と、供給位置よりも排気上流側に配置される排気絞り弁60と、還元剤の単位時間当たりの供給量を増やす場合、排気通路が絞られるように排気絞り弁60を制御するECU40とを備える。
上記構成により、ECU40は、アンモニアの供給位置よりも排気上流側において排気通路が絞られるように排気絞り弁60を制御するため、供給位置における排気圧力が低下する。これにより、アンモニアの供給位置における排気圧力とアンモニアの供給圧力との差圧が大きくなるため、アンモニアの供給量を速やかに増量することが可能となる。
また、本実施の形態における排気浄化装置1では、ECU40は、排気通路が絞られることにより、アンモニアの供給位置における排気圧力とアンモニアの供給圧力との差圧が所定の目標値になるように、排気絞り弁60を制御する。これにより、差圧が所定の目標値になるため、アンモニアの供給量を確実に増量することが可能となる。
また、本実施の形態における排気浄化装置1では、ECU40は、排気絞り弁60よりも排気上流側の排気圧力が所定値未満である場合、排気通路が絞られるように排気絞り弁60を制御する。これにより、排気通路が絞られた場合でも、排気絞り弁60よりも排気上流側の排気圧力が過度に上がらないため、燃費悪化の影響を小さくすることが可能となる。
<変形例>
次に、本実施の形態の変形例に係る排気浄化装置1について説明する。なお、変形例の説明においては、上記実施の形態と異なる構成について主に説明し、同じ構成についてはその説明を省略する。
変形例に係る排気浄化装置1は、排気通路における排気絞り弁60よりも排気上流側であって、かつ、DOC11よりも排気下流側に配置され、排気中の粒子状物質を捕集し、補集した粒子状物質を燃焼処理することにより再生可能な捕集フィルター(Diesel Oxidation Catalyst:DPF)を備えている。
DPFが再生される場合、粒子状物質の燃焼により排気温度が上昇し、DPFの再生後、排気温度が低下するため、推定ストレージ量と目標ストレージ量との乖離が大きくなる。変形例においては、ECU40は、DPFの再生後、アンモニアの単位時間当たりの供給量を増量する場合であるとして、排気絞り弁60を制御する。これにより、NOxの生成量の増加を抑えることが可能となる。
なお、上記実施の形態および変形例においては、還元剤の一例をアンモニアとしたが、本開示はこれに限らず、例えば、尿素水としてもよい。還元剤が尿素水である場合、還元剤供給部30は、尿素水をSCR触媒12の排気上流側に噴射する尿素水インジェクタを有する。噴射された尿素水は例えば排気熱により加水分解される。これにより、アンモニアが生成される。
また、上記実施の形態および変形例では、再始動後や、DPFの再生後を、還元剤の単位時間当たりの供給量を増量する場合としたが、本開示はこれに限らず、例えば、エンジンの高速運転後の低速運転時は、エンジンの高速運転で排気温度が上昇し、その後の低速運転で排気温度が低下するため、推定ストレージ量と目標ストレージ量との乖離が大きくなる。以上により、エンジンの高速運転後の低速運転時は、還元剤の単位時間当たりの供給量を増量する場合である。また、低速運転時においては、排気流量が比較的少ないため、排気絞り弁60により排気流路が絞られた場合でも、排気圧力(背圧)の上昇を抑えることができる。これにより、燃費悪化の影響を小さくすることが可能となる。
その他、上記実施の形態は、何れも本開示の実施をするにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本開示の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本開示はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本開示は、還元剤の供給量を速やかに増量することが要求される内燃機関システムを備えた内燃機関システムに好適に利用される。
1 排気浄化装置
2 エンジン
3 排気マニホールド
10 排気管
11 DOC
12 SCR触媒
20 タンク
30 還元剤供給部
31 移送路
32 遮断弁
33 減圧弁
35 流量調整弁
40 ECU
51,52,53,54 圧力センサ
55 温度センサ
60 排気絞り弁
100 内燃機関システム

Claims (7)

  1. 内燃機関の排気通路に配置されたSCR触媒と、
    前記排気通路における前記SCR触媒によりも排気上流側の位置である供給位置に、還元剤を供給する還元剤供給部と、
    前記供給位置よりも排気上流側に配置される排気絞り弁と、
    前記還元剤の単位時間当たりの供給量を増やす場合、前記排気通路が絞られるように前記排気絞り弁を制御する制御部と、
    を備える、
    排気浄化装置。
  2. 前記制御部は、前記排気通路が絞られることにより、前記還元剤供給部による還元剤の供給圧と前記供給位置における排気圧力との差圧が目標値になるように、前記排気絞り弁を制御する、
    請求項1に記載の排気浄化装置。
  3. 前記制御部は、前記排気絞り弁よりも排気上流側の排気圧力が所定値未満である場合、前記排気通路が絞られるように排気絞り弁を制御する、
    請求項1または2に記載の排気浄化装置。
  4. 前記制御部は、前記内燃機関の停止後に再始動した後、前記還元剤の単位時間当たりの供給量を増やす場合であるとして、前記排気絞り弁を制御する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の排気浄化装置。
  5. 前記制御部は、前記内燃機関の高速運転後の低速運転時、前記還元剤の単位時間当たりの供給量を増やす場合であるとして、前記排気絞り弁を制御する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の排気浄化装置。
  6. 前記排気通路における前記排気絞り弁よりも排気上流側に配置され、排気中の粒子状物質を捕集し、補集した前記粒子状物質を燃焼処理することにより再生可能な捕集フィルターを備え、
    前記制御部は、前記捕集フィルターの再生後、前記還元剤の単位時間当たりの供給量を増やす場合であるとして、前記排気絞り弁を制御する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の排気浄化装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の排気浄化装置を備える、内燃機関システム。
JP2020162372A 2020-09-28 2020-09-28 排気浄化装置および内燃機関システム Pending JP2022055022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020162372A JP2022055022A (ja) 2020-09-28 2020-09-28 排気浄化装置および内燃機関システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020162372A JP2022055022A (ja) 2020-09-28 2020-09-28 排気浄化装置および内燃機関システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022055022A true JP2022055022A (ja) 2022-04-07

Family

ID=80997774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020162372A Pending JP2022055022A (ja) 2020-09-28 2020-09-28 排気浄化装置および内燃機関システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022055022A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4706659B2 (ja) アンモニア酸化触媒におけるn2o生成量推定方法および内燃機関の排気浄化システム
JP5163754B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP4900002B2 (ja) 内燃機関の排気浄化システム
EP2559876B1 (en) Exhaust gas purification device, and control method for exhaust gas purification device
JP2006342734A (ja) 排気浄化装置
JP2008057364A (ja) 内燃機関の排気浄化システム
JP5146547B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
WO2019172356A1 (ja) 排気浄化装置、車両および排気浄化制御装置
JP2021055563A (ja) 内燃機関の排気浄化装置、及び車両
CN107725156B (zh) 用于控制检测和清洁柴油机排气流体喷射器沉积物的方法
JP5761255B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP4781151B2 (ja) 内燃機関の排気浄化システム
JP4912189B2 (ja) エンジンの排気浄化装置
JP5900653B2 (ja) 内燃機関の排気浄化システム
JP5716687B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP5880593B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2022055022A (ja) 排気浄化装置および内燃機関システム
US10100696B2 (en) Method for operating an exhaust gas purification system connected to an internal combustion engine of a motor-vehicle comprising an SCR catalyst
JP2018087542A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
WO2019172357A1 (ja) 排気浄化装置、車両および排気浄化制御装置
EP3064727B1 (en) Exhaust gas purification device
WO2022065403A1 (ja) 内燃機関システム、内燃機関システムの窒素酸化物監視装置および内燃機関システムの窒素酸化物監視方法
JP2016176430A (ja) エンジンの排気浄化装置
WO2017179674A1 (ja) 内燃機関の排ガス浄化装置
JP7354976B2 (ja) 内燃機関の排気浄化システム