JP2022054945A - 受診勧奨システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2022054945000001
【課題】診療を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、受診勧奨対象者に対する受診勧奨を効果的に行うことができる受診勧奨システムを提供する。
【解決手段】健康管理の対象者に対して医療機関での受診を勧奨するシステムであって、記憶部と、健康状態情報を受信する健康状態情報受信部と、受診勧奨対象者抽出部と、所定の疾患についての受診勧奨情報を受診勧奨対象者に送信する受診勧奨情報送信部と、進捗情報を作成して記憶部に記憶させる進捗情報作成部と、受診情報を受信する受診情報受信部と、所定の疾患が受診情報に含まれている場合に受診勧奨対象者が所定の疾患について受診をしたと判定する受診有無判定部とを備え、受診勧奨情報送信部は、所定の疾患について受診をしたと判定されていない受診勧奨対象者に受診勧奨情報を再送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、健康管理の対象者に対して、医療機関での受診を勧奨するシステムに関する。
従来、健康診断結果管理装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2006-72532号公報
特許文献1に記載の発明によれば、健康診断結果に基づいて健康状態の管理対象者に受診させたい二次検査を認定して、当該二次検査の受診を勧奨し、その後当該二次検査が受診されたか否かを管理することができる。
ところで、健康保険組合などの組織は、組合員の健康診断の結果を参照して、医療機関での所定の疾患についての受診を勧奨すべき組合員を特定して、医療機関等での当該所定の疾患に関する受診を勧奨する連絡をするなどの業務を行っている。
このような受診勧奨をすることにより、組合員が罹患している又は罹患しているおそれのある疾患の重篤化を予防し、ひいては将来的に生じる医療費を低減することが期待されている。
特許文献1に記載の発明を当該業務に応用することが考えられるが、特許文献1に記載の発明では、受診勧奨の対象とした所定の疾患に関して当該組合員が二次検査を受診したか否かがわからないので、受診勧奨の対象である所定の疾患の重篤化の予防効果が不確実であり、将来的に生じる医療費の低減効果も期待できない。
そこで本発明は、診療を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、受診勧奨対象者に対する受診勧奨を効果的に行うことができる受診勧奨システムを提供することを目的とする。
本発明の受診勧奨システムは、
健康管理の対象者に対して、医療機関での受診を勧奨するシステムであって、
健康管理対象者に対する所定の疾患についての受診勧奨を行うか否かの判断基準である受診勧奨基準情報を記憶する記憶部と、
前記健康管理対象者の健康状態に関する検査結果の情報である健康状態情報を受信する健康状態情報受信部と、
前記健康状態情報と、前記受診勧奨基準情報とに基づいて、前記健康管理対象者から前記所定の疾患についての受診勧奨対象者を抽出する受診勧奨対象者抽出部と、
前記医療機関での前記所定の疾患についての受診を勧奨する受診勧奨情報を前記受診勧奨対象者に送信する受診勧奨情報送信部と、
前記受診勧奨情報を送信した前記受診勧奨対象者を特定する情報と、前記所定の疾患を特定する疾患特定情報と、を対応付けた進捗情報を作成して前記記憶部に記憶させる進捗情報作成部と、
前記受診勧奨対象者が、前記受診勧奨情報を送信した後に前記医療機関で受診したことを示す情報であって、前記受診勧奨対象者が受診時に診断された疾患の情報を含む、受診情報を受信する受診情報受信部と、
前記進捗情報と前記受診情報とに基づいて、前記受診勧奨対象者に対応付けられて記憶された前記疾患特定情報が示す前記所定の疾患が前記受診情報に含まれている場合に、該受診勧奨対象者が前記医療機関で該所定の疾患について受診をしたと判定する受診有無判定部とを備え、
前記受診勧奨情報送信部は、前記受診有無判定部により前記医療機関で前記所定の疾患について受診をしたと判定されていない前記受診勧奨対象者に前記受診勧奨情報を再送信するように構成されている
ことを特徴とする。
本発明によれば、受診勧奨情報送信部により医療機関での所定の疾患についての受診を勧奨する受診勧奨情報が受診勧奨対象者に送信される。
その後、受診有無判定部により、受診勧奨対象者に対応付けられて記憶された疾患特定情報が示す所定の疾患が受診情報に含まれている場合に、受診勧奨対象者が医療機関で所定の疾患について受診をしたと判定される。
そして、医療機関で所定の疾患について受診をしたと判定されていない受診勧奨対象者に受診勧奨情報が再送信される。
これにより、診療を受けるべき所定の疾患についての受診状況を適切に把握でき、医療機関での診療等が未受診の受診勧奨対象者への受診勧奨情報の再送信を効果的に行うことができる。
このように本発明によれば、診療を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、受診勧奨対象者に対する受診勧奨を効果的に行うことができる。
本発明の受診勧奨システムにおいて、
前記受診勧奨基準情報は、前記所定の疾患を罹患している又はそのおそれがあることを示す1つ以上の指標値の範囲の情報と、該所定の疾患の前記疾患特定情報と、を対応付けた情報を含み、
前記健康状態情報受信部は、前記1つ以上の指標値を含む健康状態情報を受信し、
前記受診勧奨対象者抽出部は、前記健康状態情報に含まれる前記指標値が、前記受診勧奨基準情報に含まれる前記所定の疾患に対応付けられた前記指標値の範囲内である場合に、前記健康管理対象者を前記受診勧奨対象者として抽出し、かつ該指標値の範囲に対応付けられた該所定の疾患を該受診勧奨対象者が罹患している又はそのおそれがある所定の疾患として特定する
ことが好ましい。
本発明によれば、受診勧奨対象者抽出部により、健康状態情報に含まれる指標値が受診勧奨基準情報に含まれる所定の疾患に対応付けられた指標値の範囲内である場合に、健康管理対象者が受診勧奨対象者として抽出されるとともに、指標値の範囲に対応付けられた所定の疾患が、受診勧奨対象者が罹患している又はそのおそれがある所定の疾患として特定される。
これにより、健康状態情報に含まれる指標値が受診勧奨基準情報に含まれる所定の疾患に対応付けられた指標値という具体的な値に基づいて、受診勧奨対象者が罹患しているかそのおそれがある疾患を精度よく特定して受診勧奨情報を送信することができる。
そのため、受診勧奨対象者が診療を受けるべき疾患を精度よく特定しつつ、当該疾患についての受診状況を適切に把握して、受診勧奨対象者に対する受診勧奨を効果的に行うことができる。
このように本発明によれば、診療を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、受診勧奨対象者に対する受診勧奨を効果的に行うことができる。
本発明の受診勧奨システムにおいて、
前記健康状態情報に基づいて前記受診勧奨対象者の受診勧奨レベルを決定し、該決定した受診勧奨レベルを前記受診勧奨対象者に対応付けて前記記憶部に記憶させる受診勧奨レベル決定部を備え、
前記受診勧奨情報送信部は、前記決定された受診勧奨レベルに応じて、前記受診勧奨情報を送信してから該受診勧奨情報を再送信するまでの期間の長さを異なるものとする
ことが好ましい。
たとえば疾患がそれほど重度ではない受診勧奨対象者は、受診の緊急度が低いので受診勧奨を再送するまでの期間は長くてもよい。一方で、疾患が重篤化する可能性のある受診勧奨対象者には早めの受診を促す必要がある。
本発明によれば、健康状態情報に基づいて受診勧奨対象者の受診勧奨レベルを決定し、受診勧奨レベルに応じて受診勧奨情報を再送信するまでの期間の長さを変えることができる。
そのため、医療機関での診療等を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、受診勧奨対象者に対する受診勧奨を受診勧奨レベルに応じて効果的に行うことができる。
このように本発明によれば、診療を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、受診勧奨対象者に対する受診勧奨を効果的に行うことができる。
本発明の受診勧奨システムにおいて、
前記受診勧奨レベルは、前記医療機関での複数回の受診が必要なレベルである受診勧奨レベルを少なくとも含み、
前記受診勧奨レベルが前記医療機関での複数回の受診が必要なレベルである前記受診勧奨対象者であって、前記医療機関で受診をしたと1回以上判定された該受診勧奨対象者については、
前記受診有無判定部は、該医療機関で受診をしたと前回判定されたとき以降に受信された前記受診情報に基づいて、該受診勧奨対象者が該医療機関で受診をしたか否かを再判定するように構成されており、
前記受診勧奨情報送信部は、前記医療機関で受診をしたと前回判定されてからの期間があらかじめ定められた所定の期間を経過しており、かつ前記受診有無判定部により前記医療機関で受診をしたと再判定されていない該受診勧奨対象者に前記受診勧奨情報を再送信するように構成されている
ことが好ましい。
医療機関での継続的な受診が必要な受診勧奨対象者については、複数回の受診勧奨を行う必要がある。
本発明によれば、受診勧奨レベルが医療機関での複数回の受診が必要なレベルである受診勧奨対象者については、医療機関で受診をしたと1回以上判定された後に、所定期間内に受診したか否かが再判定される。
そして、所定期間内に受診したと再判定されない受診勧奨対象者には受診勧奨情報が再送信される。
そのため、診療を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、医療機関での継続的な受診が必要な受診勧奨対象者に対する受診勧奨を効果的に行うことができる。
このように本発明によれば、診療を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、受診勧奨対象者に対する受診勧奨を効果的に行うことができる。
本発明の受診勧奨システムにおいて、
前記受診勧奨対象者が前記医療機関での受診時に処方された医薬品の情報を含む調剤情報を受信する調剤情報受信部と、
前記調剤情報に含まれる前記医薬品の情報に基づいて、前記受診勧奨対象者の前記医療機関での受診時の健康状態を推定する健康状態推定部と、を備え、
前記受診勧奨レベル決定部は、前記健康状態推定部により推定された前記健康状態に基づいて、前記受診勧奨レベルを再決定するように構成されている
ことが好ましい。
健康状態情報を受診してから医療機関での受診をするまでの間、又は前回受診をしたときからその次に受診をしたときまでの間に、受診勧奨対象者の疾患の重さなどの健康状態が変ることが考えられる。そして受診勧奨のしかたは、受診勧奨対象者の健康状態に応じて見直すことが求められる。
また、受診勧奨対象者の健康状態は、受診の際に処方された医薬品の内容(医薬品の種類、効能、効き目の強さ、数量など)により推定が可能である。
本発明によれば、医療機関での受診時に処方された医薬品の情報に基づいて、受診勧奨対象者の医療機関での受診時の健康状態が推定される。そして、推定された健康状態に基づいて、受診勧奨レベルが再決定される。
これにより、診療を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、受診勧奨対象者の健康状態の変化に応じた受診勧奨を効果的に行うことができる。
このように本発明によれば、診療を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、受診勧奨対象者に対する受診勧奨を効果的に行うことができる。
本発明の受診勧奨システムにおいて、
前記受診勧奨対象者が前記医療機関での受診時に処方された医薬品の情報を含む調剤情報を受信する調剤情報受信部と、
前記調剤情報に含まれる前記医薬品の情報に基づいて、前記処方された医薬品を使い切るまでのまでの期間又は使い切る日を推定する期間推定部と、を備え、
前記受診勧奨情報送信部は、前記受診勧奨レベルが前記医療機関での複数回の受診が必要なレベルである前記受診勧奨対象者については、前記医薬品が処方されてからの期間が前記期間推定部により推定された期間を経過しているか又は現在の日付が該期間推定部により推定された日を経過しており、かつ前記受診有無判定部により該医薬品が処方された以降に前記医療機関で受診をしたと再判定されていない該受診勧奨対象者に前記受診勧奨情報を再送信するように構成されている
ことが好ましい。
本発明によれば、医療機関での受診時に処方された医薬品の情報に基づいて、処方された医薬品を使い切るまでのまでの期間又は使い切る日が推定される。そして、医療機関での複数回の受診が必要なレベルである受診勧奨対象者については、推定された期間又は推定された日を過ぎているにも関わらず、受診したと再判定されない受診勧奨対象者には受診勧奨情報が再送信される。
そのため、診療を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、医療機関での継続的に受診して医薬品の処方を受けることが必要な受診勧奨対象者に対する受診勧奨を効果的に行うことができる。
このように本発明によれば、診療を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、受診勧奨対象者に対する受診勧奨を効果的に行うことができる。
本発明の受診勧奨システムにおいて、
前記進捗情報に含まれる情報を出力する進捗情報出力部を備え、
前記進捗情報出力部は、前記受診勧奨対象者が罹患している又はそのおそれがある疾患ごとの、前記受診勧奨情報を送信した該受診勧奨対象者の数と、該受診勧奨情報を送信した該受診勧奨対象者のうち前記医療機関で受診をしたと判定された該受診勧奨対象者の数と、を出力するように構成されている
ことが好ましい。
受診勧奨対象者の健康を管理する担当者は、受診勧奨の進捗状況を管理したいというニーズを持っている。
本発明によれば、進捗情報出力部により、疾患ごとの受診勧奨対象者の数と、そのうち医療機関で受診をした受診勧奨対象者の数とが出力されるので、受診勧奨対象者の健康を管理する担当者は、受診勧奨の進捗状況を簡便に管理できる。
これにより、診療を受けるべき疾患についての受診の進捗状況を適切に把握して、受診勧奨対象者に対する受診勧奨を効果的に行うことができる。
このように本発明によれば、診療を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、受診勧奨対象者に対する受診勧奨を効果的に行うことができる。
本発明の受診勧奨システムの全体像を示すブロック図。 本発明の受診勧奨システムが処理に用いるデータの内容を示す図。 本発明の受診勧奨システムが処理に用いるデータの内容を示す図。 本発明の受診勧奨システムが処理に用いるデータの内容を示す図。 本発明の受診勧奨システムの処理内容を示すフローチャート。 本発明の受診勧奨システムの処理内容を示すフローチャート。 本発明の受診勧奨システムの処理内容を示すフローチャート。 本発明の受診勧奨システムの処理内容を示すフローチャート。 本発明の受診勧奨システムの出力内容を示す図。
<受診勧奨システムの構成>
まず図1を用いて、本実施形態の受診勧奨システムの構成について説明する。なお同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略することがある。
本実施形態の受診勧奨システムは、健康管理の対象者に対して、医療機関での受診を勧奨するシステムであり、サーバー10と、管理者装置30と、受診勧奨対象者装置50とを含んで構成される。あるいはさらに、医療機関装置70と、調剤薬局装置90と、を含んで構成されてもよい。
サーバー10と、管理者装置30、受診勧奨対象者装置50、医療機関装置70、調剤薬局装置90との間は、例えばインターネット通信網などの通信ネットワークNWにより、相互に通信可能に接続される。なお、サーバー10、管理者装置30、受診勧奨対象者装置50、医療機関装置70、調剤薬局装置90はいずれも複数であってよい。
サーバー10は、サーバー制御部110と、サーバー記憶部150と、を含んで構成される、コンピューターである。
サーバー制御部110は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置、メモリ、及びI/O(Input/Output)デバイスなどにより構成されている。サーバー制御部110は、所定のプログラムを読み込んで実行することにより例えば健康状態情報受信部111、受診勧奨対象者抽出部113、受診勧奨情報送信部115、進捗情報作成部117、受診情報受信部119、受診有無判定部121として機能し、あるいはさらに受診勧奨レベル決定部123、調剤情報受信部125、健康状態推定部127、期間推定部129として機能する。
健康状態情報受信部111は、健康管理対象者の健康状態に関する検査結果の情報である健康状態情報を受信する。
受診勧奨対象者抽出部113は、健康状態情報と、受診勧奨基準情報とに基づいて、健康管理対象者から所定の疾患についての受診勧奨対象者を抽出する。
受診勧奨情報送信部115は、医療機関での所定の疾患についての受診を勧奨する受診勧奨情報を受診勧奨対象者に送信する。また受診勧奨情報送信部115は、受診有無判定部121により医療機関で所定の疾患について受診をしたと判定されていない受診勧奨対象者に受診勧奨情報を再送信する。
進捗情報作成部117は、受診勧奨情報を送信した受診勧奨対象者を特定する情報と、所定の疾患を特定する疾患特定情報と、を対応付けた進捗情報を作成してサーバー記憶部150に記憶させる。
受診情報受信部119は、受診勧奨情報を送信した後に医療機関で受診したことを示す情報であって、受診勧奨対象者が受診時に診断された疾患の情報を含む、受診情報を受信する。
受診有無判定部121は、進捗情報と受診情報とに基づいて、受診勧奨対象者に対応付けられて記憶された疾患特定情報が示す所定の疾患が受診情報に含まれている場合に、該受診勧奨対象者が医療機関で所定の疾患について受診をしたと判定する。
受診勧奨レベル決定部123は、健康状態情報に基づいて受診勧奨対象者の受診勧奨レベルを決定し、決定した受診勧奨レベルを受診勧奨対象者に対応付けてサーバー記憶部150に記憶させる。
調剤情報受信部125は、受診勧奨対象者が医療機関での受診時に処方された医薬品の情報を含む調剤情報を受信する。
健康状態推定部127は、調剤情報に含まれる医薬品の情報に基づいて、受診勧奨対象者の医療機関での受診時の健康状態を推定する。
期間推定部129は、調剤情報に含まれる医薬品の情報に基づいて、処方された医薬品を使い切るまでのまでの期間又は使い切る日を推定する。
サーバー記憶部150は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置により構成されている。サーバー記憶部150は、例えば受診勧奨基準情報DB(データベース)151、進捗情報DB153の他、本実施形態の受診勧奨の処理に必要な情報を記憶している。
受診勧奨基準情報DB151には、健康管理対象者に対する所定の疾患についての受診勧奨を行うか否かの判断基準である受診勧奨基準情報が格納されている。受診勧奨基準情報には、例えば図2Aに示すように、所定の疾患を罹患している又はそのおそれがあることを示す1つ以上の指標値の範囲の情報と、該所定の疾患の疾患特定情報としての疾病名と、が対応付けて記憶されており、また併せて、指標値に対応する受診勧奨レベルの情報も記憶されている。
なお図2Aにおいては複数回の受診が必要な受診レベルとして「2」のみが設定されているが、例えば指標値の高低などに応じてより細分化された受診レベルが設定されていてもよい。
進捗情報DB153には、進捗情報が格納されている。進捗情報には、例えば図2Bに示すように受診勧奨対象者を特定する情報としての受診勧奨対象者IDと、罹患している又はそのおそれのある所定の疾患の疾患名、当該疾患についての受診勧奨レベル、受診勧奨情報の送信日、受診有無の判定結果、当該判定がなされた判定日と、が対応付けて記憶されている。
管理者装置30は、健康管理対象者の健康を管理する組織の担当者が用いる、例えばコンピューターである。管理者装置30は、管理者装置制御部310を含んで構成される。
管理者装置制御部310は、CPU等の演算処理装置、メモリ、制御部 は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置、メモリ、及びI/Oデバイスなどにより構成されている。管理者装置制御部310は、所定のプログラムを読み込んで実行することにより例えば進捗情報出力部311として機能する。
進捗情報出力部311は、受診勧奨対象者が罹患している又はそのおそれがある疾患ごとの、受診勧奨情報を送信した受診勧奨対象者の数と、受診勧奨情報を送信した受診勧奨対象者のうち医療機関で受診をしたと判定された受診勧奨対象者の数と、を管理者装置30が備えるディスプレイに表示等することにより出力する。
受診勧奨対象者装置50は、受診勧奨対象者が用いる、例えばスマートフォンその他の携帯電話、タブレット端末、パーソナルコンピュータである。
医療機関装置70は、医療機関に備えられたコンピューターであり、調剤薬局装置90は、調剤薬局に備えられたコンピューターである。
<処理の概要>
<健康状態情報受信処理>
次に、図3A~図6を参照して、受診勧奨システムによる一連の処理について説明する。一連の処理は健康状態情報受信部111が、健康状態情報を受信する処理により開始される(図3A/S110)。健康状態情報とは、例えば健康管理対象者の定期検診の結果であり、上述した受診勧奨基準情報において疾患に対応付けられて記憶されている1つ以上の指標値を含んでいる。
<受診勧奨対象者抽出処理>
そして、受診勧奨対象者抽出部113は、受診勧奨対象者抽出処理を実行する(図3A/S130)。受診勧奨対象者抽出処理を開始すると、まず受診勧奨対象者抽出部113は、健康状態情報に含まれる健康管理対象者ごとの指標値を認識する(図4/S131)。
より具体的には、受診勧奨対象者抽出部113は、受診勧奨基準情報を参照して、いずれの指標値を健康状態情報から取得すればよいかを認識する。以下においては、「糖尿病」に関して「空腹時血糖」の値に基づいて処理が行われた場合について説明する。
すなわち例えば受診勧奨対象者抽出部113は、当該健康管理対象者の空腹時血糖の値が「120」であることを認識する。続いて受診勧奨対象者抽出部113は、受診勧奨基準情報から指標値の範囲を取得する(図4/S133)。
すなわちこの場合に受診勧奨対象者抽出部113は、「糖尿病」に関して「空腹時血糖」の範囲として、受診勧奨レベルが「1.動機づけ」である「100以上、126未満」と、受診勧奨レベルが「2.複数回の受診が必要」である「126以上」の2つを取得する。
そして受診勧奨対象者抽出部113は、健康状態情報に含まれる指標値が、糖尿病の疾患の指標値の範囲内にあるので(図4/S135:Yes)、この健康管理対象を受診勧奨対象者として抽出する(図4/S137)とともに、該指標値の範囲に対応付けられた「糖尿病」を当該健康管理対象者が罹患している又は罹患しているおそれのある疾患として特定する(図4/S139)。
受診勧奨対象者抽出部113は、これらの処理を、健康状態情報に含まれる各健康管理対象者について、各疾患の各指標値に関して行う。なお健康状態情報に含まれる指標値が、糖尿病の疾患の指標値の範囲内になかった場合(図4/S135:No)には、受診勧奨対象者抽出部113は、S137、S139の処理を実行しない。
<受診勧奨レベル決定処理>
その後、受診勧奨レベル決定部123は、受診勧奨対象者抽出処理において抽出された各受診勧奨対象者について、当該健康管理対象者が罹患している又は罹患しているおそれのある疾患ごとの受診勧奨レベルを決定する(図3A/S150)。
上記の例においては、空腹時血糖の値が「120」であるので、受診勧奨レベル決定部123は、糖尿病に関する当該受診勧奨対象者の受診勧奨レベルを「1.動機づけ」に決定する。
なお、受診勧奨対象者が同一の疾患に関して複数の指標値に基づいて異なる受診勧奨レベルに該当した場合は、受診勧奨レベル決定部123は、例えばより高い受診勧奨レベルを当該受診勧奨対象者の受診勧奨レベルとして決定する。
受診勧奨レベル決定部123は、当該決定した受診勧奨レベルを、例えば後述する進捗情報作成処理において進捗情報作成部117により、サーバー記憶部150に記憶させる。
<受診勧奨情報送信処理>
そして、受診勧奨情報送信部115は、受診勧奨情報を受信勧奨対象者に送信する(図3A/S170)。すなわち例えば受診勧奨情報送信部115は、サーバー記憶部150にあらかじめ記録されている、各受診勧奨対象者の電子メールアドレスを取得して、例えば健診情報に含まれる指標値の値、指標値に基づいて当該受診勧奨対象者が罹患している又はそのおそれがあると判定された疾患の名称を記載して、当該疾患について医療機関での受診を促す内容を含む電子メールを、受診勧奨対象者の受診勧奨対象者装置50に送信する。
なおこのとき受診勧奨情報送信部115は、同一の受診勧奨対象者が、複数の疾患について受診勧奨情報の送信対象となっている場合には、疾患ごとに受診勧奨情報を送信してもよく、一通の受診勧奨情報で、当該複数の疾患についての受診を勧奨してもよい。
受診勧奨情報を受信した受診勧奨対象者は、適宜に医療機関での診療などの受診し、また必要に応じて医薬品の処方を受ける。
<進捗情報作成処理>
次に、進捗情報作成部117は、進捗情報を作成してサーバー記憶部150に記憶する(図3A/S190)。
より具体的には進捗情報作成部117は、受診勧奨レベル決定部123が決定した各受診勧奨者の疾患ごとの受診勧奨レベルを取得して、受診勧奨情報を送信した受診勧奨対象者の受診勧奨対象者IDと、当該受診勧奨対象者が罹患している又はそのおそれがあると疾患として特定された疾患名と、受診勧奨レベルと、受診勧奨情報の送信日と、を対応付けた進捗情報を作成してサーバー記憶部150に記憶させる。
ここまでが、受診勧奨対象者への最初の受診勧奨情報に関する一連の処理となる。本実施形態の受診勧奨システムは、ここまでの一連の処理を、例えば定期検診を行った機関等から健康状態情報が提供されるたびに繰り返して実行する。
<受診情報受信処理>
その後、受診情報受信部119は、例えば医療機関装置70から受診情報を受信する(図3B/S210)。受診情報とは、例えば受診勧奨対象者が医療機関で受診した際に医療機関が作成するいわゆる「医科レセプト」であり、受診勧奨対象者を特定する情報、当該受診勧奨対象者が受診時に診断された疾患の情報としての疾患名、受診した日付などの情報を含んでいる。
<調剤情報受信処理>
また、調剤情報受信部125は、例えば調剤薬局装置90から調剤情報を受信する(図3B/S230)。調剤情報とは、例えば受診勧奨対象者が医療機関で受診した際に処方された処方箋に基づいて、調剤薬局が調剤を行うとともに作成するいわゆる「調剤レセプト」であり、当該受診勧奨対象者が受診時に処方された医薬品の医薬品名、数量、用法、用量、処方された日付などの情報を含んでいる。
<健康状態推定処理>
続いて健康状態推定部127は、調剤情報に含まれる医薬品の情報に基づいて、受診勧奨対象者の医療機関での受診時の健康状態を推定する(図3B/S250)。
より具体的には、例えば図2Cに示すような、医薬品名などの当該医薬品を特定する情報と、その処方対象となる疾患、その疾患の重症度及び受診勧奨レベルと、を対応付けた対応テーブルが予めサーバー記憶部150に記憶されている。そして健康状態推定部127は、当該対応テーブルを参照して、調剤情報に含まれる医薬品の情報に対応付けられた疾患及びその疾患の重症度を取得する。
このようにして健康状態推定部127は、例えば当該受診勧奨対象者の、医療機関での受診時の健康状態が、例えば「糖尿病」が「重症度:高」であると推定する。また同時に健康状態推定部127は、その場合の受診勧奨レベルが「2.複数回の受診が必要」であることを認識する。
<受診勧奨レベル再決定処理>
そして、受診勧奨レベル決定部123は、受診勧奨レベルを再決定する(図3B/S270)。上記の例においては、受診勧奨レベル決定部123は、糖尿病に関する当該受診勧奨対象者の受診勧奨レベルを「2.複数回の受診が必要」に再決定する。
なお、受診勧奨対象者が同一の疾患に関して複数の指標値に基づいて異なる受診勧奨レベルに該当した場合は、受診勧奨レベル決定部123は、例えばより高い受診勧奨レベルを当該受診勧奨対象者の受診勧奨レベルとして再決定する。
本実施形態の受診勧奨システムは、健康状態推定処理及び受診勧奨レベル再決定処理を、受診情報に含まれる各受診勧奨対象者の各疾患について実行する。
<受診有無判定処理>
受診有無判定処理の実行に先立って受診有無判定部121は、まずサーバー記憶部150に記憶されている進捗情報を取得して、1件目のレコードを読み込んで処理対象の受診勧奨対象者、疾患及び当該疾患の受診勧奨レベルを認識する。
そして、認識した受診勧奨レベルが、複数回の受診が必要な受診勧奨レベルである場合(図3B/S310:Yes)に複数回の受診が必要な受診勧奨レベルである場合の処理(図3B/S400)が実行されるが、当該処理については後述する。
一方、認識した受診勧奨レベルが、複数回の受診が必要な受診勧奨レベルでない場合(図3B/S310:No)に、受診有無判定部121は、受診勧奨者が所定の疾患について受診したか否かを判定する(図3B/S330)。
すなわち例えば受診有無判定部121は、処理対象の受診勧奨対象者に関する受診情報を参照して、処理対象の疾患の疾患名が当該受診情報に含まれている場合に、当該受診勧奨対象者が医療機関で当該疾患について受診をしたと判定する。
そして、当該判定が否定的である場合(図3B/S330:No)に受診有無判定部121はさらに、受診勧奨情報を送信してから所定の期間が経過しているか否かを判定する(図3B/S350)。
より具体的には受診有無判定部121は、例えばサーバー記憶部150に記憶されている、受診勧奨レベルと、受診勧奨情報を送信してから受診勧奨情報を再送信するまでの期間の長さと、を対応付けた対応テーブルを参照して、上記で認識した受診勧奨レベルに対応付けられた、受診勧奨情報を再送信するまでの期間の長さ(例えば「2か月」など。)を認識する。
そして受診有無判定部121は進捗情報を参照して、処理対象の疾患に関する受診勧奨情報の送信日を取得し、当該受診勧奨対象者に受診勧奨情報を送信してから現在までの期間を認識して、当該認識した期間が、再送信するまでの期間の長さ以上であれば、受診勧奨情報を送信してから、受診勧奨レベルに応じた所定の期間が経過していると判定する(図3B/S350:Yes)。
これにより結果として、続く受診勧奨情報再送信処理において、受診勧奨情報送信部115が受診勧奨情報を送信してから受診勧奨情報を再送信するまでの期間の長さが、受診勧奨レベル決定部123により決定された受診勧奨レベルに応じて異なるものとなる。
<受診勧奨情報再送信処理>
そして受診勧奨情報送信部115は、受診有無判定部121により受診勧奨情報を送信してから所定の期間が経過していると判定された場合(図3B/S350:Yes)には、受診勧奨情報を再送信する(図3B/S370)。再送信する受診勧奨情報の内容は、前回の送信時の内容と同様であってもよく、あるいは例えば医療機関での受診をより促すための新たな情報を含んでいてもよい。
<複数回の受診が必要な受診勧奨レベルである場合の処理>
上述の受診有無判定処理において、受診有無判定部121が認識した受診勧奨レベルが、複数回の受診が必要な受診勧奨レベルである場合(図3B/S310:Yes)に当該処理は実行される。
当該処理を開始すると、まず受診有無判定部121は、医療機関で受診をしたと前回判定されたとき以降に処理対象の受診勧奨対象者が、医療機関で処理対象の疾患について受診したか否かを判定する(図5/S410)。
すなわち例えば受診有無判定部121は、まず進捗情報を参照して、処理対象の受診勧奨対象者の、処理対象の疾患についての「判定日」を取得する。ここで受診有無判定部121が判定日を取得できれば、処理対象の受診勧奨対象者は、処理対象の疾患について受診をしたと1回以上判定されていることとなる。
そして受診有無判定部121は、受診情報に含まれる当該受診勧奨対象者の処理対象の疾患についての受診日が、当該判定日より後であれば、受診勧奨対象者が医療機関で処理対象の疾患について受診したと再判定する。
当該判定が否定的である場合(図5/S410:No)、受診有無判定部121は受診をしたと前回判定されてからの期間があらかじめ定められた所定の期間を経過したか否かを判定する(図5/S430)。
すなわち例えば受診有無判定部121は、上記にて取得された「判定日」から現在の日付までの期間が、受診有無判定処理にて認識した「受診勧奨情報を再送信するまでの期間の長さ」以上である場合に、受診をしたと前回判定されてからの期間があらかじめ定められた所定の期間を経過したと判定する。
当該判定が肯定的である場合に(図5/S430:Yes)、受診勧奨情報送信部115は受診勧奨情報を再送信する(図5/S490)。
<期間推定処理>
また、期間推定部129は、S410において受診勧奨対象者が医療機関で処理対象の疾患について受診したと再判定された場合(図5/S410:Yes)には、処理対象の疾患に対して処方された医薬品を使い切るまでの期間等を推定する(図5/S450)。
より具体的には例えば期間推定部129は、調剤情報に含まれる、処理対象の受診勧奨対象者の処理対象の疾患に対して処方された医薬品の数量を、調剤情報に含まれる医薬品の用法、用量から導き出される1日当たりの服用数で除した値、すなわち当該医薬品を使い切るまでの日数を算出し、当該日数が、処方された医薬品を使い切るまでの期間であると推定する。あるいは期間推定部129は、当該医薬品が処方された日付に当該期間を足し合わせた日付が、処方された医薬品を使い切る日であると推定する。
その後、受診有無判定部121は、処方された医薬品を使い切るまでの期間等を経過しているか否かを判定する(図5/S470)。
すなわち例えば受診有無判定部121は、調剤情報に含まれる当該医薬品が処方された日付と、期間推定処理において推定された、当該処方された医薬品を使い切るまでの期間とを取得する。そして受診有無判定部121は、現在の日付が、当該取得された日付に当該期間を足し合わせた日付以降の日付であれば、処理対象の疾患に対して処方された医薬品を使い切るまでの期間等を経過したと判定する。
あるいは例えば期間推定処理において、処方された医薬品を使い切る日が推定された場合には、現在の日付が、当該推定された日以降の日付であれば、処理対象の疾患に対して処方された医薬品を使い切るまでの期間等を経過したと判定する。
そして当該判定が肯定的である場合に(図5/S470:Yes)、受診勧奨情報送信部115は受診勧奨情報を再送信する(図5/S490)。
本実施形態の受診勧奨システムは、S310からS490までの処理を、進捗情報に記憶されている情報に基づいて、各受診勧奨対象者に対応付けられた各疾患について実行する。
<進捗情報更新処理>
その後に進捗情報作成部117は、進捗情報を更新してサーバー記憶部150に記憶して(図3B/S500)、一連の処理は終了する。すなわち例えば進捗情報作成部117は、受診勧奨レベル、受診勧奨情報の再送日、受診の有無、判定日などの追加、変更等があれば当該追加、変更等を進捗情報の各レコードに反映させ、あるいは新たなレコードを進捗情報に追加等する。
受診情報受信処理以降からここまでが、受診勧奨情報の再送信に関する一連の処理である。本実施形態の受診勧奨システムは、これらの一連の処理を、定期的に又は不定期的に繰り返して実行する。
<進捗情報出力処理>
管理者装置30の進捗情報出力部311は、管理者装置に対する操作に応じて、サーバー10のサーバー記憶部150から進捗情報を取得して、例えば図6に示すように、受診勧奨対象者が罹患している又はそのおそれがある疾患ごとの、受診勧奨情報を送信した受診勧奨対象者の数と、受診勧奨情報を送信した受診勧奨対象者のうち医療機関で受診をしたと判定された受診勧奨対象者の数と、あるいはさらに受診率の情報などを管理者装置30が備えるディスプレイに表示し、又はプリンターで印刷等することにより出力する。
なお進捗情報出力処理は、進捗情報が作成された後に、任意のタイミングで実行されてよい。
以上説明してきたように、本発明によれば診療を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、受診勧奨対象者に対する受診勧奨を効果的に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これに限定されない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
例えば上記においてサーバー10が実行する処理の一部が、管理者装置30により実行されてもよい。また本発明の効果を損なわない範囲において、任意の処理、構成が省略されてもよく、又は処理の順番が入れ替えられてもよい。
あるいは例えば、上記においては進捗情報に受診勧奨レベルが記録される実施形態について説明したがこれに限定されない。すなわち例えば、受診勧奨レベル決定部123は、受診勧奨レベルと受診勧奨対象者とを対応付けて、進捗情報とは別にサーバー記憶部150に記憶させるように構成されていてもよい。
あるいは上記においては健康状態推定部127が対応テーブルを用いて医薬品名から、受診勧奨対象者の健康状態を推定する構成について説明したがこれに限定されない。すなわち例えば健康状態推定部127は、処方情報に含まれる医薬品の名称及び処方された量を入力とし、受診勧奨対象者の健康状態を出力とする識別器を用いて、受診勧奨対象者の健康状態を推定してもよい。
また例えば、サーバー10に対する、医療機関装置70からの受診情報の提供、調剤薬局装置90からの調剤情報の提供は、記録媒体を介して行われてもよい。この場合、サーバー10と、医療機関装置70及び調剤薬局装置90との間は、相互に通信可能に接続されておらずともよい。
111…健康状態情報受信部、113…受診勧奨対象者抽出部、115…受診勧奨情報送信部、117…進捗情報作成部、119…受診情報受信部、121…受診有無判定部、123…受診勧奨レベル決定部、125…調剤情報受信部、127…健康状態推定部、129…期間推定部、150…サーバー記憶部、311…進捗情報出力部。
本発明の受診勧奨システムは、
健康管理の対象者に対して、医療機関での受診を勧奨するシステムであって、
健康管理対象者に対する所定の疾患についての受診勧奨を行うか否かの判断基準である受診勧奨基準情報を記憶する記憶部と、
前記健康管理対象者の健康状態に関する検査結果の情報である健康状態情報を受信する健康状態情報受信部と、
前記健康状態情報と、前記受診勧奨基準情報とに基づいて、前記健康管理対象者から前記所定の疾患についての受診勧奨対象者を抽出する受診勧奨対象者抽出部と、
前記健康状態情報に基づいて前記受診勧奨対象者の受診勧奨レベルを決定し、該決定した受診勧奨レベルを前記受診勧奨対象者に対応付けて前記記憶部に記憶させる受診勧奨レベル決定部と、
前記医療機関での前記所定の疾患についての受診を勧奨する受診勧奨情報を前記受診勧奨対象者に送信する受診勧奨情報送信部と、
前記受診勧奨情報を送信した前記受診勧奨対象者を特定する情報と、前記所定の疾患を特定する疾患特定情報とを対応付けた進捗情報を作成して前記記憶部に記憶させる進捗情報作成部と、
前記受診勧奨対象者が、前記受診勧奨情報を送信した後に前記医療機関で受診したことを示す情報であって、前記受診勧奨対象者が受診時に診断された疾患の情報を含む、受診情報を受信する受診情報受信部と、
前記進捗情報と前記受診情報とに基づいて、前記受診勧奨対象者に対応付けられて記憶された前記疾患特定情報が示す前記所定の疾患が前記受診情報に含まれている場合に、該受診勧奨対象者が前記医療機関で該所定の疾患について受診をしたと判定する受診有無判定部とを備え、
前記受診勧奨レベルが前記医療機関での複数回の受診が必要なレベルである前記受診勧奨対象者であって、前記医療機関で受診をしたと1回以上判定された該受診勧奨対象者については、
前記受診有無判定部は、該医療機関で受診をしたと前回判定されたとき以降に受信された前記受診情報に基づいて、該受診勧奨対象者が該医療機関で受診をしたか否かを再判定するように構成されており、
前記受診勧奨情報送信部は、前記医療機関で受診をしたと前回判定されてからの期間があらかじめ定められた所定の期間を経過しており、かつ前記受診有無判定部により前記医療機関で受診をしたと再判定されていない該受診勧奨対象者に前記受診勧奨情報を再送信するように構成されている
ことを特徴とする。
これにより、診療を受けるべき所定の疾患についての受診状況を適切に把握でき、医療機関での診療等が未受診の受診勧奨対象者への受診勧奨情報の再送信を効果的に行うことができる。
また、医療機関での継続的な受診が必要な受診勧奨対象者については、複数回の受診勧奨を行う必要がある。
本発明によれば、受診勧奨レベルが医療機関での複数回の受診が必要なレベルである受診勧奨対象者については、医療機関で受診をしたと1回以上判定された後に、所定期間内に受診したか否かが再判定される。
そして、所定期間内に受診したと再判定されない受診勧奨対象者には受診勧奨情報が再送信される。
そのため、診療を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、医療機関での継続的な受診が必要な受診勧奨対象者に対する受診勧奨を効果的に行うことができる。
あるいは本発明の受診勧奨システムは、
健康管理の対象者に対して、医療機関での受診を勧奨するシステムであって、
健康管理対象者に対する所定の疾患についての受診勧奨を行うか否かの判断基準である受診勧奨基準情報を記憶する記憶部と、
前記健康管理対象者の健康状態に関する検査結果の情報である健康状態情報を受信する健康状態情報受信部と、
前記健康状態情報と、前記受診勧奨基準情報とに基づいて、前記健康管理対象者から前記所定の疾患についての受診勧奨対象者を抽出する受診勧奨対象者抽出部と、
前記健康状態情報に基づいて前記受診勧奨対象者の受診勧奨レベルを決定し、該決定した受診勧奨レベルを前記受診勧奨対象者に対応付けて前記記憶部に記憶させる受診勧奨レベル決定部と、
前記医療機関での前記所定の疾患についての受診を勧奨する受診勧奨情報を前記受診勧奨対象者に送信する受診勧奨情報送信部と、
前記受診勧奨情報を送信した前記受診勧奨対象者を特定する情報と、前記所定の疾患を特定する疾患特定情報とを対応付けた進捗情報を作成して前記記憶部に記憶させる進捗情報作成部と、
前記受診勧奨対象者が、前記受診勧奨情報を送信した後に前記医療機関で受診したことを示す情報であって、前記受診勧奨対象者が受診時に診断された疾患の情報を含む、受診情報を受信する受診情報受信部と、
前記受診勧奨対象者が前記医療機関での受診時に処方された医薬品の情報を含む調剤情報を受信する調剤情報受信部と、
前記調剤情報に含まれる前記医薬品の情報に基づいて、前記受診勧奨対象者の前記医療機関での受診時の健康状態を推定する健康状態推定部と、
前記進捗情報と前記受診情報とに基づいて、前記受診勧奨対象者に対応付けられて記憶された前記疾患特定情報が示す前記所定の疾患が前記受診情報に含まれている場合に、該受診勧奨対象者が前記医療機関で該所定の疾患について受診をしたと判定する受診有無判定部とを備え、
前記受診勧奨レベル決定部は、前記健康状態推定部により推定された前記健康状態に基づいて、前記受診勧奨レベルを再決定するように構成されており、
前記受診勧奨情報送信部は、前記受診有無判定部により前記医療機関で前記所定の疾患について受診をしたと判定されていない前記受診勧奨対象者に前記受診勧奨情報を再送信するように構成されており、かつ、前記決定された受診勧奨レベルに応じて、前記受診勧奨情報を送信してから該受診勧奨情報を再送信するまでの期間の長さを異なるものとする
ことを特徴とする。
たとえば疾患がそれほど重度ではない受診勧奨対象者は、受診の緊急度が低いので受診勧奨を再送するまでの期間は長くてもよい。一方で、疾患が重篤化する可能性のある受診勧奨対象者には早めの受診を促す必要がある。
本発明によれば、健康状態情報に基づいて受診勧奨対象者の受診勧奨レベルを決定し、受診勧奨レベルに応じて受診勧奨情報を再送信するまでの期間の長さを変えることができる。
また、健康状態情報を受診してから医療機関での受診をするまでの間、又は前回受診をしたときからその次に受診をしたときまでの間に、受診勧奨対象者の疾患の重さなどの健康状態が変ることが考えられる。そして受診勧奨のしかたは、受診勧奨対象者の健康状態に応じて見直すことが求められる。
そして、受診勧奨対象者の健康状態は、受診の際に処方された医薬品の内容(医薬品の種類、効能、効き目の強さ、数量など)により推定が可能である。
本発明によれば、医療機関での受診時に処方された医薬品の情報に基づいて、受診勧奨対象者の医療機関での受診時の健康状態が推定される。そして、推定された健康状態に基づいて、受診勧奨レベルが再決定される。
これにより、診療を受けるべき疾患についての受診状況を適切に把握して、受診勧奨対象者の健康状態の変化に応じた受診勧奨を効果的に行うことができる。

Claims (7)

  1. 健康管理の対象者に対して、医療機関での受診を勧奨するシステムであって、
    健康管理対象者に対する所定の疾患についての受診勧奨を行うか否かの判断基準である受診勧奨基準情報を記憶する記憶部と、
    前記健康管理対象者の健康状態に関する検査結果の情報である健康状態情報を受信する健康状態情報受信部と、
    前記健康状態情報と、前記受診勧奨基準情報とに基づいて、前記健康管理対象者から前記所定の疾患についての受診勧奨対象者を抽出する受診勧奨対象者抽出部と、
    前記医療機関での前記所定の疾患についての受診を勧奨する受診勧奨情報を前記受診勧奨対象者に送信する受診勧奨情報送信部と、
    前記受診勧奨情報を送信した前記受診勧奨対象者を特定する情報と、前記所定の疾患を特定する疾患特定情報と、を対応付けた進捗情報を作成して前記記憶部に記憶させる進捗情報作成部と、
    前記受診勧奨対象者が、前記受診勧奨情報を送信した後に前記医療機関で受診したことを示す情報であって、前記受診勧奨対象者が受診時に診断された疾患の情報を含む、受診情報を受信する受診情報受信部と、
    前記進捗情報と前記受診情報とに基づいて、前記受診勧奨対象者に対応付けられて記憶された前記疾患特定情報が示す前記所定の疾患が前記受診情報に含まれている場合に、該受診勧奨対象者が前記医療機関で該所定の疾患について受診をしたと判定する受診有無判定部とを備え、
    前記受診勧奨情報送信部は、前記受診有無判定部により前記医療機関で前記所定の疾患について受診をしたと判定されていない前記受診勧奨対象者に前記受診勧奨情報を再送信するように構成されている
    ことを特徴とする受診勧奨システム。
  2. 請求項1に記載の受診勧奨システムにおいて、
    前記受診勧奨基準情報は、前記所定の疾患を罹患している又はそのおそれがあることを示す1つ以上の指標値の範囲の情報と、該所定の疾患の前記疾患特定情報と、を対応付けた情報を含み、
    前記健康状態情報受信部は、前記1つ以上の指標値を含む健康状態情報を受信し、
    前記受診勧奨対象者抽出部は、前記健康状態情報に含まれる前記指標値が、前記受診勧奨基準情報に含まれる前記所定の疾患に対応付けられた前記指標値の範囲内である場合に、前記健康管理対象者を前記受診勧奨対象者として抽出し、かつ該指標値の範囲に対応付けられた該所定の疾患を該受診勧奨対象者が罹患している又はそのおそれがある所定の疾患として特定する
    ことを特徴とする受診勧奨システム。
  3. 請求項1又は2に記載の受診勧奨システムにおいて、
    前記健康状態情報に基づいて前記受診勧奨対象者の受診勧奨レベルを決定し、該決定した受診勧奨レベルを前記受診勧奨対象者に対応付けて前記記憶部に記憶させる受診勧奨レベル決定部を備え、
    前記受診勧奨情報送信部は、前記決定された受診勧奨レベルに応じて、前記受診勧奨情報を送信してから該受診勧奨情報を再送信するまでの期間の長さを異なるものとする
    ことを特徴とする受診勧奨システム。
  4. 請求項3に記載の受診勧奨システムにおいて、
    前記受診勧奨レベルは、前記医療機関での複数回の受診が必要なレベルである受診勧奨レベルを少なくとも含み、
    前記受診勧奨レベルが前記医療機関での複数回の受診が必要なレベルである前記受診勧奨対象者であって、前記医療機関で受診をしたと1回以上判定された該受診勧奨対象者については、
    前記受診有無判定部は、該医療機関で受診をしたと前回判定されたとき以降に受信された前記受診情報に基づいて、該受診勧奨対象者が該医療機関で受診をしたか否かを再判定するように構成されており、
    前記受診勧奨情報送信部は、前記医療機関で受診をしたと前回判定されてからの期間があらかじめ定められた所定の期間を経過しており、かつ前記受診有無判定部により前記医療機関で受診をしたと再判定されていない該受診勧奨対象者に前記受診勧奨情報を再送信するように構成されている
    ことを特徴とする受診勧奨システム。
  5. 請求項3又は4に記載の受診勧奨システムにおいて、
    前記受診勧奨対象者が前記医療機関での受診時に処方された医薬品の情報を含む調剤情報を受信する調剤情報受信部と、
    前記調剤情報に含まれる前記医薬品の情報に基づいて、前記受診勧奨対象者の前記医療機関での受診時の健康状態を推定する健康状態推定部と、を備え、
    前記受診勧奨レベル決定部は、前記健康状態推定部により推定された前記健康状態に基づいて、前記受診勧奨レベルを再決定するように構成されている
    ことを特徴とする受診勧奨システム。
  6. 請求項4に記載の受診勧奨システムにおいて、
    前記受診勧奨対象者が前記医療機関での受診時に処方された医薬品の情報を含む調剤情報を受信する調剤情報受信部と、
    前記調剤情報に含まれる前記医薬品の情報に基づいて、前記処方された医薬品を使い切るまでのまでの期間又は使い切る日を推定する期間推定部と、を備え、
    前記受診勧奨情報送信部は、前記受診勧奨レベルが前記医療機関での複数回の受診が必要なレベルである前記受診勧奨対象者については、前記医薬品が処方されてからの期間が前記期間推定部により推定された期間を経過しているか又は現在の日付が該期間推定部により推定された日を経過しており、かつ前記受診有無判定部により該医薬品が処方された以降に前記医療機関で受診をしたと再判定されていない該受診勧奨対象者に前記受診勧奨情報を再送信するように構成されている
    ことを特徴とする受診勧奨システム。
  7. 請求項1~6の何れかに記載の受診勧奨システムにおいて、
    前記進捗情報に含まれる情報を出力する進捗情報出力部を備え、
    前記進捗情報出力部は、前記受診勧奨対象者が罹患している又はそのおそれがある疾患ごとの、前記受診勧奨情報を送信した該受診勧奨対象者の数と、該受診勧奨情報を送信した該受診勧奨対象者のうち前記医療機関で受診をしたと判定された該受診勧奨対象者の数と、を出力するように構成されている
    ことを特徴とする受診勧奨システム。
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