JP2022054488A - マットレス、及びクッション体製造方法 - Google Patents
マットレス、及びクッション体製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022054488A JP2022054488A JP2020161571A JP2020161571A JP2022054488A JP 2022054488 A JP2022054488 A JP 2022054488A JP 2020161571 A JP2020161571 A JP 2020161571A JP 2020161571 A JP2020161571 A JP 2020161571A JP 2022054488 A JP2022054488 A JP 2022054488A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- convex portion
- convex
- mattress
- portions
- concave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 39
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims abstract description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 42
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 235000019589 hardness Nutrition 0.000 description 47
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 14
- 230000007306 turnover Effects 0.000 description 12
- 244000309466 calf Species 0.000 description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 7
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 7
- 210000001624 hip Anatomy 0.000 description 7
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 7
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 6
- 210000000689 upper leg Anatomy 0.000 description 6
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 3
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 2
- 210000004705 lumbosacral region Anatomy 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 210000004197 pelvis Anatomy 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
Description
図1から図10までを参照して、本発明の第一の態様に係るマットレス1に共通の構成を説明する。マットレス1は、厚み方向に所定の厚さを有し、長手方向及び幅方向に広がる表面が形成され、樹脂発泡体よりなる略直方体状である。図1、図2、図8、及び図9に示すように、一方の表面において、長手方向に沿う方向に凸部2と凹部3とが交互に並んで複数の列Rが形成される。また、幅方向に沿う方向に凸部2と凹部3とが交互に並んで複数の行Lが形成される。
以上説明したように、マットレス1共通の構成は、以下の課題を解決し、その効果を奏する。従来のマットレスは、溝の深さ及び配列ピッチを設定変更することによって硬度を異ならせるものがあったが、細かな硬度差を形成することが難しいという課題があった。基体の表面は複数の溝が形成されるのみなので、溝と溝との間は平坦な面で、その平坦面を厚み方向に反発させることができても、使用者が寝返りをうつ際に身体を回転させる力が必要となるという課題があった。また、他の従来のマットレスでは、三次元曲面の凹凸面をマット表面に形成するものがあったが、表面の凹凸形状が限定的であり、形成できる形状の種類に限界があった。マットレス1はこれらの課題を解決するものである。
次に、図5及び図6を参照して、マットレス1に共通する加工性について説明する。マットレス1は、製造上において1枚のシート材25から2枚のマットレス1を加工できる形状である。具体的な製造装置と製造方法は後述するが、このような加工が可能である根拠を説明する。
マットレス1は、生産効率及び材料費節減のために、1枚のシート材25から同時に2枚のマットレス1を加工できることが求められる。これに対し、長手方向において、凸部2と凹部3とが第一仮想線13aに対して対称形状に形成されるので、体圧を分散して支えることができる。また、凸部2と凹部3とが第一仮想線13aに対して対称形状なので、特定の加工法において一枚のシート材25から同一形状の二つのマットレス1を形成することができる。よって、体圧分散性を維持しつつ、生産効率の向上と、材料費節減が可能となる。
次に、図1、図2、及び図7を参照して、本発明の第一の態様に係る第一実施形態のマットレス1aの構成を説明する。マットレス1aのゾーンZは、第一ゾーンZ1から第七ゾーンZ7の七つが長手方向の一方の端部から他方の端部に向かって順に並んでいる。ゾーンZにおける凸部2の種類は、第一ゾーンZ1と第七ゾーンZ7が、第三凸部2cであり、第二ゾーンZ2と第六ゾーンZ6が、第一凸部2aであり、第三ゾーンZ3と第五ゾーンZ5が、第二凸部2bであり、第四ゾーンZ4が、第一凸部2aである。
以上説明したように、第一実施形態のマットレス1aは以下の効果を奏する。マットレス1aは、使用者の身体部位に応じて、適度な柔軟性を有しつつ適度な硬度を有することが求められる。これに対して、マットレス1aは、長手方向において、両端部のゾーンZである第一ゾーンZ1と第七ゾーンZ7とが第三凸部2cなので、初期には一定の反発力を有しながら、一定程度圧縮した後に体圧を支える。第二ゾーンZ2と第五ゾーンZ5は第一凸部2aなので、初期の反発力は小さいく、初期の小さな荷重に対し柔軟に変形対応しドレープ性が高い。さらに高い荷重にて圧縮されると、その荷重に対してしっかりと体圧を支えることができる。第三ゾーンZ3と第五ゾーンZ5は第二凸部2bなので、中間的な初期の反発力を有し、圧縮後は第二ゾーンZ2と第六ゾーンZ6に次いでしっかりと体圧を支えることができる。さらに第四ゾーンZ4が第一凸部2aなので、第二ゾーンZ2等と同様の特性を示す。よって、使用者の身体部位に応じた体圧をゾーンZ毎の適切な硬度特性に応じて支えることができる。
次に、図8から図11までを参照して、本発明の第一の態様に係る第二実施形態のマットレス1bの構成を説明する。マットレス1bのゾーンZは、第一ゾーンZ1から第七ゾーンZ7の七つが長手方向の一方の端部から他方の端部に向かって順に並ぶ。ゾーンZにおける凸部2の種類は、第一ゾーンZ1と第七ゾーンZ7が、第三凸部2cである。第二ゾーンZ2と第六ゾーンZ6が、第二凸部2bであり、第三ゾーンZ3と第五ゾーンZ5が、第三凸部2cであり、さらに第四ゾーンZ4が第一凸部2aである。
以上説明したように、第二実施形態のマットレス1bは以下の効果を奏する。マットレス1bは、マットレス1aと同様に、使用者の身体部位に応じて、適度な柔軟性を有しつつ適度な硬度を有することが求められる。
次に、本発明の第二の態様に係るクッション体製造方法を説明する。クッション体19は、本発明のマットレス1に用いられる他に、座布団用、椅子用、ソファー用等のクッションとしても使用される。
以上説明したように、クッション体19の製造方法は、以下の効果を奏する。従来、クッション体の製造装置としていわゆる波割加工装置が提案されている。しかしながら、本発明の第一の態様に係るマットレス1に用いるクッション体19を製造可能な製造方法は提案されていなかった。これに対し、クッション体製造方法に使用するクッション体製造装置20は、加工するクッション体19の表面形状に対応してローラ対23が形成される。よって、クッション体製造装置20を使用し、シート材25を幅方向に沿ってローラ対23の間に挿入すると、ローラ22に対応する部分に凸部2と凹部3とを順次並んで形成できる。
2 凸部
2a 第一凸部
2b 第二凸部
2c 第三凸部
2d 特定凸部
3 凹部
4、4b、4c 底部
6 支持層
8、8b、8c 頂部
9、9a、9b、9c 支持層の厚さ
10、10a、10b、10c 底辺
13a 第一仮想線
19 クッション体
21 ディスク
22 ローラ
23 ローラ対
24 切断手段
25 シート材
26 ローラ凸部
27 ローラ凹部
C 軸線
H 高低パターン
L 行
R 列
Z ゾーン
Claims (10)
- 厚み方向に所定の厚さを有し、長手方向及び幅方向に広がる表面が形成され、樹脂発泡体よりなる略直方体状のマットレスであって、
一方の表面において、前記長手方向に沿う方向に凸部と凹部とが交互に並んで複数の列が形成され、前記幅方向に沿う方向に前記凸部と前記凹部とが交互に並んで複数の行が形成され、
前記厚み方向において、一方の表面の側を上側、反対側を下側とし、前記凸部及び前記凹部の下側は支持層が形成され、
前記凸部は、前記厚み方向の上側に突出する頂部を有し、前記凹部の最も凹んだ部分であって該凸部に隣接する底部から前記頂部に向かって傾斜して形成され、
前記凸部は、前記頂部を二つ以上有するものを含み、
前記凸部の種類は、前記頂部の数により種類分けされてなり、
前記凸部の種類が複数種類からなるマットレス。 - 前記頂部の数が異なる種類を複数含む前記凸部において、前記凸部における前記頂部と対向する底辺長さは、前記頂部の数が少ない前記凸部ほど短い請求項1に記載のマットレス。
- 少なくとも一方の表面において、前記凸部と前記凹部とが互いに前記長手方向及び前記幅方向にずれて千鳥配置となるよう配置される請求項1又は2に記載のマットレス。
- 前記幅方向において、前記凸部が前記凹部に隣接し、
前記凸部と前記凹部は、前記長手方向と平行な線であって前記頂部の先端と前記底部との間の中心を通る第一仮想線に対して対称形状である請求項1から3のいずれかに記載のマットレス。 - 前記長手方向において複数のゾーンに区分され、
前記長手方向において、隣接する前記ゾーンにおける前記凸部の種類は互いに異なる請求項1から4のいずれかに記載のマットレス。 - それぞれの前記ゾーンにおける前記凸部の種類は、
前記頂部を一つ有する第一凸部と、
前記頂部を二つ有する第二凸部と、
前記頂部を三つ有する第三凸部の三つの種類のうちの少なくとも二つの種類を含む請求項5に記載のマットレス。 - それぞれの前記ゾーンとの境界のいずれかには、さらに前記第一凸部が含まれる行が形成される請求項6に記載のマットレス。
- 少なくとも一部の前記行において、前記凸部と、前記頂部の高さが前記凸部よりも低い特定凸部とが、前記凹部を挟んで隣り合い、前記凸部と前記特定凸部とによって順次高低が繰り返される高低パターンが形成される請求項1から7のいずれかに記載のマットレス。
- 前記凸部の種類に、前記第三凸部が含まれる場合にあっては、前記長手方向に形成される前記第三凸部のいずれかにおいて、前記凸部と、前記頂部の高さが前記凸部よりも低い特定凸部とが、前記凹部を挟んで隣り合い、前記凸部と前記特定凸部とによって順次高低が繰り返される高低パターンが形成される請求項6又は7に記載のマットレス。
- 厚み方向に所定の厚さを有し、一方の表面において、凸部と凹部とが交互に並び、
前記凸部は、前記厚み方向の上側に突出する頂部を有し、前記凹部の最も凹んだ部分であって該凸部に隣接する底部から前記頂部に向かって傾斜して形成され、
前記凸部は、前記頂部を二つ以上有するものを含み、
前記凸部の種類は、前記頂部の数により種類分けされてなり、前記凸部の種類が複数種類からなるクッション体の製造方法であって、
複数枚のディスクを軸線方向に重合して、軸線を回転中心に回転可能としたローラと、
前記クッション体の材料であるシート材を切断する切断手段を使用し、
前記ディスクは、外周面に複数のローラ凸部とローラ凹部を円周方向に沿って交互に配列形成し、
前記ローラによって、前記ローラ凸部と前記ローラ凹部が互い違いに対応するように平行に配設したローラ対を形成し、
前記ローラは、軸線方向において複数枚の前記ディスクを軸線方向に重合することにより、前記クッション体における前記凸部の種類に対応して複数種類使用し、
前記ローラ対の間に前記シート材を挿入し、前記ローラ凸部と前記ローラ凹部との間で圧縮しながら一方向に送り、
前記シート材の送り出し側の前記ローラ対の間において、弾性復元前の前記シート材を前記切断手段により切断分離して、前記頂部の数が異なる種類を含む前記凸部、及び前記凹部を該シート材の切断面側に形成するクッション体製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020161571A JP7486391B2 (ja) | 2020-09-28 | 2020-09-28 | マットレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020161571A JP7486391B2 (ja) | 2020-09-28 | 2020-09-28 | マットレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022054488A true JP2022054488A (ja) | 2022-04-07 |
JP7486391B2 JP7486391B2 (ja) | 2024-05-17 |
Family
ID=80998052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020161571A Active JP7486391B2 (ja) | 2020-09-28 | 2020-09-28 | マットレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7486391B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN210748331U (zh) | 2019-10-16 | 2020-06-16 | 江苏益睡科技有限公司 | 一种双面可用的透气乳胶床垫 |
-
2020
- 2020-09-28 JP JP2020161571A patent/JP7486391B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7486391B2 (ja) | 2024-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5327597A (en) | Convoluted mattress pad having multiple proximate peaks | |
WO2012125711A1 (en) | Multiple zone gel cushion | |
US5005560A (en) | Integral foot massage and support apparatus | |
CN101822467A (zh) | 海绵床垫结构 | |
JP4881667B2 (ja) | マットレス | |
US11103084B2 (en) | Comfort layer having spacer pocketed springs | |
KR102656387B1 (ko) | 쿠션재 | |
JP4884728B2 (ja) | マットレス | |
JP2022054488A (ja) | マットレス、及びクッション体製造方法 | |
JP7470666B2 (ja) | マットレス | |
JP2020532348A (ja) | 人間工学的で硬さを調節可能な内骨格を含むマットレス | |
JP6015001B2 (ja) | マットレス | |
US5494725A (en) | Load bearing pad | |
CN214760211U (zh) | 一种云感分区层及床垫 | |
JP6990989B2 (ja) | マットレス | |
JP2018175673A (ja) | 屈曲可能なマットレス | |
JP2005087239A (ja) | マットレス | |
JP7246682B2 (ja) | クッション体 | |
US11103083B2 (en) | Comfort layer having pocketed springs of different heights | |
JP6714663B2 (ja) | 床部起伏式ベッド用マットレス | |
JP2016214762A (ja) | クッション材 | |
JP6089080B2 (ja) | マットレス用クッション体の製造方法及びマットレスの製造方法 | |
JP2023142836A (ja) | マットレス | |
JP3194892B2 (ja) | 辱創防止用クッション体 | |
WO2023021965A9 (ja) | クッション体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231205 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240430 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240507 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7486391 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |