JP2022052235A - プラズマ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、プラズマ生成時に発生する電磁波による周囲への影響を低減できるプラズマ装置を提供することを目的とする。【解決手段】照射器具10と、照射器具10のプラズマ発生部に電力を供給する供給器20と、照射器具10と供給器20とを接続する接続ケーブル30とを備えるプラズマ装置100において、接続ケーブル30には電気配線32と接地線34とが収容され、照射器具10は接地線34により接地され、接地線34は、第1導体と、前記第1導体の外周を覆うように設けられた第1絶縁層と、前記第1絶縁層の外周を覆うように設けられた第1遮蔽層と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、プラズマ装置に関する。
近年、プラズマ、または、プラズマにより生成されたヒドロキシラジカル、一重項酸素等の活性種を用いて、治療や殺菌などを行う手法が注目されている。例えば、活性種は消炎作用を有しており、活性種により炎症組織の修復作用が増強されることが知られている。また、常温および常圧のプラズマを生成することが可能となり、プラズマ、または、活性種を含む活性ガスを生体へ直接照射することも可能となっている。
特許第6230411号公報
プラズマの生成には極めて高い電圧を印加する必要があるため、その影響も大きい。例えば、高電圧の電流が流れることにより生じる電磁波が、周囲の装置に影響を及ぼす恐れがある。
本発明は、プラズマ生成時に発生する電磁波による周囲への影響を低減できるプラズマ装置を提供することを目的とする。
本発明は、以下の態様を有する。
[1]プラズマ発生部を備える照射器具と、前記プラズマ発生部に電力を供給する供給器と、前記供給器からの電力を前記プラズマ発生部に伝送する電気配線と、前記照射器具を電気的に接地する接地線と、を備え、前記接地線が、電気的に接地された第1導体と、前記第1導体の外周を覆うように設けられた第1絶縁層と、前記第1絶縁層の外周を覆うように設けられた導電性の第1遮蔽層と、を備える、プラズマ装置。
[2]前記第1遮蔽層は、編組された導電体である[1]に記載のプラズマ装置。
[3]前記第1遮蔽層が、電気的に接地され、かつ、前記照射器具の筐体と接触している、[1]または[2]に記載のプラズマ装置。
[4]前記電気配線が、前記供給器からの電力を前記プラズマ発生部に伝送する第2導体と、前記第2導体の外周を覆うように設けられた第2絶縁層と、前記第2絶縁層の外周を覆うように設けられた導電性の第2遮蔽層と、を備え、前記第2遮蔽層が、電気的に接地され、かつ、前記照射器具の筐体と接触している、[1]~[3]のいずれかに記載のプラズマ装置。
[5]前記第2遮蔽層は、編組された導電体である、[4]に記載のプラズマ装置。
[6]前記照射器具と前記供給器との間において、前記電気配線および前記接地線を収容するシースケーブルをさらに備え、前記第2遮蔽層の外径が、前記第1遮蔽層の外径よりも大きい、[4]または[5]に記載のプラズマ装置。
[7]前記第2遮蔽層の外径が、前記第1遮蔽層の外径の1.5倍以上である、[6]に記載のプラズマ装置。
[8]前記シースケーブルは、前記接地線および前記電気配線を覆う第3遮蔽層を有する、[6]または[7]に記載のプラズマ装置。
[9]前記供給器から前記プラズマ発生部に供給されるプラズマ発生用ガスを伝送するガス管路をさらに備え、前記照射器具と前記供給器との間において、前記ガス管路が前記シースケーブルに収容されている、[6]~[8]のいずれかに記載のプラズマ装置。
本発明によれば、プラズマ生成時に発生する電磁波による周囲への影響を低減できるプラズマ装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係るプラズマ装置の一例を示す概略図。 照射器具の内部の構造例を模式的に示す図。 電気配線および接地線の内部の構成例を模式的に示す図。 照射器具の末端付近の内部の構造例を模式的に示す図。 接続ケーブルの内部の構成例を模式的に示す図。 接続ケーブルに対する屈曲試験について説明する図。 屈曲試験の結果を示す図。
本発明のプラズマ装置は、プラズマジェット照射装置又は活性ガス照射装置である。プラズマジェット照射装置と活性ガス照射装置はいずれも、プラズマを発生させる。プラズマジェット照射装置は、発生したプラズマと活性種とを照射対象に直接照射する。活性ガス照射装置は、活性種を含む活性ガスを照射対象に照射する。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
(本発明の一実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係るプラズマ装置の一例を示す概略図である。本発明の一実施形態に係るプラズマ装置100は、照射器具10と、供給器20と、接続ケーブル30と、を備える。接続ケーブル30内には、電気配線32と、接地線34と、ガス管路36と、が収容されている。
本実施形態のプラズマ装置100は、大気圧中でプラズマを発生させ、当該プラズマにより生成された活性種を含む活性ガスを照射する活性ガス照射装置である。活性種は、プラズマ中の気体又はプラズマ周辺の気体とプラズマとが反応して生成される、反応性の高い状態にある原子、分子、イオンなどである。活性種としては、活性酸素種や活性窒素種を例示できる。活性酸素種としては、ヒドロキシルラジカル、一重項酸素、オゾン、過酸化水素、スーパーオキシドアニオンラジカル等を例示できる。活性窒素種としては、一酸化窒素、二酸化窒素、ペルオキシナイトライト、過酸化亜硝酸、三酸化二窒素等を例示できる。但し、本実施形態のプラズマ装置100により生成される活性種は、例示したものに限られるわけではない。
活性ガスは、殺菌性、細胞活性化などの効力を有する。ゆえに、活性ガスを患部に照射することにより、ヒト、動物などの生体に対し、治療を行うことが可能である。例えば、活性ガスを用いることにより、歯周病が改善することが知られている。但し、プラズマ装置100は、医療用途に限られるものではなく、植物の生長促進、機器の殺菌など、様々な用途に使用することができる。
活性種の拡散可能な距離は極めて短いため、活性ガスは、活性ガスの照射対象の近くで生成され、照射される必要がある。例えば、活性ガスの照射口から照射対象までの距離を5mm程度とする場合もある。そのため、照射器具10は、手指で把持されて照射対象に近づけることができるようなサイズおよび重さにする必要がある。ゆえに、高電圧を発生させる高電圧発生回路、活性ガスの生成に必要なプラズマ発生用ガスなどは、当該器具内に含めることができない。
そのため、本実施形態では、プラズマ装置100を、照射器具10と、供給器20との別々の筐体に分け、接続ケーブル30により、照射器具10と供給器20とを接続している。照射器具10は、手指で把持されて照射対象に近づけることができるようなサイズおよび重さであり、プラズマおよび活性ガスを発生させて、照射する。活性ガスの発生に必要な電力およびプラズマ発生用ガスは、照射器具10とは異なる筐体の供給器20から接続ケーブル30を介して供給される。より具体的には、電力は電気配線32を介して供給され、プラズマ発生用ガスはガス管路36を介して供給される。
供給器20は、例えば、家庭用などの一般電源からの交流電流を、内蔵する高電圧発生回路を用いて昇圧し、高電圧にして照射器具10に供給する。供給される交流電圧は、適宜設定でき、交流電圧は例えば12~14kVpp程度とすることができる。例えば、発生するプラズマの温度を低く抑える点では、交流電圧は20kVpp以下であることが好ましい。また、プラズマを効率的に生成する点では、交流電圧は5kVpp以下であることが好ましい。なお、交流電圧を表す単位「Vpp(Volt peak to peak)」は、交流電圧波形の最高値と最低値との電位差である。なお、一般電源ではなく、ポータブル電源が用いられてもよい。
照射器具10に供給される交流電流の周波数は、例えば7kHz程度とすることができ、適宜に定めてよい。交流電流の周波数は、0.5kHz以上20kHz未満が好ましく、1kHz以上15kHz未満がより好ましく、2kHz以上10kHz未満がさらに好ましく、3kHz以上9kHz未満が特に好ましく、4kHz以上8kHz未満が最も好ましい。交流電流の周波数が前記上限値未満であれば、発生するプラズマの温度を低く抑えるやすい。交流電流の周波数が前記下限値以上であれば、プラズマを発生効率が向上する。
供給器20は、プラズマ発生用ガスを貯蔵する容器と接続され、当該容器内のプラズマ発生用ガスを所定の供給速度で照射器具10に供給する。供給速度の調整は、自動制御バルブ等の流量コントローラを用いればよい。プラズマ発生用ガスの供給速度は、例えば毎分3L(3L/min)程度とすることができ、適宜に定めてよい。照射対象の温度上昇を抑制しやすい点では、プラズマ発生用ガスの供給速度は1L/min以上あることが好ましい。また、活性ガスによる清浄化、賦活化、または治癒促進の点では、プラズマ発生用ガスの供給速度は10L/min以下であることが好ましい。照射器具10の構造にもよるが、供給圧としては、例えば0.2~0.25MPaとすることができる。なお、当該容器は、供給器20内に収容されてもよいし、供給器20に外付けされてもよい。
プラズマ発生用ガスは、活性種を発生させることが可能なガスであれば、特に限られるものではない。プラズマ発生用ガスとして用いることができるガスは、窒素、希ガスなどが例示できる。また、これらのガスは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なお、プラズマ発生用ガスは、窒素を主成分とすることが好ましい。ここで、窒素を主成分とするとは、プラズマ発生用ガスにおける窒素の含有量が50体積%超であることをいう。即ち、プラズマ発生用ガスにおける窒素の含有量は、50体積%超が好ましく、70体積%以上がさらに好ましく、90体積%~100体積%が特に好ましい。プラズマ発生用ガス中、窒素以外のガス成分は、特に制限はなく、例えば、酸素、希ガス等を例示できる。
照射器具10は、このようにして供給された電力およびプラズマ発生用ガスを用いて、活性ガスを生成する。照射器具10における活性ガスの生成について説明する。図2は、照射器具10の内部の構造例を模式的に示す図である。図2では、照射器具10の長手方向に平行な断面が示されている。また、図2では、活性ガスの生成に関連するプラズマ発生部を示し、その他の部位については省略されている。図2に示すように、照射器具10は、長尺状のカウリング(筐体)2と、カウリング2の先端から突出するノズル1と、カウリング2内に位置するプラズマ発生部12とを備える。プラズマ発生部12は、管状誘電体3と、内部電極4と、外部電極5と、を備える。
管状誘電体3は、円筒状の誘電体である。管状誘電体3は、管状誘電体3の軸方向がカウリング2の長手方向と略平行になるように、設置されている。ガス管路36の端部は、管状誘電体3の中空内に存在または近接している。ガス管路36は、供給器20から照射器具10のプラズマ発生部12にプラズマ発生用ガスを伝送する。そのため、プラズマ発生用ガスは、図2の矢印Gにて示されているように、ガス管路36から管状誘電体3の中空内に流れ込む。また、プラズマ発生用ガスは、照射器具10の先端に向かって流れる。なお、ここでは、照射器具10の接続ケーブル30と接続されている端部を末端とし、反対側を先端とする。
管状誘電体3の中空内に、管状誘電体3の内壁とは離間して、内部電極4が設置される。内部電極4は、導電体であり、内部電極4の長手方向が管状誘電体3の軸方向と略平行になるように、設置されている。図2の例では、低電力でプラズマを生成し維持するために、内部電極4の外周面にねじ山が形成されている。しかし、外部電極5との間にプラズマを発生することができるならば、内部電極4の形状は限定されるものではない。例えば、内部電極4がコイル状であってもよい。
内部電極4には電気配線32が接続されている。電気配線32は、供給器20とも接続されており、供給器20からの電力Vを照射器具10のプラズマ発生部12(詳細には、プラズマ発生部12内の内部電極4)に伝送する。
なお、プラズマの生成の開始および停止は、照射器具10に設けられた操作スイッチにより制御するようにしてもよい。その場合、電気配線32は操作スイッチにも接続される。
また、管状誘電体3の外周を覆うように、円筒状の導電体である外部電極5が設置される。また、図2に示すように、外部電極5は、外部電極5の中空内に内部電極4の一部が存在するように設置される。
また、外部電極5は接地線34の一端と接続されている。接地線34は、接地線34の他端に接続された金具等を介して、電気的に設置されている。
内部電極4に電力が供給されると、図2の点線の枠にて示された、プラズマ発生部12においてプラズマが発生する。プラズマ発生部12を通過するプラズマ発生用ガスは、プラズマと反応して電離され、活性種となる。これにより、活性ガスが生成される。
ノズル1の先端は、照射口として開口されている。ノズル1内は、プラズマ発生部12と連通している。そのため、プラズマ発生部12で生成された活性ガスは、図2の矢印Pにて示されているように、ノズル1の照射口を通じて外部に照射される。なお、図2のように、照射器具10がノズル1を備えていると照射対象に活性ガスをより照射しやすいが、照射器具10はノズルを備えていなくてもよい。
このように、内部電極4と外部電極5の間に高電圧が印加されることにより、活性ガスが生成される。活性ガスの生成時において、電気配線32には高電圧の電流が流れ、電気配線32の周囲に電磁波が発生する。電気配線32は、照射器具10と供給器20との間においては、接続ケーブル30内に収容されてはいるものの、照射器具10および供給器20の外部に存在している。ゆえに、電気配線32を含む接続ケーブル30の周囲の機器等が、当該電磁波の影響を受けて、つまり、電磁干渉(EMI:Electromagnetic Interference)により、誤作動などの不具合を起こす恐れがある。そのため、電磁波が接続ケーブル30から漏れ出さないようにする必要がある。
また、活性ガスの生成時に、内部電極4と外部電極5の間に放電電流が流れ、この放電電流により、接地線34に保護導体電流が流れる。ゆえに、電気配線32だけでなく、接地線34からも電磁波が発生する。したがって、電気配線32だけでなく、接地線34に対しても電磁波漏洩対策を行うのが好ましい。
図3は、電気配線32および接地線34の内部の構成例を模式的に示す図である。図3(A)は、電気配線32の長手方向に垂直な断面が示されている。図3(A)に示すように、電気配線32は、第2導体321と、第2絶縁層322と、導電性の第2遮蔽層323と、を備える。第2導体321は、電気配線32の中心に存在している。第2導体321の外周を覆うように第2絶縁層322が設けられている。さらに、第2絶縁層322の外周を覆うように第2遮蔽層323が設けられている。
図3(B)は、接地線34の長手方向に垂直な断面が示されている。図3(B)に示すように、接地線34は、第1導体341と、第1絶縁層342と、導電性の第1遮蔽層343と、を備える。第1導体341は、接地線34の中心に存在している。第1導体341の外周を覆うように第1絶縁層342が設けられている。さらに、第1絶縁層342の外周を覆うように第1遮蔽層343が設けられている。図3の例では、構成要素の符号を変えてはいるが、電気配線32と接地線34は同じ構成要素により構成されている。
電気配線32の第2導体321は、供給器20からの電力を照射器具10に伝送する。一方、接地線34の第1導体341は、電気的に接地されており、保護導体電流を通す。第2導体321および第1導体341の材料として、銅、銅箔糸、銅合金、銅覆鋼線、アルミニウムなどの一般的に電線の導体として使用される材料を用いてよい。導体の構造も、一般的な構造でよく、可撓性を有する撚り線とすることが想定される。
第2絶縁層322および第1絶縁層342は、絶縁体により構成され、それぞれ、第2導体321および第1導体341を外部から絶縁する。絶縁体の材料として、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂といった一般の電線の絶縁体に使用される材料を用いてよい。熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン樹脂(ABS樹脂)等を例示できる。熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シリコン樹脂等を例示できる。
第2遮蔽層323および第1遮蔽層343は、それぞれ、第2導体321および第1導体341を流れる電流により生じた電磁波が外部へ漏洩することを防ぐ。第2遮蔽層323および第1遮蔽層343として、編組された導電体、つまり、編組線を用いてもよい。編組線は、繊維状の導電体を網状に編み込んだものである。編組線により、隙間なく、また十分な可撓性を有する第2遮蔽層323および第1遮蔽層343を形成することができる。編組の材料としては、金属素線、銅箔糸、それらの組み合わせなどが例示される。金属素線は、銅線、銅合金線、または、それらにめっきを施したものが例示される。銅箔糸は、絶縁性の糸に銅箔を巻き付けたものである。なお、編組線ではなく、導線、導電性テープ、金属箔などを絶縁体に巻き付けることにより遮蔽層を構成してもよい。
なお、第2遮蔽層323および第1遮蔽層343は、複数の層により構成されていてもよい。例えば、各層において、編組の材料、巻き方などを変えることが想定される。
さらに、第2遮蔽層323および第1遮蔽層343は、電気的に接地されて、照射器具10を接地する役割も担うことができる。これにより、照射器具10のカウリング2に触れた生体に接触電流が流れるのを防ぐことができる。また、第2遮蔽層323および第1遮蔽層343が電気的に接地された場合、電磁波の遮蔽効果が高まり、電磁波の漏洩をより防ぐことができる。
例えば、第2遮蔽層323および第1遮蔽層343を、照射器具10のカウリング2と、供給器20の筐体と、に接触させる。また、供給器20の筐体は、供給器20が用いる一般電源の接地線により電気的に接地されているとする。この場合、照射器具10は、供給器20とともに電気的に接地されていることになる。なお、接地線34の第1絶縁層342の一部を取り除き、露出した第1導体341を、照射器具10のカウリング2の内側と接触させることにより、照射器具10のカウリング2を電気的に接地することもできる。このように、第2遮蔽層323および第1遮蔽層343は、電磁波を遮蔽する機能だけでなく、照射器具10等を電気的に接地する機能も有することができる。
図4は、照射器具10の末端付近の内部の構造例を模式的に示す図である。図4には、電気配線32と接地線34が示され、ガス管路36は省略されている。図4の例では、第2遮蔽層323および第1遮蔽層343が編組線により形成されている。編組線は電気的に接地されているとする。また、図4に示すように、第2遮蔽層323には第2金属箔324が巻かれており、第1遮蔽層343には第1金属箔344が巻かれている。そのため、電気配線32および接地線34の金属箔が巻かれた部分の外径は、他の部分の外径よりも太くなっている。
また、電気配線32と接地線34に挟まれたネジ穴14が示されている。照射器具10のカウリング2は、いくつかの部品から構成されており、このネジ穴14は、部品同士を繋ぎ止めるネジを止めるものである。このネジ穴14と筐体の内壁との間の隙間に、電気配線32と接地線34が置かれている。これにより、電気配線32と接地線34の移動を制限して、固定部材なしで、第2金属箔324および第1金属箔344がカウリング2に物理的に接触するようにしている。このようにして、照射器具10のカウリング2を電気的に接地することができる。
また、図4の例のように、第2遮蔽層323および第1遮蔽層343の双方が接地の役割を担うことが好ましい。第2遮蔽層323および第1遮蔽層343が編組線である場合、仮にどちらか一方の編組線が断線等により接地の効果を得られなくなったとしても、他方の編組線を介して、接地を確保することができる。
なお、金属箔を巻き付ける回数は、電気配線32と接地線34とで異なっていてもよい。当該回数が電気配線32と接地線34とで等しい場合、接地線34の外径は電気配線32の外径よりも小さいままとなる。そのため、図4のように、電気配線32および接地線34がそれぞれ置かれる隙間がほぼ等しい場合、固定部材なしでは、接地線34は、電気配線32よりも、カウリング2から離れやすくなる。ゆえに、図4のような設置場所の場合、接地線34に、電気配線32よりも、金属箔を多く巻き付けることにより、接地線34と電気配線32の外径をほぼ等しくすることが考えられる。これにより、接地線34と筐体との電気的な接続度合いが、電気配線32とカウリング2との電気的な接続度合いと、ほぼ等しくなる。このように電気的な接続度合いを等しくすることが、筐体に対する接地の確保という点で好ましい。このように、金属箔を巻き付ける回数を調整することにより、金属箔の厚さを調整し、照射器具10のカウリング2との接触度合を強固にすることが考えられる。
なお、照射器具10のカウリング2を絶縁性の材料を用いて形成することにより、接触電流を防いでもよい。絶縁性の材料は、第2絶縁層322および第1絶縁層342を構成する絶縁体と同じでよい。
なお、電気配線32および接地線34が、上述された以外の層を有してもいてもよい。例えば、第2遮蔽層323および第1遮蔽層343の外側に、損傷を防ぐための層を設けてもよい。また、四層以上ある場合において、遮蔽層と絶縁層の間に別の層があってもよい。
また、図1に示したように、電気配線32および接地線34は、少なくとも照射器具10と供給器20との間において、接続ケーブル30に収容される。接続ケーブル30は、絶縁体により被膜された中空のケーブル、つまりシースケーブルであることが想定される。なお、シースケーブルは、電気配線32および接地線34を覆う第3遮蔽層を有していてもよい。接続ケーブル30内の第3遮蔽層内に電気配線32および接地線34が収容されていることにより、さらに電磁波の漏洩を防ぐことができる。
しかし、上述のように、電気配線32、接地線34、および接続ケーブル30のそれぞれが有する層が多くなると、接続ケーブル30の可撓性が問題となる。接続ケーブル30は、照射器具10の移動を妨げないように可撓性を有することが好ましいが、これらの有する層が多くなるにつれて、接続ケーブル30の可撓性が減少する。また、図1に示すように、ガス管路36も接続ケーブル30内に収容されると、さらに可撓性が減少してしまう。
接続ケーブル30の可撓性のために、接地線34の外径は、電気配線32の外径よりも小さいことが好ましい。電気配線32はプラズマ発生のための電流を流すのに十分な外径が必要であるが、接地線34の外径を電気配線32と同じにすると、電気配線32を収容するシースケーブルの外径が大きくなり、シースケーブルの可撓性が減少する。ゆえに、接地線34は、電気配線32と同じケーブルを用いることも可能だが、電気配線32とは異なるケーブルを用いて、接地線34の外径を電気配線32の外径よりも小さくすることが好ましい。具体的には、接地線34の外径が、電気配線32の外径より3分の2未満であることが好ましい。言い換えれば、電気配線32の外径が、接地線34の外径よりも1.5倍以上であることが好ましい。このようにして、接続ケーブル30の外径を小さく抑え、また接続ケーブル30内に十分な空間を確保して、接続ケーブル30の可撓性を維持することが好ましい。
なお、照射器具10の動かしやすさの観点からは、接続ケーブル30の長手方向に垂直な断面が、円形であることが好ましい。ゆえに、電気配線32および接地線34の外径は、当該円形が保たれるように調整されることが好ましい。例えば、電気配線32の外径を、接地線34の外径の3倍以下に抑えることにより、当該円形が歪むことを防ぐことが考えられる。
なお、電気配線32および接地線34のそれぞれに遮蔽層を設けるのではなく、電気配線32および接地線34を覆う共通の遮蔽層を設けることも考えられるが、十分な可撓性を確保することが難しくなる。また、電気配線32および接地線34が相互に影響を及ぼす恐れがある。ゆえに、上述のように、電気配線32および接地線34のそれぞれに第2遮蔽層323および第1遮蔽層343を設け、第2遮蔽層323および第1遮蔽層343の外径を上述のように異なるようにすることが好ましい。
図5は、接続ケーブル30の内部の構成例を模式的に示す図である。図5では、接続ケーブル30の長手方向に垂直な断面が示されている。接続ケーブル30の中空内に、電気配線32、接地線34、およびガス管路36が含まれている。接続ケーブル30は、収容されたケーブルを外力から保護できるように、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリウレタン樹脂等により、生成されていることが考えられる。
なお、ガス管路36の材料は特に制限はなく、ガス管路36に用いられる公知の材料を適用することができる。例えば、樹脂製の配管、ゴム製のチューブなどをガス管路36の材料として用いることができる。接続ケーブル30の可撓性のために、可撓性に優れた材料をガス管路36に用いることが好ましい。
なお、図5の例のように、第2遮蔽層323および第1遮蔽層343が編組線であり、電気配線32の編組線の外径が接地線34の編組線の外径よりも太い場合、双方の編組線の寿命が異なることが考えられる。例えば、接続ケーブル30が折り曲げられたときの損傷の程度は、編組線の外径に応じて異なると考えられる。そこで、接続ケーブル30に対する屈曲試験を行い、屈曲に対する編組線の損傷について調査した。
図6は、接続ケーブル30に対する屈曲試験について説明する図である。屈曲試験は、二つの円柱状の冶具200を用いて行われる。冶具200は、図6に示すように、その軸方向が水平になるように配置されている。接続ケーブル30は、両冶具200に挟み込まれるように鉛直方向に通されている。この状態において、接続ケーブル30の下端に一定の荷重Wをかけつつ、接続ケーブル30の上端を一方の冶具200の上側に接するように屈曲させ、続いて、他方の冶具200の上側に接するように屈曲させる。この二つの方向への屈曲が交互に繰り返される。
本試験では、電気配線32として、外径5.5mm、耐電圧30kVの電線を用いた。電気配線32の第2導体321の直径は4.3mm、第2遮蔽層323の厚さは0.3mmである。また、第2遮蔽層323は、0.10mmのニッケルメッキCu線による編組線を用いた。編組密度は99.9%である。また、接地線34として、外径3.2mmの電線を用いた。接地線34の第1導体341は18AWG(American wire gauge)相当である。接地線34の第1遮蔽層343は、電気配線32の第2遮蔽層323と同じである。また、接続ケーブル30として、外径14mm、外層の厚さが2mmのシースケーブルを用い、ガス管路36として、可撓性を有する外径4mmのエアチューブを用いた。
図7は、屈曲試験の結果を示す図である。図7(A)が電気配線32に対する結果を示す。図7(B)が接地線34に対する結果を示す。図7の横軸は屈曲回数を示し、縦軸は編組線の抵抗値を示す。屈曲により異常が生じると抵抗値がばらつき始め、徐々に上昇する。そのため、抵抗値により異常の発生を認識することができる。
図7(A)が示す通り、電気配線32の編組線の抵抗値には、屈曲回数が20万回に至るまで、ばらつきが見られない。一方、接地線34の編組線の抵抗値は、12万回を超えたあたりで、ばらつき始め、次第に上昇している。したがって、外径が小さい編組線のほうが破損しやすいと考えられる。
このように、外径の小さい接地線34の編組線は、破損する恐れが電気配線32の編組線よりも高い。ゆえに、接地線34の第1遮蔽層343の破損に備えて、図4に示したように、照射器具に対する接地の役割を電気配線32の第2遮蔽層323にも持たせることが好ましい。また、障害防止のために、接続ケーブル13は定期的に交換されることが想定されるが、交換のタイミングは外径の小さい接地線34を基準にすることが好ましい。
以上のように、本実施形態のプラズマ装置100は、接地線34が第1遮蔽層343を備えているため、既存装置よりも電磁波の漏洩を抑制でき、周囲への影響を低減できる。また、電気配線32が第2遮蔽層323を備えていれば、電磁波の漏洩をさらに抑制できる。さらに、第2遮蔽層323および第1遮蔽層343を電気的に接地し、かつ、照射器具10のカウリング2と接触させることにより、照射器具10を電気的に接地し、接触電流を防ぐことができる。
なお、本実施形態では、照射器具10を動かす者の操作性の観点から、一つの供給器20から電力およびプラズマ発生用ガスが供給されるとした。但し、電力およびプラズマ発生用ガスが別々の供給器20から供給される場合もあり得る。ゆえに、必ずしも一つの接続ケーブル30に、電気配線32、接地線34、ガス管路36が収容されていなくともよい。
なお、説明された実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 プラズマ装置
1 ノズル
2 カウリング(筐体)
3 管状誘電体
4 内部電極
5 外部電極
10 照射器具
12 プラズマ発生部
14 ネジ穴
20 供給器
30 接続ケーブル
32 電気配線
321 第2導体
322 第2絶縁層
323 第2遮蔽層
324 第2金属箔
34 接地線
341 第1導体
342 第1絶縁層
343 第1遮蔽層
344 第1金属箔
36 ガス管路
200 冶具
G プラズマ発生用ガス
P 活性ガス

Claims (9)

  1. プラズマ発生部を備える照射器具と、
    前記プラズマ発生部に電力を供給する供給器と、
    前記供給器からの電力を前記プラズマ発生部に伝送する電気配線と、
    前記照射器具を電気的に接地する接地線と、
    を備え、
    前記接地線が、
    電気的に接地された第1導体と、
    前記第1導体の外周を覆うように設けられた第1絶縁層と、
    前記第1絶縁層の外周を覆うように設けられた導電性の第1遮蔽層と、
    を備える、プラズマ装置。
  2. 前記第1遮蔽層は、編組された導電体である、請求項1に記載のプラズマ装置。
  3. 前記第1遮蔽層が、電気的に接地され、かつ、前記照射器具の筐体と接触している、請求項1または2に記載のプラズマ装置。
  4. 前記電気配線が、
    前記供給器からの電力を前記プラズマ発生部に伝送する第2導体と、
    前記第2導体の外周を覆うように設けられた第2絶縁層と、
    前記第2絶縁層の外周を覆うように設けられた導電性の第2遮蔽層と、
    を備え、
    前記第2遮蔽層が、電気的に接地され、かつ、前記照射器具の筐体と接触している、請求項1~3のいずれか一項に記載のプラズマ装置。
  5. 前記第2遮蔽層は、編組された導電体である、請求項4に記載のプラズマ装置。
  6. 前記照射器具と前記供給器との間において、前記電気配線および前記接地線を収容するシースケーブルをさらに備え、
    前記第2遮蔽層の外径が、前記第1遮蔽層の外径よりも大きい、請求項4または5に記載のプラズマ装置。
  7. 前記第2遮蔽層の外径が、前記第1遮蔽層の外径の1.5倍以上である、請求項6に記載のプラズマ装置。
  8. 前記シースケーブルは、前記接地線および前記電気配線を覆う第3遮蔽層を有する、請求項6または7に記載のプラズマ装置。
  9. 前記供給器から前記プラズマ発生部に供給されるプラズマ発生用ガスを伝送するガス管路をさらに備え、
    前記照射器具と前記供給器との間において、前記ガス管路が前記シースケーブルに収容されている、請求項6~8のいずれか一項に記載のプラズマ装置。
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