JP2022052179A - ファイル管理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが複数の異なる登録先に対して電子ファイルを登録する際に、電子ファイルを誤った登録先に登録することを抑制できるようにするファイル管理装置及びプログラムを提供する。【解決手段】ファイル管理システムにおいて、ファイル管理装置は、ユーザから電子ファイルの複数の登録先候補が選択される選択画面と、選択画面で選択された複数の登録先候補112を表示し、ユーザから各登録先候補に対して電子ファイル130が割り当てられる割り当て画面102と、を表示する制御を行い、割り当て画面102において、選択画面では表示しない、登録先候補についての詳細情報を表示する制御を行う。【選択図】図6

Description

本発明は、ファイル管理装置およびプログラムに関する。
ユーザにより、電子ファイルを、所望のフォルダやサーバ上のデータベース等に格納(登録)することが行われている。
特許文献1には、ユーザから、コピー元の電子文書の指定と、コピー先としての複数のフォルダの指定と、実行指示とを受け付け、指定されたコピー元の電子文書を、指定された複数のフォルダに一括コピーする文書管理装置が開示されている。
特許文献2には、文書データベースを管理するサーバと、サーバとネットワークを介して接続されるクライアントとを備える文書管理システムにおいて、サーバが、クライアントから複数の文書と一括登録の指示を受信し、受信した複数の文書を一括して文書データベースへ登録することが開示されている。
特開2006-330819号公報 特開2005-275807号公報
ユーザが複数の異なる登録先に対して同一の又は異なる電子ファイルを登録する際に、電子ファイルを誤った登録先に登録することがある。本発明の目的は、ユーザにより複数の異なる登録先に対して電子ファイルが登録される際に、電子ファイルが誤った登録先に登録されることを抑制できるようにすることにある。
請求項1に係る発明は、プロセッサを含み、前記プロセッサは、ユーザから電子ファイルの複数の登録先候補が選択される選択画面と、前記選択画面で選択された複数の登録先候補を表示し、ユーザから各登録先候補に対して電子ファイルが割り当てられる割り当て画面と、を表示する制御を行い、前記割り当て画面において、前記選択画面では表示しない、登録先候補についての詳細情報を表示する制御を行う、ことを特徴とするファイル管理装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のファイル管理装置であって、前記プロセッサは、前記割り当て画面において、登録先候補に割り当て済みの電子ファイルをユーザが選択した際に、選択された電子ファイルの属性情報とプレビュー画面の少なくとも一方を、前記割り当て画面と同時に表示する制御を行う、ことを特徴とするファイル管理装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載のファイル管理装置であって、前記プロセッサは、前記割り当て画面において、ユーザが、登録先候補に割り当て済みの電子ファイルを、他の登録先候補に移動すること、複製すること、および、他の登録先候補に割り当て済みの電子ファイルに置き換えることの少なくとも1つを許可する、ことを特徴とするファイル管理装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のファイル管理装置であって、前記プロセッサは、前記割り当て画面において、一の登録先にすでに登録されている登録済みの電子ファイルを表示させつつ、ユーザが、前記登録済みの電子ファイルを登録先候補に移動することを不許可とする、ことを特徴とするファイル管理装置である。
請求項5に係る発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載のファイル管理装置であって、前記プロセッサは、前記割り当て画面において、ユーザが、一の登録先にすでに登録されている登録済みの電子ファイルを、登録先候補に複製することを許可する、ことを特徴とするファイル管理装置である。
請求項6に係る発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載のファイル管理装置であって、前記プロセッサは、前記選択画面において、複数の登録先候補を、予め定められた文書分類単位で一括してユーザが選択するための選択部を表示する制御を行う、ことを特徴とするファイル管理装置である。
請求項7に係る発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載のファイル管理装置であって、前記登録先候補における登録先は、複数の工程を含む案件の、各工程で作成が予定されている電子ファイルの登録先であって、前記電子ファイルの種類により規定されたものであり、前記プロセッサは、前記選択画面において、案件の各工程に対応づけられた複数の登録先候補を、工程単位でユーザが一括して選択するための選択部を表示する制御を行う、ことを特徴とするファイル管理装置である。
請求項8に係る発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載のファイル管理装置であって、前記登録先候補における登録先は、複数の工程を含む案件の、各工程で作成が予定されている電子ファイルの登録先であって、前記電子ファイルの種類により規定されたものであり、前記プロセッサは、前記選択画面において、工程が共通する複数の案件のそれぞれに対応づけられる同一種類の電子ファイルの登録先候補をユーザが一括して選択するための選択部を表示する制御を行う、ことを特徴とするファイル管理装置である。
請求項9に係る発明は、ユーザから電子ファイルの複数の登録先候補が選択される選択画面と、前記選択画面で選択された複数の登録先候補を表示し、ユーザから各登録先候補に対して電子ファイルが割り当てられる割り当て画面と、を表示する制御を行い、前記割り当て画面において、前記選択画面では表示しない、登録先候補についての詳細情報を表示する制御を行う、ようにコンピュータを機能させるプログラムである。
請求項1、9に係る発明によれば、ユーザにより電子ファイルが誤った登録先に登録されることが抑制される。
請求項2に係る発明によれば、誤った電子ファイルが登録されることが抑制される。
請求項3、5に係る発明によれば、電子ファイルの登録先候補への割り当て作業の効率が高まる。
請求項4に係る発明によれば、登録先からの登録済み電子ファイルの不用意な喪失が防がれる。
請求項6に係る発明によれば、ユーザが各文書分類に属する複数の登録先候補を個別に選択しなくて済む。
請求項7に係る発明によれば、ユーザが案件の各工程に属する複数の登録先候補を個別に選択しなくて済む。
請求項8に係る発明によれば、ユーザが同一の電子ファイルの種類に属する複数の登録先候補を個別に選択しなくて済む。
ファイル管理システムの概略構成図である。 ファイル管理装置の機能ブロック図である。 一覧画面の一例を示す図である。 同一工程の一括選択を説明するための図である。 同一工程の一括選択に対する割り当て画面の表示処理の流れを示すフローチャートである。 同一工程の一括選択に対する登録画面の一例を示す図である。 同一文書の一括選択を説明するための図である。 同一文書の一括選択に対する割り当て画面の表示処理の流れを示すフローチャートである。 同一文書の一括選択に対する登録画面の一例を示す図である。 割り当て画面における登録済み文書ファイルの複製について説明するための図である。
以下、本発明に係る各実施形態について添付図面を確認しながら詳細に説明する。以下で述べる構成は、説明のための例示であって、システム、装置の仕様等に合わせて適宜変更が可能である。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。全ての図面において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
<ファイル管理システムの構成>
図1は、ファイル管理システム10の概略構成図である。ファイル管理システム10は、ファイル管理装置としてのサーバ12と、サーバ12にインターネット等のネットワーク18を介して通信可能に接続される複数のクライアント14とを備える。以下、サーバ12をファイル管理装置12と言う。なお、ネットワーク18は、インターネットに限られず、イントラネット、専用回線など様々な形態を採用可能である。
ファイル管理装置12は、案件に対応づけて文書ファイルを管理し、クライアント14からの要求に応じて、文書ファイルの登録を受け付けると共に、登録済みの文書ファイルをクライアント14に提供するコンピュータである。なお、本実施形態では、ファイル管理装置12が、電子ファイルとしての文書ファイルを管理するが、ファイル管理装置12が管理する電子ファイルは、文書ファイルに限定されない。電子ファイルは、形式を問わず、例えば文書、写真、動画等であってもよい。ファイル管理装置12は、プロセッサ20と記憶装置22とを備える。プロセッサ20は、CPUを含み、ファイル管理装置12にインストールされているプログラムに従って情報処理を実行する。なお、プロセッサ20を、狭義のコンピュータと定義することができる。記憶装置22は、ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスク等であり、プロセッサ20が実行するプログラム、文書データベース(図2参照)などを記憶する。ファイル管理装置12は、WEBサーバとして機能する。
なお、ファイル管理装置12のプロセッサ20が実行するプログラムは、インターネット等のネットワークを介して提供することはもちろん、光ディスクやUSBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。
クライアント14は、ユーザが操作するパーソナルコンピュータ(PC)、タブレット端末、またはスマートフォン等である。クライアント14には、ファイル管理装置12から送信される画面情報を表示するためのWEBブラウザがインストールされている。ユーザは、WEBブラウザを起動して、ファイル管理装置12が提供するWEBページに移動し、そのWEBページでログイン作業を行うことで、ファイル管理装置12が提供する一覧画面(図3参照)と登録画面(図6、9参照)をクライアント14のディスプレイに表示させ、それらの画面上で操作を行う。なお、WEBブラウザに代えて、専用のアプリケーションがクライアント14で使用されてもよい。
<ファイル管理装置の機能構成>
図2は、ファイル管理装置12の機能ブロック図である。プロセッサ20は、記憶装置22に格納されたプログラム(不図示)に従って動作することにより、操作受付部24、一覧画面提供部26、登録画面提供部28、および登録部30として機能する。操作受付部24は、クライアント14からの操作を受け付け、一覧画面提供部26は、クライアント14に一覧画面を提供し、登録画面提供部28は、クライアント14に登録画面を提供し、登録部30は、クライアント14から受け付けた文書ファイルを文書データベース32に登録する。
ファイル管理装置12の記憶装置22には、案件に対応づけて文書ファイルを管理する文書データベース32(以下、文書DB32と言う)が格納されている。文書DB32は、案件情報40と、案件の工程情報42と、案件の文書情報44と、登録済み文書ファイルの対応付け情報46と、登録済み文書ファイル群48とを含む。
ここで、案件とは、複数の工程を含む作業(業務を含む)であり、例えば図3の一覧画面60における「文書管理システム開発」、「ワークフローシステム開発」、「受発注システム開発」などである。案件の工程(以下、ステップとも言う)とは、案件を遂行する際に行われる工程であり、例えば図3の一覧画面60における「計画」、「開発」、「評価」などである。案件の文書とは、案件を遂行する際に各工程で作成が予定されている文書ファイルの種類(以下、文書種類と言う)であり、例えば図3の一覧画面60における「開発計画書」、「基本契約書」、「基本設計書」などである。
文書DB32の案件情報40は、案件ごとに存在し、例えば図3の一覧画面60における「A0001」(プロジェクトID)、「文書管理システム開発」(プロジェクト名)、「富士太郎」(責任者)などの案件に関する情報を対応付けたものである。
文書DB32の案件の工程情報42は、各案件の工程ごとに存在し、例えば図6の登録画面の「ステップ」項目に示す「評価」工程における「田中信二郎」(技術責任者)、「三上哲夫」(事務責任者)、「2019/06/20」(評価開始予定日)、「2019/07/20」(評価完了予定日)などの工程に関する情報を対応付けたものである。
文書DB32の案件の文書情報44は、各案件の各工程で作成が予定される文書種類ごとに存在し、例えば図6の登録画面の「文書情報」項目に示す「テスト計画書」における「田中信二郎」(作成責任者)、「2019/06/20」(作成予定日)などの文書に関する情報を対応付けたものである。
文書DB32の案件情報40、案件の工程情報42、および案件の文書情報44は、一般的に、文書DB32に文書ファイルが登録される前に、例えば各案件のスケジュール検討段階において、ユーザからクライアント14を介して登録される情報である。
文書DB32の登録済み文書ファイル群48は、クライアント14の指示に従って文書DB32に文書ファイルが登録されて、文書DBに格納された文書ファイルの集まりである。文書DB32の登録済み文書ファイルの対応付け情報46は、登録済み文書ファイル群48にある各文書ファイルが、どの案件のどの文書に対応しているのかを示す情報である。
<一覧画面の概要>
次に、一覧画面と登録画面の概要について説明する。図3は、一覧画面60の一例を示す図である。一覧画面60は、文書DB32における文書ファイルの登録状況を示す画面である。また、一覧画面60は、文書DB32に文書ファイルを登録したり、文書DB32から登録済み文書ファイルを読み出したりするための文書ファイルの登録先の選択画面でもある。
<登録先などの定義>
ここで、登録先とは、文書ファイルの格納先または位置付け先の少なくとも一方を意味し、本実施形態では、案件の識別情報(例えば案件名)と文書種類で特定される、文書ファイルの位置付け先である。「登録先に文書ファイルを登録する」とは、文書ファイルを登録先としての格納先に格納すること、または、文書ファイルを登録先としての位置付け先と対応付けることの少なくとも一方を意味し、本実施形態では、文書DBにおいて文書ファイルを案件の識別情報と文書種類に対応付けることである。また、登録先候補とは、登録先のうち、文書ファイルを登録する際の登録先の候補である。一覧画面60は、以降説明する工程単位の一括選択部76または文書単位の一括選択部78によりユーザから文書ファイルの複数の登録先候補が選択される選択画面の一例である。
<登録画面の概要>
登録画面には2つの形態があり、図6、9には、それぞれの形態の登録画面の例が示されている。図6の登録画面100は、一覧画面60において、図4に示すように工程単位の一括選択部76の押下により案件の工程単位で複数の登録先候補が一括選択され、一括登録(一括アップロード)の要求が出された際に表示する画面である。図9の登録画面100Aは、一覧画面60において、図7に示すように文書単位の一括選択部78の押下により文書種類単位で複数の登録先候補が一括選択され、一括登録(一括アップロード)の要求が出された際に表示する画面である。
登録画面100(図6参照)は、割り当てテーブル104を有する割り当て画面102と、ファイル情報表示部114と、プレビュー表示部116とを含む。割り当てテーブル104において、ユーザから複数の登録先候補(図6の割り当て欄112)のそれぞれに対して文書ファイルが割り当てられる。ユーザから各登録先候補に文書ファイルが割り当てられた後、アップロードボタン122が押下されることで、それらの文書ファイルが各登録先候補に登録される。なお、文書ファイルが割り当てられた段階で、文書ファイルが各登録先候補に一時的に登録され、その後、何らかの条件(例えばボタン押下の受け付け、一定時間経過など)により本登録される(すなわち、登録済みの状態となる)ものであってもよい。本実施形態では、割り当て画面102において、一覧画面60では表示しない、登録先候補についての詳細情報(例えば図6の「文書情報」項目の各文書の作成責任者、作成予定日)を表示する点に大きな特徴を有している。登録先候補の詳細情報とは、登録先候補の属性を表す情報であって、選択画面では表示しない情報である。つまり、選択画面からは把握できない、登録先候補の詳細な情報といえる。これにより、ユーザから文書ファイルが誤った登録先候補に割り当てられて、登録されてしまうことが抑制される。
<一覧画面の詳細>
次に、一覧画面60について詳しく説明する。図3に示すように、一覧画面60は、一覧テーブル62を含む。一覧テーブル62は、案件項目64と、工程項目66と、文書項目68と、案件情報欄70と、要素欄72とを含む。案件情報欄70には、一案件に関する情報が横方向に並べられ、各案件が縦方向に並べられている。工程項目66には、案件の各工程の名称が横方向に並べられている。文書項目68には、案件の各工程で作成される文書の名称が工程と対応付けて表示されている。
一覧テーブル62は、各案件を縦方向に並べて縦項目とし、案件で作成される各文書を横方向に並べて横項目としたテーブルであり、テーブルの要素欄72の各要素には、案件と文書に対応する文書ファイルの登録有無が表示される。要素欄72の各要素において、文書ファイルが登録されている場合にはファイルを示すマーク(ファイルマークと言う)が表示され、文書ファイルが登録されていない場合にはファイルマークの輪郭破線が表示される。
一覧テーブル62の形式、案件項目64、工程項目66、および文書項目68は、記憶装置22に格納された一覧画面の定義情報34(図2参照)に定義されている。ファイル管理装置12のプロセッサ20は、一覧画面提供部26として機能し、一覧画面の定義情報34と、文書DB32の案件情報40および登録済み文書ファイルの対応付け情報46とを用いて、一覧テーブル62を生成し、クライアント14のディスプレイに提供する。
一覧画面提供部26は、文書DB32の案件情報40のうち、一覧画面の定義情報34に定義された一覧テーブル62の案件項目64に対応する情報を、案件情報欄70に表示する。また、一覧画面提供部26は、文書DB32の登録済み文書ファイルの対応付け情報46を用いて、一覧テーブル62の要素欄72を表示する。具体的には、一覧画面提供部26は、文書DB32の登録済み文書ファイルの対応付け情報46において、文書ファイルとの対応付けが無い、案件の文書(登録先)は未登録とし、文書ファイルとの対応付けが有る、案件の文書(登録先)は登録済みとして、一覧テーブル62の要素欄72を生成した上で、それを表示する。
一覧テーブル62は、案件の工程単位で複数の文書を一括選択するための工程単位の一括選択部76と、同一種類の文書単位で複数の文書を一括選択するための文書単位の一括選択部78とを含む。工程単位の一括選択部76は、大小符号を2つ重ねたようなマークを有するボタンであり、各案件の工程ごとに設けられている。文書単位の一括選択部78は、大小符号を2つ重ねて90度回転させたようなマークを有するボタンであり、文書単位で設けられている。以降、まず、工程単位の一括選択部76が押下された場合の処理について説明し、その後、文書単位の一括選択部78が押下された場合の処理について説明する。
<工程単位の一括選択>
ファイル管理装置12のプロセッサ20は、操作受付部24として機能し、クライアント14からの操作を受け付ける。ユーザが、一覧テーブル62の工程単位の一括選択部76をマウスカーソルなどで押下することにより、図4の角丸四角で囲って示すように、押下された工程単位の一括選択部76に対応する、複数の文書が一括で選択される。ユーザによる工程単位の一括選択部76の押下を受けて、一覧画面提供部26は、図4に示すようにポップアップウィンドウ80を表示する。
ポップアップウィンドウ80は、一括ダウンロード(一括読み出し)ボタン82と、一括アップロード(一括登録)ボタン84とを含む。ユーザが、一括ダウンロードボタン82を、マウスカーソルなどで押下することにより、一覧テーブル62の工程単位の一括選択部76により選択された複数の文書の中の、一または複数の登録済み文書ファイル(文書DB32にある登録済み文書ファイル)がクライアント14に読み出される。
一方、ユーザが、ポップアップウィンドウ80の一括アップロードボタン84を、マウスカーソルなどで押下することにより、クライアント14のディスプレイに、図6に示すような登録画面が表示される。以下、図6の登録画面を、工程単位の一括選択に対応する登録画面とも言う。
なお、ポップアップウィンドウ80は、工程情報テーブル86を含む。工程情報テーブル86は、一覧テーブル62の工程単位の一括選択部76により選択された、案件の工程(以下、被選択工程と言う)に関する情報を表したテーブルである。図4の工程情報テーブル86には、案件:A0002(プロジェクトID)の評価工程に関する情報として、「技術責任者」、「事務責任者」、「評価開始予定日」、「評価完了予定日」が表されている。これらの情報は、一覧画面提供部26が文書DB32の案件の工程情報42から読み出して、表示したものである。
なお、工程情報テーブル86の「状態」の項目は、被選択工程が実行中であるか否かを示すものであり、例えば、現在の日付が、被選択工程の情報における評価開始予定日~評価完了予定日の範囲内にあれば実行中と表示し、そうでなければ非実行中と表示する。また、工程情報テーブル86の「ステータス」の項目は、被選択工程が予定通り進んでいればGREENと示し、そうでなければRED等と示すものであり、例えば、現在の日付が、被選択工程の情報における評価完了予定日を徒過しており、かつ、被選択工程に属する複数の文書のうち、文書DB32に登録されていない文書ファイルがある場合には「RED」と表示し、そうでなければ「GREEN」と表示する。
<工程単位の一括選択に対応する登録画面>
次に、工程単位の一括選択に対応する登録画面について詳しく説明する。図6に示すように、登録画面100は、割り当てテーブル104を有する割り当て画面102と、ファイル情報表示部114と、プレビュー表示部116とを含む。割り当てテーブル104は、案件情報欄106と、ステップ(工程)情報欄108と、文書情報欄110と、割り当て欄112とを含む。割り当てテーブル104の形式および項目は、記憶装置22に格納された登録画面の定義情報36(図2参照)に定義されている。
ここで、割り当てテーブル104を表示するためのファイル管理装置12のプロセッサ20の動作について説明する。図5は、割り当てテーブル104を表示するためにファイル管理装置12のプロセッサ20が行う処理の流れを示すフローチャートである。
図5のS100で、プロセッサ20は、操作受付部24と機能し、一覧テーブル62(図4参照)において、登録先候補として案件i、文書j~(j+n)の選択を受け付ける。これは、図4において、工程単位の一括選択部76が押下されて、ポップアップウィンドウ80で、一括アップロードボタン84が押下された際の処理である。ここで、案件iは、一覧テーブル62(図3参照)の案件情報欄70に示される各案件を上から順番に番号付けした際のi番目の案件を指し、文書jは、一覧テーブル62の文書項目68に示される各文書を左から順番に番号付けした際のj番目の文書を指し、文書j~(j+n)はn個の文書(登録先候補)を指す。
次に、S102で、プロセッサ20は、登録画面提供部28として機能し、文書DB32の案件情報40から案件iの詳細情報を取得する。取得された詳細情報は、割り当てテーブル104(図6参照)の案件情報欄106に表示される。なお、図5のフローは、登録画面提供部28が、S102~S108の各ステップで情報を取得した後、S110で、取得された各情報を用いて割り当てテーブル104を生成し、表示する形態である。
次に、S104で、登録画面提供部28は、文書DB32の案件の工程情報42から、案件iにおける文書j~(j+n)が属する工程の詳細情報を取得する。取得された詳細情報は、割り当てテーブル104のステップ情報欄108に表示される。
次に、S106で、登録画面提供部28は、文書DB32の案件の文書情報44から、案件iにおける文書j~(j+n)のそれぞれの詳細情報を取得する。取得された詳細情報は、割り当てテーブル104の文書情報欄110に表示される。なお、文書情報欄110には、図6に示すように、各文書の詳細情報が縦方向に並べられて表示される。
次に、S108で、登録画面提供部28は、文書DB32の登録済み文書ファイルの対応付け情報46から、案件iにおける文書j~(j+n)のうち、文書DB32に登録済みの文書ファイルのファイル名を取得する。取得されたファイル名は、割り当てテーブル104の割り当て欄112に表示される。なお、割り当て欄112には、文書情報欄110の各文書に対応させて登録済み文書ファイルのファイル名が表示される。なお、図6の割り当てテーブル104には、割り当て欄112に登録済み文書ファイルのファイル名を表示した例が示されておらず、同図には、割り当て欄112に割り当て済み文書ファイル(後述)のファイル名を表示した例が示されている。割り当て済み文書ファイルは、登録済みの状態ではない文書ファイルである。割り当て欄112に登録済み文書ファイルのファイル名を表示した例は、図9の割り当てテーブル104Aに示されており、同図おいて「基本契約書_k1.doc」がそれである。同図のように、登録済み文書ファイル(基本契約書_k1.doc)と、割り当て済み文書ファイル(契約_k3.doc)との違いが分かるように、ファイル名を取り囲む四角の形態を異ならせている。具体的には、角が直角の四角で囲われたファイル名は、登録済み文書ファイルのファイル名であり、角が丸形の四角で囲われたファイル名は、割り当て済み文書ファイルのファイル名である。
次に、図5のS110で、登録画面提供部28は、登録画面の定義情報36(図2参照)と、S102~S108で取得された各情報とを用いて、割り当てテーブル104を生成し、それをクライアント14のディスプレイに提供する。以上が、図5のフローの説明である。
図6の割り当てテーブル104において、ユーザは、文書ファイルの登録を望む、文書(登録先候補)の割り当て欄112に、クライアント14に記憶されている文書ファイルを、例えばドラッグアンドドロップにより割り当てる。割り当て欄112に割り当てられた文書ファイルは、割り当て済み文書ファイルであり、割り当て欄112には、割り当て済み文書ファイルのファイル名が表示される。図6において「テスト計画書.doc」がそれである。
ここで、割り当て画面102には、一覧画面60には表示されていなかった、文書(登録先候補)についての詳細情報が表示されている。図6において、案件情報欄106における「プロジェクト予算」、「製品発表予定日」、ステップ情報欄108における「技術責任者」、「事務責任者」、「評価開始予定日」、「評価完了予定日」、文書情報欄110の各文書における「作成責任者」、「作成予定日」が詳細情報である。なお、図3の一覧画面60には、案件(プロジェクト)の「責任者」、「完了予定日」といった案件の詳細情報が表示されているが、例えば一覧画面60において要素欄72を広く表示するような場合には、このような詳細情報は一覧画面60では表示されず、割り当て画面102のみに表示されることになる。
ユーザは、割り当てテーブル104に表示された各登録先候補の詳細情報を確認しながら、割り当てテーブル104の各登録先候補の割り当て欄112に文書ファイルを割り当てることができるため、文書ファイルが誤った登録先候補に割り当てられることが抑制される。
割り当てテーブル104の文書情報欄110の各文書(各登録先候補)に対応させて、ユーザが割り当て欄112に文書ファイルを割り当てると、それらの文書ファイルのそれぞれは、仮文書ファイルとして、ファイル管理装置12の記憶装置22の一時的な記憶領域38(図2参照)に格納される。図2の記憶装置22における仮文書ファイル群52は、仮文書ファイル56の集まりを表している。仮文書ファイル56が一時的な記憶領域38に格納されると、仮文書ファイル56がどの案件のどの文書に対応しているのかを示す、仮文書ファイルの対応付け情報50が生成され、一時的な記憶領域38に格納される。
その後、ユーザが、図6の登録画面100にあるアップロードボタン122をマウスカーソル等で押下すると、割り当て欄112に割り当てられた各文書ファイルが文書DB32に登録されることになる。これは、ファイル管理装置12のプロセッサ20が、登録部30として機能し、一時的な記憶領域38に格納されている仮文書ファイルを、文書DB32に移動させて登録済み文書ファイル群48の一部とすると共に、一時的な記憶領域38に格納されている仮文書ファイルの対応付け情報50を、文書DB32に移動させて登録済み文書ファイルの対応付け情報46の一部とすることで実現される。
上記したように、登録画面100は、割り当て画面102の他、ファイル情報表示部114と、プレビュー表示部116とを含む。ファイル情報表示部114は、割り当てテーブル104の割り当て欄112に配置された、割り当て済み文書ファイルまたは登録済み文書ファイルを、ユーザがマウスカーソルなどで押下した際に、押下された文書ファイル(以下、被選択文書ファイルと言う)の属性情報を表示する部分である。ここで、電子ファイルの属性情報とは、電子ファイルの属性を表す情報であり、例えば、電子ファイルの更新日時、更新者、サイズ、作成日時、作成者などである。文書ファイルの場合は、ページ数、単語数なども属性情報になり得るし、動画ファイルの場合は、長さなども属性情報になり得る。
プレビュー表示部116は、割り当てテーブル104の割り当て欄112に配置された、割り当て済み文書ファイルまたは登録済み文書ファイルを、ユーザがマウスカーソルなどで押下した際に、被選択文書ファイルのプレビュー画面を表示する部分である。
登録画面提供部28は、被選択文書ファイルが割り当て済み文書ファイルである場合には、記憶装置22の一時的な記憶領域38にある、被選択文書ファイルである仮文書ファイルの中の属性情報とファイル本体(またはサムネイル)とを読み出す。そして、登録画面提供部28は、読み出された属性情報をファイル情報表示部114に表示すると共に、読み出されたファイル本体(またはサムネイル)に基づいてプレビュー表示部116にプレビュー画面を表示する。これにより、ユーザは、登録画面100で、割り当て済み文書ファイルをマウスカーソル等で押下することで、その文書ファイルの属性情報とプレビュー画面とを確認することができ、誤った文書ファイルが登録先候補に割り当てられて、登録されることが抑制される。
また、登録画面提供部28は、被選択文書ファイルが登録済み文書ファイルである場合には、文書DB32にある、被選択文書ファイルである文書ファイルの中の属性情報とファイル本体(またはサムネイル)とを読み出す。そして、登録画面提供部28は、読み出された属性情報をファイル情報表示部114に表示すると共に、読み出されたファイル本体(またはサムネイル)に基づいてプレビュー表示部116にプレビュー画面を表示する。このようにすれば、ユーザにより登録済み文書ファイルについての詳細が確認される。
なお、図6に示すように、ファイル情報表示部114にページ送りボタン118を設けて、ページ送りボタン118が押下されるたびに、ファイル情報表示部114に、文書ファイルの異なる属性情報が順次表示されるようにてしもよい。また、同図に示すように、プレビュー表示部116にページ送りボタン120を設けて、ページ送りボタン120が押下されるたびに、文書ファイルの異なるページが順次表示されるようにしてもよい。なお、本実施形態では、ファイル情報表示部114とプレビュー表示部116の両方を設けているが、それらの一方のみを設ける形態であってもよい。
<文書単位の一括選択>
次に、文書単位の一括選択部78(図7参照)が押下された場合の処理について説明する。ユーザが、文書単位の一括選択部78をマウスカーソルなどで押下することにより、図7の角丸四角で囲って示すように、押下された文書単位の一括選択部78に対応する、複数の文書が一括で選択される。ユーザによる文書単位の一括選択部78の押下を受けて、一覧画面提供部26は、図7に示すようにポップアップウィンドウ90を表示する。
ポップアップウィンドウ90は、一括ダウンロード(一括読み出し)ボタン92と、一括アップロード(一括登録)ボタン94とを含む。ユーザが、一括ダウンロードボタン92を、マウスカーソルなどで押下することにより、文書単位の一括選択部78により選択された複数の文書の中の、一または複数の登録済み文書ファイル(文書DB32にある登録済み文書ファイル)がクライアント14に読み出される。
一方、ユーザが、ポップアップウィンドウ90の一括アップロードボタン94を、マウスカーソルなどで押下することにより、クライアント14のディスプレイに、図9の登録画面100Aが表示される。なお、図9には、図示の都合上、図7の文書単位の一括選択部78で選択される5つの文書のうち、上側の3つの文書に関する割り当てテーブル104Aが示されている。以下、図9の登録画面100Aを、文書単位の一括選択に対応する登録画面100Aとも言う。
<文書単位の一括選択に対応する登録画面>
次に、文書単位の一括選択に対応する登録画面100A(図9)について詳しく説明する。図9の登録画面100Aは、工程単位の一括選択に対応する登録画面(図6)に対して、割り当てテーブル104Aが案件を跨いだ複数の文書に関するものである点で異なるが、その他の点では同様のものである。以下、図9の登録画面100Aの説明において、図6の登録画面100と共通する点については適宜、説明を省略する。
図8は、図9の登録画面100Aに含まれる割り当てテーブル104Aを表示するためにファイル管理装置12のプロセッサ20が行う処理の流れを示すフローチャートである。
図8のS200で、プロセッサ20は、操作受付部24と機能し、一覧テーブル62(図7参照)において、登録先候補として、案件1~m、文書jの選択を受け付ける。これは、図7において、文書単位の一括選択部78が押下されて、ポップアップウィンドウ90で、一括アップロードボタン94が押下された際の処理である。ここで、案件1は、一覧テーブル(図7参照)の案件情報欄70の一番上の案件を指し、案件mは、案件情報欄70の上からm番目の案件を指し、文書jは、一覧テーブル62の文書項目68に示される各文書を左から番号付けした際のj番目の文書を指し、案件1~m、文書jはm個の文書(登録先候補)を指す。
次に、S202で、プロセッサ20は、登録画面提供部28として機能し、文書DB32の案件情報40から案件1~mのそれぞれの詳細情報を取得する。取得された詳細情報は、割り当てテーブル104A(図9参照)の案件情報欄106に表示される。なお、案件情報欄106には、図9に示すように、各案件の詳細情報が縦方向に並べられて表示される。なお、図8のフローは、図5のフローと同様に、登録画面提供部28が、S202~S208の各ステップで情報を取得した後、S210で、取得された各情報を用いて割り当てテーブル104Aを生成し、表示する形態である。
次に、S204で、登録画面提供部28は、文書DB32の案件の工程情報42から、案件1~mにおける文書jのそれぞれが属する工程の詳細情報を取得する。取得された詳細情報は、割り当てテーブル104Aのステップ情報欄108に表示される。なお、ステップ情報欄108には、案件情報欄106の各案件に対応させて、工程の詳細情報が表示される。
次に、S206で、登録画面提供部28は、文書DB32の案件の文書情報44から、案件1~mにおける文書jのそれぞれの詳細情報を取得する。取得された詳細情報は、割り当てテーブル104Aの文書情報欄110に表示される。なお、文書情報欄110には、案件情報欄106の各案件に対応させて、各文書の詳細情報が表示される。
次に、S208で、登録画面提供部28は、文書DB32の登録済み文書ファイルの対応付け情報46から、案件1~mにおける文書jのうち、文書DB32に登録済みの文書ファイルのファイル名を取得する。取得されたファイル名は、割り当てテーブル104Aの割り当て欄112に表示される。なお、割り当て欄112には、文書情報欄110の各文書に対応させて登録済み文書ファイルのファイル名が表示される。図9において、「基本契約書_k1.doc」が登録済み文書ファイルである。
次に、図8のS210で、登録画面提供部28は、登録画面の定義情報36(図2参照)と、S202~S208で取得された各情報とを用いて、割り当てテーブル104Aを生成し、それをクライアント14のディスプレイに提供する。以上が、図8のフローの説明である。
図9の割り当てテーブル104Aにおいて、ユーザが、文書ファイルの登録を望む、文書(登録先候補)の割り当て欄112に、クライアント14に記憶されている文書ファイルを、例えばドラッグアンドドロップにより割り当てる点は、図6の割り当てテーブル104と同様である。図9において、「契約_k3.doc」が割り当て済み文書ファイルである。
図9の割り当て画面102Aにおいても、図6の割り当て画面102と同様に、一覧画面60には表示されていなかった、文書(登録先候補)についての詳細情報が表示されている。図9において、ステップ情報欄108における「計画責任者」、「計画日」、文書情報欄110の各文書における「作成責任者」、「作成予定日」が詳細情報である。図9の割り当て画面102Aにおいても、ユーザは、割り当てテーブル104Aに表示された各詳細情報を確認しながら、割り当てテーブル104の各登録先候補の割り当て欄112に文書ファイルを割り当てることができるため、文書ファイルが誤った登録先候補に割り当てられることが抑制される。ユーザが、図9の登録画面100Aにあるアップロードボタン122をマウスカーソル等で押下すると、割り当て欄112に割り当てられた各文書ファイルが文書DB32に登録されることになる。
なお、ユーザの割り当て欄112への文書ファイルの割り当てに伴って、仮文書ファイル56と、仮文書ファイルの対応付け情報50とを一時的な記憶領域38(図2参照)へ格納する点と、登録画面100Aのアップロードボタン122の押下に伴って、一時的な記憶領域38に格納されている仮文書ファイル56と、仮文書ファイルの対応付け情報50とを文書DB32に移動させる点と、ユーザが、登録画面100Aで、割り当て済み文書ファイル130または登録済み文書ファイル132をマウスカーソル等で押下することで、文書ファイルの属性情報がファイル情報表示部114に表示され、文書ファイルのプレビュー画面がプレビュー表示部116に表示される点とは、図6の登録画面100と同じである。
次に、割り当てテーブルの割り当て欄112における、文書ファイルの移動、複製、および置き換えについて説明する。なお、ここで説明する形態は、図6、9の両方の割り当てテーブル104、104Aに適用可能なものである。
図10には、割り当てテーブル104Aの割り当て欄112に配置された登録済み文書ファイル132を、別の登録先の割り当て欄112に、複製する様子が示されている。同図のように、登録済み文書ファイル132をドラッグアンドドロップすることで、確認ウィンドウ140が表示され、確認ウィンドウ140内の複製ボタン142を押下することで、ドロップ先の割り当て欄112に、登録済み文書ファイル132が複製される。この場合、ドロップ先の割り当て欄112には、割り当て済み文書ファイルとしてファイル名が表示される。このように、割り当て画面102Aにおいて、ユーザが、一の登録先にすでに登録されている登録済み文書ファイルを、文書ファイルが登録されていない登録先(登録先候補)に複製することを許可するとよい。これにより、登録済み文書ファイル132をクライアント14に一旦読み出して、割り当てテーブル104Aの割り当て欄112に割り当てる場合に比べて、割り当て欄112への文書ファイルの割り当て作業の効率が高まる。
一方、割り当てテーブル104Aの割り当て欄112に配置された登録済み文書ファイル132を、ドラッグアンドドロップなどにより、文書ファイルが登録されていない登録先(登録先候補)の割り当て欄112に移動することを不許可にするとよい。このようにすれば、登録済み文書ファイル132が登録先から不用意に喪失することが防がれる。なお、本実施形態では、ある登録先の割り当て欄112に配置された割り当て済み文書ファイル130を、他の登録先の割り当て欄112に配置された登録済み文書ファイル132で置き換えることを不許可としている。
また、割り当てテーブル104Aの割り当て欄112に配置された割り当て済み文書ファイル130(元文書ファイルと言う)を、ドラッグアンドドロップなどにより、別の登録先候補の割り当て欄112に移動すること、複製すること、および、別の登録先候補の割り当て欄112に配置された割り当て済み文書ファイルを、元文書ファイルで置き換えることを許可してもよい。このようにすれば、クライアント14に記憶されている文書ファイルを割り当て欄112に割り当てることにより、文書ファイルがクライアント14からファイル管理装置12に送信される場合に比べて、割り当て欄112への文書ファイルの割り当て作業の効率が高まる。
なお、上記からも分かるが、割り当てテーブル104Aにおいて、複数の登録先候補に対して複数の異なる文書ファイルが割り当てられる場合のほか、複数の登録先候補に対して、同一の文書ファイルが割り当てられる場合もあり得る。
<他の実施形態>
次に、他の実施形態について説明する。以上説明した実施形態では、一覧テーブル62(図3参照)が、工程単位の一括選択部76と文書単位の一括選択部78とを有していたが、一覧テーブル62が、予め定められた文書分類単位で複数の文書を一括選択するための一括選択部を有してもよい。文書分類とは、例えば、契約書、設計書、仕様書等の文書の種類を意味する。「文書分類単位で複数の文書を一括選択する」とは、例えば、設計書という名称が付く文書を一括で選択することを意味している。このようにすれば、ユーザが同一分類の文書(例えば設計書と名称が付く文書)を一括して選択して、登録画面でそれらの文書ファイルをまとめて登録することができる。
また、以上説明した実施形態では、データベースに文書ファイルを格納するものであった。しかし、登録先としてのフォルダに、文書ファイルを登録(格納)する形態であってもよい。例えば、ファイル管理装置12のプロセッサ20は、多数のフォルダを表示し、その中から登録先候補として複数のフォルダの選択をユーザから受ける選択画面を提供すると共に、選択画面で選択された複数のフォルダ(登録先候補)を表示し、ユーザから複数のフォルダ(登録先候補)のそれぞれに対して文書ファイルが割り当てられる割り当て画面を提供する。この際、プロセッサ20は、割り当て画面において、選択画面では表示しない、登録先候補としてのフォルダについての詳細情報を表示する。フォルダについての詳細情報とは、例えば、フォルダの属性情報(作成日時、更新日時、サイズなど)、フォルダに格納されているファイルの数、ファイルの種類などである。このようにすれば、文書ファイルが誤ったフォルダに登録(格納)されることが抑制される。
また、以上説明した実施形態では、ファイル管理装置12が、クライアント14のディスプレイに、一覧画面と登録画面とを表示させた。しかし、ファイル管理装置12が、自身のディスプレイに一覧画面と登録画面とを表示させ、ユーザがファイル管理装置12の入力装置(マウス、キーボード等)により、それらの画面上の操作を行うとしてもよい。
上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU: Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
10 ファイル管理システム、12 ファイル管理装置(サーバ)、14 クライアント、18 ネットワーク、20 プロセッサ、22 記憶装置、24 操作受付部、26 一覧画面提供部、28 登録画面提供部、30 登録部、32 文書データベース(文書DB)、34 一覧画面の定義情報、36 登録画面の定義情報、38 一時的な記憶領域、40 案件情報、42 案件の工程情報、44 案件の文書情報、46 登録済み文書ファイルの対応付け情報、48 登録済み文書ファイル群、50 仮文書ファイルの対応付け情報、52 仮文書ファイル群、54 文書ファイル、56 仮文書ファイル、60 一覧画面、62 一覧テーブル、64 案件項目、66 工程項目、68 文書項目、70 案件情報欄、72 要素欄、76 工程単位の一括選択部、78 文書単位の一括選択部、80 ポップアップウィンドウ、82 一括ダウンロードボタン、84 一括アップロードボタン、86 工程情報テーブル、90 ポップアップウィンドウ、92 一括ダウンロードボタン、94 一括アップロードボタン、100,100A 登録画面、102,102A 割り当て画面、104,104A 割り当てテーブル、106 案件情報欄、108 ステップ情報欄、110 文書情報欄、112 割り当て欄、114 ファイル情報表示部、116 プレビュー表示部、118,120 ページ送りボタン、122 アップロードボタン、130 割り当て済み文書ファイル(文書ファイル,電子ファイル)、132 登録済み文書ファイル、140 確認ウィンドウ、142 複製ボタン。

Claims (9)

  1. プロセッサを含み、
    前記プロセッサは、
    ユーザから電子ファイルの複数の登録先候補が選択される選択画面と、
    前記選択画面で選択された複数の登録先候補を表示し、ユーザから各登録先候補に対して電子ファイルが割り当てられる割り当て画面と、を表示する制御を行い、
    前記割り当て画面において、前記選択画面では表示しない、登録先候補についての詳細情報を表示する制御を行う、
    ことを特徴とするファイル管理装置。
  2. 請求項1に記載のファイル管理装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記割り当て画面において、登録先候補に割り当て済みの電子ファイルをユーザが選択した際に、選択された電子ファイルの属性情報とプレビュー画面の少なくとも一方を、前記割り当て画面と同時に表示する制御を行う、
    ことを特徴とするファイル管理装置。
  3. 請求項1または2に記載のファイル管理装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記割り当て画面において、ユーザが、登録先候補に割り当て済みの電子ファイルを、他の登録先候補に移動すること、複製すること、および、他の登録先候補に割り当て済みの電子ファイルに置き換えることの少なくとも1つを許可する、
    ことを特徴とするファイル管理装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のファイル管理装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記割り当て画面において、一の登録先にすでに登録されている登録済みの電子ファイルを表示させつつ、ユーザが、前記登録済みの電子ファイルを登録先候補に移動することを不許可とする、
    ことを特徴とするファイル管理装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のファイル管理装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記割り当て画面において、ユーザが、一の登録先にすでに登録されている登録済みの電子ファイルを、登録先候補に複製することを許可する、
    ことを特徴とするファイル管理装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のファイル管理装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記選択画面において、複数の登録先候補を、予め定められた文書分類単位で一括してユーザが選択するための選択部を表示する制御を行う、
    ことを特徴とするファイル管理装置。
  7. 請求項1から5のいずれか一項に記載のファイル管理装置であって、
    前記登録先候補における登録先は、複数の工程を含む案件の、各工程で作成が予定されている電子ファイルの登録先であって、前記電子ファイルの種類により規定されたものであり、
    前記プロセッサは、
    前記選択画面において、案件の各工程に対応づけられた複数の登録先候補を、工程単位でユーザが一括して選択するための選択部を表示する制御を行う、
    ことを特徴とするファイル管理装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のファイル管理装置であって、
    前記登録先候補における登録先は、複数の工程を含む案件の、各工程で作成が予定されている電子ファイルの登録先であって、前記電子ファイルの種類により規定されたものであり、
    前記プロセッサは、
    前記選択画面において、工程が共通する複数の案件のそれぞれに対応づけられる同一種類の電子ファイルの登録先候補をユーザが一括して選択するための選択部を表示する制御を行う、
    ことを特徴とするファイル管理装置。
  9. ユーザから電子ファイルの複数の登録先候補が選択される選択画面と、
    前記選択画面で選択された複数の登録先候補を表示し、ユーザから各登録先候補に対して電子ファイルが割り当てられる割り当て画面と、を表示する制御を行い、
    前記割り当て画面において、前記選択画面では表示しない、登録先候補についての詳細情報を表示する制御を行う、
    ようにコンピュータを機能させるプログラム。
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