JP2022051842A - 電機子 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、電機子鉄心の組立時における絶縁部材の分割コアのコアバック部間への噛み込みによる組立不良の発生を抑制でき、かつスロットの底部における絶縁部材のまくり上げによる占積率の低下を防止できる電機子を得る。【解決手段】隣り合う分割コアのティース間に形成されるスロット内に装着される絶縁部材は、上記スロットを形成する一方のティースの側面に沿って設けられる第1絶縁部材と、上記スロットを形成する他方のティースの側面、上記スロットの底部、および上記一方のティースの側面に沿って設けられ、上記一方のティースの側面上で上記第1絶縁部材と周方向に重なっている第2絶縁部材と、を有している。【選択図】図6

Description

この発明は、電動機、発電機などの回転電機の電機子に関する。
近年、電動機、発電機などの回転電機には、小型高出力化が求められている。高出力化の方法としては高電圧化があり、回転電機の絶縁性能を確保することの重要性が高まっている。一方、積層鉄心の材料歩留まりを向上させる方法として、ティースが円弧状のコアバック部の内周面から突出する分割コアを、円環状に配列して電機子鉄心を構成する方法があった。
分割コアを円環状に配列して電機子鉄心を構成する構造において、分割コア毎に設けられる絶縁部材のそれぞれは、スロットの径方向の最深部である底部に設けられる、周方向一方側に向けて分割コアの周方向端まで延びる第1の周方向突出部と、周方向他方側に向けて分割コアの周方向端を超えて延びる第2の周方向突出部と、を有している。そして、各絶縁部材のそれぞれは、第1の周方向突出部が、周方向一方側に隣接する絶縁部材の第2の周方向突出部と径方向で重なり、かつ第2の周方向突出部が、周方向他方側に隣接する絶縁部材の第1の周方向突出部と径方向で重なって、絶縁性を確保していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-187856号公報
複数の分割コアから構成される電機子鉄心は、例えば、互いに離間して円環状に配列された分割コアを同時に径方向内方に移動させ、隣り合う分割コアのコアバック部の側面同士を突き合わせて、組み立てられる。
特許文献1による従来の電機子鉄心では、一方の分割コアに設けられる絶縁部材は、スロットの底部に設けられる、周方向一方側に向けて分割コアの周方向端まで延びる第1の周方向突出部を有している。また、他方の分割コアに設けられる絶縁部材は、スロットの底部に設けられる、周方向他方側に向けて分割コアの周方向端を超えて延びる第2の周方向突出部を有している。そこで、互いに離間して円環状に配列された分割コアを同時に径方向内方に移動させる過程で、第2の周方向突出部の先端部が第1周方向突出部の先端部に当たる。このとき、第2の周方向突出部が、径方向外方に曲げられて、隣り合う分割コアのコアバック部間に噛み込まれ、組立不良が生じるという課題があった。また、第2の周方向突出部の先端部が、第1の周方向突出部の下に入り込み、第1の周方向突出部をまくり上げてしまい、占積率が低下するという課題もあった。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、電機子鉄心の組立時における分割コアのコアバック部間への絶縁部材の噛み込みによる組立不良の発生を抑制でき、かつスロットの底部における絶縁部材のまくり上げによる占積率の低下を防止できる電機子を得ることを目的とする。
この発明による電機子の製造方法は、電機子巻線が装着される電機子鉄心を備え、上記電機子鉄心は、分割コアを円環状に配列して構成され、上記分割コアのそれぞれは、円弧状のコアバック部、および上記コアバック部の内周面から径方向内方に突出する、少なくとも1本のティースを有し、絶縁部材が、隣り合う上記ティースの間に形成されるスロット内に装着されており、上記絶縁部材のなかの、隣り合う上記分割コアの上記ティース間に形成される上記スロット内に装着される絶縁部材は、上記スロットを形成する一方のティースの側面に沿って設けられる第1絶縁部材と、上記スロットを形成する他方のティースの側面、上記スロットの底部、および上記一方のティースの側面に沿って設けられ、上記一方のティースの側面上で上記第1絶縁部材と周方向に重なっている第2絶縁部材と、を有し、上記第1絶縁部材が上記一方のティースの側面に固着され、上記第2絶縁部材が上記他方のティースの側面に固着されている電機子の製造方法であって、上記第1絶縁部材を各上記ティースの一方の側面に固着する工程と、上記第2絶縁部材を各上記ティースの他方の側面に固着する工程と、上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材とが固着された上記分割コアを上記各ティースが径方向内方に向かうように、かつ互いに離間させて、円環状に配列させる工程と、隣り合う上記コアバック部の周方向側面同士を突き合わせる工程と、を備え上記第2絶縁部材を各上記ティースの他方の側面に固着する工程では、上記第2絶縁部材の一部が突出部として上記コアバック部に沿って突出するように上記第2絶縁部材を各上記ティースの他方の側面に固着させるとともに、上記突出部の長さが上記スロットの底部の周方向長さより長くなるように固着する。
この発明によれば、第1絶縁部材は、一方のティースの側面を超えてコアバック部側に突出していない。第2絶縁部材は、他方のティースの側面からコアバック部を超えて突出している。そこで、電機子鉄心の組立時に、第2絶縁部材の他方のティースの側面からコアバック部を超えて突出する部分の先端部は、第1絶縁部材に当たることなく、一方のティースの側面に到達する。これにより、第2絶縁部材の先端側が隣り合う分割コアのコアバック部間に噛み込まれるという組立不良の発生が抑制される。さらに、第2絶縁部材がスロットの底部で第1絶縁部材をまくり上げることに起因する占積率の低下はない。
この発明の実施の形態1に係る回転電機を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の要部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る電機子を示す端面図である。 図3のA部拡大図である。 この発明の実施の形態1に係る電機子鉄心を構成する分割コアを示す端面図である。 この発明の実施の形態1に係る電機子における絶縁部材の構成を説明する端面図である。 この発明の実施の形態1に係る電機子における電機子鉄心の内側コアの組み立て方法を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る電機子における電機子鉄心の内側コアの組み立て方法を説明する図である。 この発明の実施の形態3に係る電機子における電機子鉄心の内側コアを構成する分割コアを示す端面図である。 この発明の実施の形態4に係る電機子における電機子鉄心の内側コアの組立方法を説明する図である。 この発明の実施の形態5に係る電機子における電機子鉄心の内側コアの組立方法を説明する図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る回転電機を示す断面図、図2は、この発明の実施の形態1に係る回転電機の要部を示す斜視図、図3は、この発明の実施の形態1に係る電機子を示す端面図、図4は、図3のA部拡大図、図5は、この発明の実施の形態1に係る電機子鉄心を構成する分割コアを示す端面図、図6は、この発明の実施の形態1に係る電機子における絶縁部材の構成を説明する端面図である。
図1および図2において、回転電機100は、有底円筒状のフレーム2およびフレーム2の開口を塞口するブラケット3を有するハウジング1と、取付部12に形成されたボルト挿通穴15に通されたボルト9によりブラケット3に締着固定されて、フレーム2の円筒部の内部に配置された電機子10と、フレーム2の底部およびブラケット3にベアリング4を介して回転可能に支持された回転軸6に固着されて、電機子10の内周側に回転可能に配設された回転子5と、を備えている。
回転子5は、軸心位置に挿通された回転軸6に固着された回転子鉄心7と、回転子鉄心7の外周面側に埋設されて周方向に等ピッチで配列され、磁極を構成する永久磁石8と、を備えた永久磁石型回転子である。なお、回転子5は、永久磁石式回転子に限定されず、絶縁しない回転子導体を、回転子鉄心のスロットに収納して、両側を短絡環で短絡したかご形回転子や、絶縁した導体線を回転子鉄心のスロットに装着した巻線形回転子を用いてもよい。
つぎに、電機子10の構成について、図3から図6を参照しつつ、具体的に説明する。なお、説明の便宜上、回転軸6の軸方向を軸方向、回転軸6の半径方向を径方向、回転軸6の軸心を中心とする回転方向を周方向とする。
電機子10は、図3および図4に示されるように、電機子鉄心11と、電機子鉄心11に装着された電機子巻線20と、電機子巻線20と電機子鉄心11とを絶縁する絶縁部材50と、を備える。ここで、説明の便宜上、回転子5の極数を8、電機子鉄心11のスロット数を48、電機子巻線20を三相巻線とする。すなわち、スロットは、毎極毎相当たり2個の割合で電機子鉄心11に形成されている。
電機子鉄心11は、円環状の内側コア30と、内側コア30を収納、保持する円環状の外側コア40と、から構成される。外側コア40は、鉄系材料により円筒形に作製されている。取付部12が、外側コア40の外周面に一体に、かつ軸方向の一端から他端に至るように形成されている。ボルト挿通穴15が取付部12を軸方向に貫通するように形成されている。
内側コア30は、48個の分割コア31により構成される。分割コア31は、図5に示されるように、断面円弧状のコアバック部31aと、コアバック部31aの内周壁面の周方向の中央部から径方向内方に突出するティース31bと、を備える。分割コア31は、例えば、0.1mmから1.0mmの板厚の電磁鋼板から打ち抜かれたT字状のコア片を積層、一体化して構成される。48個の分割コア31は、コアバック部31aの周方向の側面同士を突き合わせて円環状に配列した状態で、外側コア40内に圧入、焼き嵌めなどにより挿入、保持される。48個の分割コア31が円環状に配列して、内側コア30が構成される。隣り合うティース31b間に形成されるスペースがスロット13となる。
外側コア40は、鉄製としたが、アルミニウムなどの非磁性材料で作製されてもよい。この場合、内側コア30が電機子鉄心となる。分割コア31の材料として、電磁鋼板を用いているが、他の磁性薄板を用いてもよい。ティース31bが円弧状のコアバック部31aの周方向の中央部に配置されているが、ティース31bは、コアバック部31aの周方向の中央部から周方向の一側にシフトして配置されてもよい。
絶縁部材50は、図6に示されるように、第1絶縁部材51と、第2絶縁部材52と、から構成される。第1絶縁部材51は、ティース31bの周方向の側面に沿ってスロット13内に配置される。第2絶縁部材52は、周方向に隣り合う分割コア31の一方の分割コア31のティース31bの周方向の側面およびスロット13の最深部である底部に沿って、かつ第1絶縁部材51のうちのスロット13の底部側の部分と周方向に重なるように、スロット13内に配置される。このように、第1絶縁部材51と第2絶縁部材52とが周方向に重なっているので、スロット13の内周壁面が第1絶縁部材51と第2絶縁部材52とにより隙間なく覆われ、電気絶縁性が確保される。ここで、第1絶縁部材51の径方向長さをL0とし、第1絶縁部材51と第2絶縁部材52との周方向の重なり部Bの径方向長さをL1とすると、L0とL1は、0<L1≦L0の関係を満足している。
第1絶縁部材51および第2絶縁部材52は、紙、樹脂、それらの複合材料により作製される。本実施の形態1では、第1絶縁部材51および第2絶縁部材52は、ポリイミドフィルムをメタ系アラミド繊維で挟み込んで作製されている。
つぎに、電機子鉄心11の組み立て方法について説明する。図7は、この発明の実施の形態1に係る電機子における電機子鉄心の内側コアの組み立て方法を説明する図である。なお、図7中、点線Aは、コアバック部31aの周方向の側面同士を突き合わせて円環状に配列された48個の分割コア31のコアバック部31aの外周面の位置である。
まず、第1絶縁部材51を各分割コア31のティース31bの一方の側面に接着剤を用いて固着する。第2絶縁部材52は、L字状に折り曲げられ、その一側である基部52aを各分割コア31のティース31bの他方の側面に接着剤を用いて固着し、他側の突出部52bをコアバック部31aに沿って突出させる。なお、突出部52bは、平坦面に形成されているが、内径側に漸次変位する曲面に形成されてもよく、一部に曲げ部を形成して先端側を径方向内方に傾斜させてもよい。
このように第1絶縁部材51と第2絶縁部材52が固着された分割コア31を、ティース31bを径方向内方に向けて、かつ互いに離間して、円環状に等角ピッチで48個配列する。このように円環状に配列された分割コア31のコアバック部31aの外周面は、図7中、点線Aより、Dだけ大きい半径位置に位置している。そこで、隣り合うコアバック部31aの周方向の間隔は、2πD/Xで表される。但し、Xは内側コア30の分割数であり、ここでは48である。第2絶縁部材52の突出部52bの突出長さZは、Z≧(2πD/X)+Yを満足している。但し、Yはスロット13の底部の周方向長さである。
ついで、48個の分割コア31を同時に、径方向内方に移動させ、隣り合うコアバック部31aの周方向側面同士を突き合わせ、内側コア30を作製する。ついで、内側コア30を圧入、焼き嵌めなどにより外側コア40内に挿入、保持させ、電機子鉄心11が組み立てられる。
ここで、第2絶縁部材52の突出部52bの突出長さZが、Z≧(2πD/X)+Yを満足している。分割コア31を互いに離間して周方向に配列した状態では、突出部52bは、隣り合うコアバック部31a間の隙間を超えて、隣のコアバック部31a側に延び出ている。そこで、分割コア31が径方向内方に移動する過程で、第2絶縁部材52の突出部52bがコアバック部31a間に噛み込まれることがない。また、第1絶縁部材51と第2絶縁部材52とが干渉して、第1絶縁部材51と第2絶縁部材52が分割コア31から外れるような不具合の発生が抑制される。これにより、内側コア30の生産性が高められる。
また、第1絶縁部材51は、ティース31bの側面からコアバック部31a側に延び出ていない。これにより、分割コア31が径方向内方に移動する過程で、第2絶縁部材52の突出部52bがコアバック部31aに位置する第1絶縁部材51の下に入り込み、第1絶縁部材51をまくり上げるような事態の発生はない。そこで、特許文献1で課題となった第1絶縁部材51がまくり上げられることに起因する占積率の低下は生じない。
また、分割コア31が径方向内方に移動すると、第2絶縁部材52の突出部52bの先端が、隣の分割コア31のティース31bの側面に固着された第1絶縁部材51に突き当たり、径方向内方に曲げられる。さらに、分割コア31が径方向内方に移動すると、第2絶縁部材52の突出部52bが、ティース31bの側面に固着された第1絶縁部材51に沿った形状に変形する。これにより、第1絶縁部材51と第2絶縁部材の突出部52bとが周方向に重なり、絶縁性が確保される。
第1絶縁部材51と第2絶縁部材52が、ティース31bの側面に接着剤で固着されている。これにより、内側コア30の組立時における第1絶縁部材51と第2絶縁部材52の取り扱いが容易となり、内側コア30の生産性が向上される。
なお、第1絶縁部材51と分割コア31との接触面の全域を接着剤で固着してもよいし、接触面の一部を接着剤で固着してもよい。また、第2絶縁部材52と分割コア31との接触面の全域を接着剤で固着してもよいし、接触面の一部を接着剤で固着してもよい。接着剤としては、2液硬化型接着剤、嫌気性接着剤、加熱硬化型接着剤、熱可塑性樹脂、ワニス、ロウ材などを用いることができる。
また、第1絶縁部材51と第2絶縁部材52の突出部52bとを周方向の重なり部Bで接着剤により固着してもよい。これにより、第1絶縁部材51と第2絶縁部材52とによる絶縁性をより確実に確保することができる。重なり部Bを固着する接着剤としては、2液硬化型接着剤、嫌気性接着剤、加熱硬化型接着剤、熱可塑性樹脂、ワニス、ロウ材などを用いることができる。
また、分割コア31を構成する積層されたコア片を一体化する手段としては、2液硬化型接着剤、嫌気性接着剤、加熱硬化型接着剤、熱可塑性樹脂、ワニス、ロウ材、カシメ、レーザ溶接、TIG溶接などを用いることができる。
実施の形態2.
図8は、この発明の実施の形態2に係る電機子における電機子鉄心の内側コアの組み立て方法を説明する図である。
図8において、第2絶縁部材52Aは、ティース31bの側面に固着される基部52aと、コアバック部31aに沿って突出する突出部52bと、突出部52bの途中に形成された、角度θで先端側を径方向内方に傾斜させる折り曲げ部52cと、を備える。基部51aと突出部51bとの境界から曲げ部52cまでの長さZ0は、スロット13の底部の周方向長さから第1絶縁部材51の厚みを引いた長さである。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
実施の形態2では、第2絶縁部材52Aの突出部52bの先端側が折り曲げ部52cから径方向内方に傾斜している。これにより、内側コアの組立時において、分割コア31が径方向内方に移動する過程で、第2絶縁部材52Aの突出部52bがコアバック部31a間に噛み込まれることがない。また、第2絶縁部材52Aの突出部52bの先端が、隣の分割コア31のティース31bの側面に固着された第1絶縁部材51に突き当たり、第1絶縁部材51に沿うように誘導される。そこで、内側コア30の生産性が向上する。さらに、第1絶縁部材51と第2絶縁部材52Aの突出部52bとが周方向に重なりやすくなり、絶縁性が確実に確保される。
実施の形態3.
図9は、この発明の実施の形態3に係る電機子における電機子鉄心の内側コアを構成する分割コアを示す端面図である。
図9において、凹部32が、第1絶縁部材51が固着されるティース31bの側面のコアバック部31a側に、軸方向の一端から他端に至るように形成されている。凹部32は、第1絶縁部材51と第2絶縁部材52,52Aの突出部52bとの周方向の重なり部Bを収納可能な径方向幅に形成されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1,2と同様に構成されている。
実施の形態3では、分割コア31Aのコアバック部31aの周方向の側面同士を突き合わせた際に、第1絶縁部材51と第2絶縁部材52,52Aの突出部52bとの周方向の重なり部Bが凹部32内に収納される。これにより、スロット13内の容積の減少が抑制される。その結果、絶縁性を確保しつつ、占積率を高めることができる。
ここで、コアバック部31aの径方向幅をI、凹部32の周方向深さをE、第1および第2絶縁部材51,52,52Aの厚さをF、凹部32の形成領域におけるティース31bの最小周方向幅をG、ティース31bの先端部の周方向幅をHとする。
実施の形態3では、E≧F、かつG≧Hの関係を満足するよう、E,F,GおよびHを設定することが望ましい。これにより、第2絶縁部材52,52Aの突出部52bの先端部は、第1絶縁部材51のティース31bの側面の凹部32より径方向内方の領域に固着された部分よりスロット13内に突出しない。そのため、スロット13内の容積は減少せず、占積率が高められる。また、磁路の最小面積が確保され、出力の低下を抑制することができる。
なお、特許文献1の構造では、2枚の絶縁部材がスロットの底部で径方向に重なっている。そこで、スロット内の容積を確保するためには、コアバック部の径方向幅Iを短くする必要がある。これにより、磁路の最小面積が小さくなり、出力が低下してしまう。
実施の形態4.
図10は、この発明の実施の形態4に係る電機子における電機子鉄心の内側コアの組立方法を説明する図である。
実施の形態4では、まず、第2絶縁部材52がティース31bの各側面に固着された1個の分割コア31(以下、第1分割コア31とする)と、第1絶縁部材51がティース31bの各側面に固着された1個の分割コア31(以下、第2分割コア31とする)と、第1絶縁部材51と第2絶縁部材52がティース31bの各側面に1つずつ固着された46個の分割コア31(以下、第3分割コア31とする)と、を作製する。
ついで、図10に示されるように、第1分割コア31と第2分割コア31とを隣り合わせとして、48個の第1から第3分割コア31を周方向に互いに離間させて円環状に配列する。ついで、第1分割コア31を径方向内方に移動させる。ついで、第3分割コア31のコアバック部31aの側面が第1分割コア31の側面に相対した状態で接するまで、第1分割コア31の隣に位置する第3分割コア31を径方向内方に移動させる。ついで、第3分割コア31のコアバック部31aの側面が先に径方向内方に移動した第3分割コア31の側面に相対した状態で接するまで、その隣の第3分割コア31を径方向内方に移動させる。この操作を周方向の配列順に繰り返す。そして、最後に、第2分割コア31のコアバック部31aの側面が第1分割コア31の側面と第3分割コア31の側面とに相対した状態で接するまで、第2分割コア31を径方向内方に移動させる。これにより、内側コアが組み立てられる。
実施の形態4では、径方向内方に移動している第1および第3分割コア31の第2絶縁部材52の突出部52bが、後から径方向内方に移動してくる第2および第3分割コア31のティース31bで押し曲げられる。そして、第1および第3分割コア31の第2絶縁部材52の突出部52bが、後から径方向内方に移動してくる第2および第3分割コア31のティース31bの側面に固着された第1絶縁部材51に沿った形状に変形する。これにより、第1絶縁部材51と第2絶縁部材の突出部52bとが周方向に重なり合う。
したがって、実施の形態4においても、第2絶縁部材52の突出部52bがコアバック部31a間に噛み込まれることがなく、内側コアの生産性が高められるとともに、絶縁性が確保される。
なお、上記実施の形態4では、互いに離間して円環状に配列された48個の分割コア31を、周方向の配列順に1つずつ径方向内方に移動させているが、周方向の配列順に複数個ずつ分割コア31を径方向内方に移動させてもよい。これにより、工数削減が図られ、生産性が向上される。
実施の形態5.
図11は、この発明の実施の形態5に係る電機子における電機子鉄心の内側コアの組立方法を説明する図である。
実施の形態5では、まず、第2絶縁部材52がティース31bの各側面に固着された24個の分割コア31(以下、第1分割コア31とする)と、第1絶縁部材51がティース31bの各側面に固着された24個の分割コア31(以下、第2分割コア31とする)と、を作製する。
ついで、図11に示されるように、48個の第1および第2分割コア31を周方向に互いに離間させて、かつ交互に円環状に配列する。ついで、全ての第1分割コア31を径方向内方に移動させる。ついで、第2分割コア31のコアバック部31aの側面が第1分割コア31の側面に相対した状態で接するまで、全ての第2分割コア31を同時に径方向内方に移動させる。これにより、内側コアが組み立てられる。
実施の形態5では、第1分割コア31の第2絶縁部材52の突出部52bが、後から径方向内方に移動してくる第2分割コア31のティース31bで押し曲げられる。そして、第1分割コア31の第2絶縁部材52の突出部52bが、後から径方向内方に移動してくる第2分割コア31のティース31bの側面に固着された第1絶縁部材51に沿った形状に変形する。これにより、第1絶縁部材51と第2絶縁部材の突出部52bとが周方向に重なり合う。
したがって、実施の形態5においても、第2絶縁部材52の突出部52bがコアバック部31a間に噛み込まれることがなく、内側コアの生産性が高められるとともに、絶縁性が確保される。
なお、上記実施の形態5では、24個の第2分割コア31を同時に径方向内方に移動させているが、第2分割コア31を1個ずつ径方向内方に移動してもよく、複数個ずつ第2分割コア31を径方向内方に移動させてもよい。
なお、上記各実施の形態では、8極48スロットの回転電機について説明しているが、極数およびスロット数は、これに限定されない。
また、上記各実施の形態では、第1絶縁部材が、ティースの周方向の側面に沿って、側面の全域に配置されているが、第1絶縁部材は、少なくともそのスロット底部側の部分が第2絶縁部材の突出部と周方向に重なっていれば、ティースの周方向の側面に沿って、側面の底部側を除く領域に配置されてもよい。
また、上記各実施の形態では、1本のティースのみを有するように分割コアを構成しているが、複数本のティースを有するように分割コアを構成してもよい。この場合、隣り合う分割コアのティースにより形成されるスロットには、第1絶縁部材と第2絶縁部材とを装着し、各分割コアのティース間に形成されるスロットには、例えば、U字状に曲げ成形された1枚の絶縁部材を装着すればよい。
また、上記各実施の形態では、1本のティースのみを有する1種類の分割コアを円環状に配列して内側コアを構成しているが、複数種類の分割コアを円環状に配列して内側コアを構成してもよく。例えば、1本のティースを有する分割コアと2本のティースを有する分割コアとを周方向に交互に配列して内側コアを構成してもよい。
10 電機子、11 電機子鉄心、13 スロット、20 電機子巻線、30 内側コア、31,31A 分割コア、31a コアバック部、31b ティース、32 凹部、50 絶縁部材、51 第1絶縁部材、52,52A 第2絶縁部材、B 重なり部。

Claims (16)

  1. 電機子巻線が装着される電機子鉄心を備え、
    上記電機子鉄心は、分割コアを円環状に配列して構成され、
    上記分割コアのそれぞれは、円弧状のコアバック部、および上記コアバック部の内周面から径方向内方に突出する、少なくとも1本のティースを有し、
    絶縁部材が、隣り合う上記ティースの間に形成されるスロット内に装着されており、
    上記絶縁部材のなかの、隣り合う上記分割コアの上記ティース間に形成される上記スロット内に装着される絶縁部材は、上記スロットを形成する一方のティースの側面に沿って設けられる第1絶縁部材と、上記スロットを形成する他方のティースの側面、上記スロットの底部、および上記一方のティースの側面に沿って設けられ、上記一方のティースの側面上で上記第1絶縁部材と周方向に重なっている第2絶縁部材と、を有し、
    上記第1絶縁部材が上記一方のティースの側面に固着され、
    上記第2絶縁部材が上記他方のティースの側面に固着されている電機子の製造方法であって、
    上記第1絶縁部材を各上記ティースの一方の側面に固着する工程と、
    上記第2絶縁部材を各上記ティースの他方の側面に固着する工程と、
    上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材とが固着された上記分割コアを上記各ティースが径方向内方に向かうように、かつ互いに離間させて、円環状に配列させる工程と、
    隣り合う上記コアバック部の周方向側面同士を突き合わせる工程と、
    を備え
    上記第2絶縁部材を各上記ティースの他方の側面に固着する工程では、上記第2絶縁部材の一部が突出部として上記コアバック部に沿って突出するように上記第2絶縁部材を各上記ティースの他方の側面に固着させるとともに、上記突出部の長さが上記スロットの底部の周方向長さより長くなるように固着する、
    電機子の製造方法。
  2. 電機子巻線が装着される電機子鉄心を備え、
    上記電機子鉄心は、分割コアを円環状に配列して構成され、
    上記分割コアのそれぞれは、円弧状のコアバック部、および上記コアバック部の内周面から径方向内方に突出する、少なくとも1本のティースを有し、
    絶縁部材が、隣り合う上記ティースの間に形成されるスロット内に装着されており、
    上記絶縁部材のなかの、隣り合う上記分割コアの上記ティース間に形成される上記スロット内に装着される絶縁部材は、上記スロットを形成する一方のティースの側面に沿って設けられる第1絶縁部材と、上記スロットを形成する他方のティースの側面、上記スロットの底部、および上記一方のティースの側面に沿って設けられ、上記一方のティースの側面上で上記第1絶縁部材と周方向に重なっている第2絶縁部材と、を有しており、
    上記分割コアのうちの少なくとも一つは、上記第2絶縁部材が上記ティースの各側面に固着された第1分割コアであり、
    上記分割コアのうちの少なくとも一つは、上記第1絶縁部材が上記ティースの各側面に固着された第2分割コアであり、
    上記分割コアのうちの少なくとも一つは、上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材とが上記ティースの各側面に1つずつ固着された第3分割コアである電機子の製造方法であって、
    上記第2絶縁部材を上記ティースの各側面に固着して上記第1分割コアを作製する工程と、
    上記第1絶縁部材を上記ティースの各側面に固着して上記第2分割コアを作製する工程と、
    上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材とを上記ティースの各側面にそれぞれ固着して上記第3分割コアを作製する工程と、
    上記第1分割コアと上記第2分割コアとを隣り合わせとして、複数の上記分割コアを周方向に互いに離間させて円環状に配列する分割コア配列工程と、
    分割コア配列工程の後に、上記第1分割コアを径方向内方に移動させる第1分割コア移動工程と、
    上記第1分割コア移動工程の後に、上記第1分割コア移動工程で移動させた上記第1分割コアの隣りに配置する上記第3分割コアの上記コアバック部の側面が上記第1分割コアの上記コアバック部の側面に相対した状態で接するまで、上記第1分割コアの隣に位置する上記第3分割コアを径方向内方に移動させる第3分割コア移動工程と、
    上記第3分割コア移動工程の後に、上記第3分割コア移動工程で移動させた上記第3分割コアの上記コアバック部の側面に相対した状態で接するまで、上記第3分割コア移動工程で移動させた上記第3分割コアのその隣の上記第3分割コアを径方向内方に移動させる第2の第3分割コア移動工程と
    上記第3分割コア移動工程と、上記第2の第3分割コア移動工程とを周方向に配列された上記分割コアの配列順に繰り返す繰返し工程と、
    上記繰返し工程の後に、上記第2分割コアの上記コアバック部の一対の側面のそれぞれが上記第1分割コアの上記コアバック部の側面と上記第3分割コアの上記コアバック部の側面とに相対した状態で接するまで、上記第2分割コアを径方向内方に移動させる第2分割コア移動工程と、
    を備え、
    上記第2絶縁部材を上記ティースの側面に固着する際には、上記第2絶縁部材の一部が突出部として上記コアバック部に沿って突出するように上記第2絶縁部材を各上記ティースの側面に固着させるとともに、上記突出部の長さが上記スロットの底部の周方向長さより長くなるように固着する、
    電機子の製造方法。
  3. 前記突出部の先端側が径方向内方に傾斜している
    請求項1または請求項2に記載の電機子の製造方法。
  4. 前記突出部には、曲げ部が形成されており、
    前記曲げ部によって前記突出部の先端側が径方向内方に傾斜している、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電機子の製造方法。
  5. 上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材との周方向の重なり部が収納される凹部が、上記一方のティースの側面に形成されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電機子の製造方法。
  6. 上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材とが、周方向の重なり部で、互いに固着されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電機子の製造方法。
  7. 上記分割コアは、電磁鋼板からなるコア片の積層体である請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電機子の製造方法。
  8. 上記積層体の上記コア片同士が互いに固着されている請求項7記載の電機子の製造方法。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電機子の製造方法を備えた回転電機の製造方法。
  10. 電機子巻線が装着される電機子鉄心を備え、
    上記電機子鉄心は、分割コアを円環状に配列して構成され、
    上記分割コアのそれぞれは、円弧状のコアバック部、および上記コアバック部の内周面から径方向内方に突出する、少なくとも1本のティースを有し、
    絶縁部材が、隣り合う上記ティースの間に形成されるスロット内に装着されており、
    上記絶縁部材のなかの、隣り合う上記分割コアの上記ティース間に形成される上記スロット内に装着される絶縁部材は、上記スロットを形成する一方のティースの側面に沿って設けられる第1絶縁部材と、上記スロットを形成する他方のティースの側面、上記スロットの底部、および上記一方のティースの側面に沿って設けられ、上記一方のティースの側面上で上記第1絶縁部材と周方向に重なっている第2絶縁部材と、を有しており、
    上記分割コアのうちの少なくとも一つは、上記第2絶縁部材が上記ティースの各側面に固着された第1分割コアであり、
    上記分割コアのうちの少なくとも一つは、上記第1絶縁部材が上記ティースの各側面に固着された第2分割コアであり、
    上記分割コアのうちの少なくとも一つは、上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材とが上記ティースの各側面に1つずつ固着された第3分割コアである
    電機子。
  11. 電機子巻線が装着される電機子鉄心を備え、
    上記電機子鉄心は、分割コアを円環状に配列して構成され、
    上記分割コアのそれぞれは、円弧状のコアバック部、および上記コアバック部の内周面から径方向内方に突出する、少なくとも1本のティースを有し、
    絶縁部材が、隣り合う上記ティースの間に形成されるスロット内に装着されており、
    上記絶縁部材のなかの、隣り合う上記分割コアの上記ティース間に形成される上記スロット内に装着される絶縁部材は、上記スロットを形成する一方のティースの側面に沿って設けられる第1絶縁部材と、上記スロットを形成する他方のティースの側面、上記スロットの底部、および上記一方のティースの側面に沿って設けられ、上記一方のティースの側面上で上記第1絶縁部材と周方向に重なっている第2絶縁部材と、を有し、
    上記第1絶縁部材が上記一方のティースの側面に固着され、
    上記第2絶縁部材が上記他方のティースの側面に固着され、
    上記コアバック部に沿って突出する上記第2絶縁部材の一部である突出部は、上記一方の上記ティースの側面に固着された上記第1絶縁部材に沿った形状に変形している電機子。
  12. 上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材との周方向の重なり部が収納される凹部が、上記一方のティースの側面に形成されている請求項10または請求項11に記載の電機子。
  13. 上記第1絶縁部材と上記第2絶縁部材とが、周方向の重なり部で、互いに固着されている請求項10から請求項12のいずれか1項に記載の電機子。
  14. 上記分割コアは、電磁鋼板からなるコア片の積層体である請求項10から請求項13のいずれか1項に記載の電機子。
  15. 上記積層体の上記コア片同士が互いに固着されている請求項14記載の電機子。
  16. 請求項10から請求項15のいずれか1項に記載の電機子を有する回転電機。
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