JP2022049174A - コンディショニング組成物 - Google Patents

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【課題】流し時のなめらかさ、ドライ中のなめらかさ、乾燥後のなめらかさおよび乾燥後のまとまりを兼ね備えたコンディショニング組成物を提供する。【解決手段】下記(A)、(B)成分を含み、pHが6.5以下であることを特徴とするコンディショニング組成物により上記課題を解決する。(A)4級アンモニウム塩3種以上(B)ノニオン界面活性剤3種以上【選択図】なし

Description

本発明は、コンディショニング組成物に関する。
日々の毛髪ケアにおいて、シャンプー後の毛髪の感触を向上させるためにリンス、コンディショナー、トリートメント等の毛髪化粧料が広く使用されている。
これらのリンス、コンディショナー、トリートメント等の毛髪化粧料は、使用者が望む髪の感触に合わせて様々な提案がなされている。しかしながら、流し時のなめらかさに加え、乾燥後のまとまりやなめらかさなどについては市場の要求に対して答えられているものの、使用中、特にドライ中のなめらかさが疎かになってしまいがちである。
例えば、流し時のなめらかさや乾燥後のなめらかさを付与するために、アミドアミン等を含有したコンディショニング組成物の提案がなされている(特許文献1)。しかしながら、これらのコンディショニング組成物においては、流し時のなめらかさや乾燥後のなめらかさを付与できる一方で、毛髪のドライ中のなめらかさや乾燥後のまとまりという点では満足できるものではなかった。
また、ドライ時のなめらかさやぱさつきの緩和のために、高重合PEG等を含有したコンディショニング組成物の提案がなされている(特許文献2)。しかしながら、これらのコンディショニング組成物においては、ドライ時のなめらかさやぱさつきの緩和を付与できる一方で、流し時のなめらかさや乾燥後のなめらかさという点では満足できるものではなかった。
特開2005-343859 特開2015-051941
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、流し時のなめらかさ、ドライ中のなめらかさ、乾燥後のなめらかさ、及び乾燥後のまとまりを兼ね備えたコンディショニング組成物を提供することにある。
本発明者等は、本発明の目的を達成するために鋭意研究した結果、4級アンモニウム塩を3種以上、ノニオン界面活性剤を3種以上、pHが6.5以下であることを組み合わせることにより、洗い流し時のなめらかさ、ドライ中のなめらかさ、乾燥後のなめらかさ、乾燥後のまとまりを兼ね備えたコンディショニング組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
本願発明は、下記(A)、(B)成分を含み、pHが6.5以下であることを特徴とするコンディショニング組成物である。
(A)4級アンモニウム塩3種以上
(B)ノニオン界面活性剤3種以上
好ましくは、さらに下記(C)成分を含むコンディショニング組成物である。
(C)25℃においてペースト状の油剤1種以上
さらに好ましくは、(A)成分を全体質量中1.0wt%以上含有し、より好ましくは、(B)成分のノニオン界面活性剤がいずれもオキシエチレン基を有するコンディショニング組成物である。
本発明によれば、洗い流し時のなめらかさ、ドライ中のなめらかさ、乾燥後のなめらかさ、及び乾燥後のまとまりを兼ね備えたコンディショニング組成物を提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本明細書において「なめらかさ」とは、毛髪に指を通した時に、引っかかりなく指が通り、摘まんで引っ張っても、抵抗や毛先の硬さを感じないことをいう。また、「まとまり」とは、毛髪を揺らした時にばらけず元に収まり、横方向や厚み方向に余分な空気の層を含まないことをいう。
<コンディショニング組成物>
本発明のコンディショニング組成物は、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアクリーム、リーブオントリートメント等に用いることが出来る。また、本発明のコンディショニング組成物は、常法により製造することができ、その剤型は特に限定されない。具体的には、例えば、クリーム状、乳液状等の適宜な剤型にして用いることができる。また、エアゾール、ノンエアゾール等とすることもでき、ノンエアゾールの場合、更にスクイズフォーマー式およびポンプフォーマー式等の種々の形態をとることができる。
本発明のコンディショニング組成物は、
(A)4級アンモニウム塩3種以上
(B)ノニオン界面活性剤3種以上
を含み、pH6.5以下であることを特徴とする。以下、本発明のコンディショニング組成物における各成分について詳細に説明する。
<(A)成分>
本発明のコンディショニング組成物で用いられる(A)成分は、4級アンモニウム塩である。その例として、式(1)で表される4級アンモニウム塩が挙げられる。
Figure 2022049174000001


(Rの少なくとも1つは炭素数12~25のアルキル基を有し、アミド基、ヒドロキシ基、アルキレングリコール基を含んでいてもよく、残余は炭素数1~3のアルキル基をそれぞれ独立して選択される。X-はハロゲンイオンまたは有機アニオン例えば、アセテート、アルキルサルフェート、ホスフェートから選択される。)
(A)成分は、主に毛髪の流し時のなめらかさとドライ中のなめらかさに寄与する成分として用いられる。
(A)成分として用いる4級アンモニウム塩は、特に限定されるものではないが、具体的にはラウリルトリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、ベヘントリモニウムクロリド、ラウリルトリモニウムブロミド、セトリモニウムブロミド、ステアルトリモニウムブロミド、ベヘントリモニウムブロミド、ラウリルPGトリモニウムクロリド、ミリスチルPGトリモニウムクロリド、セチルPGトリモニウムクロリド、ステアルPGトリモニウムクロリド、ベヘニルPGトリモニウムクロリド、ラウリルトリモニウムメトサルフェート、セトリモニウムメトサルフェート、ステアルトリモニウムメトサルフェート、ベヘントリモニウムメトサルフェート、ラウリルトリモニウムエトサルフェート、セトリモニウムエトサルフェート、ステアルトリモニウムエトサルフェート、ベヘントリモニウムエトサルフェート、ステアロキシプロピルトリモニウムクロリドなどが挙げられ、これらの中から3種以上を組み合わせて用いることができる。(A)成分は市販のものを用いてもよい。
(A)成分は、異なる4級アンモニウム塩を3種以上組み合わせることが好ましい。3種以上組み合わせることで、ドライ中のなめらかさが上昇する効果を得られる。
(A)成分の配合量は、本発明の効果を発揮し得る限りにおいては特に限定されるものではないが、コンディショニング組成物に対して3種以上の成分(A)が合計0.65質量%以上であることが好ましく、合計1.0質量%以上であることがさらに好ましい。配合量が0.65質量%以上であればドライ中のなめらかさがさらに良好となる。
<(B)成分>
本発明のコンディショニング組成物で用いられる(B)成分は、ノニオン界面活性剤である。(B)成分は、主に毛髪の流し時のなめらかさと乾燥後のなめらかさに寄与する成分として用いられる。
(B)成分として用いるノニオン界面活性剤は、特に限定されるものではないが、具体
的にはラウレス-4、ラウレス-23、(C12-14)パレス-5、(C12-14)パレス-7、セテス-2、セテス-6、セテス-20、スレアレス-4、ステアレス-20、ステアリン酸PEG-55、PPG-3カプリリルエーテル、PEG-60水添ヒマシ油、PPG-2コカミド、コカミドMEAなどが挙げられ、これらの中から三種以上を組み合わせて用いることができる。(B)成分は市販のものを用いてもよい。
(B)成分は、異なるノニオン界面活性剤を3種以上組み合わせることが好ましい。3種以上組み合わせることで、乾燥後のなめらかさが上昇する効果を得られる。
さらに(B)成分は、オキシエチレン基を含む、ラウレス-4、ラウレス-23、(C12-14)パレス-5、(C12-14)パレス-7、ステアリン酸PEG-55、セテス-2、セテス-6などが、流し時のなめらかさが良好となり好適である。
(B)成分は、本発明の効果を発揮し得る限りにおいては特に限定されるものではないが、配合量はコンディショニング組成物に対して3種以上の成分(B)が合計0.1質量%以上であることが好ましい。配合量が合計0.2質量%以上であれば乾燥後のなめらかさがさらに良好である。
<(C)成分>
(C)成分は、25℃においてペースト状の油剤である。25℃においてペースト状(半固体)とは、25℃を超える温度に融点を持ち、25℃では完全に固化しない点で、液体状油剤や固体状油剤と区別される油剤である。(C)成分は、主に毛髪の乾燥後のまとまりに寄与する成分として用いられる。
本発明の25℃においてペースト状の油剤は、これらに限定されるものではないが、具体的にはジリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、コメヌカ油脂肪酸フィトステリル、オレイン酸フィトステリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、アジピン酸ジグリセリル混合脂肪酸エステル、ワセリン、ラノリンなどが挙げられ、これらの中から一種または二種以上を組み合わせて用いることができる。(C)成分は市販のものを用いてもよい。
(C)成分の配合量は、本発明の効果を発揮し得る限りにおいては特に限定されるものではないが、コンディショニング組成物に対して0.5質量%以上であることが好ましい。配合量が0.5質量%以上であれば乾燥時の毛髪のまとまりが良好である。
したがって、本発明のコンディショニング組成物は、上記特定の成分(A)、成分(B)さらには成分(C)を組み合わせることにより、洗い流し時のなめらかさ、ドライ中のなめらかさ、乾燥後のなめらかさ、乾燥後のまとまりを兼ね備えた効果が発揮される。
<その他の成分>
本発明のコンディショニング組成物は上記の成分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で通常コンディショニング組成物に一般的に配合される他の成分を目的に応じて配合することができる。
そのような成分としては、例えば、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール;カチオン化セルロース、ポリ(塩化ジアリルジメチルアンモニウム)等の高分子化合物;ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム等の抗フケ成分;エタノール、メタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール;乳酸、クエン酸等の有機酸;DPG、プロピレングリコール等のポリオール;その他紫外線吸収
剤、防腐剤、糖類、香料、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、各種薬剤、水等が挙げられる。
<pH>
pHは、25℃においての値である。pHが6.5以下であれば乾燥後のまとまりが良好である。
次に本発明のコンディショニング組成物について実施例および比較例を例示することにより具体的に説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではない。まず、各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
(1)洗い流し時のなめらかさ評価法
表1乃至4の配合を用いて常法により調製した本発明の実施例および比較例に係るコンディショニング組成物3gを10gの毛束(ビューラックス社製、アジア同一人毛、長さ30cm)に塗布後、10秒間40℃の水で洗い流している途中で、感じたなめらかさに関して、10名の訓練された評価者が、下記評価基準に従って評価し、処理前のスコアを5点とし、3回処理した後のスコアの差について10人のスコアの平均値を算出した。当該平均値を用いて下記スコア基準に基づき、洗い流し時のなめらかさを判定した。
<洗い流し時のなめらかさ 評価基準>
5点:指を通した時に引っかかりが全く無く、摘まんで引っ張っても毛先の硬さを感じなかった
4点:指を通した時に引っかかりが無く、摘まんで引っ張った際に僅かに毛先の硬さを感じた
3点:指を通した時にやや引っかかりを感じ、摘まんで引っ張った際に僅かに毛先の硬さを感じた
2点:指を通した時に引っかかりを感じ、摘まんで引っ張った際に毛先の硬さを感じた
1点:指を通した時に強い引っかかりを感じ、摘まんで引っ張った際に毛先の硬さを強く感じた
<洗い流し時のなめらか スコア基準>
◎:大変優れている・・・4.5点以上
○:優れている・・・・・3点以上、4.5点未満
△:劣っている・・・・・2.0点以上、3点未満
×:大変劣っている・・・2.0点未満
(2)ドライ中のなめらかさ評価方法
表1乃至4の配合を用いて常法により調製した本発明の実施例および比較例に係るコンディショニング組成物3gを10gの毛束(ビューラックス社製、アジア同一人毛、長さ30cm)に塗布後、10秒間40℃の水で洗い流し、濡れた状態の毛束にコーミングを20回行い、タオルドライを5秒間行った後、ドライヤーで乾かしている途中の毛髪のなめらかさを10名の訓練された評価者が下記評価基準に従って観察評価し、10人のスコアの合計の平均値を算出した。当該平均値を用いて下記スコア基準に基づきドライ中のなめらかさを判定した。
<ドライ中のなめらかさ 評価基準 >
5点:指を通した時に引っかかりが全く無く、摘まんで引っ張っても毛先の硬さを感じなかった
4点:指を通した時に引っかかりが無く、摘まんで引っ張った際に僅かに毛先の硬さを感
じた
3点:指を通した時にやや引っかかりを感じ、摘まんで引っ張った際に僅かに毛先の硬さを感じた
2点:指を通した時に引っかかりを感じ、摘まんで引っ張った際に毛先の硬さを感じた
1点:指を通した時に強い引っかかりを感じ、摘まんで引っ張った際に毛先の硬さを強く感じた
<ドライ中のなめらかさ スコア基準>
◎:大変優れている・・・4.5点以上
○:優れている・・・・・3点以上、4.5点未満
△:劣っている・・・・・2.0点以上、3点未満
×:大変劣っている・・・2.0点未満
(3)乾燥後のなめらかさ評価方法
表1乃至4の配合を用いて常法により調製した本発明の実施例および比較例に係るコンディショニング組成物3gを10gの毛束(ビューラックス社製、アジア同一人毛、長さ30cm)に塗布後、10秒間40℃の水で濯ぎ、濡れた状態の毛束にコーミングを20回行い、タオルドライを5秒間行った後、ドライヤーで完全に乾いたと感じるまで毛束を乾燥させた後のなめらかさについて、10名の訓練された評価者が、下記評価基準に従って評価し、10人のスコアの合計の平均値を算出した。当該平均値を用いて下記スコア基準に基づき乾燥後のなめらかさを判定した。
<乾燥後のなめらかさ 評価基準>
5点:指を通した時に引っかかりが全く無く、摘まんで引っ張っても毛先の硬さを感じなかった
4点:指を通した時に引っかかりが無く、摘まんで引っ張った際に僅かに毛先の硬さを感じた
3点:指を通した時にやや引っかかりを感じ、摘まんで引っ張った際に僅かに毛先の硬さを感じた
2点:指を通した時に引っかかりを感じ、摘まんで引っ張った際に毛先の硬さを感じた
1点:指を通した時に強い引っかかりを感じ、摘まんで引っ張った際に毛先の硬さを強く感じた
<乾燥後のなめらかさ スコア基準>
◎:大変優れている・・・4.5点以上
○:優れている・・・・・3点以上、4.5点未満
△:劣っている・・・・・2.0点以上、3点未満
×:大変劣っている・・・2.0点未満
(4)乾燥後のまとまり評価方法
表1乃至4の配合を用いて常法により調製した本発明の実施例および比較例に係るコンディショニング組成物3gを10gの毛束(ビューラックス社製、アジア同一人毛、長さ30cm)に塗布後、10秒間40℃の水で濯ぎ、濡れた状態の毛束にコーミングを20回行い、タオルドライを5秒間行った後、ドライヤーで完全に乾いたと感じるまで毛束を乾燥させた後の毛髪のツルツル感について、10名の訓練された評価者が、下記評価基準に従って評価し、10人のスコアの合計の平均値を算出した。当該平均値を用いて下記スコア基準に基づき乾燥後のまとまりを判定した。
<乾燥後のまとまり 評価基準>
5点:毛髪を揺らしても元に戻り、余分な空気の層を含んでいない
4点:毛髪を揺らしてもほとんど元に戻り、余分な空気の層をあまり含んでいない
3点:毛髪を揺らしてもほとんど元に戻るがややばらけ、余分な空気の層をあまり含んでいない
2点:毛髪を揺らしてもあまり元に戻らずばらけ、余分な空気の層を含んでいる
1点:毛髪を揺らしても元に戻らずばらけ、余分な空気の層を多く含んでいる
<乾燥後のまとまり スコア基準>
◎:大変優れている・・・4.5点以上
○:優れている・・・・・3点以上、4.5点未満
△:劣っている・・・・・2.0点以上、3点未満
×:大変劣っている・・・2.0点未満
(実施例1~51)(比較例1~6)
表1乃至4に記載の配合組成によるヘアコンディショナーを常法により調製し、これらを使用したときの、洗い流し時のなめらかさ、ドライ中のなめらかさ、乾燥後のなめらかさ、乾燥後のまとまりについての評価を行った。なお、比較例6は現在市販されているヘアトリートメント剤である。
Figure 2022049174000002
Figure 2022049174000003
Figure 2022049174000004
Figure 2022049174000005
表1乃至4より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1~51はいずれも優れた性能を示していた。一方、比較例1~6では、組成物の洗い流し時のなめらかさ、ドライ中のなめらかさ、乾燥後のなめらかさ、乾燥後のまとまりのいずれかの点で劣っており、本発明の目的を達成できなかった。
以下、本発明のコンディショニング組成物のその他の処方例を挙げる。なお、これらの処方例の組成物についても、洗い流し時のなめらかさ、ドライ中のなめらかさ、乾燥後のなめらかさ、乾燥後のまとまりの各項目を評価した。
処方例1 ヘアパック 配合量(質量%)
(1)ステアリルアルコール 9.0
(2)ビスジグリセリルポリアシルアジペート-2 1.0
(3)パラフィン 1.0
(4)ベヘニルアルコール 1.0
(5)ベヘニルPGトリモニウムクロリド 1.0
(6)セトリモニウムクロリド 1.0
(7)ベヘントリモニウムクロリド 1.0
(8)ワセリン 1.0
(9)ヒドロキシエチルセルロース 0.4
(10)酒粕エキス 0.1
(11)ベヘナミドプロピルジメチルアミン 0.2
(12)乳酸 0.4
(13)ラウレス-23 0.1
(14)(C12-14)パレス-5 0.1
(15)ステアリン酸PEG-55 0.1
(16)ラウレス-4 0.1
(17)コメヌカエキス 0.1
(18)ジメチコン 2.0
(19)グリセリン 1.0
(20)チャ種子油 0.1
(21)コメ胚芽油 0.1
(22)セバシンサンジエチル 0.1
(23)ミリスチン酸オクチルドデシル 0.1
(24)メチルパラベン 0.2
(25)フェノキシエタノール 0.1
(26)香料 0.2
(27)精製水 残余
pH4.1
処方例2 ヘアトリートメント 配合量(質量%)
(1)セテアリルアルコール 6.0
(2)ビスジグリセリルポリアシルアジペート-2 1.0
(3)パラフィン 1.0
(4)ベヘニルアルコール 1.0
(5)ベヘニルPGトリモニウムクロリド 0.5
(6)セトリモニウムクロリド 0.5
(7)ベヘントリモニウムクロリド 0.5
(8)ワセリン 1.0
(9)ヒドロキシエチルセルロース 0.4
(10)酒粕エキス 0.1
(11)ステアルトリモニウムクロリド 0.5
(12)クエン酸 0.8
(13)(C12-14)パレス-7 0.1
(14)(C12-14)パレス-5 0.1
(15)ステアリン酸PEG-55 0.1
(16)ラウレス-4 0.1
(17)コメヌカエキス 0.1
(18)ジメチコン 2.0
(19)ソルビトール 1.0
(20)チャ種子油 0.1
(21)コメ胚芽油 0.1
(22)アモジメチコン 1.0
(23)DPG 1.0
(24)サッカトミセス/コメヌカ発酵液エキス 0.1
(25)BG 0.1
(26)メチルパラベン 0.2
(27)フェノキシエタノール 0.1
(28)香料 0.2
(29)精製水 残余
pH5.3
処方例3 ヘアコンディショナー 配合量(質量%)
(1)セテアリルアルコール 4.0
(2)ビスジグリセリルポリアシルアジペート-2 1.0
(3)パラフィン 1.0
(4)ステアリルアルコール 2.0
(5)ベヘニルPGトリモニウムクロリド 1.0
(6)セトリモニウムクロリド 0.5
(7)ベヘントリモニウムクロリド 1.0
(8)セバシン酸ジエチル 0.5
(9)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(10)酒粕エキス 0.1
(11)ステアルトリモニウムクロリド 0.1
(12)乳酸 0.1
(13)(C12-14)パレス-7 0.1
(14)(C12-14)パレス-5 0.1
(15)ラウレス-23 0.1
(16)ベヘナミドプロピルジメチルアミン 0.1
(17)コメヌカエキス 0.1
(18)ジメチコン 2.0
(19)ソルビトール 1.0
(20)チャ種子油 0.1
(21)コメ胚芽油 0.1
(22)アモジメチコン 1.0
(23)DPG 1.0
(24)サッカトミセス/コメヌカ発酵液エキス 0.1
(25)ミリスチン酸オクチルドデシル 0.2
(26)メチルパラベン 0.2
(27)フェノキシエタノール 0.1
(28)香料 0.2
(29)精製水 残余
pH4.4
これらの処方例の組成物についても、洗い流し時のなめらかさ、ドライ中のなめらかさ、乾燥後のなめらかさ、乾燥後のまとまりについての評価を行ったところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。

Claims (4)

  1. 下記(A)、(B)成分を含み、pHが6.5以下であることを特徴とするコンディショニング組成物。
    (A)4級アンモニウム塩3種以上
    (B)ノニオン界面活性剤3種以上
  2. さらに下記(C)成分を含む請求項1に記載のコンディショニング組成物。
    (C)25℃においてペースト状の油剤1種以上
  3. 上記(A)成分を全体質量中1.0wt%以上含有する請求項1または2に記載のコンディショニング組成物。
  4. 上記(B)成分のノニオン界面活性剤がいずれもオキシエチレン基を有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンディショニング組成物。
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