JP2022048934A - 御守り - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係る御守りの第1の実施形態について述べる。図1乃至図5は、本発明に係る御守りの第1の実施形態の図であり、図1は、本実施形態の御守りの正面図(写真)、図2は、その背面図(写真)、図3は、その平面図(写真)、図4は、その右側面図(写真)であり、蛇腹様の側面部が半開きの状態を示す。また、図5は、その右側面図(写真)であり、蛇腹様の側面部が略全開きの状態を示す。図1乃至図5に示すように、本実施形態の御守り100は、「交通安全御守護」と記載された正面部102と、蛇腹様に開閉可能な側面部104と、任意の物体面に装着可能な背面部106とを有し、側面部104を蛇腹様に開くことで、上記の「交通安全御守護」と記載された正面部102の角度位置を調節可能であることを特徴としている。即ち、本実施形態の御守り100は、従来例である御守りを収納した透明ビニール製の外装(包装)具の紐を吸盤部材を介して、例えば、自動車のフロントガラスに吸着させて用いるものと同様に、「交通安全」の御守りであるが、御守りを収納する透明ビニール製の外装(包装)具、その紐、吸盤部材等は一切不要であり、背面部106を自動車のフロントガラスに吸着させた状態で、側面部104を蛇腹様に開くことで、その正面部102の角度位置を調節可能であり、フロントガラスが斜めの面になっている場合には、「交通安全御守護」と記載された正面部102が運転者の視線の正面に来るように適宜の角度位置に保持することができる。尚、108は底面部である。
尚、図5に示すように、本実施形態の御守り100は、側面部104を開いた状態が扇状になるものであり、少なくとも側面部104は紙製であり、本実施形態では、洋紙製としている。ここで、本実施形態の御守り100の素材(材質)について述べれば、蛇腹状態の復元性、形態保持性、硬さ(壊れ難さ)、コストの面からは、洋紙製とするのが好適であるが、和紙製でも良い。和紙製とすれば、高級感があり、日本古来の神社から頂く御守との相性が良いと言える。他の素材でも良いのは勿論であるが、側面部104(の蛇腹)を引き出した時に、元に戻らず、そのままの角度位置を保持できる材質であることが必要である。
また、本実施形態の御守り100は、その背面部106を自動車のフロントガラス等に装着可能であるが、その装着性は、アクリル製の両面テープにより付与されるのが好適である。例えば、いわゆる車検証の貼付面に採用されているものと同様の吸着性素材を採用しても良く、この構成にすれば、貼り易く、剥がし易い上に、剥した跡も残らないという利点がある。
本実施形態の御守り100によれば、その側面部104を蛇腹様に開閉可能な構造とし、その背面側である背面部106を任意の物体面に装着可能な上に、その側面部104を蛇腹様に開くことで、その正面側である「交通安全御守護」と記載された正面部102の角度位置を調節可能である。従って、その背面側である背面部106を、例えば自動車のフロントガラス(Aピラー)等の斜面に装着し、その側面部104を蛇腹様に開くことで、「交通安全御守護」と記載された正面部102を運転者にとって適宜の角度位置に設定することができる。また、従来例では必要とした吊り下げ紐や吸盤部材を介することなく自動車のフロントガラス等の斜面に直接装着可能なので、御守り100が運転中に搖動することが無い。従って、自動車のフロントガラス等に装着して用いる場合にも、カーブでハンドルをきり、或いは道路の凹凸により振動を受けても、御守り100が揺れたり回動してしまうことが無いので、事故の危険を増加させることは無く、本来の交通安全の御守りとしてのありがたみを全うすることができる。また、御守りをビニル製の吸盤部材を介してフロントガラスに吸着させる従来例と異なり、例えば、猛暑日に長時間駐車したとしても、上述した収れん火災のリスクも生じない。尚、例えば、普通自動車のフロントガラスでは、ワンボックスカーでは、比較的、斜面の角度は緩やか(90度に近い)であり、スポーツカーでは、斜面の角度は急(45度に近い)である(空気抵抗をより小さくするため等の流体力学的な理由による)が、本実施形態の御守り100は、その側面部104を蛇腹様に任意の角度に開閉可能であるため、その背面部106をフロントガラスに装着した上で、ワンボックスカーではその側面部104の蛇腹を閉じたまま、或いは僅かに開き、スポーツカーではその側面部104の蛇腹を全開に開くことで、その車種に合わせた所望の角度位置に「交通安全御守護」と記載された正面部102を設定することができ、この点が本発明の御守りの最大の利点である。尚、普通自動車だけでなく、バス、トラック、重機等の工事車両等、様々な自動車のフロントガラス等に合わせて、この利点を享受できることは言うまでも無い。
本発明は、御守りの取付具・御守り立てとして拡大適用可能である。即ち、御守りの正面部に、例えば、取付枠・立て枠を形成し、或いは前面が透明の取付部・立て部を有し、そこに通常の御守りを嵌め込む構成とする形態も考えられる。即ち、御守りとは別体の取付具であって、該取付具は、蛇腹様に開閉可能な側面部と、任意の物体面に装着可能な背面部とを有し、前記側面部を蛇腹様に開くことで該取付具の正面部の角度位置を調節可能であり、更に、前記正面部に御守りを嵌め込む手段を有している御守りの取付具を構成することができる。また、御守りとは別体の立設具であって、該取付具は、蛇腹様に開閉可能な側面部と、任意の物体面に装着可能な背面部とを有し、前記側面部を蛇腹様に開くことで該取付具の正面部の角度位置を調節可能であり、更に、前記正面部に御守りを嵌め込む手段を有している御守りの立設具を構成することができる。これらの場合も、蛇腹様に開閉可能な側面部と、任意の物体面に装着可能な背面部とを有し、その側面部を蛇腹様に開くことで、御守りの正面部の取付枠・立て枠或いは透明の取付部・立て部に嵌め込んだ「交通安全御守護」と記載された御守り本体を任意の角度位置に調節可能とすることは言うまでも無い。
102、202、302、402、502、602、622、702 正面部
104、204、304、404、504、604、624、704 側面部
106、206、306、406、506、606、626、706 背面部
108、208、308、408、508、608、628、708 底面部
Claims (4)
- 蛇腹様に開閉可能な側面部と、任意の物体面に装着可能な背面部とを有し、前記側面部を蛇腹様に開くことで該御守りの正面部の角度位置を調節可能であることを特徴とする御守り。
- 請求項1に記載の御守りにおいて、前記側面部を開いた状態が扇状になることを特徴とする御守り。
- 請求項1又は2に記載の御守りにおいて、少なくとも前記側面部は紙製であることを特徴とする御守り。
- 蛇腹様に開閉可能な側面部と、該側面部を蛇腹様に開くことで底面部の面積が拡大し、正面側に設けられた御守りを立設可能な構成を有することを特徴とする御守り。
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2020
- 2020-09-15 JP JP2020155019A patent/JP2022048934A/ja active Pending
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